JP2008047567A - ソレノイド・アクチュエータ及びデファレンシャル装置 - Google Patents

ソレノイド・アクチュエータ及びデファレンシャル装置 Download PDF

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義幸 中林
Koji Iizuka
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Abstract

【課題】動作の信頼性を向上することを可能とする。
【解決手段】コイル55が巻き付けられ吸引部68を有した固定鉄心である一側壁65と、一側壁65の吸引部68に対し同軸状に配置され吸引部68により軸方向に吸引移動可能な可動鉄心であるプランジャ49とを備えたソレノイド・アクチュエータ1において、吸引部68の径方向外周側に、吸引部68の径方向の肉厚を減少させるための窪み部89を形成したため、磁力が径方向に流れることを抑制することができること特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等のデファレンシャル装置等に用いるソレノイド・アクチュエータ及びこのソレノイド・アクチュエータを用いたデファレンシャル装置に関する。
従来のソレノイド・アクチュエータとしては、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。
このソレノイド・アクチュエータは、自動車のデファレンシャル装置に適用されたものである。このデファレンシャルの差動は、ソレノイド・アクチュエータによりロック及びアン・ロックできるように構成されている。
ソレノイド・アクチュエータは、コイルが巻き付けられた固定鉄心と固定鉄心の吸引部により軸方向に吸引可能な可動鉄心とを備えている。可動鉄心の吸引移動によりロック・アップ部材を連動させ、デファレンシャル装置をロック・アップすることができる。
可動鉄心のロック・アップのための吸引移動は、コイルへの通電制御により固定鉄心及び可動鉄心間に磁束ループを形成することにより行うことができる。可動鉄心のアン・ロックのためのリターン移動は、コイル・スプリングの弾発力により行われる。
かかるデファレンシャル装置で、アン・ロックを迅速且つ確実に行わせるためには、コイル・スプリングの弾発力を強く設定する。
しかし、単にコイル・スプリングの弾発力を強く設定すると可動鉄心の吸引移動に影響し、ロック・アップが困難となる恐れがある。
すなわち、従来の構造では、可動鉄心の吸引移動のストロークと固定鉄心の吸引力の変化との関係が、必ずしもコイル・スプリングの弾発力のストローク変化に対応したものとはならず、可動鉄心の吸引移動のストロークの途中で吸引力が落ち込むことで作動不良を招く恐れがあり、信頼性に欠けるという問題があった。
特開2005−240861号公報参照
解決しようとする問題点は、可動鉄心の吸引移動のストロークの途中で吸引力が落ち込むことで作動不良を招く恐れがあり、信頼性に欠ける点である。
本発明は、動作の信頼性を向上するため、コイルが巻き付けられ吸引部を有した固定鉄心と、該固定鉄心の吸引部に対し同軸状に配置され該吸引部により軸方向に吸引移動可能な可動鉄心とを備えたソレノイド・アクチュエータにおいて、前記吸引部の径方向外周側に、該吸引部の径方向の肉厚を減少させるための窪み部を形成したことを最も主要な特徴とする。
本発明は、コイルが巻き付けられ吸引部を有した固定鉄心と、該固定鉄心の吸引部に対し同軸状に配置され該吸引部により軸方向に吸引移動可能な可動鉄心とを備えたソレノイド・アクチュエータにおいて、前記吸引部の径方向外周側に、該吸引部の径方向の肉厚を減少させるための窪み部を形成したため、磁力が径方向に流れることを抑制することができる。従って、可動鉄心の吸引移動のストロークの途中で吸引力が落ち込むことを抑制し、確実な動作により信頼性向上を図ることができる。
動作の信頼性を向上するという目的を、吸引部の窪み部により実現した。
[4輪駆動車]
図1は、本発明に係るソレノイド・アクチュエータを適用したデファレンシャル装置の配置を示す4輪駆動車のスケルトン平面図である。
図1は、常時4輪駆動車を例に示し、本発明の実施例1に係るソレノイド・アクチュエータ1は、デファレンシャル装置としてのフロント・デフ3に適用されている。ソレノイド・アクチュエータ1の動作により、フロント・デフ3はロック・アップできるようになっている。
フロント・デフ3は、デフ・キャリヤ4に軸受けを介して回転自在に支持されている。フロント・デフ3には、左右のアクスル・シャフト5,7を介して左右の前輪9,11が連動連結されている。フロント・デフ3のリング・ギヤ13にはベベル・ギヤ15が噛み合っている。ベベル・ギヤ15には、エンジン17からトランスミッション19、トランスファ21、プロペラ・シャフト23を介してトルクが入力されるようになっている。
前記トランスファ21からは、他方においてプロペラ・シャフト25を介しリヤ・デフ27にトルクが伝達されるようになっている。リヤ・デフ27には、左右のアクスル・シャフト29,31を介して左右の後輪33,35が連動連結されている。
そして、エンジン17のトルクは、トランスミッション19からトランスファ21へ伝達される。トランスファ21からは、一方ではプロペラ・シャフト23、ベベル・ギヤ15を介してフロント・デフ3のリング・ギヤ13に伝達される。フロント・デフ3からは、左右のアクスル・シャフト5,7を介して、左右の前輪9,11にトルク伝達が行われる。
前記トランスファ21から、他方ではプロペラ・シャフト25を介して前記リヤ・デフ27にトルク伝達が行われる。リヤ・デフ27からは、左右のアクスル・シャフト29,31を介して左右の後輪33,35にトルク伝達が行われる。
従って、左右の前輪9,11、左右の後輪33,35によって四輪駆動状態で走行することができる。前記ソレノイド・アクチュエータ1の動作でフロント・デフ3がロックされているときには、フロント・デフ3の差動がロックされ、悪路での走行性を向上させることができる。
[デファレンシャル装置]
フロント・デフ3は、例えば図2のようになっている。図2は、フロント・デフ3のアン・ロック状態及びロック状態の断面図である。図2の上半分がアン・ロック状態、同下半分がロック・アップ状態を示している。この図2は、図1とは左右逆となっており、図2の右が図1の左であり、同左が同右である。
図2のように、フロント・デフ3には、デフ・ケース37内にデファレンシャル機構の左右のサイド・ギヤ39,41が回転自在に設けられている。サイド・ギヤ39,41には、ピニオン・ギヤ43が噛み合っている。ピニオン・ギヤ43は、デフ・ケース37にピニオン・シャフト45によって回転自在に支持されている。ピニオン・シャフト45は、デフ・ケース37のピン46によって抜け止めが行われている。左右のサイド・ギヤ39,41には、左右前輪9,11のアクスル・シャフト5,7が連動連結されている。
[ソレノイド・アクチュエータ]
図3は、図2のA部の拡大断面図である。
図2,図3のように、ソレノイド・アクチュエータ1は、ソレノイド47とプランジャ49とを備え、ロック・アップ部材51を軸方向に駆動する。
ソレノイド47は、ハーネスを介してコントローラ側に接続されている。ソレノイド47は、電流制御に応じた電磁力を発生するもので、ヨーク53とコイル55とからなっている。
ヨーク53は、磁性体により周回形状に形成された固定鉄心であり、フロント・デフ3の回転軸芯と同心状に配置されている。ヨーク53は、デフ・ケース37に対して相対回転自在であり、デファレンシャル機構のデフ・ケース37側に相対回転可能に径方向及び軸方向に位置決め支持されると共に固定側であるデフ・キャリヤ4に対して回り止めがなされている。
ヨーク53は、外周がデフ・ケース37のヨーク嵌合凹部57に相対回転自在に嵌合して径方向の位置決めがなされている。ヨーク53の外周面に、周溝59が設けられ、デフ・ケース37側の位置決めプレート61が係合して軸方向の位置決めがなされている。位置決めプレート61は、ボルト63によりデフ・ケース37の端面に固定されている。
ヨーク53に対応してデフ・ケース37の一側壁65に吸引部68が形成されている。ヨーク53は、デフ・ケース37に対して軸方向及び径方向に相対移動を抑止されて配置されている。デフ・ケース37の一側壁65は、磁性体により形成され、前記ヨーク53と共に固定鉄心を形成している。
プランジャ49は、周回形状に形成され、固定鉄心の内周側に配置されデフ・ケース37側に軸方向移動可能に支持された可動鉄心である。プランジャ49は、
固定鉄心である一側壁65の吸引部68に対し同軸状に配置され該吸引部68により軸方向に吸引移動可能となっている。プランジャ49は、磁性体の磁力作用部69と非磁性体の連係作用部71とから成っている。連係作用部71は、磁力作用部69に溶接、或いは圧入等によって一体、又は一体的に形成されている。連係作用部71は、デフ・ケース37のボス部72外周に嵌合支持され、軸方向に吸引移動可能となっている。磁力作用部69の端部外周には、緩斜面のテーパ部73が形成されている。
ロック・アップ部材51は、リング状に形成され、デファレンシャル装置3の一側においてデフ・ケース37内に配置されている。ロック・アップ部材51には、一側面に連係凸部75が形成され、他側面に噛合クラッチ歯77が設けられている。
連係凸部75は、デフ・ケース37の一側壁65に周方向複数箇所に形成された連係孔79からプランジャ49側へ突出し、連係作用部71に突き当たっている。噛合クラッチ歯77は、デファレンシャル装置3の噛合クラッチ歯83に噛み合い可能に対向している。噛合クラッチ歯83は、サイド・ギヤ41の背面に設けられている。
サイド・ギヤ41とロック・アップ部材51との間には、ロック・アップ部材51のリターン・スプリング85が設けられている。デフ・ケース37とサイド・ギヤ41との間には、スラスト・ワッシャ87が介設されている。
符号81は、空間であり、ソレノイド47に電流を付与したときにヨーク53,プランジャ49及び一側壁65に形成される磁束ループ80が正規外の磁束漏れを生じないように形成されている。
[吸引部]
図4は、吸引部の拡大断面図、図5(a)は、実施例1に係る固定鉄心としての一側壁の一部切欠斜視図、図5(b)は、比較例の一側壁の一部切欠斜視図である。
図3〜図5のように、吸引部68は、一側壁65に周回状に設けられている。吸引部68は、ヨーク53側へ突出形成されている。吸引部68の径方向外周側には、窪み部89が形成されている。窪み部89は、図5(b)の比較例に対して吸引部68の径方向の肉厚を減少させるものである。図5(b)の比較例は、窪み部の無い従来の一側壁65Aであり、吸引部68Aには、窪み部は形成されず、径方向外周側は大きなアール形状89Aとなっている。
本実施例では、窪み部89により、磁力が径方向に流れることを抑制することができる。窪み部89は、例えば径方向及び軸方向の直交2面91,93で形成されている。
吸引部68の先端には、面93に連続する傾斜面95が形成されている。吸引部68の内周面97は、軸方向に同一径となっている。内周面97内に、磁力作用部69のテーパ部73が嵌入可能となっている。
[ロック、アン・ロック]
ソレノイド47が電流制御されないときには、リターン・スプリング85の付勢力によってロック・アップ部材51が付勢され、噛合クラッチ歯77,83は噛み合わず、デファレンシャル装置3は図2の上半分のようにアン・ロック状態となっている。
従って、デフ・ケース37からピニオン・シャフト45、ピニオン・ギヤ43を介して、左右のサイド・ギヤ39,41側へトルク伝達を行うことができ、また左右のサイド・ギヤ39,41間の差動回転も許容されることになる。
こうして、デファレンシャル装置3は、前輪9,11間の差動を許容した状態でトルク伝達を行うことができる。
ソレノイド47が通電によって電流制御されると、ヨーク53、一側壁65及びプランジャ49の磁力作用部69に渡って磁束が形成され、プランジャ49が軸方向に吸引移動される。
このプランジャ49の移動によって、連係作用部71がロック・アップ部材51を押圧移動させる。この押圧移動によりロック・アップ部材51がリターン・スプリング85の付勢力に抗して移動する。ロック・アップ部材51の移動によって、噛合クラッチ歯77が噛合クラッチ歯83に噛み合い、サイド・ギヤ41がロック・アップ部材51を介してデフ・ケース37側に係合ロックされる。この係合ロックによって、デファレンシャル装置3のピニオン・ギヤ43が自転不能となり、デファレンシャル装置3が図2の下半分のようにロック・アップされる。
こうして、デファレンシャル装置3は、前輪9,11間の差動をロックした状態でトルク伝達を行うことができる。
[実施例1の効果]
本発明の実施例1では、コイル55が巻き付けられ吸引部68を有した固定鉄心である一側壁65と、該一側壁65の吸引部68に対し同軸状に配置され該吸引部68により軸方向に吸引移動可能な可動鉄心であるプランジャ49とを備えたソレノイド・アクチュエータ1において、前記吸引部68の径方向外周側に、該吸引部68の径方向の肉厚を減少させるための窪み部89を形成したため、磁力が径方向に流れることを抑制することができる。従って、プランジャ49の吸引移動のストロークの途中で吸引力が落ち込むことを抑制し、確実な動作により信頼性向上を図ることができる。
図6,図7は、プランジャ49の変位と吸引力との関係を示したグラフである。図6,図7において、線分99は、本発明実施例1に係る特性、線分101は、図5(b)の比較例を用いた特性、線分103は、併せて示すリターン・スプリング85の弾発力特性である。
プランジャ49が変位してリターン・スプリング85が撓むと、図6,図7のように、その弾発力が増大する。この弾発力の増大に応じて吸引部68,68Aによる吸引力も増大している。
ここで、図5(a)の実施例1の一側壁65の場合と図5(b)の比較例の場合との相違は、後者に吸引力の落ち込み105が現れている点である。
吸引力の落ち込み105が存在すると、リターン・スプリング85の設定を変更して図6から図7のように弾発力を増大した場合、落ち込み105が弾発力を下回ることがある。このため、弾発力の増大によりロック・アップ部材51のリターンによりアン・ロックを迅速且つ確実に行わせることはできるが、落ち込み105によりロック・アップ部材51のロック・アップ動作に作動不良を招く恐れがあり、信頼性に欠けることになる。
これに対し、吸引力の落ち込み105が存在しない実施例1の構造によれば、リターン・スプリング85の設定を変更して弾発力を極力増大しながら、ロック・アップ部材51のロック・アップ動作も確実に行わせることができる。
図8は、ソレノイド・アクチュエータの起磁力と吸引力との関係のグラフである。図8において、線分107が実施例1に係る特性を示し、線分109が比較例の特性を示している。
図8のように、起磁力が低い領域であっても、プランジャ49に生じる推力を大きく確保することができ、かかる点からもロック・アップ動作の信頼性を維持することができる。
図9、図10は、本発明の実施例2に係り、図9は、フロント・デフの断面図、図10は、図9のB部の拡大断面図である。図9の上半分はアン・ロック状態、同下半分はロック・アップ状態である。
なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にBを付して説明する。
本実施例のデファレンシャル装置3Bは、ソレノイド・アクチュエータ1Bの構造を若干変更した。
実施例1では、一側壁65がヨーク53と相対回転するように配置されていたが、図9,図10のように、本実施例では一側壁65Bがデフ・ケース37Bと別に形成され、ソレノイド47Bのヨーク53Bに熔接などにより一体的に結合されて固定鉄心を構成している。一側壁65Bの吸引部68は、実施例1同様に窪み部89を備えている。
ヨーク53Bは、スライド・リング111に熔接などにより一体的に結合されている。スライド・リング111は、ステンレス、アルミ、銅等の非磁性体により断面L字形に形成され、デフ・ケース37Bのボス部113に相対回転自在に嵌合している。スライド・リング111は、ボス部113に組み付けられたワッシャ115により位置決められている。
ロック・アップ部材51Bの連係凸部75Bには、デフ・ケース37B外において係合プレート117が取り付けられている。係合プレート117の内周側には、連係作用部71Bが軸方向で対向している。
従って、コイル55への電流制御により、ヨーク53B、一側壁65B、及びプランジャ49Bによって磁束ループ80が形成され、可動鉄心としてのプランジャ49Bをリターン・スプリング85の弾発力に抗して軸方向に吸引移動させ、実施例1同様のロック・アップ動作を得ることができる。
また、吸引部68の窪み部89により、実施例1と同様に確実な動作により信頼性向上を図ることができる。
[その他]
ソレノイド・アクチュエータ1,1Bは、フロント・デフ3,3B以外に、リヤ・デフ、センター・デフ、さらにはデファレンシャル装置以外の装置のアクチュエータ、又は電磁バルブに用いられるリニア・ソレノイドとしても適用することができる。
4輪駆動車のスケルトン平面図である(実施例1)。 フロント・デフの断面図である(実施例1)。 図2のA部の拡大断面図である(実施例1)。 吸引部の拡大断面図である(実施例1)。 (a)は、一側壁の一部切欠斜視図(実施例1)、(b)は、比較例の一側壁の一部切欠斜視図である。 プランジャの変位と吸引力との関係を示したグラフである(実施例1及び比較例)。 プランジャの変位と吸引力との関係を示したグラフである(実施例1及び比較例)。 ソレノイド・アクチュエータの起磁力と吸引力との関係のグラフである(実施例1及び比較例)。 フロント・デフ3のアン・ロック状態の断面図である(実施例2)。 図9のB部の拡大断面図(実施例2)。
符号の説明
1,1B ソレノイド・アクチュエータ
3,3B フロント・デフ(デファレンシャル装置)
47,47B ソレノイド
49,49B プランジャ(可動鉄心)
51,51B ロック部材
53,53B ヨーク(固定鉄心)
55 コイル
65,65B 一側壁(固定鉄心)
68 吸引部
89 窪み部
91,93 直交2面

Claims (4)

  1. コイルが巻き付けられ吸引部を有した固定鉄心と、該固定鉄心の吸引部に対し同軸状に配置され該吸引部により軸方向に吸引移動可能な可動鉄心とを備えたソレノイド・アクチュエータにおいて、
    前記吸引部の径方向外周側に、該吸引部の径方向の肉厚を減少させるための窪み部を形成した、
    ことを特徴とするソレノイド・アクチュエータ。
  2. 請求項1記載のソレノイド・アクチュエータであって、
    前記窪み部は、前記径方向及び軸方向の直交2面で形成した
    ことを特徴とするソレノイド・アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2記載のソレノイド・アクチュエータであって、
    前記可動鉄心は、デファレンシャル機構の差動をロック及びアン・ロックするためのロック・アップ部材を駆動する
    ことを特徴とするデファレンシャル装置。
  4. 請求項3記載のデファレンシャル装置であって、
    前記固定鉄心は、前記デファレンシャル機構のデフ・ケース側に相対回転可能に径方向及び軸方向に位置決め支持されると共に固定側に対して回り止めがなされ、
    前記可動鉄心は、前記固定鉄心の内周側に配置され前記デフ・ケース側に軸方向移動可能に支持された
    ことを特徴とするデファレンシャル装置。
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