JP2008047054A - マイクロプロセッサおよびその制御方法 - Google Patents

マイクロプロセッサおよびその制御方法 Download PDF

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真一 米山
Hiroyuki Takai
裕之 高井
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 レジスタバンク切り替え機能によるスループットの低下を抑制できるマイクロプロセッサおよびその制御方法をを実現する。
【解決手段】 本発明のマイクロプロセッサおよびその制御方法は、データをレジスタR0〜Rnに格納した時のバンク番号B0〜BnがR0〜Rnごとに設定されているレジスタペア12と、複数のレジスタペア12を備えたCPUレジスタ11と、CPUレジスタ11の情報がレジスタペア12の単位で退避、回復されるレジスタファイル13と、データを演算処理する前に、当該レジスタペア12のB0〜Bnと現在のバンク番号19とを比較して入れ替え要求信号24を出力する比較器15と、入れ替え要求信号24を受けて、当該レジスタペア12の情報をレジスタファイル13との間で退避、回復するレジスタ入れ替え回路16を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レジスタバンク切り替え機能を有するマイクロプロセッサおよびその制御方法に関する。
マイクロプロセッサにおけるレジスタバンク切り替えは、割り込みやサブルーチンコールの際に行われ、割り込み発生前後もしくはサブルーチンコール前後にCPU(Central Processing Unit)内部の汎用レジスタ(以下、「CPUレジスタ」という。)の内容を一時的に退避したり、退避しておいた内容をCPUレジスタに回復したりするのに使用される。
従来のレジスタバンク切り替え機能は、CPUレジスタとレジスタ退避専用メモリ(以下、「レジスタファイル」という。)の2つの部分で構成され、割り込み処理ルーチン実行前後にCPUレジスタとレジスタファイルとの間で必要なデータの入れ替え(退避および回復。)を行うことで実現されていた(例えば、「特許文献1」を参照。)。
しかしながら、このような従来のレジスタバンク切り替え機能には、割り込み処理前後のバンク切り替え時にCPUのパイプライン動作を停止させるため、マイクロプロセッサのスループットが低下するという問題があった。
このスループットの低下を防ぐため、全バンクのCPUレジスタが常にCPUからアクセス可能となるように、CPUレジスタを全バンクに対応したポート数を備えたRAMまたは必要な数のラッチ回路(以下、「FF」という。)で構成し、割り込み処理実行前後のバンク切り替えを行わないという方法も考えられる。しかし、RAMを実装する場合はCPU動作速度がRAMのアクセスタイムに拘束されスループットの向上は望めない。また、FFを実装する場合はレイアウト面積が非常に大きくなるという問題がある。さらに、いずれの場合も全バンクレジスタに対応したポートを接続させるため大きなレイアウト面積が必要になるという問題がある。特に、近年は、マイクロプロセッサにおけるCPUレジスタのサイズ(ビット幅、およびレジスタ数。)や必要なバンク数が多くなる傾向にあり、全バンクのCPUレジスタを常にCPUからアクセス可能とする構成はごく限られた用途でしか採用できなくなっている。
特開平6−309169号公報
本発明は、レジスタバンク切り替え機能によるスループットの低下を抑制できるマイクロプロセッサおよびその制御方法を提供する。
本発明の一態様によれば、データをレジスタに格納した時のバンク番号がレジスタごとに設定されているレジスタペアと、複数の前記レジスタペアを備えたCPUレジスタと、前記CPUレジスタの情報が前記レジスタペアの単位で専用バスを介して退避、回復される記憶手段と、前記レジスタに格納されているデータを演算処理する前に、当該レジスタペアに設定されている前記バンク番号と現在のバンク番号とを比較し、比較結果に基づいて入れ替え要求信号を出力する比較手段と、前記入れ替え要求信号を受けて、当該レジスタペアの情報を前記記憶手段に退避し、かつ、現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を前記記憶手段から当該レジスタペアへ回復する制御手段を有することを特徴とするマイクロプロセッサが提供される。
本発明の別の一態様によれば、レジスタに格納されているデータの演算処理を実行する前に、前記レジスタごとに設定されているバンク番号と現在のバンク番号を比較する比較ステップと、前記比較ステップでの比較結果に基づいて、当該レジスタおよび当該レジスタに対応して設定されているバンク番号からなるレジスタペアの情報を専用バスを介して記憶手段に退避し、かつ、現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を前記記憶手段から当該レジスタペアへ回復する入れ替えステップと、前記入れ替えステップで更新されたレジスタのデータに対して演算処理を実行する演算実行ステップを有することを特徴とするマイクロプロセッサの制御方法が提供される。
本発明によれば、レジスタバンク切り替え機能によるスループットの低下を抑制できるので、割り込みまたはサブルーチンコールにおける高速処理を実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサを示す回路ブロック図である。ここでは、主に、CPUレジスタ11とそのバンク切り替えにかかわる部分を示した。
本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサは、(n+1)個のレジスタペア12を有するCPUレジスタ11、レジスタペア12の情報を退避、回復するためのレジスタファイル13、現在のバンク番号19を保持するバンクポインタ14、レジスタペア12に設定されたバンク番号と現在のバンク番号19を比較する比較器15、レジスタペア12とレジスタファイル13の間の情報入れ替えを制御するカレントレジスタ入れ替え回路16、バスを選択的に切り替えるための6個の選択回路(以下、「S0〜S5」という。)、CPUレジスタ11のデータを演算する演算器17、および命令コードを解釈する命令デコーダ18を備えている。
CPUレジスタ11の第1の出力は退避専用の入れ替え用バス20を介してレジスタファイル13の入力ポート(退避用ポート)に接続され、第2の出力はS1の第1の入力に接続され、第3の出力はS2の第1の入力に接続され、第4の出力はレジスタバンク番号27として比較器15の第1の入力に接続されている。
レジスタファイル13の出力ポート(回復用ポート)は、回復専用の入れ替え用バス21を介してS0の第1の入力に接続され、同時にバイパス専用の入れ替え用バス22を介してS1の第2の入力およびS2の第2の入力に接続されている。S1の出力は演算器17の第1の入力に接続され、S2の出力は演算器17の第2の入力に接続され、演算器17の出力は内部バス23を介してS0の第2の入力に接続されている。
バンクポインタ14の出力は現在のバンク番号19として比較器15の第2の入力に接続され、比較器15の出力は入れ替え要求信号24としてカレントレジスタ入れ替え回路16の入力に接続されている。
カレントレジスタ入れ替え回路16の第1の出力はストール要求信号25として命令デコーダ18の入力に接続され、第2の出力はS3の第1の入力に接続され、第3の出力はS4の第1の入力に接続され、第4の出力はS5の第1の入力に接続されている。
命令デコーダ18の第1の出力はS3の第2の入力に接続され、第2の出力はS4の第2の入力に接続され、第3の出力はS5の第2の入力に接続されている。
S0の出力はCPUレジスタ11の第1の入力に接続され、S3の出力はCPUレジスタ11の第2の入力に接続され、S4の出力はCPUレジスタ11の第3の入力に接続され、S5の出力はCPUレジスタ11の第4の入力に接続されている。
カレントレジスタ入れ替え回路16の第5〜第10の出力は、それぞれ選択信号26として、S0〜S5の制御入力に接続されている。
命令デコーダ18は、プログラムの命令コードを解釈し、その命令を実行するために必要な信号をCPUレジスタ11、演算器17、および比較器15に対して出力する。
レジスタペア12は、データレジスタ(以下、「R0〜Rn」という。)とバンクレジスタ(以下、「B0〜Bn」という。)とで構成され、B0〜Bnには対応するR0〜Rnにデータが格納された時のそれぞれのバンク番号が格納されている。
R0〜RnおよびB0〜Bnは、複数のデータラッチ回路で構成されている。
B0〜Bnは、命令デコーダ18からの信号により演算の対象となるレジスタペア12が指定されると、レジスタバンク番号27として比較器15へ出力される。
レジスタファイル13は、入出力ポートをそれぞれ1つ備えたRAMであり、CPUレジスタ11から退避されるレジスタペア12の情報を記憶すると同時に、現在のバンク番号19に対応するレジスタペア12の情報をCPUレジスタ11へ出力することができる。
バンクポインタ14は、実行中のプログラムが使用する現在のバンク番号19を常に保持している。
比較器15は、バンクポインタ14からの現在のバンク番号19とCPUレジスタ11からのレジスタバンク番号27を比較し、これらが異なる場合に、入れ替え要求信号24を生成してカレントレジスタ入れ替え回路16へ出力する。
演算器17は、命令デコーダ18の信号によって指定されたR0〜Rnのデータを演算処理し、その演算結果を内部バス23を介してCPUレジスタ11に出力する。演算結果が格納されるR0〜Rnは命令デコーダ18の信号によって指定される。
カレントレジスタ入れ替え回路16は、入れ替え要求信号24を受けて、命令デコーダ18に対してパイプライン動作の停止を指示するストール要求信号25を出力する。そして、CPUレジスタ11およびレジスタファイル13に対して、入れ替え要求信号24のもとになったレジスタペア12の情報を退避、回復するための信号を出力する。
これにより、CPUレジスタ11にあるレジスタペア12の情報はレジスタファイル13に退避され、レジスタファイル13にある現在のバンク番号19に対応するレジスタペア12の情報がCPUレジスタ11に回復される。必要なレジスタペア12の退避、回復が終了すると、カレントレジスタ入れ替え回路16は、命令デコーダ18に対するストール要求信号25を解除する。
S0〜S5は、複数の2入力1出力セレクタからなるバス切り替えスイッチであり、制御入力への信号に基づいて第1または第2の入力に接続されたバスからの信号を出力する。
例えば、S0は、入れ替え要求信号24によってカレントレジスタ入れ替え回路16がレジスタファイル13からレジスタペア12の情報を回復するよう指示している時は、カレントレジスタ入れ替え回路16からの選択信号26を受けて、回復専用の入れ替え用バス21からの信号をCPUレジスタ11へ出力する。それ以外の時は、内部バス23からの演算結果をCPUレジスタ11へ出力する。
また、S1およびS2は、カレントレジスタ入れ替え回路16がレジスタファイル13からのレジスタペア12の情報をバイパス専用の入れ替え用バス22を介して直接演算器17へ送るよう指示している時は、カレントレジスタ入れ替え回路16からの選択信号26を受けて、バイパス専用の入れ替え用バス22からの信号を演算器17へ出力する。それ以外の時は、CPUレジスタ11からのR0〜Rnを演算器17へ出力する。
次に、上述した構成を持つマイクロプロセッサの制御方法について説明する。
図2は、本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサの制御方法を示すフロー図である。ここでは、主に、割り込み発生時もしくはサブルーチンコール時のレジスタバンク切り替えにかかわる部分を示した。
本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサの制御方法は、バンク番号を比較してCPUレジスタ11の入れ替えを判定するバンク番号判定ステップ(ST31)、パイプライン動作を一時停止させるパイプライン停止ステップ(ST32)、CPUレジスタ11とレジスタファイル13との間でレジスタペア12の情報を退避、回復するレジスタ入れ替えステップ(ST33)、および更新されたR0〜Rnに基づいて演算処理を実行する演算実行ステップ(ST34)を備えている。
ST31では、比較器15が、命令デコーダ18からの信号に従って、バンクポインタ14からの現在のバンク番号19とB0〜Bnからのレジスタバンク番号27とを比較する。これらが異なる時(“NG”)は、比較器15が入れ替え要求信号24をカレントレジスタ入れ替え回路16へ出力し、動作はST32へ移行する。
比較結果が同じ(“OK”)であれば、動作はST34へ移行し、通常のパイプライン動作で命令コードに相応する演算が実行される。
このように、命令コードを解釈するたびに現在のバンク番号19とレジスタバンク番号27とを比較することで、割り込み発生時またはサブルーチンコール時にCPUレジスタ11の全レジスタペア12を退避、回復する必要がなく、命令コードごとに対象となるレジスタペア12だけを退避、回復することができる。
ST32では、カレントレジスタ入れ替え回路16が、ST31の比較結果に基づいてパイプライン動作を停止させるために、命令デコーダ18に対してストール要求信号25を出力する。このストール要求信号25を受けて、命令デコーダ18は、CPUレジスタ11および演算器17に対してパイプライン動作を停止させる。
ST33では、カレントレジスタ入れ替え回路16が、ST31での入れ替え要求信号24に基づいて命令コードで使用されるレジスタペア12の情報を退避専用の入れ替え用バス20を介してレジスタファイル13へ退避し、同時に、現在のバンク番号19に対応したレジスタペア12の情報を回復専用の入れ替え用バス21を介してレジスタファイル13から回復する。
この入れ替えは、レジスタペア12の単位で順次行われ、その命令コードで必要となるレジスタペア12だけが更新される。そして、演算器17のパイプライン動作が開始可能な状態になると、カレントレジスタ入れ替え回路16が命令デコーダ18に対するストール要求信号25を解除し、動作は、ST34へ移行する。
ST34では、演算器17が、ST33で更新されたR0〜Rnに対して演算処理を実行する。ST33とST34は一部並列処理される。すなわち、レジスタペア12の退避、回復(ST333)をしながら、同時に、レジスタペア12からのR0〜Rnの読み出しと演算器17での演算実行(ST34)が行われる。
図3は、本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサの制御方法におけるレジスタバンク切り替え動作の詳細を示す波形図である。ここでは、一例として、CPUが命令“ADD R5,R3,R4 (R3とR4のデータを加算して演算結果をR5へ格納する。)”を実行する場合の入れ替え要求信号24、ストール要求信号25、および入れ替え用バス20〜22の波形をシステムクロックと共に模式的に示した。
図3では、入れ替え用バス20〜22を1つの波形に縮約して示してある。また、パイプラインステージはシステムクロックに同期しており、Dステージ以降はST33とST34が並列動作している。
Fステージでは、命令デコーダ18が命令コード(“ADD R5,R3,R4”)を解釈し、CPUレジスタ11、演算器17、および比較器15へ必要な信号を出力する。
DSステージは2システムクロックで構成され、最初のDS(1)ステージでは、比較器15が入れ替え要求信号24をカレントレジスタ入れ替え回路16へ出力する。これを受けて、カレントレジスタ入れ替え回路16が、命令デコーダ18へストール要求信号25を出力し、命令デコーダ18はパイプライン動作を停止させる。
後続のDS(2)ステージでは、カレントレジスタ入れ替え回路16がレジスタR3の入れ替えを指示する信号をCPUレジスタ11およびレジスタファイル13へ出力し、R3およびB3が入れ替え用バス20および21を介して更新される。
すなわち、レジスタペア12にある情報(R3およびB3)が退避専用の入れ替え用バス20を介してレジスタファイル13へ転送され、同時にレジスタファイル13にある現在のバンク番号19に対応した情報が回復専用の入れ替え用バス21を介して同じレジスタペア12へ転送される。
このデータ更新は、1システムクロック、つまり、DS(2)ステージ内で完了する。そして、DS(2)ステージの終了と共にカレントレジスタ入れ替え回路16は、命令デコーダ18へ出力していたストール要求信号25を解除する。これは、次のDステージ以降は、パイプライン動作が可能であることを示している。
Dステージでは、カレントレジスタ入れ替え回路16が、レジスタR4の入れ替えを指示する信号をCPUレジスタ11およびレジスタファイル13へ出力し、R4およびB4が入れ替え用バス20〜22を介して更新される。レジスタペア12更新の詳細は、DS(2)ステージと同様である。
DS(2)ステージと異なるのは、Dステージでは、バイパス専用の入れ替え用バス22を介して演算器17にも直接R4が転送されることである。これは、演算器17でのパイプライン動作を1システムクロック早く開始するためである。
Eステージでは、演算器17がR3とR4の加算を実行すると同時に、カレントレジスタ入れ替え回路16がレジスタR5の入れ替えを指示する信号をCPUレジスタ11およびレジスタファイル13へ出力し、R5およびB5が入れ替え用バス20および21を介して更新される。
レジスタペア12更新の詳細は、DS(2)ステージと同様である。ただし、R5の入れ替えはWステージまでに終了していれば良く、また、今の例の場合は、演算結果をR5へ格納するので、実際にはR5およびB5を回復する必要はない。
上記実施例によれば、レジスタバンク切り替え時にレジスタペア12の単位でレジスタファイル13との間で退避、回復を行うので、パインライン動作を停止させる期間を2システムクロックに抑制できる。このため、レジスタバンク切り替えによるスループットの低下を抑制できるので、割り込みまたはサブルーチンコールにおける高速処理を実現することができる。
上述の実施例では、レジスタペア12は、データ(R0〜Rn)とバンク番号(B0〜Bn)で構成されるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、レジスタペア12における情報の変更履歴をダーティビットとしてさらに備えることにより、無駄なパイプラインストールを抑制するように構成することもできる。
また、上述の実施例では、レジスタファイル13の入出力ポート(退避用および回復用)はそれぞれ1つであるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、入出力ポートの数を増やすことで、さらにパイプラインストールを抑制することもできる。
本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサを示す回路ブロック図。 本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサの制御方法を示すフロー図。 本発明の実施例に係わるマイクロプロセッサの制御方法におけるレジスタバンク切り替え動作の詳細を示す波形図。
符号の説明
11 CPUレジスタ
12 レジスタペア
13 レジスタファイル
14 バンクポインタ
15 比較器
16 カレントレジスタ入れ替え回路
17 演算器
18 命令デコーダ
19 現在のバンク番号
20 退避専用の入れ替え用バス
21 回復専用の入れ替え用バス
22 バイパス専用の入れ替え用バス
23 内部バス
24 入れ替え要求信号
25 ストール要求信号
26 選択信号
27 レジスタバンク番号

Claims (5)

  1. データをレジスタに格納した時のバンク番号がレジスタごとに設定されているレジスタペアと、
    複数の前記レジスタペアを備えたCPUレジスタと、
    前記CPUレジスタの情報が前記レジスタペアの単位で専用バスを介して退避、回復される記憶手段と、
    前記レジスタに格納されているデータを演算処理する前に、当該レジスタペアに設定されている前記バンク番号と現在のバンク番号とを比較し、比較結果に基づいて入れ替え要求信号を出力する比較手段と、
    前記入れ替え要求信号を受けて、当該レジスタペアの情報を前記記憶手段に退避し、かつ、現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を前記記憶手段から当該レジスタペアへ回復する制御手段を有することを特徴とするマイクロプロセッサ。
  2. 前記専用バスは、前記記憶手段から前記CPUレジスタへ情報を回復するための回復専用バスを備え、
    前記レジスタに格納されているデータを演算処理し、演算結果を内部バスへ出力する演算手段と、
    第1の入力に前記回復専用バスが接続され、第2の入力に前記内部バスが接続され、前記制御手段が前記記憶手段から現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を回復する時に、前記制御手段からの選択信号を受けて前記第1の入力を選択して前記CPUレジスタへ出力する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマイクロプロセッサ。
  3. 第1の入力に前記CPUレジスタからのデータが入力され、第2の入力に前記回復専用バスが接続され、前記制御手段が現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を前記記憶手段から回復する時に、前記制御手段からの別の選択信号を受けて前記第2の入力を選択して前記演算手段へ出力する別の選択手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のマイクロプロセッサ。
  4. レジスタに格納されているデータの演算処理を実行する前に、前記レジスタごとに設定されているバンク番号と現在のバンク番号を比較する比較ステップと、
    前記比較ステップでの比較結果に基づいて、当該レジスタおよび当該レジスタに対応して設定されているバンク番号からなるレジスタペアの情報を専用バスを介して記憶手段に退避し、かつ、現在のバンク番号に対応する前記レジスタペアの情報を前記記憶手段から当該レジスタペアへ回復する入れ替えステップと、
    前記入れ替えステップで更新されたレジスタのデータに対して演算処理を実行する演算実行ステップを有することを特徴とするマイクロプロセッサの制御方法。
  5. 前記演算実行ステップは複数に分割されたパイプラインステージで構成され、
    前記入れ替えステップに先立って、前記比較ステップでの比較結果に基づいて、前記演算実行ステップの少なくとも一部の前記パイプラインステージを停止させるパイプライン停止ステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載のマイクロプロセッサの制御方法。
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