JP2008043101A - 回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻線時に巻体内に残留する応力によって、経時的に劣化した絶縁ボビンやモールド樹脂に亀裂などの欠陥が生じることを抑制することができ、巻線の収容部分の容積を確保しつつ、所望形状のコイルを製造することができる回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る回転電動機の製造装置は、筒状部11と、筒状部11の外周面上に形成され、巻線20を収容する収容部を規定する第1および第2鍔部12A,12Bとを有する絶縁体10の第1および第2鍔部12A,12Bを挟み込むように支持する治具30,31と、治具30,31を駆動可能な駆動源33、34とを備える。
【選択図】図9
【解決手段】本発明に係る回転電動機の製造装置は、筒状部11と、筒状部11の外周面上に形成され、巻線20を収容する収容部を規定する第1および第2鍔部12A,12Bとを有する絶縁体10の第1および第2鍔部12A,12Bを挟み込むように支持する治具30,31と、治具30,31を駆動可能な駆動源33、34とを備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法に関する。
回転電動機であるモータは、固定して動かないステータと、回転部分であるロータとを備えている。ステータは、たとえば、複数の電磁鋼板を積層して構成されたステータコアと、このステータコアに設けられたステータコイルとを備えている。このステータコイルに三相電流を流すことにより、その位相差のために生じる合成磁界が回転力となってロータが回転する。
上記のようなステータコイルは、樹脂などにより構成された絶縁ボビンにエナメル線などを巻回し、その後、モールド樹脂を用いてモジュール化して、このモジュール化したステータコイルをステータのスロットに装着する。
しかし、上記のようなステータコイルの製造方法においては、巻線時の張力によって、ボビンが割れたりして、絶縁ボビンの絶縁性が劣化するおそれがあった。さらに、絶縁ボビンが経時的に劣化すると、巻線内に残留する巻線時の応力によって絶縁ボビンが変形すると共に、モールド樹脂に亀裂が入るおそれがある。
そこで、たとえば、特開2005−160300号公報においては、巻枠の鍔部にリブを形成して、巻枠に加わる応力を小さくした回転電動機およびその製造方法が記載されている。
また、特開2005−341631号公報に記載された電磁コイルの製造方法においては、まず、絶縁被覆電線を仮ボビンに巻線を巻回して、その後、ワニス等で硬化する。そして、離型処理を施して、一体化された巻回された巻体を得る。そして、この注型金型を用いて、熱可塑性からなる絶縁ボビンを巻体と一体に成形する。このようにして、巻線時の応力がボビンに残る問題を軽減し、絶縁ボビンおよびモールド樹脂に割れなどの発生を抑制している。
特開2005−160300号公報
特開2005−341631号公報
しかし、特開2005−160300号公報に記載された回転電動機においては、リブの容積分だけ巻線を収容する収容部分の容積が小さくなる。
さらに、特開2005−341631号公報に記載されたステータコイルの製造方法においては、仮ボビンから巻体を離型する際に、巻体内に残留する応力によって、巻体の形状が変形してしまうおそれがある。そして、変形した巻体に絶縁ボビンを樹脂成形すると、ステータスロットに装着することができないおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、巻線時に巻体内に残留する応力によって、経時的に劣化した絶縁ボビンやモールド樹脂に亀裂などの欠陥が生じることを抑制することができ、巻線の収容部分の容積を確保しつつ、所望形状のコイルを製造することができる回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法を提供することである。
本発明に係る回転電動機の製造装置は、筒状部と、筒状部の外周面上に形成され、巻線を収容する収容部を規定する第1および第2鍔部とを有する絶縁体の第1および第2鍔部を挟み込むように支持する治具と、治具を駆動可能な駆動源とを備える。好ましくは、上記治具は、第1鍔部を支持する第1治具と、第2鍔部を支持する第2治具とを含み、第1鍔部と第2鍔部とは、筒状部の軸方向に対して垂直な方向に向かうに従って、互いの距離が大きくなるように傾斜し、筒状部の軸方向の中心軸線に対する第1および第2治具の端面の傾斜角度は、中心軸線に対する第1鍔部および第2鍔部の傾斜角度よりも小さい。好ましくは、上記治具は、第1鍔部を支持する第1治具と、第2鍔部を支持する第2治具とを含み、第1治具は、筒状部内に挿入される突出部を有し、第2治具は、突出部の一部を受け入れる凹部を有する。好ましくは、上記第1鍔部と第2鍔部との少なくとも一方に、治具の一部によって巻線を支持可能となるように治具の一部を受け入れる切欠部を形成する。好ましくは、上記収容部の内周面と巻線との間に形成され、絶縁体の溶融温度より低い溶融温度の樹脂をさらに備える。
本発明に係る回転電動機の製造方法は、上記筒状部と、筒状部に形成され、巻線を収容する収容部を規定する第1鍔部および第2鍔部とが形成された絶縁体を準備する工程と、絶縁体の第1鍔部および第2鍔部を治具で挟み込むように支持した状態で、収容部に巻線を巻回する工程とを備える。
好ましくは、上記第1鍔部と第2鍔部とは、筒状部の軸方向に対して、垂直な方向に向かうに従って、互いの距離が広がるように傾斜し、巻線を巻回する工程は、第1鍔部および第2鍔部を互いに近接するように押圧する工程を含む。
好ましくは、上記収容部の内表面に、絶縁体の溶融温度より低い温度で溶融する樹脂を塗布する工程をさらに備える。好ましくは、上記第1鍔部と第2鍔部との少なくとも一方は、治具の一部を受け入れる切欠部を有し、巻線を巻回する工程は、突出部を切欠部に挿入して、突出部の一部を収納部に位置させた状態で、巻線を巻回する工程を含む。好ましくは、上記巻線が巻回された絶縁体を、ステータコアの内表面に装着する工程と、ステータコアの内表面にモールド用樹脂を塗布する工程とをさらに備える。
本発明に係る回転電動機の製造方法によれば、ボビンの第1および第2鍔部を支持した状態で、巻線を巻回するので、巻線の張力によって、第1および第2鍔部が開くように変形することを抑制することができ、所望の形状とされたコイルを得ることができる。さらに、第1および第2鍔部を支持した状態で、巻線するため、巻線時の張力を大きくしても第1および第2鍔部に変形が生じることを抑制することができ、張力を大きくすることにより、巻線を正確に整列させることができ、鍔部を押圧する応力を低減することができる。
(実施の形態1)
図1から図11を用いて本実施の形態1について説明する。なお、下記の実施の形態では、本発明をハイブリッド車両に搭載されるモータジェネレータ(回転電機)に適用した例について図を用いて説明するが、ハイブリッド車両以外の各種車両(たとえば燃料電池車や電気自動車を含む電動車両)や、産業機器、空調機器、環境機器等の様々な機器に搭載される回転電機に対しても本発明は適用可能である。
図1から図11を用いて本実施の形態1について説明する。なお、下記の実施の形態では、本発明をハイブリッド車両に搭載されるモータジェネレータ(回転電機)に適用した例について図を用いて説明するが、ハイブリッド車両以外の各種車両(たとえば燃料電池車や電気自動車を含む電動車両)や、産業機器、空調機器、環境機器等の様々な機器に搭載される回転電機に対しても本発明は適用可能である。
また、下記の実施の形態において同一または相当する部分には同一の参照符号を付す。さらに、各実施の形態の各構成要素は、全てが必須のものであるとは限らず、一部の構成要素を省略可能な場合があることも当初から予定している。
ここで、まず図1と図2とを用いて、モータジェネレータ(回転電機)を搭載可能なハイブリッド車両1の構成例について説明する。図1は、下記の各実施の形態におけるモータジェネレータを搭載可能なハイブリッド車両の構成例を示す概略図である。図2は、図1に示すモータジェネレータとその近傍の概略構成を示す図である。
なお、図1に示すハイブリッド車両1はFF(Front engine Front wheel drive)方式の車両であるが、下記の各実施の形態におけるモータジェネレータは、このFF方式のハイブリッド車両のみならずFR(Front engine Rear wheel drive)方式のハイブリッド
車両にも適用可能である。FR方式の場合には、一般にエンジン等の配置や、前方のエンジンからプロペラシャフトを介して後輪に動力を伝達する点でFF方式の車両とは構成が若干異なるが、それ以外の基本的な構成は類似しており、またFR方式のハイブリッド車両の構成も周知であるので、本願明細書においては、FR方式のハイブリッド車両についての説明は省略する。
車両にも適用可能である。FR方式の場合には、一般にエンジン等の配置や、前方のエンジンからプロペラシャフトを介して後輪に動力を伝達する点でFF方式の車両とは構成が若干異なるが、それ以外の基本的な構成は類似しており、またFR方式のハイブリッド車両の構成も周知であるので、本願明細書においては、FR方式のハイブリッド車両についての説明は省略する。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、エンジン100と、モータジェネレータ200と、PCU(Power Control Unit)300と、バッテリ400と、動力分割機構500と、ディファレンシャル機構600と、ドライブシャフト700と、前輪である駆動輪800L,800Rとを備える。
図1の例では、エンジン100と、モータジェネレータ200と、PCU300と、動力分割機構500は、エンジンルーム900内に配設される。PCU300は、カウルと前輪のサスペンションとの間の車両側部に設けられる。モータジェネレータ200とPCU300とは、ケーブル3Aにより接続される。PCU300とバッテリ400とは、ケーブル3Bにより接続される。また、エンジン100とモータジェネレータ200からなる動力出力装置は、動力分割機構500を介してディファレンシャル機構600に連結されている。ディファレンシャル機構600は、ドライブシャフト700を介して駆動輪800L,800Rに連結されている。
モータジェネレータ200は、3相交流同期電動発電機であって、PCU300から受ける交流電力によって駆動力を発生する。また、モータジェネレータ200は、ハイブリッド車両1の減速時等においては発電機としても使用され、その発電作用(回生発電)により交流電力を発電し、その発電した交流電力をPCU300へ出力する。
PCU300は、バッテリ400から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ200を駆動制御する。このPCU300は、モータジェネレータ200が発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ400を充電する。動力分割機構500は、たとえばプラネタリギヤ(図示せず)等の各種要素を組合せて構成される。
エンジン100および/またはモータジェネレータ200から出力された動力は、動力分割機構500からディファレンシャル機構600を介してドライブシャフト700に伝達される。そして、ドライブシャフト700に伝達された駆動力は、駆動輪800L,800Rに回転力として伝達されて、車両を走行させることができる。この場合、モータジェネレータ200は電動機として作動する。
他方、車両の減速時等においては、駆動輪800L,800Rあるいはエンジン100によってモータジェネレータ200が駆動される。この場合には、モータジェネレータ200が発電機として作動する。このモータジェネレータ200により発電された電力は、PCU300内のインバータを介してバッテリ400に蓄えられる。
次に、図2を用いて、モータジェネレータ200とその近傍の構成について少し詳しく説明する。
モータジェネレータ200は、上述のように電動機または発電機としての機能を有する回転電機であり、軸受230を介してハウジング210に回転可能に取付けられた回転軸240と、回転軸240に取付けられたロータ(回転子)250と、ステータ(固定子)260とを有する。
ステータ260はステータコア261を有し、ステータコア261にはステータコイル(コイル巻線)が巻回されている。この巻回されたステータコイルの端部であるコイルエンド262は、バスバー(接続導体部あるいは導出部)8を介してハウジング210に設けられた給電用端子台(コネクタ)220と電気的に接続される。給電用端子台220は、給電ケーブル3Aを介してPCU300と電気的に接続される。PCU300は、図1に示すように給電ケーブル3Bを介してバッテリ400と電気的に接続されるので、PCU300と給電ケーブル3A,3Bとを介してバッテリ400とコイル262とが電気的に接続されることとなる。
上記のモータジェネレータ200は、図2に示すように、減速機構270を介してディファレンシャル機構600と接続され、ディファレンシャル機構600は、ドライブシャフト受け部710を介してドライブシャフト700と接続される。よって、モータジェネレータ200から出力された動力は、減速機構270、ディファレンシャル機構600およびドライブシャフト受け部710を介してドライブシャフト700に伝達されることとなる。
図3は、ステータ260の平面図である。ステータ260は、環状に形成されたステータコア261と、このステータコア261の内周面に形成されたステータティースに装着された複数のステータコイル40、41と、各ステータコイル40、41間およびステータコイル40、41とステータコア261との間に充填された樹脂45とを備えている。
ステータコア261は、環状に形成された複数の電磁鋼板を積層して構成されている。なお、ステータコア261は、磁性材料からなる一体の部材から構成してもよい。
図4は、ステータコア261の平面図であり、この図4に示されるように、ステータコア261は、内周に、その径方向に突出する複数のティース(突出部)261aと、ティース261a間に位置するスロット(凹部:溝部)264と、ステータコア261を固定するための固定用穴265とを備えている。
図5は、図3に示すV−V線における断面図であり、この図5に示されるように、各ティース261aに、ステータコイル40、41が装着されている。ステータコイル40、41には、断面形状が略長方形形状とされたステータコイル40と、断面形状が略台形形状とされたステータコイル41とがある。
このように、断面形状の異なるステータコイル40、41を交互に、ステータコア261の内周面に周方向に沿って配置することにより、ステータコイル40、41同士間の隙間を小さくすることができ、無駄スペースの低減を図ることができる。
断面形状が略長方形形状とされたステータコイル40は、インシュレータ(絶縁体)10と、このインシュレータ10に巻回された巻線20とを備えている。
図6は、断面形状が長方形形状とされたインシュレータ10の断面図である。この図6に示されるように、インシュレータ10は、筒状に形成された筒状部11と、筒状部11の表面上に形成され、巻線20が収容される収容部13を規定する鍔部(第1鍔部、第2鍔部)12A、12Bとを備えている。
筒状部11は、筒状部11の軸方向に延在する貫通孔11aが形成されており、筒状部11の両端部に、鍔部12A、12Bが設けられている。
図7は、図6に示されたインシュレータ10をA矢視した際の正面図である。この図7に示されるように、筒状部11の断面形状および貫通孔11aの開口縁部が略長方形形状(多角形形状)とされている。このため、図4に示すステータティース261aを、貫通孔11a内に挿入することにより、ステータコイル40とステータティース261aとが周方向に係合して、ステータコイル40が回転したり、ステータコイル40が位置ずれすることを抑制することができる。
図5において、断面形状が略台形形状とされたステータコイル41は、筒状に形成されたインシュレータ55と、このインシュレータ55に巻回された巻線20とを備えている。図8は、インシュレータ55の断面図を示す。この図8に示されるように、インシュレータ55は、筒状に形成された筒状部57と、筒状部57の外周面上に形成され、巻線を収容する収容部58を規定する鍔部56A,56Bが形成されている。筒状部57にも、開口縁部が多角形形状とされた貫通孔57aが形成されている。
鍔部56Aは、図5に示すように、ステータコア261の内方に向けて配置されている。そして、鍔部56Aの高さは、鍔部56Bの高さより低くされている。
上記のように構成されたステータコイル40、41を製造する巻線装置(回転電動機の製造装置)30および回転電動機の製造方法について説明する。
図9は、本実施の形態1に係る巻線装置30の概略構成を示す断面図である。この図9に示されるように、巻線装置30は、インシュレータ10の鍔部12A,12Bを挟み込むように維持する金型(治具)31、32と、金型31、32を駆動させるアクチュエータ(駆動源)33、34を備えている。
アクチュエータ(ピストン)34は、金型32を、金型31に向けて進退可能に摺動し、金型32が金型31から後退した状態において、インシュレータ10を金型31に装着する。その後、金型32が金型31に向けて進出し、インシュレータ10を金型31、32間で支持する。そして、巻線装置30は、鍔部12A,12Bを金型31、32で支持しつつ、アクチュエータ(モータ)33が金型31を回転させる。なお、金型31、32が鍔部12A,12Bを支持している際には、金型31と金型32は、回転方向に係合しており、一体的に回転する。これにより、インシュレータ10も回転して、図6に示す筒状部11に巻線を巻回することができる。
このように鍔部12A、12Bを支持しつつ巻線を巻回することにより、巻線時の張力を大きくしても、鍔部12A,12Bが変形することを抑制することができる。
さらに、インシュレータ10の変形が抑制されているので、所望の形状にステータコイル40を製造することができ、図4に示すステータティース261aに良好にステータコイル40を装着することができる。
そして、巻線時の張力を大きく確保することができるので、巻線が正確に整列するように巻回することができ、巻線間の隙間を小さくすることができる。これにより、ステータコイル40のコンパクト化を図ることができる。
図10は、巻線時におけるインシュレータ10の拡大断面図である。この図10に示されるように、たとえば、巻線20Aに対して筒状部11側に位置し、巻線20Aを支持する巻線20B,20Cは、巻線20Aから押圧力F1が加えられる。この押圧力F1は、筒状部1の軸方向の中心軸線に対して交差する方向に向いているため、巻線20A,20Bには、鍔部12A,12Bに向かう分力Fmが加えられる。
その一方で、本実施の形態1に係る回転電動機の製造方法によれば、正確に整列させた状態で巻線20を巻回することができるので、筒状部11の軸方向に隣接する巻線20B、20C間の隙間を小さくすることができる。そして、筒状部11の軸線方向に隣接する巻線20B、20C間の隙間の距離が小さくなると、押圧力F1の方向が筒状部11の軸方向に近接するようになり、分力Fmを小さく抑えることができる。
このように、巻線20が鍔部12A,12Bを押圧する押圧力を低減することにより、インシュレータ10が経時的に劣化して、鍔部12A,12Bが、巻線20からの押圧力によって変形することを抑制することができる。これにより、図5において、長年回転電動機を使用しても、各ステータコイル40、31を覆う樹脂45に亀裂が生じることを抑制することができる。
図9において、金型31は、インシュレータ10の貫通孔11aに挿入される突出部37を備えており、金型32の端面には、突出部37の一部を受け入れる凹部32Aが形成されている。
そして、図9に示すように、貫通孔11a内に突出部37を挿入し、突出部37の先端部を凹部32Aに挿入する。この状態で、アクチュエータ33が金型31を回転させて、インシュレータ10を回転させ、巻線20を筒状部11に巻回する。このように、内部から筒状部11を支持した状態で、巻線20を巻回することにより、大きな張力で巻線20を巻回しても、筒状部11に変形が生じることを抑制することができる。
図11は、上記のようにして製造されたステータコイル40の断面図である。この図11において、巻線20が鍔部12A、12Bを押圧する力Fmを小さく抑えられている。このため、鍔部12A,12Bが経時的に劣化して、巻線20を押圧する力Fwが弱くなっても、巻線20からの力Fmによって、生じる鍔部12A,12Bの変形を小さく抑えることができる。なお、図5に示す断面形状が略台形形状とされたステータコイル41についても、ステータコイル40と同様の作用・効果を得ることができる。このようなステータコイル40、41を、図4に示すステータティース261aに装着して、ステータコイル261の内周面に樹脂45をモールドして、図2に示すステータ260およびモータジェネレータ200を製造することができる。
(実施の形態2)
図12から図15を用いて、本実施の形態2に係る回転電動機の製造方法および回転電動機の製造装置について説明する。なお、上記図1から図11に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12から図15を用いて、本実施の形態2に係る回転電動機の製造方法および回転電動機の製造装置について説明する。なお、上記図1から図11に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、本実施の形態2に係る回転電動機の製造方法に用いられるインシュレータの断面図である。この図12に示されるように、本実施の形態2のステータコイルは、貫通孔51aが形成された筒状部51と、筒状部51の軸方向の中心軸線Oに交差するように傾斜する鍔部52A,52Bとを備えたインシュレータ50に巻線を巻回して構成されている。
鍔部52A,52Bは、筒状部11の中心軸線Oに対して垂直な方向に向かうに従って、互いの距離が大きくなるように傾斜している。すなわち、鍔部52A,52Bは、互いに広がるように傾斜している。
図13は、図12のように構成されたインシュレータ10の筒状部51に巻線20を巻回する巻線装置30の概略構成を示す図である。この図13に示されるように、金型31、32の端面は、図12に示す中心軸線Oに対して略直交しており、中心軸線Oに対する金型31、32の端面の傾斜角度は、図12に示す鍔部52A,52Bの傾斜角度θより小さくなっている。このため、金型31、32の端面で鍔部52A,52Bを押圧すると、鍔部52A,52Bは、筒状部51に対して略垂直となるように立ち上がる。このように、予め収容部53が広がるように傾斜する鍔部52A,52Bを、鍔部52A,52Bが互いに近接するように金型31、32で押圧した状態で、巻線20を筒状部11に巻回する。
なお、中心軸線Oに対する鍔部52A、52Bの傾斜角度θは、図12に示すように、鍔部52A,52Bの表面に平行な直線と中心軸線Oとの交差角度のうち、大きい交差角度を意味する。
図14は、図13に示す巻線装置30によって製造されたステータコイル40の断面図である。この図14において、鍔部52A,52Bは、予め収容部53の容量が大きくなるように、互いに広がるように形成されているので、金型31、32から外されると、鍔部52A,52Bは、また、元の状態に戻ろうとして広がる。
このため、鍔部52A,52Bによって規定される収容部53の容積が、図13において、巻線工程時における収容部53の容積よりも大きくなる。巻線工程時における張力によって、巻線20を巻回して形成された巻体内の残留応力を緩和することができる。このように巻体内の残留応力を緩和することにより、巻線20が鍔部52A、52Bを押圧する押圧力を低減することができる。
このように、巻線20が鍔部52A,52Bを押圧する押圧力を低減することにより、経時的にインシュレータ50が劣化しても、鍔部52A,52Bが巻線20からの押圧力によって変形することを抑制することができ、図5に示す樹脂45に亀裂等が発生することを抑制することができる。
なお、図15は、本実施の形態2において、断面形状が略台形形状とされたステータコイル41のインシュレータ55の断面図である。
この図15に示されるように、鍔部52Aの中心軸線Oに対する傾斜角度θ1は、鍔部52Aより高さの高い鍔部52Bの中心軸線Oに対する傾斜角度θ2より小さくされている。
鍔部52Bが収容部53内に位置する表面は、鍔部52Aが収容部53内に位置する表面より、大きいため、鍔部52Bが巻線20から受ける押圧力は、鍔部52Aが巻線20から受ける押圧力より大きくなる。
そこで、上記のように、予め鍔部52Bの傾斜角度θ2の大きさを、傾斜角度θ1より大きくして、巻線工程後に、金型30、31から外されたときに、鍔部52Bが戻る角度を鍔部52Aが戻る角度より大きくして、鍔部52Bが巻線20から受ける押圧力を低減する。
すなわち、インシュレータ55が劣化した際に、鍔部52Bの変形の方が鍔部52Aの変形より大きいため、予め変形量の大きい鍔部52Bに大きな傾斜を加えておくことにより、巻線工程後に巻線20から鍔部52Bに加えられる力を軽減することとしている。
このように、本実施の形態2に係る回転電動機の製造方法においても、上記実施の形態1に係る回転電動機の製造方法と同様に、巻線工程後に巻線20が鍔部12A,12Bを押圧する押圧力を低減することができるので、上記実施の形態1の回転電動機の製造方法と同様の作用・効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図16から図18を用いて、本実施の形態3に係る回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法について説明する。なお、図1から図15に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図16から図18を用いて、本実施の形態3に係る回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法について説明する。なお、図1から図15に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図16は、本実施の形態3に係るインシュレータ60の正面図であり、図17は、図16に示されたインシュレータの側断面図である。この図16に示されるように、インシュレータ60の一方の鍔部62Aに収容部63に連通する切欠部69が形成されている。図18は、図16に示されたインシュレータ60の筒状部61に巻線20を巻回する工程を示す断面図である。
この図18に示されるように、金型31の端面には、図16に示す切欠部69に挿入される突出部31Aが形成されている。そして、この突出部31Aの一部が切欠部69から図17に示す収容部63内に達した状態で、筒状部61に巻線20を巻回する。このように、巻線20が収容される容積を突出部31Aで低減した状態で巻線20を巻回した後、突出部31Aを収容部63から抜き取る。これにより、巻線20を収容する空間が広がり、巻線20内の内部応力が緩和される。
このように、巻線工程における張力によって巻線20内に生じる内部応力を低減することができるため、巻線20が鍔部62A、62Bを押圧する力を低減することができ、鍔部62A,62Bの変形を低減することができる。なお、本実施の形態3においては、切欠部69を鍔部62Aのみならず鍔部62Bに形成してもよい。
(実施の形態4)
図19から図22を用いて、本実施の形態4に係る回転電動機の製造方法および回転電動機の製造装置について説明する。なお、上記図1から図18に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図19から図22を用いて、本実施の形態4に係る回転電動機の製造方法および回転電動機の製造装置について説明する。なお、上記図1から図18に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図19は、本実施の形態4に係る回転電動機の巻線工程前の工程におけるインシュレータ10の側断面図である。この図19に示されるように、巻線工程前に、インシュレータ
10の収容部13の内表面にたとえば、ワックス等の樹脂80を塗布する。なお、樹脂80としては、インシュレータ10の溶融温度より低い溶融温度の樹脂が採用される。
10の収容部13の内表面にたとえば、ワックス等の樹脂80を塗布する。なお、樹脂80としては、インシュレータ10の溶融温度より低い溶融温度の樹脂が採用される。
図20は、本実施の形態4における巻線工程を示す断面図である。この図20に示されるように、金型31、32で、鍔部12A,12Bを支持した状態で巻線20を筒状部11に巻回する。
この巻線工程においては、樹脂80は溶融しておらず、収容部13の容積が樹脂80によって狭められており、巻線20は、この狭められた収容部13内に位置する筒状部11に巻回される。
図21は、巻線工程後におけるインシュレータ10の側断面図であり、この図21に示されるように、巻線工程後においても、樹脂80は固形状態であり、巻線20の収容部13の容積が狭められている。
その後、製造されたステータコイル40を図5に示すステータコア261に装着する。そして、樹脂(モールド用樹脂)45を、たとえば、エポキシ樹脂のようにモールド成形可能な樹脂材料を用いてステータコア261の内周面に成形する工程においては、温度がたとえば、150度程度となるため、図22に示すように樹脂80が溶融する。
樹脂80が溶融すると、樹脂80が巻線20間の隙間や巻線20と鍔部12A,12Bとの間の隙間に入り込み、収容部13内の容積が広くなる。このため、巻線20内の内部応力が緩和され、巻線20が鍔部12A,12Bを押圧する力を低減することができる。このため、本実施の形態4に係る回転電動機の製造方法によっても、上記実施の形態1〜3と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、本実施の形態4においては、鍔部12Aの内側面に塗布されているが、これに限られない。たとえば、筒状部11の外表面上に塗布してもよい。筒状部11の外表面上に塗布すると、樹脂45をモールドする際に、樹脂80が溶融し、図10に示す巻きつけ力F0が低減され、分力F1を低減することができる。これにより、経時的にインシュレータ10が劣化しても、インシュレータ10の変形を抑制することができる。さらには、略多角形形状に形成された筒状部11の外表面のうち、角部に位置する部分に樹脂80を形成するのが好ましい。角部では、巻線20からインシュレータ10に加えられる応力が他の部分より大きいため、当該部分の応力を緩和することにより、インシュレータ10の変形を効果的に抑制することができる。
さらに、図8に示すように、断面形状が略台形形状とされたインシュレータ55においては、鍔部56A,56Bのうち、筒状部57の軸方向の中心軸線に対して垂直な方向の高さが高い方の鍔部56Aの内側面のうち、外周縁部側に位置する部分に周方向に沿うように樹脂を塗布する。インシュレータ55においては、鍔部56Aの外周縁部側に位置する部分の応力を低減するとことにより、鍔部56Aにかかるモーメントを効率的に低減することができ、鍔部56Aの変形を小さく抑えることができる。
なお、本実施の形態4においては、樹脂80としては、熱硬化性樹脂が好ましい。樹脂80として、熱硬化性樹脂を採用することにより、一旦、樹脂45を形成する際に溶融し、その後、冷却されて硬化すると再度溶融せず、収容部13内に残留させることができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の各実施の形態の構成を適宜組合せることも当初から予定している。また、今回開示した実施の形態はすべての点での例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明は、集中巻の回転電動機の製造方法およびその回転電動機の製造装置に好適である。
1 ハイブリッド車両、10 インシュレータ、11 筒状部、11a 貫通孔、12A,12B 鍔部、20 巻線、30 巻線装置、31,32 金型、33 アクチュエータ、40,41 ステータコイル、100 エンジン、200 モータジェネレータ、O 中心軸線、θ,θ1,θ2 傾斜角度。
Claims (10)
- 筒状部と、前記筒状部の外周面上に形成され、巻線を収容する収容部を規定する第1および第2鍔部とを有する絶縁体の前記第1および前記第2鍔部を挟み込むように支持する治具と、
前記治具を駆動可能な駆動源とを備える、回転電動機の製造装置。 - 前記治具は、前記第1鍔部を支持する第1治具と、前記第2鍔部を支持する前記第2治具とを含み、
前記第1鍔部と前記第2鍔部とは、前記筒状部の軸方向に対して垂直な方向に向かうに従って、互いの距離が大きくなるように傾斜し、
前記筒状部の軸方向の中心軸線に対する前記第1および第2治具の端面の傾斜角度は、前記中心軸線に対する前記第1鍔部および前記第2鍔部の傾斜角度よりも小さい、請求項1に記載の回転電動機の製造装置。 - 前記治具は、前記第1鍔部を支持する第1治具と、前記第2鍔部を支持する前記第2治具とを含み、
前記第1治具は、前記筒状部内に挿入される突出部を有し、
前記第2治具は、前記突出部の一部を受け入れる凹部を有する、請求項1に記載の回転電動機の製造装置。 - 前記第1鍔部と前記第2鍔部との少なくとも一方に、前記治具の一部によって前記巻線を支持可能となるように前記治具の一部を受け入れる切欠部が形成された、請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転電動機の製造装置。
- 前記収容部の内周面と前記巻線との間に形成され、前記絶縁体の溶融温度より低い溶融温度の樹脂をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転電動機の製造装置。
- 筒状部と、前記筒状部に形成され、巻線を収容する収容部を規定する第1鍔部および第2鍔部とが形成された絶縁体を準備する工程と、
前記絶縁体の前記第1鍔部および第2鍔部を治具で挟み込むように支持した状態で、前記収容部に巻線を巻回する工程と、
を備えた、回転電動機の製造方法。 - 前記第1鍔部と前記第2鍔部とは、前記筒状部の軸方向に対して、垂直な方向に向かうに従って、互いの距離が広が
るように傾斜し、
前記巻線を巻回する工程は、前記第1鍔部および前記第2鍔部を互いに近接するように押圧する工程を含む、請求項6に記載の回転電動機の製造方法。 - 前記収容部の内表面に、前記絶縁体の溶融温度より低い温度で溶融する樹脂を塗布する工程をさらに備える、請求項6または請求項7に記載の回転電動機の製造方法。
- 前記第1鍔部と前記第2鍔部との少なくとも一方は、前記治具の一部を受け入れる切欠部を有し、
前記巻線を巻回する工程は、前記突出部を前記切欠部に挿入して、前記突出部の一部を前記収納部に位置させた状態で、前記巻線を巻回する工程を含む、請求項6から請求項8のいずれかに記載の回転電動機の製造方法。 - 前記巻線が巻回された前記絶縁体を、ステータコアの内表面に装着する工程と、
前記ステータコアの内表面にモールド用樹脂を塗布する工程とをさらに備えた、請求項6から請求項9のいずれかに記載の回転電動機の製造方法。
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JP2006215941A JP2008043101A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 回転電動機の製造装置および回転電動機の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135202A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Infranor Holding Sa | スロットレス電気機械用の円筒形巻線を製造するための方法 |
WO2019043826A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機、圧縮機、空気調和機、及び、電動機の製造方法 |
JP2019122212A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-22 | トヨタ自動車株式会社 | インシュレータの組付方法 |
-
2006
- 2006-08-08 JP JP2006215941A patent/JP2008043101A/ja not_active Withdrawn
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