JP2008041183A - 磁気転写用マスター体及びサーボパターンの転写方法 - Google Patents

磁気転写用マスター体及びサーボパターンの転写方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 磁気転写用マスター体及びサーボパターンの転写方法に関し、垂直磁気記録媒体に対して垂直印加磁気転写でサーボ信号をオントラックすることを可能にする。
【解決手段】 基体2に設けたサーボパターンに応じた凹凸形状パターン3の両側の傾斜部6を含めた凹部5の幅に対する凸部4の先端部の幅の比を0.4以下にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は磁気転写用マスター体及びサーボパターンの転写方法に関するものであり、特に、垂直磁気記録媒体上に形成されたサーボ領域へのサーボパターンの転写を転写波形が上下ほぼ対称になるように行うための凹凸パターン形状に特徴のある磁気転写用マスター体及びサーボパターンの転写方法に関するものである。
磁気ディスク上での位置決めをするために、データ領域と交互にサーボ領域が形成されているが、従来、サーボ領域に記録するサーボデータはSTW(Servo Track Writing)によって、専用ヘッドを用いて記録されてきた。
この磁気ディスク上のサーボ領域では、上流側からプリアンブル域、サーボマーク域及びサーボデータ域の順番で区画されている。
プリアンブル域では、周方向に沿って均一な間隔で交互に正負の磁極が形成され、また、サーボデータ域では、半径方向に変化する所定のパターンで磁極が形成され、HDD(ハードディスクドライブ装置)ではプリアンブル域で読み出される磁気情報から同期信号が得られる。
また、サーボデータ域から読み出される磁気情報に基づきヘッドは正確に記録トラック上に位置決めされることになる。
しかしながら、近年のハードディスクの高密度化に伴い、データ領域の記録密度が増加するに従い、ヘッドの位置決めに必要なサーボ情報にも、さらなる高密度化が求められているが、磁気記録装置における高記録密度化が進むにつれ、従来のヘッド記録によるサーボ情報記録では、サーボライト時間の増大やサーボ記録精度劣化が懸念されている。
そこで、あらかじめサーボ情報がパターニングされている磁気転写用マスター体を用いて、一括してサーボ情報を記録する磁気転写方式が注目されている。
この磁気転写法とは予めサーボ情報が記録された磁気転写用マスター体を磁界印加しながら媒体に密着するだけでサーボ情報が記録できるというものであり(例えば、特許文献1参照)、この磁気転写方式によれば、一括記録のため時間コストを大幅に削減できるとともに、静的な記録であるため高精度なサーボ記録を期待することができる。
ここで、図10を参照して、従来の磁気転写用マスター体を説明する。
図10参照
図10は、従来の磁気転写用マスター体の概念的構成図であり、ここではサーボパターンを形成した領域の断面を示している。
シリコン基板61上に、露光或いはナノインプリント技術を用いてレジストによるサーボパターン62を形成し、ドライエッチングによってレジストに刻印されたサーボパターン62の図形を下地のシリコン基板61に転写して凹部63を形成する。
次いで、サーボパターン62を除去したのち、NiをメッキすることによってNiスタンパ64を形成する。
次いで、シリコン基板61を剥離してNiスタンパ64を取り出したのち、Niスタンパ64の表面に厚さが、例えば、200nmのCoFe等の磁性膜65を成膜することによって磁気転写用マスター媒体が完成する。
なお、実際には、微細にエッチングしているので、最下図に示すように、凹部63の側壁は70°〜90°の傾斜を有するテーパ状になっている。
一方、磁気記録媒体に関しては、従来の面内記録媒体に代わり垂直記録化が進んでおり、磁気転写方式も媒体に水平に磁界を印加する方式、垂直に印加する方式が存在する。
垂直に磁界を印加する転写方式は、初期化磁界を媒体面垂直方向に印加後、磁気転写用マスター体を密着させ初期化と逆方向に磁界を印加してサーボパターンを転写する方式である。
特開2003−141715号公報
しかし、磁気記録方式が、面内記録から垂直記録方式に変移するに伴い、磁気転写に際してマスター側に要求される条件がより厳しくなってきている。
その一例として、面内記録において磁気転写で記録されたサーボ信号を基にオントラックすることができた磁気転写用マスター体を垂直記録に適用した場合、転写波形が上下非対称となり、オントラックすることができないといった垂直印加磁気転写に特有の問題が生じているので、この事情を図11を参照して説明する。
図11参照
図11は、従来構造の磁気転写用マスター体を用いて垂直印加磁気転写後の媒体にかかる転写磁界波形図であり、ここでは、有限要素法を用いたシミュレーション結果を示している。
図から明らかなように転写波形が上下非対称になっており、磁気転写時に用いる印加磁界の方向によって、媒体記録層にかかる転写磁界強度分布が変化することに起因している。
したがって、本発明は、垂直磁気記録媒体に対して垂直印加磁気転写でサーボ信号をオントラックすることを可能にすることを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記の課題を解決するために、本発明は、垂直磁気記録媒体に転写するサーボパターンに応じた凹凸形状パターン3を有する磁気転写用マスター体1であって、基体2に設けた凹凸形状パターン3の両側の傾斜部6を含めた凹部5の幅に対する凸部4の先端部の幅の比が0.4以下であることを特徴とする。
このように、基体2に設けた凹凸形状パターン3の両側の傾斜部6を含めた凹部5の幅に対する凸部4の先端部の幅の比を0.4以下にすることによって、転写波形をほぼ上下対称とすることができ、それによって、サーボデータのオントラックが可能になる。
この場合、傾斜部6の傾斜角θを70°≦θ<90°とすることが望ましく、それによって、マスター体1のパターン凸部4先端を狭くして磁気転写時に媒体と接触することができるので、従来のマスター体1と比較して、垂直印加転写時に媒体にかかる磁界強度の上下非対称性を解消することができ、面内印加並みの転写性能を得ることが可能となる。
或いは、傾斜部6は凸部4の先端部近くのみに設けても良く、その場合には、傾斜部6の下端が凸部4の高さの上部1/5よりも下に位置するように構成することが望ましく、それによって、高密度記録に対応することができる。
また、凹部5の少なくとも一部を非磁性体で埋め込んでも良く、それによって、磁気転写工程に伴う凸部4先端の磁性膜7の摩耗を軽減することができる。
上述の構成の磁気転写用マスター体1を垂直磁気記録媒体に当接させた状態で、磁気転写用マスター体1及び垂直磁気記録媒体に対して垂直方向の直流磁界を印加することにより、サーボデータのオントラックが可能になる。
また、上述のサーボパターンの転写方法によりサーボパターンを転写することにより、高密度記録されたサーボデータを有する垂直磁気記録媒体を構成することができる。
発明においては、マスター体のパターン凸部先端を狭くして磁気転写時に媒体と接触させているので、従来のマスター体と比較して、垂直印加転写時に媒体にかかる磁界強度の上下非対称性を解消することができ、面内磁気記録媒体に対する磁気転写と同様の転写性能を得ることが可能となる。
本発明は、基体に設けたサーボパターンに応じた形状の凹凸形状パターンの両側の傾斜部を含めた凹部の幅に対する凸部の先端部の幅の比を0.4以下とし、傾斜部の傾斜角θを70°≦θ<90°にするか、或いは、傾斜部の下端が凸部の高さの上部1/5よりも下に位置するように傾斜部を凸部の先端部近くのみに設けたものであり、この磁気転写用マスター体を垂直磁気記録媒体に当接させた状態で、磁気転写用マスター体及び垂直磁気記録媒体に対して垂直方向の直流磁界を印加することにより、サーボデータをオントラックするものである。
ここで、図2及び図3を参照して、本発明の実施例1の磁気転写用マスター体を説明する。
図2参照
まず、シリコン基板11上にレジストを塗布し、露光或いはナノインプリント技術を用いてサーボパターンに応じたレジストパターン12を形成する。
次いで、ドライエッチングによりレジストパターン12に刻印されたサーボパターン図形を下地のシリコン基板11に転写することによって凹部13を形成する。
この時のエッチング条件として、凹部13がV溝形状、或いは、それに近い形状となり、パターンの面内密度に依らない均一な深さとなるエッチング条件を選択する。
ここでは、平行平板型のプラズマエッチング装置を用いて、エッチングガスとしてSF6 を用いて、例えば、0.5Paのガス圧において、基板温度を25℃とし、200Wの高周波パワーを印加することによってエッチングを行う。
次いで、例えば、50℃においてNi電解メッキを施すことによって、Niマスター14を形成する。
次いで、Niマスター14をシリコン基板11毎、常温の水中に浸漬することによって、NiとSiの熱膨張係数の差を利用してNiマスター14をシリコン基板11から剥離する。
次いで、スパッタリング法を用いてNiマスター14の表面に厚さが、例えば、200nmのCoFeからなる磁性膜15を成膜することによって磁気転写用マスター体の基本構成が完成する。
図3参照
図3の上図は、実施例1の磁気転写用マスター体を用いて垂直磁気転写した後の垂直磁気記録媒体にかかる転写磁界波形のシミュレーション結果を示したものであり、図11に示した従来例に比べて、転写磁界波形の上下対称性が飛躍的に改善されている。
なお、このシミュレーションにおいては有限要素法を用い、下図に示す凸部16の高さが0.2μm、凹凸のピッチを200nmとし、x:1がx<0.4の場合を示している。
なお、図2に示した磁気転写用マスター体の場合には、図面状の尖頭状になっているがx=0.35となる。
この様に、本願発明の実施例1においては、磁気転写用マスター体のパターン凸部先端を狭くして磁気転写時に媒体と接触させているので、従来のマスター体と比較して、垂直印加転写時に媒体にかかる磁界強度の上下非対称性を解消することができる。
次に、図4及び図5を参照して、本発明の実施例2の磁気転写用マスター体を説明する。
図4参照
まず、上記の実施例1と同様に、シリコン基板21上にレジストを塗布し、露光或いはナノインプリント技術を用いてサーボパターンに応じたレジストパターン22を形成する。
次いで、ドライエッチングによりレジストパターン22に刻印されたサーボパターン図形を下地のシリコン基板21に転写することによって凹部23を形成する。
この時のエッチング条件として、まず、反応性イオンエッチングにより凹部24の形状がレジストパターン12の凹部に限りなく近い形状になるようにエッチングしたのち、順テーパがつくエッチング条件を用いて、V溝形状、或いは、それに近い形状の尖凹部25を形成する。
ここでは、平行平板型のプラズマエッチング装置を用いて、まず、第1段階のエッチングにおいては、エッチングガスとしてSF6 を用いて、例えば、0.5Paのガス圧において、基板温度を25℃とし、200Wの高周波パワーを印加することによってエッチングを行う。
次いで、第2段階のエッチングにおいては、エッチングガスとしてSF6 を用いて、例えば、5.0Paのガス圧において、基板温度を25℃とし、50Wの高周波パワーを印加することによってエッチングを行う。
以降は、上記の実施例1と全く同様に、例えば、50℃においてNi電解メッキを施すことによって、Niマスター26を形成する。
次いで、Niマスター26をシリコン基板21毎、常温の水中に浸漬することによって、NiとSiの熱膨張係数の差を利用してNiマスター26をシリコン基板21から剥離する。
次いで、スパッタリング法を用いてNiマスター26の表面に厚さが、例えば、200nmのCoFeからなる磁性膜27を成膜することによって磁気転写用マスター体の基本構成が完成する。
図5参照
図5の上図は、実施例2の磁気転写用マスター体を用いて垂直磁気転写した後の垂直磁気記録媒体にかかる転写磁界波形のシミュレーション結果を示したものであり、この場合も、図11に示した従来例に比べて、転写磁界波形の上下対称性が飛躍的に改善されている。
なお、このシミュレーションにおいては有限要素法を用い、下図に示す垂直部28の高さが0.2μm、尖頭部29の高さが0.04μm、凹凸のピッチを200nmとし、x:1がx<0.4の場合を示している。
なお、図4に示した磁気転写用マスター体の場合には、x=035となる。
この様に、本願発明の実施例2においては、磁気転写用マスター体のパターンの先端部のみを尖頭状にしているので、従来のマスター体と比較して、垂直印加転写時に媒体にかかる磁界強度の上下非対称性を解消することができるとともに、実施例1に比べて磁界強度を大きくすることができる。
次に、図6を参照して、本発明の実施例3の磁気転写用マスター体を説明するが、この実施例3の磁気転写用マスター体は実施例1の磁気転写用マスター体の凹部を非磁性体で埋め込んだものであるので、最終的な断面図のみを示す。
図6参照
上記の実施例1と全く同様にNiマスター14の表面に磁性膜15を形成したのち、スパッタリング法を用いてSiO2 膜17を堆積することによって、凹部をSiO2 膜17で埋め込んだものである。
このように、本発明の実施例3においては、凹部にSiO2 膜17を埋め込んで全体をほぼ平坦にしているので、凸部16が尖頭状であっても、垂直印加転写時に垂直磁気記録媒体に凸部17を当接させた場合の摩耗を低減することができる。
次に、図7を参照して、本発明の実施例4の磁気転写用マスター体を説明するが、この実施例4の磁気転写用マスター体は実施例2の磁気転写用マスター体の凹部を非磁性体で埋め込んだものであるので、最終的な断面図のみを示す。
図7参照
上記の実施例2と全く同様にNiマスター26の表面に磁性膜27を形成したのち、スパッタリング法を用いてSiO2 膜30を堆積することによって、凸部をSiO2 膜30で埋め込んだものである。
このように、本発明の実施例3においては、垂直部28及び尖頭部29からなる凸部をSiO2 膜30で埋め込んで全体をほぼ平坦にしているので、凸部が尖頭状であっても、垂直印加転写時に垂直磁気記録媒体に凸部を当接させた場合の摩耗を低減することができる。
次に、図8を参照して、実施例1の磁気転写用マスター体を用いたサーボパターン転写方法を説明する。
図8参照
まず、スピンドルモータ31に固定した垂直磁気記録媒体40に対して、垂直磁気記録媒体40の面に垂直方向の磁界を印加するための電磁石32,33を設けて、垂直磁気記録媒体40の磁気記録層41の保磁力Hc の2倍以上の磁界を印加して磁気記録層41を垂直方向(図においては上向)に初期化する。
次いで、磁気記録層41の初期化面に上述の磁気転写用マスター体10の磁性膜15を設けた側が接するように密着させたのち、電磁石32,33に流す電流を反転させて初期化方向とは反対方向の磁界を印加して磁気記録層41にサーボパターンを転写してサーボパターン書込領域42を形成し、サーボパターンが転写されない領域がデータ領域43となる。
なお、この場合の磁界強度は、例えば、磁気記録層41の保磁力Hc と同じにする。
次に、図9を参照して、本発明の実施例5の磁気ディスク装置を説明する。
図9参照
図9は、本発明の実施例5の磁気ディスク装置の概念的平面図であり、上記の実施例1乃至実施例4のいずれかの磁気記録用マスター体を用いたサーボパターン転写方法でサーボパターンが転写された垂直磁気記録媒体40は、スピンドルモータ51の回転軸に取り付けられるとともに、ディスククランプリング52によって固定される。
また、ヘッドアーム53の先端部にはサスペンション54を介して磁気センサを備えたスライダー55が取付けられており、垂直磁気記録媒体40の放射方向にシーキング動作を行う。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、実施例1乃至実施例4においては、基板として加工精度の観点からシリコン基板を用いているが、シリコン基板に限られるものではなく、ガラス基板等を用いても良いものである。
また、上記の各実施例においては、マスター基体としてNiを用いているが、Niに限られるものではなく、硬質で電解メッキが可能な素材であればなんでも良く、また、成膜する磁性膜もCoFeに限られるものではなく、NiFeやCoNiFe等の他の磁性膜を用いても良いものである。
また、上記の実施例3及び実施例4においては、平坦化のための埋込層をSiO2 膜で構成しているが、SiO2 膜に限られるものではなく、SiN膜やSiON膜等の他の絶縁膜でも良く、さらに、非磁性であれば導電体を埋込層として用いても良いものである。
また、上記の実施例5のサーボパターンの転写工程においては、サーボパターンのコントラストを明瞭にするために初期化処理をしているが、この初期化処理は必ずしも必要がないものである。
ここで、再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 垂直磁気記録媒体に転写するサーボパターンに応じた凹凸形状パターン2を有する磁気転写用マスター体1であって、基体2に設けた前記凹凸形状パターン3の両側の傾斜部6を含めた凹部5の幅に対する凸部4の先端部の幅の比が0.4以下であることを特徴とする磁気転写用マスター体。
(付記2) 上記傾斜部6の傾斜角θが、70°≦θ<90°であることを特徴とする付記1記載の磁気転写用マスター体。
(付記3) 上記傾斜部6が、上記凸部4の先端部近くのみに設けられ、且つ、前記傾斜部6の下端が、前記凸部4の高さの上部1/5よりも下に位置することを特徴とする付記1記載の磁気転写用マスター体。
(付記4) 上記凹部5の少なくとも一部を非磁性体で埋め込んだことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の磁気転写用マスター体。
(付記5) 付記1乃至4のいずれか1に記載の磁気転写用マスター体1を垂直磁気記録媒体に当接させた状態で、前記磁気転写用マスター体1及び垂直磁気記録媒体に対して垂直方向の直流磁界を印加することを特徴とするサーボパターンの転写方法。
(付記6) 付記5記載のサーボパターンの転写方法により転写したサーボパターンを有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。
(付記7) 付記6記載の垂直磁気記録媒体を搭載したことを特徴とする磁気ディスク装置。
本発明の活用例としては、垂直磁気転写用のマスター体が典型的なものであるが、面内磁気記録媒体に対する磁気転写用マスター体として用いても良いものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1の磁気転写用マスター体の製造工程の説明図である。 実施例1の転写磁界波形の説明図である。 本発明の実施例2の磁気転写用マスター体の製造工程の説明図である。 実施例2の転写磁界波形の説明図である。 本発明の実施例3の磁気転写用マスター体の概念的断面図である。 本発明の実施例4の磁気転写用マスター体の概念的断面図である。 実施例1の磁気転写用マスター体を用いたサーボパターン転写方法の説明図である。 本発明の実施例5の磁気ディスク装置の概念的平面図である。 従来の磁気転写用マスター体の概念的構成図である。 従来構造の磁気転写用マスター体を用いて垂直印加磁気転写後の媒体にかかる転写磁界波形図である。
符号の説明
1 磁気転写用マスター体
2 基体
3 凹凸形状パターン
4 凸部
5 凹部
6 傾斜部
7 磁性膜
10 磁気転写用マスター体
11 シリコン基板
12 レジストパターン
13 凹部
14 Niマスター
15 磁性膜
16 凸部
17 SiO2
20 磁気転写用マスター体
21 シリコン基板
22 レジストパターン
23 凹部
24 凹部
25 尖凹部
26 Niマスター
27 磁性膜
28 垂直部
29 尖頭部
30 SiO2
31 スピンドルモータ
32 電磁石
33 電磁石
40 垂直磁気記録媒体
41 磁気記録層
42 サーボパターン書込領域
43 データ領域
51 スピンドルモータ
52 ディスククランプリング
53 ヘッドアーム
54 サスペンション
55 スライダー
61 シリコン基板
62 サーボパターン
63 凹部
64 Niスタンパ
65 磁性膜

Claims (5)

  1. 垂直磁気記録媒体に転写するサーボパターンに応じた凹凸形状パターンを有する磁気転写用マスター体であって、基体に設けた前記凹凸形状パターンの両側の傾斜部を含めた凹部の幅に対する凸部の先端部の幅の比が0.4以下であることを特徴とする磁気転写用マスター体。
  2. 上記傾斜部の傾斜角θが、70°≦θ<90°であることを特徴とする請求項1記載の磁気転写用マスター体。
  3. 上記傾斜部が、上記凸部の先端部近くのみに設けられ、且つ、前記傾斜部の下端が、前記凸部の高さの上部1/5よりも下に位置することを特徴とする請求項1記載の磁気転写用マスター体。
  4. 上記凹部の少なくとも一部を非磁性体で埋め込んだことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁気転写用マスター体。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気転写用マスター体を垂直磁気記録媒体に当接させた状態で、前記磁気転写用マスター体及び垂直磁気記録媒体に対して垂直方向の直流磁界を印加することを特徴とするサーボパターンの転写方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009289394A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Samsung Electronics Co Ltd サーボパターンを磁気記録媒体に磁気転写するためのマスター記録媒体及びその製造方法

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