JP2008039839A - アニメーション表示方法、アニメーション表示装置、及びプログラム - Google Patents

アニメーション表示方法、アニメーション表示装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アニメーションのスムーズさを失うことなく、また描画されるべきオブジェクトが欠損することのないように処理する。
【解決手段】アニメーションコンテンツを解析する解析手段201と、解析手段201で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画の実行を判断する描画判断手段202と、解析手段201で解析された情報を基に、描画判断手段202で指定されたフレームが描画されると判断された場合に、フレームの描画処理を行いフレームバッファに格納する描画処理手段203と、描画処理手段203で処理されたフレームが表示されるべき時刻を格納して管理する表示時刻管理手段204と、フレームの表示時刻に到達したらフレームバッファ206の表示面を切り替えてディスプレイ207に表示する表示面切替手段205と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アニメーション表示方法、アニメーション表示装置、及びプログラムに関する。
視覚的にスムーズなアニメーションを再生するのには、30分の1秒程度の時間を規定時間として繰り返し描画を行うことが必要である。グラフィックスのアニメーションは、フレーム単位のアニメーションと宣言的アニメーションの2つがあり、前者はフレームごとに図形が記述され、後者はキーとなるフレームと、それらのフレーム間の動作について記述されたものである。両者の場合とも、グラフィックスのアニメーションは、1フレームごとに表示するために図形の輪郭の計算が必要である。また、後者の宣言的アニメーションでは、キーフレーム間の補間計算が必要で、複雑なアニメーションの場合には計算量が多くなり、規定時間内に終了できない場合がある。
従来、このような問題を解決するのに、描画を規定周期時間内で完了できない場合は強制的に終了させる(フレームロック)か、あるいは規定周期時間を長くする(オーバーロードプロテクト)ことで一定の周期での描画処理を行うのが一般的であった。また、LOD(Level Of Detail)の考え方に従った方法もある。詳細には、オブジェクトを描画する優先順位を決めておき、優先度の低いオブジェクトを描画しない、あるいは精度を下げた簡略化した図形を描画することによって描画処理が規定時間内に完了するように制御する方法であり、一般的に用いられている。優先度の高い描画コマンドの優先実行を簡単に実現できるように構成された提案もされている(例えば、特許文献1参照)。さらに、オーバーロードプロテクトの手法については、一定時間内に描画処理が終了しない図形の描画処理を中断し、次のフレームでは前のフレームで描画されなかった図形を描画する、という提案がされている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−133943号公報 特開平11−296157号公報
しかしながら、従来のフレームロックの手法やLODの考え方に従った手法によるアニメーション再生では、描画されるべきオブジェクトが欠落あるいは簡略化されて描画されるため、アニメーションのコンテンツを忠実に再現できていることにはならない。
また、オーバーロードプロテクトの手法においては、すべてのオブジェクトが忠実に描画されたとしても、1フレームの描画に時間がかかった場合には次のフレームの表示まで時間がかかる。そのため、いわゆるコマ落ちのようになって、アニメーションのスムーズさが失われる。描画処理が規定時間内に完了しない高負荷の状態は一般的には局所性があり、数フレームにわたってスムーズでない動きになる。
そこで、本発明はアニメーションのスムーズさを失うことなく、また描画されるべきオブジェクトが欠損することのないように処理することのできる、アニメーション表示装置を提供することを目的とする。
本発明のアニメーション表示方法は、複数のフレームバッファを持ち、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示するアニメーション表示装置におけるアニメーション表示方法であって、前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析工程と、前記アニメーションコンテンツ解析工程で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断工程と、前記アニメーションコンテンツ解析工程で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断工程で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理工程と、前記フレーム描画処理工程で処理された前記フレームが表示されるべき時刻を格納して管理するフレーム表示時刻管理工程と、前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明のアニメーション表示装置は、複数のフレームバッファを持ち、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示するアニメーション表示装置であって、前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析手段と、前記アニメーションコンテンツ解析手段で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断手段と、前記アニメーションコンテンツ解析手段で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断手段で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理手段と、前記フレーム描画処理手段で処理された前記フレームが表示されるべき時刻をキューに格納して管理するフレーム表示時刻管理手段と、前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、複数のフレームバッファを持つアニメーション表示装置において、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示する処理を実行するプログラムであって、前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析手順と、前記アニメーションコンテンツ解析手順で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断手順と、前記アニメーションコンテンツ解析手順で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断手順で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理手順と、前記フレーム描画処理手順で処理された前記フレームが表示されるべき時刻をキューに格納して管理するフレーム表示時刻管理手順と、前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、アニメーション表示装置において、アニメーションで変化が小さいときには描画処理を行わないことによって、アニメーション全体の計算量を減少させることができる。また負荷を下げることによって生じるCPUの休止時間を使用して、先のフレームの描画処理をあらかじめ行ない、フレームバッファに蓄積しておく。これにより、途中でフレームの描画の処理が高負荷となっても、フレームバッファに蓄積されたフレームを表示させることによってアニメーションは途切れることなく再生することが可能となる。
本実施形態のアニメーション表示装置の原理について、図1のブロック図を参照して説明する。
図1において、CPU102は装備している機能を制御し、ROM103は変更を必要としないプログラムや各種パラメータを格納する。RAM104はSDRAM、DRAMなどによって構成され、外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶する。表示ユニット105は、プログラムによって生成されたフレームの画像を順次切り替えて表示し、アニメーションを実現する。バス101は、システムバスであって、CPU102、ROM103、RAM104、表示ユニット105を接続する。
次に、図2のブロック図を参照して、アニメーション表示装置の機能構成について説明する。208は、毎秒60回のビデオの垂直同期信号を発生するビデオ垂直同期信号発生部である。209は、ビデオ垂直同期信号を受信してカウント数を+1加算するビデオ垂直同期信号カウンターである。201は、RAM104にあるアニメーションコンテンツを読み込み内部形式に変換するアニメーションコンテンツ読み取り部である。
202は、読み込まれたコンテンツ内のアニメーションに関する情報を解析し、フレームを描画するか否かを判断するフレーム描画判断部である。211は、フレームを描画するかどうか判断すると同時にカウント数を+1加算するフレームカウンターである。
203は、フレーム描画判断部202で描画すると判断された場合にそのフレームを描画処理するフレーム描画部である。さらに、204は、フレーム描画判断部202で描画すると判断された場合にそのフレームのカウント数を格納する表示フレーム管理部である。206は、フレーム描画部203で描画されたフレームを複数格納するフレームバッファセットである。
207は、フレームバッファセット206の選択されているフレームバッファが表示されるディスプレイである。205は、ビデオ垂直同期信号発生部208からビデオ垂直同期信号を受信し、フレームバッファセット206において、選択されているフレームバッファを切り替えるフレームバッファ切替部である。
210は、フレームカウンター211を0に初期化するカウンター初期化部であり、212は、ビデオ垂直同期信号カウンター209を0に初期化するビデオ垂直同期信号カウンター初期化部である。アニメーション表示装置は以上の構成要素から構成される。
次に、本発明を適用したアニメーション表示装置の処理について、図を用いて説明する。図3はアニメーション表示装置がアニメーションコンテンツを読み込み、フレームバッファセット206にフレームの描画結果を格納するまでの処理を説明したフローチャートである。
まずアニメーションコンテンツをRAM104から読み込み、内部情報としてRAM104上に格納する(ステップS301)。ここで読み込むアニメーションコンテンツの記述方式は、宣言的にアニメーションに関するパラメータが記述されていればよく、フォーマットは限定されない。ここでは図4に示したようなSVG(Scalable Vector Graphics)で記述されたアニメーションコンテンツを例として説明する。
次にフレームカウンター211を"0"に初期化する(ステップS302)。次に、フレームカウンター211からカウントを取得する(ステップS303)。このとき、カウンターは初期化された直後なので、カウントは0である。次に、アニメーションのパラメータを解析し、アニメーション値を計算する(ステップS304)。
図5に示したパラメータ表は図4のコンテンツについて、ステップS304においてアニメーションのパラメータとして解析された結果である。
さらに、ステップS303で取得したカウンター値から、そのカウンター値におけるアニメーション値を計算する。アニメーション値とは、アニメーション開始値とアニメーション終了値から補間の式に従って計算される、あるタイミングにおける補間値のことである。
図6はアニメーション値の計算方法のうち、最も一般的な線形補間の式である。求めるべきアニメーション値Vは、アニメーション開始時刻と現在時刻の差t、アニメーション継続時間T、アニメーション開始値Vs、アニメーション終了値Veを用いて図6に示した式で表現される。図5に示したアニメーションパラメータを式に当てはめると、最初カウンター値は0で、アニメーション開始時刻が0s(0 Frame)なので、アニメーション値はアニメーション開始値と一致し、100となる。
次に、フレームカウンター211を+1加算し(ステップS305)、そのフレームを描画処理するかどうかを判定する(ステップS306)。最初、カウンター値が0なので、ここでは描画処理判定は必ず「描画する」となる。判定が「描画する」となった場合、そのフレームを描画し(ステップS307)、フレームバッファセット206に格納する(ステップS308)。フレームバッファセット206は複数のフレームバッファがキューとして構成されている。さらにステップS303で取得したフレームカウンターを表示フレーム管理部204に格納する(ステップS309)。表示フレーム管理部204は、フレームカウンター値を格納するためのキューとして構成されている。
続いて、ステップS303に戻り、フレームカウンターからカウントを取得する(ステップS303)。このときフレームカウンターは1になっている。次にアニメーションのパラメータを解析し、アニメーション値を計算する(ステップS304)。図5に示したアニメーションパラメータを図6で示した式に再び代入する。このとき、T=600、t=1、Vs=100、Ve=150なので、アニメーション値は100.25と求まる。続いてフレームカウンターを+1加算する(ステップS305)。
次に、ステップS304で求まったアニメーション値を元に描画処理をするかどうかを判定する。ここで、アニメーション値の計算結果と、1フレーム前のアニメーション値の計算結果を比較すると、変化しているが、これがディスプレイのピクセル単位で出力する場合、小数点以下が切り捨てられるので、同じ値となる。このような場合は、フレームの描画処理を行わないと判断する。描画処理を行わないと判定された場合はステップS303に戻る。
同様に、ステップS303で取得するフレームカウンターの値が2、3の場合は、フレームの描画処理は行わないと判断される。そして、ステップS303で取得したフレームカウンターの値が4となったときに、フレームが描画され、フレームバッファセット206に格納される。
以上の例では、アニメーションの対象としてx座標について説明したが、他のアニメーションのパラメータについても同様の判定処理を行うことができる。例えば色のアニメーションの場合、一般的にはsRGB色空間でアニメーション値の計算を行うが、表示するディスプレイの1ピクセルがRGBそれぞれ8bit(RGBで24bit/pixel)で構成されている。この場合、R成分、G成分、B成分それぞれについてsRGB空間で図6で示した式に従って計算し、求まった3つのアニメーション値を24bitRGB値に変換する。さらに、それらの値が前のフレームで描画処理したときの値と一致した場合、描画処理しないと判定する。
あるいは、以上の例では、判定するときにアニメーション値が一致することを条件としている。これの他に、オブジェクトの透明度のアニメーションなどに代表される、視覚的に変化を認識しにくいアニメーションの場合には、閾値を設定し、アニメーション値の変化がその閾値の範囲内に収まることを条件としてもよい。また、描画処理を減少させることを目的として、閾値を設定してもよい。
次に、フレームバッファセット206に格納されたフレームの画像データをディスプレイ207に表示させる処理について、図を用いて説明する。
図7は、実時間軸を横軸に、各処理がどのようなタイミングで行われるかを示したタイミング図である。図4で示したアニメーションコンテンツの例では、フレーム描画処理は最初のフレームを描画し、フレームバッファセット206に格納する。
次に4フレーム後のフレームの描画処理を行い、フレームバッファセット206に格納すると同時に、描画したフレームのカウンター値である"4"を表示フレーム管理部204に格納する。動きが一定のアニメーションなので、4フレームごとに描画処理と、描画結果およびカウンター値の格納処理が行われる。なお、1フレームあたりの描画時間は図形の複雑度、塗りつぶしの面積などに依存するため、不定である。
フレームバッファセット206は複数のフレームバッファをキューとして構成されたものであり、格納された順序で参照することができる。また、表示フレーム管理部204もキューとして構成されており、表示するフレームのカウンター値を格納された順序で参照することができる。
次に、フレームの表示処理について説明する。フレームの表示処理はフレームの描画処理とは非同期であり、ビデオ垂直同期信号に同期して処理を行う。フレームバッファセット206に少なくとも1つフレームバッファが格納されている場合、キューの先頭にあるフレームを描画する。さらに、表示フレーム管理部204のキューから先頭のデータを削除する。
最初のフレームの描画処理が完了するまで、フレームバッファセット206は空の状態なので、ディスプレイ207には何も表示せず、最初のフレームを表示するタイミングでビデオ垂直同期信号カウンター209を0に初期化する。
初期化された後は、ビデオ垂直同期信号カウンター209はビデオ垂直同期信号を受信するたびに+1加算される。フレームバッファ切替部205は、ビデオ垂直同期信号を受信するごとに、ビデオ垂直同期信号カウンターの値と、表示フレーム管理部204のキューの先頭のデータを比較し、一致したらフレームバッファセット206のキューの先頭データを削除する。そして、あらたにキューの先頭となったフレームバッファをディスプレイ207に表示する。さらに、表示フレーム管理部204のキューの先頭データを削除する。
以上、アニメーション表示装置において、フレームの描画を先行して行うことができることを示した。
続いて、局所的に複雑な描画処理が数フレーム続いた場合について説明する。図8は、矩形がアニメーション開始時から10秒後まで平行移動するアニメーションと、フィルタ効果をかけた円をアニメーション開始から0.1秒後に出現させ、その0.1秒後にその円を消滅させるという記述をしたアニメーションコンテンツの例である。なお、ここでフィルタ効果の詳細については割愛する。
一般的にフィルタ効果の処理は、一度図形の描画処理を行い、ラスタ画像としてからフィルタ効果の計算を行わなければならないので、普通の図形の描画処理に比べて高負荷である。
図9は、図8に示したアニメーションコンテンツを表示するとき、実時間軸を横軸として、各処理がどのようなタイミングで行われるかを示したタイミング図である。
矩形のアニメーションについては、図7を用いて説明したとおり、フレーム描画判断部202は4フレームごとに描画処理を行うと判断される。一方、円のアニメーションについては、フレーム描画判断部202において、出現する6フレーム目と消滅する12フレーム目で描画処理を行うと判断される。いずれか一方のアニメーションでも1つ前のフレームの描画処理の結果と異なるアニメーション値が計算された場合は描画処理を行うと判断される。すなわち、このアニメーションコンテンツでは4フレーム目、6フレーム目、8フレーム目、12フレーム目、それ以降は4フレームごとに「描画する」と判断される。
ここで、フィルタ効果の処理によって負荷が高くなるのは6フレーム目から11フレーム目であり、そのうち描画されるフレームは6フレーム目と8フレーム目である。
6フレーム目を例に挙げて説明する。実際に4フレーム目を描画し終わった時刻T1から6フレーム目をディスプレイ207に出力する時刻T2までの間に完了していればよく、1フレームの描画時間として1/60秒より長い時間を確保できることは明白である。
よって、局所的に複雑な描画処理が数フレーム続いた場合、フレームバッファセット206に蓄積されたフレームバッファを順にディスプレイ207に表示すればよい。これにより、局所的に高負荷となるアニメーションコンテンツをスムーズに再生することが可能となる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体であってもよい。この場合、記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置の原理を説明したブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置の機能構成について説明したブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置の処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置で表示するアニメーションコンテンツの例を示した図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置のアニメーションパラメータを分析する処理に関する表を示した図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置のフレーム描画判断処理において使用する式を示す図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置のフレーム描画処理とフレーム表示処理のタイミングについて示した図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置で表示する、局所的に処理が高負荷となるアニメーションコンテンツの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るアニメーション表示装置のフレーム描画処理とフレーム表示処理のタイミングについて、局所的に負荷が高くなるケースについて説明した図である。
符号の説明
101 バス
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 表示ユニット
201 アニメーションコンテンツ読み取り部
202 フレーム描画判断部
203 フレーム描画部
204 表示フレーム管理部
205 フレームバッファ切替部
206 フレームバッファセット
207 ディスプレイ
208 ビデオ垂直同期信号発生部
209 ビデオ垂直同期信号カウンター
210 カウンター初期化部
211 フレームカウンター
212 ビデオ垂直同期信号カウンター初期化部

Claims (12)

  1. 複数のフレームバッファを持ち、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示するアニメーション表示装置におけるアニメーション表示方法であって、
    前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析工程と、
    前記アニメーションコンテンツ解析工程で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断工程と、
    前記アニメーションコンテンツ解析工程で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断工程で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理工程と、
    前記フレーム描画処理工程で処理された前記フレームが表示されるべき時刻を格納して管理するフレーム表示時刻管理工程と、
    前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替工程と、を有することを特徴とするアニメーション表示方法。
  2. 前記フレーム描画判断工程において、アニメーションの変化がまったくない場合に描画処理を行わないと判断することを特徴とする請求項1に記載のアニメーション表示方法。
  3. 前記フレーム描画判断工程において、アニメーションの変化が指定された閾値の範囲内である場合に描画処理を行わないと判断することを特徴とする請求項1に記載のアニメーション表示方法。
  4. 前記アニメーションの変化は、オブジェクトの形状、色、彩度、透明度、位置、及びアフィン変換のパラメータのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のアニメーション表示方法。
  5. 前記閾値は、ディスプレイの色深度、解像度によって決定されるものであることを特徴とする請求項3に記載のアニメーション表示方法。
  6. 前記フレーム描画処理工程において、処理するフレームの表示時刻を超過しても完了しないと予測された場合に、前記閾値を調整し、さらに先のフレームの描画処理を行うよう制御することを特徴とする請求項3又は5に記載のアニメーション表示方法。
  7. 前記フレーム描画処理工程において、処理するフレームの表示時刻を超過しても完了しなかった場合に、該フレームの描画処理を中断することを特徴とする請求項1に記載のアニメーション表示方法。
  8. 前記フレーム描画処理工程において、格納できるフレームバッファの数が制限される場合、該フレームバッファに格納できる状態となるまで待機することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のアニメーション表示方法。
  9. 前記アニメーションコンテンツは、アニメーションの記述が宣言的に記述されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のアニメーション表示方法。
  10. 前記フレームバッファ表示面切替工程は、ディスプレイの垂直同期信号に同期してフレームを表示する時刻になったかどうか判断し、表示する時刻になったら該フレームバッファを表示面に切り替える工程であることを特徴とする請求項1に記載のアニメーション表示方法。
  11. 複数のフレームバッファを持ち、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示するアニメーション表示装置であって、
    前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析手段と、
    前記アニメーションコンテンツ解析手段で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断手段と、
    前記アニメーションコンテンツ解析手段で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断手段で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理手段と、
    前記フレーム描画処理手段で処理された前記フレームが表示されるべき時刻をキューに格納して管理するフレーム表示時刻管理手段と、
    前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替手段と、を備えることを特徴とするアニメーション表示装置。
  12. 複数のフレームバッファを持つアニメーション表示装置において、前記複数のフレームバッファの表示面を切り替えることによって、アニメーションコンテンツを表示する処理を実行するプログラムであって、
    前記アニメーションコンテンツを解析するアニメーションコンテンツ解析手順と、
    前記アニメーションコンテンツ解析手順で解析された情報を基に、指定されたフレームの描画を行うかどうかを判断するフレーム描画判断手順と、
    前記アニメーションコンテンツ解析手順で解析された情報を基に、前記フレーム描画判断手順で指定された前記フレームが描画されると判断された場合に、前記フレームの描画処理を行い前記複数のフレームバッファのいずれかに格納するフレーム描画処理手順と、
    前記フレーム描画処理手順で処理された前記フレームが表示されるべき時刻をキューに格納して管理するフレーム表示時刻管理手順と、
    前記フレームの表示時刻に到達したら前記フレームバッファの表示面を切り替えてディスプレイに表示するフレームバッファ表示面切替手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010218130A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 描画制御装置

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