JP4411310B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、NTSC(National Television Standards Committee)方式の映像を表示するための情報処理装置およびプログラムに関する。
NTSC方式では、奇数の走査線で構成される奇数フィールドの映像と偶数の走査線で構成される偶数フィールドの映像を1/60秒のタイミングで交互に表示する。
このようなNTSC映像を情報処理装置で表示する表示方式として、Weave方式とBOB方式がある(特許文献1,2参照)。
Weave方式は、奇数フィールドと偶数フィールドの映像を単純に合成して表示する方式である。よって、Weave方式では、1秒間に映像が30回更新されることになる。しかし、Weave方式では、奇数フィールドの映像と偶数フィールドの映像のずれに起因するコーミングが発生するという欠点があるため、通常、フィルタ等でH/W(Hardware)的にコーミングを除去する処理が併用される。以下、Weave方式にコーミング除去処理を併用した方式をWeave/コーミング除去方式と称す。
一方、BOB方式は、奇数フィールドの映像と偶数フィールドの映像のそれぞれを単純に垂直方向に拡大して表示する方式である。よって、BOB方式では、1秒間に映像が60回更新されることになる。
特開2004−336697号公報 特開2005−57776号公報
しかし、Weave/コーミング除去方式では、BOB方式と比較すると、1秒あたりの映像の更新回数が少ないため、通常再生時の映像の動きがスムーズではないという欠点がある。
一方、BOB方式では、映像を垂直方向に拡大するため、スロー再生時に、映像の垂直方向のゆれが大きくなり、映像が粗くなるという欠点がある。
最近の情報処理装置の中には、映像の種別(動画、静止画等)に応じてWeave/コーミング除去方式またはBOB方式への切り替えを行うタイプも存在するが、映像が動画である場合はどちらの方式に切り替えたとしても、通常再生時またはスロー再生時に、上記のような問題が生じてしまうという課題がある。
そこで、本発明の目的は、通常再生時の映像の動きの問題や、スロー再生時の映像のゆれや粗さの問題を回避することができる情報処理装置およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、
NTSC方式の映像の表示形式を、Weave方式にコーミング除去処理を併用したWeave/コーミング除去方式と、BOB方式とに切替可能な情報処理装置であって、
前記映像の表示形式を、通常再生時には前記BOB方式に切り替え、スロー再生時には前記Weave/コーミング除去方式に切り替える制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、通常再生時には、映像の動きがスムーズになり、スロー再生時には、映像の垂直方向のゆれが発生することはないため、通常再生時の映像の動きの問題や、スロー再生時の映像のゆれや粗さの問題を回避することができる。
また、前記映像のMPEGデータをデコードするデコード手段を有し、
前記制御手段は、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータに対してコーミング除去処理を施し、
前記BOB方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータを前記BOB方式で表示し、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記制御手段によるコーミング除去処理後のMPEGデータを前記Weave方式で表示する表示制御手段を有することとしても良い。
この構成によれば、制御手段がS/W的にコーミング除去処理を行うため、フィルタ等のH/Wを設ける必要がなくなる。
また、前記制御手段は、スロー再生時には、自己の負荷が閾値以下になった時点で、前記Weave/コーミング除去方式に切り替えることとしても良い。
この構成によれば、制御手段が、コーミング除去処理によって過負荷状態になってしまうことを回避することができる。
また、前記MPEGデータを一時的に格納する複数のバッファをさらに有し、
前記制御手段は、前記デコード手段に対しては、デコード時に参照させる参照用バッファと、デコード後のMPEGデータを一時的に格納させるデコード用バッファとを指定し、前記表示制御部に対しては、デコード後のMPEGデータであって次に表示させるMPEGデータが格納された表示用バッファを指定し、
前記デコード手段は、前記MPEGデータを前記参照用バッファ内のMPEGデータを参照してデコードし、デコード後のMPEGデータを前記デコード用バッファに格納し、
前記表示制御手段は、前記表示用バッファ内のMPEGデータを表示することとしても良い。
この構成によれば、複数のバッファをデコード用バッファ、参照用バッファ、表示用バッファに使い分けているため、より少ない枚数のバッファで、MPEGデータのデコードおよび表示を行うことができる。
具体的には、前記制御手段は、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが他のMPEGデータのデコード時に参照される場合、当該バッファを一定期間他のMPEGデータのデコード用バッファとして指定しないこととしても良い。
また、前記制御手段は、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後に、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが表示順になると、当該MPEGデータに対してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後のMPEGデータを別のバッファに格納し、当該別のバッファを前記表示用バッファとして指定することとしても良い。
また、前記制御手段は、前記BOB方式への切り替え後に、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが表示順になると、当該バッファを前記表示用バッファとして指定することとしても良い。
さらに、前記制御手段は、通常再生中のポーズ時には、前記映像の表示形式を前記Weave/コーミング除去方式に切り替えることとしても良い。
この構成によれば、通常再生中のポーズ時には、BOB方式からWeave/コーミング除去方式への切り替えが行われて、ポーズ画像がWeave方式で表示されるため、ポーズ画像が粗くなることを回避することができる。
また、前記表示制御手段は、通常再生中のポーズ時には、まず、表示中のMPEGデータのポーズ画像を前記BOB方式で表示し、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、表示中のMPEGデータの前記コーミング除去処理後のポーズ画像を前記Weave方式で表示することとしても良い。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
NTSC方式の映像の表示形式を、Weave方式にコーミング除去処理を併用したWeave/コーミング除去方式と、BOB方式とに切替可能なコンピュータに、
前記映像の表示形式を、通常再生時には前記BOB方式に切り替え、スロー再生時には前記Weave/コーミング除去方式に切り替える切替処理を実行させることを特徴とする。
上記のように構成された本発明によれば、制御手段が、MPEGデータの表示方式を、通常再生時にはBOB方式に切り替え、スロー再生時にはWeave/コーミング除去方式に切り替えている。
したがって、通常再生時の映像の動きの問題や、スロー再生時の映像のゆれや粗さの問題を回避することができるという効果を奏する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施形態の情報処理装置は、制御手段であるCPU10と、HDD20と、主メモリ30と、キーボード40と、ノースブリッジ50と、サウスブリッジ60と、グラフィックアクセレータ70と、モニタ80とを有する。
また、グラフィックアクセレータ70は、メモリ71と、MPEGデコード部72と、複数のフレームバッファ731〜73nと、表示制御部74とを有する。なお、フレームバッファ731〜73nは、少なくとも4つ設けられているものとする。
HDD20は、圧縮されたNTSC方式の映像のMPEGデータを格納する。MPEGデータは、Iピクチャのみが存在する場合と、Iピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャが存在する場合があり、本実施形態はいずれの場合にも対応可能である。
CPU10は、再生時に、HDD20からMPEGデータを読み出し、主メモリ30に格納した後、主メモリ30から1ピクチャ分ずつMPEGデータを読み出し、グラフィックアクセラレータ70のメモリ71に転送する。
フレームバッファ731〜73nは、デコード用バッファ、デコード時の参照用バッファ、表示用バッファに使い分けられる。なお、CPU10は、フレームバッファ731〜73nに対するデコード用バッファ、参照用バッファ、表示用バッファの割り当てを行い、MPEGデコード部72に対しては、デコード用バッファ、参照用バッファを指定し、また、表示制御部74に対しては、表示用バッファを指定する。
MPEGデコード部72は、メモリ71内のMPEGデータをデコードし、デコード後のMPEGデータを、デコード用バッファに書き込む。なお、PピクチャまたはBピクチャのデコードは、参照用バッファ内のMPEGデータを参照して行われる。
表示制御部74は、表示用バッファ内のMPEGデータをモニタ80に表示する。
上述のように、Weave/コーミング除去方式では、通常再生時の映像の動きが問題となるが、スロー再生は、元々、映像をスムーズに表示するものではない。また、Weave/コーミング除去方式では、BOB方式と比較すると、映像を垂直方向に拡大しないため、スロー再生の場合も、映像のゆれや粗さが問題にはならない。
一方、BOB方式では、スロー再生時の映像のゆれや粗さが問題となるが、この映像のゆれや粗さは、通常再生時には問題とならないレベルである。また、BOB方式では、Weave/コーミング除去方式と比較すると、1秒あたりの映像の更新回数が多いため、通常再生時の映像の動きがスムーズであるという利点がある。
そこで、本実施形態では、CPU10は、MPEGデータの表示方式を、通常再生時にはBOB方式に切り替え、スロー再生時にはWeave/コーミング除去方式に切り替える。このとき、通常再生またはスロー再生であるか否かの判定は、例えば、再生速度が所定値以下であるか否かを基準に行われるとする。
具体的には、CPU10は、通常再生時には、表示制御部74に対し、MPEGデータの表示形式としてBOB方式を指示する。表示制御部74は、MPEGデータをBOB方式で表示する。
一方、CPU10は、スロー再生時には、表示制御部74に対し、MPEGデータの表示形式としてWeave/コーミング除去方式を指示するとともに、MPEGデータに対してS/W(Software)的にコーミング除去処理を施す。表示制御部74は、コーミング除去処理後のMPEGデータをWeave方式で表示する。
このように、通常再生時とスロー再生時でMPEGデータの表示方式を切り替えることにより、通常再生時の映像の動きの問題や、スロー再生時の映像のゆれや粗さの問題を回避することができる。
ただし、スロー再生時には、CPU10でS/W的にコーミング除去処理を行うため、このコーミング除去処理によってCPU10が過負荷状態になってしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、CPU10は、スロー再生時に、即座にWeave/コーミング除去方式への切り替えを行わず、自己の負荷が閾値以下になった時点で、Weave/コーミング除去方式への切り替えを行うことにする。
また、本実施形態では、フレームバッファ731〜73nをデコード用バッファ、参照用バッファ、表示用バッファに使い分けることによって、より少ない枚数のフレームバッファ731〜73nでMPEGデータのデコードおよび表示が可能である。
以下、本実施形態の特徴的な動作である、フレームバッファ731〜73nに対するバッファ処理動作について、図2〜図7を参照して説明する。
なお、図2〜図7において、最上段の“入力データ”は、グラフィックアクセレータ70のメモリ71からMPEGデコード部72に入力されるMPEGデータを指し、最初の文字列は、ピクチャタイプ(I,P,B)を表し、次の文字列は表示順を表している。
また、図2〜図7において、次段の“Buf#1,#2,・・・”は、フレームバッファ731,732,・・・を指し、上段は、フレームバッファに指定されている内容(Dec:デコーダ用バッファ、Disp:表示用バッファ)を表し、下段は、フレームバッファ内のMPEGデータの内容を表している。なお、図2〜図7では、フレームバッファが参照用バッファであることは示されていない。
[通常再生時]
最初に、図2を参照して、通常再生時のバッファ処理動作について説明する。ここでは、CPU10が、ユーザから通常再生の指示を受けて、MPEGデータの表示形式をBOB方式にすでに切り替えたものとして説明する。
図2では、4枚のフレームバッファ(Buf#1〜#4)731〜734が設けられており、Buf#1〜#4は、デコード用バッファ、参照用バッファ、表示用バッファに使い分けられる。
通常再生時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・最初に、[I01](Iピクチャ、表示順01)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#1をデコード用バッファ、表示用バッファとして指定する。
MPEGデコード部72は、[I01]のデコードを開始してデコード後の[I01]をBuf#1に格納し、表示制御部74は、[I01]を表示する。
・続いて、[P04](Pピクチャ、表示順04)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#2をデコード用バッファとして指定する。
この時点では、まだ[P04]は表示順ではないので、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#1を継続して表示用バッファとし、表示制御部74は、[I01]を継続して表示する。
また、Pピクチャはデコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを1枚参照するため、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#1を参照用バッファとして指定する。
・続いて、[B02](Bピクチャ、表示順02)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#3をデコード用バッファとして指定する。
この時点で[B02]の表示順になるので、CPU10は、[B02]が格納されたBuf#3を表示用バッファとして指定し、表示制御部74は、[B02]を表示する。なお、CPU10は、デコード用バッファと表示用バッファを分けるために、[I01]が格納されたBuf#1を継続して表示用バッファとしてもよい。
また、Bピクチャはデコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを2枚参照するため、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・続いて、[B03](Bピクチャ、表示順03)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#4をデコード用バッファとして指定する。ここでは、CPU10は、デコード用バッファと表示用バッファを分けるために、[B02]が格納されたBuf#3を継続して表示用バッファとする。
また、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・続いて、[P07](Pピクチャ、表示順07)が入力されると、この時点では空きバッファがない。ただし、Buf#1については、[I01]が既に表示済みで、その後に参照用バッファとして利用されることもないため、処理が終わっている。そのため、CPU10は、Buf#1をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、表示順にしたがって、[B03]が格納されたBuf#4を表示用バッファとして指定し、[P04]が格納されたBuf#2を参照用バッファとして指定する。
・続いて、[B05](Bピクチャ、表示順05)が入力されると、この時点では空きバッファがない。ただし、Buf#3については、[B02]が既に表示済みで、処理が終わっている。そのため、CPU10は、Buf#3をデコード用バッファとして指定する。なお、Buf#4の[B03]は表示中であるため、Buf#4をデコード用バッファとしては指定できない。
また、CPU10は、表示順にしたがって、[P04]が格納されたBuf#2を表示用バッファとして指定し、[P04]、[P07]がそれぞれ格納されたBuf#2、Buf#1を参照用バッファとして指定する。
以降、CPU10は、上記と同様に、Buf#1〜#4をデコード用バッファ、表示用バッファ、参照用バッファとして指定し、MPEGデータのデコードおよび表示を行う。
[スロー再生時]
次に、図3〜図5を参照して、スロー再生時のバッファ処理動作について説明する。ここでは、CPU10が、ユーザからスロー再生の指示を受けて、自己の負荷が閾値以下になったことを確認した上で、MPEGデータの表示形式をWeave/コーミング除去方式にすでに切り替えたものとして説明する。
(1)まず、図3を参照して、MPEGデータにIピクチャのみが存在する場合のスロー再生時のバッファ処理動作について説明する。
MPEGデータにIピクチャのみが存在する場合、Iピクチャを参照してデコードを行うPピクチャおよびBピクチャが存在しないことになる。そのため、デコード後のMPEGデータを保存しておく必要はない。したがって、2つのフレームバッファをデコード用バッファと表示用バッファに交互に切り替えることで、MPEGデータのデコードおよび表示が可能になる。そこで、図3では、2枚のフレームバッファ(Buf#1〜#2)731〜732のみを使用する。
また、図3では、CPU10は、デコード後のMPEGデータを、表示前に取得し、コーミング除去処理を施してから、同じフレームバッファに上書きする(図中の矢印)。
また、図3では、CPU10は、次のピクチャのデコード用バッファを指定する際に、表示用バッファとは重ならないように、別のフレームバッファを指定する。
MPEGデータにIピクチャのみが存在する場合のスロー再生時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・最初に、[I01](Iピクチャ、表示順01)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#1をデコード用バッファとして指定し、MPEGデコード部72は、[I01]のデコードを開始する。
・CPU10は、[I02](Iピクチャ、表示順02)の処理開始前に、デコード後の[I01]を取得してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後の[I01]を同じBuf#1に格納し、Buf#1を表示用バッファとして指定する。表示制御部74は、コーミング除去処理後の[I01]を表示する。
・続いて、[I02]が入力されると、CPU10は、他方のBuf#2をデコード用バッファとして指定し、MPEGデコード部72は、[I02]のデコードを開始する。
・CPU10は、[I03](Iピクチャ、表示順03)の処理開始前に、デコード後の[I02]を取得してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後の[I02]を同じBuf#2に格納し、Buf#2を表示用バッファとして指定する。表示制御部74は、コーミング除去処理後の[I02]を表示する。
以降、CPU10は、上記と同様に、Buf#1〜#2をデコード用バッファ、表示用バッファとして指定し、MPEGデータのデコードおよび表示を行う。
(2)次に、図4を参照して、MPEGデータにIピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャが存在していて、6枚のフレームバッファ(Buf#1〜#6)731〜736が設けられている場合のスロー再生時のバッファ処理動作について説明する。
図4では、CPU10は、デコード後のMPEGデータを、表示前に取得し、コーミング除去処理を施してから、フレームバッファに再度格納する(図中の矢印)。
ただし、図4では、デコード用バッファと表示用バッファが重ならないように、2つのBuf#5〜#6を表示専用とし、2つのBuf#5〜#6を表示用バッファとして交互に切り替える。
MPEGデータにIピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャが存在していて、6枚のフレームバッファが設けられている場合のスロー再生時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・最初に、[I01](Iピクチャ、表示順01)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#1をデコード用バッファとして指定し、MPEGデコード部72は、[I01]のデコードを開始する。
・CPU10は、[P04](Pピクチャ、表示順04)の処理開始前に、デコード後の[I01]を取得してコーミング除去処理を施す。そして、CPU10は、コーミング除去処理後の[I01]を表示専用のBuf#5に格納し、Buf#5を表示用バッファとして指定する。表示制御部74は、コーミング除去処理後の[I01]を表示する。
・続いて、[P04]が入力されると、CPU10は、空いているBuf#2をデコード用バッファとして指定する。
また、Pピクチャはデコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを1枚参照するため、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#1を参照用バッファとして指定する。すなわち、MPEGデコード部72は、コーミング除去処理前の[I01]を参照して[P04]のデコードを開始する。
・続いて、[B02](Bピクチャ、表示順02)が入力されると、CPU10は、空いているBuf#3をデコード用バッファとして指定する。この時点では、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#5を継続して表示用バッファとする。
また、Bピクチャはデコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを2枚参照するため、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・CPU10は、[B03](Bピクチャ、表示順03)の処理開始前に、[B02]を表示するための処理を、次の手順で行う。
A.まず、デコード後の[B02]を取得し、コーミング除去処理を施す。
B.続いて、コーミング除去処理後の[B02]を表示専用のBuf#5〜#6のうち表示中でないBuf#6に格納する。
C.その後、表示用バッファをBuf#5からBuf#6に切り替える。
・続いて、[B03]が入力されると、CPU10は、空いているBuf#4をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・CPU10は、[P07](Pピクチャ、表示順07)の処理開始前に、[B03]を表示するための処理を、[B02]の表示時の手順と同様に行う。
・続いて、[P07]が入力されると、この時点では空きバッファがない。ただし、Buf#1については、[I01]が既に表示済みで、その後に参照用バッファとして利用されることもないため、処理が終わっている。そのため、CPU10は、Buf#1をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[P04]が格納されたBuf#2を参照用バッファとして指定する。
・CPU10は、[B05](Bピクチャ、表示順05)の処理開始前に、[P04]を表示するための処理を、[B02]の表示時の手順と同様に行う。
・続いて、[B05]が入力されると、この時点では空きバッファがないので、CPU10は、処理の終わったBuf#3をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[P04]、[P07]がそれぞれ格納されたBuf#2、Buf#1を参照用バッファとして指定する。
以降、CPU10は、上記と同様に、Buf#1〜#4をデコード用バッファ、参照用バッファとして指定し、Buf#5〜#6を表示用バッファとして指定し、MPEGデータのデコードおよび表示を行う。
(3)次に、図5を参照して、MPEGデータにIピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャが存在していて、4枚のフレームバッファ(Buf#1〜#4)731〜734が設けられている場合のスロー再生時のバッファ処理動作について説明する。
図5では、CPU10は、デコード後のMPEGデータを、表示前に取得し、コーミング除去処理を施してから、フレームバッファに再度格納する(図中の実線の矢印)。
ただし、図5では、1枚のBuf#4を表示専用に使用し、他の3つのBuf#1〜#3を使用してデコードを行う。
しかし、1枚のBuf#4のみを表示用バッファとすると、Buf#4へのMPEGデータの格納時に胴切れ(データ格納中のノイズが表示される現象)が発生する可能性がある。そのため、Buf#4へのMPEGデータの格納時にのみ他のBuf#3へ表示用バッファを切り替える。
MPEGデータにIピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャが存在していて、4枚のフレームバッファが設けられている場合のスロー再生時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・最初に、[I01](Iピクチャ、表示順01)が入力されると、CPU10は、表示専用以外の3つのBuf#1〜#3のうち空いているBuf#1をデコード用バッファとして指定し、MPEGデコード部72は、[I01]のデコードを開始する。
・CPU10は、[P04](Pピクチャ、表示順04)の処理開始前に、デコード後の[I01]を取得し、コーミング除去処理を施す。そして、CPU10は、コーミング除去処理後の[I01]を表示専用のBuf#4に格納し、Buf#4を表示用バッファとして指定し、表示制御部74は、[I01]を表示する。
・続いて、[P04]が入力されると、CPU10は、空いているBuf#2をデコード用バッファとして指定する。
また、Pピクチャは、デコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを1枚参照するため、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#1を参照用バッファとして指定する。すなわち、MPEGデコード部72は、コーミング除去処理前の[I01]を参照して[P04]のデコードを開始する。
・続いて、[B02](Bピクチャ、表示順02)が入力されると、CPU10は、表示専用以外の3つのBuf#1〜#3のうち空いているBuf#3をデコード用バッファとして指定する。この時点では、CPU10は、[I01]が格納されたBuf#4を継続して表示用バッファとする。
また、Bピクチャはデコード時に前のIピクチャまたはPピクチャを2枚参照するため、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・CPU10は、[B03](Bピクチャ、表示順03)の処理開始前に、[B02]を表示するための処理を次の手順で行う。
A.まず、デコード後の[B02]を取得し、コーミング除去処理を施す。
B.続いて、コーミング除去処理後の[B02]をBuf#3に格納する。
C.続いて、表示用バッファをBuf#4からBuf#3に切り替える。
D.続いて、Buf#3内の[B02]をBuf#4にコピーする(図中の破線の矢印)。
E.その後、表示用バッファをBuf#3からBuf#4に切り替える。
この手順で[B02]を表示することにより、[B02]を格納中の胴切れが防止できる。
・続いて、[B03]が入力されると、CPU10は、Buf#3をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[I01]、[P04]がそれぞれ格納されたBuf#1、Buf#2を参照用バッファとして指定する。
・CPU10は、[P07](Pピクチャ、表示順07)の処理開始前に、[B03]を表示するための処理を、[B02]表示時の手順と同様に行う。
・続いて、[P07]が入力されると、この時点では空きバッファがない。ただし、Buf#1については、[I01]が既に表示済みで、その後に参照用に利用されることもないため、処理が終わっている。そのため、CPU10は、Buf#1をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[P04]が格納されたBuf#2を、継続して参照用バッファとする。
・CPU10は、[B05](Bピクチャ、表示順05)の処理開始前に、[P04]を表示するための処理を、[B02]の表示時の手順と同様に行う。
・続いて、[B05]が入力されると、CPU10は、Buf#3をデコード用バッファとして指定する。
また、CPU10は、[P04]、[P07]がそれぞれ格納されたBuf#2、Buf#1を参照用バッファとして指定する。
以降、CPU10は、上記と同様に、Buf#1〜#3をデコード用バッファ、参照用バッファとして指定し、Buf#3〜#4を表示用バッファとして指定し、MPEGデータのデコードおよび表示を行う。
なお、図5では、表示専用のBuf#4へのMPEGデータの格納時にのみ他のBuf#3へ表示用バッファを切り替えたが、Buf#4へのデータ格納時の胴切れが問題とならないレベルであれば、Buf#4からBuf#3への表示用バッファの切り替えを行わず、コーミング除去処理後のMPEGデータを直接Buf#4に格納することができる。
[通常再生中のポーズ時]
次に、図6〜図7を参照して、通常再生中のポーズ時のバッファ処理動作について説明する。ここでは、CPU10が、ユーザから通常再生の指示を受けて、MPEGデータの表示形式をBOB方式にすでに切り替えたものとして説明する。
(1)まず、図6を参照して、5枚のフレームバッファ(Buf#1〜#5)731〜735が設けられている場合の通常再生中のポーズ時のバッファ処理動作について説明する。
図6では、Buf#5をポーズ画像の表示専用とする。
また、図6では、CPU10は、ポーズ時に、表示中のMPEGデータのピクチャタイプによらず、表示用バッファからMPEGデータを取得してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後のMPEGデータをBuf#5に格納し、表示用バッファをBuf#5に切り替える。
5枚のフレームバッファが設けられている場合の通常再生中のポーズ時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・Buf#4内の[B03](Bピクチャ、表示順03)の表示中に、ユーザからポーズが指示された場合(図中のポーズ1)、表示制御部74は、[B03]のポーズ画像を表示する。この時点では、[B03]のポーズ画像の表示形式はBOB形式となっている。次に、CPU10は、自己の負荷が閾値以下になったことを確認した上で、MPEGデータの表示形式をWeave/コーミング除去方式に切り替え、Buf#4から[B03]を取得してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後の[B03]をBuf#5に格納する。
・CPU10は、表示用バッファをBuf#5に切り替え、一旦ポーズを解除した後、再度、ポーズを実行する。この時点では、[B03]のポーズ画像の表示形式はWeave方式に更新されている。そのため、表示制御部74は、Weave方式で[B03]のポーズ画像を表示する。
・ユーザからポーズ解除が指示されると、CPU10は、MPEGデータの表示形式をBOB方式に切り替え、表示順にしたがって、[P04]が格納されたBuf#2を表示用に指定し、表示制御部74は、BOB方式で[P04]を表示する。
(2)次に、図7を参照して、4枚のフレームバッファ(Buf#1〜#4)731〜734が設けられている場合の通常再生中のポーズ時のバッファ処理動作について説明する。
図7では、CPU10は、ポーズ時に、表示用バッファからMPEGデータを取得してコーミング除去処理を施し、表示中のMPEGデータのピクチャタイプに応じて、コーミング除去処理後のMPEGデータを格納するフレームバッファを切り替える。
4枚のフレームバッファが設けられている場合の通常再生中のポーズ時のバッファ処理動作は、以下の手順で行われる。
・Buf#4内の[B03](Bピクチャ、表示順03)の表示中に、ユーザからポーズが指示された場合(図中のポーズ1)、表示制御部74は、BOB形式で[B03]のポーズ画像を表示する。次に、CPU10は、自己の負荷が閾値以下になったことを確認した上で、MPEGデータの表示形式をWeave/コーミング除去方式に切り替え、Buf#4から[B03]を取得してコーミング除去処理を施す。Bピクチャは後で参照されることがないため、CPU10は、コーミング除去処理後の[B03]を同じBuf#4に上書きし、表示用バッファを継続してBuf#4とする。さらに、CPU10は、一旦ポーズを解除した後、再度、ポーズを実行する。そのため、表示制御部74は、Weave方式で[B03]のポーズ画像を表示する。
・Buf#1内の[P07](Pピクチャ、表示順07)の表示中に、ユーザからポーズが指示された場合(図中のポーズ2)、CPU10は、MPEGデータの表示形式をWeave/コーミング除去方式に切り替え、Buf#1から[P07]を取得してコーミング除去処理を施す。Pピクチャは後で参照されることがあるため、コーミング除去処理後の[P07]を同じBuf#1に上書きすることはできない。このとき、Buf#4については、[B06]が表示済みで、処理が終わっている。そのため、CPU10は、コーミング除去処理後の[P07]をBuf#4に格納し、表示用バッファをBuf#4に切り替える。表示制御部74は、Weave方式で[P07]のポーズ画像を表示する。なお、Iピクチャも後で参照されることがあるため、Iピクチャを表示中の処理も、Pピクチャの表示中の手順と同様に行われる。
また、ポーズ解除後の処理は、図6の手順と同様に行われる。
上述したように本実施形態では、CPU10は、MPEGデータの表示方式を、通常再生時にはBOB方式に切り替え、スロー再生時にはWeave/コーミング除去方式に切り替えている。
したがって、通常再生時には、映像の動きがスムーズになり、スロー再生時には、映像の垂直方向のゆれが発生することはないため、通常再生時の映像の動きの問題や、スロー再生時の映像のゆれや粗さの問題を回避することができる。
また、本実施形態では、CPU10は、スロー再生時に、自己の負荷が閾値以下になった時点で、Weave/コーミング除去方式への切り替えを行う。
したがって、CPU10が、コーミング除去処理によって過負荷状態になってしまうことを回避することができる。
また、本実施形態では、フレームバッファ731〜73nをデコード用バッファ、参照用バッファ、表示用バッファに使い分けている。
したがって、より少ない枚数のフレームバッファ731〜73nで、MPEGデータのデコードおよび表示を行うことができる。
なお、本発明は、上述した各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。また、そのプログラムは、記録媒体に記録することができ、あるいはネットワークを通じて提供することもできる。
本発明の一実施形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した情報処理装置の通常再生時の動作の一例を示す図である。 図1に示した情報処理装置のスロー再生時の動作の一例を示す図である。 図1に示した情報処理装置のスロー再生時の動作の他の例を示す図である。 図1に示した情報処理装置のスロー再生時の動作のさらに他の例を示す図である。 図1に示した情報処理装置の通常再生中のポーズ時の動作の一例を示す図である。 図1に示した情報処理装置の通常再生中のポーズ時の動作の他の例を示す図である。
符号の説明
10 CPU
20 HDD
30 主メモリ
40 キーボード
50 ノースブリッジ
60 サウスブリッジ
70 グラフィックアクセレータ
71 メモリ
72 MPEGデコード部
731〜73n フレームバッファ
74 表示制御部
80 モニタ

Claims (7)

  1. インターレース方式の映像の表示形式を、Weave方式にコーミング除去処理を併用したWeave/コーミング除去方式と、BOB方式とに切替可能な情報処理装置であって、
    前記映像のMPEGデータをデコードするデコード手段と、
    前記MPEGデータを一時的に格納する複数のバッファと、
    前記映像の表示形式を、通常再生時には前記BOB方式に切り替え、スロー再生時には前記Weave/コーミング除去方式に切り替え、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータに対してコーミング除去処理を施す制御手段と、
    前記BOB方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータを前記BOB方式で表示し、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記制御手段によるコーミング除去処理後のMPEGデータを前記Weave方式で表示する表示制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記デコード手段に対しては、デコード時に参照させる参照用バッファと、デコード後のMPEGデータを一時的に格納させるデコード用バッファとを指定し、前記表示制御部に対しては、デコード後のMPEGデータであって次に表示させるMPEGデータが格納された表示用バッファを指定し、
    前記デコード手段は、前記MPEGデータを前記参照用バッファ内のMPEGデータを参照してデコードし、デコード後のMPEGデータを前記デコード用バッファに格納し、
    前記表示制御手段は、前記表示用バッファ内のMPEGデータを表示し、
    前記制御手段は、前記BOB方式への切り替え後に、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが表示順になると、当該バッファを前記表示用バッファとして指定する、情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、スロー再生時には、自己の負荷が閾値以下になった時点で、前記Weave/コーミング除去方式に切り替える、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが他のMPEGデータのデコード時に参照される場合、当該バッファを一定期間他のMPEGデータのデコード用バッファとして指定しない、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後に、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが表示順になると、当該MPEGデータに対してコーミング除去処理を施し、コーミング除去処理後のMPEGデータを別のバッファに格納し、当該別のバッファを前記表示用バッファとして指定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、通常再生中のポーズ時には、前記映像の表示形式を前記Weave/コーミング除去方式に切り替える、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、通常再生中のポーズ時には、まず、表示中のMPEGデータのポーズ画像を前記BOB方式で表示し、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、表示中のMPEGデータの前記コーミング除去処理後のポーズ画像を前記Weave方式で表示する、請求項に記載の情報処理装置。
  7. インターレース方式の映像の表示形式を、Weave方式にコーミング除去処理を併用したWeave/コーミング除去方式と、BOB方式とに切替可能なコンピュータに、
    デコード手段が、前記映像のMPEGデータをデコードするデコード処理と、
    制御手段が、前記映像の表示形式を、通常再生時には前記BOB方式に切り替え、スロー再生時には前記Weave/コーミング除去方式に切り替え、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータに対してコーミング除去処理を施す切替処理と、
    表示制御手段が、前記BOB方式への切り替え後は、前記デコード手段によるデコード後のMPEGデータを前記BOB方式で表示し、前記Weave/コーミング除去方式への切り替え後は、前記制御手段によるコーミング除去処理後のMPEGデータを前記Weave方式で表示する表示制御処理と、
    前記制御手段が、前記デコード手段に対しては、デコード時に参照させる参照用バッファと、デコード後のMPEGデータを一時的に格納させるデコード用バッファとを指定し、前記表示制御部に対しては、デコード後のMPEGデータであって次に表示させるMPEGデータが格納された表示用バッファを指定する指定処理と、を実行させ、
    前記デコード処理では、前記MPEGデータを前記参照用バッファ内のMPEGデータを参照してデコードし、デコード後のMPEGデータを前記デコード用バッファに格納し、
    前記表示制御処理では、前記表示用バッファ内のMPEGデータを表示し、
    前記指定処理では、前記BOB方式への切り替え後に、前記デコード用バッファとして指定したバッファ内のMPEGデータが表示順になると、当該バッファを前記表示用バッファとして指定する、プログラム。
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