JP2008038569A - 路面誘導サイン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積雪地帯で雪に埋もれて使用不能となる路面誘導サイン等の誘導表示にたいし、ロードヒーティング装置と併用して融雪することにより、積雪期間でも常時活用できる路面誘導サイン装置を提供する。
【解決手段】表面にノンスリップ加工を施し、光を通す発熱体21bを有する発熱ガラス2を路面側に備え、発熱ガラス2の下に発光誘導手段3を設ける。商用電源或いは太陽光発電による電源で、発熱ガラス2は、凍結、積雪を融解し、発光誘導手段3は路面誘導機能を効果的に果す。
【選択図】図1
【解決手段】表面にノンスリップ加工を施し、光を通す発熱体21bを有する発熱ガラス2を路面側に備え、発熱ガラス2の下に発光誘導手段3を設ける。商用電源或いは太陽光発電による電源で、発熱ガラス2は、凍結、積雪を融解し、発光誘導手段3は路面誘導機能を効果的に果す。
【選択図】図1
Description
この発明は、路面誘導サイン装置に関する。特に、ロードヒーティングを備えた路面誘導サイン装置に関する。
雪の多い地方では路面誘導サインは雪に埋もれて役に立たないことが多かった。一方で雪の多い地方の歩道や車道及び駐車場は凍結を防ぐため、ロードヒーティングを設置している。また、多くのロードヒーティングの形態が提案されている。例えば、防水材あるいは断熱材等からなる下地材を整地した地盤面にプライマーを介して敷設し、下地材の上には面状発熱体を積重、その上に防水材を積重し、金属製被覆板で覆う。最後に金属製被覆板の上面を天然石等の仕上げ材で覆う地上設置型融雪体(特許文献1参照)である。なかには、シート状にしたガラスの上部に半球状の穴を開け、そこに発熱体を埋め込み、さらに光の漏れを抑える為に外側に反射材を覆う。そしてガラスの側面に光を照射し、反射を繰り返して先に進もうとする光の一部を発熱体に当て熱変換させるガラスのヒーターを、舗装道路のロードヒーティングに活用する提案もある(特許文献2参照)。
特開平10―317312号公報(要約、図1)
特開平08−271058号公報(要約、図1)
しかしながら、従来の路面誘導等の誘導表示はロードヒーティングとの併用が難しく、その場所の凍結を招くことがあり、雪の多い地方では路面誘導サインは雪に埋もれて役に立たないことが多かった。そこで、本発明が解決しようとする課題は、ロードヒーティングと路面誘導サイン等の誘導表示との併用が容易な路面誘導サイン装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、前記発熱ガラスの下に発光誘導手段を設けた路面誘導サイン装置とする。これによって、ロードヒーティングと発光誘導手段の表示との両立が実現できる路面誘導サイン装置を得ることができる。
また、前記発熱体が、金属膜発熱体であって、前記発熱ガラスが、空気層を介した2枚のガラスを有し、上部側の前記ガラスの前記空気層側に前記発熱体が設けられている路面誘導サイン装置とすれば、発熱体の保護と保温効果を向上できる。
また、前記発熱体及び前記発光誘導手段の少なくとも一方が、蓄電池と接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続されている路面誘導サイン装置とすれば、安価な夜間電力を活用でき、災害時の誘導にも効果を発揮することができる。
また、太陽電池が蓄電池に接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続され、前記充放電コントローラと前記商用電源とに前記発熱体及び前記発光誘導手段の少なくとも一方が、接続されている路面誘導サイン装置とすれば、太陽電池のクリーンなエネルギーを、夜間、災害時等にも活用できる。
また、前記太陽電池の少なくとも一部が前記発熱ガラスの下に配置されている路面誘導サイン装置とすれば、このシステムの占める面積を近接電源として有効に活用できる。
また、前記発熱ガラスの路面側表面にノンスリップ加工を施した路面誘導サイン装置とすれば、ガラス表面の滑り易さを防止できる。
また、前記発光誘導手段が、発光器具又は照明器具である路面誘導サイン装置とすれば、誘導の効果を向上できる。
また、少なくとも前記発熱ガラスと、前記発光誘導手段を収納する防水手段を設けた路面誘導サイン装置とすれば、防水された単体として取り扱うことができる。
また、前記発熱ガラスの下に配置されている前記太陽電池の少なくとも一部が防水手段に収納されている路面誘導サイン装置とすれば、太陽電池の少なくとも一部を防水された単体として取り扱うことができる。
本発明によれば、光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、発熱ガラスの下に発光誘導手段を設けた路面誘導サイン装置としたことによって、ロードヒーティングと発光誘導手段の表示との両立が実現でき、凍結や積雪を防ぐとともに、光る路面誘導により、安全性の向上とガラスと光によりデザイン効果が高められる。
以下本発明の実施の形態を図を参照しつつ説明する。
図1は本発明による一実施の形態としての路面誘導サイン装置の説明断面図である。図1において路面誘導サイン装置1は、光を通す発熱体21bを有する発熱ガラス2を路面側(図の上側方向)に備え、発熱ガラス2の下に発光誘導手段3、この例では、照明器具を用いているが、ダイオード等その他の発光体の場合もある、を設ける。この例では発熱体21bが、金属膜発熱体であって、発熱ガラス2が、空気層23を介した2枚のガラス21,22を有し、上部側のガラス21の空気層23側に発熱体21bが融着などで設けられている。発熱ガラス2の路面側表面には、例えば、凹凸を形成するノンスリップ加工を施し、ノンスリップ加工部21aが形成される。路面誘導サイン装置は、発熱ガラス2と、発光誘導手段3を収納する防水手段4、例えば、防水ボックス、防水包装等の手段、を設ける。
また、図1に一点鎖線で示すように、発熱ガラス2の下に太陽電池81の少なくとも一部が配置されている場合には、これも防水手段に収納されていることが望ましい。
図2は、図1の路面誘導サイン装置1を公園の横断歩道11に設置した場合を示す平面図である。凍結や積雪の多い地域において、路面誘導サインなどが、必要な場合には、一般の歩道、駐車場の路面などに設置して活用できる。
路面誘導サインの例として図2には、2つの例を示している。まず、夜間どの方向(例えば4方向)に何があるかを表面ガラスに書いて迷わないように誘導するパターンの例を、表面に方向を示す4つの矢印サインを備えた路面誘導サイン装置1Aと、その路面誘導サイン装置1Aの矢印各方向の内容を示す表示を有する路面誘導サイン装置1B,1C,1D,1Eによって示す。また、図2では、災害時に、避難する場所を指すように、順次点灯させて避難場所方向へ誘導するパターンの例を、矢印方向表示を有する各路面誘導サイン装置1F,1G,1H,1Iによって示す。各路面誘導サイン装置1F,1G,1H,1Iは、順次矢印方向に流れるように点灯させるのが望ましい。
図3は、図1の路面誘導サイン装置1を商用電源80と接続した場合の例を示すブロック図である。路面誘導サイン装置1の発熱ガラス2と照明器具3とは、商用電源80と接続線72でスイッチ72aを介して直接、或は、蓄電池76、例えば電力貯蔵用サイクル蓄電池等、と繋がれた充放電コントローラ74を介して、商用電源80と間接的に繋がれる。スイッチ72aは、例えば、電力の安い夜間には、閉じられて、路面誘導サイン装置1に電力を供給するとともに、蓄電池76に蓄電する。電力が高い時間には開かれて、路面誘導サイン装置1への電力は、蓄電池76から供給される。スイッチ72aの開閉は、タイマー機構からの信号で行うことも可能である。
ここでの電力貯蔵用サイクル蓄電池76と充放電コントローラ74は、小規模電力貯蔵システムを構成する。
図4は、図1の路面誘導サイン装置1を商用電源80及び太陽電池81と接続した場合の他の例を示すブロック図である。路面誘導サイン装置1の発熱ガラス2と照明器具3とは、商用電源80と接続され、また、蓄電池76、例えばフィルム型蓄電池、と繋がれた充放電コントローラ74を介して、太陽電池81、ここでは例えばフィルム型太陽電池、と間接的に繋がれる。
太陽電池81のクリーンなエネルギーを活用できる。また、図1に一点鎖線で示したように、太陽電池を発熱ガラス2の下側に配置することができ、路面誘導サイン装置1に当たる太陽光を有効に活用できる。
上記の路面誘導サイン装置1は、図3又は図4に示した商用電源80、太陽電池81からの電力供給を受けて、発熱ガラス2は、ノンスリップ加工部21a側の凍結、積雪を融解し、発光誘導手段3は路面誘導機能を効果的に果たすことができる。
以上のように、本発明による路面誘導サイン装置は、凍結や積雪の多い地域における歩道や駐車場の入り口等の光る路面誘導システムとして有用であり、安全性の向上とガラスと光によるデザイン向上に寄与でき十分な産業上の利用性がある。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1I 路面誘導サイン装置、2 発熱ガラス、3 発光誘導手段、4 防水手段、11 横断歩道、21,22 ガラス、21a ノンスリップ加工部、21b 発熱体、23 空気層、72 接続線、72a スイッチ、74 充放電コントローラ、76 蓄電池、80 商用電源、81 太陽電池。
Claims (9)
- 光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、前記発熱ガラスの下に発光誘導手段を設けたことを特徴とする路面誘導サイン装置。
- 前記発熱体が、金属膜発熱体であって、前記発熱ガラスが、空気層を介した2枚のガラスを有し、上部側の前記ガラスの前記空気層側に前記発熱体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の路面誘導サイン装置。
- 前記発熱体及び前記発光誘導手段の少なくとも一方が、蓄電池と接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の路面誘導サイン装置。
- 太陽電池が蓄電池に接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続され、前記充放電コントローラと前記商用電源とに前記発熱体及び前記発光誘導手段の少なくとも一方が、接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の路面誘導サイン装置。
- 前記太陽電池の少なくとも一部が前記発熱ガラスの下に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の路面誘導サイン装置。
- 前記発熱ガラスの路面側表面にノンスリップ加工を施したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の路面誘導サイン装置。
- 前記発光誘導手段が、発光器具又は照明器具であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の路面誘導サイン装置。
- 少なくとも前記発熱ガラスと、前記発光誘導手段を収納する防水手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の路面誘導サイン装置。
- 前記発熱ガラスの下に配置されている前記太陽電池の少なくとも一部が防水手段に収納されていることを特徴とする請求項5に記載の路面誘導サイン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006218453A JP2008038569A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 路面誘導サイン装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019007174A1 (zh) * | 2017-07-06 | 2019-01-10 | 北京铂阳顶荣光伏科技有限公司 | 路面发电组件 |
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2006
- 2006-08-10 JP JP2006218453A patent/JP2008038569A/ja active Pending
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