JP2008038563A - 排水システム - Google Patents
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Abstract
【課題】床下の点検や、床下に新しい配管の敷設作業を良好なものとすることができる排水システムを提供することを目的としている。
【解決手段】建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成され、このフレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成され、このフレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、排水システムに関する。
従来、アパートなどの小規模集合住宅や個人用住宅では、建物内に設置された台所、トイレ、洗面、洗濯機、浴室などの各種排水設備からの排水は、それぞれの排水設備に接続された各排水枝管路を通じて建物の外側に埋設配管された各排水桝に流れ込み、この排水桝間を接続している宅地内の建物外排水管路を通じて公共桝に流れ込み、この公共桝を経て公道下に埋設された下水本管へ排水される排水システムとなっている。
ところで、上記従来の排水システムでは、宅地内の建物の基礎の外側に建物外排水管路が埋設配管されている。この建物外排水管路は、曲がり部や合流部に各種タイプの排水桝が設置されている。この排水桝としては、たとえばポリプロピレン樹脂製のものや硬質塩化ビニル樹脂製のものが用いられている。これらの排水桝の立ち上がり口径は、一般的には、ポリプロピレン樹脂製のものでは約300mm 、硬質塩化ビニル樹脂製のものでは約150〜200mmである。
そして、建物内の各排水設備ともっとも近い排水桝とが、排水枝管路を介して接続されている。
そして、建物内の各排水設備ともっとも近い排水桝とが、排水枝管路を介して接続されている。
しかしながら、上記の従来の排水システムでは、建物の外郭と宅地の境界との間に、建物外排水管路を埋設配管するとともに、この建物外排水管路の途中に、各種排水設備に接続したそれぞれの排水枝管路の端部が接続される排水桝を設置するための空間が必要であるので、狭小な宅地の場合、排水桝の設置が困難になってくるという問題があった。
そこで、図13に示すような排水システム100が既に提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、図13に示すように、この排水システム100は、建物200の床下に、複数の流入口111と、一つの流出口112を備えた排水ヘッダー110が配設されている。この排水ヘッダー110の各流入口111には、建物200内に設置された各種排水設備120に接続された排水枝管路150の流出側端部がそれぞれ接続されている。一方、排水ヘッダー110の流出口112には、排水主管路130の流入側端部が接続され、この排水主管路130の下流側端部が、建物200の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝140の流入側受け口と接続されている。そして、排水桝140が排水本管160に接続されて、排水本管160の下流側端部が公共桝(図示せず)の流入側端部と接続された構成となっている。
また、排水枝管路150は、曲がり部の一部にのみ樹脂製のフレキシブル管151が用いられ、大部分は、直管、エルボ、ソケット等の可撓性のない配管材152を用いて形成されている。
すなわち、図13に示すように、この排水システム100は、建物200の床下に、複数の流入口111と、一つの流出口112を備えた排水ヘッダー110が配設されている。この排水ヘッダー110の各流入口111には、建物200内に設置された各種排水設備120に接続された排水枝管路150の流出側端部がそれぞれ接続されている。一方、排水ヘッダー110の流出口112には、排水主管路130の流入側端部が接続され、この排水主管路130の下流側端部が、建物200の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝140の流入側受け口と接続されている。そして、排水桝140が排水本管160に接続されて、排水本管160の下流側端部が公共桝(図示せず)の流入側端部と接続された構成となっている。
また、排水枝管路150は、曲がり部の一部にのみ樹脂製のフレキシブル管151が用いられ、大部分は、直管、エルボ、ソケット等の可撓性のない配管材152を用いて形成されている。
したがって、この排水システム100によれば、建物200の外周基礎の外側に埋設される排水桝140は一つですむこととなり、狭小な敷地においても排水桝等を配設するスペースを確保でき、また、外周基礎に形成する排水主管路130の貫通孔も一つですむため基礎強度を確保することができるという利点がある。
しかしながら、上記排水システム100においては、床下に排水ヘッダー110が配設されているとともに、この排水ヘッダー110に各種排水設備120に接続された排水枝管路150が接続されるようになっているため、床下空間が狭いものになっている。
したがって、床下の点検や、床下に新しい配管を敷設使用とした場合、排水枝管路150が非常に邪魔になり、作業性が悪いという問題がある。
したがって、床下の点検や、床下に新しい配管を敷設使用とした場合、排水枝管路150が非常に邪魔になり、作業性が悪いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて、建物の外周基礎の外側に埋設される排水桝は一つですむこととなり、狭小な敷地においても排水桝等を配設するスペースを確保でき、また、外周基礎に形成する排水主管路の貫通孔も一つですむため基礎強度を確保することができるという利点を損なうことなく、床下の点検や、床下に新しい配管の敷設作業を良好なものとすることができる排水システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の排水システム(以下、「請求項1のシステム」と記す)は、建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成され、このフレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の排水システム(以下、「請求項2のシステム」と記す)は、請求項1のシステムにおいて、フレキシブル管が平滑な内層を有する二重コルゲート管であることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の排水システム(以下、「請求項3のシステム」と記す)は、建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成されているとともに、前記フレキシブル管が合成樹脂製のフレキシブル管本体と、このフレキシブル管本体に沿って設けられ、作業者の手で変形可能なフレキシブル管本体の姿勢保持材とを備え、前記フレキシブル管本体の排水勾配が前記姿勢保持材を変形させることによって確保されていることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の排水システム(以下、「請求項4のシステム」と記す)は、請求項3のシステムにおいて、フレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の排水システム(以下、「請求項5のシステム」と記す)は、請求項3または請求項4のシステムにおいて、フレキシブル管本体が平滑な内層を有する二重コルゲート管であることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載の排水システム(以下、「請求項6のシステム」と記す)は、請求項1〜請求項5のいずれかのシステムにおいて、建物床下に設けられた給水および/または給湯用システムに沿って設けられ、そのサポート金具が共用されていることを特徴としている。
本発明の請求項7に記載の排水システム(以下、「請求項7のシステム」と記す)は、請求項1〜請求項6のいずれかのシステムにおいて、排水ヘッダーが給水および/または給湯用システムのヘッダーと一体化されていることを特徴としている。
本発明において、フレキシブル管またはフレキシブル管本体を構成する樹脂としては、特に限定されないが、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリブテン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
排水設備としては、特に限定されないが、たとえば、洗面台、洗濯機、トイレ、システムキッチン、食器洗い機等が挙げられる。
以上のように、請求項1のシステムは、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成され、このフレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているので、継手のフレキシブル管管端の固定を解除してフレキシブル管の一端を取り外せば、フレキシブル管を巻き込むなどして移動させることができる。したがって、排水枝管路が邪魔になり、奥へ進むことができない場合でも、フレキシブル管を邪魔にならないところへ移動させ奥へ進むことが可能となり、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。
そして、作業が終われば、フレキシブル管を元の配管位置に戻し、フレキシブル管管端を再び継手によって排水ヘッダーあるいは排水設備に固定すれば、元の排水システムとなる。
そして、作業が終われば、フレキシブル管を元の配管位置に戻し、フレキシブル管管端を再び継手によって排水ヘッダーあるいは排水設備に固定すれば、元の排水システムとなる。
また、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されているので、排水ヘッダーをコンパクト化することができる。
したがって、床下空間を広くすることができ、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。
したがって、床下空間を広くすることができ、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。
請求項2のシステムは、フレキシブル管が平滑な内層を有する二重コルゲート管であるので、排水中に固形物等が混ざっていても排水枝管路内に固形物等が溜まることなくスムーズに流れる。
請求項3のシステムは、各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成されているとともに、前記フレキシブル管が合成樹脂製のフレキシブル管本体と、このフレキシブル管本体に沿って設けられ、作業者の手で変形可能なフレキシブル管本体の姿勢保持材とを備え、前記フレキシブル管本体の排水勾配が前記姿勢保持材を変形させることによって確保されているので、排水枝管路の排水勾配を確保するための支柱等が不要となり、床下の支柱等が占めていた部分に床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下空間を確保でき、床下点検作業や新しい配管の敷設作業を容易に行うことができる。また、高温の排水を流してもフレキシブル管が熱変形して垂れ下がり、排水が途中で残るという事故も防止できる。
請求項4のシステムは、フレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているので、継手のフレキシブル管管端の固定を解除してフレキシブル管の一端を取り外せば、フレキシブル管を巻き込むなどして移動させることができる。したがって、排水枝管路が邪魔になり、奥へ進むことができない場合でも、フレキシブル管を邪魔にならないところへ移動させ奥へ進むことが可能となり、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。また、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されているので、排水ヘッダーをコンパクト化することができ、結果として、床下空間を広くすることができ、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。また、ヘッダーのコストを低減することができる。
請求項5のシステムは、フレキシブル管本体が平滑な内層を有する二重コルゲート管であるので、排水中に固形物等が混ざっていても排水枝管路内に固形物等が溜まることなくスムーズに流れる。
請求項6のシステムは、建物床下に設けられた給水および/または給湯用システムに沿って設けられ、そのサポート金具が共用されているので、別々のサポート金具を使用した場合に比べ、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下空間を広く確保でき、床下点検作業や新しい配管の敷設作業を容易に行うことができる。
請求項7のシステムは、排水ヘッダーが給水および/または給湯用システムのヘッダーと一体化されているので、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下空間を広く確保でき、床下点検作業や新しい配管の敷設作業を容易に行うことができる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる排水システムの第1の実施の形態をあらわしている。
図1は、本発明にかかる排水システムの第1の実施の形態をあらわしている。
図1に示すように、この排水システムAは、排水ヘッダー1と、複数の排水設備2と、排水枝管路となる複数のフレキシブルな二重コルゲート管3とを備えている。
二重コルゲート管3は、図2に示すように、平滑な管状をした内層31と、管軸方向に山部と谷部とが交互に形成された外層32とを備え、内層31および外層32がそれぞれ高密度ポリエチレンで形成されている。
二重コルゲート管3は、図2に示すように、平滑な管状をした内層31と、管軸方向に山部と谷部とが交互に形成された外層32とを備え、内層31および外層32がそれぞれ高密度ポリエチレンで形成されている。
排水ヘッダー1は、給水・給湯システム4の給水・給湯用ヘッダー41に沿うように設けられていて、図3および図4に示すヘッダー本体11と、図5および図6に示す継手5とから構成されている。
すなわち、ヘッダー本体11は、複数の流入口12と、1つの流出口13とを備え、流出口13が最下流となるように、サポート金具(ベース金具)14を介して床下土間Gに支持されている。
継手5は、継手本体51と、雌ねじ付き袋ナット52と、雄ねじ付き袋ナット53と、カラー54と、パッキン55と、締め付けリング56と、リテーナー57とを備え、施工後も二重コルゲート管3が着脱自在なっている。
継手5は、継手本体51と、雌ねじ付き袋ナット52と、雄ねじ付き袋ナット53と、カラー54と、パッキン55と、締め付けリング56と、リテーナー57とを備え、施工後も二重コルゲート管3が着脱自在なっている。
継手本体51は、嵌合筒部51aと、鍔状係止部51bとを備え、図5に示すように、雌ねじ付き袋ナット52を外嵌した状態で、嵌合筒部51aがヘッダー本体11の流入口12に嵌合され、接着あるいは溶着によってヘッダー本体11に一体化されている。
雄ねじ付き袋ナット53は、一端外周面に雄ねじ53aが設けられ、他端部内面に、締め付けリング56の縮径用テーパ部53bを備えている。
雄ねじ付き袋ナット53は、一端外周面に雄ねじ53aが設けられ、他端部内面に、締め付けリング56の縮径用テーパ部53bを備えている。
カラー54は、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じか少し大きい内径、かつ、雄ねじ付き袋ナット内に納まる外径をしている。
パッキン55は、断面略T字形のリング状をしていて、外径がカラー54とほぼ同径になっているとともに、T字の縦辺部分が二重コルゲート管3の外層32の谷部36に外嵌されるようになっている。
パッキン55は、断面略T字形のリング状をしていて、外径がカラー54とほぼ同径になっているとともに、T字の縦辺部分が二重コルゲート管3の外層32の谷部36に外嵌されるようになっている。
締め付けリング56は、一部に切欠56aを有する断面略C字形をしていて、一端外周面に雄ねじ付き袋ナット53の縮径用テーパ部53bに対応するテーパ部56bを備えている。
リテーナー57は、二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ外径をした直管状のリテーナー本体57aと、このリテーナー本体57aの一端に設けられ、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じ外径をした鍔部57bとを備えている。
リテーナー57は、二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ外径をした直管状のリテーナー本体57aと、このリテーナー本体57aの一端に設けられ、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じ外径をした鍔部57bとを備えている。
そして、継手5は、図5に示すように、鍔状係止部51bが二重コルゲート管3の管端面にほぼ当接するまで、リテーナー57のリテーナー本体57aを二重コルゲート管3に内嵌させるとともに、雄ねじ付き袋ナット53、締め付けリング56、カラー54、パッキン55の順で、二重コルゲート管3に外嵌させたのち、雄ねじ付き袋ナット53の雄ねじ53aを雌ねじ付き袋ナット52の雌ねじ52aに締め込むことによって二重コルゲート管3の管端を水密状態で排水ヘッダー1に固定できるようになっている。
なお、二重コルゲート管3が接続されない流入口12は、図示していないが、たとえば、雄ねじ付きの蓋を雌ねじ付き袋ナット52の雌ねじ52aに締め込むことによって水密状態に封鎖するようになっている。
各排水設備2は、図示していないが、その流出口に排水ヘッダー1の継手5と同様の継手が設けられている。
そして、この排水システムAは、各排水設備2と、それに対応する排水ヘッダー1の流入口12とがそれぞれ1本の二重コルゲート管3を介して接続されている。
また、各二重コルゲート管3は、その両端が継手5の雄ねじ付き袋ナット53と雌ねじ付き袋ナット52とを解締することによって、排水ヘッダー1の流入口12および排水設備2流出口に容易に着脱できるようになっているとともに、給水・給湯ヘッダー41から湯や水を各給水・給湯設備に送るフレキシブル管42に沿い、かつ、このフレキシブル管3aのサポート金具(図示せず)を共用して所定の排水勾配を確保している。
そして、この排水システムAは、各排水設備2と、それに対応する排水ヘッダー1の流入口12とがそれぞれ1本の二重コルゲート管3を介して接続されている。
また、各二重コルゲート管3は、その両端が継手5の雄ねじ付き袋ナット53と雌ねじ付き袋ナット52とを解締することによって、排水ヘッダー1の流入口12および排水設備2流出口に容易に着脱できるようになっているとともに、給水・給湯ヘッダー41から湯や水を各給水・給湯設備に送るフレキシブル管42に沿い、かつ、このフレキシブル管3aのサポート金具(図示せず)を共用して所定の排水勾配を確保している。
排水ヘッダー1の流出口13には、排水主管16が接続され、排水主管16が建物外排水管路17に接続されている。
この排水システムAは、以上のように、床F上に設置された各排水設備2と、それに対応する排水ヘッダー1の流入口12とがそれぞれ1本の二重コルゲート管3を介して接続されているとともに、二重コルゲート管3は、その両端が継手5の雄ねじ付き袋ナット53と雌ねじ付き袋ナット52とを解締することによって、排水ヘッダー1の流入口12および排水設備2流出口に容易に着脱できるようになっているので、雄ねじ付き袋ナット53と雌ねじ付き袋ナット52との締め込みを緩めて二重コルゲート管3の一端を取り外せば、二重コルゲート管3を巻き込むなどして移動させることができる。したがって、二重コルゲート管3が邪魔になり、奥へ進むことができない場合でも、二重コルゲート管3を邪魔にならないところへ移動させ奥へ進むことが可能となり、床下点検作業や新しい配管の敷設作業等の床下作業を容易に行うことができる。
また、排水システムA全体が、給水・給湯システム4に沿うように設けられているので、床下の配管がコンパクトに配置された状態になり、床下での作業スペース等を広く確保できる。
さらに、給水・給湯ヘッダー41から湯や水を各給水・給湯設備に送るフレキシブル管42に沿い、かつ、このフレキシブル管3aのサポート金具(図示せず)を共用して二重コルゲート管3を所定の排水勾配に保持するようにしているので、給排水システムをよりコンパクトにかつ安価に提供できるようになる。
さらに、給水・給湯ヘッダー41から湯や水を各給水・給湯設備に送るフレキシブル管42に沿い、かつ、このフレキシブル管3aのサポート金具(図示せず)を共用して二重コルゲート管3を所定の排水勾配に保持するようにしているので、給排水システムをよりコンパクトにかつ安価に提供できるようになる。
図7は、本発明にかかる排水システムの第2の実施の形態をあらわしている。
図7に示すように、この排水システムBは、排水ヘッダー1が、給水システム4aおよび給湯システム4bのヘッダー44、45と離れた場所に設置されている。
図7に示すように、この排水システムBは、排水ヘッダー1が、給水システム4aおよび給湯システム4bのヘッダー44、45と離れた場所に設置されている。
そして、図8に示すように、姿勢保持材としてアルミニウム棒35aが周方向に等ピッチで軸に平行にインサートされたポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31と、コルゲート状になった高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32とを備えるフレキシブル管3aによって各排水設備2に流出口と、ヘッダーの流入口とが接続されるとともに、各フレキシブル管3aは、サポート金具を用いることなく、アルミニウム棒35aを塑性変形させることによって排水勾配が確保されている以外は、上記の排水システムAと同様の構成になっている。
すなわち、フレキシブル管3aは、内層31にアルミニウム棒35aがインサートされているので、作業者がアルミニウム棒35aを外層32越しに手で容易に塑性変形させることができるとともに、このアルミニウム棒35aの塑性変形によってフレキシブル管3全体がアルミニウム棒35aの変形状態に変形し、その状態で姿勢保持できるようになっている。
すなわち、フレキシブル管3aは、内層31にアルミニウム棒35aがインサートされているので、作業者がアルミニウム棒35aを外層32越しに手で容易に塑性変形させることができるとともに、このアルミニウム棒35aの塑性変形によってフレキシブル管3全体がアルミニウム棒35aの変形状態に変形し、その状態で姿勢保持できるようになっている。
この排水システムBは、以上のように、各排水設備2に流出口と、ヘッダーの流入口と
を、姿勢保持材としてのアルミニウム棒35aを備えたフレキシブル管3aによって接続するようにしたので、サポート金具がなくてもフレキシブル管3aが熱い排水で撓んだりすることがない。
また、サポート金具を用いなくても構わないので、床下配管がコンパクトにまとまり、床下での作業スペース等を広く確保できる。
を、姿勢保持材としてのアルミニウム棒35aを備えたフレキシブル管3aによって接続するようにしたので、サポート金具がなくてもフレキシブル管3aが熱い排水で撓んだりすることがない。
また、サポート金具を用いなくても構わないので、床下配管がコンパクトにまとまり、床下での作業スペース等を広く確保できる。
上記排水システムBに用いるフレキキシブル管としては、特に限定されないが、上記フレキシブル管3a以外に、たとえば、図9(a)〜(f)に示すフレキシブル管3b〜3fなどが挙げられる。
すなわち、フレキシブル管3bは、図9(a)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としてのアルミニウム線(直径3mm)35bをらせん状に巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
すなわち、フレキシブル管3bは、図9(a)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としてのアルミニウム線(直径3mm)35bをらせん状に巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3cは、図9(b)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としての帯状をしたアルミニウム板(厚さ0.3mm、幅20mm)35cをらせん状に巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3dは、図9(c)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としてのアルミニウム板(厚さ0.15mm)35dを管状になるように巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3dは、図9(c)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としてのアルミニウム板(厚さ0.15mm)35dを管状になるように巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3eは、図9(d)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としての帯状をしたアルミニウム板(厚さ0.3mm、幅20mm)35eを2重に巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3fは、図9(e)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としての帯状をした複数のアルミニウム板(厚さ0.3mm、幅20mm)35fを内層31の軸に平行に貼り付けた後、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3fは、図9(e)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としての帯状をした複数のアルミニウム板(厚さ0.3mm、幅20mm)35fを内層31の軸に平行に貼り付けた後、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
フレキシブル管3gは、図9(f)に示すように、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなる内層31の周囲に姿勢保持材としての穴開きアルミニウム板(厚さ0.5mm、穴径5mm、穴数6300個/m2)35gを管状になるように巻回し、その上にコルゲート状をした高密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂からなる外層32を設けている。
本発明にかかる排水システムは、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、フレキシブル管として二重コルゲート管が用いられていたが、合成ゴムからなるゴム管を用いるようにしても構わない。
また、継手としては、上記継手5以外に、たとえば、図10に示す継手6、図11に示す継手7、図12に示す継手8などを用いるようにしても構わない。
詳しく説明すると、継手6は、図10に示すように、継手本体6aと、締め付けリング6bとを備え、施工後も二重コルゲート管3が着脱自在なっている。
継手本体6aは、一端に二重コルゲート管3の装着部61を有し、他端に給水・給湯設備の流出口あるいは排水ヘッダーの流入口に接続される接続部62を備えている。
継手本体6aは、一端に二重コルゲート管3の装着部61を有し、他端に給水・給湯設備の流出口あるいは排水ヘッダーの流入口に接続される接続部62を備えている。
装着部61は、内嵌部63と、外嵌部64と、フランジ部65とを備えている。
内嵌部63は、外径が二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ筒状をしている。
内嵌部63は、外径が二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ筒状をしている。
外嵌部64は、図10(b)に示すように、フランジ部65から内嵌部63に平行に延出して、内嵌部63との間に二重コルゲート管3の管端部が嵌装される隙間を形成するとともに、その先端から複数の係止片67が延出している。
本体部66は、内壁にOリング装着溝64aがリング状に設けられていて、図10(a)に示すように、Oリング装着溝64aにOリング68が装着されるようになっている。
本体部66は、内壁にOリング装着溝64aがリング状に設けられていて、図10(a)に示すように、Oリング装着溝64aにOリング68が装着されるようになっている。
そして、この継手6は、二重コルゲート管3の管端部にまず締め付けリング6bを遊嵌させた状態で、図10(a)に示すように、二重コルゲート管3の管端部を管端面がフランジ部65にほぼ当接するまで内嵌部63と外嵌部64との間に挿入する。
つぎに、二重コルゲート管3の管端方向にスライドさせて、締め付けリング6bをすべての係止爪部67に外嵌させることによって各係止爪部67の係止爪67aを二重コルゲート管3の谷部36に食い込ませることによって二重コルゲート管3をしっかりと接続できる。
一方、締め付けリング6bを逆方向にスライドさせて、係止爪部67への外嵌を解除すれば、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
つぎに、二重コルゲート管3の管端方向にスライドさせて、締め付けリング6bをすべての係止爪部67に外嵌させることによって各係止爪部67の係止爪67aを二重コルゲート管3の谷部36に食い込ませることによって二重コルゲート管3をしっかりと接続できる。
一方、締め付けリング6bを逆方向にスライドさせて、係止爪部67への外嵌を解除すれば、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
継手7は、図11(b)に示す継手本体7aと、図11(c)に示すファスナー7bとを備えている。
継手本体7aは、図11(a),(b)に示すように、内嵌部71と、外嵌部72と、内嵌部71と外嵌部72とを一端で接続する連結部73とを備えている。
継手本体7aは、図11(a),(b)に示すように、内嵌部71と、外嵌部72と、内嵌部71と外嵌部72とを一端で接続する連結部73とを備えている。
内嵌部71は、二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ外径をした筒状をしている。
外嵌部72は、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じ内径をした筒状をしているとともに、外壁の一部に内外を貫通するように、ファスナー7bの嵌合用スリット73が穿設されている。
外嵌部72は、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じ内径をした筒状をしているとともに、外壁の一部に内外を貫通するように、ファスナー7bの嵌合用スリット73が穿設されている。
また、外嵌部72の内面には、嵌合用スリット73に対応する位置に、ファスナーガイド溝74が穿設されている。
ファスナー7bは、円弧状をしたファスナー本体75とツマミ部76とを備えている。
ファスナー7bは、円弧状をしたファスナー本体75とツマミ部76とを備えている。
そして、この継手7は、図11(a)に示すように、Oリング77を二重コルゲート管3の管端部の谷部36に外嵌させた状態で、二重コルゲート管3の管端部を管端面がほぼ連結部73に当接するまで、内嵌部71と外嵌部72との間に挿入した後、ファスナー本体75の開放端を先頭にしてファスナー本体75を嵌合用スリット73から外嵌部64内に挿入し、ファスナー本体75の開放端部をファスナーガイド溝74と二重コルゲート管3の谷部36とによって形成された空間に挿入することによって二重コルゲート管3がファスナー本体75を介して外嵌部72に係止されてしっかりと接続される。
一方、ツマミ部76を持って、ファスナー本体75を外嵌部72から引き抜けば、二重コルゲート管3の外嵌部72への係止が解除されて、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
一方、ツマミ部76を持って、ファスナー本体75を外嵌部72から引き抜けば、二重コルゲート管3の外嵌部72への係止が解除されて、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
継手8は、図12に示すように、2つの対称な分割体80(図12では1つしかあらわれていない。
分割体80は、一端に二重フレキシブル管接続部81を有し、他端に配管材接続部82を備えている。
分割体80は、一端に二重フレキシブル管接続部81を有し、他端に配管材接続部82を備えている。
二重フレキシブル管接続部81は、内嵌部83と外嵌部84とを備えている。
内嵌部83は、二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ外径をした半円筒形状をしている。
内嵌部83は、二重コルゲート管3の内径とほぼ同じ外径をした半円筒形状をしている。
外嵌部84は、二重コルゲート管3の外径とほぼ同じ内径をした半円筒形状をしていて、内壁の一部にOリング85の外周側が嵌まり込む溝84aが穿設されている。
二重フレキシブル管接続部81および配管材接続部82の連結部外周面には、締め付けベルトや針金等の締め付け具(図示せず)が嵌まり込む溝86が設けられている。
二重フレキシブル管接続部81および配管材接続部82の連結部外周面には、締め付けベルトや針金等の締め付け具(図示せず)が嵌まり込む溝86が設けられている。
配管材接続部82は、半円筒形状をしていて、内壁の一部にOリング87の外周側が嵌まり込む溝82aが穿設されている。
そして、この継手8は、図3に示すように、Oリング85を、二重フレキシブル管3の管端部で谷部36に内周側が嵌り込むようにセットするとともに、配管材Pの管端部にもOリング87を外嵌させて状態で、一方の分割体80を、溝84aにOリング85の外周側が、溝84aにOリング87がはまり込むようにセットしたのち、図示していないが、他方の分割体80をその溝84aにOリング85の外周側が、溝82aにOリング87がはまり込むとともに、一方の分割体80と端面同士が付き合うようにする。
そして、この継手8は、図3に示すように、Oリング85を、二重フレキシブル管3の管端部で谷部36に内周側が嵌り込むようにセットするとともに、配管材Pの管端部にもOリング87を外嵌させて状態で、一方の分割体80を、溝84aにOリング85の外周側が、溝84aにOリング87がはまり込むようにセットしたのち、図示していないが、他方の分割体80をその溝84aにOリング85の外周側が、溝82aにOリング87がはまり込むとともに、一方の分割体80と端面同士が付き合うようにする。
つぎに、両分割体80の溝86に締め付け具を巻回して締め付けることによって、継手8を介して二重コルゲート管3と配管材Pと接続する。
一方、締め付け具を取り外し、分割体80を分割すれば、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
一方、締め付け具を取り外し、分割体80を分割すれば、容易に二重コルゲート管3を取り外すことができる。
また、上記姿勢保持材を備えたフレキシブル管としては、外層がコルゲート構造になっていなくても構わない。たとえば、強度保持が可能であれば、アルミニウムや超延伸樹脂材料からなる複数の線状材をポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなるフレキシブル管本体の中間層部分に管軸に平行かつ周方向に等ピッチで挿入した構造のもの、アルミニウムや超延伸樹脂材料からなる板状材を管状に成形し、ポリプロピレンエラストマーなどのオレフィン系樹脂エラストマーからなるフレキシブル管本体の中間層部分に挿入した構造のもの、上記二重コルゲート管3の周囲にアルミニウムや超延伸樹脂材料からなる板材を巻きつけたもの、形状記憶金属、形状記憶樹脂等により負荷を解除すると、排水勾配を確保した状態などの元の形状に戻るように構成したもの等を用いることもできる。
A,B 排水システム
1 排水ヘッダー
11 ヘッダー本体
12 流入口
13 流出口
2 排水設備
3 二重コルゲート管(排水枝管路)
31 内層
32 外層
3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g フレキシブル管(排水枝管路)
35a アルミニウム棒(姿勢保持材)
35b アルミニウム線(姿勢保持材)
35c 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35d アルミニウム板(姿勢保持材)
35e 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35f 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35g 穴開きアルミニウム板(姿勢保持材)
4 給水・給湯システム
4a 給水システム
4b 給湯システム
41,44,45 ヘッダー
5,6,7,8 継手
52 雌ねじ付き袋ナット
53 雄ねじ付き袋ナット
1 排水ヘッダー
11 ヘッダー本体
12 流入口
13 流出口
2 排水設備
3 二重コルゲート管(排水枝管路)
31 内層
32 外層
3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g フレキシブル管(排水枝管路)
35a アルミニウム棒(姿勢保持材)
35b アルミニウム線(姿勢保持材)
35c 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35d アルミニウム板(姿勢保持材)
35e 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35f 帯状のアルミニウム板(姿勢保持材)
35g 穴開きアルミニウム板(姿勢保持材)
4 給水・給湯システム
4a 給水システム
4b 給湯システム
41,44,45 ヘッダー
5,6,7,8 継手
52 雌ねじ付き袋ナット
53 雄ねじ付き袋ナット
Claims (7)
- 建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、
各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成され、このフレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴とする排水システム。 - フレキシブル管が平滑な内層を有する二重コルゲート管である請求項1に記載の排水システム。
- 建物の床下に排水ヘッダーが設置され、この排水ヘッダーと建物内の各排水設備とがそれぞれ排水枝管路を介して接続されるとともに、排水ヘッダーの流出口と建物外排水管路とが主排水管路を介して接続されている排水システムにおいて、
各排水設備と排水ヘッダーとを接続する排水枝管路が、中間部に継ぎ目のない1本のフレキシブル管によって形成されているとともに、前記フレキシブル管が合成樹脂製のフレキシブル管本体と、このフレキシブル管本体に沿って設けられ、作業者の手で変形可能なフレキシブル管本体の姿勢保持材とを備え、前記フレキシブル管本体の排水勾配が前記姿勢保持材を変形させることによって確保されていることを特徴とする排水システム。 - フレキシブル管の管端が施工後も着脱自在な継手を介して排水ヘッダーの流入口および排水設備の流出口と接続されているとともに、排水ヘッダーの流入口がヘッダーの掃除口を兼用可能に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の排水システム。
- フレキシブル管本体が平滑な内層を有する二重コルゲート管である請求項3または請求項4に記載の排水システム。
- 建物床下に設けられた給水および/または給湯用システムに沿って設けられ、そのサポート金具が共用されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の排水システム。
- 排水ヘッダーが給水および/または給湯用システムのヘッダーと一体化されている請求項1〜請求項6のいずれかに記載の排水システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218204A JP2008038563A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 排水システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006218204A JP2008038563A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 排水システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008038563A true JP2008038563A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39173913
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006218204A Withdrawn JP2008038563A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 排水システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008038563A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010059642A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Aron Kasei Co Ltd | 接続部受口構造及びそれを備えた管継手、ます、パイプ |
JP2011226154A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Aron Kasei Co Ltd | 基礎埋設用排水管及び該基礎埋設用排水管の長さ調整方法 |
-
2006
- 2006-08-10 JP JP2006218204A patent/JP2008038563A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010059642A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Aron Kasei Co Ltd | 接続部受口構造及びそれを備えた管継手、ます、パイプ |
JP2011226154A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Aron Kasei Co Ltd | 基礎埋設用排水管及び該基礎埋設用排水管の長さ調整方法 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110118 |