JP2008037268A - ハイブリッド車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ECU50は、車両1が特定の経路を走行することを確定する特定経路確定手段51と、特定経路確定手段51により走行経路が確定された際に、SOC検出手段11により検出するバッテリ12の残容量に応じてバッテリ12への充電電力を制限する充電電力制限手段52と、充電電力制限手段52により制限された充電電力の電力量を算出する制限電力量算出手段53を備え、PDU13は、特定経路確定手段51により特定の走行経路であることが確定された際に、制限電力量算出手段53により算出した制限電力量に基づいてモータ3を制御する電動機適応制御手段14を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図19は従来技術に係るバッテリの充電制御方法の説明図であり、図19(a)は通勤経路の標高を示すグラフであり、図19(b)はバッテリSOCのグラフである。図19(a)に示すように、自宅から会社への往路における下り坂61,62を走行中には、モータから回生エネルギー(回生出力)を得てバッテリの充電を行う。これにより、図19(b)に示すようにバッテリSOCが上昇する。ただしハイブリッド車両では、バッテリが充電過多になるのを防止するため、バッテリSOCが上限設定値を超えた場合(図19(b)のP1,P2部分)に、バッテリの充電を停止する制御を行っている。そのため、本来であればバッテリの充電に利用可能であった回生出力が無駄になるという問題がある。
しかしながら、目的地までの経路を検索し、検索された経路中の走行パターンを予測するためには、ナビゲーションシステム等の外部情報システムが必要になる。また、通勤等の定常経路の走行では、運転者がナビゲーションシステムにおける目的地の設定をしない場合がある。
(第1実施形態)
図1(a)はハイブリッド車両の駆動系の概略構成図であり、車両1は、エンジン2と、このエンジン2の出力軸上に配設されエンジン2に直結された発電可能な前輪用モータ(モータ)3と、エンジン2の出力軸に連結された変速機5と、変速機5の出力軸に図示しないクラッチ等を介して連結されたディファレンシャル機構8と、ディファレンシャル機構8に連結された左右のアクスルシャフト9a,9bと、アクスルシャフト9a,9bに連結された左右の前輪10a,10bとを備えている。なお変速機5としては、有段変速機またはプーリ・ベルト式無段変速機のいずれも採用可能であり、さらに自動変速機または手動変速機のいずれも採用可能である。
次に、第1実施形態に係るバッテリの充電制御方法につき、通勤経路の走行を例にして説明する。
図19(a)に示すように、自宅から会社への往路における下り坂61,62を走行中には、モータからの回生出力によりバッテリの充電が行われる。ただしハイブリッド車両では、バッテリが充電過多になるのを防止するため、図19(b)に示すようにバッテリSOCが上限設定値を超えた場合(P1,P2部分)に、バッテリの充電を停止する回生出力制限処理が行われる。そのため、本来であればバッテリの充電に利用可能であった回生出力が無駄になるという問題がある。
次に、図2(a)の右側に示すように、1回目に会社から自宅への復路を走行する際に、適応制御を行う。具体的には、通常制御によるバッテリSOC(破線)に比べて、制限容量積算値の分だけバッテリSOCが減少するように駆動制御する(実線)。具体的には、通常のモータ駆動量に増加係数を乗算してモータを駆動し、バッテリを消費する。
なお、図2(b)の右側に示す2回目以降の復路走行時にも、図2(a)の右側に示す1回目の復路走行時と同様の適応制御を行う。
(1回目の往路出発時)
図3はメイン制御ルーチンのフローチャートである。メイン制御ルーチンは、車両乗員等によりユーザーSWがONされた場合に開始するようにしてもよい(S102)。まずS(ステップ)104において、イグニッションスイッチONなどのスタータ指示があるか判断する。1回目の往路出発時における判断はYESであり、S105に進んで1TRIP判定処理(1)を行う。
図4(b)は往復路判定処理(6)サブルーチンのフローチャートである。このサブルーチンでは、走行経路が往路であるか復路であるかを判定する。まず、S140において自宅判定を行う。
次に、図4(b)のS140(自宅判定処理)からS132に進んで、FTRIPが1であるか判断する。1回目の往路出発時の判断はYESであるから、S134においてFTRIPを0に変更する。
図6はIGOFF処理(4)サブルーチンのフローチャートである。このサブルーチンでは、まずS181において、イグニッションスイッチがOFFされたか判断する。1回目の往路出発時における判断はNOであり、S188に進んで、適応制御フラグFADAP、制限容量積算値INICAPLMTおよび往復路フラグFTRIPをメモリに記憶する。
図3に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。1回目の往路走行中におけるS104の判断(スタータ指示)はNOであり、S110に進む。S110では、現在のアクセルペダル開度ΔAPおよび車両速度VSを検索する。次にS112において、運転者からの駆動要求を、アクセルペダルの踏み込み(AP=ON)によって判断する。アクセルペダルが踏み込まれていない場合には、判断はNOであり、S114に進む。S114では、現在の車両速度VSが0km/hであるか(すなわち車両が停止中であるか)判断する。この判断がYESの場合はS116に進み、エンジン停止指令の有無を判断する。この判断がYESの場合はS118に進み、アイドル時のエンジン停止モード処理を行う。またS116における判断がNOの場合はS120に進み、通常の(エンジン停止しない)アイドルモード処理を行う。
一方、S154における判断がYESの場合は、回生出力PREGの全部をバッテリの充電に利用することができない。そこでS156に進み、バッテリの充電に利用する回生出力を回生制限出力PREGLMTに制限する処理を行う。なお回生制限出力PREGLMTは、バッテリSOCの上限設定値から現在のバッテリSOCを減算した値である。次にS158において、回生制限出力PREGLMTを回生出力PREGとしてバッテリの充電を行う。これらの回生出力制限処理および回生制限出力によるバッテリの充電は、充電電力制限手段により実行される。充電電力制限手段は、特定経路確定手段により走行経路が確定された際に、バッテリSOCに応じてバッテリへの充電電力を制限するものである。次にS160において、制限容量CAPLMTの算出処理(5)を行う。
図3に戻り、S150の回生モード処理から、S126の出力指示処理を経て、S180のIGOFF処理(4)に進む。
図6に示すIGOFF処理(4)サブルーチンでは、S181においてイグニッションスイッチがOFFされたか判断する。1回目の往路到着時における判断はYESであり、S182に進む。S182では、適応制御フラグFADAPが0であるか判断する。1回目の往路到着時における判断はYESであり、S183に進む。S183では、往復路フラグFTRIPが1であるか判断する。1回目の往路到着時における判断はYESであり、S184を経てS186に進む。S186では、適応制御フラグFADAPを1に設定し、適応制御を開始する。次にS188において、適応制御フラグFADAP、制限容量積算値INICAPLMTおよび往復路フラグFTRIPをメモリに記憶する。
図3に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。1回目の復路出発時には、S104の判断(スタータ指示)はYESであるから、S105において1TRIP判定処理(1)を行う。
図4(a)に示す1TRIP処理(1)のサブルーチンでは、S130において往復路判定処理(6)を行う。図4(b)に示す往復路判定処理(6)のサブルーチンでは、S140において自宅判定処理を行う。図4(c)に示す自宅判定処理のサブルーチンにおいて、1回目の復路出発時におけるS142の判断(FHOME=1)はNOであるから、S148においてFTRIPを1に設定する。次に図4(b)において、S132の判断(FADAP=1)はYESであるから、S134においてFTRIPを0に変更する。次にS136において、制限容量積算値INICAPLMTの値を、予め消費すべきバッテリ電力量(事前消費量)CAPLMTに代入する。
図3に戻り、S105の1TRIP判定処理から、S109の始動モード処理、S126出力指示処理およびS180のIGOFF処理を順に行う。
図3のメイン制御ルーチンを繰り返し、S112において、アクセルペダルが踏み込まれているか(AP=ON)判断する。判断がYESの場合には、車両は通常走行中であり、エンジンおよびモータの駆動力による走行が可能である。そこでS190に進み、駆動モード処理(3)を行う。
図7(b)は増加係数テーブルである。増加係数テーブルでは、事前消費量CAPLMTに対応して、増加係数(いずれも1.0以上)が設定されている。なお、CAPLMTの増加にともなって、増加係数も増加するように設定されている。このテーブルを参照して、現在のCAPLMTに対応する増加係数を求める。なお、現在のCAPLMTの値がテーブルにない場合は、近接するCAPLMTから比例配分によって増加係数を求める。このように、電動機適応制御手段は、制限電力量算出手段により算出した制限電力に基づいて、モータの駆動出力を増加する。
なお電動機適応制御手段は、制限電力量算出手段により算出した制限電力に基づいて、バッテリSOCの目標値を設定してもよい。また、バッテリSOCの目標領域を設定してもよい。
図3に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。2回目の往路出発時には、S104の判断(スタータ指示)はYESであり、S105において1TRIP判定処理(1)を行う。
図4(a)に示す1TRIP処理(1)サブルーチンでは、S130において往復路判定処理(6)を行う。図4(b)に示す往復路判定処理(6)のサブルーチンでは、S140において自宅判定処理を行う。図4(c)に示す自宅判定処理のサブルーチンにおいて、2回目の往路出発時におけるS142の判断(FHOME=1)はYESであり、S144の判断(FADAP=1)もYESであるから、S146においてFTRIPを0に設定する。次に図4(b)において、S132の判断(FADAP=1)はNOであるから、S138においてFTRIPを1に変更する。
図3に戻り、S105の1TRIP判定処理から、S109(始動モード処理)、S126(出力指示処理)およびS180(IGOFF処理)を順に行う。
図3のメイン制御ルーチンを繰り返し、S112においてアクセルペダルが踏み込まれている(AP=ON)と判断された場合には、S150の駆動モード処理(3)を行う。図7(a)の駆動モード処理(3)サブルーチンにおいて、2回目の往路走行時は適応制御中であるからS197の判断(FADAP=1)はYESであるが、往路であるからS197の判断(FTRIP=0)はNOである。したがって、S304の適応制御は行われず、通常制御となる。
図5(a)に示す回生モード処理(2)サブルーチンのS154において、現在のバッテリSOCに回生出力PREGを加算した値が、バッテリSOCの上限設定値を超えるか判断する。判断がYESの場合はS156に進み、バッテリの充電に利用する回生出力を回生制限出力PREGLMTに制限する処理を行う。なお回生制限出力PREGLMTは、バッテリSOC上限値から現在のバッテリSOCを減算した値である。次にS158において、回生制限出力PREGLMTを回生出力PREGとしてバッテリの充電を行う。次にS160において、制限容量CAPLMTの算出処理(5)を行う。
図3に戻り、S150の回生モード処理から、S126の出力指示処理を経て、S180のIGOFF処理(4)に進む。
図6に示すIGOFF処理(4)サブルーチンにおいて、2回目の往路到着時には、S188の判断(IGOFF)はYESであり、S182の判断(FADAP=0)もYESであり、S183の判断(FTRIP=1)もYESであるから、S184に進む。S184では、1回目の往路走行時に算出した制限容量積算値INICAPLMTに、2回目の往路走行時に算出した制限容量積算値TMCAPを加算して、INICAPLMTに代入する。このINICAPLMTは、1回目および2回目の全ての制限容量積算値になっている(図10参照)。そしてS186において、適応制御フラグFADAPを改めて1に設定する。
なお2回目の復路走行時の適応制御は、1回目の復路走行時の適応制御と同様に行えばよい。また3回目以降の走行時の制御は、2回目の走行時の制御と同様に行えばよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
第1実施形態のハイブリッド車両に加えて、第2実施形態では、図1(b)に示すECU50の内部に走行距離記憶手段(不図示)が設けられている。走行距離記憶手段は、特定経路確定手段51により特定の経路を走行中であると確定された時点から充電電力制限手段52により充電電力が制限された時点までの走行距離を記憶するものである。この走行距離記憶手段として、通常のハイブリッド車両に搭載されているものを流用することが可能である。さらに、PDU13に設けられた電動機適応制御手段14は、特定経路確定手段51により特定の走行経路であることが確定された際に、制限電力量算出手段53により算出した制限電力量に加えて、走行距離記憶手段により記憶した走行距離に基づいて、モータ3を制御するようになっている。
図11は第2実施形態に係るバッテリの充電制御方法の説明図であり、図11(a)は1回目の走行時であり、図11(b)は2回目以降の走行時である。図11(a)に示すように、1回目の特定経路(通勤往路)の走行時には通常制御を行う。その際、バッテリの充電に利用できなかった回生出力(制限容量積算値)Reg1およびReg2を記録しておく。これに加えて、自宅からReg1およびReg2の発生位置までの距離Dis1およびDis2を記録しておく。
(1回目の出発時)
図12はメイン制御ルーチンのフローチャートである。1回目の出発時にはS204の判断(スタータ指示)はYESであり、S205に進んで1TRIP判定処理(1)を行う。
図13(a)は1TRIP判定処理(1)サブルーチンのフローチャートである。この1TRIP判定処理は、車両が特定の経路を走行することを確定するものであり、特定経路確定手段により実行される。このサブルーチンでは、S230において特定経路判定処理(6)を行う。
図13(c)は自宅判定サブルーチンのフローチャートである。このサブルーチンでは、まずS241において現在位置が自宅であるか判断する。1回目の出発時の現在位置は自宅であるから、S242の判断(FHOME=1)はYESであり、またS244の判断(FADAP=1)はNOであるから、S248においてFTRIPを1に設定する。
次に図13(b)に戻り、S232の判断(FTRIP=1)はYESであるから、S234においてFTRIPを0に変更する。
図15は距離・制限容量記憶処理(7)のフローチャートである。このフローチャートでは、後述するように、自宅から制限容量発生地点までの距離と、その地点での制限容量を記憶する処理を行う。まずS272において、モード変数MODEが制限回生モードであるか判断する。MODEの初期値は通常回生モードであり、1回目の出発時における判断はNOになってS276に進む。S276では、前回のMODEが制限回生モードであるか判断する。1回目の出発時にはこの判断もNOであり、距離・制限容量記憶処理サブルーチンを終了する。
図12に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。車両が減速走行中の場合には、S250において回生モード処理(2)を行う。
図14(a)は回生モード処理(2)サブルーチンのフローチャートである。このサブルーチンでは、モータの回生出力によりバッテリの充電を行う。まずS252において、回生出力PREGの算出処理を行う。次にS254において、現在のバッテリSOCに回生出力PREGを加算した値が、バッテリSOCの上限設定値を超えるか判断する。なお現在のバッテリSOCは、SOC検出手段によって検出する。S254の判断がNOの場合には、S255においてモード変数MODEを通常回生モードに設定(維持)し、回生出力PREGの全部を利用してバッテリの充電を行い、回生モード処理サブルーチンを終了する。
図15の距離・制限容量記憶処理(7)サブルーチンにおいて、S272では、モード変数MODEが制限回生モードであるか判断する。この判断はYESであるからS273に進み、前回のMODEが制限回生モードではないか(通常回生モードであるか)判断する。制限回生モードの開始直後には、S273の判断はYESであるから、S274に進む。S274では、Dis1に自宅から現在位置までの距離(現在距離)を入力して、走行距離記憶手段に記憶させる。すなわち、新たに制限容量が発生して制限回生モードが開始した時点で、Dis1のデータ入力が行われる。なお制限容量が発生している区間では、制限回生モードが継続する。
図12のメイン制御ルーチンに戻り、S270の距離・制限容量記憶処理(7)を行う。図15の距離・制限容量記憶処理(7)サブルーチンにおいて、S272の判断(MODE=制限回生モード)はNOになり、S276に進む。通常回生モードへの復帰直後には、S276の判断(前回MODE=制限回生モード)はYESになるから、S277に進む。S277では、現在の制限容量積算値INICAPLMTを、第1制限容量積算値INICAPLMT1に入力する。この第1制限容量積算値INICAPLMT1には、第1の制限容量発生区間における制限容量積算値のデータが記録される。
図12のメイン制御ルーチンに戻り、S280のIGOFF処理(4)を行う。
図16は、IGOFF処理(4)のフローチャートである。このフローチャートでは、まずS281において、イグニッションスイッチがOFFされたか判断する。1回目の到着時における判断はYESであり、S282に進む。S282では、適応制御フラグFADAPが0であるか判断する。1回目の到着時における判断はYESであり、S283に進む。S283では、往復路フラグFTRIPが1であるか判断する。1回目の到着時における判断はYESであり、S286に進む。S286では、適応制御フラグFADAPを1に設定し、適応制御を開始する。次にS288において、適応制御フラグFADAPおよび往復路フラグFTRIPをメモリに記憶する。
図12に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。2回目の出発時には、S204の判断(スタータ指示)はYESであるから、S205において1TRIP判定処理(1)を行う。
図13(a)に示す1TRIP処理(1)サブルーチンでは、S230において特定経路判定処理(6)を行う。図13(b)に示す特定経路判定処理(6)サブルーチンでは、S240において自宅判定処理を行う。図13(c)に示す自宅判定処理サブルーチンにおいて、2回目の出発時には、S242の判断(FHOME=1)はYESであり、S244の判断(FADAP=1)もYESであるから、S246においてFTRIPを0に設定する。次に図13(b)において、S232の判断(FADAP=1)はNOであるから、S238においてFTRIPを1に変更する。
図12に戻り、メイン制御ルーチンを繰り返す。S212において、アクセルペダルが踏み込まれているか(AP=ON)判断する。判断がYESの場合には、車両は通常走行中であり、エンジンおよびモータの駆動力による走行が可能である。そこでS290に進み、駆動モード処理(3)を行う。
なお3回目以降の走行時の制御は、2回目の走行時の制御と同様に行えばよい。
本発明は、車載の二次電池に貯蔵されたエネルギーを使用して駆動することが可能であり、かつ内燃機関を併せ持つ全てのハイブリッド車両に適応することが可能である。
また、実施形態では制限容量積算値応じてモータアシスト量を増加させる制御を行ったが、EV走行領域の設定値を広げる制御を行ってもよく、バッテリSOCの下限設定値を低下させる制御を行ってもよく、気筒休止する制御を行ってもよい。
Claims (9)
- 車両の駆動源を発生する内燃機関と電動機を備え、該電動機は車両の減速時に回生発電を行うハイブリッド車両において、
前記電動機を制御する電動機制御装置と、
前記電動機へ電力を供給又は前記電動機からの電力を充電する蓄電装置と、
該蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、
前記車両が特定の経路を走行することを確定する特定経路確定手段と、
前記特定経路確定手段により走行経路が確定された際に、前記残容量検出手段により検出する前記蓄電装置の残容量に応じて前記蓄電装置への充電電力を制限する充電電力制限手段と、
前記充電電力制限手段により制限された充電電力の電力量を算出する制限電力量算出手段と、を備え、
前記電動機制御装置は、前記特定経路確定手段により特定の走行経路であることが確定された際に、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力量に基づいて前記電動機を制御する電動機適応制御手段を備えることを特徴とするハイブリッド車両。 - 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力に基づいて、前記蓄電装置の残容量目標値を設定することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
- 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力に基づいて、前記蓄電装置の残容量目標領域を設定することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
- 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力に基づいて、前記電動機の駆動出力を増加することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
- 車両の駆動源を発生する内燃機関と電動機を備え、該電動機は車両の減速時に回生発電を行うハイブリッド車両において、
前記電動機を制御する電動機制御装置と、
前記電動機へ電力を供給又は前記電動機からの電力を充電する蓄電装置と、
該蓄電装置の残容量を検出する残容量検出手段と、
前記車両が特定の経路を走行することを確定する特定経路確定手段と、
前記特定経路確定手段により走行経路が確定された際に、前記残容量検出手段により検出する前記蓄電装置の残容量に応じて前記蓄電装置への充電電力を制限する充電電力制限手段と、
前記充電電力制限手段により制限された充電電力の電力量を算出する制限電力量算出手段と、
前記特定経路確定手段により特定の経路を走行中であると確定された時点から前記充電電力制限手段により前記充電電力が制限された時点までの走行距離を記憶する走行距離記憶手段と、を備え、
前記電動機制御装置は、前記特定経路確定手段により特定の走行経路であることが確定された際に、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力量、および前記走行距離記憶手段により記憶した走行距離に基づいて前記電動機を制御する電動機適応制御手段を備えることを特徴とするハイブリッド車両。 - 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力および前記走行距離記憶手段により記憶した走行距離に基づいて、前記蓄電装置の残容量目標値を設定することを特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車両。
- 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力および前記走行距離記憶手段により記憶した走行距離に基づいて、前記蓄電装置の残容量目標領域を設定することを特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車両。
- 前記電動機適応制御手段は、前記制限電力量算出手段により算出した制限電力および前記走行距離記憶手段により記憶した走行距離に基づいて、前記電動機の駆動出力を増加することを特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車両。
- 前記特定経路確定手段により前記車両が特定経路を走行すると確定した際に、前記特定経路における往路であるか復路であるかを判別する往路復路判別手段と、
前記充電電力制御手段により充電電力を制限したのが往路であるか復路であるかを記憶する記憶手段と、を備え、
前記電動機適応制御手段は、前記記憶手段により記憶した往路又は復路のいずれかで実行することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
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