JP2008036477A - 空気清浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来とほぼ同一の空気浄化度を維持しながら、騒音を一層抑制することができ、しかも使用電力を低減することができる空気清浄装置を提供する。
【解決手段】ケーシング11と、そのケーシング内に配置される、ケーシング内に空気を吸引する送風機12、その送風機の出口に連結される消音ボックス13および前記ケーシングの吹き出し口15に連結されるHEPAフィルタ14とを備えた空気清浄装置10であり、HEPAフィルタ14は、高さ135〜200mmで、面風速1.59m/秒における初期圧力損失が200Pa未満である。
【選択図】図1
【解決手段】ケーシング11と、そのケーシング内に配置される、ケーシング内に空気を吸引する送風機12、その送風機の出口に連結される消音ボックス13および前記ケーシングの吹き出し口15に連結されるHEPAフィルタ14とを備えた空気清浄装置10であり、HEPAフィルタ14は、高さ135〜200mmで、面風速1.59m/秒における初期圧力損失が200Pa未満である。
【選択図】図1
Description
本発明は空気清浄装置に関する。さらに詳しくは、低騒音が求められる病院のクリーンルームなどに使用される低騒音タイプの空気清浄装置に関する。
一般的な低騒音タイプの空気清浄装置は、ケーシングと、その内部に収容される送風機、消音ボックス(サイレンサ)およびHEPA(High Efficiency Particle Air-filter)フィルタとを備えている。送風機は外部の空気をケーシング内に吸引するものであり、消音ボックスは送風機の出口に連結されて送風機が発生する騒音を抑制する。そしてHEPAフィルタは、ケーシング下面などに設けられる吹き出し口に連結され、ケーシングから送風される空気を浄化する。さらにケーシングの内面には、グラスウールや発泡樹脂などの吸音材が貼られる。
特許文献1は、送風機と消音ボックスの間に、整流消音チャンバーを介在させた空気清浄装置(ファン付きフィルタユニット)を提案している。この装置は、整流消音チャンバーで空気の流れが整流されるので、消音ボックス内を空気が均一に流れること、および送風機の吐出口が吹き出し口から遠ざかることから、騒音抑制効果が高いとしている。さらに特許文献1には、整流騒音チャンバーの内壁に吸音材を貼設すること、送風機の出口を2方に分けてそれぞれに整流騒音チャンバーを設けること、整流騒音チャンバーで空気の流れを直角に変え、それにより騒音低減作用を増加することが記載されている。
特開2001−38127
前記従来の空気清浄装置は、騒音の主要な発生源である送風機と、その騒音が室内に導かれる吹き出し口の間に、整流消音チャンバーなどの機器を介在させることにより、あるいは音の伝達経路を複雑にすることにより、騒音の室内への漏れを抑制しようとするものである。しかしこのような機器を介在させたり、伝達経路を複雑にすると、空気抵抗も増大し、送風機の出力を増加させる必要がある。そして送風機出力を増大させることは、騒音の発生も増大することとなり、好ましくない。さらに出力を増加すれば必要とする電力も多くなる。また、空気清浄度を高くしようとすると、HEPAフィルタの密度も高くなり、一層、空気抵抗が高くなる。
とくに病院の手術室などでは、空気清浄装置を複数台連結して、空気清浄度をさらに高くすることがあるが、その場合は各装置の騒音が合成され、騒音が大きくなる傾向となる。また、病院では設置する空気清浄装置の台数が多いため、消費電力の低減も要求される。
本発明は、騒音を抑制することができ、しかも使用電力を低減することができる空気清浄装置を提供することを技術課題としている。
本発明の空気清浄装置(請求項1)は、ケーシングと、そのケーシング内に配置される、ケーシング内に空気を吸引する送風機、その送風機の出口に連結される消音ボックスおよび前記ケーシングの吹き出し口に連結されるHEPAフィルタとを備えており、前記HEPAフィルタが、奥行135〜200mmで、定格風量時での面風速1.59m/秒における初期圧力損失が200Pa未満であることを特徴としている。
このような空気清浄装置においては、前記HEPAフィルタが、面風速0.59m/秒(処理風量時)におけるユニット吹出口中央から1mの騒音値が40dB(A)以下であるものが好ましい(請求項2)。
さらに前記送風機の駆動モータを制御する制御回路を備えており、その制御回路が、複数の出力電圧のタップを備えたトランスと、それらのタップとモータの入力端子との接続を切り換える切り換え回路とを備えている空気清浄装置が好ましい(請求項3)。
そのような制御回路を備えた空気清浄装置においては、さらに前記駆動モータが、高出力、中出力、低出力に相当する3個の端子を備えると共に、前記トランスが高電圧、中電圧、低電圧に相当するタップを備えており、前記制御回路が、前記中電圧に相当するタップと中出力に相当する端子との接続で、強風量の運転を行い、前記高電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で、中風量の運転を行い、前記低電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で、弱風量の運転を行うように構成されているものが好ましい。
本発明の空気清浄装置(請求項1)は、従来の低騒音タイプの空気清浄装置のように、騒音源である送風機と騒音が出ていく吹き出し口の間に物を介在させるという対策をとらず、HEPAフィルタを通る空気の圧力損失を低減させることを基本的な対策としている。すなわち、騒音の音源(PWL)は、(A)送風機の風量(CMM)と静圧(Pa)による成分と、(B)送風機の静圧効率による成分と、(C)羽根通過音による成分から構成されており、本発明ではこれらのうち、上記の(A)の送風機の静圧に対応するHEPAフィルタの圧力損失を減少させることにより、低騒音化を実現したのである。
本発明の空気清浄装置では、HEPAフィルタを、奥行135〜200mmで、定格風量時での面風速1.59m/秒における初期圧力損失200Pa未満と、従来に比して奥行を高くして、空気が通るフィルタエレメントの面積を増大させ、それにより圧力損失を低減させている。その結果、送風機の出力(軸動力)を抑制することができ、モータ音および羽根の騒音自体を低減させることができる。さらにHEPAフィルタを通る空気の速度が低下するので、その部位での騒音発生も抑制できる。さらに送風機の出力を低減できるので、使用電力をも少なくすることができる。
このような空気清浄装置において、前記HEPAフィルタを、面風速0.59m/秒(ユニット処理風量)におけるユニット吹出口中央から1mの騒音値が40dB(A)以下となるようにする場合(請求項2)は、騒音抑制効果が一層高くなり、使用電力も低減できる。
また、前記送風機の駆動モータを制御する制御回路を備えており、その制御回路が、複数の出力電圧のタップを備えたトランスと、それらのタップとモータの入力端子との接続を切り換える切り換え回路とを備えている場合(請求項3)は、従来用いられているモータの出力を小さいレベルで切り換えることができる。すなわち、通常はモータの入力端子を変更してモータ出力を変えるのであるが、この空気清浄装置では、同一のモータを用いて、より低出力の範囲でモータ出力を切り換えるようにすることができる。それにより、従来の空気清浄装置を簡易に本発明の空気清浄装置に変更することができる。
このような出力を低レベルで切り換えることができる空気清浄装置において、前記駆動モータが、高出力、中出力、低出力に相当する3個の端子を備えると共に、前記トランスが高電圧、中電圧、低電圧に相当するタップを備えており、前記切り換え回路が、前記中電圧に相当するタップと中出力に相当する端子との接続で強風量の運転を行い、前記高電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で中風量の運転を行い、前記低電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で弱風量の運転を行うように構成されている場合(請求項4)は、低レベルのモータ出力の範囲で、従来と同等の3通りに出力を切り換えることができる。
つぎに図面を参照しながら本発明の空気清浄装置の実施形態を説明する。図1は本発明の空気清浄装置の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図、図2は図1の空気清浄装置の側面図、図3は図1の空気清浄装置の底面図、図4は図2のIV-IV線拡大断面図、図5は図1の空気清浄装置の制御回路の実施形態を示す電気回路図である。
図1に示す空気清浄装置10は、略直方体のケーシング11と、そのケーシング11の内部に収容される送風機12、消音ボックス13およびHEPAフィルタ14とを備えている。送風機12は外部の空気をケーシング11内に吸引するものであり、消音ボックス13は送風機12の出口に連結されて送風機12が発生する騒音を抑制しつつケーシング11内に送り出すものである。そしてHEPAフィルタ14は、ケーシング11の下面に設けられる吹き出し口15に連結され、ケーシング11から送風される前に空気中の微粒を捕捉して空気を清浄化するものである。
ケーシング11は、内部の機器を保持すると共に、内部と外部を遮蔽して、外部から吸い込んだ空気をHEPAフィルタ14から送り出す空気の流路を形成する。このようなケーシング11は、たとえば鋼などからなる金属板を折り曲げて組み合わせた箱として構成される。ケーシング11の背面側(吸い込み側)には、ダクト連結部17から外部(一次処理空気)の空気をケーシング11内に導入すると共に、運転停止時にダクト連結部17からの空気が室内側に漏れないよう逆流を防止する逆流防止ダンパ16が設けられている。ケーシング11の側面上部には、空気清浄装置10から離れた位置、たとえば部屋の下方などから空気を吸引するダクトを連結するための円筒状のダクト連結部17が設けられている。ダクトを連結しない場合は、ダクト連結部17は閉じておく。さらにケーシング11の内面には、グラスウールをガラスクロスで押さえた消音材(図4参照)18が貼られている。消音材としては、発泡樹脂なども使用しうる。
送風機12は従来公知のものを使用することができ、たとえば両面吸い込み型のシロッコファンなどが用いられる。送風機12は、略円筒状ないし渦巻き状のケースと、そのケース内に回転自在に支持される羽根と、その羽根を回転駆動するモータと、そのモータの回転のON/OFF制御および出力制御するための制御回路を備えている。モータとしては、0.1〜0.3kW程度の単相交流200V6極型で、出力切り換え用に複数の入力端子を備えているモータが用いられる。送風機12はフィルタ14と送風機12との間の仕切板に固定することができる。図1の符号20は送風機12の吸い込み口であり、符号21は吐出口である。
消音ボックス13は、図1の空気清浄装置10では、断面コ字状の幅が広い通路として構成されている。この消音ボックス13は、金属板あるいは合成樹脂製の板などからなる断面コ字状の本体と、その本体の内面に貼られたグラスウールなどの消音材とから構成されている。図1の消音ボックス13では、幅が送風機12のケースの幅より大きいため、吐出口21を除く後部は閉じている。ケーシング11の天板19およびそれに貼られた消音材18は、消音ボックス13の上板および消音材を兼ねている。ただし別個に設けてもよい。
この空気清浄装置10で用いられるHEPAフィルタ14は、基本的な構成は従来のHEPAフィルタと同一であり、アルミニウム押し出し成形品などからなる矩形状の枠14aと、その枠の内部に気密に装着したフィルタエレメント14bとからなる。フィルタエレメント14bは、通気性を備えた多孔質シートをジャバラ状に折り畳んだものである。そして一方(図1では上側)の折り目線の隙間から空気を流入させ、多孔質シートを通過させて微粒子を捕捉し、他方(図1では下側)の折り目線の隙間から空気のみを排出させることにより、空気の浄化を行う。
そしてこの空気清浄装置10では、通常の規格品である奥行125mmのHEPAフィルタよりも奥行(フィルタエレメントの高さ)が高い、奥行150mmのものを使用している。ただし奥行135〜200mmの範囲で選択することができる。HEPAフィルタ14の奥行が135mm未満の場合は圧力損失が高くなるため、本発明の空気清浄装置では使用しない。また、奥行が200mmを超えると、消音ボックス13と干渉するため、空気清浄装置の高さが高くなり、本発明の空気清浄装置では使用しない。なお、この実施形態では、HEPAフィルタ14の幅および長さ(フィルタエレメントの寸法)はそれぞれ150mmである。ただし枠14aの一辺の長さは175〜200mm程度とすることができる。
このように、HEPAフィルタ14の奥行を従来に比して50mm程度高くして、空気が通るフィルタエレメントの面積を増大させ、それにより圧力損失を175±20Pa程度まで低減させている。
このように、HEPAフィルタ14の奥行を従来に比して50mm程度高くして、空気が通るフィルタエレメントの面積を増大させ、それにより圧力損失を175±20Pa程度まで低減させている。
HEPAフィルタ14としては、たとえばニッタ株式会社製のEHD−A−Dタイプで、捕集効率が、0.3μm粒子に対し、99.99%以上のものなどが用いられる。さらに定格風量時での面風速1.59m/秒における初期圧力損失が200Pa未満のHEPAフィルタ14を用いる。このフィルタの性能試験方法は日本工業規格クリーンルーム JIS B 9908(換気エアフィルタユニット)に基づいての試験方法とする。さらにHEPAフィルタ14としては、面風速0.59m/秒(ユニット処理風量)におけるユニット吹出口中央から1m騒音値が40dB(A)以下のものが好ましい。それにより騒音を一層低くすることができる。
図1および図2に示すように、逆流防止ダンパ16は、ケーシング11の底面側に配置される枠板22の開口を内側から当接して閉じる板であり、側縁がヒンジで回動自在に枠板に連結されている。それにより、運転時にはダンパ連結部17や空気清浄装置吸込み口26からの室内空気を内部に通すべく図2のように斜めに開く。逆に運転停止時にはダンパ連結部17の空気が流入されていても逆流防止ダンパが閉じているので室内側に空気の逆流を防止できる。なお、図2の符号24はダンパ連結部17の開口を開閉するサークルシャッタである。
図3に示すように、ケーシング11の下面の前側(図3の左側)は、パンチングメタル25で覆われた吹き出し口15とされている。このパンチングメタル25は送風される空気がほぼ平行な下向きの流れとなるように、多数の小孔が穿設された金属薄板で構成されている。ケーシング11の下面の後ろ側(図3の右側)は、空気清浄装置10の吸い込み口26であり、同様にパンチングメタル27で覆われている。吹き出し口15と吸い込み口26の間は、送風機12のメンテナンス用のパネル28で覆われている。吹き出し口15のパンチングメタル25は図4に示すように、ネジ29(トラス小ネジ)によってケーシング本体11aに着脱自在に取り付けている。吸い込み口26のパンチングメタル27およびメンテナンス用のパネル28についても同様である。
図4に示すように、ケーシング本体11aの側壁の下部は、外方向に折り曲げられた外曲フランジ30とされている。そして空気清浄装置10は、天井材31に形成した開口32に挿入され、フランジ30を建物の天井材31の下面に当接した状態で、ケーシング11の天板19がフィルタ取付(寸切)ボルト33によって建物の構造材に吊られる。さらにHEPAフィルタ14は、他の吊りボルト34によって支持されるフィルタ取付金具35の上に保持されている。
つぎに図5を参照して前述の空気清浄装置の制御回路、実質的には送風機のモータの制御回路40を説明する。この制御回路40は、送風機のモータMfを3段階で制御する公知の制御回路を改造したものである。すなわち、一般的な制御回路では、送風機駆動用のモータMfは、出力を大、中、小の3段階に切り換えることができるように、高出力に相当する端子H、中出力に相当する端子Mおよび低出力に相当する端子Lの3個の端子を備えている。これらの端子H、M、Lは、それらと接続されているコイルの抵抗値が異なっていることにより、出力を変更することができる。
そしてこれらの端子H、M、Lは、交流200Vの商用電源41とリレーの接点を介して接続され、励磁すべきリレーを選択することにより、モータMfの出力を3段階で切り換えることができるようにされている。なお、電源41とリレーの接点との間にスライドトランスを介在させ、無段階で送風機の出力を変化させるようにしたものもある。これはH,M,L運転全体を電圧の上げ下げさせるものである。
しかし従来の制御回路では、高出力(端子H)では、風量が18.5m3/minで、機外静圧が30Paと大きい半面、騒音値が47.5dBと高すぎる。そのため、図5の制御回路40では、高出力に相当する端子Hを使用せず、中出力の端子Mと低出力の端子Lのみを使用する。ただしこれだけでは2段階の切り換えになるので、高電圧、中電圧、低電圧の3個のタップVh、Vm、Vlを備えたタップ・トランス42を電源41とモータMfとの間に介在させる。そして3個のリレーY1、Y2、Y3でタップと端子の接続を切り換えるように、切り換え回路43を構成している。
さらに風量の切り換えの段差が少なくなるように、たとえば高電圧のタップVhを180V、中電圧のタップVmを170V、低電圧のタップVlを160Vとしている。この電圧の差は10Vであるのがよいが、必要なら160〜190V程度の範囲内で適宜選択できる。このような制御回路40では、中電圧のタップVmを第1リレーY1のON接点を介してモータMfの中出力の端子Mに接続し、高電圧のタップVhを第2リレーY2のON接点を介して低出力の端子Lに接続し、低電圧のタップVlを第3リレーY3のON接点を介して同じく低出力の端子Lに接続している。そしてこれらの組み合わせにより、出力が少ない範囲で、すなわち強、中、弱風の3段階で調節することができる。
上記のように、高電圧のタップVhを中出力の端子Mに接続せずに低出力の端子Lに接続し、中電圧のタップVmを低出力の端子Lに接続せずに中出力の端子Mに接続することにより、風量調節の段差を小さくすることができる。そしてこのように段差を小さくすることができるので、とくにスライドトランスを介在させる必要がなく、10Vごとにタップを設けた汎用品として販売されている固定トランスを用いても、細かな段差で調節することができる。
3個のリレーY1、Y2、Y3のコイル側は、切り換え回路43を介して操作スイッチSW1、SW2、SW3に接続している。詳細な図示は省略するが、各リレーY1、Y2、Y3のコイルは、押しボタン型の操作スイッチSW1、SW2、SW3を離してもON状態を維持できるように、それぞれの操作スイッチと対応するリレーのON接点とを並列に接続した自己保持回路を設けている。さらに他の押しボタンスイッチSW1〜3が押されたときにはそのリレーY1〜Y3のコイルの自己保持が解除されるように、そのリレーの自己保持用のON接点あるいはコイルと他の2個のリレーのOFF接点とを直列に接続している。なお、符号SW4は、電源OFF用のスイッチである。
図5における符号44は操作スイッチ用接続端子である。また、符号45aはトランスであり、符号45bは交流/直流変換器である。このトランス45aおよび交流/直流変換器45bにより交流200Vの電源41は直流24Vに変換されることによりリレーY1〜Y3の切換が可能となる。符号46は空気清浄装置の運転積算時間を表示するための遠隔表示ランプである。この遠隔表示ランプ46は、たとえば図3に示すパネル28(メンテナンスパネル)などの見えやすい位置に配置する。
10:空気清浄装置、11:ケーシング、12:送風機、13:消音ボックス、14:HEPAフィルタ、15:吹き出し口、16:逆流防止ダンパ、17:ダクト連結部、18:消音材、19:天板、20:送風機の吸い込み口、21:送風機の出口、22:枠板、24:サークルシャッタ、25:パンチングメタル、26:空気清浄装置の吸い込み口、27:パンチングメタル、28:パネル、29:ネジ、30:フランジ、31:天井材、32:天井の開口、33:吊りボルト、34:フィルタ取付(寸切)ボルト、35:フィルタ取付金具、40:制御回路、Mf:モータ、H:高出力の端子、M:中出力の端子、L:低出力の端子、Vh:高電圧のタップ、Vm:中電圧のタップ、Vl:低電圧のタップ、Y1:第1リレー、Y2:第2リレー、Y3:第3リレー、SW1、SW2、SW3:操作スイッチ、41:電源、42:タップ・トランス(電源トランス)、44:操作スイッチ用接続端子、43:切り換え回路、45a:トランス、45b:交流/直流変換器、46:運転積算表示ランプ
Claims (4)
- ケーシングと、
そのケーシング内に配置される、ケーシング内に空気を吸引する送風機、その送風機の出口に連結される消音ボックスおよび前記ケーシングの吹き出し口に連結されるHEPAフィルタとを備えており、
前記HEPAフィルタが、奥行135〜200mmで、定格風量時での面風速1.59m/秒における初期圧力損失が200Pa未満であることを特徴とする空気清浄装置。 - 前記HEPAフィルタの面風速0.59m/秒(処理風量時)におけるユニット吹出口中央から1mの騒音値が40dB(A)以下である請求項1に記載の空気清浄装置。
- 前記送風機の駆動モータを制御する制御回路を備えており、
その制御回路が、複数の出力電圧のタップを備えたトランスと、それらのタップとモータの入力端子との接続を切り換える切り換え回路とを備えている、請求項1または2に記載の空気清浄装置。 - 前記駆動モータが、高出力、中出力、低出力に相当する3個の端子を備えると共に、前記トランスが高電圧、中電圧、低電圧に相当するタップを備えており、
前記切り換え回路が、
前記中電圧に相当するタップと中出力に相当する端子との接続で、強風量の運転を行い、
前記高電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で、中風量の運転を行い、
前記低電圧に相当するタップと低出力に相当する端子との接続で、弱風量の運転を行うように構成されている請求項3に記載の空気清浄装置。
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WO2014182987A2 (en) * | 2013-05-09 | 2014-11-13 | The Procter & Gamble Company | Air filtering device |
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