JP2008035324A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】著しく強い発光強度をもつ光源が撮影画角近傍または撮影画角内に位置する場合、鏡筒の構成物によって反射した光が撮像素子上で結像し、ゴーストとなって撮影された画像へ現れる。
【解決手段】ゴースト管理メモリ11に、あらかじめ主光源Mと鏡筒内部の構成物から得られるゴーストの形状を記憶させておく。主光源検出手段9によりゴーストの発生源となる主光源の情報を得て、予測ゴースト生成手段10により主光源の情報と記憶させておいたゴースト情報から予測されるゴーストを生成する。生成された予測ゴーストGeと一致するゴーストを、実際に撮像素子4から得られる画像からマッチング手段12により検索する。一致したゴーストを、撮像画像から減算することでゴースト成分を取り除くことができ、被写体画像を正確に再現することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置にかかわり、特には、撮像光学系で生じるゴーストをデジタル信号処理により補正する画像処理技術に関する。
撮像光学系では、著しく強い発光強度をもつ光源が撮影画角近傍または撮影画角内に位置する場合、レンズの鏡胴や撮像素子で反射した光がレンズ表面や構造物(ねじ、絞りなど)で反射し、受光部の撮像素子上で絞り形状や構造物に結像し、ゴーストが発生する(図13参照)。特に被写体の暗い部分に発生するゴーストは目立ち、非常に見苦しい像となってしまう。
このようなゴーストを防止するために、レンズ表面に反射防止コーティングを施すのが有効であるが、反射防止コーティングはカメラ価格の上昇の要因となる。
特許第3372209号公報(第2−4頁、第1−8図)
上述のように、撮像光学系で発生するゴーストを撮像光学系のみで防止することは、小型化や低廉化の観点から支障を伴うものとなる。また、昨今、技術開発が進められている多層干渉膜フィルタを用いた撮像素子においては、特定の波長成分以外は吸収しないため、反射成分が多くなり、ゴーストがより発生しやすくなる。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、被写体内の強い光で発生するゴーストを簡易な方法で電気的に補正・軽減し、きれいな撮影画像を再現する撮像装置を提供することを目的としている。
本発明による撮像装置は、
レンズ、絞り、撮像素子および鏡筒からなる撮像光学系を介して得られる撮像信号の信号処理を行う信号処理回路と、
前記信号処理回路による撮像画像に含まれる主光源を検出する主光源検出手段と、
前記主光源と前記撮像光学系の配置情報および前記鏡筒の構成情報から想定される予測ゴーストを生成する予測ゴースト生成手段と、
前記撮影画像において前記予測ゴーストをパターンマッチングにより検索して予測ゴースト画像を得るマッチング手段と、
前記撮像画像から前記予測ゴースト画像を減算するゴースト減算手段とを備えたものである。
この構成において、主光源検出手段は信号処理回路からの撮像画像に輝度レベルが所定値以上の主光源が含まれているかを判断し、含まれているときは検出した主光源の情報を予測ゴースト生成手段に与える。予測ゴースト生成手段は、受け取った主光源の情報に基づいて予測ゴーストを生成する。ここで、あらかじめのシミュレーション等により、撮像光学系の配置情報および鏡筒の構成情報と主光源の情報との相関関係が与えられているものとする。予測ゴースト生成手段は、その相関関係から主光源の情報に対応する予測ゴーストを生成し、マッチング手段に与える。マッチング手段は、信号処理回路による撮像画像においてパターンマッチングを行って予測ゴーストに対応する予測ゴースト画像を取得し、ゴースト減算手段に与える。ゴースト減算手段は、信号処理回路からの撮像画像より予測ゴースト画像を減算することにより、ゴースト成分が除去された出力映像信号を得る。これは電気的な手法に基づくゴースト軽減であり、レンズ表面に反射防止コーティングを施す場合に比べて、より簡易な方法で正確な被写体画像が得られる。また、撮像素子に多層干渉膜フィルタを用いる場合でも、ゴースト発生を効果的に抑制することが可能になる。
上記の構成において、前記主光源検出手段は、前記撮像画像において、輝度、位置、色の情報に基づいて前記主光源を判定するという態様がある。
また、上記の構成において、前記主光源検出手段は、前記撮影光学系の絞り値に応じた輝度レベル以上の輝度レベルをもつ画像部分を前記主光源として検出するという態様がある。
また、上記の構成において、前記主光源検出手段は、前記撮像素子の露出時間に応じた輝度レベル以上の輝度レベルをもつ画像部分を前記主光源として検出するという態様がある。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、主光源の輝度と位置の情報、および絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報を基に前記予測ゴーストを生成するという態様がある。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、主光源の輝度と位置の情報、および絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報から得られる予測ゴーストの形状を記憶しておく記憶手段を有しているという態様がある。記憶手段からゴースト形状を選択することにより、予測ゴーストの生成を迅速に行うことが可能となる。また、様々なゴースト形状を記憶させておくことにより、多様な予測ゴースト生成が可能となる。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、あらかじめ主光源の輝度と位置の情報、絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報を基に予測ゴーストの形状と色を生成し、起こり得るN倍(Nは、任意の実数)の形状の予測ゴーストについても情報を前記記憶手段に記憶するという態様がある。発生するゴースト形状のN倍のゴーストがレンズ配置によって生じることが想定されるが、そのようなゴーストにも対応可能となる。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源検出手段からの輝度と位置の情報から前記予測ゴーストの形状を決定し、主光源の色の情報から前記予測ゴーストの色を決定し、輝度の情報から前記予測ゴーストの輝度を決定するという態様がある。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源検出手段から得られた輝度の情報から前記予測ゴーストの輝度が所定値以下となる場合は前記予測ゴーストの生成を停止するという態様がある。これによれば、ゴーストの可能性が十分に低い場合には、高速処理を優先する。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源の輝度と位置の情報、絞り、レンズ配置情報から前記予測ゴーストの大きさが所定値以下となる場合は前記予測ゴーストの生成を停止するという態様がある。これによれば、ゴーストの影響が十分に低い場合には、高速処理を優先する。
また、上記の構成において、前記予測ゴースト生成手段は、前記記憶手段に記憶されたゴーストパターンにズームをかけて前記マッチング手段に渡すためのズーム手段を有しているという態様がある。これによれば、メモリ容量が小さい撮像装置においても、多様なゴーストに対して適正な補正を実現することが可能となる。
また、上記の構成において、前記マッチング手段は、前記撮影画像から前記予測ゴースト生成手段で生成された予測ゴーストと一致するゴーストをパターンマッチングにより検索するという態様がある。
また、上記の構成において、ゴーストの検索方法として、撮影画像、予測ゴースト画像ともに微分フィルタをかけ輪郭を抽出し、その差分が最も小さくなる位置を検索するという態様がある。
また、上記の構成において、前記マッチング手段は、前記微分フィルタの処理後、前記撮影画像の輪郭と前記予測ゴースト画像の輪郭の差分を求める際に、前記予測ゴーストの輪郭付近のデータのみをマッチング判定に使用するという態様がある。これは、ゴーストに含まれる実際の被写体の輪郭を除き、ゴースト付近のデータに限定して一致度を算出するもので、一致度の精度の向上に有利である。
また、上記の構成において、前記微分フィルタは、前記信号処理回路における輪郭補正処理に使われる回路と兼用で使用するという態様がある。
また、上記の構成において、前記マッチング手段は、パターンマッチングエンジンには、MPEGなどの動画符号化用の動き検出エンジンを兼用で使用するという態様がある。動画記録機能を有したカメラシステムでは、参照画像との差分と、その位置情報を求めるための動き検出エンジンがあらかじめ搭載されている。この動き検出エンジンをマッチング手段として兼用することが可能である。
また、上記の構成において、前記マッチング手段は、少なくとも1つのゴーストパターンを検出すると、事前のシミュレーション結果により、同時に発生するゴーストを検出するという態様がある。これにより、処理を高速化することが可能になる。
また、上記の構成において、前記ゴースト減算手段は、前記予測ゴースト生成手段により生成され、前記マッチング手段により一致したゴーストを、前記撮像画像から減算するという態様がある。これは、必ずしも予測ゴースト画像を生成しなくてもよいことを意味している。
また、上記の構成において、前記ゴースト減算手段は、前記撮像画像の中でも飽和している部分に対しては減算を停止するという態様がある。入力信号が飽和していると、減算することによってゴーストが発生している画素の信号レベルが周辺の画素に比べ低くなって、ゴーストは除去されず、逆に信号レベルの低い暗いゴーストが発生してしまう。飽和している部分に対しては減算を停止することによって、この不都合を回避することが可能となる。
本発明によれば、レンズ表面に反射防止コーティングを施す場合に比べて、より簡単な構成で高速にゴーストを除去することが可能となり、きれいな撮影画像を得ることができる。また、撮像素子に多層干渉膜フィルタを用いる場合でも、ゴースト発生を効果的に抑制することが可能になる。
以下、本発明にかかわる撮像装置の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は被写体、2はレンズ、3は絞り、4は撮像素子(イメージセンサ)、5は撮像素子4からの画像信号を増幅する増幅器、6は増幅器5からの画像信号に所定の信号処理を行う信号処理回路、7は撮像素子4における露光時間を制御する露光時間制御回路、8は絞り3における絞り値を制御する絞り制御回路である。9は信号処理回路6からの撮像画像Piを用いて、撮像画像Piの中から検出基準の輝度レベルを超えるゴーストの原因となる強い光源である主光源Mの検出を行うとともに、主光源Mの輝度、位置、色の情報を取得し、主光源Mの情報として出力する主光源検出手段、10は主光源検出手段9からの主光源Mの輝度、位置の情報に基づいてゴースト管理メモリ11内の条件記憶メモリ11b内で一致する条件を検索し、それに対応した予測ゴーストGeの形状をゴースト記憶メモリ11aにおいて選択する予測ゴースト生成手段である。11は所定の光源について、絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報に応じて発生する予測ゴーストGeの形状をゴースト記憶メモリ11aに格納しておくとともに、撮像光学系の条件(絞り値、露出時間)と光源情報(位置・輝度・色)を対応付けて条件記憶メモリ11bに記憶させておくゴースト管理メモリである。12は信号処理回路6からの撮像画像Piから予測ゴースト生成手段10で生成された予測ゴーストGeと一致するゴーストをパターンマッチングにより検索するマッチング手段、13は信号処理回路6からの撮像画像Piからマッチング手段12による予測ゴースト画像Pgを減算しゴーストが補正・軽減された出力映像信号Poを出力するゴースト減算手段である。
あらかじめのシミュレーションにより、所定の光源について、絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報に応じて発生する予測ゴーストGeの形状を求め、求めた予測ゴーストGeの形状をゴースト管理メモリ11内のゴースト記憶メモリ11aに格納しておくとともに、撮像光学系の条件(絞り値、露出時間)と光源情報(位置・輝度・色)と対応付けて条件記憶メモリ11bに記憶させておく。
被写体1からの光は、レンズ2、絞り3を通して撮像素子4の光電変換面に結像する。撮像素子4から出力された画像信号は増幅器5を介して信号処理回路6に入力される。適正なレベルの増幅器出力が得られるように増幅器5の出力に応じて、露光時間制御回路7は撮像素子4の露出時間を制御し、絞り制御回路8は絞り3を制御する。つまり、露光時間制御回路7、絞り制御回路8により適切な露光状態を得る。信号処理回路6に入力された画像信号は、信号処理回路6によりホワイトバランスやコントラストの調整や輪郭補正などが行われ、撮像画像Piとして主光源検出手段9、マッチング手段12およびゴースト減算手段13に出力される。
露出時間制御回路7は撮像素子4に対して設定した露出時間を主光源検出手段9に与える。また、絞り制御回路8は絞り3に対して設定した絞り値を主光源検出手段9に与える。主光源検出手段9は、受け取った露出時間と絞り値に応じて検出基準の輝度レベルを適応的に変更する。これは、露出時間により撮像素子4が受光する光量が変化し、また、絞り値により撮影光学系に入射する光量が変化し、この2つの要因で入力画像の露出レベルが変動するためである。
主光源検出手段9は、信号処理回路6からの撮像画像Piを用いて、撮像画像Piの中から検出基準の輝度レベルを超えるゴーストの原因となる強い光源である主光源Mの検出を行うとともに、主光源Mの輝度、位置、色の情報を取得し、主光源Mの情報として予測ゴースト生成手段10に出力する。
予測ゴースト生成手段10は、撮像時に、絞り制御回路8からの絞り値とレンズ配置情報を取得する。また、予測ゴースト生成手段10は、主光源検出手段9からの主光源Mの輝度、位置の情報に基づいて条件記憶メモリ11b内で一致する条件を検索し、それに対応した予測ゴーストGeの形状をゴースト記憶メモリ11aにおいて選択する。また、主光源Mの色情報に基づいて予測ゴーストGeの色を決定し、輝度情報から予測ゴーストGeの輝度を決定する。なお、ここで、予測ゴーストGeの輝度が所定値以下となる場合と、主光源Mの輝度、位置の情報、絞り、レンズ配置情報から予測ゴーストGeの大きさが所定値以下となる場合には、予測ゴースト生成手段10はゴーストの生成を行わないようにする。
主光源検出手段9からの主光源Mの情報とゴースト管理メモリ11のシミュレーション情報とに基づいて予測ゴースト生成手段10で生成された予測ゴーストGeは、次段のマッチング手段12に出力される。
マッチング手段12は、撮像画像Piと予測ゴーストGeとを入力し、撮像画像Piと予測ゴーストGeとのパターンマッチングにより、実際の撮像画像Piから一致するゴーストGを検索し、これを予測ゴースト画像Pgとしてゴースト減算手段13に出力する。ゴースト減算手段13において、信号処理回路6からの撮像画像Piから予測ゴースト画像Pgを減算し、これよって、撮像画像Piに含まれる実際のゴースト成分のみが除去され、ゴーストが補正・軽減された出力映像信号Poが得られる。
なお、必ずしも予測ゴースト画像Pgのような減算用の画像を生成しなくてもよく、アドレス管理により実際の撮像画像Piからゴーストを減算するように構成することも可能である。
ゴースト減算手段13で行われるゴーストの補正原理を図2を用いて説明する。
撮像画像PiにゴーストG1,G2が含まれているものとする。これは、太陽などの主光源Mを原因として絞り3によって発生したゴーストである。予測ゴースト画像Pgは、マッチング手段12により撮像画像Piから検索された予測ゴーストGe1,Ge2を基に生成された減算用の画像である。ゴースト減算手段13内の減算器13aにおいて、撮像画像Piから予測ゴースト画像Pgを減算することによってゴーストG1,G2の成分のみが除去され、ゴーストが補正・軽減された出力映像信号Poが得られる。
次に、図3と図4を用いてマッチング手段12の具体的構成を説明する。
図3はマッチング手段12の具体的構成を示すブロック図である。図3において、21は信号処理回路6からの撮像画像Piからその輪郭を抽出し、撮像画像輪郭抽出結果Pi′を得る微分フィルタ処理回路、22は予測ゴースト生成手段10からの予測ゴーストGeからその輪郭を抽出し、マッチング対象画像Gmを得る微分フィルタ処理回路、23は撮像画像輪郭抽出結果Pi′の中のマッチング参照ブロックPmからマッチング対象画像Gmを減算した結果の、撮像画像Piに発生している実際のゴーストGに対する予測ゴーストGeの一致度αを算出するマッチング回路、24は一致度αから予測ゴーストGeと一致するゴーストGを撮像画像Pi内に見つけると、予測ゴースト画像Pgを生成し、ゴースト減算手段13に出力するマッチング判断回路である。
図4はマッチング回路23の具体的構成を示すブロック図である。図4において、14は予測ゴーストGeが微分フィルタ処理回路22において輪郭が検出された結果のマッチング対象画像Gmの座標を記憶しておく予測ゴースト位置記憶手段、15はマッチング参照ブロックPmからマッチング対象画像Gmを減算して実際のゴーストGに対する予測ゴーストGeの一致度αを算出する際に、予測ゴースト位置記憶手段14が与えるマッチング対象画像Gmの座標に該当する場合のみ減算処理を行って一致度αを求める減算器である。
次に、上記のように構成されたマッチング手段12の動作を説明する。このマッチング手段12は、信号処理回路6からの撮像画像Piを入力し、予測ゴースト生成手段10からの予測ゴーストGeを入力し、撮像画像Piにおいてパターンマッチングにより予測ゴーストGeと一致するゴーストを検索する。
すなわち、信号処理回路6からの撮像画像Piが微分フィルタ処理回路21に入力され、輪郭抽出によって撮像画像輪郭抽出結果Pi′が得られる。撮像画像輪郭抽出結果Pi′におけるマッチング参照ブロックPmの単位でマッチング回路23に送られる。同様に、予測ゴースト生成手段10からの予測ゴーストGeが微分フィルタ処理回路22に入力され、輪郭抽出によってマッチング対象画像Gmが得られる。マッチング対象画像Gmは、左上の(0,0)を原点に座標で管理されており、そのマッチング対象画像Gmの座標は予測ゴースト位置記憶手段14に記憶される。予測ゴースト位置記憶手段14からマッチング対象画像Gmの座標が減算器15に渡される。減算器15は、マッチング対象画像Gmの座標に該当することを条件に、撮像画像輪郭抽出結果Pi′の中のマッチング参照ブロックPmからマッチング対象画像Gmを減算し、撮像画像Piに発生している実際のゴーストGに対する予測ゴーストGeの一致度αを算出する。算出された一致度αはマッチング判断回路24に出力される。
以上において、撮像画像輪郭抽出結果Pi′内でマッチング参照ブロックPmを、例えば左上から右下へというようにすべての画素を網羅するようにずらしていき、一致度αを算出する。一致度αを入力したマッチング判断回路24は、一致度αの値として最小値を与えるマッチング参照ブロックPmが予測ゴーストGeと一致したと判断する。
図5はマッチング回路23の別の構成例を示す。15aはマッチング参照ブロックPmからマッチング対象画像Gmを減算する減算器、16は予測ゴースト抽出手段である。
減算器15aは、撮像画像輪郭抽出結果Pi′の中のマッチング参照ブロックPmからマッチング対象画像Gmを減算し、減算結果を予測ゴースト抽出手段16に渡す。減算器15aによる減算結果は、図4とは異なり、ゴースト以外の被写体の輪郭情報も含まれる。予測ゴースト抽出手段16は、予測ゴースト位置記憶手段14からのマッチング対象画像Gmの座標に該当することを条件に、減算器15aによる減算結果を抽出し、撮像画像Piに発生している実際のゴーストGに対する予測ゴーストGeの一致度αを算出する。算出された一致度αはマッチング判断回路24に出力される。
撮像画像輪郭抽出結果Pi′において、ゴーストG内にはゴーストの他にも実際の被写体の輪郭も抽出される。したがって、撮像画像輪郭抽出結果Pi′をそのままマッチング判断に使用すると、誤認する可能性がある。そこで、マッチング回路23では、予測ゴーストGeの付近のデータのみについて一致度αを判定している。すなわち、マッチング対象画像Gmを座標で管理し、このマッチング対象画像Gmの座標に該当する場合のみ、マッチング参照ブロックPmとマッチング対象画像Gmとの差分から一致度αを求めている。その結果として、実際の撮像画像Piの輪郭を除いてゴーストのみに着目し一致度αを算出することが可能となる。
マッチング判断回路24において、一致度αから予測ゴーストGeと一致するゴーストGを撮像画像Pi内に見つけると、予測ゴースト画像Pgを生成し、ゴースト減算手段13に出力する。
(実施の形態2)
ゴーストは、ねじ、絞り等の鏡筒の構成物によって反射した光が撮像素子上で結像した結果として発生するものである。そのため、レンズ配置によっては、発生するゴースト形状のN倍の形状のゴーストも想定される(Nは、任意の実数)。そこで、予測ゴースト生成手段10は、あらかじめ主光源Mの輝度と位置の情報、絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報を基に予測ゴーストGeの形状と色を生成し、さらにそのN倍の予測ゴーストについての情報もゴースト管理メモリ11に記憶する。これによって、N倍の形状のゴーストについても補正可能となる。実数Nの取り得る値の範囲は、あらかじめシミュレーションにより求めてあるものとする。
上記のように、起こり得るN倍の大きさの形状に関する情報を記憶させるには大容量のメモリが必要になる。大容量のメモリを搭載しない、あるいは搭載できない撮像装置の場合は、図6のように構成する。図6では、想定される最小限のゴースト形状をゴースト管理メモリ11に記憶させておき、ズーム手段17を設けることにより、そのN倍の形状を生成する。予測ゴースト生成手段10が撮像光学系の条件と光源情報により、ゴースト管理メモリ11が記憶している予測ゴーストの中から、発生していると想定されるゴーストと相似の関係にあるゴースト形状を選択し読み出す。さらに、ズーム手段17によりN倍の形状を生成し、予測ゴーストGeとして出力する。ここで、撮像光学系の条件と光源情報とズーム倍率の関係については、あらかじめシミュレーションにより求めてあるものとする。図5のような形態をとることにより、メモリ容量が小さい撮像装置においてもゴースト補正を実現することが可能となる。
(実施の形態3)
撮像装置の信号処理回路6は一般的に図7のようになっており、光源の色温度によって白の被写体に対する色のバランスを補正するAWB回路31、テレビ等の表示特性の逆数をかけて光量に応じてリニアに表示させるγ補正回路32、輝度信号生成回路33、輝度信号生成後、高域成分を足し合わせて解像度を高く見せる輪郭強調処理回路34、加算器35、色分離回路36、センサの分光特性や信号処理で崩れた色相バランスを調整するマトリクス処理回路37等で構成されている。
ここで、輪郭強調処理回路34の動作について図8を用いて説明する。撮像装置に入力された画像信号は、レンズや光学ローパスフィルタを通ることで高周波成分が鈍ってしまう。高周波成分が鈍って入力された画像信号に対し、元の信号のように高周波成分を持ち上げて、解像度を復元するのが輪郭強調処理である。処理例として、高周波成分が鈍った信号S1が入力された場合を挙げると、信号S1に微分フィルタをかけて入力信号の高周波成分つまり入力信号の輪郭のみを抜き出した信号S2を生成する。そして、実信号S1に信号S2を加算することで、鈍っていた高周波成分を持ち上げて輪郭を強調することが可能となる(S3)。
この原理を利用すれば、輪郭強調処理回路34内の微分フィルタを図3の微分フィルタ処理回路21に兼用することが可能である。微分フィルタ処理回路を兼用したときの回路図を図9に示す。
予測ゴースト生成手段10はゴースト管理メモリ11から予測ゴーストGeを読み出し、輪郭強調処理回路34で輪郭を抽出し、マッチング対象画像Gmとしてマッチング手段12へ出力する。信号処理回路6から出力された撮像画像Piも輪郭強調処理回路34に入力され、輪郭情報を取り出し、マッチング手段12へと渡される。マッチング手段12では、実施の形態1で述べたようなパターンマッチングにより、予測ゴースト画像Pgを生成し、ゴースト減算手段13で実際の撮像画像Piから予測ゴースト画像Pgが減算され、出力映像信号Poが得られる。
輪郭強調処理回路34においては、撮影モード等でフィルタ特性を複数もたせておく場合が多い。また、撮像装置の光量制御において、低照度時は増幅器5内でアナログゲインのレベルを上げて信号を増幅するが、これによりノイズ成分まで増幅されることになり、その信号が輪郭強調処理回路34を通ることによりノイズ成分まで強調してしまう。そのため、アナログゲインのレベルによってもフィルタ特性が変化することがある。微分フィルタ処理回路21を輪郭強調処理回路34内の微分フィルタで兼用することで、撮像画像Piから輪郭を抽出する際に、レンズ情報や被写体情報、主光源検出手段9から得られる主光源情報により使用する微分フィルタ特性を選択することが可能となる。また、撮像装置のレンズの構成枚数によっても、発生するゴーストの形状が異なるため、カメラシステムによって、複数存在する微分フィルタ特性の中から最適な特性をもつフィルタを選択することが可能になる。
(実施の形態4)
スチルカメラやムービーカメラにおいて、MPEG形式での動画記録機能を搭載したシステムでは、図10のようなMPEGビデオ符号化処理が行われる。図10において動き検出エンジン41ではマクロブロックを単位として参照画像との差分が小さくなる位置を探索し、求めた位置情報(動きベクトル)と差分値を符号化している。ここで、図11を用いて動き検出エンジン41の処理を説明する。
参照フレームF1内の候補ブロックB1と、符号化対象フレームF2内の符号化対象マクロブロックB2をマクロブロック単位で比較し、ブロック内の画素毎の差分の総和Dを式(1)のブロックマッチング法により求める。差分の総和Dが最小となるときの参照フレームF1中の候補ブロックB1の位置と、符号化対象マクロブロックB2の位置との差が動きベクトルVとなる。
D=Σ|Pi−Ri| ・・・(1)
ここで、iはマクロブロック中の画素数である。図11では、ブロックを4×4画素で描いているが、実際にMPEG2では16×16画素の単位で処理を行う。
このように動画記録機能を有したカメラシステムでは、参照画像との差分と、その位置情報を求めるための動き検出エンジン41があらかじめ搭載されているため、この動き検出エンジン42をマッチング手段12として兼用することが可能となる。動き検出エンジン41をマッチング手段12として使用する場合、符号化対象フレームF2の代わりに撮像画像Piを入力とし、参照フレームF1の候補ブロックB1の代わりに予測ゴーストGeのマッチング対象画像Gmを比較することになる。ブロック内の画素毎の差分の総和が最小となる位置、つまり予測ゴーストと一致するゴーストの位置を求めることが可能となり、撮像画像からゴーストを減算し補正することができる。
(実施の形態5)
光源や絞り、レンズ配置の状態によっては、図2のように撮像画像PiにゴーストGが複数発生する場合もある。このような場合、すべてのゴーストに対してパターンマッチング処理を行っていると処理時間が大幅に長くなる。そのため、ゴーストが複数発生する条件と、各ゴーストの相対的な位置関係についても、あらかじめシミュレーションによって求めておき、ゴースト管理メモリ11内の条件記憶メモリ11bに記憶させておく。そうすることで、1つの予測ゴーストから残りの予測ゴーストの位置が求められるため、発生している複数のゴーストのうち少なくとも1つのゴーストパターンをマッチング手段12によって検出すれば、同時に残りのゴーストについても予測ゴーストを生成することが可能になる。
(実施の形態6)
図12は、ゴースト減算手段13において撮像画像信号S11が入力され、そのときの予測ゴーストの信号レベルがS12である場合の減算結果(S13)を画素単位の信号レベルで図示している。横軸は1画素1画素の信号を表し、合計8画素の信号の減算処理を表している。入力信号S11から予測ゴーストS12を減算してゴースト成分を除去するのであるが、この場合、入力信号が飽和レベルまで達しているため、減算することによってゴーストが発生している画素の信号レベルが周辺の画素に比べ低くなってしまう。したがって、減算することによってゴーストは除去されず、逆に信号レベルの低い、つまり暗いゴーストが発生してしまう。この不都合を回避するためには、ゴースト減算手段13は入力された撮像画像の中でも所定の閾値以上は飽和していると判断し、減算を行わないようにすればよい。
本発明の撮像装置は、簡単な構成で高速にゴーストを除去することが可能で、きれいな撮影画像を得るスチルカメラ・ムービーカメラ等として有用である。
本発明の実施の形態1における撮像装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるゴーストの補正原理の説明図 本発明の実施の形態1におけるマッチング手段の具体的構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるマッチング回路の具体的構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるマッチング回路の別の具体的構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における撮像装置のズーム手段の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における撮像装置の信号処理回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における輪郭強調処理の説明図 本発明の実施の形態3における微分フィルタ兼用時の撮像装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4におけるMPEGビデオ符号化処理の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における動き検出エンジンの処理の説明図 本発明の実施の形態6における撮像装置の飽和時の減算処理の不具合説明図 ゴースト発生の原理説明図
符号の説明
1 被写体
2 レンズ
3 絞り
4 撮像素子
5 増幅器
6 信号処理回路
7 露出時間制御回路
8 絞り制御回路
9 主光源検出手段
10 予測ゴースト生成手段
11 ゴースト管理メモリ
11a ゴースト記憶メモリ
11b 条件記憶メモリ
12 マッチング手段
13 ゴースト減算手段
13a,15,15a 減算器
14 予測ゴースト位置記憶手段
16 予測ゴースト抽出手段
17 ズーム手段
21,22 微分フィルタ処理回路
23 マッチング回路
24 マッチング判断回路
Ge 予測ゴースト
Gm マッチング対象画像
M 主光源
Pi 撮像画像
Pi′ 撮像画像輪郭抽出結果
Pg 予測ゴースト画像
Pm マッチング参照ブロック
Po 出力映像信号
α 一致度

Claims (19)

  1. レンズ、絞り、撮像素子および鏡筒からなる撮像光学系を介して得られる撮像信号の信号処理を行う信号処理回路と、
    前記信号処理回路による撮像画像に含まれる主光源を検出する主光源検出手段と、
    前記主光源と前記撮像光学系の配置情報および前記鏡筒の構成情報から想定される予測ゴーストを生成する予測ゴースト生成手段と、
    前記撮影画像において前記予測ゴーストをパターンマッチングにより検索して予測ゴースト画像を得るマッチング手段と、
    前記撮像画像から前記予測ゴースト画像を減算するゴースト減算手段とを備えた撮像装置。
  2. 前記主光源検出手段は、前記撮像画像において、輝度、位置、色の情報に基づいて前記主光源を判定する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記主光源検出手段は、前記撮影光学系の絞り値に応じた輝度レベル以上の輝度レベルをもつ画像部分を前記主光源として検出する請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記主光源検出手段は、前記撮像素子の露出時間に応じた輝度レベル以上の輝度レベルをもつ画像部分を前記主光源として検出する請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記予測ゴースト生成手段は、主光源の輝度と位置の情報、および絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報を基に前記予測ゴーストを生成する請求項1から請求項4までのいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記予測ゴースト生成手段は、主光源の輝度と位置の情報、および絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報から得られる予測ゴーストの形状を記憶しておく記憶手段を有している請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記予測ゴースト生成手段は、あらかじめ主光源の輝度と位置の情報、絞り、レンズ配置、鏡筒の構成情報を基に予測ゴーストの形状と色を生成し、起こり得るN倍(Nは、任意の実数)の形状の予測ゴーストについても情報を前記記憶手段に記憶する請求項1から請求項4までのいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源検出手段からの輝度と位置の情報から前記予測ゴーストの形状を決定し、主光源の色の情報から前記予測ゴーストの色を決定し、輝度の情報から前記予測ゴーストの輝度を決定する請求項1から請求項7までのいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源検出手段から得られた輝度の情報から前記予測ゴーストの輝度が所定値以下となる場合は前記予測ゴーストの生成を停止する請求項1から請求項8までのいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記予測ゴースト生成手段は、前記主光源の輝度と位置の情報、絞り、レンズ配置情報から前記予測ゴーストの大きさが所定値以下となる場合は前記予測ゴーストの生成を停止する請求項1から請求項8までのいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記予測ゴースト生成手段は、前記記憶手段に記憶されたゴーストパターンにズームをかけて前記マッチング手段に渡すためのズーム手段を有している請求項6から請求項10までのいずれかに記載の撮像装置。
  12. 前記マッチング手段は、前記撮影画像から前記予測ゴースト生成手段で生成された予測ゴーストと一致するゴーストをパターンマッチングにより検索する請求項1から請求項11までのいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記マッチング手段は、ゴーストの検索方法として、撮影画像、予測ゴースト画像ともに微分フィルタをかけ輪郭を抽出し、その差分が最も小さくなる位置を検索する請求項1から請求項12までのいずれかに記載の撮像装置。
  14. 前記マッチング手段は、前記微分フィルタの処理後、前記撮影画像の輪郭と前記予測ゴースト画像の輪郭の差分を求める際に、前記予測ゴーストの輪郭付近のデータのみをマッチング判定に使用する請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記微分フィルタは、前記信号処理回路における輪郭補正処理に使われる回路と兼用で使用する請求項13または請求項14に記載の撮像装置。
  16. 前記マッチング手段は、パターンマッチングエンジンには、MPEGなどの動画符号化用の動き検出エンジンを兼用で使用する請求項1から請求項15までのいずれかに記載の撮像装置。
  17. 前記マッチング手段は、少なくとも1つのゴーストパターンを検出すると、事前のシミュレーション結果により、同時に発生するゴーストを検出する請求項1から請求項16までのいずれかに記載の撮像装置。
  18. 前記ゴースト減算手段は、前記予測ゴースト生成手段により生成され、前記マッチング手段により一致したゴーストを、前記撮像画像から減算する請求項1から請求項17までのいずれかに記載の撮像装置。
  19. 前記ゴースト減算手段は、前記撮像画像の中でも飽和している部分に対しては減算を停止する請求項1から請求項18までのいずれかに記載の撮像装置。
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