JP2007082044A - 撮像方法および撮像装置 - Google Patents

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    • H04N23/683Vibration or motion blur correction performed by a processor, e.g. controlling the readout of an image memory

Abstract

【課題】 低照度被写体の撮像時に露光にじみを防止し、S/Nを良好とする。
【解決手段】 捕捉された複数の画像の最初の画像に関しては、S11で手ぶれ補正がOFFに設定される。S12ではフィルタ係数kが1に設定される。初期時はフィルタの過渡応答を解消するための制御である。S13では、カウンタに1が加算される。そして、処理が終了する。次の画像に関する処理において、S20で手ぶれの検出と補正を行う。つまり、検出した動きベクトルに応じて、手ぶれ成分を打ち消す補正がなされる。S21では、信頼性Rおよびフィルタ係数Kyに応じてフィルタの係数kが算出される。S13において、カウンタに1が加算されて処理が終了する。算出されたフィルタ係数kがフィルタに供給され、フィルタ係数が適切な値に設定される。
【選択図】 図7

Description

この発明は、画質の良好な静止画、動画等を得ることができる撮像方法および撮像装置に関する。
撮像装置において、低照度状態では、入射光量が少ないため電荷蓄積量が減少し、撮像素子から出力される信号のショット雑音などのランダムノイズ成分が相対的に高まることによって、撮像信号のS/Nが悪化する。長時間の露光を行うことで電荷蓄積量を増加させ、ランダム成分を相対的に低くすることでS/Nを改善することができる。しかしながら、長時間露光は、露光中の手ぶれによる画像のにじみ(露光にじみと適宜称する)を発生させるため、三脚などによって撮像装置を固定する必要があった。
下記の特許文献1には、かかる問題を解決するために、露光にじみが殆ど生じないシャッター速度例えば1/30秒でもって撮像することを繰り返し、この連写により得られた複数の画像の手ぶれを補正して重ね合わせることが記載されている。ここでの手振れは、露光期間の間隔例えば1フィールド、1フレームの間で生じる手振れである。特許文献2にも同様に、全露光時間を複数の露光期間に分割し、各露光期間で得られた画像を手ぶれ補正して加算することで画質の良好な画像を得ることが記載されている。
特開平9−261526号公報
特開平11−75105号公報
特許文献1または特許文献2に記載されているように、手ぶれを補正した複数の画像を加算する方法は、単純加算であるために、加算する画像枚数に応じてメモリ容量が増大するため、加算できる画像枚数が制限され、十分なS/N比の向上を達成できない問題があった。また、不要な動き被写体などが進入した画像およびローコントラストの画像では、手ぶれ補正のための動きベクトルの精度が低くなり、画質の改善が不充分となる欠点があった。
したがって、この発明の目的は、低照度状態でも、手ぶれが生ぜず、良好な画質の撮像画像を生成することができる撮像方法および撮像装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、時間的に異なる複数の画像を捕捉する画像捕捉ステップと、
複数の画像から動きを検出し、動き情報を生成する動き検出ステップと、
動き情報の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、
動き情報に応じて複数の画像間で生じる手振れを補正する手ぶれ補正ステップと、
巡回型フィルタにより手ぶれ補正後の画像をフィルタ処理するフィルタステップとを備え、
動き情報の信頼性に応じてフィルタ処理の特性を変化させる撮像方法である。
この発明は、時間的に異なる複数の画像を捕捉する画像捕捉手段と、
複数の画像から動きを検出し、動き情報を生成する動き検出手段と、
動き情報の信頼性を判定する信頼性判定手段と、
動き情報に応じて複数の画像間で生じる手振れを補正する手ぶれ補正手段と、
巡回型フィルタにより手ぶれ補正後の画像をフィルタ処理するフィルタ手段とを備え、
動き情報の信頼性に応じてフィルタ手段の特性を変化させる撮像装置である。
この発明によれば、低照度状態でも露光にじみの生じない蓄積時間で連写を行うことによって、複数の画像を取得し、複数の画像間の手振れ補正することで、手振れのない画像を生成し、さらに、巡回型フィルタによってフィルタ処理することで、S/Nを改善した画像を生成することができる。時間方向の巡回型フィルタを使用することで、単純加算の方法と異なり、画像枚数に制限なく長期間にわったて取り込むことができる。この発明では、ローコントラスト、画像捕捉中の不要な動き被写体によって、動きベクトルの信頼性が低下することを考慮し、信頼性に応じたフィルタ係数の制御を行うことによって、画質を向上させることができる。
以下、この発明の一実施の形態による撮像装置について図面を参照しながら説明する。一実施の形態の全体の構成が図1に示されている。図1において、参照符号110は、撮像光学系を示す。撮像光学系110は、被写体の拡大/縮小を行うためのズームレンズ、焦点距離を調整するためのフォーカスレンズ、光量を調整するためのアイリス(絞り)、ND(Neutral Density)フィルタ、並びにこれらのレンズおよびアイリスを駆動する駆動
回路を備えている。ズームレンズ、フォーカスレンズ、IRIS、およびNDフィルタは、ドライバ111により駆動される。
撮像光学系110を通過した被写体光がCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の素子を利用した撮像素子120に入射さ
れ、撮像素子120によって被写体光に応じた撮像信号が捕捉される。なお 撮像装置の一例は、ディジタルカメラであるが、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話
機等であっても良く、また、動画を撮影する装置であっても良い。
撮像素子120は、原色系と補色系のいずれでもよく、光学撮像系110に入射された被写体を光電変換したRGB各色の原色信号または補色系のアナログ信号を出力する。タイミングジェネレータ(図においては、TGと標記する)121から各種タイミング信号が撮像素子120に対して供給され、撮像素子120が駆動される。タイミングジェネレータ121は、撮像素子120を駆動するための各種タイミング信号を生成する。
撮像素子120からの撮像信号がIC(Integrated Circuit) として構成されたアナロ
グ信号処理回路130に供給される。アナログ信号処理部130において、色信号ごとに、サンプルホールドされ、AGC(Automatic Gain Control)によってゲインが制御され
、A/D変換によってデジタル信号とされた撮像信号が出力される。
アナログ信号処理部130からのディジタル撮像信号がメモリコントローラ150、手ぶれ検出部140および輝度検出部180に供給される。手ぶれ検出部140は、撮像された複数の画像のそれぞれの動きを検出し、動き情報としての動きベクトルを出力する。動きベクトル検出部141と特徴抽出部142とから構成されている。動きベクトル検出部141は、アナログ信号処理部130より出力される時系列のディジタル画像信号に基づいて動きベクトルを検出する。特徴抽出部142は、特徴情報を抽出する。特徴情報は、検出された動きベクトルと対応する評価値である。輝度検出部180は、アナログ信号処理部130より出力される信号の輝度レベルを検出する。
検出された動きベクトル、抽出された特徴情報並びに検出された輝度レベルがシステムコントローラ170に対して供給される。システムコントローラ170は、特徴情報および輝度レベルを基に、検出された動きベクトルの信頼性を算出する。
メモリコントローラ150は、画像メモリ151を制御する部分である。画像メモリ151は、手ぶれ検出と補正の時間的な位相を調整するためのメモリである。アナログ信号処理部130から出力されたディジタル画像信号は、メモリコントローラ150を介して画像メモリ151に記憶され、動きベクトル検出に必要な時間を遅延させた後、画像メモリ151から読み出されると同時に、メモリコントローラ150によって、システムコントローラ170が指示する手ぶれ補正量にしたがって、手ぶれ補正がなされる。
メモリコントローラ150からの手ぶれ補正後のディジタル画像信号がフィルタ160に供給される。フィルタ160は、デジタル回路からなる巡回型フィルタの構成とされており、1フィールドまたは1フレームのメモリを有する。フィルタ160から出力画像信号が得られる。この出力画像信号は、S/N比が改善され、手ぶれ補正がされた画像信号である。出力画像信号は、図示しないが、圧縮されてメモリカード等の記録メディアに記録されると共に、LCD(Liquid Crystal Display)等の画像表示部に表示される。
システムコントローラ170は、ドライバ111、タイミングジェネレータ121、およびアナログ信号処理部130を制御する。また、動きベクトル検出部141からの動きベクトル、特徴抽出部142からの特徴情報および輝度検出部180からの輝度レベルがシステムコントローラ170に供給される。さらに、システムコントローラ170は、メモリコントローラ150による手ぶれ補正を制御し、特徴抽出部142からの特徴量および輝度検出部180からの輝度レベルを基に動きベクトルの信頼性を判定し、信頼性に基づいてフィルタ160のフィルタ係数を制御する。
さらに、輝度検出部180によってオートフォーカス制御のためのAF(Auto Focus)用信号、自動露光用の信号およびオートホワイトバランス用の信号が生成される。これらの信号がシステムコントローラ170に供給され、システムコントローラ170によって、撮像光学系110を制御する信号が形成され、形成された制御信号がドライバ111に供給される。
また、手ぶれによって撮像素子120に投射される被写体のブレを低減するために、システムコントローラ170は、露光にじみを生じない程度の電子シャッタースピードとなるように、タイミングジェネレータ121を制御する。一般に、露光にじみを生じない程度のシャッタースピードは、「1/焦点距離(35mm換算)」と言われている。焦点距離としては、システムコントローラ170がフォーカス制御のために算出した値が使用される。
低照度時には、システムコントローラ170は、長時間露光(すなわち、遅いシャッター速度)とする代わりに、上述した露光にじみが生じない程度のシャッタースピードでもって、所定間隔例えば1フィールドまたは1フレームの間隔で複数枚の画像を取り込むように、画像取込み動作を制御する。取り込まれる画像の枚数は、被写体の明るさに対応した枚数、または予め設定した所定の枚数となされる。静止画カメラの場合では、複数枚の画像は、被写体が変化しないで、手ぶれがなければ、同一画像である。取り込まれた複数枚の画像を手ぶれ補正およびフィルタ処理した結果の画像が出力画像とされる。
手ぶれ検出部140においては、ブロックマッチングによる動き検出方法の一つである代表点マッチング方式によって、画面の全体的な動きが検出される。この方式は、比較するフレーム間で、被写体がほぼ同一であることが前提としているので、フレーム間で大きく異なる被写体には適さない。
図2は、手ぶれ検出部140の一例の構成を示す。画像入力201は、動きベクトルの検出対象となる画像データの入力部である。画像入力201より入力された画像データは、動き検出に不要な周波数成分を除去するためのフィルタ処理回路210に供給される。フィルタ処理回路210の出力が代表点抽出理回路220に供給される。代表点抽出回路220は、入力画像データの複数画素から構成される領域毎に、所定位置の画素データ(代表点と称する)を抽出し、その輝度レベルを記憶する。
代表点抽出回路220からの代表点とフィルタ処理回路210の出力の画素データとが減算器230によって減算される。減算処理は、領域毎になされる。絶対値変換回路240は、減算器230より出力された差信号を絶対値化する。
動きベクトル検出回路250は、差信号(以下、残差と適宜称する)の絶対値を使用して動きベクトルを検出する。検出された動きベクトル260が出力される。フィルタ処理回路210、代表点抽出回路220、減算器230、絶対値変換回路240および動きベクトル検出回路250が動きベクトル検出部141を構成する。
また、動きベクトル260の示す座標位置の評価値が特徴抽出回路142に供給される。特徴抽出部142は、検出された動きベクトル260に対応する評価値を特徴情報261として出力する。
図3は代表点マッチング方式による動きベクトルの検出方法を示すものである。1枚の撮像画像例えば1フレームの画像が多数の領域に分割される。図3において、検出領域301は、例えば時刻nのフレームの動きベクトルの検出するための探索領域である。図の例では、(5×5)画素の大きさの領域が設定されている。この検出領域301の中で、代表点と最も輝度相関が高い画素が動きベクトルとして検出される。時刻mのフレームの検出領域301と空間的に同一位置の参照領域306内に代表点302が設定される。代表点302は、比較元となる時刻mの画像に1画素のみ存在する。時刻nとmの間隔は、連写によって複数枚の画像が取り込まれる間隔例えば1フィールドまたは1フレームである。
画素303は、検出領域301における任意の1画素を示し、検出領域301内の各画素が代表点302の比較対象の画素となる。動きベクトル304は、検出された動きベクトルの一例を示す。斜線を付して示す画素305は、動きベクトルが示す座標に存在する。
参照領域306および検出領域301の対は、各フレームにおいて多数設定され、それぞれにおいて、代表点302と検出領域301内の画素の輝度レベルとの残差が計算される。そして、検出領域301の(5×5)の各画素の位置における残差が積算されることによって、1枚の画像に関する(5×5)の評価値が計算され、評価値の分布の中で、極小値の位置の座標が動きベクトルとして検出される。
時刻mにおける座標(u、v)の代表点の輝度レベルをkm(u、v)と表記し、時刻nにおける座標(x、y)における輝度レベルをkn(x、y)と表記すると、代表点マッチング方式における動きベクトル検出における残差演算式は、下記の式(1)に示すものとなる。
Figure 2007082044
求められた残差は、参照領域306および検出領域301の一つの対に関するものである。フレーム全体に存在する多数の対に関して同様に、残差が求められ、座標(x,y)のそれぞれにおいて残差が積算されることによって、座標(x,y)の評価値が求められる。図3の例では、(5×5)=25個の画素位置において評価値がそれぞれ発生する。
偏移と評価値の関係の一例は、図4に示すものとなる。評価値が極小で且つ最小点となる点aと代表点の座標との差が動きベクトルmv(x、y)となる。1フレームの画面の全体の代表点が座標aの位置まで同様に動く場合に、座標aの評価値が極小となる。式で表現すると、下記の式(2)で示すものとなる。但し、P(x,y)が座標(x,y)における評価値(すなわち、残差の絶対値の積算値)を意味している。
Figure 2007082044
代表点の座標が(0,0)であれば動きベクトルは、下記の式(3)と表現できる。
Figure 2007082044
特徴抽出部142は、図4における点aにおける評価値を出力する回路である。すなわち、下記の式(4)を特徴情報Lとして出力する。
Figure 2007082044
検出された動きベクトルの信頼性の判定について説明する。図5は、図4で示した偏移と評価値の関係を2次元的に表現したものである。例えば評価値が最小となる座標aを通ってx軸およびy軸の一方に平行な平面で切断した場合の評価値の変化を示している。極小値の偏移は、点aのx軸上の座標またはy軸上の座標である。
図5中の実線401は、通常の手ぶれ時の評価値の変化を示したものである。動きベクトルが検出される偏移で最小点における評価値の絶対値が十分小さくなり、最小点以外の偏移では画像間の相関は低い。この場合は、検出された動きベクトルの信頼性が高いと判定できる。
一方、ローコントラスト時の評価値の変化に基づいて検出された動きベクトルの信頼性は、低いと判定される。図5中の破線402は、ローコントラスト時の評価値の変化を示したものである。動きベクトルが検出される偏移で最小点における評価値の絶対値が十分小さくなり、全ての偏移において画像間の相関が高い。しかしながら、ここで検出された動きベクトルはノイズなどの影響を受けやすいため信頼性が低い。ローコントラストの場合は、代表点の輝度レベルと検出領域の画素の輝度レベルとの差が全体的に小さくなるため全体的に評価値が小さくなる。その結果、ノイズなどの影響を受け検出精度が低下や、手ぶれ以外の動きベクトルを検出する可能性がある。そのため、検出される動きベクトルの信頼性を高めるためには、ローコントラストの場合を検出し排除する必要がある。
この一実施の形態では、式(5)に示される評価値の総和を用いてローコントラストか否かの判別を行う。すなわち、X,Yは検波領域の横、縦の画素数とし、評価値P(x、y)の各座標における評価値の総和を画素数(つまり、面積)(X×Y)で正規化した値Sを求め、Sが小さい場合はローコントラストの被写体であると判断する。
Figure 2007082044
式(5)で求められた値Sから信頼度Rsを求める処理を図8Aを参照して説明する。信頼性が低い場合、つまり、Sがしきい値thrA未満の時は、信頼度Rsが0に設定される。信頼性が高い場合、つまりSがしきい値thrBより大きい時は、信頼度Rsが1に設定される。上記以外の場合は、図8Aに示し、下記の式(6)によって設定される。
Figure 2007082044
図5における一点鎖線403は、複数の画像を捕捉している期間内で、移動被写体が進入した時の評価値の変化を示すものである。動きベクトルが検出される偏移で最小点における評価値の絶対値が比較的大きく、全ての偏移において画像間の相関が低い。移動被写体が進入した場合は、画像間の相関が低くなるため最小点における評価値の絶対値レベルは大きくなる。画像間の相関が低いため検出された動きベクトルの信頼性は低く、補正に用いることは不可能である。そのため、最小点における評価値Lを用いて信頼性の判定を行う。最小点における評価値Lは、式(7)で表現できる。Lが大きい場合は移動被写体が混在する被写体であると判定する。
Figure 2007082044
式(7)で求められた値Lから信頼度Rlを求める処理を図8Bを参照して説明する。信頼性が高い場合、つまりLがしきい値thrC未満の時は、信頼度Rlは1に設定される。信頼性が低い場合、つまりLがしきい値thrDより大きい時は、信頼度Rlは0に設定される。上記以外の場合は、図8Bに示し、下記の式(8)によって設定される。
Figure 2007082044
動きベクトル検出部141は、上述した二つの信頼度RsおよびRlを統合した信頼度Rを式(9)にしたがって求めて検出された動きベクトルと共に、システムコントローラ170に対して出力する。信頼度Rが小さい場合は動きベクトルの信頼性は低く、逆に信頼度Rが大きい場合は動きベクトルの信頼性は高い。なお、動きベクトル検出部141から評価値をシステムコントローラ170に対して供給し、システムコントローラ170において、信頼度を計算するようにしても良い。
Figure 2007082044
図6は、図1中のフィルタ160の一例の構成を示す。メモリコントローラ150から出力されたデータX(z)501がフィルタ160に入力される。フィルタ160の加算器520から出力Y(z)502が取り出される。入力データX(z)501がアンプ510において、レベルがk倍に増幅されて加算器520に供給される。フィルタ係数kは、システムコントローラ170により指示される。但し、0≦k≦1である。
加算器520の出力データが出力Y(z)として取り出されると共に、遅延器530に供給される。遅延器530の出力データがアンプ511を介して加算器520に供給される。アンプ511は、遅延器530の信号を(1−k)倍に増幅する。遅延器530は、出力Y(z)502を1サンプリング周期遅延させる遅延器である。1サンプリング周期は、代表点が存在する参照領域と、検出領域との時間差であり、例えば1フィールドまたは1フレームである。
図6に示すフィルタ160において、k=1の場合には、アンプ511から加算器520に供給される前の時刻の出力成分が0となり、入力データX(z)501がそのまま出力データY(z)502として取り出される。k≠1の場合には、アンプ511から加算器520に供給される前の時刻の出力成分が0とならず、加算器520において、入力データX(z)501に対して前の時刻の出力成分が加算される。信号成分は、異なる時刻の間でも相関があるのに対して、ランダムノイズ成分は、相関を有しないので、加算器520における加算処理によってノイズ成分を減少させることができる。
ここで、フィルタ係数Kyについて説明する。フィルタ係数Kyは、輝度検出部180から出力される撮像素子120の信号レベルYにより、図8Cにしたがって算出される。ノイズ成分が多く含まれる輝度レベルの場合、つまりYがthrE未満の時のフィルタ係数Kyは、式(10)と表現できる。ノイズ成分が少ない輝度レベルの場合、つまりYがthrE以上の時は、フィルタ係数Kyは所定のフィルタ係数Kmaxに設定される。
Figure 2007082044
図6に示すフィルタ160におけるフィルタ係数kは、信頼度Rと輝度レベルに応じたフィルタ係数Kyより、式(11)により算出される。但し、初期画像のみはフィルタの過渡応答を解消するために、フィルタ係数kを1に設定する。
Figure 2007082044
図7を参照してシステムコントローラ170によってなされる制御動作について説明する。この制御動作は、複数の画像が捕捉される間隔例えば1フィールドまたは1フレーム毎に実行され、実行回数をカウンタの値が示す。低照度時に、露光にじみが生じない程度のシャッター速度でもって連写がなされ、連写で得られた所定枚数の画像が手ぶれ補正およびフィルタ処理される。所定枚数の画像の処理がなされ、カウンタの値が所定値に達すると、処理が完了し、その結果の画像が最終的な撮像画像として扱われる。
ステップS10では、制御動作が1回なされる毎にインクリメントするカウンタの値(単にカウンタと称する)が0であるか否かの判別を行う。真の場合(カウンタが0である)は、処理がステップS11に移り、偽の場合(カウンタが0でない)は、処理がステップS20に移る。
ステップS11では、手ぶれ補正がOFFに設定される。つまり、メモリコントローラ150は、画像メモリ151に格納されている画像に対して手ぶれ補正を行わないで、そのまま画像が出力される。信頼性が低い場合が連続した場合に、一度も手ぶれ補正された信号が出力されないことを防ぐために、カウンタ=0の初期時に必ず初期画像を取り込む処理を行う。
ステップS12ではフィルタ160のフィルタ係数kが1に設定される。初期時はフィルタの過渡応答を解消するための制御である。ステップS13では、カウンタに1が加算される。そして、処理が終了する。1フィールドまたは1フレーム後に入力される次の画像の処理がステップS10から開始する。
ステップS20では、手ぶれの検出と補正を行う。つまり、システムコントローラ170は、動きベクトル検出部141が検出した動きベクトルに応じて、手ぶれ成分を打ち消す補正量をメモリコントローラ150に指示し、メモリコントローラ150が画像メモリ151から手ぶれ補正した画像を出力する。
ステップS21では、上述した式(11)で示すように、信頼度Rおよびフィルタ係数Kyに応じてフィルタの係数kが算出される。そして、ステップS13において、カウンタに1が加算されて処理が終了する。システムコントローラ170によって算出されたフィルタ係数kがフィルタ160に供給され、フィルタ160のフィルタ係数が適切な値に設定される。
上述したこの発明の一実施の形態は、画面全体に関して動きベクトルを発生しているが、画面を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に手ぶれ補正とフィルタ処理を行うようにしても良い。この発明の他の実施の形態は、各ブロック毎に処理を行うものである。
この発明の他の実施の形態において、撮像装置の全体の構成は、上述した一実施の形態に関する図1に示すものと同様であり、図1の構成要素の参照符号を他の実施の形態の説明においても使用する。他の実施の形態では、手ぶれ検出部140(動きベクトル検出部141と特徴抽出部141を含む)では、図9に示すように撮像素子120の撮像画面を縦方向にJ分割、横方向にI分割して形成された(I×J)個のブロック毎に処理がなされる。各ブロック内に複数の参照領域および検出領域が設定される。したがって、メモリコントローラ150による手ぶれ補正動作並びにフィルタ160の処理も、ブロック毎になされる。輝度検出部180は、ブロック毎にアナログ信号処理部130より出力される信号の輝度レベルを検出する。
低照度に、露光にじみが生じない程度のシャッター速度でもって連写がなされ、得られた複数枚の画像を手ぶれ補正および巡回型のフィルタ処理する点は、上述した一実施の形態と同様である。但し、手ぶれ補正およびフィルタ処理は、ブロック毎になされる。
代表点方式による動きベクトル検出を行う構成は、上述した一実施の形態における構成(図2参照)と同様であり、図3を参照して説明したように、参照領域内の代表点の輝度レベルと検出領域301内の各画素の輝度レベルとの残差の絶対値が計算される。この場合、時刻mにおけるブロック(i,j)(但し、i=0,1,2,・・・,I−1,j=0,1,2,・・・,J−1)における座標(u、v)の代表点の輝度レベルをkmi,j
(u、v)、時刻nにおける座標(x、y)における輝度レベルをkni,j(x、y)と
すると、代表点マッチング方式における動きベクトル検出における残差演算式は、下記の式(12)で示すものとなる。
Figure 2007082044
求められた残差は、参照領域306および検出領域301の一つの対に関するものである。ブロック全体に存在する多数の対に関して同様に、残差が求められ、座標(x,y)のそれぞれにおいて残差が積算されることによって、座標(x,y)の評価値が求められる。上述した一実施の形態における例では、ブロック毎に(5×5)=25個の画素位置において評価値がそれぞれ発生する。
上述した図4に示される偏移と評価値の関係は、ブロック毎に得られるものである。評価値が極小で且つ最小点となる点aと代表点の座標との差がブロック(i,j)の動きベクトルmvi,j((x、y)となる。1ブロックの画面の全体の代表点が座標aの位置ま
で同様に動く場合に、座標aの評価値が極小となる。式で表現すると、各ブロックの動きベクトルmvi,j(x,y)は、下記の式(13)で示すものとなる。但し、Pi,j(x,y)がブロック(i,j)の座標(x,y)における評価値(すなわち、残差の絶対値の積算値)を意味している。
Figure 2007082044
代表点の座標が(0,0)であれば、ブロック(i,j)の動きベクトルは、下記の式(14)と表現できる。
Figure 2007082044
特徴抽出部142は、各ブロックで求められた動きベクトルと対応する評価値を出力する回路である。すなわち、下記の式(15)をブロック(i,j)の特徴情報として出力する。
Figure 2007082044
図10は、ブロック毎の偏移と評価値の関係を2次元的に表現したものである。上述した一実施の形態における図5と同様に、実線601は、通常の手ぶれ時の評価値の変化を示したものである。動きベクトルが検出される偏移で最小点における評価値の絶対値が十分小さくなり、最小点以外の偏移では画像間の相関は低い。この場合は、検出された動きベクトルの信頼性が高いと判定できる。
一方、ローコントラスト時の評価値の変化に基づいて検出された動きベクトルの信頼性は、低いと判定される。図10中の破線602は、ローコントラスト時の評価値の変化を示したものである。動きベクトルが検出される偏移で最小点における評価値の絶対値が十分小さくなり、全ての偏移において画像間の相関が高い。しかしながら、ここで検出された動きベクトルはノイズなどの影響を受けやすいため信頼性が低い。ローコントラストの場合は、代表点の輝度レベルと検出領域の画素の輝度レベルとの差が全体的に小さくなるため全体的に評価値が小さくなる。その結果、ノイズなどの影響を受け検出精度が低下や、手ぶれ以外の動きベクトルを検出する可能性がある。そのため、検出される動きベクトルの信頼性を高めるためには、ローコントラストの場合を検出し排除する必要がある。
他の実施の形態では、式(16)に示されるブロック毎の評価値の総和Si,jを用いて
ローコントラストか否かの判別を行う。すなわち、X,Yは検波領域の横、縦の画素数とし、評価値Pi,j(x、y)の各座標における評価値の総和を画素数(つまり、面積)(
X×Y)で正規化した値Si,jを求め、Si,jが小さい場合はローコントラストの被写体であると判断する。
Figure 2007082044
式(16)で求められたブロック(i,j)の値Si,jから信頼度Rsi,jは、一実施の形態と同様に、Si,jがしきい値thrA未満の時は、信頼度Rsi,jが0に設定される。信頼性が高い場合、つまり、Si,jがしきい値thrBより大きい時は、信頼度Rsi,jが1に設定される。上記以外の場合は、下記の式(17)によって設定される。
Figure 2007082044
各々の分割されたブロックにおける動きベクトル検出部141から出力された動きベクトルは、手ぶれ成分以外に動き被写体による成分が含まれている場合がある。動き被写体による誤動作を低減するためには、手ぶれ成分のみを抽出し、その動きベクトルに応じてメモリコントローラ150において、手ぶれを補正する必要がある。更に、この手ぶれ補正に加えて、検出された動きベクトルに手ぶれ以外の成分を検出し、フィルタ160において積分されないように信頼度Rli,j を算出する必要がある。
手ぶれ成分は、式(18)で表現することができる。但し、MDはメディアンフィルタを示す。メモリコントローラ150には、この手ぶれ成分mvMDがシステムコントローラ170より指示され補正される。
Figure 2007082044
動き被写体の検出と信頼度について説明する。該当するブロックに動き被写体が存在する度合いは、動きベクトル成分と手ぶれ成分との乖離度合いにより判断する。この乖離度合いLi,jは、式(19)で表現できる。Li,j が大きい場合は、移動被写体が混在する被写体であると判断する。
Figure 2007082044
この時のブロック(i,j)の信頼度Rli,jは、一実施の形態と同様に図8Bにした
がってLi,j により算出される。信頼性が高い場合、つまりLi,j がthrC未満の時は、信頼度Rli,jは1に設定される。信頼性が低い場合、つまりLi,j がthrDより大きい時は
、信頼度Rli,jは0に設定される。上記以外の場合は、式(20)によって設定される
Figure 2007082044
各々のブロック(i,j)における動きベクトル検出部141で検出された動きベクトルの信頼度をRi,jとすると、信頼度をRi,jは、式(21)で表現できる。信頼度Ri,j
が小さい場合は動きベクトルの信頼性は低く、逆に信頼度Ri,jが大きい場合は動きベク
トルの信頼性は高い。
Figure 2007082044
手ぶれ補正された各ブロックの画像が供給されるフィルタは、一実施の形態における図6に示す構成を有している。但し、フィルタ係数がブロック毎に設定される。ブロック毎のフィルタ係数をki,jとする。フィルタ係数は、(0≦ki,j≦1)である。
ここで、ブロック(i,j)のフィルタ係数Kyi,jについて説明する。フィルタ係数
Kyi,jは、一実施の形態と同様に、輝度検出部180から出力される撮像素子120の
信号レベルYi,jにより、図8Cにしたがって算出される。ノイズ成分が多く含まれる輝
度レベルの場合、つまりYi,jがthrE未満の時のフィルタ係数Kyi,jは、式(22)と表現できる。ノイズ成分が少ない輝度レベルの場合、つまりYi,jがthrE以上の時は、フィ
ルタ係数Kyi,jは所定のフィルタ係数Kmaxに設定される。
Figure 2007082044
一実施の形態と同様に、フィルタ係数ki,jは、信頼度Rと輝度レベルに応じたフィル
タ係数Kyi,jより、式(23)により算出される。但し、初期画像のみはフィルタの過
渡応答を解消するために、フィルタ係数kを1に設定する。
Figure 2007082044
システムコントローラ170によってなされる制御動作は、一実施の形態において説明した図7と同様である。但し、一実施の形態では、制御動作は、1フィールドまたは1フレーム毎に実行されていたが、1ブロック毎に動作することが必要とされる。そして、所定枚数の画像の全ブロックに関する処理がなされ、カウンタの値が所定値に達すると、処理が完了し、その結果の画像が最終的な撮像画像として扱われる。
上述したこの発明の他の実施の形態は、一実施の形態と比較して複数のブロックのそれぞれを個別に制御するので、フィルタ係数の制御を画像の局所的特徴に合わせて行うことができ、画質をより向上させることができる。
以上、この発明の実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば動きベクトル検出は、代表点方式に限らず他の方式を使用しても良い。
この発明の一実施の形態の全体の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態における手ぶれ検出部の一例のブロック図である。 この発明の一実施の形態における動き検出を説明するための略線図である。 動きベクトル検出時の評価値と偏移の関係を3次元的に示す略線図である。 動きベクトル検出時の評価値と偏移の関係を2次元的に示す略線図である。 この発明の一実施の形態におけるフィルタの一例を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の一実施の形態における信頼性の判定処理を説明するための略線図である。 この発明の他の実施の形態におけるブロックを説明するための略線図である。 この発明の他の実施の形態における動きベクトル検出時の評価値と偏移の関係を2次元的に示す略線図である。
符号の説明
120・・・撮像素子
140・・・手ぶれ検出部
141・・・動きベクトル検出部
142・・・特徴抽出部
150・・・メモリコントローラ
151・・・画像メモリ
160・・・フィルタ
170・・・システムコントローラ
180・・・輝度検出部
220・・・代表点抽出回路
230・・・減算器
250・・・動きベクトル検出回路
301・・・検出領域
302・・・代表点
304・・・動きベクトル
401・・・通常の手ぶれ時の評価値と偏移の関係
402・・・ローコントラスト時の評価値と偏移の関係
403・・・移動被写体進入時の評価値と偏移の関係

Claims (8)

  1. 時間的に異なる複数の画像を捕捉する画像捕捉ステップと、
    上記複数の画像から動きを検出し、動き情報を生成する動き検出ステップと、
    上記動き情報の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、
    上記動き情報に応じて上記複数の画像間で生じる手振れを補正する手ぶれ補正ステップと、
    巡回型フィルタにより手ぶれ補正後の画像をフィルタ処理するフィルタステップとを備え、
    上記動き情報の信頼性に応じて上記フィルタ処理の特性を変化させる撮像方法。
  2. 上記画像捕捉ステップにおいて、露光にじみが生じない程度の蓄積時間でもって上記複数の画像のそれぞれを捕捉する請求項1記載の撮像方法。
  3. 上記複数の画像の先頭の画像に関して、上記手振れ補正ステップを行わない請求項1記載の撮像方法。
  4. 上記複数の画像の先頭の画像に関して、上記巡回型フィルタの特性を変更する請求項1記載の撮像方法。
  5. 上記信頼性判定ステップにおいて、ローコントラストの被写体を撮影した画像から得られた上記動き情報は、上記信頼性が低いと判定する請求項1記載の撮像方法。
  6. 上記信頼性判定ステップにおいて、上記複数の画像の一部に動き被写体が存在する画像から得られた上記動き情報は、上記信頼性が低いと判定する請求項1記載の撮像方法。
  7. 捕捉した画像を複数のブロックに分割し、上記ブロック毎に上記動き検出ステップ、上記信頼性判定ステップ、上記手ぶれ補正ステップ、上記フィルタステップ並びに上記フィルタ処理の特性を変化させる処理を行う請求項1記載の撮像方法。
  8. 時間的に異なる複数の画像を捕捉する画像捕捉手段と、
    上記複数の画像から動きを検出し、動き情報を生成する動き検出手段と、
    上記動き情報の信頼性を判定する信頼性判定手段と、
    上記動き情報に応じて上記複数の画像間で生じる手振れを補正する手ぶれ補正手段と、
    巡回型フィルタにより手ぶれ補正後の画像をフィルタ処理するフィルタ手段とを備え、
    上記動き情報の信頼性に応じて上記フィルタ手段の特性を変化させる撮像装置。
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