JP2008034911A - 端末機制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】端末機制御システムにおいて、通信の安定性を高くし、また、コストを低くする。
【解決手段】端末機制御システム1は、システム全体を制御する制御親機2と、制御親機2と専用通信線5によって接続された制御子機3と、制御子機3と電力線6によって接続された複数の端末機4とを備え、制御子機3と端末機4との間の通信頻度を、制御親機2と制御子機3との間の通信頻度よりも少なくする。制御子機3と端末機4との間の通信頻度が少ないので、制御子機3と端末機4との間の電力線における通信状態の混雑が解消し、通信の安定性を高くすることができ、また、通信の安定のために、特別な構成を必要とせず、コストアップになることがない。
【選択図】図1
【解決手段】端末機制御システム1は、システム全体を制御する制御親機2と、制御親機2と専用通信線5によって接続された制御子機3と、制御子機3と電力線6によって接続された複数の端末機4とを備え、制御子機3と端末機4との間の通信頻度を、制御親機2と制御子機3との間の通信頻度よりも少なくする。制御子機3と端末機4との間の通信頻度が少ないので、制御子機3と端末機4との間の電力線における通信状態の混雑が解消し、通信の安定性を高くすることができ、また、通信の安定のために、特別な構成を必要とせず、コストアップになることがない。
【選択図】図1
Description
本発明は、電力線搬送通信を使用する端末機制御システムに関するものである。
従来から、電力線に信号を重畳する電力線搬送通信を使用して端末機を制御する端末機制御システムが知られている。電力線搬送通信を使用すると、既存の建物に端末機制御システムを設置する場合にも、各階に設けられた端末機の電気配線を通信線としてそのまま利用することができることから、設置コストを抑制することができる。しかし、電力線搬送通信は、専用通信線を用いた通信とは異なり、その電力線に接続された機器の影響を受け、確実に通信ができない虞がある。
図8は、従来の端末機制御システムの構成を示す。端末機制御システムは、システム全体を制御する制御親機2と、制御親機2に繋がる複数の制御子機3(31,32)と、制御子機3に繋がる複数の端末機4(41,42,・・・)を備えている。制御親機2と制御子機3とは、専用通信線5によって接続されており、制御子機3と端末機4とは、端末機4に給電を行なう電力線6によって接続されている。そして、制御親機2と制御子機3との間の専用通信線5は、バス配線になっている。制御親機2と制御子機3との間の通信は、ポーリング方式によって行なわれ、制御親機2は、各制御子機3に各端末機4の運転状況の問合せを次のように、1台ずつ順に行なう。
制御親機2は、制御子機31に端末機41の運転状況の問合せL1を行なう。問合せを受けた制御子機31は、端末機41に運転状況の問合せM1を行う。端末機41は、制御子機31に運転状況の返信N1を行い、制御子機31は、制御親機2に端末機41の運転状況の返信P1を行なう。制御親機2は、次に端末機42の運転状況の問合せL2を行い、以下同様に制御子機31に接続された各端末機4の運転状況の問合せを順に行う。制御親機2は、制御子機31に接続された端末機4の問合せが終了すると、次に制御子機32に接続されている端末機4の運転状況の問合せを順に行なう。
しかしながら、この構成においては、制御親機2からの問合せを、例えば1秒に1回の頻度によって、順に実施しようとすると、制御子機3から端末機4への問合せと端末機4から制御子機3への返信を1秒以内に行なわなければならない。1秒に1回の頻度では、専用通信線5で接続された制御親機2と制御子機3との間の通信には、問題は生じない。しかし、電力線6で接続された制御子機3と端末機4との間の電力線搬送通信においては、法規制により周波数が10kHz〜450kHz帯域を越えることができないという制約もあり、正常時には1秒以内に通信ができても、例えばノイズ等により通信に失敗したときには再度通信することにより、1秒以上かかることがある。そして、端末機4からの返信が終了するまで、次の制御子機3からの問合せは、待たねばならず、制御子機3と端末機4との間の通信に1秒以上かかるときには、制御子機3と端末機4との間の通信状態が混雑し、通信の安定性が低下する。また、制御子機3と端末機4との間の電力線搬送通信の安定性が得られるように、制御親機2と制御子機3との間の通信頻度を少なくすると、通信の即応性が低下し、システム全体の効率が低下する。また、通信の安定性を高めるために、ノイズ除去等の機器を配置するとコスト高となる。
また、端末機制御システムにおいて、制御子機に信号ルータを設置し、信号の種類を区分して、不必要な通信を遮断することにより、通信の混雑を減少させ、通信の安定性を高めるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に示されるような端末機制御システムにおいても、制御親機と制御子機の間における端末機の運転状況の問合せは、対象となる制御子機では遮断されないので、問合せの頻度が多いと、通信の安定性が低下する。
また、システム全体を制御する制御親機と、制御親機に専用通信線によって接続された制御子機と、制御子機に電力線によって接続され、照明器具を有する端末機とを備える端末機制御システムであって、通信の安定性を高めるために、各端末機が、通信の中継機能を有するものが知られている(例えば特許文献2参照)。このシステムにおいては、制御子機から離れた端末機への通信は、離れた端末機までの途中にある端末機が通信の中継を行うことにより、通信の安定性を高めている。
しかしながら、上記特許文献2に示されるような端末機制御システムにおいても、制御親機からの制御子機への問合せの度に、制御子機は端末機と通信を行なうので、制御親機からの問合せの頻度が多いと、従来の端末機制御システムと同様に制御子機と端末機との間の通信の安定性が低下する虞がある。
特開2005-110090号公報
特開2003-347066号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、通信の安定性が高く、しかも低コストな端末機制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、電力線に接続された複数の端末機を電力線搬送通信により制御する端末機制御システムにおいて、システム全体を制御する制御親機と、前記制御親機と専用通信線によって接続された制御子機と、前記制御子機と電力線によって接続された複数の端末機と、を備え、前記制御子機と前記端末機との間の通信頻度が、前記制御親機と前記制御子機との間の通信頻度よりも少なくなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の端末機制御システムにおいて、前記制御子機と前記端末機との間の通信は、該端末機に異常が発生したときに該端末機がその状況を前記制御子機に報告するイベントドリブン方式により行なうものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の端末機制御システムにおいて、前記制御子機は、所定のタイミングで前記端末機に対して、該端末機の運転状況の問合せを行い、該端末機から返信される運転状況を端末機毎に記憶し、前記制御親機からの制御のための指示信号に応じて、前記記憶しておいた端末機の運転状況を返信するものである。
請求項1の発明によれば、制御子機と端末機との間の通信頻度が、制御親機と制御子機との間の通信頻度よりも少なくなるので、制御子機と端末機との間の電力線における通信状態の混雑が解消し、通信の安定性が高くなる。また、通信の安定のために、特別な構成を必要とせず、コストアップになることがない。
請求項2の発明によれば、制御子機と端末機との通信が、イベントドリブン方式であるので、制御子機と端末機との間の電力線における通信頻度が少なくなり、通信の安定性が更に高くなる。
請求項3の発明によれば、制御子機が、端末機に所定のタイミングで運転状況の問合せを行い、返信された運転状況を記憶し、制御親機からの指示信号に応じて記憶しておいた端末機の運転状況を返信するので、制御子機と端末機との間の電力線における通信頻度が少なくなり、通信の安定性が高くなる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る端末機制御システムについて図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。端末機制御システム1は、システム全体を制御する制御親機2と、制御親機2に接続され建物の各階に配置された複数の制御子機3と、制御子機3に接続され、例えば誘導灯を有する複数の端末機4とを備えている。端末機4は、誘導灯に限らず照明器具やスピーカ等を有してもよい。制御親機2と制御子機3とは、専用通信線5で接続されており、制御子機3と端末機4とは、端末機4に給電を行なう電力線6によって接続されている。
本発明の第1の実施形態に係る端末機制御システムについて図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。端末機制御システム1は、システム全体を制御する制御親機2と、制御親機2に接続され建物の各階に配置された複数の制御子機3と、制御子機3に接続され、例えば誘導灯を有する複数の端末機4とを備えている。端末機4は、誘導灯に限らず照明器具やスピーカ等を有してもよい。制御親機2と制御子機3とは、専用通信線5で接続されており、制御子機3と端末機4とは、端末機4に給電を行なう電力線6によって接続されている。
制御親機2と各階に配置されている制御子機3との間の通信は、専用通信線5で行なうようにしている。その理由は、もしこの通信を電力線搬送通信によって行なうとすると、建物の階毎の分電盤を繋ぐ主幹電力線によって行なうことになるが、主幹電力線には接続されている機器が多く、機器より発生するノイズ等により、通信の安定性が低下する虞があるからである。
制御親機2と制御子機3の間の専用通信線5は、バス配線になっており、1対複数の通信が可能な、例えばRS−485の規格によって接続されている。そして、制御親機2と制御子機3との間の通信は、ポーリング方式によって行なわれ、制御親機2は、各制御子機3に各端末機4の運転状況の問合せを1台ずつ順に行なっていく。制御子機3と端末機4とは、電力線6に信号を重畳させて電力線搬送通信を行う。制御子機3に接続することができる端末機4の台数は、電力線6の電流容量によって制限されている。
図2は、制御親機2の構成を示す。制御親機2は、システム全体を制御する親機制御部2aと、ユーザが端末機制御システムを操作する親機操作部2bと、端末機4(図1参照)の運転状況等を記憶する親機記憶部2cと、端末機4の運転状況等を表示する親機表示部2dと、専用通信線5に接続された親機専用線通信部2eとを備えている。親機制御部2aは、親機操作部2bからの操作や、内蔵しているプログラムに従ってシステム全体を制御する。親機操作部2bは、スイッチやタッチパネル等であり、ユーザが運転を指示する。親機記憶部2cは、例えばEEPROMやFLASHメモリなどの揮発性記憶デバイスであり、端末機4の運転状況等を記憶している。親機表示部2dは、例えばLEDや液晶であり、親機制御部2aからの指示により端末機4やシステム全体の運転状況等を表示する。親機専用線通信部2eは、専用通信線5に繋がり制御子機3との通信インターフェースとなる。
図3は、制御子機3の構成を示す。制御子機3は、制御子機3を制御する子機制御部3aと、端末機4(図1参照)の運転状況等を記憶する子機記憶部3bと、専用通信線5と接続された子機専用線通信部3cと、電力線6と接続された子機電力線通信部3dとを備えている。子機制御部3aは、内蔵しているプログラムに従い、所定のタイミングで端末機4の運転状況を、子機電力線通信部3dを介して端末機4に問合せ、端末機4から返信された運転状況のデータを子機記憶部3bに記憶する。子機制御部3aは、子機専用線通信部3cを介して制御親機2から、端末機4の運転状況の問合せを受けると、子機記憶部3bに記憶している該当する端末機4の運転状況のデータを制御親機2に返信する。子機専用線通信部3cは、制御親機2との通信インターフェースとなり、子機電力線通信部3dは、端末機4との通信インターフェースとなる。
図4は、端末機4の構成を示す。端末機4は、非常口や廊下に設置された誘導灯4aと、誘導灯4aの運転状況を検知する誘導灯状態検知部4bと、端末機4全体を制御する端末機制御部4cと、電力線6(図1参照)と接続された端末機電力線通信部4dとを備えている。誘導灯4aは、ランプや停電時の電源であるバッテリー等を備えている。誘導灯状態検知部4bは、誘導灯4aの点灯/消灯の状態や、誘導灯4aが備えるランプやバッテリーの正常/異常等の状態を検知する。端末機制御部4cは、端末機電力線通信部4dを介して制御子機3から端末機4の運転状況の問合せを受けると、誘導灯状態検知部4bに誘導灯4aの運転状況を検知させ、検知した運転状況を端末機電力線通信部4dを介して、制御子機3に返信する。端末機電力線通信部4dは、制御子機との通信インターフェースとなる。
上記のように構成された本実施形態に係る端末機制御システム1の動作について図1乃至図4を参照して説明する。各制御子機3は、各制御子機3に繋がる各端末機4の運転状況の問合せを、例えば1分に1回の頻度によって順に行なう。例えば、制御子機31は、最初に制御子機31に繋がる端末機41に運転状況の問合せA1を行い、問合せを受けた端末機41は、誘導灯4aの運転状況の返信B1を制御子機31に行なう。端末機41から返信B1を受けた制御子機31は、端末機41の運転状況を子機記憶部3bに記憶する。制御子機31は、次に端末機41への問合せから1分後に次の端末機42に問合せA2を行い、以下同様に制御子機31に繋がる全ての端末機4に順に問合せを行う。全ての端末機4の運転状況の問合せが終了すると、端末機41に戻り問合せを繰り返す。
制御親機2は、端末機4の運転状況の問合せを各制御子機3に、例えば1秒に1回の頻度によって順に行なう。制御親機2は、最初に制御子機31に端末機41の運転状況の問合せC1を行なう。制御子機31は、子機記憶部3bに記憶している端末機41の運転状況を制御親機2に返信する(D1)。返信を受けた制御親機2は、端末機41の運転状況を親機記憶部2cに記憶する。制御親機2は、次に端末機41の運転状況の問合せから1秒後に制御子機31に端末機42の運転状況の問合せC2を行い、以下同様に制御子機31に繋がる全ての端末機4の運転状況の問合せを順に行う。制御子機31に繋がる全ての端末機4の運転状況の問合せが終了すると、制御親機2は、次に制御子機32に端末機45の運転状況の問合せC5を行なう。以下同様に問合せを行い、全ての端末機4の運転状況の問合せが終了すると、制御親機2は、親機記憶部2cに記憶している各端末機4の運転状況を親機表示部2dに表示する。制御親機2は、次に最初に戻り制御子機31に端末機41の運転状況の問合せを行なう。こうして、制御親機2は、端末機4の運転状況の問合せを繰り返す。
このように、制御子機3は、制御親機2からの問合せに対し、その都度に、端末機4に問合せることなく、子機制御部3bに記憶している端末機4の運転状況を返答するので、端末機4との間の通信頻度を制御親機2と制御子機3との間の通信頻度の1秒間に1回よりも少ない、例えば1分間に1回にすることができる。制御子機3と端末機4との間の電力線における通信状態の混雑が解消し、また、制御子機3と端末機4との間の問合せ及び返信を1分以内に行なえばよいので、通信の安定性を良くすることができる。また、専用通信線5の高速な通信速度に制御親機2と制御子機3との間の通信頻度を合わせることが可能となり、システム全体の効率を高くすることができる。また、通信の安定のために、特別な構成を必要とせず、コストアップになることがない。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る端末機制御システムについて図5及び図6を参照して説明する。図5(a)は、本実施形態に係る端末機制御システムの制御子機3と端末機4の構成を示す。同図においては、制御親機の図示を省略している。図5(b)は、子機記憶部3bの構成を、図6は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。端末機制御システム1の構成は、第1の実施形態に係る端末機制御システムと同じであるが、制御子機3と端末機4との間の通信方法が、第1の実施形態に係る端末機制御システムと異なり、端末機4の運転状況に変化が生じたときに端末機4が制御子機3に報告を行なうイベントドリブン方式により行なう。
本発明の第2の実施形態に係る端末機制御システムについて図5及び図6を参照して説明する。図5(a)は、本実施形態に係る端末機制御システムの制御子機3と端末機4の構成を示す。同図においては、制御親機の図示を省略している。図5(b)は、子機記憶部3bの構成を、図6は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。端末機制御システム1の構成は、第1の実施形態に係る端末機制御システムと同じであるが、制御子機3と端末機4との間の通信方法が、第1の実施形態に係る端末機制御システムと異なり、端末機4の運転状況に変化が生じたときに端末機4が制御子機3に報告を行なうイベントドリブン方式により行なう。
本実施形態に係る端末機制御システム1の動作について説明する。端末機4において、端末機制御部4cは、誘導灯状態検知部4bを介し誘導灯4aの運転状態を常に監視しており、誘導灯4aの運転状況に変化が生じると、端末機4の番号と変化の内容を端末機電力線通信部4dから電力線6を介して制御子機3に報知する。例えば、端末機41の誘導灯4aが、正常に点灯していたのにランプに異常が発生すると、端末機41の端末機制御部4cは、端末機の番号「41」とランプに異常が発生したことの報告Eを、制御子機31へ行なう。制御子機31の子機制御部3aは、子機電力線通信部3dを介して電力線6の状態を常に監視しており、端末機4からの報告があると、その端末機4の番号と変化の内容を子機記憶部3bに記憶する。そして、子機制御部3aは、制御親機2から端末機41の運転状況の問合せがあると、子機記憶部3bに記憶している「ランプ異常」を制御親機2に返信する。
図6において、制御親機2と制御子機31との間の通信は、1秒毎に各端末機4の運転状況の問合せと、それに対応する返信が順に行なわれる。制御親機2から制御子機31に端末機41の運転状態の問合せF1が行なわれ、問合せを受けた制御子機31は、子機記憶部3bに記憶している端末機41の運転状況を制御親機2に返信する(G1)。以下同様に端末機42の運転状況の問合せF2に対し返信G2が行なわれ、端末機43の運転状況の問合せF3に対し返信G3というように順に行なわれる。
制御子機3と端末機4との間の通信は、端末機4の運転状況に変化があった場合であり、全ての端末機4における運転状況の変化が端末機41における「ランプ異常」だけであったときは、端末機41の「ランプ異常」の報告H1の1回のみが行なわれるだけである。端末機4から制御子機3へ報告する対象を、端末機4のランプ異常やバッテリー切れ等の比較的頻度の少ない状態変化にすると、制御子機3と端末機4との間の通信頻度は非常に少なくなり、通信の安定性を更に高くすることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る端末機制御システムについて図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。本実施形態に係る端末機制御システム1の構成は、第2の実施形態に係る端末機制御システムと同じであるが、制御子機3と端末機4との間の通信方法が第2の実施形態に係る端末機制御システムと異なる。第2の実施形態に係る端末機制御システムにおける制御子機3と端末機4との間の通信方法は、イベントドリブン方式であるが、本実施形態に係る制御子機3と端末機4との間の通信方法は、イベントドリブン方式に加えて、制御子機3が所定のタイミングによって端末機4の運転状況の問合せを行なう。
本発明の第3の実施形態に係る端末機制御システムについて図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る端末機制御システム1の構成を示す。本実施形態に係る端末機制御システム1の構成は、第2の実施形態に係る端末機制御システムと同じであるが、制御子機3と端末機4との間の通信方法が第2の実施形態に係る端末機制御システムと異なる。第2の実施形態に係る端末機制御システムにおける制御子機3と端末機4との間の通信方法は、イベントドリブン方式であるが、本実施形態に係る制御子機3と端末機4との間の通信方法は、イベントドリブン方式に加えて、制御子機3が所定のタイミングによって端末機4の運転状況の問合せを行なう。
本実施形態に係る端末機制御システム1の動作について説明する。制御子機3は、例えば、1時間に1回の頻度によって各端末機4に順に運転状況の問合せを、次のように行なう。制御子機31は、端末機41に運転状況の問合せIを行ない、問合せを受けた端末機41は、制御子機31に運転状況の返信Jを行なう。制御子機31は、返信された運転状況と子機記憶部3bに記憶している運転状況とを比較する。そして、返信された運転状況と記憶していた運転状況が異なる場合には、制御子機31は、端末機41との間のイベントドリブン方式による通信に異常が発生していると判断し、制御親機2に報告Kを行ない、制御親機2は親機表示部2dに異常発生の表示を行なう。
制御子機3から端末機4に所定のタイミングによって問合せを行うので、イベントドリブン方式による通信に異常が生じても端末機4の運転状況を検知することができ、また、イベントドリブン方式による通信における異常が検知されるので、通信の信頼性が高くなる。また、制御子機3から端末機4への問合せの頻度が少ないので、制御子機3と端末機4との間の通信に影響を与えることがない。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。制御親機2と制御子機3との間の通信は、RS−485の規格に拠らずとも、例えばRS−422に拠ってもよい。
1 端末機制御システム
2 制御親機
3 制御子機
4 端末機
5 専用通信線
6 電力線
2 制御親機
3 制御子機
4 端末機
5 専用通信線
6 電力線
Claims (3)
- 電力線に接続された複数の端末機を電力線搬送通信により制御する端末機制御システムにおいて、
システム全体を制御する制御親機と、
前記制御親機と専用通信線によって接続された制御子機と、
前記制御子機と電力線によって接続された複数の端末機と、を備え、
前記制御子機と前記端末機との間の通信頻度が、前記制御親機と前記制御子機との間の通信頻度よりも少なくなるようにしたことを特徴とする端末機制御システム。 - 前記制御子機と前記端末機との間の通信は、該端末機に異常が発生したときに該端末機がその状況を前記制御子機に報告するイベントドリブン方式により行なうことを特徴とする請求項1に記載の端末機制御システム。
- 前記制御子機は、所定のタイミングで前記端末機に対して、該端末機の運転状況の問合せを行い、該端末機から返信される運転状況を端末機毎に記憶し、前記制御親機からの制御のための指示信号に応じて、前記記憶しておいた端末機の運転状況を返信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末機制御システム。
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Cited By (2)
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WO2016026215A1 (zh) * | 2014-08-18 | 2016-02-25 | 国家电网公司 | 一种多频洪泛电力线载波通信方法 |
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