JP2008034761A - 2重構造の電磁シールド材を用いた電磁シールドルームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁シールドルームから漏洩する電力が電波法で規定されている微弱電波の範囲を超えることなく、又は、周囲の無線通信機器に電波障害を与えることがない、漏洩電波の測定ができる電磁シールドルームシステムを提供する。
【解決手段】電磁シールドルームを導電体を施した電磁シールド材で2重構造とすることにより、電磁シールド効果を大きくすることができると同時に、その外側の導電体を施した電磁シールド材と内側の導電体を施した電磁シールド材間の空間を利用し、送信装置32に接続された送信用アンテナ31を設置することにより、従来技術に比べ送信装置にははるかに小さな送信電力で、導電体を施した電磁シールド材の性能を測定することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電磁シールド材(導電体を施したものをいう:以下明細書中同様の意味)を用いた電磁シールドルームシステムに関する。更に、電磁シールドルームの電磁シールド性能を測定する方法に関する。
電磁シールドルームとは、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を貼り付け、窓には金属網などを用い電磁シールド機能を有し、ケーブルが外部から引き込むためのケーブル引込穴にも電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有した、電磁波を外部に漏洩させないようにした部屋である。図1は、従来実用化されている電磁シールドルームの一例を示した図である。図1に示す電磁シールドルーム(10)は、電磁シールド材を施した扉(17)と、電磁シールド材を施した壁面(11,12,13,14)と、電磁シールド材を施した床面(16)と、電磁シールド材を施した天井面(15)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する窓(18)と、ケーブル引込穴(19)から構成されている。
電磁シールドルームは、高い電磁シールド効果を追及するため、遮断効果が高い導電体を施した電磁シールド材が用いられる。又、漏洩電波が規定量を超えないように監視するシステムを付加した電磁シールドルームシステムも提案されている。その一例として特許文献1に示すように、電磁シールドルームの内部に送信装置と送信用アンテナを設け、そのアンテナから電波を送出し、電磁シールドルームの外に設置された受信用アンテナの受信装置を用いて電磁シールドルームからの漏洩電波を測定し、その漏洩電波が大きいときには警報を発する電磁シールドルームシステムが提案されている。
特許番号2005−3664961号公報
しかしながら、特許文献1の発明は、電磁シールドルームシステムにおける、扉、壁面、床面、天井面に施す導電体を施した電磁シールド材の遮断効果が大きいときには、その電磁シールドルームからの漏洩電波を外部で測定するためには、電磁シールドルーム内に設置する送信装置の送信電力を大きくする必要があり、加えて、外部に設置する受信装置にも高感度のものが要求される。又、万一、導電体を施した電磁シールド材の性能が低下した時には、電磁シールドルームから漏洩する電力が電波法で規定される微弱電波の範囲を超えてしまったり、又は、周囲の無線通信機器に電波障害を与えるという問題が生じる。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームにおいて、その導電体を施した電磁シールド材を電波的空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームとし、その空間に設置した送信装置に接続された送信用アンテナから電波を送出し、電磁シールドルームの外部に設置され受信用アンテナに接続された受信装置により漏洩電波を測定するシステムである。この結果、送信装置の送信電力は、特許文献1のシステムに比べ、はるかに小さくすることができ、電磁シールドルームから漏洩する電力が電波法で規定されている微弱電波の範囲を超えることはなく、又は、周囲の無線通信機器に電波障害を与えることがない、漏洩電波の測定方法を提供することを目的とする。
本発明では、かかる課題を解決するために、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームシステムにおいて、その導電体を施した電磁シールド材を空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームとし、その空間に設置した送信装置に接続された送信用アンテナから電波を送出し、電磁シールドルームの外部に設置され受信用アンテナに接続された受信装置により漏洩電波を測定する電磁シールドルームシステムを提供する。
本発明は、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームシステムにおいて、その導電体を施した電磁シールド材を電波的空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームとし、その空間に設置した送信装置に接続された送信用アンテナから電波を送出し、電磁シールドルームの外部に設置され受信用アンテナに接続された受信装置により漏洩電波を測定するシステムとした。この結果、送信装置の送信電力は、特許文献1のシステムに比べ、はるかに小さくすることができ、電磁シールドルームから漏洩する電力が電波法で規定されている微弱電波の範囲を超えることはなく、又は、周囲の無線通信機器に電波障害を与えることが生じることなく、漏洩電波の測定を行うことができる。
本発明は、簡易的な構造の電磁シールドルームで、高性能の電磁シールドルームに匹敵する性能を得ることができる。例えば、−120dBの電磁シールド効果を有する電磁シールドルームは、従来の構造(1重構造の導電体を施した電磁シールド材)では、高度の施工技術が必要である。本発明の方法を用いると、−60dB(外側電磁シールドルーム) + −60dB(内側電磁シールドルームの)の電磁シールドルームを2重構造とすることにより、若干の性能劣化分を見込んでも−120dBに近い電磁シールド効果を有する電磁シールドルームを提供できる。
高性能の電磁シールドルームの漏洩電波を測定するときには、特許文献1の発明の方法では、高出力の送信装置や高感度の受信装置が要求されるが、本発明では、例えば、−80dBの電磁シールド効果を有する電磁シールドルームの漏洩電波を測定する場合には、送信装置の送信出力は特許文献1の場合に比べ、1/10,000(−40dB)とすることも可能で、又、送信装置の送信出力が電波法令で規定されている使用可能なレベルであっても、受信装置は特許文献1の場合に比べ高感度の受信装置は必要なく、汎用の安価な測定器でシステムを構築できる。これは、電磁シールドルームの品質保証のときにも安価に測定が行えることになる。
電磁シールドルームの納入(検収)時にも、電波法を遵守し電磁シールドルームのシールド効果の測定が行え、このときにも、周囲の無線機器に対しての干渉はきわめて小さい。
導電体を施した電磁シールド材を2重構造にすることにより、導電体を施した電磁シールド材間の空間を利用して、送信装置や測定器やアンテナなどを設置できることができるので、顧客の要望に応じ、諸々の測定に対応できる。
内側電磁シールドルームとそれを取り囲む外側電磁シールドルームの扉位置や、窓位置や、引込ケーブル穴位置などを遠ざけることにより、電磁シールドルームでの性能を最も左右する扉、窓、ケーブル引込穴などによる電磁シールド性能劣化を防ぐことができる。
非常に高い周波数、例えば10GHz以上の電磁環境測定を行うとき、電磁シールド性能は、導電体を施した電磁シールド材の小さな傷などでも劣化してしまう場合が多いが、外側電磁シールドルームの内面に、平板電波吸収体などを装着することにより、その漏洩電流を最小にすることができる。
外側電磁シールドルームの内面に電波吸収体などを取り付けることにより、電磁シールド効果も得ながら、電波吸収体に吸収される高周波電波を熱に転換することが可能となり、漏れ電波も最小にする効果が期待できる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1について説明する。実施形態2は、主に請求項2について説明する。実施形態3は、主に請求項5について説明する。実施形態4は、主に請求項6について説明する。その他は、主に請求項3および請求項4について説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1概要>
本実施形態は、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームにおいて、その導電体を施した電磁シールド材を空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームシステムである。
<実施形態1の構成>
図2は、実施形態1の一例を示すものである。図1に示す従来の電磁シールドルームを大・小2種を用いて、大きな外側電磁シールドルーム(10)の中に小さな内側電磁シールドルーム(20)を有した2重構造の電磁シールドルームである。導電体を施した電磁シールド材が貼り付けられた壁面、天井面、床面により構成されている。外側の大きな電磁シールドルーム(10)は、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を貼り付け、窓には金属網などを用い電磁シールド機能を有し、ケーブルが外部から引き込むためのケーブル引込穴にも電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有し、そこから外部に電磁波を漏洩させないようにした部屋である。図2に示す外側の大きな外側電磁シールドルーム(10)は、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの扉(17)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの壁面(11,12,13,14)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの床面(16)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの天井面(15)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する外側電磁シールドルームの窓(18)と、電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有する外側電磁シールドルームのケーブル引込穴(19)から構成されている。内側の小さな電磁シールドルーム(20)は、前記大きな外側電磁シールドルーム(10)同様に、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を貼り付け、窓には金属網などを用い電磁シールド機能を有し、ケーブルが外部から引き込むためのケーブル引込穴にも電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有し、そこから外部に電磁波を漏洩させないようにした部屋である。図中に示す内側の小さな内側電磁シールドルーム(20)は、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの扉(27)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの壁面(21,22,23,24)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの床面(26)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの天井面(25)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する内側電磁シールドルームの窓(28)と、電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有する内側電磁シールドルームのケーブル引込穴(29)から構成されている。
<実施形態1の効果>
既に説明したように、実施形態1は、図2で示したように、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームにおいて、その導電体を施した電磁シールド材を空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームシステムが実現できる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
実施形態2は、実施形態1で説明した電磁シールドルームシステムにおいて、実施形態1の2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間に送信装置に接続された送信用アンテナを有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記電磁シールドルームの外部に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナと、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置を備え、導電体を施した電磁シールド材の特性を確認する機能を有するなどの諸々の測定機能を有することを特徴とする電磁シールドルームシステムである。
<実施形態2の構成>
図3は、実施形態2の一例を示すものである。図2に示すように、外側の大きな外側電磁シールドルーム(10)の壁面(12)と、内側の小さな内側電磁シールドルーム(20)の壁面(22)間の空間に、送信装置(32)に接続された送信用アンテナ(31)を有している。前記電磁シールドルームの外部に設置され、前記送信用アンテナ(31)から放射された電波を受信する受信用アンテナ(33)と、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置(34)を備え、導電体を施した電磁シールド材の特性や漏洩電波を測定する。ここでは外側電磁シールドルーム(10)の壁面(12)と内側電磁シールドルーム(20)の壁面(22)間を一例に挙げたが、この壁面は、外側電磁シールドルームの壁面(11)と内側電磁シールドルームの壁面(21)間、外側電磁シールドルームの壁面(13)と内側電磁シールドルームの壁面(23)間、外側電磁シールドルームの壁面(14)と内側電磁シールドルームの壁面(24)間、外側電磁シールドルームの床面(16)と内側電磁シールドルームの床面(26)間、外側電磁シールドルームの天井面(15)と内側電磁シールドルームの天井面(25)間でも同様に測定機能を構成する。
<実施形態2の効果>
実施形態2の電磁シールドルームシステムは、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を2重構造とし、その間の空間に送信装置に接続された送信用アンテナを設置した。この結果、送信装置の送信電力は、特許文献1のシステムに比べ、はるかに小さくすることができ、電磁シールドルームから漏洩する電力が電波法で規定されている微弱電波の範囲を超えることはなく、又は、周囲の無線通信機器に電波障害を与えることが生じることなく、漏洩電波の測定方法を行うことができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
実施形態3は、実施形態1で説明した電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間を設け、内側電磁シールドルームとそれを取り囲む外側電磁シールドルームの窓位置、扉位置、ケーブル引込穴位置などを遠ざけることにより、電磁シールドルームでの性能を左右する扉、窓、ケーブル引込穴などによる電磁シールド性能劣化を防ぐことを可能とした電磁シールドルームシステムである。
<実施形態3の構成>
図4は、実施形態3の一例を示すものである。図4に示すように、外側の大きな外側電磁シールドルーム(10)と、内側の小さな内側電磁シールドルーム(20)において、各々の電磁シールドルームに敷設された扉、窓、ケーブル引込穴の位置を遠ざけた構造となっている。前記外側シールドルーム(10)は、導電体を施した電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの扉(17)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの壁面(11,12,13,14)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの床面(16)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの天井面(15)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する外側電磁シールドルームの窓(18)と、外側電磁シールドルームのケーブル引込穴(19)から構成されている。前記内側電磁シールドルーム(20)は、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームの扉(47)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの壁面(21,22,23,24)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの床面(26)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの天井面(25)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームの窓(48)と、外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームのケーブル引込穴(49)から構成されている。
<実施形態3の効果>
実施形態3の電磁シールドルームシステムは、実施形態1で説明した電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間を設け、内側電磁シールドルームとそれを取り囲む外側電磁シールドルームの窓位置、扉位置、ケーブル引込穴位置などを遠ざけることにより、電磁シールドルームでの性能を左右する扉、窓、ケーブル引込穴などによる電磁シールド性能劣化を防ぐことを可能とする。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
実施形態4は、実施形態1で説明した電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間を設け、外側電磁シールドルームの内面に、平板電波吸収体を装着することにより、そこで高周波電流を熱に変換し漏洩電流を最小にし、漏洩電波を最小にできる電磁シールドルームシステムである。
<実施形態4の構成>
図5は、実施形態4の一例を示すものである。図5に示すように、外側の大きな電磁シールドルーム(10)は、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を貼り付け、窓には金属網などを用い電磁シールド機能を有し、ケーブルが外部から引き込むためのケーブル引込穴にも電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有し、そこから外部に電磁波を漏洩させないようにした部屋である。図2に示す外側の大きな外側電磁シールドルーム(10)は、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの扉(17)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの壁面(11,12,13,14)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの床面(16)と、電磁シールド材を施した外側電磁シールドルームの天井面(15)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する外側電磁シールドルームの窓(18)と、電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有する外側電磁シールドルームのケーブル引込穴(19)から構成されている。この外側シールドルームの内面には、平板電波吸収体(51)が装着されている。内側の小さな電磁シールドルーム(20)は、前記大きな外側電磁シールドルーム(10)同様に、扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材を貼り付け、窓には金属網などを用い電磁シールド機能を有し、ケーブルが外部から引き込むためのケーブル引込穴にも電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有し、そこから外部に電磁波を漏洩させないようにした部屋である。図中に示す内側の小さな内側電磁シールドルーム(20)は、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの扉(27)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの壁面(21,22,23,24)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの床面(26)と、電磁シールド材を施した内側電磁シールドルームの天井面(25)と、金属網などを用い電磁シールド機能を有する内側電磁シールドルームの窓(28)と、電磁波が漏れ出さないコネクタ構造を有する内側電磁シールドルームのケーブル引込穴(29)から構成されている。
<実施形態4の効果>
実施形態4の電磁シールドルームシステムは、前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間を設け、外側電磁シールドルームの内面に、平板電波吸収体を装着することにより、そこで高周波電流を熱に変換し漏洩電波を最小にできる効果がある。又、非常に高い周波数、例えば10GHz以上の電磁環境測定を行うとき、電磁シールド性能は、導電体を施した電磁シールド材の小さな傷などでも劣化してしまう場合が多いが、外側電磁シールドルームの内面に、平板電波吸収体などを装着することにより、その漏洩電流を最小にすることができ、漏洩電波も最小とできる。
<その他>
<送信および受信用アンテナの配置>
実施形態2に示した、電磁シールドルームシステムでは、2重構造の導電体を施した電磁シールド材間の空間に送信装置に接続された送信アンテナが、電磁シールドルームシステムの外部に受信装置に接続された受信アンテナが配置されていた。
送信および受信用アンテナの位置は、実施形態2に示した配置位置の他に、図6に示したように配置してもよい。図6の(a)および(b)は、電磁シールドルームの縦方向の断面図である。例えば、(a)に示した電磁シールドルームシステムでは、2重構造の導電体を施した電磁シールド材(12、22)間の空間に送信装置(32)に接続された送信用アンテナ(31)を有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記電磁シールドルームの最も内側の部屋(20)に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナ(33)と、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置(34)を有している。
(b)に示した電磁シールドルームシステムでは、電磁シールドルームの最も内側の部屋(20)に送信装置(32)に接続された送信用アンテナ(31)を有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記前記2重構造の導電体を施した電磁シールド材(12、22)間の空間に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナ(33)と、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置(34)を有している。
これら図6の(a)(b)のように送信用アンテナと受信用アンテナを配置することにより、外側の電磁シールドルームの外へ電波を漏洩させることなく、試験を行うことが可能となる。
例えば、図7の(a)に示したように、1重の電磁シールドルームの場合、外側の電磁シールドルーム(10a)の電磁波シールド性能を試験しようとすると、外側の電磁シールドルーム内に設置された送信アンテナ(31a)から発信される電磁波が電磁シールドルームの外側に配置されている受信装置(34a)および受信アンテナ(33a)に受信されなければならない。このため、正確な電磁波シールド性能を測定するためには、電磁シールドルームの外へ電磁波が漏洩させなければならない。
また、電磁波を発信する送信装置の試験を行う場合、試験の際、万が一、送信アンテナから発信される電磁波が、電磁波シールドの性能を超えてしまった場合は、電磁波シールドルームから電磁波が漏洩してしまう。
一方、図7の(b)に示した、本件発明の2重電磁シールドルームでは、内側のシールドルーム(20b)内に送信装置(32b)と送信用アンテナ(31b)を配置し、外側のシールドルーム(10b)と内側のシールドルームの間に受信装置(34b)および受信用アンテナ(33b)を配置し、内側の電磁シールドルームの電磁波シールド性能を測定すれば、外側の電磁波シールドルームの外へ電磁波を漏洩させることなく、内側の電磁シールドルームの性能を正確に測定することが可能である。
また、電磁波を発信する送信装置の試験を行う場合、試験の際、万が一内側の電磁シールドルームから電磁波が漏洩したとしても、外側の電磁シールドルームにより、外側の電磁シールドルームの外部への電磁波が漏洩を防ぐことが可能である。
また、内部の電磁シールドルームは、電磁波シールド性能の異なる導電体を施した電磁シールド材に容易に交換することが可能である。例えば、導電体を施した電磁シールド材の性能を試験する際に、2重の電磁シールドルームを新たに設置せずに、内部の電磁シールドルームの導電体を施した電磁シールド材を交換することにより、多種多様な導電体を施した電磁シールド材の電磁波シールド性能を容易に測定することが可能である。
例えば、導電体を施した電磁シールド材を、パネル状に分割できる形状とし、パネルを組み立てることで、パネル組立型の電磁シールドルームを形成する。これにより、パネルを交換することで、容易に電磁波シールド性能の異なる電磁シールドルームとすることが可能である。またこの場合、電磁シールドルームの全ての面の導電体を施した電磁シールド材を交換する必要もなく、測定に関わる一面のみのパネルを交換して電磁波シールド性能が異なるように組み合わせてもよい。
また、内部の電磁シールドルームが、電磁波シールド性能の異なる導電体を施した電磁シールド材に容易に交換できることにより、内部の電磁シールドルーム内部に設置される、送信用アンテナおよび送信用装置の電磁波発信性能に応じて、内部の電磁波シールド材を変化させて、電磁波発信性能を測定することも可能である。
このように、電磁シールドルームを2重の導電体を施した電磁シールド材によって構成することで、1重で高性能な電磁波シールド性能を有する電磁シールドルームに比べ、低いコストで高性能な電磁波シールド性能を有する電磁シールドルームを構成することが可能である。
<扉および窓の配置位置>
図8は本件発明の電磁シールドルームシステムを上部から見た場合の透視図である。(a)(b)(c)はいずれも、外側の電磁シールドルーム(10)と内側の電磁シールドルーム(20)の2重構造となっており、それぞれの部屋への出入りのための扉(17、27)が設けられている。(a)の場合、外側の電磁シールドルーム(10a)の扉(17a)と、内側の電磁シールドルーム(20a)の扉(27a)は、対向する壁面に配置されている。この場合、例えば、内側のシールドルーム内にて電波を発生中に、外側の扉から内側へ進入すると、扉が開くことで内側のシールドルーム内から発生している電波が、シールドされずにそのまま外側へ漏洩してしまう可能性がある。これを防ぐために、(b)や(c)のように、外側の電磁シールドルーム(10b、10c)の扉(17b、17c)と、内側の電磁シールドルーム(20b、20c)の扉を配置する位置を、できるだけ遠ざけるように配置したり、対向していない、方向が異なる壁面に扉を配置することで、電波の漏洩をほぼ完全に抑えることが可能である。
扉の他、外側および内側の電磁シールドルームの壁面に配置される窓などは、電磁シールド性能が、導電体を施した電磁シールド材(12、22)に比べ劣る場合があるので、扉と同様に、対向していない、方向が異なる壁面に窓を設け、互いの窓同士の距離ができるだけ離れた位置に配置することで、電磁シールド性能を向上させることが可能である。
<作業空間の配置>
図8のように、電磁シールドルームへの入退出を行う扉を配置することで、内側の電磁シールドルームの外側、外側の電磁シールドルーム内に空間が形成される。この空間は、作業空間(61)として利用することが可能である。例えば、電磁シールドルームの最も内側のシールドルーム(20)に送信用アンテナ(31b)と送信装置(32b)を配置し、内側の電磁シールドルームの外側、つまり外側の電磁シールドルーム内(10)の作業空間(61)に受信用アンテナ(33b)と受信装置(34b)を配置したり、その逆で、電磁シールドルームの最も内側のシールドルームに受信用アンテナと受信装置を配置し、内側の電磁シールドルームの外側、つまり外側の電磁シールドルーム内の作業空間に送信用アンテナと送信装置を配置したりもよい。また、作業スペースに電磁シールドルームで行われる試験の制御装置などを設置し、制御を行ってもよい。
<内側の電磁シールドルームの配置>
外側の電磁シールドルーム(10)の内部に配置される内側の電磁シールドルーム(20)は、図9に示したような形状であってもよい。例えば、図9の(a)では、外側の電磁シールドルーム内に、さらに2重の電磁シールドルームが配置されており、全体として3重の電磁シールドルームが形成されている。このような電磁シールドルームとすることで、より確実に電波の漏洩を防ぐことができる。また、図9の(b)では、外側の電磁シールドルーム内に2つの電磁シールドルームが配置されている例である。この(b)の様な電磁シールドルームでは、微弱な出力の装置を用いれば、同時に2つの測定を行うことが可能である。
従来の電磁シールドルームの一例を示す図 実施形態1の概要を示す本発明電磁シールドルームの図 実施形態2の概要を示す本発明電磁シールドルームの図 実施形態3の概要を示す本発明電磁シールドルームの図 実施形態4の概要を示す本発明電磁シールドルームの図 送信および受信用アンテナの配置を説明するための明電磁シールドルームの図 電磁波シールド性能の測定方法の一例 扉および窓の配置位置を説明するための電磁シールドルームの図 内側の電磁シールドルームの配置を説明するための本発明電磁シールドルームの図
符号の説明
10 外側電磁シールドルーム
11 外側電磁シールドルームの壁面
12 外側電磁シールドルームの壁面
13 外側電磁シールドルームの壁面
14 外側電磁シールドルームの壁面
15 外側電磁シールドルームの天井面
16 外側電磁シールドルームの床面
17 外側電磁シールドルームの扉
18 外側電磁シールドルームの窓
19 外側電磁シールドルームのケーブル引込穴
20 内側電磁シールドルーム
21 内側電磁シールドルームの壁面
22 内側電磁シールドルームの壁面
23 内側電磁シールドルームの壁面
24 内側電磁シールドルームの壁面
25 内側電磁シールドルームの天井面
26 内側電磁シールドルームの床面
27 内側電磁シールドルームの扉
28 内側電磁シールドルームの窓
29 内側電磁シールドルームのケーブル引込穴
31 送信用アンテナ
32 送信装置
33 受信用アンテナ
34 受信装置
47 外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームの扉
48 外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームの窓
49 外側電磁シールドルームと位置を遠ざけた内側電磁シールドルームのケーブル引込穴
51 外側シールドルームの内面に装着した平板電波吸収体
61 作業スペース

Claims (6)

  1. 扉、壁面、床面、天井面に導電体を施した電磁シールド材で囲まれた電磁シールドルームにおいて、その電磁シールド材を電波的空間を挟んで2重構造として、前記の扉、壁面、床面、天井面に施し、電磁シールド性能を向上させた電磁シールドルームシステム。
  2. 前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の電磁シールド材間の空間に送信装置に接続された送信用アンテナを有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記電磁シールドルームの外部に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナと、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置を備え、電磁シールド材の特性を確認するなど、諸々の測定機能を有することを特徴とする電磁シールドルームシステム。
  3. 前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の電磁シールド材間の空間に送信装置に接続された送信用アンテナを有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記電磁シールドルームの最も内側の部屋に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナと、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置を備え、電磁シールド材の特性を確認するなど、諸々の測定機能を有することを特徴とする電磁シールドルームシステム。
  4. 前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記電磁シールドルームの最も内側の部屋に送信装置に接続された送信用アンテナを有し、前記送信装置により発生した電波を送信する送信用アンテナと、前記前記2重構造の電磁シールド材間の空間に設置され、前記送信用アンテナから放射された電波を受信する受信用アンテナと、この受信用アンテナが受信した電波の強さを測定する受信装置を備え、電磁シールド材の特性を確認するなど、諸々の測定機能を有することを特徴とする電磁シールドルームシステム。
  5. 前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の電磁シールド材間の空間を設け、内側電磁シールドルームとそれを取り囲む外側電磁シールドルームの窓位置、扉位置、ケーブル引込穴位置などを遠ざけることにより、電磁シールドルームでの性能を最も左右する扉、窓、ケーブル引込穴などによる電磁シールド性能劣化を防ぐことを可能とした電磁シールドルームシステム。
  6. 前記電磁シールドルームシステムにおいて、前記2重構造の電磁シールド材間の空間を設け、外側電磁シールドルームの内面に、平板電波吸収体を装着することにより、そこで高周波電流を熱に変換し漏洩電流を最小にできる電磁シールドルームシステム。
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