JP2008029128A - モータ及び車両空調用モータ - Google Patents

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【課題】部品点数を増加させないで、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができるモータ、及び車両空調用モータを提供する。
【解決手段】含油軸受11により支持される回転軸7と係合される外部止め輪31における拡開凸部32以外の外周部には、含油軸受11から溢れ外部止め輪31まで伝わった油が誘導される部位である油誘導部としての外周凸部34が備えられる。回転する外周凸部34の遠心力により、外部止め輪31まで伝わった油は拡開凸部32以外に外周凸部34にも誘導され、この各部位に集まった油が外部止め輪31の径方向外側に飛散される。そのため、飛散する油が外部止め輪31と一体回転する被回転体(送風ファン)に付着する箇所は2箇所以上に分散される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調モータ等のモータに係り、詳しくは、該モータに備えられた止め輪及びワッシャ部材の形状に関するものである。
従来、電機子の回転軸を、含油軸受にて支持する構造を備えたモータが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなモータにおいて、含油軸受はモータケースの開口部付近に設けられ、回転軸における含油軸受から突出した部分には、被回転体(例えば車両用の送風ファン)が取着される。この回転軸の突出する部分の基端には、含油軸受の軸方向一端面に当接、若しくは回転軸に挿通したワッシャ部材を介して間接的に当接した状態で回転軸に係合され、回転軸の軸方向の移動を規制する止め輪が取着される。止め輪は、一部が開放した環状をなし、その開放側端部のそれぞれには、開放部分を拡開させて回転軸に取り付けるための拡開凸部が外側に向かって突出形成されている。
ところで、上記回転軸の回転時において、回転軸に係合される止め輪は、回転軸と一体回転するために含油軸受の端面と摺接し、含油軸受に含まれる油は、止め輪における含油軸受と接する外縁部に徐々に蓄積される。そして、遠心力等によりその油は止め輪の最外径部である拡開凸部先端に誘導され、そこから止め輪の径方向外側に飛散する。回転軸における含油軸受から突出した部分に取着される被回転体の形状が、例えば車両用の送風ファンのように止め輪の周方向全体に亘って覆う形状をなす場合は、止め輪の拡開凸部から飛散した油がその送風ファンに付着する。この時、回転軸に取着される送風ファン及び止め輪は一体回転するため、拡開凸部から飛散した油は常に送風ファンにおける拡開凸部に対応する一箇所に集中して付着することとなる。その結果、一箇所に集中して付着した油に塵埃等が堆積し、送風ファンがアンバランスとなり、例えばモータの異音発生の原因となる。
止め輪と含油軸受の間にワッシャ部材を介在させた場合においても上記と同様に、含油軸受から漏れ出た油が止め輪の拡開凸部から飛散される。詳しくは、ワッシャ部材に加えられるスラスト加重により、該ワッシャ部材が含油軸受の端面と摺接しながら回転すると、含油軸受に含まれる油は、ワッシャ部材の開口部と回転軸とのわずかな隙間を通じて、止め輪とワッシャ部材との当接面に徐々に蓄積される。そして、遠心力等によりその油は止め輪の最外径部である拡開凸部先端に誘導され、そこから止め輪の径方向外側に飛散する。その結果、ワッシャが介在しない場合と同じく、一箇所に集中して付着した油に塵埃等が堆積し、送風ファンがアンバランスとなる。
そこで、飛散する油が外部に付着しないように、カバー等の部品を備えたモータが特許文献2にて開示されている。
特許文献2にて開示される従来のモータにおいて、回転軸における含油軸受から突出した部分に固着される止め輪の略全体が、モータケースに固定されるカバーにより覆われている。このため、回転する止め輪の遠心力により止め輪から飛散する油が、回転軸における含油軸受から突出した部分に取り付けられる送風ファンに付着することが防止され、その被回転体のバランスは保たれている。
特開2001−25201号公報 特開2006−42526号公報
しかしながら、特許文献2に記載のモータにおいては、止め輪から飛散する油が被回転体に付着するのを防止するために、追加部品であるカバーが設けられている。このため、モータの部品点数が増加し、コストが上がるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を増加させないで、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができるモータ、及び車両空調用モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータケースと、前記モータケースに収容され、前記モータケースから一部が突出するように配置される回転軸を有する回転子と、前記回転軸を回転自在に支持する含油軸受と、一部が開放された環状をなすとともにその開放側端部のそれぞれに外側に突出する拡開凸部を有する止め輪とを備え、前記止め輪をその各拡開凸部をもって開放部分を拡開させて前記回転軸における前記モータケースから突出する部位の外周面に装着して、前記含油軸受の軸方向一端面に当接、若しくはワッシャ部材を介して間接的に当接することで、それ以上の前記回転軸の軸方向の移動を規制する構成としたモータであって、前記止め輪の外周部における前記拡開凸部以外の部位には、前記止め輪の回転時において前記含油軸受から漏れ出て前記止め輪まで伝わった油を誘導するための油誘導部が少なくとも1つ形成されたことをその要旨とする。
この発明では、回転軸と一体回転する止め輪における拡開凸部以外の外周部には、含油軸受から漏れ出て前記止め輪まで伝わった油が誘導される部位である油誘導部が少なくとも1つ備えられる。回転による遠心力により、含油軸受からの油は拡開凸部以外に油誘導部にも誘導され、この各部位に集まった油が止め輪の径方向外側に飛散される。そのため、飛散する油が止め輪と一体回転する被回転体に付着する箇所は2箇所以上に分散されるので、部品点数を増加させないで、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記止め輪の周方向において、前記拡開凸部と前記油誘導部とが略等間隔に配設されたことをその要旨とする。
この発明では、回転による遠心力により、止め輪の周方向において略等間隔に配設された拡開凸部及び油誘導部から、含油軸受から止め輪まで伝わった油が飛散されるため、その油は被回転体の周方向に等間隔に付着する。そのため、より確実に、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、前記油誘導部は、前記止め輪の外周部から外側に突出する外周凸部であることをその要旨とする。
この発明では、止め輪の外周部に形成される油誘導部が、外側に突出する形状をなす外周凸部であるため、簡単な加工で油誘導部を形成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータにおいて、前記外周凸部は、前記止め輪の前記各拡開凸部の形状に対応させて形成されたことをその要旨とする。
この発明では、外周凸部は拡開凸部に対応して形成されるので、外周凸部に誘導される油と拡開凸部に誘導される油の量を略等量にすることができる。これにより、回転による遠心力により止め輪から飛散して被回転体に付着する油の量が等量で分散されるので、より確実に、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、モータケースと、前記モータケースに収容され、前記モータケースから一部が突出するように配置される回転軸を有する回転子と、前記回転軸を回転自在に支持する含油軸受と、一部が開放された環状をなすとともにその開放側端部のそれぞれに外側に突出する拡開凸部を有し、その各拡開凸部をもって開放部分を拡開させて前記回転軸における前記モータケースから突出する部位の外周面に装着されて、それ以上の前記回転軸の軸方向移動を規制する止め輪と、前記回転軸に挿通され、含油軸受の軸方向一端面と前記止め輪との間に介在されるワッシャ部材とを備えたモータであって、前記止め輪と当接する前記ワッシャ部材は、前記止め輪と一体回転するように該止め輪と回転方向に係止される係止部と、該係止部と係止状態において前記ワッシャ部材の外周部における前記止め輪の拡開凸部以外の部位に、前記止め輪の回転時において前記含油軸受から漏れ出て前記止め輪まで伝わった油を誘導するための油誘導部とを備えたことをその要旨とする。
この発明では、止め輪と係止部により係止され、該止め輪と一体回転するワッシャ部材には、含油軸受から漏れ出て止め輪とワッシャ部材との当接面まで伝わった油が誘導される部位である油誘導部が、止め輪の拡開凸部と当接する位置以外に少なくとも1つ備えられる。回転による遠心力により、含油軸受からの油は拡開凸部以外に油誘導部にも誘導され、この各部位に集まった油が止め輪の径方向外側に飛散される。そのため、飛散された油が止め輪及びワッシャ部材と一体回転する被回転体に付着する箇所は2箇所以上に分散されるので、部品点数を増加させないで、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、前記ワッシャ部材の前記係止部は、前記止め輪の両方向の回転に伴って一体回転するように前記止め輪に対して係止可能に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、ワッシャ部材が止め輪の両方向の回転に伴って一体回転するように係止される。このため、止め輪及びワッシャ部材の組み付けの際に、回転方向を気にしないでよいので、その組み付けが容易になる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載のモータにおいて、前記ワッシャ部材の前記止め輪に対する係止状態において、前記止め輪の拡開凸部と前記油誘導部とが周方向に略等間隔に配設されたことをその要旨とする。
この発明では、回転による遠心力により、周方向において略等間隔に配設された止め輪の拡開凸部及びワッシャの油誘導部から油が飛散されるため、その油は被回転体の周方向に等間隔に付着する。そのため、より確実に、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ワッシャ部材は、その外径が前記止め輪の外径よりも大きく形成され、前記ワッシャ部材の油誘導部は、前記止め輪側に屈曲された外周屈曲部であることをその要旨とする。
この発明では、ワッシャ部材の外周縁に形成される油誘導部が、止め輪側に屈曲された外周屈曲部であるため、簡単な加工で油誘導部を形成しつつもより確実に、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータの前記回転軸における前記モータケースから突出する部位に送風ファンが取着されたことをその要旨とする。
この発明では、止め輪等から飛散される油が付着しやすい形状である車両用の送風ファンを取り付けた車両空調用モータに請求項1〜8に記載の発明を適用し、送風ファンのアンバランスを抑制することができる。
従って、上記記載の発明によれば、部品点数を増加させないで、含油軸受から漏れ出た油の付着による被回転体のアンバランスを抑制することができるモータ、及び車両空調用モータを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に本実施形態のモータ1を示す。モータ1は、自動車に搭載される車両空調用モータである。モータ1は、一端(上部)が閉塞された筒状をなすモータケースとしてのヨークハウジング2と、該ヨークハウジング2の開口部(下部)を閉塞するハウジングカバー3と、前記ヨークハウジング2の外側で該ヨークハウジング2を保持するモータホルダ4とを備えている。
モータホルダ4は、略筒状のモータホルダ本体4aと、モータホルダ4の外周面から径方向外側に向かって延設された円環状のフランジ部4bとから構成され、ヨークハウジング2を保持している。モータホルダ4は、車両のダッシュボード内に設けられる送風ダクトに取り付けられる(共に図示略)。
ヨークハウジング2の内周面には、複数のマグネット5が固着されている。マグネット5の内側には、回転子としての電機子6が回転可能に収容されている。電機子6は、回転軸7と、該回転軸7に固着されたコア8及び整流子9と、コア8に巻回された巻線10とから構成されている。因みに、整流子9は回転軸7の下部に配置されている。
図1に示すように、ハウジングカバー3の中心部には、軸受装着孔3aが形成され、軸受15が装着されている。軸受15は、回転軸7の下端を回転可能に支持している。また、ハウジングカバー3には、整流子9に摺接して給電を行う給電ブラシ16を備えたブラシ装置17が設置されている。
ヨークハウジング2の上部は、複数の段部2a,2bを有する段付き形状となっており、その中心部は軸方向外側に曲成された保持片2cが設けられて開口している。このヨークハウジング2の上部には、略筒状をなし、前記回転軸7の上端側を回転可能に支持する含油軸受11が収容されている。詳しくは、含油軸受11は、その側面上側が保持片2cの内周面に保持されると共に、同側面下側が段部2bの内周面に装着された保持リング12によって保持されることにより位置決めされている。含油軸受11の保持片2c側の端部は、保持片2cの開口部からヨークハウジング2外に若干突出している。尚、保持リング12と段部2bの底部との間には、給油フェルト13が収容されている。給油フェルト13は、円環状をなし、内周面が含油軸受11の側面に当接しており、染み込まされている油を含油軸受11に供給するものである。
図2に示すように、回転軸7には、含油軸受11の保持リング12側の端面に複数枚(2枚)の支持ワッシャ14aを介して当接する内部止め輪14が固定されている。内部止め輪14は、含油軸受11下端に支持ワッシャ14aを介して軸方向に係止して、回転軸7の上方側への移動を規制している。
回転軸7は、含油軸受11を貫通している。そして、貫通した回転軸7の保持片2c側の部分は、送風ファン18が取着される取着部7aとなっている。取着部7aは、保持片2cからヨークハウジング2の外部に突出している。
図3に示すように、取着部7aの基端部には、第1のワッシャ部材21、第2のワッシャ部材22、及び第3のワッシャ部材23の略同形状である3枚のワッシャ部材が挿通されている。各ワッシャ部材21,22,23は、鋼板にて形成され、円環状をなしている。第1のワッシャ部材21は、含油軸受11の保持片2c側の端面11aに当接しており、第2のワッシャ部材22及び第3のワッシャ部材23は、第1のワッシャ部材21の上側に積み重ねられ、後記する外部止め輪31との間に配設されている。各ワッシャ部材21,22,23の内径は、回転軸7の外径より若干大きく形成されている。また、各ワッシャ部材21,22,23の外径は、含油軸受11の端面11aの外径よりも若干大きく形成されている。即ち、含油軸受11の保持片2c側の端面11aに当接している第1のワッシャ部材21は、その端面11aを覆っている。第3のワッシャ部材23と当接している外部止め輪31は、取着部7aの基端部に周方向に沿って形成された溝7cと係合され、回転軸7の下方側への移動を規制している。
図4及び図5に示すように、外部止め輪31は、一部が開放された環状をなし、その開放側端部のそれぞれに外側に突出する拡開凸部32を有している。互いに平行に突出している各拡開凸部32の内側面には、外部止め輪31の開放部分を拡開するための治具(図示略)と係合する係合凹部33が形成されている。この各拡開凸部32(係合凹部33)に治具を係止して外部止め輪31の開放部分を拡開させることで、外部止め輪31が取着部7aの溝7cに装着される。
外部止め輪31の外周部には、外部止め輪31の中心を挟む拡開凸部32とは反対側に、油誘導部としての一対の外周凸部34が外側に向かって突出形成されている。一対の外周凸部34は、各拡開凸部32間及び各外周凸部34間の中央部同士が外部止め輪31の周方向に等間隔になるように配設されている。拡開凸部32及び外周凸部34の外縁は同形状の滑らかな曲線をなしている。また、各拡開凸部32間の距離と各外周凸部34間の距離は略等しくなっており、外部止め輪31の中心から拡開凸部32及び外周凸部34の各先端部までの距離も略等しくなっている。尚、拡開凸部32及び外周凸部34の各先端部は、第3のワッシャ部材23の外周縁から若干外側に突出するように形成されている。外部止め輪31の外周部周方向において、各拡開凸部32の基端から、それぞれの最寄りの外周凸部34の基端までの距離は等しくなっている。外部止め輪31における拡開凸部32及び外周凸部34以外の環状部分の外径は、各ワッシャ部材21,22,23の外径より小さくなっている。
このように構成されたモータ1において、巻線10に外部から駆動電源が供給されると、巻線10にて発生される回転磁界に応じて電機子6が回転される。この時、回転軸7の回転と共に、取着部7aに取着される送風ファン18及び外部止め輪31が一体回転する。第3のワッシャ部材23は外部止め輪31と摺接しながら回転する。第2のワッシャ部材22は、第1のワッシャ部材21と第3のワッシャ部材23との回転差を吸収する。つまり、第2のワッシャ部材22及び第3のワッシャ部材23は、回転軸7の回転による第1のワッシャ部材21の回転を抑制している。
この時、含油軸受11の端面における油の量や、第1のワッシャ部材21に加えられるスラスト加重により、第1のワッシャ部材21が含油軸受11の端面と摺接しながら回転する。ワッシャ部材21が回転すると、含油軸受11から漏れ出た油は、各ワッシャ部材21,22,23の内周部と回転軸7の隙間を経由して、第3のワッシャ部材23と外部止め輪31との当接面まで伝わる。そして、回転による遠心力により、その当接面まで伝わった含油軸受11からの油は、当接面の外縁まで誘導され、さらには、外部止め輪31の最外径部、つまり、外部止め輪31の拡開凸部32及び外周凸部34の各先端に略等分されて誘導される。そして、その誘導された油が徐々に蓄積され、その油は拡開凸部32及び外周凸部34の両先端から外部止め輪31の径方向外側へ飛散する。この時、外周凸部34は、上記したように拡開凸部32に対応して設けられていることから、外部止め輪31からその周方向に等間隔かつ等量の油が飛散されることとなる。
そして、外部止め輪31と取着部7aに取着される送風ファン18とは一体回転しているため、外部止め輪31の拡開凸部32及び外周凸部34からその周方向に等間隔かつ等量で飛散される含油軸受11からの油が、送風ファン18においても周方向に等間隔かつ等量に付着する。従って、送風ファン18に付着した含油軸受11からの油に塵埃等が堆積しても、送風ファン18がアンバランスになることが抑制されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)外部止め輪31の外周部には、含油軸受11から漏れ出た油が誘導される部位である油誘導部としての外周凸部34が形成される。このため、含油軸受11から漏れ出て第3のワッシャ部材23と外部止め輪31との当接面まで伝わった油は、拡開凸部32及び外周凸部34の各先端から外部止め輪31の径方向外側に飛散される。従って、送風ファン18における外部止め輪31から飛散した油が付着する箇所が分散されるため、部品点数を増加させないで、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスを抑制することができる。
(2)外部止め輪31の外周部には、外部止め輪31の中心を挟む拡開凸部32とは反対側に油誘導部としての外周凸部34が形成される。含油軸受11から外部止め輪31まで伝わった油は、回転による遠心力により、拡開凸部32及び外周凸部34の各先端に誘導され、この各先端から油が外部止め輪31の径方向外側に飛散される。そのため、飛散される油が送風ファン18に付着する箇所は、送風ファン18の周方向に等間隔に分散されるので、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスをより確実に抑制することができる。
(3)外部止め輪31の外周部には油誘導部として、外部止め輪31の外側に突出する外周凸部34が形成される。このため、容易な加工で油誘導部としての外部止め輪31を形成することができる。
(4)外周凸部34は各拡開凸部32に合わせて2つ設けられ、各拡開凸部32間の距離と各外周凸部34間の距離は略等しくなっている。また、回転軸7の中心軸から拡開凸部32及び外周凸部34の各先端部までの距離も略等しくなっている。このため、含油軸受11からの外部止め輪31まで伝わる油が、回転による遠心力により拡開凸部32及び外周凸部34に略等量で誘導され、その油が送風ファン18に飛散される。従って、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスをより確実に抑制することができる。
尚、上記第1実施形態は、以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、外部止め輪31の外周部には、一対の外周凸部34が1組のみ形成されたが、例えば、外部止め輪31には2組、3組、若しくはそれ以上の組数の外周凸部34が形成されてもよい。図6及び図7では、各拡開凸部32間及び対となる外周凸部34間の中心部同士が外部止め輪31の周方向に等間隔になるように各外周凸部34が配設されている。また、外周凸部34は各拡開凸部32間の距離と各外周凸部34間の距離、及び、中心軸から拡開凸部32及び外周凸部34の各先端までの距離は略等しくなるように形成されている。このように構成すると、含油軸受11から外部止め輪31まで伝わる油を、送風ファン18の周方向により確実に周方向に等量で分散して飛散させることできる。
・本実施形態では、外部止め輪31に形成される油誘導部として、外部止め輪31の外周部から外側に外周凸部34が突出形成されたが、例えば、外部止め輪31外周部を第3のワッシャ部材23方向に屈曲させた屈曲部を形成してもよい。この場合、外部止め輪31における拡開凸部32及び外周凸部34以外の部分である環状部分の外径は、各ワッシャ部材21,22,23の外径より大きく形成される。
・本実施形態では、含油軸受11と外部止め輪31との間に3枚のワッシャ部材21,22,23を介在させたが、2枚以下、若しくは4枚以上介在させてもよい。また、3枚のワッシャ部材21,22,23を介在させずに、含油軸受11と外部止め輪31とが直接的に当接する構成としてもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態のモータは、前記第1実施形態のモータ1と比べて、第3のワッシャ部材23a及び外部止め輪31aの構成が中心に変更されている。従って、以下には、第3のワッシャ部材23a及び外部止め輪31aを中心に説明し、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8(a),(b)に示すように、外部止め輪31aは、取着部7aの基端部に周方向に沿って形成された溝7cと係合する際に、外部止め輪31aを拡開するための拡開凸部32を有し、第1実施形態の外部止め輪31から外周凸部34を省略した一般的な形状をなしている。
第3のワッシャ部材23aは鋼板にて形成され、略円環状をなしている。第1のワッシャ部材21及び第2のワッシャ部材22と同様に、回転軸7の取着部7aに挿通される第3のワッシャ部材23aの内径は、回転軸7の外径より若干大きく形成され、その外径は、含油軸受11の端面11aの外径よりも若干大きく形成されている。第3のワッシャ部材23aの外周部には、該ワッシャ部材23aの本体から直角に屈曲された係止部41が形成されている。係止部41は、第3のワッシャ部材23aの外周縁より若干内側で屈曲し、外部止め輪31aに形成された各拡開凸部32の間に係止される。尚、第3のワッシャ部材23aの外側縁において係止部41の両脇は、該ワッシャ部材23aの内側に窪んでいる。
上記のように、この拡開凸部32の間に配置され、第3のワッシャ部材23aの係止部41は係止されることにより、外部止め輪31aの両方向の回転に伴って一体回転させるために設けられている。尚、外部止め輪31aとワッシャ部材23aを係止した状態での外部止め輪31aの上側端面まで係止部41は延びている。
また、ワッシャ部材23aの外周部には、ワッシャ部材23aの中心を挟んだ係止部41とは反対側に、係止部41と同方向に屈曲された油誘導部としての外周屈曲部42が形成されている。ワッシャ部材23aと外部止め輪31aとが係止部41により係止された状態において、外部止め輪31aの拡開凸部32とワッシャ部材23aの外周屈曲部42とが、拡開凸部32及び外周屈曲部42の周方向に等間隔に配設される。つまり、外周屈曲部42は、ワッシャ部材23aの径方向に直交して延び、その長手方向の幅は、外部止め輪31aの各拡開凸部32の外側面間の距離よりも若干大きく形成されている。尚、外周屈曲部42の両側には、ワッシャ部材23aの内側に窪んだ外周凹部43が形成されている。ワッシャ部材23a及び外部止め輪31aが回転軸7の取着部7aに装着された状態では、外周屈曲部42と外部止め輪31aの外周部とは僅かに隙間が設定されている。
このように構成されたモータにおいて、巻線10に外部から駆動電源が供給されると、巻線10にて発生される回転磁界に応じて電機子6が回転される。この時、回転軸7の回転と共に、取着部7aに取着される送風ファン18、外部止め輪31a及びワッシャ部材23aが一体回転する。第2のワッシャ部材22は、第1のワッシャ部材21と第3のワッシャ部材23aとの回転差を吸収する。つまり、第2のワッシャ部材22は、回転軸7の回転による第1のワッシャ部材21の回転を抑制している。
この時、含油軸受11の端面における油の量や、第1のワッシャ部材21に加えられるスラスト加重により、第1のワッシャ部材21が含油軸受11の端面と摺接しながら回転する。第1のワッシャ部材21が回転すると、含油軸受11から漏れ出た油は、各ワッシャ部材21,22,23aの内周部と回転軸7の隙間を経由して、ワッシャ部材23aと外部止め輪31aとの当接面全体に伝わる。そして、回転による遠心力により、その当接面まで伝わった含油軸受11からの油は、該当接面の外縁まで誘導される。この時、ワッシャ部材23aに設けられる外周屈曲部42付近の油は、毛細管現象により、外周屈曲部42と外部止め輪31aの外周部との隙間に誘導される。また、外周屈曲部42の両側の外周凹部43にも若干の油が誘導される。一方、他の油は、遠心力により外部止め輪31aの最外径部、つまり、外部止め輪31aの拡開凸部32の先端に誘導される。尚、拡開凸部32及び外周屈曲部42に誘導される油は略等分される。そして、外周屈曲部42付近及び拡開凸部32の先端に誘導された油が徐々に蓄積され、その油は拡開凸部32及び外周屈曲部42周辺から径方向外側へ飛散する。この時、外周屈曲部42は、拡開凸部32と周方向に等間隔に配設され、拡開凸部32及び外周屈曲部42に略等分されて誘導されることから、外部止め輪31a及びワッシャ部材23aからその周方向に等間隔かつ等量で油が飛散されることとなる。
そして、外部止め輪31aと取着部7aに取着される送風ファン18とは一体回転しているため、拡開凸部32及び外周屈曲部42周辺からその周方向に等間隔かつ等量で飛散される含油軸受11からの油が、送風ファン18においても周方向に等間隔かつ等量で付着する。従って、送風ファン18に付着した含油軸受11からの油に塵埃等が堆積しても、送風ファン18がアンバランスとなることが抑制されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)外部止め輪31aと一体回転する第3のワッシャ部材23aには、含油軸受11から漏れ出て外部止め輪31aとワッシャ部材23aとの当接面まで伝わった油が誘導される部位である油誘導部としての外周屈曲部42が形成される。回転による遠心力により、その当接面まで伝わった含油軸受11からの油のうち、外周屈曲部42付近の油は外周屈曲部42と外部止め輪31aの外周部との隙間に誘導され、それ以外の油は拡開凸部32に誘導される。そして、外周屈曲部42付近及び拡開凸部32に誘導された油が、回転による遠心力により、外部止め輪31a及びワッシャ部材23aの径方向外側に飛散される。従って、これら飛散される油が送風ファン18に付着する箇所が分散されるので、部品点数を増加させないで、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスを確実に抑制することができる。
(2)外部止め輪31aと第3のワッシャ部材23aとの係止状態において、ワッシャ部材23aの外周部には、ワッシャ部材23aの中心を挟んで反対側に外周屈曲部42が形成される。そして、含油軸受11から外部止め輪31aまで伝わった油は、回転による遠心力により、拡開凸部32及び外周屈曲部42付近に誘導され、この各先端から油が外部止め輪31aの径方向外側に飛散される。そのため、飛散される油が送風ファン18に付着する箇所は、送風ファン18の周方向に等間隔に分散されるので、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスをより確実に抑制することができる。
(3)係止部41が外部止め輪31aの各拡開凸部32の間に係止されたため、第3のワッシャ部材23aは外部止め輪31aの両方向の回転に伴って一体回転される。このため、外部止め輪31a及びワッシャ部材23aの組み付けの際に、回転方向を気にしないでよいので、その組み付けが容易になる。
(4)第3のワッシャ部材23aの外周部には、油誘導部として、回転軸7の軸方向に屈曲された外周屈曲部42が形成される。このため、簡単な加工で含油軸受11から漏れ出た油が誘導される部位を形成することができる。
尚、上記第2実施形態は、以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、ワッシャ部材23aが外部止め輪31aの両方向の回転に伴い一体回転する構成としたが、図9に示すように、一方方向の回転にのみ伴い回転する構成としてもよい。図9においては、拡開凸部32の外側部と係止部41とが係止しており、時計回りの回転に伴い一体回転する。また、外部止め輪31aと第3のワッシャ部材23aとの係止状態において、ワッシャ部材23aの外周部には、ワッシャ部材23aの中心を挟んで反対側に外周屈曲部42が形成されている。これにより、外部止め輪31aの一方方向の回転にのみ伴いワッシャ部材23a回転する構成としても、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスをより確実に抑制することができる。
・本実施形態では、第3のワッシャ部材23aには外周屈曲部42が1つのみ設けられたが、例えば、図10及び図11のように、2つや3つ、あるいは4つ以上の外周屈曲部42を設けてもよい。図10及び図11では、ワッシャ部材23aの周方向において係止部41と外周屈曲部42とが略等間隔に配設されている。このように構成すると、含油軸受11から外部止め輪31a及びワッシャ部材23aの当接面まで伝わる油を、送風ファン18の周方向に等間隔に分散して飛散させるので、部品点数を増加させないで、含油軸受11から漏れ出た油の付着による送風ファン18のアンバランスをより確実に抑制することができる。
・本実施形態では、含油軸受11と第3のワッシャ部材23aとの間に2枚のワッシャ部材21,22を介在させたが、1枚、若しくは3枚以上のワッシャ部材を介在させてもよい。また、ワッシャ部材21,22を介在させずに、ワッシャ部材23aが含油軸受11に直接的に当接する構成としてもよい。
第1実施形態におけるモータを示す図である。 図1の要部拡大図である。 図2の要部拡大図である。 モータの要部平面図である。 第1実施形態における外部止め輪を示す図である。 第1実施形態における別例の止め輪を示す図である。 第1実施形態における別例の止め輪を示す図である。 (a),(b)は第2実施形態における外部止め輪及びワッシャ部材を示す図である。 第2実施形態における別例の止め輪及びワッシャ部材を示す図である。 第2実施形態における別例のワッシャ部材を示す図である。 第2実施形態における別例のワッシャ部材を示す図である。
符号の説明
1…モータ、2…モータケースとしてのヨークハウジング、6…回転子としての電機子、7…回転軸、11…含油軸受、11a…含油軸受の端面、18…送風ファン、21…第1のワッシャ部材、22…第2のワッシャ部材、23,23a…第3のワッシャ部材、31,31a…外部止め輪、32…拡開凸部、34…油誘導部としての外周凸部、41…係止部、42…油誘導部としての外周屈曲部。

Claims (9)

  1. モータケースと、
    前記モータケースに収容され、前記モータケースから一部が突出するように配置される回転軸を有する回転子と、
    前記回転軸を回転自在に支持する含油軸受と、
    一部が開放された環状をなすとともにその開放側端部のそれぞれに外側に突出する拡開凸部を有する止め輪と
    を備え、前記止め輪をその各拡開凸部をもって開放部分を拡開させて前記回転軸における前記モータケースから突出する部位の外周面に装着して、前記含油軸受の軸方向一端面に当接、若しくはワッシャ部材を介して間接的に当接することで、それ以上の前記回転軸の軸方向の移動を規制する構成としたモータであって、
    前記止め輪の外周部における前記拡開凸部以外の部位には、前記止め輪の回転時において前記含油軸受から漏れ出て前記止め輪まで伝わった油を誘導するための油誘導部が少なくとも1つ形成されたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記止め輪の周方向において、前記拡開凸部と前記油誘導部とが略等間隔に配設されたことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、
    前記油誘導部は、前記止め輪の外周部から外側に突出する外周凸部であることを特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記外周凸部は、前記止め輪の前記各拡開凸部の形状に対応させて形成されたことを特徴とするモータ。
  5. モータケースと、
    前記モータケースに収容され、前記モータケースから一部が突出するように配置される回転軸を有する回転子と、
    前記回転軸を回転自在に支持する含油軸受と、
    一部が開放された環状をなすとともにその開放側端部のそれぞれに外側に突出する拡開凸部を有し、その各拡開凸部をもって開放部分を拡開させて前記回転軸における前記モータケースから突出する部位の外周面に装着されて、それ以上の前記回転軸の軸方向移動を規制する止め輪と、
    前記回転軸に挿通され、含油軸受の軸方向一端面と前記止め輪との間に介在されるワッシャ部材と
    を備えたモータであって、
    前記止め輪と当接する前記ワッシャ部材は、前記止め輪と一体回転するように該止め輪と回転方向に係止される係止部と、該係止部と係止状態において前記ワッシャ部材の外周部における前記止め輪の拡開凸部以外の部位に、前記止め輪の回転時において前記含油軸受から漏れ出て前記止め輪まで伝わった油を誘導するための油誘導部とを備えたことを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記ワッシャ部材の前記係止部は、前記止め輪の両方向の回転に伴って一体回転するように前記止め輪に対して係止可能に構成されたことを特徴とするモータ。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のモータにおいて、
    前記ワッシャ部材の前記止め輪に対する係止状態において、前記止め輪の拡開凸部と前記油誘導部とが周方向に略等間隔に配設されたことを特徴とするモータ。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ワッシャ部材は、その外径が前記止め輪の外径よりも大きく形成され、
    前記ワッシャ部材の油誘導部は、前記止め輪側に屈曲された外周屈曲部であることを特徴とするモータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータの前記回転軸における前記モータケースから突出する部位に送風ファンが取着されたことを特徴とする車両空調用モータ。
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