JP2008028747A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 静止画撮影モードでシャッタボタンが半押しされると、CCD5により順次撮像されるフレーム画像データに基づいて、各被写体の動きを検出する処理を開始し(S3)、該検出された動きに基づいて所定の動きが検出されると(S4、Y)、該所定の動きが検出された被写体を特定するとともに(S5)、該特定した被写体の位置に基づいてAFエリア及びトリミング枠を表示させる(S6)、そして、該特定被写体に追従させて該特定被写体の位置を検出する処理を開始するともに(S7)、該検出された特定被写体の位置に基づいてAFエリア、トリミング枠の表示を変更させる。
【選択図】 図2
Description
前記撮像素子を用いて被写体の動画を撮像する動画撮像制御手段と、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを用いて、各フレーム画像間でその状態が変化する各被写体の動きを検出していく動き検出手段と、
前記動き検出手段により何れかの被写体において所定の動きが検出された場合は、該所定の動きをした被写体を特定する被写体特定手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記オートフォーカス制御手段は、
前記被写体特定手段により特定された被写体に対してオートフォーカスを行なうようにしてもよい。
前記トリミング画像生成手段は、
前記被写体特定手段により被写体が特定された時の該被写体の位置に基づいて、前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画のトリミング画像を生成するようにしてもよい。
前記オートフォーカス制御手段は、
前記指示手段により指示されたタイミング時に前記被写体位置検出手段により検出されている被写体位置に基づいてオートフォーカスを行なうようにしてもよい。
前記撮影指示手段により静止画撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画を撮影する静止画撮影制御手段と、
を備え、
前記トリミング画像生成手段は、
前記撮影指示手段により撮影が指示されたタイミング時に前記被写体位置検出手段により検出されている被写体位置に基づいて、前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画のトリミング画像を生成するようにしてもよい。
前記被写体位置検出手段により順次検出される被写体の位置に基づいて、前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに対して順次トリミング画像を生成していくようにしてもよい。
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、前記被写体特定手段により特定された被写体の動きベクトルを検出していくことにより被写体位置を検出していくようにしてもよい。
前記被写体位置特定手段により特定された被写体を固体識別し、前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて該固体識別した被写体を検出することにより被写体位置を検出していくようにしてもよい。
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、被写体毎にその位置を検出し、該検出した位置の遷移軌跡を被写体毎に検出することにより、各被写体の動きを検出していくようにしてもよい。
何れかの被写体の位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致する遷移軌跡となったときに、その位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致した被写体を特定するようにしてもよい。
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、各被写体の形状を個別検出していくことにより各被写体の動きを検出していくようにしてもよい。
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、各被写体から形状が変化した部分を検出するとともに、その形状の位置の遷移軌跡を検出していくことにより被写体の動きを検出していくようにしてもよい。
何れかの形状の位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致する遷移軌跡となったときに、その位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致した形状を含む被写体を特定するようにしてもよい。
前記動き検出手段により所定の形状が検出された場合は、所定の動作が検出されたと判断し、該所定の形状が検出された被写体を特定するようにしてもよい。
前記被写体特定手段により被写体が特定されたときに、当該被写体に対してオートフォーカスを行なうようにしてもよい。
前記動画撮像処理により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを用いて、各フレーム画像間でその状態が変化する各被写体の動きを検出していく動き検出処理と、
前記動き検出処理により何れかの被写体において所定の動きが検出された場合は、該所定の動きをした被写体を特定する被写体特定処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の動画処理装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
特に、CPU10は、画像のエッジ検出処理、該検出されたエッジの位置の遷移軌跡を記憶させる処理、該記憶されたエッジの位置の遷移軌跡に基づいてデジタルカメラ1が落下しているか否かを判定する判定処理などを行う機能を有する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータ(例えば、落下軌跡データ)が記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
まず、本実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を説明する前に本発明の特徴部分を簡単に説明する。
本発明の特徴となる部分は、CCD5により順次撮像されたフレーム画像データに基づいて、撮像された各被写体の動きをそれぞれ検出していき、該検出された各被写体の動きに基づいて、何れかの被写体が所定の動作を行なったと判断すると、該所定の動作が行なわれた被写体を自動的に特定するというものである。つまり、撮像される被写体が複数ある場合であっても、所定の動作を行なった被写体を自動的に特定することができる。
ステップS2で、シャッタボタンが半押しされていないと判断するとステップS2に留まり、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、動き検出処理を開始する(ステップS3)。この動き検出処理は、CCD5から順次出力されるフレーム画像データに基づいて、撮像された各被写体の動きを検出していく。つまり、各フレーム画像間での被写体の変化を検出することにより各被写体の動きを検出していく。この動き検出処理について後で詳細に説明する。
動き検出処理を開始すると、CPU10は、所定の動作が検出されたか否かを判断する(ステップS4)。この判断は、検出されていった被写体の動きが所定の動作であるか否かによって判断する。ここでは、検出された各被写体の動きのうち、何れか1つの動きが所定の動作と判断された場合には、所定の動作が検出されたと判断する。
ここでは、図3(b)に示すように、人が特定の動作を行なったものと判断し、該人の位置に基づいて、AFエリア11、トリミング枠12が表示されているのがわかる。
図4は、表示されるAFエリア11及びトリミング枠12の様子を示す図である。
ステップS9で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS8に戻る。
次いで、CPU10は、該生成したトリミング画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する(ステップS13)。
ここでは、被写体の動きの検出処理の例として、2通りの方法を示す。
まず1つ目は、各被写体の全体的な位置の遷移軌跡を検出することにより被写体の動きを検出する方法であり、2つ目は、各被写体において変化のある部分の位置の遷移軌跡を検出することにより被写体の動きを検出す方法法である。
動き検出処理を開始すると、CPU10は、CCD5により直近に撮像された1枚のフレーム画像データをバッファメモリから取得する(ステップS21)。なお、このときは、スルー画像表示が行われているで、CCD5により所定のフレームレートによってフレーム画像データが順次撮像され、該撮像されたフレーム画像データは順次バッファメモリに記憶されている。
例えば、図3(a)に示すような画像のフレーム画像データに基づいて被写体を検出する場合には、人、木、太陽を検出することになる。この場合、人や木などといった固体識別をする必要はなく、それぞれ別個の被写体であると認識できる程度でよい。
次いで、CPU10は、該検出した各被写体の位置をバッファメモリに記憶させる(ステップS23)。
つまり、図2ステップS4の所定の動作が検出されたか否かの判断と、図5(a)のステップS24の一致の判断は同じということになり、ステップS24で一致すると判断すると、所定の動作が検出されたと判断することになる。
この図に示す所定の遷移軌跡は、人の動きによる人の位置の遷移軌跡を表わしており、特に、その人本人が動く意識は無くても、自然に動いてしまう微妙な動きによる被写体の位置の遷移軌跡を示すものである。
つまり、この図の遷移軌跡を見ると、本人は動く意思は無くても、左右方向に揺ら揺らとゆれてしまう動作の遷移軌跡であることがわかる。
これにより、背景をバックにして人を撮影する場合には、背景ではなく人を自動的に特定することが可能となる。
そして、順次検出されていった被写体の位置の遷移軌跡のうち、いずれか1つが図6に示すような遷移軌跡と一致したと判断すると、図2のステップS5に進む。
動き検出処理を開始すると、CPU10は、CCD5により直近に撮像された1枚のフレーム画像データをバッファメモリから取得する(ステップS31)。
つまり、一致すると判断されるまで、CCD5により順次撮像されたフレーム画像データに基づいて変化のある部分の形状の位置を検出していき、該検出された被写体の位置が順次記憶されることになり、刻々と変化する形状の位置を記憶させていく。
つまり、図2のステップS4の所定の動作が検出されたか否かの判断と、図5(b)のステップS34の一致の判断は同じということになり、ステップS34で一致すると判断すると、所定の動作が検出されたと判断する。
図のように、人が左手によって円弧を描くことによって、左手の位置の遷移軌跡が記憶されていき、その遷移軌跡が円になった場合には、所定の遷移軌跡と一致したと判断され、図2のステップS5へ進む。
ここでは、特定した被写体の位置検出処理の例として、2通りの方法を示す。
1つ目の方法は動きベクトルを検出することにより該特定した被写体の位置を検出する方法であり、2つ目の方法は、例えば、画像認識で固体識別することにより該特定した被写体の位置を検出する方法である。
被写体の位置検出処理を開始すると、CPU10は、CCD5により直近に撮像された1枚のフレーム画像データをバッファメモリから取得する(ステップS51)。なお、このときは、スルー画像表示が行われているで、CCD5により所定のフレームレートによってフレーム画像データが順次撮像され、該撮像されたフレーム画像データは順次バッファメモリに記憶されている。
この動きベクトルの検出の方法としては、ブロックマッチング法などを用いて1つ前のフレームと今回のフレームとに基づいて動きベクトルを検出する。
次いで、CPU10は、位置検出処理を終了するか否かを判断する(ステップS54)。この判断は、シャッタボタンが全押しされたか否かにより判断する。
ステップS54で、位置検出処理を終了しないと判断すると、ステップS51に戻り、新たに撮像されたフレーム画像データを取得し、特定した被写体の位置を検出するという上記の動作を繰り返す。
図9は、順次撮像された特定被写体の位置の様子を示すものであり、特定された被写体が、一番左に位置するときに撮像されたフレーム画像データを1枚目とし、中央に位置するときに撮像されたフレーム画像データを2枚目とし、一番左に位置するときに撮像されたフレーム画像データを3枚目とする。
被写体の動きベクトルの検出方法は、この定められた領域の動きベクトルを検出することにより、被写体の動きベクトルを検出する。
そして、該検出された動きベクトルと前回の領域31の位置に基づいて、新たに領域32の位置を定める。この定められた領域32の位置が2枚目のフレーム画像データの撮像時の特定被写体の位置となる(ステップS53)。
そして、該検出された動きベクトルと前回の領域32の位置に基づいて新たに領域33の位置を定める(ステップS53)という方法により、特定した被写体の動きベクトルを検出する。
つまり、特定した被写体に基づいて領域を定め、該領域の動きベクトルを検出することにより、該定めた領域がどこに移動したかを検出することにより、被写体の位置を検出する。
被写体の位置検出処理を開始すると、CPU10は、図2のステップS5で特定した被写体を画像認識により固体識別する(ステップS61)。つまり、画像認識より特定した被写体を具体的に識別する。この画像認識は周知技術なので詳しくは説明しないが、例えば、予め記憶されている固有のパターンと順次比較していくといったパターンマッチング技術などにより特定した被写体の種類(人、車、猫、犬など)を決定し、該決定した被写体が人の場合は、肌の色、髪の毛の色、目の形、鼻の形、口の形及びその位置等の認識、それらの位置関係等も認識してそれらを数値化して数値データ(特定被写体特徴データ)を算出してバッファメモリに記憶させることにより、特定した被写体を固体識別する。なお、パターンマッチング技術により特定した被写体の種類を決定することなく、特定した被写体の特徴データを直接算出するようにしてもよい。
なお、図4のように、特定した被写体である人である場合であって、該特定した人以外の人が他にいない場合は、画像認識により人を認識したら、特定被写体特徴データと比較照合することなくそれを特定被写体であると判断するようにしてもよい。
ステップS54で、位置検出処理を終了しないと判断すると、ステップS51に戻り、新たに撮像されたフレーム画像データを取得し、特定した被写体の位置を検出するという上記の動作を繰り返す。
また、該特定した被写体が移動した場合は、AFエリア11やトリミング枠12を該被写体に追従させるので、一旦被写体が特定されると被写体が動いた場合であっても、該被写体にピントを合わせたり、該被写体をトリミングすることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
まず、第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を説明する前に本発明の特徴部分を簡単に説明する。
ユーザのモードキーの操作により動画撮影モードに設定されると、CPU10は、所定のフレームレートでCCD5による撮像を開始させ、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号の画像データを画像表示部15に表示されるという、いわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS101)。
次いで、CPU10は、被写体特定ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS102)。この判断は、キー入力部11から被写体特定ボタンの押下に対応する操作信号が送られて来たか否かにより判断する。
ここでも、図3(a)に示すような画像が表示されている時に被写体特定ボタンが押下されたものとする。図3(a)に示すように撮像された被写体は人と、木と、太陽となる。
ステップS104で、所定の動作が検出されていないと判断すると、所定の動作が検出されるまでステップS104に留まり、所定の動作が検出されたと判断すると、動き検出処理を終了し、該所定の動作を行なった被写体を特定する(ステップS105)。このとき、該特定した被写体の位置をバッファメモリの位置情報記憶領域に記憶させる。
ここでは、図3(b)に示すように、人が特定の動作を行なったものと判断し、該人の位置に基づいてトリミング枠12が表示されているのがわかる。なお、第2の実施の形態においてはAFエリア11は無いものとして説明する。
図4(a)は、図3(c)に示す点線で表されている被写体を検出したときに、表示されるトリミング枠12の様子を示すものであり、図4(b)は、図3(c)に示す実線で表されている被写体を検出したときに表示されるトリミング枠12の様子を示すものである。このように、特定した被写体にトリミング枠12が追従して表示されることになる。
次いで、CPU10は、録画を終了するか否かの判断を行う(ステップS112)。この判断は、録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。つまり、録画ボタンの押下により録画開始が始まり、再び録画ボタンが押下されると録画が終了する。
なお、録画中においても、該検出された被写体位置に基づいてトリミング枠が表示されており、これによりどの部分の画像がトリミングされて記録されているのかを認識することができる。
また、該特定した被写体が移動した場合は、トリミング枠12を該被写体に追従させるので、一旦被写体が特定されると被写体が動いた場合であっても、該被写体をトリミングすることができる。
また、録画が開始されると、CCD5により順次撮像されたフレーム画像データから現在の特定被写体の位置及びトリミングサイズに基づいてトリミング画像データを生成して(トリミング枠12内の画像データをトリミングして)記録するので、ブレを補正することができたり、該特定被写体をズームした動画データを得ることができる。
H.なお、上記各実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
この場合の動き検出処理の動作、及び、所定の形状の例を図11を用いて説明する。
動き検出処理を開始すると、CPU10は、CCD5により直近に撮像された1枚のフレーム画像データをバッファメモリから取得する(ステップS151)。
次いで、CPU10は、該取得したフレーム画像データに基づいて、被写体の形状を検出する(ステップS152)。この被写体の形状の検出方法としては、フレーム画像データに基づいて、画像のエッジを検出することにより各被写体の形状を検出する。
ステップS153で、所定の形状が検出されていないと判断するとステップS151に戻り、新たに撮像されたフレーム画像データを取得して上記した動作を繰り返す。
つまり、図2のステップS4の所定の動作が検出されたか否かの判断と、図5(b)のステップS34の一致の判断は同じということになり、ステップS34で一致すると判断すると、所定の動作が検出されたと判断する。
図11(b)に示すように、ステップS152で検出された形状のうち、ピースの形状、つまり、Vの字の形状(点線枠内の形状)があると判断すると所定の形状が検出されたと判断する。
この動き検出する方法は、要は所定の動作を検出するためのものであるので、検出したい所定の動作に応じて動き検出処理の方法は異なってくる。
例えば、変形例(1)でも説明したように、Vサインを検出したい場合には、被写体の形状のみを検出すればよいということになるし、一定量以上の激しい動きを検出したい場合は、それぞれの画素やブロックの動きベクトルを検出するようにしてもよい。
また、ステップS4で、被写体の動きを検出するようにしたが、被写体の動きとともに被写体の色も検出するようにしてもよい。
この場合のステップS4の判断は、所定の動きとともに、該所定の動きを検出した被写体の色が所定の色と同一の場合のみ、ステップS5に進み、所定の動き及び所定の色との両方が検出されない場合は、ステップS4に留まる。
また、この場合は、ステップS6で、特定した被写体の位置に基づいてAFエリア11、トリミング枠12を表示させると、該AFエリア内の画像データに基づいてオートフォーカス処理を行ってから(該特定した被写体に対してピントを合わせてからを行ってから)ステップS9に進むようにしてもよい。
AFエリア11を表示させない場合は、該特定した被写体の位置や位置検出処理により検出された特定被写体の位置にかかわらず、所定のAFエリアに基づいてオートフォーカスを行なうようにしてもよい。
また、AFエリア11及びトリミング12の両方を表示させない場合には、AFエリア11やトリミング12の替わりに注目ポイントを表示させるようにしてもよい。この注目ポイントは、点や、×印やその他の文字、記号等でもよく、要は特定被写体が現在位置する場所を示すことができるものであればよい。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
Claims (23)
- 被写体の光を画像データに変換する撮像素子と、
前記撮像素子を用いて被写体の動画を撮像する動画撮像制御手段と、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを用いて、各フレーム画像間でその状態が変化する各被写体の動きを検出していく動き検出手段と、
前記動き検出手段により何れかの被写体において所定の動きが検出された場合は、該所定の動きをした被写体を特定する被写体特定手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 所定の被写体に対してオートフォーカスを行なうオートフォーカス制御手段を備え、
前記オートフォーカス制御手段は、
前記被写体特定手段により特定された被写体に対してオートフォーカスを行なうことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記被写体特定手段により特定された被写体の位置に基づいて、前記撮像素子から取得された画像データをトリミングしてトリミング画像を生成するトリミング画像生成手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
- 前記撮像素子を用いて被写体の静止画を撮影する撮影制御手段を備え、
前記トリミング画像生成手段は、
前記被写体特定手段により被写体が特定された時の該被写体の位置に基づいて、前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画のトリミング画像を生成することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記被写体特定手段により特定された被写体に追従させて、各フレーム画像における該被写体の位置を検出していく被写体位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
- 所定のタイミングを指示する指示手段を備え、
前記オートフォーカス制御手段は、
前記指示手段により指示されたタイミング時に前記被写体位置検出手段により検出されている被写体位置に基づいてオートフォーカスを行なうことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 静止画撮影を指示する撮影指示手段と、
前記撮影指示手段により静止画撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画を撮影する静止画撮影制御手段と、
を備え、
前記トリミング画像生成手段は、
前記撮影指示手段により撮影が指示されたタイミング時に前記被写体位置検出手段により検出されている被写体位置に基づいて、前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画のトリミング画像を生成することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 前記トリミング画像生成手段により生成された静止画のトリミング画像を記録手段に記録する静止画記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項4又は7記載の撮像装置。
- 前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを表示手段に順次更新表示させていくとともに、前記更新表示されたフレーム画像に対応させて前記トリミング画像生成手段がトリミングすることとなる範囲を示すトリミング枠を、前記被写体位置検出手段により順次検出される被写体位置に基づいて、当該フレーム画像上に順次更新表示させていく表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項7又は8記載の撮像装置。
- 前記トリミング画像生成手段は、
前記被写体位置検出手段により順次検出される被写体の位置に基づいて、前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに対して順次トリミング画像を生成していくことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに対して、前記トリミング画像生成手段により順次生成されたトリミング画像を順次記録手段に記録する動画記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
- 前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データから前記トリミング画像生成手段により順次生成されるトリミング画像を表示手段に順次更新表示させていく表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項10又は11記載の撮像装置。
- 前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを表示手段に順次更新表示させていくとともに、前記更新表示されたフレーム画像に対応させて前記トリミング画像生成手段がトリミングすることとなる範囲を示すトリミング枠を、前記被写体位置検出手段により順次検出される被写体位置に基づいて、当該フレーム画像上に順次更新表示させていく表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項10又は11記載の撮像装置。
- 前記被写体位置検出手段は、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、前記被写体特定手段により特定された被写体の動きベクトルを検出していくことにより被写体位置を検出していくことを特徴とする請求項5乃至13の何れかに記載の撮像装置。 - 前記被写体位置検出手段は、
前記被写体位置特定手段により特定された被写体を固体識別し、前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて該固体識別した被写体を検出することにより被写体位置を検出していくことを特徴とする請求項5乃至13の何れかに記載の撮像装置。 - 前記動き検出手段は、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、被写体毎にその位置を検出し、該検出した位置の遷移軌跡を被写体毎に検出することにより、各被写体の動きを検出していくことを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の撮像装置。 - 前記被写体特定手段は、
何れかの被写体の位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致する遷移軌跡となったときに、その位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致した被写体を特定することを特徴とする請求項16記載の撮像装置。 - 前記動き検出手段は、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、各被写体の形状を個別検出していくことにより各被写体の動きを検出していくことを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の撮像装置。 - 前記動き検出手段は、
前記動画撮像制御手段により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データに基づいて、各被写体から形状が変化した部分を検出するとともに、その形状の位置の遷移軌跡を検出していくことにより被写体の動きを検出していくことを特徴とする請求項18記載の撮像装置。 - 前記被写体特定手段は、
何れかの形状の位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致する遷移軌跡となったときに、その位置の遷移軌跡が予め設定されている遷移軌跡と一致した形状を含む被写体を特定することを特徴とする請求項19記載の撮像装置。 - 前記被写体特定手段は、
前記動き検出手段により所定の形状が検出された場合は、所定の動作が検出されたと判断し、該所定の形状が検出された被写体を特定することを特徴とする請求項18記載の撮像装置。 - 前記オートフォーカス制御手段は、
前記被写体特定手段により被写体が特定されたときに、当該被写体に対してオートフォーカスを行なうことを特徴とする請求項2乃至21の何れかに記載の撮像装置。 - 被写体の光を画像データに変換する撮像素子を用いて被写体の動画を撮像する動画撮像処理と、
前記動画撮像処理により前記撮像素子から順次取得されるフレーム画像データを用いて、各フレーム画像間でその状態が変化する各被写体の動きを検出していく動き検出処理と、
前記動き検出処理により何れかの被写体において所定の動きが検出された場合は、該所定の動きをした被写体を特定する被写体特定処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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