JP2002033949A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2002033949A
JP2002033949A JP2000215487A JP2000215487A JP2002033949A JP 2002033949 A JP2002033949 A JP 2002033949A JP 2000215487 A JP2000215487 A JP 2000215487A JP 2000215487 A JP2000215487 A JP 2000215487A JP 2002033949 A JP2002033949 A JP 2002033949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体がフレームアウトすることなしに正確
なフレーム合わせを行うことのできる電子カメラの提
供。 【解決手段】 時刻T1に位置P1に表示されていた注
目画像1が時刻T2後には移動して同一画角の位置P2
に表示されていたとき、位置P1、P2の軌跡は動きベ
クトルAとなり、その座標値(x1、y1)、(x2、
y2)から移動距離Xを求めて移動速度V=X/(T2
−T1)を求めることができる。注目画像1の動きVが
大きい場合はズーム枠90を注目画像1の速度に合わせ
て拡大すれば被写体像とズーム枠90’の間が十分大き
くなるのでフレームアウトが生じない。また、被写体の
動きが小さい場合はズーム枠90を縮小して、ズーム枠
90”とすれば注目画像1とズーム枠のバランスがよく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのズーミング
技術に関し、特に、動体を撮影する場合に適したフレー
ミング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラで動きの激しい被写体を撮
影するとき被写体を画面中央で適度な大きさにするため
には、撮影者が被写体の動きに合わせてカメラを向け、
ズーム操作をする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレーミング技
術では、撮影待機時に被写体の動きに合わせてカメラを
向けると手ぶれが生じたり、被写体が大きく動くことに
よりフレームアウトしてしまうといった問題点があっ
た。また、撮影者のカメラ操作の遅れにより正確なフレ
ーム合わせができないといった問題点や、1回の撮影で
は1つの画像しか記録できないといった問題点もあっ
た。
【0004】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、被写体がフレームアウトすること
なしに正確なフレーム合わせを行うことのできる電子カ
メラの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の電子カメラは、被写体像を順次撮像す
る撮像手段と、この撮像手段から順次出力される動画像
を表示する表示手段と、この表示手段に表示されている
動画像上に撮影範囲を示すズーム枠を表示させる表示制
御手段と、この表示制御手段により動画像上に表示され
ているズーム枠の表示位置を変更するズーム位置変更手
段と、撮像手段から順次出力される動画像内の注目画像
の移動量を検出する移動量検出手段と、この移動量検出
手段により検出された注目画像の移動量に基づいて前記
ズーム枠によるズーム量を変更するズーム量変更制御手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明は上記第1の発明の電子
カメラにおいて、ズーム量変更制御手段は、表示制御手
段により動画像上に表示されているズーム枠の表示サイ
ズを変更することによりズーム量を変更することを特徴
とする。
【0007】また、第3の発明は上記第1又は第2の発
明の電子カメラにおいて、ズーム量変更制御手段は、光
学ズーム量を変更することによりズーム量を変更するこ
とを特徴とする。
【0008】また、第4の発明は上記第1乃至3のいず
れかの発明の電子カメラにおいて、表示手段に表示され
ている動画像上の所望の位置を指定する位置指定手段を
備えることを特徴とする。
【0009】また、第5の発明は上記第4の発明の電子
カメラにおいて、ズーム位置変更手段は、前記位置指定
手段により指定された位置にズーム枠を移動することを
特徴とする。
【0010】また、第6の発明は上記第4又は第5の発
明の電子カメラにおいて、移動量検出手段は、位置指定
手段により指定される位置の変化量に基づいて注目画像
の移動量を検出することを特徴とする。
【0011】また、第7の発明は上記第1乃至3のいず
れかの発明の電子カメラにおいて、撮像手段から順次出
力される動画像内の注目画像の位置を検出する位置検出
手段を備えることを特徴とする。
【0012】また、第8の発明は上記第7の発明の電子
カメラにおいて、ズーム位置変更手段は、位置検出手段
により検出された注目画像の位置にズーム枠を移動する
ことを特徴とする。
【0013】また、第9の発明は上記第7又は第8の発
明の電子カメラにおいて、移動量検出手段は、位置検出
手段により検出される注目画像の位置の変化量に基づい
て注目画像の移動量を検出することを特徴とする。
【0014】また、第10の発明は上記第1乃至9のい
ずれかの発明の電子カメラにおいて、表示制御手段によ
り動画像上に表示されているズーム枠内の画像を保存記
録する保存記録手段を備えたことを特徴とする。
【0015】また、第11の発明は上記第1乃至10の
いずれかの発明の電子カメラにおいて、移動量検出手段
により検出された注目画像の移動量に基づいて注目画像
の移動速度を算出する移動速度算出手段を備え、ズーム
量変更制御手段は、この移動速度算出手段により算出さ
れた注目画像の移動速度に基づいてズーム量を変更する
ことを特徴とする。
【0016】また、第12の発明の電子カメラは、被写
体像を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段から順次
出力される動画像内の注目画像の位置を検出する位置検
出手段と、この位置検出手段により検出される注目画像
の位置の変化量に基づいてズーム量を検出するズーム量
変更制御手段と、位置検出手段により検出される注目画
像の位置に基づいてズーム位置を変更するズーム位置変
更制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】また、第13の発明の電子カメラは、被写
体像を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段から順次
出力される動画像を表示する表示手段と、この表示手段
に表示されている動画像上に撮影範囲を示すズーム枠を
表示させる表示制御手段と、撮像手段から順次出力され
る動画像内の注目画像の位置を検出する位置検出手段
と、この位置検出手段により検出された注目画像の位置
にズーム枠を移動するズーム位置変更制御手段と、所望
のズーム量を指定するズーム量指定手段と、このズーム
量指定手段により指定されたズーム量に基づいてズーム
枠によるズーム量を変更するズーム位置変更制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第14の発明の電子カメラは、被写
体像を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段から順次
出力される動画像を表示する表示手段と、この表示手段
に表示されている動画像上に撮影範囲を示すズーム枠を
表示させる表示制御手段と、表示手段に表示されている
動画像上の所望の位置を指定する位置指定手段と、この
位置指定手段により指定された位置にズーム枠を移動す
るズーム位置変更制御手段と、表示制御手段により動画
像上に表示されているズーム枠を所定時間前の画像に反
映させ、該ズーム枠内の画像を保存記録する保存記録制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】また、第15の発明は上記第14の発明の
電子カメラにおいて、撮像手段から順次出力される動画
像を記憶する記憶手段を備え、保存記録制御手段は、表
示制御手段により動画像上に表示されているズーム枠を
所定時間前に記憶手段に記憶された画像に反映させ、該
ズーム枠内の画像を保存記録することを特徴とする。
【0020】また、第16の発明の電子カメラは、被写
体像を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段から順次
出力される動画像を表示する表示手段と、この表示手段
に表示されている動画像上に撮影範囲を示すズーム枠を
複数表示させる表示制御手段と、この表示制御手段によ
り動画像上に表示されている複数のズーム枠の表示位置
を変更するズーム位置変更手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0021】また、第17の発明の電子カメラは、被写
体像を順次撮像する撮像手段と、この撮像手段から順次
出力される動画像内におけるズーム位置を予め設定する
ズーム位置設定手段と、このズーム位置設定手段に設定
されているズーム位置に基づいてズーム位置を順次変更
するズーム位置変更制御手段と、このズーム位置変更制
御手段により順次変更されるズーム位置の動画像を保存
記録する保存記録手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】また、第18の発明は上記第17の発明の
電子カメラにおいて、ズーム位置設定手段に設定されて
いるズーム位置の変化量に基づいてズーム量を順次変更
するズーム量変更制御手段を備えたことを特徴とする。
【0023】また、第19の発明は上記第17又は第1
8の発明の電子カメラにおいて、撮像手段から順次出力
される動画像上の所望の位置を指定する位置指定手段を
備え、ズーム位置設定手段は、この位置指定手段により
指定された位置をズーム位置として設定することを特徴
とする。
【0024】また、第20の発明は上記第17又は第1
8の発明の電子カメラにおいて、撮像手段から順次出力
される動画像内の注目画像の位置を検出する位置検出手
段を備え、ズーム位置設定手段は、この位置検出手段に
より検出された位置をズーム位置として設定することを
特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】1.カメラの構成例 図1は本発明の電子カメラの一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、デジタルカメラ100は図1(a)に示
すように、撮像部(撮像手段)2、制御部(表示制御手
段、ズーム位置変更手段、移動量検出手段、ズーム量変
更制御手段、移動速度算出手段、ズーム位置変更制御手
段、保存記録制御手段、位置検出手段)3、操作部(位
置指定手段、ズーム量指定手段)4、一次メモリ(DR
AM(記憶手段))5、保存メモリ(フラッシュメモリ
(保存記録手段))6、表示部(表示手段)7及び図示
しない電源回路を有している。また、撮像部2は図1
(b)に示すように、撮像レンズ211、ズーム機構2
12及び自動合焦機構213を含む光学系21、CCD
及びCCD駆動部を含む信号変換部22及び信号処理部
23からなっている。
【0026】撮像部2は撮像レンズ211で取込んだ被
写体像を信号変換部22でCCD等の撮像素子により画
像信号に変換した後更にデジタルデータ(画像データ)
に変換し、信号処理部23でデジタルデータからデジタ
ルの輝度、色差マルチプレクス信号(Y、Cb、Crデ
ータ)等の信号成分(以下、画像データ)を得て一時記
憶手段としてのDRAM5に転送する。また、ズーム機
構212は制御部3の制御に基づいて図示しないズーム
レンズを移動させてズーム動作を実行し、自動合焦機構
213は制御部3の制御に基づいて撮像レンズ211を
移動させ自動合焦(オートフォーカス)させる。
【0027】制御部3は、CPU、RAM、プログラム
格納用メモリ及びタイマ等の周辺回路を有したマイクロ
プロセッサ構成を有しており、CPUは上述の各回路及
び図示しない電源切換えスイッチ等にバスラインを介し
て接続し、プログラム格納用メモリに格納されている制
御プログラムによりデジタルカメラ全体の制御を行なう
と共に、操作部4からの状態信号に対応してプログラム
格納用メモリに格納されている各モード処理用のプログ
ラムや本発明に基づく撮影待機時のフレーミング処理用
プログラムを取り出して、本発明のフレーミングの実行
制御及びデジタルカメラ100の各機能の実行制御等を
行なう。なお、プログラム格納メモリには上述した各プ
ログラムのほか定数やメニューデータを格納している。
【0028】操作部4は、電源スイッチ41、シャッタ
ーキー42、ズームキー(ズーム量指定手段)43、処
理モード切替えスイッチ44、後述するタッチパネルキ
ー及び機能選択ボタン等のキーやスイッチ(位置指定手
段)を構成部分としており、これらのキー或いはスイッ
チが操作されると状態信号が制御部3に送出される。な
お、ズームキー43をロータリーキーとし、ズームキー
43が+方向に回転されると回転角に応じた拡大ズーム
信号を送出し、ズームキー43が−方向に回転されると
回転角に応じた縮小ズーム信号を送出するように構成し
てもよい。
【0029】DRAM5は作業用メモリ(記憶手段)と
して用いられ、撮影画像や再生画像を一時的に記憶する
画像バッファ領域や圧縮/伸張時の作業用領域等が確保
されている。また、フラッシュメモリ6は保存メモリ
(保存記録手段)として撮影した画像を保存記憶する。
なお、保存メモリをフラッシュメモリ6に代えてメモリ
カード等の着脱可能なメモリを用いるようにしてもよ
い。
【0030】また、表示部7はビデオメモリ、ビデオエ
ンコーダ及び液晶表示装置からなり、ビデオエンコーダ
は制御部3からビデオメモリに出力された画像データを
ビデオ信号に変換し、液晶表示装置に出力する。液晶表
示装置はビデオエンコーダからのビデオ信号を液晶画面
に表示する。また、前述した操作部4の構成部分(位置
指定手段)として表示部7の液晶画面上には感圧素子を
配設した板状の透明層(タッチパネルキー)が設けられ
ており、ポイント用の入力ペンでポイントするとその位
置(座標)信号が制御部3に送られる。
【0031】図2はデジタルカメラ100の一実施例の
外観を示す図であり、図2(a)は背面図、図2(b)
は正面図、図2(c)は表示画面上の所望の位置をポイ
ントするポイントペンを示す。図2でデジタルカメラ1
00は、シャッターキー42を上部に備え、正面には撮
像レンズ211及び光学ファインダ8が配置され、背面
には表示部7の液晶ディスプレイ(画面)70、電源ス
イッチ41、ズームキー43、処理モード切替えスイッ
チ44が配置されている。
【0032】2.動きベクトル及びフレーミング(ズー
ム枠合わせ) 図3は本発明のフレーミング制御方法の概要説明図であ
り、図4はフレーミングされた表示画像及び記録画像の
説明図である。また、図3(a)、(a’)は画角内の
注目被写体像(注目画像)の動きベクトル(移動量)の
説明図であり、図3(a)で時刻T1に左下隅位置P1
(x1、y1)に表示されていた動画像内の注目画像1
(ウサギ像)が、時刻T2には被写体の移動により図3
(a’)に示すように同一画角内の右上隅P2(x2、
y2)に表示された様子を示している。このとき、画角
内の注目画像1の位置P1、P2の軌跡は動きベクトル
A(θ、X)となる。ここで、移動距離X=((x1−
x2)2+(y1−y2)21/2 、移動速度V=X/
(T2−T1)から、 V=((x1−x2)2+(y1−y2)21/2
(T2−T1) となる。
【0033】そこで、図3(b)に示すように動画像内
の注目画像1の動き(=速度V)が大きい場合は動画像
上に表示するズーム(フレーミング)枠90を注目画像
1の速度に合わせて拡大し、ズーム枠90’とすれば注
目画像1がズーム枠90’から外れてしまうといったこ
とがなくなる。また、図3(c)に示すように動画像内
の注目画像1の動きが小さい場合はズーム枠90を縮小
して、ズーム枠90”としても注目画像1がズーム枠9
0”から外れるといったことがなく、且つ注目画像1と
ズーム枠のバランスがよくなる。
【0034】なお、動画撮影の場合は所定時間間隔で画
像がフラッシュメモリ6に記録されるが、図4(a)に
示すように、画角内で表示されている注目画像1をポイ
ントペン9等のポインティングデバイスでポイントする
と画角位置(ズーム枠の位置)が入力され、上述したよ
うにズーム枠90内の注目画像1の動きベクトルに基づ
いてズーム枠90の大きさが自動的に拡大または縮小さ
れるので、注目画像1が移動してユーザのポイント操作
(ズーム枠移動操作)が被写体像の動きについていけな
い場合でも、ズーム枠90’(または90”)の枠外に
注目画像1が出るようなことは起こらず、図4(b)に
示すようにフレーム内に注目画像1が収まった記録画像
(動画画像)を得ることができる。
【0035】3.フレーミング 図5は動画撮影モード時のフレーミング動作の一実施例
を示すフローチャートであり、図5(a)はポインティ
ングデバイスの操作によるポイント位置を取得してフレ
ーム枠(ズーム枠)の移動動作を行う例、図5(b)は
画像処理により自動的に移動する被写体像の位置を取得
してフレーム枠(ズーム枠)の移動動作を行う例、図5
(c)は枠の移動を自動とし、枠の大きさは手動で行う
例を示す。
【0036】:ポインティングデバイスによるフレー
ミング動作の例 ステップS1:(動画撮影モード選択) 図5(a)で、デジタルカメラ100が起動されると制
御部3は操作部4からの信号を監視し、撮影者が処理モ
ード切替えスイッチ44で動画撮影モードを選択し、シ
ャッターキー42を操作することにより動画画像の撮影
を開始するとS2に遷移する。
【0037】ステップS2:(被写体画像の取り込み) 制御部3は撮像部2から送られる被写体画像(データ)
を所定時間t毎に1フレーム分DRAM5に取り込む
(なお、t=1/1分間の撮影可能な動画枚数であ
る)。
【0038】ステップS3:(動画画像表示) 制御部3は上記ステップS2でDRAM5に取り込んだ
動画像(データ)を表示部7に送り、画像メモリ上にイ
メージ展開して液晶画面70に表示させる。
【0039】ステップS4:(ポインティングデバイス
によるポイントの有無判定) 制御部3は液晶画面70がポイント(ポイントペン9の
例では表示画面70にタッチ)されたか否かを位置(座
標(x2、y2))信号受信の有無で監視している。撮
影者が液晶画面70に表示された動画像内の注目画像1
(図3)をポイントするとその位置信号が制御部3に送
られる。制御部3は所定時間t内に位置信号を受け取る
とS5に遷移する。また、ポイントがない場合には所定
時間tだけこのステップを繰り返してポインティングデ
バイスによるポイント待ちを行い、所定時間tを経過し
た場合にはS11に遷移する。
【0040】ステップS5:(位置(座標値)及び移動
時間の取得) 制御部3は上記ステップS4で受け取った位置信号を変
換して画面70上の座標値を取得し、制御部3のRAM
に保持(一時記憶)する。また、デジタルカメラ100
に内蔵されているタイマーからの信号を基に現在の時刻
(T2)を取得し、RAMに保持していた前回のポイン
ト時刻(T1)との差から移動時間Tを算出し、制御部
3のRAMに保持する。
【0041】ステップS6:(移動距離の算出) 制御部3は上記ステップS5で取得した座標値(x2、
y2)とRAMに保持していた前回の座標値(x1、y
1)から前回のポイント位置から今回のポイント位置ま
での移動距離Xを算出する(つまり、X=((x1−x
2)2+(y1−y2)21/2 )。
【0042】ステップS7:(被写体像の速度の算出) 制御部3は上記ステップS6で算出した移動距離X及び
上記ステップS5で算出した移動時間Tから前記電子ズ
ーム指示手段によるズーム指示がなされない時間を計測
する計測手段と、注目画像1の移動速度(被写体(動
体)の移動速度)を算出する(つまり、V=X/T)。
【0043】ステップS8:(ズーム比率の算出) 所定速度vに対応するズーム枠のサイズ(例えばズーム
枠90の対角線長さ)L0を予め設定しておき、所定速
度vと上記ステップS7で算出した速度Vとの比率αを
算出すればズーム枠90のサイズの比率(ズーム比率
(ズーム量))もαとなるので、ズーム枠90のサイズ
は被写体速度に比例する(L:L0=V:v)。つま
り、所定速度vより上記ステップS7で算出した速度V
が大きければ図3(b)に示したようにズーム枠の大き
さは基準のズーム枠90より拡大され、小さければ図3
(c)に示したように縮小されることとなる。
【0044】ステップS9:(ズーム枠の表示) 制御部3は上記ステップS8で得た比率αで基準サイズ
のズーム枠を拡大(αc>1のとき)または縮小(1<
αcのとき)し、表示画像上に重畳表示する。また、こ
の際、ステップS5で取得したポインティングデバイス
によるポイント位置(座標)がズーム枠90の中心とな
る。なお、cはズーム枠から移動する注目画像1がはみ
出さないように設ける重み計数であり、c≧1である。
【0045】ステップS10:(前回のポイント位置の
座標値及び時刻の更新) 制御部3は上記ステップS5で取得した座標値(x2、
y2)及び時刻T2とRAMに保持されている前回の座
標値(x1、y1)及び時刻(T1)を更新(上書き記
憶)し、RAMに保持されていた座標値(x2、y2)
及び時刻(T2)をクリアする。
【0046】ステップS11:(動画画像の保存記憶) 制御部3はDRAM5に取り込まれているズーム枠内の
画像データに圧縮処理を施してフラッシュメモリ6に保
存記憶する。なお、ズーム枠で示された画像はそのズー
ム枠内の画像を1フレームの画像となるようにズーム
(拡大/圧縮)してから保存記憶処理を行う。これによ
り、1フレームの電子ズーム画像(図4(b))を保存
記憶(記録)することができる。
【0047】ステップS12:(動画撮影終了判定) 制御部3は撮影した動画の数を調べ、所定数になった場
合には撮影処理を終了する。撮影者が撮影終了操作を行
った場合も撮影処理を終了する。また、これ以外の場合
には、S2に遷移して次の画像の取り込みを行う。
【0048】なお、上記説明では、画面70を液晶画面
に感圧素子を配列した透明膜を重ね合わせた構成(タッ
チパネルキー)としポイントペンを用いて被写体像をポ
イント(撮影エリアを指定)する例を示したがこの例に
限定されない。例えば、デジタルカメラ100にポイン
ト用の操作キーを設け、この操作キーの操作によりカー
ソル等を画角内で移動させて被写体像をポイントするよ
うにしてもよく、指先で操作可能なマウス状のポインテ
ィングデバイスでポイントするようにしてもよい。
【0049】上記構成により、ポインティングデバイス
で画面70に表示されている動画中の被写体画像をポイ
ントすると、動きベクトルから被写体像の移動速度を推
定し、ズーム枠の大きさを自動的に決定して被写体像に
重畳表示できるので枠外へのはみ出しが生じないと同時
に被写体の動きに合った画角で撮影することができる。
【0050】なお、上記図5(a)のフローチャートで
は動画撮影時にポイント動作を行うようにしたが、動画
の再生時にポイントし、その部分(再生像)を新たな動
画として保存したり、動画(又は静止画)の撮影待機状
態であるファインダー画像(スルー画像)表示時にポイ
ント動作を行うようにしてもよい。
【0051】また、上記図5(a)のフローチャートで
は、ポイント位置間の動きベクトル(速度)を求めるよ
うにしたが、画像認識技術を用いて画角内の被写体位置
を認識することにより動体認識を行い、動きベクトル
(速度)を求めるようにしてもよい。このように構成し
た場合、被写体像の移動速度を正確に求めることができ
るのでより効果が大きくなる。また、上記図5(a)の
フローチャートでは、ズーム枠90の大きさを変化させ
る(電子ズーム)ようにしたが、ズーム枠を変化させず、
図1のズーム機構212を駆動させることにより、光学
ズーム量を変化させるようにしたり、電子ズーム量及び
光学ズーム量の双方を変化させるようにしてもよい。
【0052】:画像処理によるフレーミング動作の例 この例で、ステップS1、S2とステップS6〜S12
の動作は図5(a)のフローチャートと同様であり、ス
テップS2とS6の間を下記ステップ(S3’〜S
5’)で置き換える。なお、図5(a)のステップS1
2の動画撮影終了判定結果が未終了の場合の戻り先はス
テップS2であるが、図5(b)ではステップS6’と
なる。また、この例では液晶画面70上に感圧素子を配
列した透明な薄膜を設ける必要はない。また、図6は画
像処理によるフレーミング動作の説明図である。
【0053】ステップS3’:(動画(スルー)画像表
示) 図5(b)で、制御部3は上記ステップS2(図5
(a))でDRAM5に取り込んだ画像(データ)を表
示部7に送り、画像メモリ上にイメージ展開して液晶画
面70に表示する。また、この際、画面の左右には図6
(a)に示すようにズーム枠90−1、90−2が表示
される。
【0054】ステップS4’:(ズーム対象画像の捕捉
判定) 撮影者はズームアップしたい(つまり、撮影したい)被
写体がある場合には画面に表示された左右のいずれかの
ズーム枠90(90−1または90−2)が被写体像に
重なるようにカメラを移動させ、ズーム枠90が注目画
像1に重なったときズーム(撮影開始)指示(例えば、
シャッターキー42の全押し操作)を行う。制御部3は
ズーム指示がなされたか否かを操作部4から送られてく
るシャッター信号受信の有無で監視しているので、シャ
ッター信号を受け取るとS5’に遷移する。図6(a)
の例で、撮影者が被写体1(ウサギ)をズームアップしよ
うとした場合、被写体1は左方から右方に向かって移動
しているので、撮影者は左側のズーム枠90−1に注目
画像1が重なるようにカメラを移動させ、図6(b)に
示すようにズーム枠90−1と注目画像1が重なったと
きにシャッター42の全押し操作を行う。
【0055】ステップS5’:(被写体像の位置及び比
較画像の取得) 制御部3はシャッター信号を受け取ると画像認識処理に
より被写体像を認識し、認識した被写体画像の中心の座
標値(x2、y2)を取得し、制御部3のRAMに保持
(一時記憶)し、S6に遷移する。
【0056】ステップS6’:(被写体画像の取り込
み) また、図5(a)のステップS12の動画撮影終了判定
結果が未終了(NO)の場合は、制御部3は撮像部2か
ら送られる被写体画像(動画像)を所定時間t毎に1フ
レーム分DRAM5に取り込む(なお、t=1/1分間
の撮影可能な動画枚数である)。
【0057】ステップS7’:(動画画像表示) 制御部3は上記ステップS2でDRAM5に取り込んだ
動画像(データ)を表示部7に送り、画像メモリ上にイ
メージ展開して液晶画面70に表示し、S5’に遷移す
る。
【0058】以下、図5(a)のステップS6〜S11
により移動距離(前回と今回の画像中の被写体(注目画
像)間の距離)算出、移動速度の算出(つまり、V=X
/t)、ズーム比率の算出、ズーム枠の表示(この際、
注目画像1の中心がズーム枠90の中心となるようにズ
ーム枠90を移動)、前回の注目画像位置の更新等を経
て、図6(c)に示すように、所定時間t毎に表示され
る注目画像1(動画)に重畳して、注目画像1の速度に
応じて拡大または縮小されたズーム枠90’を自動的に
表示すると同時に、注目画像1の移動に応じてズーム枠
90を移動することができる。
【0059】上記構成により、ズーム指示があると、動
画表示される被写体画像を画像処理により自動的に判別
し、被写体の動きベクトルから被写体像の移動速度を算
出し、ズーム枠の大きさを自動的に決定して被写体像に
重畳表示できるので枠外へのはみ出しが生じない上に、
更に、被写体の動きベクトルに基づいてズーム枠を自動
的に移動させることができるので、ズーム枠90を移動
させるための手動操作が必要なくなる。
【0060】なお、上記、(図5(a)、(b))
では動画撮影の場合について動画表示される画像の動き
ベクトルに応じてズーム枠を拡大/縮小するものとして
説明したが、これに限定されない。つまり、静止画像撮
影の場合もスルー表示されている画像の動きベクトルに
応じてズーム枠を拡大/縮小するように構成することが
できる。
【0061】また、上記図5(b)のフローチャートで
は予め画像上に表示されているズーム枠内にカメラを動
かすことにより被写体像を入れるようにしたが、このよ
うな動作を行うことなく自動的に画像内の被写体位置を
検出し、この検出位置にズーム枠90を移動させるよう
にしてもよい。
【0062】:ズーム枠の移動を自動、枠の大きさを
手動としたズーム動作例 この例で、ステップS1〜S5’の動作は図5(b)の
フローチャートと、ステップS9〜S12の動作は、図
5(a)のフローチャートと同様であり、ステップS5
とステップS9の間を下記ステップ(S6”〜S8”)
で置き換える。なお、図5(a)のステップS12の動
画撮影終了判定結果が未終了(NO)の場合は、図5
(b)のS6’に移行する。
【0063】ステップS6”:(動画像上へのズーム枠
の移動) 図5(c)で、制御部3はDRAM5に保持している前
回(つまり、現在−t秒前)のサイズのフレーム枠(デ
ータ)を表示部7に送ってイメージ展開し、ステップS
5’で取得し、表示されている動画像(被写体像)のポ
イント(中心)位置にフレーム(ズーム)枠の中心を一
致させ、重畳表示する。これにより、動画像上に前回の
サイズのフレーム枠が移動する。
【0064】ステップS7”:(ズーム操作の有無判
定) 撮影者が上記ステップS6”で被写体像上に重畳表示さ
れたズーム枠を見て大きさを調整する必要がある場合に
はズームキー43(ズーム量指定手段)を使用してズー
ム枠の拡大または縮小操作を行う。なお、この例ではズ
ームキー43をロータリーキーとし、ズームキー43が
+方向に回転されると回転角に応じた拡大ズーム信号を
送出し、ズームキー43が−方向に回転されると回転角
に応じた縮小ズーム信号を送出するように構成されてい
る。制御部3は操作部4からのズーム信号の有無を監視
し、ズーム信号を受け取るとS8”に遷移する。また、
ズームキー43の操作が所定時間t以内になされなかっ
た場合にはS11(図5(a))に遷移する。
【0065】ステップS8”:(今回のズーム比率αの
算出及び保持) ズーム信号は、ズームキー43の+方向の回転角に応じ
た値を含む拡大ズーム信号とズームキー43の−方向の
回転角に応じた値を含む縮小ズーム信号からなるので、
制御部3はズームキー43の回転角を基にズーム枠の拡
大/縮小比率(前回のズーム枠のサイズを1とした場合
の比率(例えば、1.2(20%拡大)、0.8(20
%縮小))、つまり、ズーム比率を算出する。また、R
AMに保持されている前回のズーム比率を今回のズーム
比率で置き換えて保持する。
【0066】以下、図5(a)のステップS9〜S11
により所定時間t毎に表示される注目画像1(動画)に
重畳して、注目画像1の移動に応じて移動表示されるズ
ーム枠90’の大きさを手動操作により被写体像の大き
さに合わせて拡大/縮小して表示することができる。
【0067】上記構成により、ズーム指示があると、動
画表示される被写体画像中の注目画像を画像処理により
自動的に判別してその位置を得て、前回のズーム枠を移
動した注目画像に重畳表示し、ズーム枠の大きさが注目
画像にあっていない場合は手動によりその大きさを変え
て表示することができ、枠外へのはみ出しを防止でき
る。
【0068】:ポイントより数フレーム前の画像をズ
ームする例 図7はポイントより数フレーム前の画像をズームする例
の説明図であり、図8はDRAM5のバッファ領域に取
り込まれた複数の画像(この例では1秒間に8枚、2秒
分の画像16枚)のうち、ポイントされた画像とズーム
画像として保存記憶(記録)される画像の説明図であ
る。
【0069】上記〜(図5(a)〜図5(c))の
例では保存記憶時に枠内の画像をズーム画像として保存
記憶したが、図7(b)に示すように撮影者が時刻T4
に注目画像1−5をポイントしようとしても、人間は表
示された被写体像を見てからポインティングデバイス9
を操作するので、ポイント遅れを生じて図7(c)に示
すように注目画像1−5が表示されるズーム枠90’と
ずれる場合がある(図7(b)→図7(c))。 そこ
で、図8に示すように1回の動画撮影で撮影可能な画像
数分(この例では16枚)の画像バッファ50−1〜5
0−16をDRAM5に確保し、所定時間t(=撮影時
間間隔t(この例ではt=1/8秒))毎にバッファ5
0−1〜50−16に取り込むようにし、ポイント時の
ズーム枠及びズーム比率をポイントした時点のフレーム
より数枚分遡ったフレームの画像にフィードバックする
ようにする(図7(a)←図7(c))。図9はポイン
トより数フレーム前の画像をポイント時のズーム画像と
する場合のフレーミング動作例を示すフローチャートで
ある。
【0070】ステップW1:(動画撮影モード選択) 図9で、デジタルカメラ100が起動されると制御部3
は操作部4からの信号を監視し、撮影者が処理モード切
替えスイッチ44で動画撮影モードを選択し、シャッタ
ーキー42を操作することにより動画撮影の開始を指示
するとカウンタJの値を1としてW2に遷移する。
【0071】ステップW2:(被写体画像の取り込み) 制御部3は撮像部2から送られる被写体画像(データ)
を所定時間t毎にDRAM5に設けたバッファ50−j
に取り込む。なお、jはカウンタjの値であり、t=1
/(1分間の撮影可能な動画枚数)である。
【0072】ステップW3:(動画画像表示) 制御部3は上記ステップW2でバッファ50−jに取り
込んだ画像(データ)を表示部7に送り、画像メモリ上
にイメージ展開して液晶画面70に表示する。
【0073】ステップW4:(ポインティングデバイス
によるポイントの有無判定) 制御部3は液晶画面70がポイント(ポイントペン9の
例では表示画面70にタッチ)されたか否かを位置(座
標(x2、y2))信号受信の有無で監視している。撮
影者が液晶画面70に表示された被写体像をポイントす
るとその位置信号が制御部3に送られる。制御部3は位
置信号を受け取るとW5に遷移する。また、ポイントが
ない場合には所定時間tだけこのステップを繰り返して
ポインティングデバイスによるポイント待ちを行い、所
定時間tを経過した場合にはW7に遷移する。
【0074】ステップW5:(ズーム枠の表示処理等
(S5〜S10)) このステップでは図5(a)のステップS5〜S8と同
様の処理、つまり、「位置(座標値)及び移動時間の取
得」、「移動距離の算出」、「被写体像の速度の算出」
を経て「ズーム比率の算出」を行い、算出されたズーム
比率αで基準サイズのズーム枠を拡大(αc>1のと
き)または縮小(1<αcのとき)し、「ズーム枠の表
示」で画面にズームされた枠を被写体像と共に表示し、
更に、「前回のポイント位置の座標値及び時刻の更新」
で、取得した座標値(x2、y2)及び時刻T2でRA
Mに保持されている前回の座標値(x1、y1)及び時
刻(T1)を更新(上書き記憶)し、RAMに保持され
ていた座標値(x2、y2)及び時刻(T2)をクリア
する。また、「ズーム枠の表示」の際、ポインティング
デバイスによってポイントされた位置(座標)がズーム
枠90の中心となる。つまり、図7(c)に示すよう
に、ポイント遅れがあっても計算されたサイズのズーム
枠90’がユーザによりポイントされた位置に表示され
る。
【0075】ステップW6:(今回のズーム枠情報の遡
及画像への対応付け) 次に、制御部3は現在のフレーム数、つまり、上記ステ
ップW2でのカウンタJの値jから所定数(この例では
「3」)を差し引いた値iを求め、DRAM5のバッフ
ァ50−iに記憶されている画像を求め、上記ステップ
W5で得たズーム枠の位置(座標値)とズーム比率を求
めた画像(つまり、バッファ50−iに記憶されている
画像)と対応付けて記憶する。
【0076】ステップW7:(動画撮影枚数の判定等) 制御部3は撮影した動画の数を調べ、所定(図8の例で
は16枚)になった場合、又は撮影者が記録操作を行っ
た場合にW8に遷移する。また、これ以外の場合には、
カウンタJに1を加えてW2に遷移して次の画像の取り
込みを行う。
【0077】ステップW8:(バッファに記憶された画
像の保存記憶) 制御部3はDRAM5のバッファ50−1〜50−16
に取り込まれている各画像に対応付けて記憶されている
ズーム枠の位置及びズーム比率に基づいて対応する部分
の画像を順次取り出し、圧縮処理を施してフラッシュメ
モリ6に保存記憶する。これにより、ポイント時より数
フレーム前の画像(図7(a))をポイントした位置の
ズーム画像として保存記憶することができる(図4
(b))。
【0078】上記図9のフローチャートにより、図8で
撮影者が注目画像1−4をポイントしようとしたがポイ
ント遅れでズーム枠90’(図7(b))が表示された
ときには注目画像1−5が表示されていても、3フレー
ム分前の注目画像1−1(図7(a))にズーム枠90
のズーム比率α及び座標(x2、y2)を対応付けて記
録できる。従って、再生時には、1フレーム目の動画は
ズームされた画像として再生表示される。
【0079】4.他のフレーミング方法 以上、フレーミング方法の実施例の幾つかについて説明
したが、ポインティングデバイスでズーム枠の位置(撮
影エリア)をポイントして撮影する場合、ポインティン
グデバイスで画面に表示されている被写体の複数の箇所
(つまり、複数の注目画像)をポイントするようにし、
ポイントされた複数の部分にズーム枠を重畳表示し、1
回の撮影で複数の動画(又は静止画)をズーム撮影する
ように構成することもできる。なお、複数の動画をズー
ム表示する場合は複数の注目画像の動きベクトルを求め
て(又は、画像処理によりそれぞれの注目画像の位置を
得て)各注目画像に追従してズーム枠の位置を変更する
ようにする。
【0080】また、図5(a)及び図9のフローチャー
トでは動画撮影時にポインティングデバイスで画像をポ
イントしてその部分をズームして記録するように構成し
たが、撮影前に被写体の動きが分かっている場合には、
撮影前にその動きに追従するようにポインティングデバ
イス等の位置指定手段で画面(タッチパネルキー)をポ
イントすると共にズームキー43のようなズーム量指定
手段でズーム比率(ズーム量)を指定してその位置及び
ズーム比率をDRAM5又はフラッシュメモリ6のよう
なズーム位置設定手段に設定しておき、動画撮影時にズ
ーム位置設定手段に設定されているズーム位置及びズー
ム比率を順次取り出して動画像のズーム位置及びズーム
比率を順次変更してズーム枠を順次重畳表示し、記録時
にこのズーム枠内の画像を上記ズーム位置及びズーム比
率と対応付けて記録するように構成できる。撮影前に行
うズーム位置の設定をポインティングデバイス等の位置
指定手段で行う場合には実際の動きとは異なったズーム
枠位置を指定することもでき、いわゆる面白さを演出す
ることもできる。なお、撮影前に被写体の動きが分かっ
ている場合にズーム位置の設定を画像認識処理等の位置
検出手段により撮影前に行って設定するようにしてもよ
い。この場合は実際の動きに忠実なズーム位置を設定す
ることができる。
【0081】また、各動画の動きベクトルを撮影時にフ
ラッシュメモリ6に記録しておき、被写体が既に撮影し
てある動画の被写体と同じ動きをする場合には、その動
画を指定してその動きベクトルをフラッシュメモリ6か
ら取り出し、その動画の動きベクトルを用いて撮影中に
ズームするようにしてもよい。また、上記各実施例の説
明ではデジタルカメラを例としたが、ビデオカメラや電
子スチルカメラでもよく、本発明の適用範囲はデジタル
カメラに限定されない。以上、本発明の一実施例につい
て説明したが本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもな
い。
【0082】
【発明の効果】上記説明したように、第1の発明の電子
カメラによれば、表示されている動画像上にズーム枠を
表示し、動画像内の注目画像の移動量を検出して表示位
置を変更すると共に、検出された移動量に応じてズーム
枠の大きさを自動的に決定して表示できるので枠外への
はみ出しが生じないと同時に被写体の動きに合った画角
で撮影することができる。
【0083】また、第2の発明の電子カメラによれば、
ズーム枠のサイズを変更することによりズーム量を変更
できるので枠外へのはみ出しが生じないと同時に被写体
の動きに合った画角で撮影することができる。
【0084】また、第3の発明の電子カメラによれば、
光学ズーム量の変更によりズーム量を変更するのでレン
ズ移動のような機械的動作がないことから、動作の激し
い被写体にズーム枠を追従させて表示することができ
る。
【0085】また、第4の発明の電子カメラによれば、
ポインティングデバイス等の位置指定手段を備えている
ので、ユーザの所望の注目画像やズーム枠の位置を簡単
に指定できる。
【0086】また、第5の発明の電子カメラによれば、
ポインティングデバイス等の位置指定手段で指定された
位置にズーム枠を移動できるので、ズーム枠内の画像が
見やすい。
【0087】また、第6の発明の電子カメラによれば、
ポインティングデバイス等の位置指定手段で指定された
注目画像の位置の変化量で注目画像の移動量を検出する
ので、移動量の検出を簡単なロジックで実現できる。
【0088】また、第7の発明の電子カメラによれば、
動画表示される被写体画像の位置を画像処理等の位置検
出手段により自動的に検出できるので、ズーム枠を指定
するための手動操作が必要なくなる。
【0089】また、第8の発明の電子カメラによれば、
画像処理等の位置検出手段により自動的に検出された位
置にズーム枠を移動するので、ズーム枠を指定したり、
移動させるための手動操作が必要なくなる。
【0090】また、第9の発明の電子カメラによれば、
注目画像の位置の変化量(動きベクトル)から注目画像
の移動量を検出するので枠外へのはみ出しが生じないよ
うにできる。
【0091】また、第10の発明の電子カメラによれ
ば、ズーム枠内の画像を保存記録するので、枠外へのは
み出しがないバランスのよい画像を記録することができ
る。
【0092】また、第11の発明の電子カメラによれ
ば、注目画像の移動量から注目画像の移動速度を算出
し、ズーム枠の大きさを自動的に決定して部分画像と共
に表示できるので、枠外へのはみ出しが生じないと同時
に被写体の動きに合った画角で撮影することができる。
【0093】また、第12の発明の電子カメラによれ
ば、動画表示される被写体画像の位置を画像処理等の位
置検出手段により自動的に検出し、これにより検出され
た位置の変化量(動きベクトル)に基づいてズーム量及
びズーム位置を変更するので、枠外へのはみ出しが生じ
ない上にズーム枠を移動させるための手動操作が必要な
くなる。
【0094】また、第13の発明の電子カメラによれ
ば、ズーム枠の移動を自動で行い、ズーム量(ズーム比
率)を手動で行うことができるので、ズーム枠の大きさ
が被写体像にあっていない場合は手動によりその大きさ
を変えて表示することができ、枠外へのはみ出しを防止
できる。
【0095】また、第14及び第15の発明の電子カメ
ラによれば、ポイントした時点に表示されているズーム
枠を所定時間前の画像(所定フレーム数前に取り込まれ
た画像)に反映させて保存記録するので、画面上の表示
ではポイントの遅れによりズーム枠外に部分画像が飛び
出ていても、実際にズーム画像として保存記憶される画
像は数フレーム前の画像を今回のズーム値でズームさせ
た画像のため、ズーム枠内に収まった好ましい画像とな
る。
【0096】また、第16の発明の電子カメラによれ
ば、動画像上に複数のズーム枠を表示して、複数の注目
画像の動きに追従してズーム枠の位置を変更するので、
1回の撮影で複数の注目画像(動画(又は静止画))を
ズーム撮影することができる。
【0097】また、第17の発明の電子カメラによれ
ば、撮影前に被写体の動きが分かっている場合には、そ
の動きに追従するように動画像内におけるズーム位置を
予めRAMやフラッシュメモリのようなズーム位置設定
手段に設定しておき、動画撮影前に設定されていたズー
ム位置に基づいて動画像のズーム位置を順次変更してズ
ーム枠を注目画像に順次重畳表示し、記録時にこのズー
ム枠内の画像を上記ズーム位置と対応付けて記録するの
で、撮影時にポインティングデバイス等の位置指定手段
で動いている注目画像をポイントしたり、画像認識処理
等の位置検出手段で動いている注目画像を認識処理しな
くても済み、簡単にズーム撮影ができる。
【0098】また、第18の発明の電子カメラによれ
ば、撮影前に被写体の移動に伴うズーム量(ズーム比
率)が分かっている場合には、注目画像の動きに追従す
るように動画像内におけるズーム量を予めRAMやフラ
ッシュメモリのようなズーム位置設定手段に設定してお
き、動画撮影時に設定されていたズーム量を順次取り出
してズーム量を順次変更しズーム枠を順次重畳表示し、
記録時にこのズーム枠内の画像を上記ズーム量と対応付
けて記録するので、撮影時にズームキー等のズーム量指
定手段でズーム量を指定しなくても済み、簡単にズーム
撮影ができる。
【0099】また、第19の発明の電子カメラによれ
ば、撮影前に行うズーム位置の設定をポインティングデ
バイス等の位置指定手段で行うので、実際の動きとは異
なったズーム位置を設定することができ、いわゆる面白
さを演出することもできる。
【0100】また、第20の発明の電子カメラによれ
ば、撮影前に行うズーム位置の設定を画像認識処理等の
位置検出手段で行うので、実際の動きに忠実なズーム位
置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】デジタルカメラの一実施例の外観を示す図であ
る。
【図3】本発明のズーム撮影方法の概要説明図である。
【図4】フレーミングされた表示画像及び記録画像の説
明図である。
【図5】動画撮影モード時のフレーミング動作の一実施
例を示すフローチャートである。
【図6】動画再生モード時のフレーミング動作の説明図
である。
【図7】ポイントより数フレーム前の画像をズームする
例の説明図である。
【図8】ポイントされた画像とズーム画像として保存記
憶(記録)される画像の説明図である。
【図9】ポイントより数フレーム前の画像をポイント時
のズーム画像とする場合のフレーミング動作例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 注目画像 2 撮像部(撮像手段) 3 制御部(表示制御手段、ズーム位置変更手段、移動
量検出手段、ズーム量変更制御手段、移動速度算出手
段、ズーム位置変更制御手段、保存記録制御手段、位置
検出手段) 4 操作部(位置指定手段、ズーム量指定手段) 5 一次メモリ(DRAM(記憶手段、ズーム位置設定
手段)) 6 保存メモリ(フラッシュメモリ(保存記録手段、ズ
ーム位置設定手段)) 7 表示部(表示手段) 9 ポイントペン(位置指定手段) 43 ズームキー(ズーム量指定手段) 70 液晶画面(画面) 90,90’90” ズーム枠 100 デジタルカメラ(電子カメラ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/232 H04N 5/232 A C 5/262 5/262 5/265 5/265 // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H018 AA32 BE02 2H054 AA01 2H102 AA41 CA34 5C022 AA13 AB63 AB66 AC13 AC42 AC69 AC74 5C023 AA02 AA06 AA18 AA37 AA38 BA04 BA13 CA01 CA06 DA04 EA03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像を表示する表示
    手段と、 この表示手段に表示されている動画像上に撮影範囲を示
    すズーム枠を表示させる表示制御手段と、 この表示制御手段により動画像上に表示されているズー
    ム枠の表示位置を変更するズーム位置変更手段と、 前記撮像手段から順次出力される動画像内の注目画像の
    移動量を検出する移動量検出手段と、 この移動量検出手段により検出された注目画像の移動量
    に基づいて前記ズーム枠によるズーム量を変更するズー
    ム量変更制御手段と、を備えたことを特徴とする電子カ
    メラ。
  2. 【請求項2】 前記ズーム量変更制御手段は、前記表示
    制御手段により動画像上に表示されているズーム枠の表
    示サイズを変更することによりズーム量を変更すること
    を特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記ズーム量変更制御手段は、光学ズー
    ム量を変更することによりズーム量を変更することを特
    徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記表示手段に表示されている動画像上
    の所望の位置を指定する位置指定手段を備えることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子カ
    メラ。
  5. 【請求項5】 前記ズーム位置変更手段は、前記位置指
    定手段により指定された位置にズーム枠を移動すること
    を特徴とする請求項4記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記移動量検出手段は、前記位置指定手
    段により指定される位置の変化量に基づいて注目画像の
    移動量を検出することを特徴とする請求項4又は5記載
    の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 前記撮像手段から順次出力される動画像
    内の注目画像の位置を検出する位置検出手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記ズーム位置変更手段は、前記位置検
    出手段により検出された注目画像の位置にズーム枠を移
    動することを特徴とする請求項7記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記移動量検出手段は、前記位置検出手
    段により検出される注目画像の位置の変化量に基づいて
    注目画像の移動量を検出することを特徴とする請求項7
    又は8記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段により動画像上に表
    示されているズーム枠内の画像を保存記録する保存記録
    手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれ
    か1項に記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記移動量検出手段により検出された
    注目画像の移動量に基づいて注目画像の移動速度を算出
    する移動速度算出手段を備え、 前記ズーム量変更制御手段は、この移動速度算出手段に
    より算出された注目画像の移動速度に基づいてズーム量
    を変更することを特徴とする請求項1乃至10のいずれ
    か1項に記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像内の注目画像の
    位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段により検出される注目画像の位置の変
    化量に基づいてズーム量を検出するズーム量変更制御手
    段と、 前記位置検出手段により検出される注目画像の位置に基
    づいてズーム位置を変更するズーム位置変更制御手段
    と、を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  13. 【請求項13】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像を表示する表示
    手段と、 この表示手段に表示されている動画像上に撮影範囲を示
    すズーム枠を表示させる表示制御手段と、 前記撮像手段から順次出力される動画像内の注目画像の
    位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段により検出された注目画像の位置にズ
    ーム枠を移動するズーム位置変更制御手段と、 所望のズーム量を指定するズーム量指定手段と、 このズーム量指定手段により指定されたズーム量に基づ
    いて前記ズーム枠によるズーム量を変更するズーム位置
    変更制御手段と、を備えたことを特徴とする電子カメ
    ラ。
  14. 【請求項14】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像を表示する表示
    手段と、 この表示手段に表示されている動画像上に撮影範囲を示
    すズーム枠を表示させる表示制御手段と、 前記表示手段に表示されている動画像上の所望の位置を
    指定する位置指定手段と、 この位置指定手段により指定された位置に前記ズーム枠
    を移動するズーム位置変更制御手段と、 前記表示制御手段により動画像上に表示されているズー
    ム枠を所定時間前の画像に反映させ、該ズーム枠内の画
    像を保存記録する保存記録制御手段と、を備えたことを
    特徴とする電子カメラ。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段から順次出力される動画
    像を記憶する記憶手段を備え、 前記保存記録制御手段は、前記表示制御手段により動画
    像上に表示されているズーム枠を所定時間前に前記記憶
    手段に記憶された画像に反映させ、該ズーム枠内の画像
    を保存記録することを特徴とする請求項14記載の電子
    カメラ。
  16. 【請求項16】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像を表示する表示
    手段と、 この表示手段に表示されている動画像上に撮影範囲を示
    すズーム枠を複数表示させる表示制御手段と、 この表示制御手段により動画像上に表示されている複数
    のズーム枠の表示位置を変更するズーム位置変更手段
    と、を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  17. 【請求項17】 被写体像を順次撮像する撮像手段と、 この撮像手段から順次出力される動画像内におけるズー
    ム位置を予め設定するズーム位置設定手段と、 このズーム位置設定手段に設定されているズーム位置に
    基づいてズーム位置を順次変更するズーム位置変更制御
    手段と、 このズーム位置変更制御手段により順次変更されるズー
    ム位置の動画像を保存記録する保存記録手段と、を備え
    たことを特徴とする電子カメラ。
  18. 【請求項18】 前記ズーム位置設定手段に設定されて
    いるズーム位置の変化量に基づいてズーム量を順次変更
    するズーム量変更制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項17記載の電子カメラ。
  19. 【請求項19】 前記撮像手段から順次出力される動画
    像上の所望の位置を指定する位置指定手段を備え、 前記ズーム位置設定手段は、この位置指定手段により指
    定された位置をズーム位置として設定することを特徴と
    する請求項17又は18記載の電子カメラ。
  20. 【請求項20】 前記撮像手段から順次出力される動画
    像内の注目画像の位置を検出する位置検出手段を備え、 前記ズーム位置設定手段は、この位置検出手段により検
    出された位置をズーム位置として設定することを特徴と
    する請求項17又は18記載の電子カメラ。
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