JP2008028708A - 折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造と折り畳み型携帯情報端末 - Google Patents

折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造と折り畳み型携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で上側筐体と下側筐体の結合が無理なく容易に行われ、回転中心の位置の制約もない折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造を提供する。
【解決手段】下側フロントケース40に設けられた第1の円筒型ヒンジ41および第2の円筒型ヒンジ42と、上側フロントケース10の一端の中央部に設けられ、第2の円筒型ヒンジ42と接する部分に円筒形部を有する半円筒型ヒンジ20と、第1の連結部品60と、第2の連結部品70と、上側リアカバー30の第1の連結部品係止部とを備え、第1の円筒型ヒンジ41は、下側フロントケース側に切り欠き部を有し、第1の連結部品60は、第1の円筒型ヒンジ41の内面に嵌合し、半円筒型ヒンジ20側に突出して半円筒型ヒンジ20と係合する先端部60aと、第1の円筒型ヒンジ41の切り欠き部と係合する切り欠き部60bとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造と折り畳み型携帯情報端末に関し、特に組立のための切り欠き部を有する連結部材を片方に有する折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造と折り畳み型携帯情報端末に関する。
従来の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造(ヒンジ構造)では、組立の際に一方の筐体の両側に設けられたヒンジ部を力を加えて開く方向に撓ませて、他方の筐体のヒンジ部を連結部材を介して嵌め合わせて連結させることが行われていた。その作業には、一方の筐体のヒンジ部を撓ませる必要があるので、同時に一方の筐体自体にも変形が生ずることから、その応力によりフロントケースの軸や補助部品の固定部、およびその周辺部を破損させてしまうという弊害が発生していた。
特許文献1(特開2005−121175号公報)には、キー操作側筐体と表示側筐体とが一対のヒンジユニットにより連結される携帯電話において、表示側筐体の内側にヒンジユニットの挿入開始位置部が設けられ、キー操作側筐体の内側および表示側筐体の内側に、それぞれヒンジユニットの収納部が設けられ、ヒンジユニットが挿入開始位置部から両収納部に挿入される折り畳み型携帯情報端末のヒンジ装置が開示されている。
特開2005−121175号公報
特許文献1に記載の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ装置では、筐体のヒンジ部を撓ませる必要はないが、複数の部品から構成される2個のヒンジユニットを設ける必要がありコスト高となる。
また、簡単な構成のヒンジ装置として図7に示したような構成も採用されている。図7は従来例の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ構造の一例を示す模式的外形図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。ここでは本願発明の後述の実施形態と対応する部分には本願発明の実施形態と同じ符号を付している。下側ケースのヒンジ部の両端に第1の円筒型ヒンジ41、第2の円筒型ヒンジ42が設けられ、第1の円筒型ヒンジ41の内部に係合した円筒状の第1の連結部品60の先端部60aに、下側フロントケース40に対して傾斜させて接近させた上側フロントケース10のヒンジ部に設けた半円筒型ヒンジ20を挿入し、下側ケース用第2の円筒形ヒンジ42の開口部に上側ケース用半円筒型ヒンジ20に設けられた第2の連結部品挿入用円筒部22の開口部が整合するように上側フロントケース10を回転して結合させて、不図示の第2の連結部品を貫通させて上側フロントケース10と下側フロントケースを結合させている。
構成も簡単であり、組立も容易であるが、上側フロントケース10の半円筒型ヒンジ20の先端部を第1の連結部品60に挿入して、半円筒型ヒンジ20を回転させる際に、第1の連結部品60の先端部60aを変形させるといいう問題があった。
回転中心の位置についても、上側フロントケース10と下側フロントケースを閉じた状態での厚み方向の中間位置に設置させている場合には、先程述べた下側フロントケースの両側の円筒型ヒンジ41、42の中間付近を撓ませるという動作が困難となるため、回転部の位置が制約されることによりデザイン性が損なわれるという問題もあった。
本発明の目的は、簡単な構成で上側筐体と下側筐体の結合が無理なく容易に行われ、回転中心の位置の制約もない折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造を提供することにある。
本発明の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造は、
下部筐体の一端の両側に設けられた円筒型ヒンジと、上部筐体の一端の中央部に設けられ、片側に円筒形部が形成され反対側が半円筒形部になった半円筒型ヒンジと、下部筐体の片方の円筒型ヒンジに嵌入され、上部筐体の半円筒型ヒンジの半円筒形部と係合しており、その円筒型ヒンジから突出した先端部に、半円筒形部が軸線に垂直な方向にその先端部を通過して、その先端部に係合した位置とその先端部から外れた位置との間で移動可能とする側面の切り欠き部が形成されている第1の連結部品と、下部筐体の他方の円筒型ヒンジと上部筐体の半円筒型ヒンジの円筒形部とに挿入された第2の連結部品とを備えたことを特徴とする。
上部筐体は、上側フロントケースと上側リアカバーとから構成され、下部筐体は下側フロントケースを有し、下側フロントケースの一端の両側に設けられた第1の円筒型ヒンジおよび第2の円筒型ヒンジと、上側フロントケースの一端の中央部に設けられ、両側の端面が第1の円筒型ヒンジおよび第2の円筒型ヒンジの内側の端面と整合するように配置され、第2の円筒型ヒンジと接する部分に円筒形部を有する半円筒型ヒンジと、半円筒型ヒンジの一端と第1の円筒型ヒンジとを回転可能に保持する第1の連結部品と、半円筒型ヒンジの他端と第2の円筒型ヒンジとを回転可能に保持する第2の連結部品と、上部筐体の上側リアカバーに設けられた第1の連結部品係止部とを備え、第1の円筒型ヒンジは、下側フロントケース側に切り欠き部を有し、第1の連結部品は、第1の円筒型ヒンジの内面に嵌合し、半円筒型ヒンジ側に突出する先端部と第1の円筒型ヒンジの切り欠き部と係合する切り欠き部とを有してもよい。
第2の連結部品が装着されていない状態で、上側フロントケースと下側フロントケースとが開いた状態で相互のヒンジ部を近接させ、上側ケース用半円筒型ヒンジの断面先端を第1の連結部品の切り欠き部により細くなった部分通して押し込んで、上側ケース用半円筒型ヒンジの内面を第1の連結部品の先端部の外面に係合させ、第2の連結部品を上側ケース用半円筒型ヒンジの円筒形部を経由して第2の円筒型ヒンジの穴部に挿入し、リアカバーをフロントケースに取り付けて第1の連結部品係止部を第1の連結部品の先端部と整合させることによって、上側筐体と下側筐体とは回転可能に係合して回転式連結構造が完成してもよい。
本発明の折り畳み型携帯情報端末は、
上述の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造を備える。その折り畳み型携帯情報端末が折り畳み型携帯電話であってもよい。
本発明の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造では、上側ケース用半円筒型ヒンジの内面を下側ケース用第1の円筒型ヒンジに固定された第1の連結部材の外面に同一軸線となるように係合させる際に、第1の連結部材に切り欠き部が設けられているので、上側ケース用半円筒型ヒンジの端部を切り欠き部によって細くなった部分を経由して挿入することができる。それによって上側ケース用半円筒型ヒンジの端部や第1の連結部材の先端部に無理な力を加えることなく上側フロントケースと下側フロントケースとを結合させることができ、回転中心の位置が制約されることもない。
本発明の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造では、上側ケース用半円筒型ヒンジの内面を下側ケース用第1の円筒型ヒンジに固定された第1の連結部材の外面に同一軸線となるように係合させる際に、上側ケース用半円筒型ヒンジの端部や第1の連結部材の先端部に無理な力を加えることなく上側フロントケースと下側フロントケースとを結合させることができるという効果がある。これは、第1の連結部材に切り欠き部が設けられているので、上側ケース用半円筒型ヒンジの端部を切り欠き部で細くなった部分を経由して挿入することができ、特別な力を加えることなく容易に上側ケース用半円筒型ヒンジを下側ケース用第1の円筒型ヒンジに固定された第1の連結部材に係合させることができるからである。
また、このような構成とすることにより、挿入部を変形させて間隔を広げたりする必要がないので、回転中心の位置が制約されることもなく、デザイン性が損なわれることもないという効果がある。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の回転式連結構造(以後ヒンジ構造と略称する)を有する折り畳み型携帯情報端末の分解斜視図であり、図2は本発明の実施の形態のヒンジ構造を構成する第1の連結部品の外形図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は下面図、(d)は右側面図、(e)は正面図、(f)は背面図である。図3は折り畳み型携帯情報端末の上側フロントケースと下側フロントケースをヒンジ構造で組み合わせた状態の斜視図であり、図4は上側フロントケースと下側フロントケースとのヒンジ部を組み合わせ始めた状態を示す模式的側面断面図であり、図5は上側フロントケースと下側フロントケースとのヒンジ部が組み合わさった状態を示す模式的側面断面図であり、図6は下側フロントケースに上側フロントケースを重ね、上側リアカバーを取り付けた状態の模式的側面断面図である。ここでは折り畳み型携帯情報端末を折り畳み型携帯電話を例として説明するが、本願発明は折り畳み型携帯電話に限定されるものではなく、筐体が折り畳み可能な情報端末に広く適用できる。
本発明の実施の形態の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ構造について組み立て前の構成と組み立て後の構成について、組み立ての過程を加えて説明する。
折り畳み型携帯情報端末1は、上側フロントケース10と上側リアカバー30とからなる上部筐体と、下側フロントケース40と下側リアカバー50とからなる下部筐体とを有し、上部筐体と下部筐体とは両筐体の一端に設けられたヒンジ構造より回転可能に結合されていて、上部筐体と下部筐体とを折り畳みと開放の状態とすることができる。上部筐体と下部筐体とはプラスチックや金属などの材料にて構成される。後述のように、下側リアカバー50は設けられずに、下側フロントケースのみで下側筐体が形成されている場合もある。
ヒンジ構造は、上側フロントケース10の一端に設けられた上側ケース用半円筒型ヒンジ20、上側リアカバー30に設けられた上側ヒンジカバー31と第1の連結部品係止部32、下側フロントケース40の一端の左右に設けられた下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41と下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42、下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41と下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42との間の下側フロントケース40に設けられた下側ケース用ヒンジ凹面43、および、第1の連結部品60と第2の連結部品70とから構成される。
上側ケース用半円筒型ヒンジ20は、下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42と接する側に設けられた第2の連結部品挿入用円筒部22の部分で上側フロントケース10本体と連接しており、半円筒部は第2の連結部品挿入用円筒部22から同一の径で延びている。
下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41と下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42は、下側ケース用ヒンジ凹面43を挟んで下側フロントケース40の一端の両側に設けられており、その間に上側ケース用半円筒型ヒンジ20が整合する。下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41は、下側フロントケース40側に開口を有するC字型の筒形の構造となっており、下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42は、内部に第2の連結部品70の先端が挿入可能な構造となっている。
第1の連結部品60は、図2に示すように、側面に切り欠き部60bを有する筒形となっており、下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41の内部に嵌入され、先端部60aが露出していて、先端部60aの外面は上側ケース用半円筒型ヒンジ20の内面と整合する。
第2の連結部品70は、上側フロントケース10と下側フロントケース40との係合時に、上側ケース用半円筒形ヒンジ20の一端にある第2の連結部品挿入用円筒部22を貫通して下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42の内部に貫入されて、上側ケース用半円筒形ヒンジ20と下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42とを同軸で回転可能に保持する。
次に、実施の形態の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ構造の組み立てについて説明する。折り畳み型携帯情報端末1のヒンジ構造の組み立てにおいては、まず図1に示される上側フロントケース10、下側フロントケース40、第1の連結部品60、および第2の連結部品70を準備する。上側フロントケース10には上側ケース用半円筒型ヒンジ20が一体に設けられており、上側ケース用半円筒型ヒンジ20の両端部にはそれぞれ、第1の連結部品60の先端部60aと係合する第1の連結部品接触部21と、第2の連結部品70が挿入される第2の連結部品挿入用円筒部22とが設けられている。
下側フロントケース40のヒンジ構造側端面の中央部には、上側フロントケース10の上側ケース用半円筒形ヒンジ20の凸形の外面と当接する下側ケース用ヒンジ凹面43が設けられており、その両側にはそれぞれ、下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41と下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42とが設けられている。
下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41の内径部に、第1の連結部品60が、切り欠き部60bが下側ケース用第1の円筒型ヒンジ41の切り欠き部と一致するように嵌入され、先端部60aが下側ケース用ヒンジ凹面側に露出する。
図4に示すように、下側フロントケース40に対して上側フロントケース10を開いた状態となるように保持し、上側ケース用半円筒型ヒンジ20の外面が下側ケース用ヒンジ凹面43と整合するように上側フロントケース10のヒンジ部を押し上げる。第1の連結部品60には切り欠き部60bが設けられているので、上側ケース用半円筒型ヒンジ20の先端部は、第1の連結部品60の先端部60aの切り欠き部60bによって細くなった部分を通過して前進する(図4においてD>d)。最終的に、図5に示すように、上側ケース用半円筒型ヒンジ20の第1の連結部品接触部21が第1の連結部品60の先端部60aと接触して上側フロントケース10と下側フロントケース40とのヒンジ部が組み合わされる。
次に、第2の連結部品70を上側ケース用半円筒型ヒンジ20の軸方向中央の開放側から第2の連結部品挿入用円筒部22に挿入し、さらに下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42の開口部まで貫入させて固定する。それによって、上側ケース用半円筒型ヒンジ20は、第1の連結部品60および第2の連結部品70を軸として下側フロントケース40に対して回転可能に連結され、上側フロントケース10が下側フロントケース40に対し開閉動作が可能となる。
この状態から、上側フロントケース10、および下側フロントケース40に対して、それぞれ上側リアカバー30、および下側リアカバー50を爪嵌合構造などを用いて組み合わせる。それによって上部筐体と下部筐体とを有する折り畳み型携帯情報端末1が完成する。図6に示すように、上側リアカバー30に設けられた第1の連結部品係止部32には、上フロントケース10に設けられた上側ケース用半円筒型ヒンジ20の第1の連結部品接触部21と同じ径の凹部が設けられている。上側リアカバー30を上側フロントケース10と組み合わされることにより、上側筐体のヒンジ部の内面は広い範囲で第1の連結部品60の先端部60aの外面と当接する。それによって上部筐体と下部筐体とは円滑に回転摺動する。
次に、本発明の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ構造の基本構成となる上側フロントケース10、下側フロントケース40、第1の連結部品60の組み合わせ方法についてさらに詳細に説明する。まず、下側フロントケース40の下側ケース用第1の円筒形ヒンジ41の内径部に第1の連結部品60を嵌め込み、先端部60aがその内径部より突出した状態とする。この時、第1の連結部品60の挿入された部分、および下側フロントケース40の下側ケース用第1の円筒形ヒンジ41の内形は図2に示すように円形ではなく、相互の回転が行われないように切り欠き部を有するC字型の形状となっている。
次に、図3に示すように上側フロントケース10と下側フロントケース40とを開いた状態でそれぞれのヒンジ部を近接させる。上側フロントケース10と下側フロントケース40との円筒部の回転軸を平行に保った状態で、上側ケース用半円筒型ヒンジ20を下側ケース用ヒンジ凹面43に近接するように移動させる。図3、および図4に示すように、第1の連結部品60の先端部60aに設けられた切り欠き部60bと下側ケース用ヒンジ凹面43との間にできた空間に、上側ケース用半円筒型ヒンジ20の第1の連結部品接触部21を潜り込ませる。最終的に、図5に示すように双方の軸線を合わせ嵌め合わせる。
その状態で、第2の連結部品70を上側ケース用半円筒型ヒンジ20の軸方向中央の開放側から第2の連結部品挿入用円筒部22に挿入し、さらに下側ケース用第2の円筒型ヒンジ42の開口部まで貫入させて固定する。回転軸を中心として上側フロントケース10と下側フロントケース40を閉じて図6に示す状態とし、上側フロントケース10に上側リアカバー30を組み合わせる。それによって、第1の連結部品60の先端部60aが収まっている上側ケース用半円筒型ヒンジ20の切り欠かれている部分を覆うように、上側ヒンジカバー31の内部に設けられている第1の連結部品係止部32が係合する。その状態で上側フロントケース10を下側フロントケース40に対し回転させると、上側ケース用半円形型ヒンジ20と上側リアカバー30の第1の連結部品係止部32により形成される円筒形状の内壁面に沿って第1の連結部品60の先端部60aの外面が滑動する。
最後に、下側フロントケース40にも下側リアカバー50を組み合わせることにより、折り畳み型携帯情報端末1の形態となる。本発明の実施の形態では、下側フロントケース40についても下側リアカバー50を取り付けることとしているが、下側フロントケース40の回転軸周辺に、上側のケースが回転してある一定の角度に開いた状態を保持するための係止形状がある場合は、折り畳み型携帯情報端末1としての機能上の必要がない限り特に下側リアカバー50を設ける必要はない。
本発明の実施の形態の回転式連結構造(以後ヒンジ構造と略称する)を有する折り畳み型携帯情報端末の分解斜視図である。 本発明の実施の形態のヒンジ構造を構成する第1の連結部品の外形図であり、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は下面図、(d)は右側面図、(e)は正面図、(f)は背面図である。 折り畳み型携帯情報端末の上側フロントケースと下側フロントケースをヒンジ構造で組み合わせた状態の斜視図である。 上側フロントケースと下側フロントケースとのヒンジ部を組み合わせ始めた状態を示す模式的側面断面図である。 上側フロントケースと下側フロントケースとのヒンジ部が組み合わさった状態を示す模式的側面断面図である。 下側フロントケースに上側フロントケースを重ね上側リアカバーを取り付けた状態の模式的側面断面図である。 従来例の折り畳み型携帯情報端末のヒンジ構造の一例を示す模式的外形図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 折り畳み型携帯情報端末
10 上側フロントケース
20 上側ケース用半円筒型ヒンジ
21 第1の連結部品接触部
22 第2の連結部品挿入用円筒部
30 上側リアカバー
31 上側ヒンジカバー
32 第1の連結部品係止部
40 下側フロントケース
41 下側ケース用第1の円筒型ヒンジ
42 下側ケース用第2の円筒型ヒンジ
43 下側ケース用ヒンジ凹面
50 下側リアカバー
60 第1の連結部品
60a 先端部
60b 切り欠き部
70 第2の連結部品

Claims (5)

  1. 下部筐体の一端の両側に設けられた円筒型ヒンジと、
    上部筐体の一端の中央部に設けられ、片側に円筒形部が形成され反対側が半円筒形部になった半円筒型ヒンジと、
    前記下部筐体の片方の前記円筒型ヒンジに嵌入され、前記上部筐体の前記半円筒型ヒンジの前記半円筒形部と係合しており、該円筒型ヒンジから突出した先端部に、前記半円筒形部が軸線に垂直な方向に該先端部を通過して、該先端部に係合した位置と該先端部から外れた位置との間で移動可能とする側面の切り欠き部が形成されている第1の連結部品と、
    前記下部筐体の他方の円筒型ヒンジと前記上部筐体の前記半円筒型ヒンジの前記円筒形部とに挿入された第2の連結部品と、を備えた折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造。
  2. 請求項1に記載の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造において、
    前記上部筐体は、上側フロントケースと上側リアカバーとから構成され、前記下部筐体は下側フロントケースを有し、
    前記下側フロントケースの一端の両側に設けられた第1の円筒型ヒンジおよび第2の円筒型ヒンジと、
    前記上側フロントケースの一端の中央部に設けられ、両側の端面が前記第1の円筒型ヒンジおよび第2の円筒型ヒンジの内側の端面と整合するように配置され、前記第2の円筒型ヒンジと接する部分に円筒形部を有する半円筒型ヒンジと、
    前記半円筒型ヒンジの一端と前記第1の円筒型ヒンジとを回転可能に保持する第1の連結部品と、
    前記半円筒型ヒンジの他端と前記第2の円筒型ヒンジとを回転可能に保持する第2の連結部品と、
    前記上部筐体の上側リアカバーに設けられた第1の連結部品係止部とを備え、
    前記第1の円筒型ヒンジは、前記下側フロントケース側に切り欠き部を有し、
    前記第1の連結部品は、前記第1の円筒型ヒンジの内面に嵌合し、前記半円筒型ヒンジ側に突出する先端部と前記第1の円筒型ヒンジの前記切り欠き部と係合する切り欠き部とを有する、折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造。
  3. 請求項2に記載の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造において、前記第2の連結部品が装着されていない状態で、前記上側フロントケースと前記下側フロントケースとが開いた状態で相互のヒンジ部を近接させ、前記上側ケース用半円筒型ヒンジの断面先端を前記第1の連結部品の前記切り欠き部により細くなった部分を通して押し込んで、前記上側ケース用半円筒型ヒンジの内面を前記第1の連結部品の前記先端部の外面に係合させ、前記第2の連結部品を前記上側ケース用半円筒型ヒンジの前記円筒形部を経由して前記第2の円筒型ヒンジの穴部に挿入し、前記リアカバーを前記フロントケースに取り付けて前記第1の連結部品係止部を前記第1の連結部品の前記先端部と整合させることによって、前記上側筐体と前記下側筐体とは回転可能に係合して回転式連結構造が完成する、折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の折り畳み型携帯情報端末の回転式連結構造を備えた折り畳み型携帯情報端末。
  5. 請求項4に記載の折り畳み型携帯情報端末において、該折り畳み型携帯情報端末が折り畳み型携帯電話である、折り畳み型携帯情報端末。
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