JP2008028684A - 画像読取装置、画像処理装置、画像形成装置、スジ画像検出方法、画像処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像処理装置、画像形成装置、スジ画像検出方法、画像処理方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】読み取る画像の中から縦スジ画像を自動で精度よく検知する画像読取装置を提供する。縦スジ画像を検知したときに操作者に清掃を促すことや画像処理を行うことなどの何らかの手段によって縦スジ画像を消去する。縦スジ画像を検知したときに画像の有彩領域判定及び原稿の有彩原稿判定を精度よく行う。
【解決手段】互いに異なる色に対して反応のピークがあるCCDを備える画像読取部1が読み取った画像の各々についてスジ画像検知部2がスジピーク画素を抽出し、1つのCCDのみでスジピーク画素判定された画素をスジ画像候補とし、それが副走査線方向に所定の値以上続いたものをスジ画像として検知する。スジ画像はスジ画像補正部3で補正して消去する。また、スジ画像のある領域は画像処理部4で有彩領域判定せず、スジ画像が検出された原稿も有彩原稿判定しないように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿を移動させながら画像を読み取る画像読取装置、画像処理装置、画像形成装置、スジ画像検出方法、画像処理方法、プログラム及び記録媒体に関し、読み取り画像にスジ画像が発生しているか否かを判定し、さらには原稿が有彩原稿か否かを判定する技術に関する。
従来から、コピー機やファクシミリ装置の画像読取の際に原稿を移動させ、光学系を固定して読み取るシートスルータイプの自動原稿送り装置(ADF: Automatic Document Feeder)がある。これは、ADF上に原稿を載置して自動的に画像を読み取ることで、一枚一枚原稿をコンタクトガラス上に載せ替えるといった煩わしさを解消できるものである。
また、多数枚の原稿を読み取るときは、給紙部に配置された原稿が自動的に給紙されていき、なおかつ読み取り光学系が副走査方向に往復運動を行わないため、全ての原稿を読み取るまでの時間が短縮されるという利点がある。
図3と図4は、シートスルータイプのADFを模式的に表したものである。
イメージスキャナをシートスルー用コンタクトガラス321下部に固定し、ADFによってシートスルー用コンタクトガラス321上を原稿sが移動することにより画像を読み取ることが行われている。つまり、光学系を固定し原稿を移動しながら読み取る、いわゆる流し読み方式で行われる。
原稿を移動させながら画像を読み取る画像読取装置(ADFを利用した画像読取装置)においては、光路上に塵や埃が存在すると、その読取原理に起因して、読取画像に縦スジ(DFスジ)が発生する問題がある。このような画像読取装置を備えた複写機においては、読取画像に縦スジが発生した場合、最終的な紙出力にも、原稿にはない縦スジが転写されてしまう。
フルカラー画像読取装置の場合は、図7に示すような3つのラインCCDを読取センサとして使用する方法が広く用いられている。3つのラインCCDはそれぞれ、RGBの3信号の読取に割り当てられている。シートスルー用コンタクトガラス321の上に塵などの小さなゴミが載った場合、RGBの信号を読み取る3つのラインCCDに到る光路のうちいずれか1つをゴミが遮ることがあり、これがDFスジの原因となる。
例えば、G信号の光路に黒いゴミが存在する場合は、白紙原稿を読み取った場合でも、Gの補色であるマゼンタ色のDFスジが読み取られてしまう。したがって、このようなDFスジが発生した場合、操作者に早期に清掃を促したり、又は、画像処理で自動的にスジを消したりしたいという要求がある。
そのためには、自動的にDFスジを検知する必要があるが、このDFスジを検知しようとした場合、副走査方向に連なる細線をDFスジとして検出することが考えられるが、単純に副走査方向に連続性のある細線をDFスジとして検知してしまうと、一般原稿において意図的に描かれている細線についても誤検知してしまう可能性がある。
上述のような自動的にDFスジを検知する画像読取装置としては、従来から特許文献1のような装置が知られている。ここに開示される発明は、原稿を移動させながら画像を読み取るフルカラー画像読取装置において、色に対する反応のピークが異なる複数のセンサを備え、各色毎にスジ画像を検出する画像読取装置である。この装置は、各色毎の検出結果として、いずれか1つでもスジ画像を検出した場合には、スジ画像が発生していると認識する。
デジタルカラー複写機などの画像形成装置においては、画像読取装置から読み込んだ画像について、各画像領域を、文字領域か絵柄領域か、有彩領域か無彩領域か等を判定する像域分離装置を有するものがある。特に文字の中でも黒文字については、黒文字はCMYKの4版を使って出力すると、プロッタに微小な版ズレがあっても、文字の判読性が著しく落ちてしまう。
したがって、黒文字についてはK単色データにて出力する処理が広く一般的に行われている(この処理のことを黒文字処理と呼ぶ)。また、黒文字処理を行わないにしても、黒文字部の墨量を多くすることにより、黒文字判読性を高めている。
このような処理を行う画像形成装置の場合、有彩画素判定を誤ると原稿の黒文字部をK版単色で打たず、逆に色文字をK版単色で打つなど、著しい画質劣化を生じさせてしまう。したがって、この像域分離判定装置の色判定精度を上げることが求められている。
また、カラー複写機におけるフルカラーコピーモードの作像プロセスはCMYKの4つの基本色に関するコピープロセスを実行し、それらの色を一枚の転写紙上にコピーする。また、単色コピーモードのコピープロセスを実行する場合には、1回のコピープロセスで1色の画像を転写紙上にコピーする。
したがって、この種の複写機においては、フルカラーモードと単色モードでは、使用するトナーの量が大きく異なり、複写機の利用者が複写に要するコストも大きく変わる。また、そのモードによっては、転写紙に複写される画像は大きく異なるため、利用者はカラーモードと単色モードの切り換えに注意を払う必要があり、原稿の種類に応じてコピーモードを適宜切り換える操作を行わなければならない。
この種のモード切り替えの煩わしさを解消するために、例えば、特許文献2が開示する従来技術においては、原稿が有彩原稿か無彩原稿かを自動的に識別し、その識別結果に応じて複写機の動作モードを自動的に切り換える技術(自動カラー判別:ACS)が知られている。
しかし、この自動カラー判別が誤判定を起こしたとき、特に白黒原稿を有彩原稿として誤判定したときには、コピー出力はCMYKの4版で印刷され、転写紙に複写される画像が操作者の期待する画像と大きく異なるだけではなく、複写に要するコストと時間も大きくなるため、自動カラー判別の判定精度を上げることが求められている。
以上のように、有彩画素判定や自動カラー判定の精度を上げることが求められているが、フルカラー画像読取装置において、シートスルー用コンタクトガラス321の上に塵などの小さなゴミが載ってDFスジが発生した場合は、RGBの信号を読み取る3つのラインCCDに到る光路のうちいずれか1つをゴミが遮っていることが多い。
前述のとおり、例えばG信号の光路に黒いゴミが存在する場合は、白紙原稿を読み取った場合でも、Gの補色であるマゼンタ色のDFスジが読み取られてしまう。3つのラインCCDの光路において、同じ位置で同じように、ゴミが光路を遮ることは非常に稀であるため、ほとんどの場合DFスジ画像には色がついている。
これが無彩原稿に発生した場合には、DFスジを有彩領域と認識してしまい、自動カラー判別の誤判定を起こしてしまうことがある。また、図6のように、DFスジが原稿の黒文字を横切った場合、黒文字部とDFスジの交点が有彩領域と判定され、コピー出力の黒文字部が色付いてしまうことがある。
このような著しい画像劣化を防ぐためには、上述のようにDFスジを自動的に検知して、検知結果に応じて、DFスジが発生した領域には自動カラー判別を禁止すればよい。
指定領域の自動カラー判別を禁止する従来技術としては、特許文献3に開示されるカラー画像形成装置が知られている。この従来装置は、有彩領域以外は自動カラー判別を禁止する信号を発生するものである。
特開2004−297302号公報 特開昭63−107274号公報 特開平6−14205号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術は、各色毎にスジ画像を検出する読取装置を提供するだけであって、複数の色を見て、1つの色においてスジ画像があった場合にのみ、塵や埃に基づくスジ画像と判定する新規方法については述べていないという問題点がある。
また、特許文献2及び3に開示される技術は、自動カラー判別に関するものだけに留まり、自動でスジ画像を検出して補正する技術に関しては述べていないという問題点がある。
そこで、本発明は、読み取る画像の中から縦スジ画像を自動で精度よく検知する画像読取装置を提供することを目的とする。
また、縦スジ画像を検知したときに、操作者に清掃を促すことや、画像処理を行うことなどの、何らかの手段によって、縦スジ画像を消去することも目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の本発明は、読取部を固定し原稿を移動させながら前記原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記読取部は、互いに異なる色に反応のピークがある複数のセンサを有し、前記複数のセンサが読み取る各画像の主走査方向への濃度変化率を計算する濃度変化率計算手段と、前記濃度変化率計算手段によって計算された主走査方向濃度変化率について、注目画素から所定の値分だけ離れた画素と前記注目画素との間の濃度変化率が、順方向と逆方向のいずれも所定の第1のしきい値以上であれば、前記注目画素をスジピーク画素と判定するスジピーク画素判定手段と、前記複数のセンサによって読み取られた各画像のうち、ある1つのセンサで読み取られた画像の注目画素が前記スジピーク画素判定手段によってスジピーク画素判定され、なおかつ前記ある1つのセンサ以外の全てのセンサによって読み取られた各画像の前記注目画素が前記スジピーク画素判定手段によってスジピーク画素判定されないとき、前記注目画素をスジ画素候補と判定するスジ画素候補判定手段と、前記スジ画素候補が副走査方向に連続している画素数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数された数値が所定の第2のしきい値を超えたときに、スジ画像が発生していると判断するスジ画像検出手段と、を有することを特徴とする画像読取装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記スジ画素候補判定手段は、判定時に注目画素の濃度が所定の第3のしきい値よりも大きいことを判定の条件とすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置において、前記スジ画像検出手段によってスジ画像が検出されたときに、その旨を操作者に警告する警告手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置を有する画像処理装置であって、前記スジ画像検出手段によってスジ画像が検出されたときに、スジ画像として検出された画素を、該画素周辺の画素に置き換える置換手段を有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置を有する画像処理装置であって、読み取る画像が有彩領域にあるか否かを判定する有彩領域判定手段を有し、前記有彩領域判定手段は、前記スジ画像検出手段によってスジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果を、無彩に置き換えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記有彩領域判定手段によって、前記スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果が、無彩に置き換えられたあとで、原稿が有彩原稿か否かを判定する有彩原稿判定手段を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置を有する画像形成装置であって、該画像読取装置から出力された画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することで画像形成を行う画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項8記載の発明は、請求項4から6のいずれか1項記載の画像処理装置を有する画像形成装置であって、該画像処理装置から出力された画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することで画像形成を行う画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項9記載の発明は、読取部を固定し原稿を移動させながら前記原稿の画像を読み取る画像読取装置のスジ画像検出方法であって、互いに異なる色に反応のピークがある複数のセンサによる画像読取ステップと、前記複数のセンサで読み取った各画像の主走査方向への濃度変化率を計算する濃度変化率計算ステップと、前記濃度変化率計算ステップで計算された主走査方向濃度変化率について、注目画素から所定の値分だけ離れた画素と前記注目画素との間の濃度変化率が、順方向と逆方向のいずれも所定の第1のしきい値以上であれば、前記注目画素をスジピーク画素と判定するスジピーク画素判定ステップと、前記複数のセンサによって読み取られた各画像のうち、ある1つのセンサで読み取られた画像の注目画素が前記スジピーク画素判定ステップによってスジピーク画素判定され、なおかつ前記ある1つのセンサ以外の全てのセンサによって読み取られた各画像の前記注目画素が前記スジピーク画素判定ステップによってスジピーク画素判定されないとき、前記注目画素をスジ画素候補と判定するスジ画素候補判定ステップと、前記スジ画素候補が副走査方向に連続している画素数を計数する計数ステップと、前記計数ステップにより計数された数値が所定の第2のしきい値を超えたときに、スジ画像が発生していると判断するスジ画像検出ステップと、を有することを特徴とするスジ画像検出方法である。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のスジ画像検出方法において、前記スジ画像検出ステップによってスジ画像が検出されたときに、その旨を操作者に警告する警告ステップを有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9記載のスジ画像検出方法を含む画像処理方法であって、前記スジ画像検出ステップによってスジ画像が検出されたときに、スジ画像として検出された画素を、該画素周辺の画素に置き換える置換ステップを有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項9記載のスジ画像検出方法を含む画像処理方法であって、読み取る画像が有彩領域にあるか否かを判定する有彩領域判定ステップを有し、前記有彩領域判定ステップは、前記スジ画像検出ステップによってスジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果を、無彩に置き換えるステップを含むことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の画像処理方法において、前記有彩領域判定ステップによって、前記スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果が、無彩に置き換えられたあとで、原稿が有彩原稿か否かを判定する有彩原稿判定ステップを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項9又は10記載のスジ画像検出方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項15記載の発明は、請求項11から13のいずれか1項記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項16記載の発明は、請求項14又は15記載のプログラムを、コンピュータが読取可能な形式で記録していることを特徴とする記録媒体である。
本発明の画像読取装置によれば、読み取る画像の中から縦スジ画像を精度よく検知することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
以下の本実施形態の説明でRGB、CMYKと略称されるものは、それぞれ、赤、緑、青、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのことである。
(全体構成)
図1は、本実施形態のデジタル式フルカラー画像処理装置及び画像形成装置の概略構成を示したブロック図である。
画像読取部1は、原稿7からRGB(Red, Green, Blue)に色分解した画像データを読み取り、この画像データ(アナログ信号)をデジタルデータに変換して、スジ画像検知部2へ出力する。
スジ画像検出部2は、画像読取部1が読み取った画像データにスジ画像が含まれているかどうかを検知して、検知した場合にはコントローラ6に、検知信号を送る。
スジ画像補正部3は、コントローラ6からスジ画像補正信号を受け取って、補正しろという信号の場合は、スジ画像検知部2でスジ画像として検知した画素の補正を行う。
画像処理部4は、スジ画像補正後の画像データに対して、画像領域を文字領域と絵柄領域、有彩領域と無彩領域などに分別する像域分離処理、像域分離処理に基づいて適切な強調フィルタや平滑フィルタをかけるフィルタ処理、RGB画像をCMYK画像に変換する色補正処理などを行い、最終的なコピー画像8として最適になるような画像処理を行う。
プロッタ5は、コントローラ6の指示に応じて、画像処理部4から出力されるCMYKの作像信号を受け取り、面順次で作像を行う。
コントローラ6は、画像読取部1に原稿7の読み取り開始と終了の命令を出したり、プロッタ5にコピー画像8の印刷開始と終了の命令を出したり、スジ画像検知部2がスジ画像を検知したときに、スジ画像補正部3で補正を行うか否かの指令を出したりする。
従来から、複写機等の画像読取装置は、原稿を読み取る画像読取装置の読取部と原稿とを、相対的に動かすことによって原稿の画像全体を読み取っている。これは、画像を高解像度で読み取ること及び画像読取装置を小型化することのために、画像読取センサとして1次元センサを採用しているからである。
この1次元センサを用いた画像の読み取り方式の種類は、原稿を移動させて読取部を固定しておく方式と、原稿を止めておき読取部を移動させる方式との2種類に大別される。
始めに、画像読取面に原稿を手動で置き、読取部を移動させて画像を読み取る方式について図2を参照しながら説明する。
この方式の場合は、まず操作者が原稿21を、コンタクトガラス22の上に手動で置き、厚板23で固定する。その後、ミラー、光源を含む読み取り光学系24が副走査方向に等速で移動していくことにより、1次元センサを用いて2次元の原稿画像全体を読み取る。原稿画像の反射光は、ミラーをいくつか経て、レンズ25を介してCCD(電荷結合素子)26に絞り込まれる。
次に、読取部を固定して自動的に原稿を供給するとともに原稿を移動し続けて原稿の画像を読み取る方式(いわゆる「流し読み方式」)について説明する。
この場合は、原稿を移動させ、光学系を固定して読み取るシートスルータイプの自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder ADFと略称する。)が必要になる。
本実施形態における画像読取方式であるADFについて、図3及び図4を参照しながら説明する。
ドキュメントフィーダ330は、分離ローラ337等の給紙・分離機構を含む給紙部a、読取搬送部b、排紙部cを備え、ドキュメントフィーダ使用時、シートスルー方式で原稿Sを先頭頁より所定の線速でシートスルー用コンタクトガラス321上の読取位置へ搬送し、その後、圧板コピー用ガラス322上方の排紙部cへ搬送する原稿搬送経路を有する。
給紙部aには、シート状の原稿を積み重ねた状態で収容する原稿テーブル331が配置されており、この部分には原稿テーブル331に原稿Sがセットされたことを検知する原稿セットセンサ332、原稿サイズを検知するためのレジストセンサ333を有し、原稿テーブル331に収容された最上位の原稿に当接し、その原稿を給紙するための呼出コロ334、原稿テーブル331に収容された原稿Sの給紙方向側を持ち上げて呼出コロ334に最上位の原稿Sが当接する位置まで上昇する加圧板335、原稿Sのセット基準となるストッパ336などを有する。
このような構成により、ドキュメントフィーダを使用するとき、前記原稿セットセンサ332が原稿セットを検知すると、加圧板335が図示しない底板上下用モータの駆動で上昇し、呼出コロ334は加圧板335上の原稿上面に当接して押し上げられ、前記給紙位置センサがこの呼出コロ334を検知することによって給紙適正位置(加圧板335の上昇位置)を決定する。
また、分離ローラ337の上側ローラは図示しない給紙モータにより給紙方向に駆動され、分離ローラ337の下側ローラは給紙方向と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿に対してその下の原稿Sを分離して最上位の原稿のみを給紙する分離動作を行うように構成されている。
読取搬送部bには、搬送ローラ338、白色ガイド339、マイラ340、圧板341、図示しない搬送ベルト駆動ローラなどを備える。搬送ローラ338は、前記給紙モータにより駆動され、原稿分離後に搬送されてきた原稿を読取位置へ搬送する。
マイラ340は原稿をシートスルー用コンタクトガラス321へ案内する役割をする。
白色ガイド339は、シートスルー用コンタクトガラス321の上方に配置され、シートスルー用コンタクトガラス321との間に所定の隙間を設け、かつ光量を確保するためにある。圧板341は、前記搬送ベルト駆動ローラにゴムや布製の無端ベルト(搬送ベルト)が掛け渡されたものであり、図示しない搬送モータ(例えば、ステッピングモータにて構成)で搬送ベルト駆動ローラを駆動することによって搬送ベルトが回転駆動されるように構成されている。
排紙部cには、上排紙ガイド342、下排紙ガイド343、排紙ローラ344、排紙トレイ(外装カバーを兼ねる)345、図示しない排紙センサ(例えば、光学式反射形センサにて構成)、排紙モータ(例えば、ステッピングモータにて構成)などを備え、ドキュメントフィーダで原稿を送った後、排紙トレイ345に排出する。
スキャナは、圧板モード(スキャン方式の動作モード)では圧板コピー用コンタクトガラス322上のセット基準にしたがって載置された原稿に、圧板コピー用ガラス322下方の光源324から光を照射するとともに、スキャナモータにより駆動されて副走査方向に順次移動しながら1ライン単位で原稿からの散乱光を、レンズ325を介してCCDラインセンサ326の受光面に結像し、原稿画像情報が画像処理部により画像処理されてプリンタ部300に出力される。なお、圧板モード時、原稿は画像面を下にし、スケール327のセットポジション側に当接するようにセットされる。
一方、ドキュメントフィーダ使用時(シートスルー方式の動作モード)では、スキャナはシートスルー用コンタクトガラス321上の読取位置に搬送される原稿Sに対し、シートスルー用コンタクトガラス321下方の光源324から光を照射し、スキャナモータを駆動せず、光学系は静止状態で、ドキュメントフィーダにより原稿Sを搬送しながら、1ライン単位で原稿からの反射光をミラー323及びレンズ325を介してCCDラインセンサ326の受光面に結像し、原稿画像情報が画像処理部4により画像処理されてプロッタ5に出力される。すなわち、スキャナ部の光学系はシートスルー用ガラス321の読取位置下方に停止し、原稿が搬送されることにより画像読取を行っている。
以上で、図3と4を参照しながら行った本実施形態のADFについての説明を終える。
(スジ画像検出の原理)
前述したとおり、このようなシートスルータイプのADFを使用したときには、光路上に塵や埃が存在すると、読取画像に縦スジ(DFスジ)が発生してしまう。
フルカラー画像読取装置に場合は、図7に示すような3つのラインCCDを読取センサとして使用する方法が広く用いられており、3つのラインCCDはそれぞれ、RGBの3信号の読み取りに割り当てられている。
シートスルー用コンタクトガラス321の上に塵などの小さなゴミが載った場合、RGBの信号を読み取る3つのラインCCDに到る光路のうち、いずれか1つをゴミが遮ることがある。これがDFスジの原因となる。例えば、G信号の光路に黒いゴミが存在する場合は、白紙原稿を読み取った場合でも、Gの補色であるマゼンタ色のDFスジが読み取られてしまう。
副走査方向に連なる細線をDFスジの候補として検出すればよいが、単純に副走査方向に連続性のある細線をゴミにより発生したDFスジとして検知してしまうと、一般原稿において意図的に描かれている細線についてもDFスジとして誤検知してしまう可能性がある。
本発明は、DFスジと一般原稿において意図的に描かれている細線とを、それぞれの分光特性に着目して分別するものである。
続いて、DFスジと、一般原稿において意図的に描かれている細線の分光特性の違いについて、図9から図13の各図を用いて説明する。
図9は、本実施形態のCCDの分光感度特性である。フルカラー画像読取装置で使用される3ラインCCDは、RGBの各色に感度のピークが存在するが、感度の波長依存性は輝線スペクトルのように鋭いピークを持っているわけではなく、ある程度の広い幅を持っている。
図9を見ても分かるとおり、RGBの各色にピークを持つCCDの感度は、ピークの裾の方で重なりを持っている。つまり、可視光のほとんどの波長領域にある色は、RGBの3つのCCDのうち、少なくとも2つ以上のCCDに感度がある。
また、原稿を印刷するCMYインクについても、RGBの純粋な補色であれば、図10のような理想的な分光スペクトルとなるはずであるが、現実に使用されているインクの分光スペクトルを測定すると、図11のようなスペクトルとなっている。したがって、理想的な感度を持つCCDがあったとしても、2つ以上のCCDに、ある程度の感度があることになる。
実際に副走査方向に平行なシアン細線が白紙上に描かれた原稿を、RGBの3ラインCCDで読み取ると、図12のような信号が得られる。図12は、各CCDが検知する信号を主走査方向に平行な断面で見たとき、主走査方向に濃度成分がどのように変化するかを表したものである。
シアンはRの補色であるので、R信号が最も反応するが、G信号も反応している。
一方、R信号の光路に黒いゴミが存在する場合は、白紙原稿を読み取った場合でも、Rの補色であるシアン色のDFスジが発生してしまう。この場合、図12と同様に各CCDの濃度変化を見た結果は、図13のようになる。すなわちR信号にはピークが見られるが、GとB信号には全くピークが見られない。
以上のことから、フルカラー画像読取装置において、RGBの3ラインCCDを用いたとき、ただ1つの色にだけ副走査方向に連続するスジが発生しているときは、そのスジは塵や埃に起因するDFスジである可能性が高いと言える。
本発明は、この原理を利用して、フルカラー画像読取装置のDFスジを精度よく検出するものである。
(スジ画像検出処理)
以下に、本実施形態のDFスジの検出方法をさらに詳細に示す。
図8は、図1で示したスジ画像検知部2の詳細ブロック図である。
スジピーク画素判定部2aでは、画像読取部で読み取った画像データの1ラインについて、主走査方向の濃度変化率を計算し、変化が少なければ注目画素近傍にスジ画像が発生していないと判断する。
すなわち、スジピーク画素判定部2aは、複数のセンサが読み取る各画像の主走査方向への濃度変化率を計算する濃度変化率計算手段の機能を果たし、また同時に、スジピーク画素判定手段の機能も果たす。
まず、Rに最も感度のあるCCDで画像を読み取った場合、図示しないラインメモリに読み込まれた画像の主走査方向1次元配列をary1[x]、変化率の大きさに関するしきい値をthd(この値は例えば40を使用する)、絶対値を計算する演算子をabsとして、
abs(ary1[x]−ary1[x−2])<thd
または abs(ary1[x]−ary1[x+2])<thd
が満たされた場合、注目画素近傍の濃度変化率があまりないと判断し、flagR=0という属性を注目画素に持たせる。それ以外の場合は、flagR=1という属性を注目画素に持たせる。
塵や埃によるスジ画像は、スジの両側で濃度変化が発生するので、片側でも濃度変化が小さい場合は、DFスジ画像の候補から外れる。
同様に、G又はBに最も感度のあるCCDで画像を読み取った場合、図示しないラインメモリに読み込まれた画像の主走査方向1次元配列を、ary2[x]、ary3[x]として、
abs(ary2[x]−ary2[x−2])<thd
または abs(ary2[x]−ary2[x+2])<thd
が満たされた場合、注目画素近傍の濃度変化率があまりないと判断し、flagG=0という属性を注目画素に持たせる。それ以外の場合は、flagG=1という属性を注目画素に持たせる。
abs(ary3[x]−ary3[x−2])<thd
または abs(ary3[x]−ary3[x+2])<thd
が満たされた場合、注目画素近傍の濃度変化率があまりないと判断し、flagB=0という属性を注目画素に持たせる。それ以外の場合は、flagB=1という属性を注目画素に持たせる。
上述した本実施形態では、注目画素近傍の画素を、注目画素から2つ離れた画素とした。しかしながら、その注目画素近傍の画素を、いくつ離れた場所の画素にするかという問題は、画像の解像度に依存する。一般化して言うと、注目画素近傍の画素を、所定の値n離れた画素と定義した場合、本実施形態が想定する原稿の解像度であれば、n=2である。しかしながら、これはn=2に限定されるものではない。例えば、原稿の解像度が高い場合は、nの値を2より大きくしてもよい。
すなわち、スジピーク画素判定部2aは、注目画素と、注目画素から所定の値分だけ離れた画素(これは画素が1次元的に並んでいるために、基本的に、主走査方向に対して順方向と逆方向に2つ存在することになる)と、の間の濃度変化率が、所定の第1のしきい値(本実施形態では、thd)を超えているか否かを、調べてスジピーク画素判定を行う機能を果たす。
次に、画像データのある画素と、その画素の、flagR、flagG、flagBの属性が、スジ画像候補判定部2bに入力される。
スジ画像候補判定部2bでは、flagR、flagG、flagBのうち、どれか1つだけの値が1である場合、それがDFスジ候補であるとして、flagS=1とする。それ以外の場合は、flagS=0とする。
すなわち、スジ画像候補判定部2bは、複数のセンサによって読み取られた各画像のうち、ある1つのセンサで読み取られた画像の注目画素がスジピーク画素判定手段によってスジピーク画素判定され、なおかつそのセンサ以外の全てのセンサによって読み取られた各画像の注目画素がスジピーク画素判定されないとき、注目画素をスジ画素候補と判定するスジ画素候補判定手段の機能を果たす。
また、スジ画像候補判定部2bでは、上の条件に加えて、注目画素のRGB読取濃度の最大値が、あるしきい値thu(所定の第3のしきい値。第2は後述する。)よりも大きい場合に限り、flagS=1とする条件を加えてもよい。これは、最終的に出力されるコピー画像8で転写紙に転写されないような薄いスジまで検出すると、誤検知を増やす可能性があるからである。
スジ画像総合判定部2cでは、最終的に注目画像がDFスジ画像であるか否かを判定する。図14は、注目画素がDFスジ画像の一部であるか否かの判定に用いるパターンマッチング図である。パターンマッチングは、画像読取部1で読み取られた画像データのうち、図示しないラインメモリに蓄えられた1ラインデータの主走査方向画像データに対して行う。
図14で、xで描かれているのが注目画素、○で描かれているのが、あるしきい値thwよりも濃度の薄い画素である。注目画素の主走査方向について前後2〜6画素が白地であるか否かを調べる。thwとしては、たとえば80という値を用いる。このパターンにマッチングしない場合は、注目画素のflagS=0とする。
これらの過程を経て注目画素がflagS=1である場合、注目画素がスジ画素候補であると判断する。そして図示しないラインメモリに保存された、主走査方向画素位置におけるスジ画素候補連続数に1を加える。
これにより、ある主走査方向位置で、どのくらいスジ画素候補が発生しているか計数できる。連続数が600dpiで1mmに相当する24画素連続した場合、これらの画素を最終的にDFスジ画像の一部であると判定し、suji=1という信号を出力する。それ以外の場合は、suji=0という信号を出力する。
この実施形態では連続数のしきい値を24としたが、これは操作者の所望する値に変えてもよい。
すなわち、スジ画像総合判定部2cは、スジ画素候補が副走査方向に連続している画素数を計数する計数手段の機能と、計数された数値が所定の第2のしきい値を超えたときにスジ画像が発生していると判断するスジ画像検出手段の機能を果たす。
上述の本実施形態では、24画素の連続性をみているため、スジが発生した瞬間にはスジ画像として判定できないが、ラインメモリなどの一時記憶手段を用いて画像遅延量を調節すれば、suji=1という信号が24画素前から発生させることができる。
suji=1なる画素が発生した場合、スジ画像総合判定部2cはコントローラ6に割り込み信号を発し、DFスジが発生したことを知らせる。このときコントローラ6は、本実施形態の装置の図示しない操作パネルにスジ画像発生の警告メッセージを表示する。これにより、操作者にシートスルー用コンタクトガラス321上にゴミが存在することを知らせることができ、清掃を促すことができる。
(スジ画像補正処理)
本実施形態のフルカラーデジタル式画像処理装置は、上記のように、スジ画像検知部2で、ある画素にDFスジが発生すると、コントローラ6にその旨を知らせる。すると、コントローラ6はスジ画像補正部3に命令を送って、その画素の補正を行う。これから行う説明は、図1に示したスジ画像検知部2からスジ画像補正部3の処理である。
DFスジが発生した画素についての、スジ画像検知部2からスジ画像補正部3に渡されるデータは、図8に示したように、その画素のRGB各色の濃度と、スジ画像検知部2の説明で述べたスジ画像が発生したか否かのフラグ(suji=0又は1)である。
スジ画像補正部3は、上述のsuji=1である画素を、その画素周辺の画素に置き換えるという処理を行う。suji=1である画素を中心に図15で示したような、1×n(nは自然数)の加重平均フィルタ行列をかければよい。
通常の処理用フィルタ行列は、例えば図15の(a)に示すような、1×3の比較的弱い平滑化フィルタを用いる。
しかし、suji=1である画素に用いるフィルタ行列は、例えば図15の(b)〜(d)に示すような行列を用いて、画素の濃度値の大きさに応じて切り換えて使用すればよい。
(画像処理部4)
次に、図16を参照して画像処理部4の構成を説明する。
画像処理部4は、原稿認識部401、RGBγ補正部、RGBフィルタ部、色補正部、変倍部、UCR部、CMYKフィルタ部、CMYKγ補正部、階調処理部、RAM、CPU、ROMなどからなる。この画像処理部4の構成は従来公知の技術であるので(例えば、特開2003−46772の図3を参照すればよい)、本実施形態と関係する原稿認識部401以外の部分の説明は省略する。
DFスジが発生した画素についての、スジ画像補正部3から画像処理部4に渡されるデータは、その画素のRGB各色の濃度と、スジ画像検知部2の説明で述べたスジ画像が発生したか否かのフラグ(suji=0又は1)である。
原稿認識部401は、画素のRGB各色の濃度に基づいて、それらのデータが宛てられる画像領域が文字領域か絵柄領域か、又は無彩領域か有彩領域かを画素単位で判定する像域分離、及び原稿全体として有彩原稿か無彩原稿かを判定するACSの機能を果たす部分である。
像域分離判定結果として、C/P信号及びB/C信号をRGBフィルタ部に与える。C/P信号とは、1ビット信号であり、1が文字エッジ領域を示し、0が絵柄領域を示す。B/C信号とは、1ビット信号であり、H(「1」)が無彩領域を示し、L(「0」)が有彩領域を示す。これらの信号は注目画素に付随して、必要に応じて色補正部、CMYKγ補正部、階調処理部などにも伝達され、必要に応じて参照される。
例えば、CMYKγ補正部では、C/P信号が0(絵柄領域)の時は画像を忠実に再現するγカーブを用い、それ以外の時はγカーブを立たせてコントラストを強調する。階調処理部は、C/P信号が0(絵柄領域)の時は階調重視の処理を行い、それ以外の時は解像力重視の処理を行ったりする。
また、原稿認識部は自動カラー判別ACSの結果として、有彩原稿か、無彩原稿かの判定結果をコントローラ6に通知する。コントローラ6は、原稿が有彩原稿であるという通知を得たら、画像処理部から受け取った画像データをCMYKの4版で作像するようにプロッタ5に命令を出す。有彩原稿であるという通知を得ない場合には、K単色で作像する。
本実施形態の原稿認識部401は、有彩領域を判定するときに、スジ画像が発生していないこと(suji=0)を条件として加えている。
これにより、白紙上のDFスジや黒文字を横切るDFスジを原因とする色判定の誤判定をなくすことができる。
すなわち、原稿認識部401は、読み取る画像が有彩領域にあるか否かを判定する有彩領域判定手段であり、スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果を、無彩に置き換える機能を果たす。
そしてまた、有彩領域か否かを判定して、無彩に置き換えた後で、図1における原稿7が有彩原稿か否かを判定する。したがって、無彩原稿を有彩原稿と誤って認識することがない。
これにより、自動カラー判別(ACS)の誤判定をなくすことができる。
原稿認識部401はすなわち、スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果が無彩に置き換えられた後で、原稿が有彩原稿か否かを判定する有彩原稿判定手段の機能を果たす。
本実施形態によれば、原稿を移動させながら画像を読み取るフルカラー画像読取装置で読み取った画像のスジを精度よく検知し、操作者に光路上の塵や埃を清掃することを促すことで、画像の縦スジを消去することができる。
また、本実施形態によれば、原稿を移動させながら画像を読み取るフルカラー画像読取装置で読み取った画像のスジを精度よく検知し、画像処理により、リアルタイムで画像の縦スジを消去することができる。
また、本実施形態によれば、CCDやシートスルー用コンタクトガラスに付着したゴミなどを原因とする縦スジを検知した場合、縦スジに含まれる画素を有彩判定しないことにより、原稿の黒文字を誤って有彩領域として判定しないような画像処理装置を提供することができる。
また、本実施形態によれば、CCDやシートスルー用コンタクトガラスに付着したゴミなどを原因とする縦スジを検知した場合、縦スジに含まれる画素を有彩判定しないことにより、無彩原稿を誤って有彩原稿として判定しないような画像処理装置を提供することができる。
本発明は上述した実施形態のみに限定されたものではない。本実施形態の画像処理装置を用いて、精度の高い有彩領域判定や自動カラー判別を行い、それらから出力された画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することで画像出力を行うことによって、品質の高い画像形成装置を提供することができる。また、この画像形成装置によって、本発明の目的もまた達成することができる。
さらに、本発明は上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の画像処理装置を構成する各機能をプログラム化し、予めROMなどの記録媒体に書き込んでおき、このROMを画像処理装置に搭載して、画像処理装置に搭載したマイクロプロセッサでROM内のプログラムを実行することによって、本発明の目的を達成することができる。
なお、記録媒体としては半導体媒体(たとえば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(たとえば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(たとえば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、上述したプログラムをサーバコンピュータのHDD等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続された利用者のコンピュータからダウンロードして頒布する場合、また、サーバコンピュータから配信して頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、本発明の機能をプログラムして、記録媒体に記録し頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
本実施形態のデジタル式フルカラー画像処理装置の概略構成を示したブロック図である。 読取部を移動させて画像を読み取る方式のスキャナを説明するための図である。 原稿流し読み方式(ADF方式)スキャナを説明するための図である。 図3の主要部を拡大して示した図である。 画像読取装置で読み取る原稿の例を示した図である。 DFスジが原稿の黒文字を横切ったときの例を示した図である。 フルカラー画像読取装置の読取センサとして使用する3つのラインCCDを示した図である。 図1で示したスジ画像検知部2の構成を示した詳細ブロック図である。 本実施形態のCCDの分光感度特性を示した図である。 CMYインクの理想的な分光スペクトルを示した図である。 現実に使用されているCMYインクの分光スペクトルを示した図である。 副走査方向に平行なシアン細線が白紙上に描かれた原稿を、RGBの3つの各CCDが検知する信号を主走査方向に平行な断面で見たとき、主走査方向に濃度成分がどのように変化するかを表した図である。 R信号の光路に黒いゴミが存在する場合に、原稿をRGBの3つの各CCDが検知する信号を主走査方向に平行な断面で見たとき、主走査方向に濃度成分がどのように変化するかを表した図である。 本実施形態の、注目画素がDFスジ画像の一部であるか否かの判定に用いるパターンマッチング図である。 図1で示した画像補正部3において、スジ画像として検出された画素を周辺の画素に置き換える処理を行う際に用いるフィルタ行列の例を示した図である。 図1で示した画像処理部4の構成を示した詳細ブロック図である。
符号の説明
1 画像読取部
2 スジ画像検知部
3 スジ画像補正部
4 画像処理部
5 プロッタ
6 コントローラ
7 原稿
8 コピー画像
21 原稿
22 コンタクトガラス
23 圧板
24 読取光学系
25 レンズ
26 CCD
2a スジピーク画素判定部
2b スジ画像候補判定部
2c スジ画像総合判定部
321 シートスルー用コンタクトガラス
322 圧板コピー用ガラス
323 ミラー
324 光源
325 レンズ
326 CCDラインセンサ
327 スケール
330 ドキュメントフィーダ
331 原稿テーブル
332 原稿セットセンサ
333 レジストセンサ
334 呼出コロ
335 加圧板
336 ストッパ
337 分離ローラ
338 搬送ローラ
339 白色ガイド
340 マイラ
341 圧板
342 上排紙ガイド
343 下排紙ガイド
344 排紙ローラ
345 排紙トレイ
401 原稿認識部

Claims (16)

  1. 読取部を固定し原稿を移動させながら前記原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    前記読取部は、互いに異なる色に反応のピークがある複数のセンサを有し、
    前記複数のセンサが読み取る各画像の主走査方向への濃度変化率を計算する濃度変化率計算手段と、
    前記濃度変化率計算手段によって計算された主走査方向濃度変化率について、注目画素から所定の値分だけ離れた画素と前記注目画素との間の濃度変化率が、順方向と逆方向のいずれも所定の第1のしきい値以上であれば、前記注目画素をスジピーク画素と判定するスジピーク画素判定手段と、
    前記複数のセンサによって読み取られた各画像のうち、ある1つのセンサで読み取られた画像の注目画素が前記スジピーク画素判定手段によってスジピーク画素判定され、なおかつ前記ある1つのセンサ以外の全てのセンサによって読み取られた各画像の前記注目画素が前記スジピーク画素判定手段によってスジピーク画素判定されないとき、前記注目画素をスジ画素候補と判定するスジ画素候補判定手段と、
    前記スジ画素候補が副走査方向に連続している画素数を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された数値が所定の第2のしきい値を超えたときに、スジ画像が発生していると判断するスジ画像検出手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記スジ画素候補判定手段は、判定時に注目画素の濃度が所定の第3のしきい値よりも大きいことを判定の条件とすることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記スジ画像検出手段によってスジ画像が検出されたときに、その旨を操作者に警告する警告手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像読取装置を有する画像処理装置であって、
    前記スジ画像検出手段によってスジ画像が検出されたときに、スジ画像として検出された画素を、該画素周辺の画素に置き換える置換手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1又は2記載の画像読取装置を有する画像処理装置であって、
    読み取る画像が有彩領域にあるか否かを判定する有彩領域判定手段を有し、
    前記有彩領域判定手段は、前記スジ画像検出手段によってスジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果を、無彩に置き換えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記有彩領域判定手段によって、前記スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果が、無彩に置き換えられたあとで、原稿が有彩原稿か否かを判定する有彩原稿判定手段を有することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置を有する画像形成装置であって、
    該画像読取装置から出力された画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することで画像形成を行う画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4から6のいずれか1項記載の画像処理装置を有する画像形成装置であって、
    該画像処理装置から出力された画像データに基づいて作像を行い、作像された画像を用紙上に転写することで画像形成を行う画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 読取部を固定し原稿を移動させながら前記原稿の画像を読み取る画像読取装置のスジ画像検出方法であって、
    互いに異なる色に反応のピークがある複数のセンサによる画像読取ステップと、
    前記複数のセンサで読み取った各画像の主走査方向への濃度変化率を計算する濃度変化率計算ステップと、
    前記濃度変化率計算ステップで計算された主走査方向濃度変化率について、注目画素から所定の値分だけ離れた画素と前記注目画素との間の濃度変化率が、順方向と逆方向のいずれも所定の第1のしきい値以上であれば、前記注目画素をスジピーク画素と判定するスジピーク画素判定ステップと、
    前記複数のセンサによって読み取られた各画像のうち、ある1つのセンサで読み取られた画像の注目画素が前記スジピーク画素判定ステップによってスジピーク画素判定され、なおかつ前記ある1つのセンサ以外の全てのセンサによって読み取られた各画像の前記注目画素が前記スジピーク画素判定ステップによってスジピーク画素判定されないとき、前記注目画素をスジ画素候補と判定するスジ画素候補判定ステップと、
    前記スジ画素候補が副走査方向に連続している画素数を計数する計数ステップと、
    前記計数ステップにより計数された数値が所定の第2のしきい値を超えたときに、スジ画像が発生していると判断するスジ画像検出ステップと、
    を有することを特徴とするスジ画像検出方法。
  10. 前記スジ画像検出ステップによってスジ画像が検出されたときに、その旨を操作者に警告する警告ステップを有することを特徴とする請求項9記載のスジ画像検出方法。
  11. 請求項9記載のスジ画像検出方法を含む画像処理方法であって、
    前記スジ画像検出ステップによってスジ画像が検出されたときに、スジ画像として検出された画素を、該画素周辺の画素に置き換える置換ステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項9記載のスジ画像検出方法を含む画像処理方法であって、
    読み取る画像が有彩領域にあるか否かを判定する有彩領域判定ステップを有し、
    前記有彩領域判定ステップは、前記スジ画像検出ステップによってスジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果を、無彩に置き換えるステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 前記有彩領域判定ステップによって、前記スジ画像として検出された画像領域の有彩領域判定結果が、無彩に置き換えられたあとで、原稿が有彩原稿か否かを判定する有彩原稿判定ステップを有することを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. 請求項9又は10記載のスジ画像検出方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項11から13のいずれか1項記載の画像処理方法を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項14又は15記載のプログラムを、コンピュータが読取可能な形式で記録していることを特徴とする記録媒体。
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