JP2008028490A - Ip網ターミナルアダプタ及びそれに用いるクロック制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信側のクロックが受信側のクロックより遅い場合でも、信号再生までに遅延を小さくしてもデータ不足にならないようにして安定したファクシミリ通信を実現可能なIP網ターミナルアダプタを提供する。
【解決手段】 CPU13はLANコントローラ10からの受信RTPパケットにある送信側のタイムスタンプ情報と自機器のタイムスタンプ情報とからクロック差分検出回路16にてクロックの差分検出を行い、DSP部17からのファクシミリ信号検出情報を受取ると、クロック差分検出結果によって受信バッファ20のサイズの拡張をDSP部17に指示し、クロック制御回路23に対してクロック調整を指示する。クロック制御回路23は、DSP部17のファクシミリトーン検出機能21の信号情報と、クロック差分検出結果とから、アンダーランが発生しないように周波数を調整したクロック周波数をDSP部17へ出力する。
【選択図】 図2
【解決手段】 CPU13はLANコントローラ10からの受信RTPパケットにある送信側のタイムスタンプ情報と自機器のタイムスタンプ情報とからクロック差分検出回路16にてクロックの差分検出を行い、DSP部17からのファクシミリ信号検出情報を受取ると、クロック差分検出結果によって受信バッファ20のサイズの拡張をDSP部17に指示し、クロック制御回路23に対してクロック調整を指示する。クロック制御回路23は、DSP部17のファクシミリトーン検出機能21の信号情報と、クロック差分検出結果とから、アンダーランが発生しないように周波数を調整したクロック周波数をDSP部17へ出力する。
【選択図】 図2
Description
本発明はIP網ターミナルアダプタ及びそれに用いるクロック制御方法に関し、特にIP(Internet Protocol)網ターミナルアダプタにおける動作クロックの制御方法に関する。
従来、IP網ターミナルアダプタにおいては、図4に示すような構成となっている。つまり、IP網ターミナルアダプタ[VoIP(Voice over Internet Protocol) TA(Terminal Adapter)]3はLAN(local Area Network)コントローラ[例えば、イーサネット(登録商標)コントローラ]30と、CPU(中央処理装置)33と、DSP(Digital Signal Processor)部37と、アナログ電話インタフェース部(SLIC:Subscriber Line Interface Circuit)42と、クロック生成部43とから構成されている。
LANコントローラ30は送信部31と、受信部32とを備え、CPU33はパケット化機能34と、パケット分解機能35と、バッファ制御回路36とを備え、DSP部37は符号化ブロック38と、復号化ブロック39と、受信バッファ40と、ファクシミリトーン検出機能41とを備えている。尚、IP網ターミナルアダプタ3は図1に示すようなIP網100を用いる通信システムにおいて、一般ファクシミリ2−1,2−2(以下、一般ファクシミリ2とする)間をIP網100にて接続する際に用いられる。
アナログ電話インタフェース部42は、一般電話機や一般ファクシミリ2からの信号をDSP部37との間で送受する。DSP部37は、アナログ電話インタフェース部42からの信号の符号化処理(符号化ブロック38による処理)及びファクシミリ信号であるかの検出処理(ファクシミリトーン検出機能41による処理)、LANコントローラ30からのパケット信号を処理したCPU33からのデータを音声データとして受信バッファ40に格納する処理を行う。
LANコントローラ30は受信部32でIP網100からの信号をパケット信号処理するCPU33に出力し、送信部31はCPU33からのパケット化された信号をIP網100へ送出する。CPU33はDSP部37からのファクシミリ信号検出情報を受取ると、バッファ制御回路36から受信バッファ40のサイズの拡張をDSP部37に指示し、ファクシミリモード時に通信相手のクロックに対して、アンダーランが発生しにくいように、大きい容量の受信バッファ40を確保する(例えば、100mSであったのを200mSに拡張)。
この種のIP網によるファクシミリに関しては、以下のような従来技術がある。
特開2004−274168号公報
特開2002−101256号公報
しかしながら、従来のIP網ターミナルアダプタでは、読出しクロックが装置で固定のため、送信側のクロックが遅いような場合、アンダーランによる受信バッファでのデータ欠落を防止することができないという問題がある。
また、従来のIP網ターミナルアダプタでは、アンダーランの発生を回避するために再生開始のまでのデータを受信バッファに確保しようとすると、遅延時間が大きくなり、ファクシミリ通信のネゴ時間に間に合わず、通信できなくなることがあるという問題がある。
従来のVoIP(Voice over Internet Protocol)網を使ったファクシミリ通信対応の機器の場合、ファクシミリ信号をみなし音声として扱うことでファクシミリ通信を実現させている。しかしながら、ファクシミリ通信をVoIP網で使用する場合、音声通話では多少の信号ロスがあっても聴感上は影響がないが、ファクシミリ通信はデータ通信扱いになるため、信号ロスがデータ欠けとなり、画像欠け等の問題が発生する。
従来の技術では、ファクシミリ信号を検出すると、受信バッファの深さを大きくしてIP網での揺らぎ量とあわせて受信バッファにおいてオーバーラン(バッファ溢れ)やアンダーラン(データ不足)が発生しないように対応している。しかしながら、公衆VoIP網を使用する形態が多くなり、対向する送信側の機器の機種との相対特性によってクロックのずれが大きくなるため、以前より受信バッファのオーバーランやアンダーランが発生しやすくなり、データの一部欠落によって通信が正常にできなくなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、送信側のクロックが受信側のクロックより遅い場合でも、信号再生までに遅延を小さくしてもデータ不足にならないようにして安定したファクシミリ通信を実現することができるIP網ターミナルアダプタ及びそれに用いるクロック制御方法を提供することにある。
本発明によるIP網ターミナルアダプタは、ファクシミリ装置をIP(Internet Protocol)網に収容して通信させるためのIP網ターミナルアダプタであって、
受信パケットから送信側装置のクロックを推定する手段と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する手段とを備えている。
受信パケットから送信側装置のクロックを推定する手段と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する手段とを備えている。
本発明によるクロック制御方法は、ファクシミリ装置をIP(Internet Protocol)網に収容して通信させるためのIP網ターミナルアダプタに用いるクロック制御方法であって、
前記IP網ターミナルアダプタが、受信パケットから送信側装置のクロックを推定する処理と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する処理とを実行している。
前記IP網ターミナルアダプタが、受信パケットから送信側装置のクロックを推定する処理と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する処理とを実行している。
すなわち、本発明のIP網ターミナルアダプタは、アナログ電話機やファクシミリ等をIP(Internet Protocol:インタネットプロトコル)網に接続する機器において、ファクシミリ通信をみなし音声で実施する場合のネットワークの揺らぎ(ジッタ)や送信側装置のクロックと受信側装置のクロックとの差分によって受信データのバッファへの書込みと読出しとのクロックずれによるオーバーラン、アンダーランを発生させないようにファクシミリ信号を再生させることで画像情報の欠落を防止することを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明のIP網ターミナルアダプタでは、アナログ電話インタフェース部(SLIC:Subscriber Line Interface Circuit)が、一般電話機や一般ファクシミリからの信号をDSP(Digital Signal Processor)部との間で送受する。
DSP部は、アナログ電話インタフェース部からの信号の符号化処理、復号化処理及びファクシミリ信号であるかを検出するファクシミリ信号検出処理、CPU(中央処理装置)からの音声フレーム化された信号を受信バッファに音声データとして格納する処理を行う。
LAN(Local area Network)コントローラ[例えば、イーサネット(登録商標)コントローラ]は受信部でIP(Internet Protocol)網からの信号を受信し、パケット信号を処理するDSP部に出力し、送信部はDSP部からのパケット化された信号をIP網へ送出する。
CPUはクロック差分検出部(CLK−DET)において受信RTP(Real−time Transport Protocol)パケットにあるタイムスタンプ情報と自機器のタイムスタンプ情報とからクロックの差分検出を行い、DSP部からのファクシミリ信号検出情報(FAX−DET)を受取ると、クロック差分検出結果によって受信バッファのサイズの拡張をDSP部に指示し、クロック制御回路(CLK−CTL)に対してクロック調整を指示する。
クロック制御回路は、DSP部のファクシミリ信号検出回路の信号情報と、クロック差分検出結果から、ファクシミリモード時に通信相手のクロックに対して、アンダーランが発生しないように調整したクロック周波数をDSP部へ出力する。
このようにして、本発明のIP網ターミナルアダプタでは、ファクシミリ信号を検出すると、受信バッファのサイズの変更と受信RTPパケットとから算出したクロック差分を検出し、DSP部のクロックを調整し、受信データのアンダーラン(欠落)を防止しているので、ファクシミリ通信時のアナログ信号の歪みをなくすことが可能となる。
つまり、本発明のIP網ターミナルアダプタでは、受信側の再生クロックを送信側のクロックと等しいか、わずかに低くすることで、再生用のデータの欠落を防止しているので、歪みの無いファクシミリ信号をファクシミリに送信することが可能となる。よって、本発明のIP網ターミナルアダプタでは、送信側のクロックが受信側のクロックより遅い場合でも、信号再生までに遅延を小さくしてもデータ不足にならないようにして安定したファクシミリ通信を実現することが可能となる。
また、本発明のIP網ターミナルアダプタでは、ファクシミリ信号を受信した時に、受信バッファを確保する際、再生側のクロックを調整することで、アンダーフローの発生防止用のデータを溜め込む量が少ないため、遅延時間を短くすることが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、送信側のクロックが受信側のクロックより遅い場合でも、信号再生までに遅延を小さくしてもデータ不足にならないようにして安定したファクシミリ通信を実現することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による通信システムの構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による通信システムは、ファクシミリ2−1,2−2を、IP(Internet Protocol)網ターミナルアダプタ[VoIP(Voice over Internet Protocol) TA(Terminal Adapter)]1−1,1−2を介してIP網100に接続して構成されている。
図2は本発明の一実施例によるIP網ターミナルアダプタの構成例を示すブロック図である。尚、上記の図1に示すIP網ターミナルアダプタ1−1,1−2はこの図2に示すIP網ターミナルアダプタ1と同様の構成及び動作となっている。
図2において、IP網ターミナルアダプタ1はLAN(Local area Network)コントローラ[例えば、イーサネット(登録商標)コントローラ]10と、CPU(中央処理装置)13と、DSP(Digital Signal Processor)部17と、アナログ電話インタフェース部(SLIC:Subscriber Line Interface Circuit)22と、クロック制御回路(CLK−CTL)23と、クロック生成部24とから構成されている。
LANコントローラ10は送信部11と、受信部12とを備え、CPU13はパケット化機能14と、パケット分解機能15と、クロック差分検出機能(CLK−DET)16とを備え、DSP部17は符号化ブロック18と、復号化ブロック19と、受信バッファ20と、ファクシミリトーン検出機能(FAX−DET)21とを備えている。
アナログ電話インタフェース部22は、一般電話機やファクシミリ2−1,2−2からの信号をDSP部17との間で送受する。DSP部17は、アナログ電話インタフェース部22からの信号の符号化処理(符号化ブロック18による処理)、復号化処理(復号化ブロック19による処理)、及び音声信号かファクシミリ信号であるかを検出するファクシミリ信号検出処理(ファクシミリトーン検出機能21による検出処理)、CPU13からの音声信号を受信バッファ20に音声データとして格納する処理を行う。
ファクシミリトーン検出機能21は、一般的によく知られている着信のファクシミリ2−1,2−2から送出される2100Hzの着信応答信号にて検出を行うので、その詳細な説明については省略する。
LANコントローラ10は受信部12でIP網100からの信号を受信し、その受信信号を、パケット信号を処理するCPU13に出力し、送信部11でCPU13からのパケット化された信号をIP網100へ送出する。
CPU13は、LANコントローラ10から出力の受信RTP(Real−time Transport Protocol)パケットにある送信側のタイムスタンプ情報と自機器のタイムスタンプ情報とからクロック差分検出回路16にてクロックの差分検出を行い、DSP部17からのファクシミリ信号検出情報を受取ると、クロック差分検出結果によって受信バッファ20のサイズの拡張をDSP部17に指示し、クロック制御回路23に対してクロック調整を指示する。
クロック制御回路23は、DSP部17のファクシミリトーン検出機能21の信号情報と、クロック差分検出結果とから、ファクシミリモード時に通信相手のクロックに対して、アンダーランが発生しないようにVCXO(Voltage Controlled Xtal Oscillator)等で周波数を調整したクロック周波数をDSP部17へ出力する。
送信側装置のクロックが受信側装置のクロックより相対的に早い場合、受信側での再生スピードが遅いため、受信バッファ20にデータが蓄積されるので、受信バッファ20のサイズを大きくとることで、時間が少し遅れるが、再生可能である。しかしながら、送信側のクロックが遅い場合、受信側での再生が早いので受信バッファ20内の再生データがなくなる(アンダーランの発生)ため、受信データが欠けてしまう。
そのため、音声信号のように、パケットロス補正としての前音再生機能を持った場合でも、ファクシミリの場合には、データのため、不連続性が発生し、結果的に画像の乱れ等が発生する。そこで、本実施例では、受信側のクロックを送信側のクロックよりも僅かに低くする制御を行うことで、受信バッファ20におけるアンダーランの発生を防止して再生用データが不足することを回避する。
以上、詳細に本実施例の構成について述べたが、図2に示すアナログ電話インタフェース部22、LANコントローラ10、パケット化機能14、パケット分解機能15は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。
尚、本実施例では、CPU13の機能として定義したパケット化機能14、パケット分解機能15、クロック差分検出機能16の各機能を、DSP部17の機能としてもよい。また、DSP部17の機能とした受信バッファ20の機能は、CPU13で実現してもよい。
図3は本発明の一実施例によるIP網ターミナルアダプタのファクシミリトーン検出後の動作を示すタイムチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例によるIP網ターミナルアダプタのファクシミリトーン検出後の動作について説明する。以下の説明では、IP網ターミナルアダプタ1とファクシミリ2との間でファクシミリ信号をやりとりする場合について説明する。
IP網100経由で、IP網ターミナルアダプタ1に収容されているファクシミリ2に着信があると、ファクシミリ2はIP網アダプタ1からの呼び出し信号に応答してループを形成した後、2100Hzの応答信号を返送する。IP網ターミナルアダプタ1は、ファクシミリ2からの信号をアナログ電話インタフェース部22を経由したDSP部17の符号化ブロック18の出力信号からファクシミリトーン検出機能21で2100Hzのファクシミリトーンの検出を行う。ここで、ファクシミリトーン検出機能21がファクシミリトーンを検出した場合に本実施例による動作が開始される。
図3の上段は、送信側のIP網ターミナルアダプタ1の音声データ列を示す。送信時には自機器の持つタイマ(図示せず)によってパケット化する時にタイムスタンプを付加する。
一方、受信側では、IP網100からのデータを受信すると、クロック差分検出機能16が、複数の受信パケットを使って受信パケットのタイムスタンプを基に計算した周期(T1)と自機器のクロックを使った時間(T2)とを比較する。時間比較は、自機器のタイムスタンプ時間で相手機器のタイムスタンプ時間を測ることで、時間比較が可能である。その時、計算の結果、クロックが同じであれば、ネットワークでの遅延分がシフトしただけで、受信パケットと送信パケットとの相対時間差は一定の状態で再生される(図3の2段目のデータ)。
もし、受信側のクロックが早い場合、信号の再生周期が短くなり、受信バッファ20において再生するデータが空になる[図3の3段目のデータ:#10と#11との間にデータがない領域(不足、音切れ)が発生する]。この時、復号化ブロック19の出力信号は直前のデータを使用したりして補間するが、アナログ電話インタフェース部22に送出する音声信号として不連続なため、ファクシミリ2の受信する信号はアナログ信号的には不連続となり、ノイズとなる。
反対に、受信側のクロックが遅い場合(図3の4段目のデータ)、信号の再生周期が長くなり、再生するデータが受信バッファ20に溜まるようになる。受信バッファ20のサイズを大きくとれることで、データは切れ目なく送信されるので、アナログ信号は連続性を持っており、ノイズにならない。
そこで、本実施例のように、もし、通常の音声通話時に受信側のクロックが早い場合でも、クロック制御回路23にて、ファクシミリ信号を受信した場合に受信側のクロックを送信側クロックと等しいか、少し低くすることで、図3の4段目のデータと同じようになり、データを切れ目なく再生することができるようになるので、みなし音声で通信しているファクシミリ信号に歪が発生しない。
このように、本実施例では、受信側の再生クロックを送信側のクロックと等しいか、わずかに低くすることで、再生用のデータの欠落を防止しているので、歪みの無いファクシミリ信号をファクシミリに送信することができる。
また、本実施例では、ファクシミリ信号を受信した時に、受信バッファ20を確保する際、再生側のクロックを調整することで、アンダーフローの発生防止用のデータを溜め込む量が少ないため、遅延時間を短くすることができる。
本発明は、従来のファクシミリ機器をIP網に接続するIP網ターミナルアダプタに利用される。
1,1−1,1−2 IP網ターミナルアダプタ
2−1,2−2 ファクシミリ
10 LANコントローラ
11 送信部
12 受信部
13 CPU
14 パケット化機能
15 パケット分解機能
16 クロック差分検出機能
17 DSP部
18 符号化ブロック
19 復号化ブロック
20 受信バッファ
21 ファクシミリトーン検出機能
22 アナログ電話インタフェース部
23 クロック制御回路
24 クロック生成部
100 IP網
2−1,2−2 ファクシミリ
10 LANコントローラ
11 送信部
12 受信部
13 CPU
14 パケット化機能
15 パケット分解機能
16 クロック差分検出機能
17 DSP部
18 符号化ブロック
19 復号化ブロック
20 受信バッファ
21 ファクシミリトーン検出機能
22 アナログ電話インタフェース部
23 クロック制御回路
24 クロック生成部
100 IP網
Claims (6)
- ファクシミリ装置をIP(Internet Protocol)網に収容して通信させるためのIP網ターミナルアダプタであって、
受信パケットから送信側装置のクロックを推定する手段と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する手段とを有することを特徴とするIP網ターミナルアダプタ。 - 前記クロックを調整する手段は、ファクシミリ通信をみなし音声で実施する場合のネットワークの揺らぎ、前記送信側装置のクロックと受信側装置のクロックとの差分によって受信データのバッファへの書込みと読出しとのクロックずれによるオーバーラン、アンダーランを発生させないようにファクシミリ信号を再生させることを特徴とする請求項1記載のIP網ターミナルアダプタ。
- 前記クロックを調整する手段は、前記クロックの差分の検出結果から、ファクシミリモード時に通信相手のクロックに対してアンダーランが発生しないように、前記受信側装置の再生クロックを前記送信側装置のクロックと等しいか、わずかに低くするように調整することを特徴とする請求項2記載のIP網ターミナルアダプタ。
- ファクシミリ装置をIP(Internet Protocol)網に収容して通信させるためのIP網ターミナルアダプタに用いるクロック制御方法であって、
前記IP網ターミナルアダプタが、受信パケットから送信側装置のクロックを推定する処理と、その推定結果に応じて自機器が再生するアナログ信号線側のクロックを調整する処理とを実行することを特徴とするクロック制御方法。 - 前記IP網ターミナルアダプタが、前記クロックを調整する処理において、ファクシミリ通信をみなし音声で実施する場合のネットワークの揺らぎ、前記送信側装置のクロックと受信側装置のクロックとの差分によって受信データのバッファへの書込みと読出しとのクロックずれによるオーバーラン、アンダーランを発生させないようにファクシミリ信号を再生させることを特徴とする請求項4記載のクロック制御方法。
- 前記IP網ターミナルアダプタが、前記クロックを調整する処理において、前記クロックの差分の検出結果から、ファクシミリモード時に通信相手のクロックに対してアンダーランが発生しないように、前記受信側装置の再生クロックを前記送信側装置のクロックと等しいか、わずかに低くするように調整することを特徴とする請求項5記載のクロック制御方法。
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