JP2008027975A - ノイズ遮蔽機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタから放射されるノイズを確実に遮蔽する機構を提供する。
【解決手段】メインフレームに、制御基板20を固定する。制御基板20に、USBコネクタ21、電源ジャックを取り付ける。メインフレームに、ノイズ遮蔽フレーム25を取り付ける。ノイズ遮蔽フレーム25の後面25aに、コネクタノイズ遮蔽部25bを形成する。コネクタノイズ遮蔽部25bは、支持部25d、腕部25e、当接部25fを備える。コネクタノイズ遮蔽部25b及び切欠き部26は、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレームに取り付けたときに、メインフレーム内部に収納される。当接部25fは、弾性力を有してUSBコネクタ21の側面に当接する。USBコネクタ21から放射されるノイズは、コネクタノイズ遮蔽部25bにより遮蔽(吸収)される。
【選択図】図7

Description

本発明は、基板に取り付けられたコネクタから放射されるノイズを遮蔽するノイズ遮蔽機構に関するものである。
光ディスク装置等の電子機器には、その駆動を制御する制御基板が設けられている。制御基板は、金属製のベース板金に取り付けられており、ベース板金には、制御基板を覆い、制御基板から放射されるノイズが外部に放出されるのを防止するための金属製のノイズ遮蔽板金が取り付けられている。制御基板には、電気接続用のコネクタ等が取り付けられており、制御基板が駆動したときには、コネクタからノイズが放射される。このコネクタから放射されるノイズを、外部に放射されるのを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1では、コネクタの外導体端子と基板ケースとを接続用部材で電気的に接続する基板用コネクタのノイズ遮蔽構造が提案されている。また、特許文献2では、10BASE−Tジャックに接触部材を形成し、この接触部材により、10BASE−Tジャックとシールドケースとを電気的に接続している。
しかしながら、特許文献1では、接続用部材を、外導体端子に一体または別体に形成しており、一体または別体のいずれにより形成した場合にも、市販されているコネクタを使用することができず、専用のコネクタを使用する必要があるため、市販品を使用する場合に比べてコストが高くなるという問題があった。また、特許文献2では、10BASE−Tジャックに接触部材を形成しており、市販されている10BASE−Tジャックを使用することができず、専用の10BASE−Tジャックを使用する必要があるため、市販品を使用する場合に比べてコストが高くなるという問題があった。
そこで、ノイズ遮蔽板金とコネクタとの間に、サイコロ状のスポンジを導電シートで包んだEMIスポンジと称される部材を設け、このEMIスポンジをノイズ遮蔽板金及びコネクタに当接することにより、コネクタから放射されるノイズが外部に放出されるのを防止することが考えられている。
しかしながら、EMIスポンジを使用した場合には、コストアップしてしまうため、EMIスポンジを使用せずに、コネクタから放射されるノイズが外部に放出されるのを防止することが考えられている。このEMIスポンジを使用せずにコネクタのノイズ遮蔽方法として、ノイズ遮蔽板金の上面に折り曲げ部を形成し、この折り曲げ部を折り曲げてコネクタに当接させることが考えられている。
特開平11−40276号公報 特開2005−108881号公報
しかしながら、ノイズ遮蔽板金の上面に折り曲げ部を形成するためには、この折り曲げ部の周囲に切欠きを形成する必要があり、この切欠きからノイズが漏れてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、制御基板から放射されるノイズを遮蔽するノイズ遮蔽板金により、コネクタから放射されるノイズを確実に遮蔽することができるノイズ遮蔽機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のノイズ遮蔽機構は、基板の上面に設けられたコネクタから放射されるノイズを遮蔽するノイズ遮蔽機構であって、前記基板が取り付けられる導電性を有するベース部材と、前記ベース部材に前記基板の上面を覆うように取り付けられ、前記基板から放射されるノイズを遮蔽する導電性を有する基板ノイズ遮蔽部材と、前記基板ノイズ遮蔽部材に設けられ、前記コネクタに当接し、前記コネクタから放射されるノイズを遮蔽するコネクタノイズ遮蔽部と、を備えることを特徴とする。なお、前記コネクタは、前記基板を有する電子機器と外部電子機器とを接続するUSBコネクタであることが好ましい。また、前記ベース部材及び前記基板ノイズ遮蔽部材を構成する導電性を有する素材としては、金属、金属を含む樹脂等が挙げられる。
また、前記コネクタノイズ遮蔽部を、前記基板ノイズ遮蔽部材の側面に一体的に、且つ、前記コネクタの側面に当接するように形成することが好ましい。
さらに、前記コネクタノイズ遮蔽部を、弾性力を有して前記コネクタの側面に当接するように形成することが好ましい。
また、前記コネクタノイズ遮蔽部を、前記基板ノイズ遮蔽部材に取り付けられる導電性を有する導電部材から構成し、前記導電部材は、前記コネクタの対向する2つの側面に当接して挟持し、前記コネクタの位置決めを行う挟持部を備えることが好ましい。
さらに、前記把持部を、弾性力を有して前記コネクタの側面に当接するように形成することが好ましい。
本発明のノイズ遮蔽機構によれば、基板の上面に設けられたコネクタから放射されるノイズを遮蔽するノイズ遮蔽機構であって、基板が取り付けられる導電性を有するベース部材と、ベース部材に基板の上面を覆うように取り付けられ、基板から放射されるノイズを遮蔽する導電性を有する基板ノイズ遮蔽部材と、基板ノイズ遮蔽部材に設けられ、コネクタに当接し、コネクタから放射されるノイズを遮蔽するコネクタノイズ遮蔽部と、を備えるから、コネクタから放射されるノイズをコネクタノイズ遮蔽部により確実に遮蔽することができる。
また、コネクタノイズ遮蔽部を、基板ノイズ遮蔽部材の側面に一体的に、且つ、コネクタの側面に当接するように形成したから、コネクタノイズ遮蔽部を基板ノイズ遮蔽部材の上面に形成するタイプに比べて、コネクタノイズ遮蔽部を形成するために基板ノイズ遮蔽部材に形成する切欠き部の外部に露呈する面積を小さくする(基板ノイズ遮蔽部材による密閉度を高める)ことができ、コネクタのノイズ遮蔽を確実に行うことができる。
さらに、コネクタノイズ遮蔽部を、弾性力を有してコネクタの側面に当接するように形成したから、より一層確実に、コネクタのノイズ遮蔽を行うことができる。
図1に示すように、本発明のノイズ遮蔽機構を実施した光ディスク装置2は、ノート型パソコン(以下、PCと称する)3に接続されて使用される。PC3のパソコン本体4の内部にはUSBコネクタ(例えば、USB Bタイプ)からなるPC側コネクタが2個設けられており、パソコン本体4の側面には、PC側コネクタを露呈する第1露呈孔4a及び第2露呈孔4bが形成されている。光ディスク装置2とPC3とは、USBケーブル5により電気的に接続されている。USBケーブル5は、一端に第1ジャック5aが、他端に第2ジャック5bが設けられており、2個設けられている。
2個のUSBケーブル5の第1ジャック5aを、第1露呈孔4aから挿入してPC側コネクタに接続し、第2ジャック5bを、光ディスク装置2に設けられた2個のUSBコネクタ21の図3における左側のものに接続し、他方のUSBケーブル5の第1ジャック5aを、第2露呈孔4bから挿入してPC側コネクタに接続し、第2ジャック5bを、光ディスク装置2に設けられた2個のUSBコネクタ21の図3における右側のものに接続すると、光ディスク装置2とPC3とが電気的に接続され、光ディスク装置2がPC3により制御可能となる。なお、図1では、2個のUSBケーブル5のうち、1個のUSBケーブル5のみを図示している。また、詳しくは後述するように、USBコネクタ21は、パソコン本体4の内部に設けられたPC側コネクタよりも小さいコネクタ(例えば、USB mini B)から構成されており、これに応じて、第2ジャック5bは、第1ジャック5aよりも小さいものから構成されている。
ディスク装置2は、本体ケース6にトレイユニット7が移動自在に取り付けられている。図1は、光ディスク8を装填するためにトレイユニット7をいっぱいに引き出した様子を表している。光ディスク8の装填後、フロントカバー9を押圧するとトレイユニット7はパソコン本体3内に完全に格納された状態でロックされる。トレイユニット7を引き出すときには、フロントカバー9に設けられたイジェクトボタン9aを押す。イジェクトボタン9aが押されたとき、光ピックアップ18が光ディスク8にアクセスしていなければ格納位置でのロックが解除され、トレイユニット7がバネの付勢により所定ストローク(例えば10mm程度)突出するから、ユーザはフロントカバー9をつまんで図示の突出位置まで引き出し操作することができる。
図2に示すように、光ディスク装置2の本体ケース6の内部には、導電性を有する薄板金属製のメインフレーム(ベース部材)10と、メインフレーム10の左右の側壁に設けられたガイドレールに沿ってスライドするスライドレール11,12と、これらのスライドレール11,12に対してさらにスライド自在に組み付けられたトレイユニット7が設けられている。メインフレーム10の側壁の内面にはスライドレール11,12の移動をガイドするプラスチック製のガイドレールが固定されている。なお、図2においては、図面の乱雑を避けるため、制御基板20及びノイズ遮蔽フレーム25の図示を省略している。
トレイユニット7は、光ディスク8の外径に対応した窪みが形成されたプラスチック製のディスクトレイ14と、ディスクトレイ14の下側から組み付けられたピックアップユニット15とを含む。ディスクトレイ14の側壁にはトレイユニット7のスライド方向に延びたガイド用の突条と溝とが一体成形され、前述したスライドレール11,12が係合している。これにより、ディスクトレイ14がスライドレール11,12及び、前述のガイドレールを介してメインフレーム10にスライド自在に支持され、ピックアップユニット15はディスクトレイ14のスライドに伴って同方向に移動する。なお、ディスクトレイ14、スライドレール11,12、ガイドレールにはそれぞれ適宜の位置にストッパが設けられ、ディスクトレイ14及びスライドレール11,12は予め決められた範囲内でスライドする。
ピックアップユニット15には、光ディスク8を回転させるスピンドルモータ16、スピンドルモータ16の駆動軸に固定されたチャッキングコア17、光ピックアップ18が設けられている。ディスクトレイ14の窪みに合わせて光ディスク8を装填すると、チャッキングコア17が光ディスク8のチャック孔8a(図1参照)に係合して光ディスク8を保持する。
メインフレーム10の奥側にはイジェクト機構が設けられ、イジェクトボタン9aを押して格納位置でのロックが解除されると、トレイユニット7はイジェクト機構により所定ストロークだけ突出する。
図3及び図4に示すように、メインフレーム10の奥側には、光ディスク装置2の駆動を制御する制御基板20が配されている。トレイユニット7(図2参照)は、図示しないFPC(Flexible Printed Circuit)により、制御基板20に接続されている。
制御基板20は、USBコネクタ21と、電源ジャック22と、が取り付けられており、ビス等によりメインフレーム10に固定されている。USBコネクタ21は、2個取り付けられている。USBコネクタ21は、パソコン本体4の内部に設けられたPC側コネクタよりも小さいコネクタ(例えば、USB mini B)から構成されており、USBケーブル5の第2ジャック5bが挿入される。電源ジャック22には、光ディスク装置2に電源を供給するための電源ケーブルの電源プラグ(図示せず)が挿入される。
メインフレーム10の後面10a(図3及び図4における前面)には、USBコネクタ21が挿通されるコネクタ挿通孔10bと、電源ジャック22が挿通されるジャック挿通孔10cと、が形成されている。コネクタ挿通孔10bは2個形成されている。USBコネクタ21をコネクタ挿通孔10bに挿通し、電源ジャック22をジャック挿通孔10cに挿通した状態で、制御基板20はメインフレーム10に固定されている。
図5に示すように、メインフレーム10には、制御基板20の上面を覆う位置に、導電性を有する薄板金属製のノイズ遮蔽フレーム(基板ノイズ遮蔽部材)25が取り付けられている。ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付ける取付方法としては、メインフレーム10に係合凸部を形成し、ノイズ遮蔽フレーム25に係合孔を形成し、係合凸部に係合孔を係合させることにより、位置決めして取り付ける。
図6に示すように、ノイズ遮蔽フレーム25は、制御基板20から放射されるノイズを遮蔽するものであり、後面25a(図6における前面)には、USBコネクタ21に当接してUSBコネクタ21から放射されるノイズを遮蔽するコネクタノイズ遮蔽部25bが一体的に形成されている。コネクタノイズ遮蔽部25bは、2個形成されている。また、後面25aには、電源ジャック22を露呈する露呈孔25cが形成されている。
図6及び図7に示すように、コネクタノイズ遮蔽部25bは、後面25aに平行で且つ後面25aよりも前面側の位置で折り曲げられた支持部25dと、支持部25dに直角で前面側に延びる腕部25eと、腕部25eから下方に延びる略く字状の当接部25fと、を備えて構成される。なお、図6においては、コネクタノイズ遮蔽部25bを図示するために、左側のコネクタノイズ遮蔽部25bの周囲(図6におけるハッチングされた範囲)を断面形状で図示している。
当接部25fは、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、弾性力を有してUSBコネクタ21の側面に当接するように形成されている(図7参照)。これにより、光ディスク装置2に振動が加わったときにも、当接部25fは常にUSBコネクタ21の側面に当接した状態となる。USBコネクタ21から放射されるノイズは、コネクタノイズ遮蔽部25bにより遮蔽(吸収)され、光ディスク装置2外部に放出されることがない。本実施形態では、ノイズ遮蔽機構28(図5参照)は、メインフレーム10と、ノイズ遮蔽フレーム25と、コネクタノイズ遮蔽部25bと、を備えて構成されている。
ノイズ遮蔽フレーム25は、金属製であり、コネクタノイズ遮蔽部25bを形成(曲げ加工)するために、切欠き部26が設けられている。コネクタノイズ遮蔽部25b及び切欠き部26は、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、メインフレーム10内部に収納される(図5参照)。
次に、上記のように構成された光ディスク装置2の作用について説明する。光ディスク装置2駆動時には、制御基板20から電気ノイズが放射される。制御基板20は、ノイズ遮蔽フレーム25により覆われており、制御基板20から放射されるノイズは、ノイズ遮蔽フレーム25により遮蔽され、光ディスク装置2の外部に放出されることがない。
また、光ディスク装置2駆動時には、USBコネクタ21から電気ノイズが放射される。ノイズ遮蔽フレーム25のコネクタノイズ遮蔽部25bは、USBコネクタ21の側面に当接しており、USBコネクタ21から放射されるノイズは、コネクタノイズ遮蔽部25bにより遮蔽(吸収)され、光ディスク装置2の外部に放出されることがない。
このように、ノイズ遮蔽フレーム25の後面25aに、コネクタノイズ遮蔽部25bを形成し、コネクタノイズ遮蔽部25bの当接部25fをUSBコネクタ21に当接するようにしたから、EMIスポンジを用いてUSBコネクタ21のノイズ遮蔽を行うものに比べて、コストダウンを図りながら、USBコネクタ21から放射されるノイズを確実に遮蔽することができる。また、USBコネクタ21のグランディング(アーシング)効果を得ることもできる。
また、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、切欠き部26をメインフレーム10の内部に収納するようにしたから、コネクタノイズ遮蔽部をノイズ遮蔽フレーム25の上面に形成するタイプに比べて、外部に露呈する切欠き部26の面積を小さくする(ノイズ遮蔽フレーム25による密閉度を高める)ことができ、USBコネクタ21のノイズ遮蔽を確実に行うことができる。
さらに、ノイズ遮蔽フレーム25に形成したコネクタノイズ遮蔽部25bにより、USBコネクタ21から放射されるノイズを遮蔽するから、市販品のUSBコネクタ21を使用することができる。
なお、上記実施形態では、制御基板20にUSBコネクタ21を2個取り付けた形態について説明したが、USBコネクタ21の個数は適宜変更可能であり、USBコネクタ21の個数に応じて、コネクタノイズ遮蔽部25bの個数も変更されるものである。
また、上記実施形態では、コネクタノイズ遮蔽部25bを、支持部25dと、腕部25eと、当接部25fと、を備えて構成したが、確実にUSBコネクタ21に当接するようにされていればよく、コネクタノイズ遮蔽部25bの形状は適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、コネクタノイズ遮蔽部25bを、ノイズ遮蔽フレーム25の後面25aに形成したが、これに限定されることなく、ノイズ遮蔽フレーム25の上面以外の面であればよく、ノイズ遮蔽フレーム25の左側面、右側面に形成するようにしてもよい。
図8、図9及び図10に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、ノイズ遮蔽フレーム25には、導電性を有する薄板金属製の導電部材30がビス等により取り付けられている。導電部材30は、略コ字状の本体部30aと、本体部30aの左右両側面それぞれに形成され、USBコネクタ21の左右の側面に当接して挟持する略く字状の挟持部30bと、本体部30aに立設され、ノイズ遮蔽フレーム25の内面に当接する略L字状の連結部30cと、を備えて構成されている。本実施形態では、ノイズ遮蔽機構28は、メインフレーム10と、ノイズ遮蔽フレーム25と、導電部材30と、を備えて構成されている。
挟持部30bは、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、弾性力を有してUSBコネクタ21の側面に当接するように形成されており、USBコネクタ21は、2個の挟持部30bにより挟持された状態となる。また、連結部30cは、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、本体部30aが弾性力を有してUSBコネクタ21の上面に当接するように形成されている(図10参照)。これにより、光ディスク装置2に振動が加わったときにも、挟持部30bは常にUSBコネクタ21の側面に当接した状態となる。USBコネクタ21から放射されるノイズは、導電部材30を介してノイズ遮蔽フレーム25により遮蔽(吸収)され、光ディスク装置2外部に放出されることがない。
また、導電部材30は、ノイズ遮蔽フレーム25に取り付けられており、ノイズ遮蔽フレーム25をメインフレーム10に取り付けたときに、USBコネクタ21は、2個の挟持部30bの間に挟持された状態となり、左右方向が位置決めされる。
このように、導電部材30を設け、導電部材30をUSBコネクタ21及びノイズ遮蔽フレーム25に当接するようにしたから、EMIスポンジを用いてUSBコネクタ21のノイズ遮蔽を行うものに比べて、コストダウンを図りながら、USBコネクタ21から放射されるノイズを確実に遮蔽することができる。また、USBコネクタ21のグランディング(アーシング)効果を得ることもできる。
また、導電部材30によりUSBコネクタ21のノイズ遮蔽を行うようにしたから、ノイズ遮蔽フレーム25に切欠き部を設ける必要がなく、ノイズ遮蔽フレーム25による密閉度を高めることができ、USBコネクタ21のノイズ遮蔽を確実に行うことができる。
本発明を実施した光ディスク装置を備えたノート型パソコンの外観図である。 光ディスク装置を示す斜視図である。 メインフレームと制御基板とUSBコネクタと電源ジャックとを示す分解斜視図である。 メインフレームに制御基板を取り付けた状態のメインフレームと制御基板とUSBコネクタと電源ジャックとを示す斜視図である。 メインフレームにノイズ遮蔽フレームを取り付けた状態のメインフレームとUSBコネクタと電源ジャックとノイズ遮蔽フレームとを示す斜視図である。 ノイズ遮蔽フレームを示す斜視図である。 制御基板とUSBコネクタとノイズ遮蔽フレームとを示す正面図である。 導電部材を設けた実施形態の制御基板とUSBコネクタと電源ジャックと導電部材とを示す分解斜視図である。 図8に示す実施形態の導電部材をUSBコネクタに係止した状態の制御基板とUSBコネクタと電源ジャックと導電部材とを示す斜視図である。 図8に示す実施形態の導電部材をUSBコネクタに係止した状態のメインフレームとノイズ遮蔽フレームと制御基板とUSBコネクタと電源ジャックと導電部材とを示す側面図である。
符号の説明
2 光ディスク装置
10 メインフレーム(ベース部材)
20 制御基板
21 USBコネクタ
22 電源ジャック
25 ノイズ遮蔽フレーム(基板ノイズ遮蔽部材)
25a 後面
25b コネクタノイズ遮蔽部
25d 支持部
25e 腕部
25f 当接部
26 切欠き部
28 ノイズ遮蔽機構
30 導電部材
30a 本体部
30b 挟持部
30c 連結部

Claims (5)

  1. 基板の上面に設けられたコネクタから放射されるノイズを遮蔽するノイズ遮蔽機構であって、
    前記基板が取り付けられる導電性を有するベース部材と、
    前記ベース部材に前記基板の上面を覆うように取り付けられ、前記基板から放射されるノイズを遮蔽する導電性を有する基板ノイズ遮蔽部材と、
    前記基板ノイズ遮蔽部材に設けられ、前記コネクタに当接し、前記コネクタから放射されるノイズを遮蔽するコネクタノイズ遮蔽部と、を備えることを特徴とするノイズ遮蔽機構。
  2. 前記コネクタノイズ遮蔽部を、前記基板ノイズ遮蔽部材の側面に一体的に、且つ、前記コネクタの側面に当接するように形成したことを特徴とする請求項1記載のノイズ遮蔽機構。
  3. 前記コネクタノイズ遮蔽部を、弾性力を有して前記コネクタの側面に当接するように形成したことを特徴とする請求項2記載のノイズ遮蔽機構。
  4. 前記コネクタノイズ遮蔽部を、前記基板ノイズ遮蔽部材に取り付けられる導電性を有する導電部材から構成し、
    前記導電部材は、前記コネクタの対向する2つの側面に当接して挟持し、前記コネクタの位置決めを行う挟持部を備えることを特徴とする請求項1記載のノイズ遮蔽機構。
  5. 前記把持部を、弾性力を有して前記コネクタの側面に当接するように形成したことを特徴とする請求項4記載のノイズ遮蔽機構。
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