JP2008027841A - 水中照明装置 - Google Patents

水中照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008027841A
JP2008027841A JP2006201910A JP2006201910A JP2008027841A JP 2008027841 A JP2008027841 A JP 2008027841A JP 2006201910 A JP2006201910 A JP 2006201910A JP 2006201910 A JP2006201910 A JP 2006201910A JP 2008027841 A JP2008027841 A JP 2008027841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal space
water
light
water level
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006201910A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoo Ikeda
識夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BISAN KK
Original Assignee
BISAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BISAN KK filed Critical BISAN KK
Priority to JP2006201910A priority Critical patent/JP2008027841A/ja
Publication of JP2008027841A publication Critical patent/JP2008027841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】 長期間にわたり水中へ効率的に光を放射することができるようにする。
【解決手段】 本発明の水中照明装置1は、水W中において空気Aを貯溜する内部空間Sを形成するとともに、該内部空間Sを外部の水W中に連通する開口2aを該内部空間Sの下側に有するシーリングカバー2と、内部空間Sに貯溜された空気Aの中に位置し、かつ、開口2aを通じて侵入する外部の水Wに浸からないように位置するとともに、開口2aを通じて外部の水Wの中に光を放射するように配設された光放射体3とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水中照明装置に関するものである。
本発明の背景技術としては、特許文献1記載の水中光照射装置を例示する。この装置は、図5に示すように、透明又は半透明体の第1の密閉容器53と、該第1の密閉容器53と連通しかつ外部圧力に対して前記第1の密閉容器53に比して柔軟性のよい第2の密閉容器54と、前記第1の密閉容器53内に出光端52が配設された光導体ケーブル51とより成り、前記第1及び第2の密閉容器53,54を水中に配設して前記第1の密閉容器53を通して水中に光を放射するようにしたことを特徴としたものである。
そして、これら密閉容器53,54を水中深く配設した場合、まず、第2の密閉容器54内の空気が第1の密閉容器53内へ入るので、該第1の密閉容器53内の圧が上昇し、該第1の密閉容器53が水圧によって潰れるようなことがないようにしている。
特開平3−62407号公報
ところが、従来の装置は、透明又は半透明の密閉容器53を通して水中に光を放射するようにしているので、海、河川、湖沼等の水中に設置すると、密閉容器53の表面に藻類が付着したり、該表面が汚れたりすることにより光が遮断されてしまい、水中に光が届き難くなるという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の水中照明装置は、
水中において気体を貯溜する内部空間を形成するとともに、該内部空間を外部の水中に連通する開口を該内部空間の下側に有するシーリングカバーと、
前記内部空間に貯溜された気体中に位置し、かつ、前記開口を通じて侵入する外部の水に浸からないように位置するとともに、前記開口を通じて外部の水中に光を放射するように配設された光放射体と
を備えている。
前記気体としては、特に限定されないが、空気、酸素、窒素等を例示する。
前記光放射体としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。
(1)光を放射する光源(例えば、電球、ガス球、半導体発光素子)からなる態様。
(2)光の伝送路(例えば、光ファイバー)を介して伝送されてきた光を放射するための光の出口部からなる態様。
また、上記光放射体には、光を発散・収束させるレンズを適宜設けることもできる。
この構成によれば、前記光放射体が前記気体中に位置し水に浸かっていない上に、前記光放射体から放射される光を、前記開口を通じ前記気体と水の界面から前記水中へ直接入射させることができる。このため、前記光放射体から放射された光が前記水中へ入射するまでの光の通路上には、前記外部の水に表面が接している部材が存在していないので、該部材の表面に藻類が付着したり、該表面が汚れたりすることによる問題が一切生じない。このため、長期間にわたり水中へ効率的に光を放射することができる。
前記内部空間内に前記気体を供給する気体供給部を備えた態様を例示する。
この構成によれば、前記内部空間内における前記気体の減少(該気体の前記水中への溶け込み等による減少)を、前記気体供給部により供給する気体により補充することにより、前記光放射体が前記内部空間内に貯溜された気体中に位置し続けるようにすることができる。
前記気体供給部は、前記光放射体の下端高さの下方に設定された上限水位よりも、前記内部空間内における水位が高くなっている高水位状態にあることを検知する水位検知部を備え、該水位検知部が前記高水位状態を検知すると、少なくとも該水位検知部が該高水位状態を検知しなくなるまで、前記内部空間内に気体を供給するように構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記光放射体が前記内部空間内に貯溜された気体中に位置し続けるように、前記内部空間内に自動的に前記気体を供給することができる。
前記気体供給部は、前記内部空間内における気体が前記開口を通じて外部の水中にあふれ出すように、前記内部空間内に気体を供給するように構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記内部空間内の気体を前記水中にあふれ出させることにより、該内部空間内の気体や水をリフレッシュすることができる。これにより、例えば、該内部空間内の気体や水の透明度が低下したり、該内部空間内に塵が溜まったり、該内部空間内の気体や水の中に動植物が繁殖したりすることを防止できる。
本発明に係る水中照明装置によれば、長期間にわたり水中へ効率的に光を放射することができるという優れた効果を奏する。
図1〜図4は本発明を具体化した一実施形態の水中照明装置1を示している。この水中照明装置1は、図1に示すように、海、河川、湖沼等の水Wの中において気体としての空気Aを貯溜する内部空間Sを形成するとともに、該内部空間Sを外部の水W中に連通する開口2aを該内部空間Sの下側に有するシーリングカバー2と、内部空間Sに貯溜された空気Aの中に位置し、かつ、開口2aを通じて侵入する外部の水Wに浸からないように位置するとともに、開口2aを通じて外部の水Wの中に光を放射するように配設された光放射体3と、内部空間S内に空気Aを供給する気体供給部4とを備えている。
シーリングカバー2は、図1〜図3に示すように、上側になるほど狭くなる形態の内部空間Sを形成するように互いに水密に接合された複数の壁体10(本例では鋼鉄製の壁体)からなっている。シーリングカバー2の形状としては、光放射体3から放射される光を効果的に開口2aへ向かわせるためには、半球形の屋根状や、略角錐形、略円錐形等の略錐形の屋根状等に形成することが好ましいが、本例では、略四角錐形をベースにしながらも、気体供給部4の配設を容易にするために、該略四角錐形のうちの一斜面を垂直にした形状を採用している。そして、シーリングカバー2の開口2aは、該略四角錐形の底面全体が開放されることにより、略矩形状に形成されている。シーリングカバー2の内面は光放射体3から放射される光を無駄なく水W中へ放出させるための光反射面となっている。この光反射面の形態としては、特に限定されないが、壁体の内面に鏡面体を貼り付けた態様や、該内面に光反射塗装を施した態様を例示する。シーリングカバー2のサイズとしては、特に限定されないが、底辺を約2m、高さを約2mに設定することを例示する。
また、本例のシーリングカバー2は、その開口2aの四隅が海底30に立設された4本の支柱11により支持されている。支柱11としては、特に限定されないが、筒体の中にコンクリートを打設してなる態様を例示する。シーリングカバー2の支持態様としては、特に限定されないが、図4(a)に示すように、ロープ、ワイヤ、チェーン等の連結手段29で海底30に係止するようにした態様、図4(b)に示すように、水中照明装置1の外部における水面に浮かべられたベース部31に支持されるようにした態様、陸上に支持されるようにした態様等を例示する。
光放射体3は、シーリングカバー2の内部空間Sにおける最上部に配設されている。本例の光放射体3は、光を放射する光源としての電球からなっている。
気体供給部4は、本例では、水中照明装置1の外部における水面上又は陸上に設置されたエアコンプレッサ15と、該エアコンプレッサ15から出力される圧縮エアを内部空間Sへ供給するための供給管16と、該供給管16の出口側に装備された電磁弁17と、内部空間S内における水位を検知する水位検知部18と、該水位検知部18からの検知信号に基づいて電磁弁17を制御する制御部19とを備えている。
水位検知部18は、本例では、内部空間S内の水面に浮かべられたフロート部21の相対上下位置を高水位センサ22及び低水位センサ23により検知するフロート式水位センサとなっている。高水位センサ22は、光放射体3の下端高さの下方に設定された上限水位LH(図3参照)よりも、内部空間S内における水位が高くなっている高水位状態にあることを検知する。低水位センサ23は、該上限水位LHよりも下方に設定された下限水位LL(図3参照)よりも、内部空間S内における水位が低くなっている低水位状態にあることを検知する。本例では、高水位センサ22及び低水位センサ23は、フロート部21に設けられた突部24が接触していることを検知するリミットスイッチからなっている。
制御部19は、水位検知部18が高水位状態を検知すると、電磁弁17を開いて内部空間S内に空気Aを供給し始めるようになっている。すると、内部空間S内の空気A量が増加して該内部空間S内の水Wが開口2aを通じて排出されることにより、該内部空間S内の水位が低下して行く。さらに内部空間S内に空気Aを供給し続けることにより該内部空間S内の水位が低下し、水位検知部18が低水位状態を検知すると、制御部19は、電磁弁17を閉じて内部空間S内への空気Aの供給を停止するようになっている。
なお、制御部19としては、周期的、連続的、又は所定状態発生時(所定状態を検知するセンサが該状態を検知した時)に、内部空間S内における空気Aが開口2aを通じて外部の水W中にあふれ出させるようにすべく、内部空間S内に空気Aを供給させるように電磁弁17を開閉制御するように構成することもできる。前記周期としては、特に限定されないが、数時間周期、数日周期、数週間周期等を例示する。前記所定状態としては、特に限定されないが、内部空間S内の空気Aや水Wの透明度が低下した状態、該内部空間S内に塵が溜まった状態、該内部空間S内の空気Aや水Wの中に動植物が繁殖した状態等をいう。
光放射体3や制御部等の電源25としては、特に限定されないが、発電機、商用電源、蓄電器等を例示する。また、発電機や蓄電器の設置態様としては、特に限定されないが、水中照明装置1の外部における水面上に設置する態様、陸上に設置する態様、水W中に設置する態様、海底30に設置する態様、内部空間S内に設置する態様等を例示する。
以上のように構成された本例の水中照明装置1によれば、光放射体3が空気A中に位置し水Wに浸かっていない上に、光放射体3から放射される光を、開口2aを通じ空気Aと水Wの界面から水W中へ直接入射させることができる。このため、光放射体3から放射された光が水W中へ入射するまでの光の通路上には、外部の水Wに表面が接している部材が存在していないので、該部材の表面に藻類が付着したり、該表面が汚れたりすることによる問題が一切生じない。このため、長期間にわたり水W中へ効率的に光を放射することができる。
また、内部空間S内に空気Aを供給する気体供給部4を備えているので、内部空間S内における空気Aの減少(該空気Aの水W中への溶け込み等による減少)を、気体供給部4により供給する空気Aにより補充することにより、光放射体3が内部空間S内に貯溜された空気A中に位置し続けるようにすることができる。
また、気体供給部4は、光放射体3の下端高さの下方に設定された上限水位LHよりも、内部空間S内における水位が高くなっている高水位状態にあることを検知する水位検知部18を備え、該水位検知部18が高水位状態を検知すると、少なくとも該水位検知部18が該高水位状態を検知しなくなるまで、内部空間S内に空気Aを供給するように構成されている。このため、光放射体3が内部空間S内に貯溜された空気A中に位置し続けるように、内部空間S内に自動的に空気Aを供給することができる。
また、気体供給部4は、内部空間S内における空気Aが開口2aを通じて外部の水W中にあふれ出すように、内部空間S内に空気Aを供給するように構成されているので、内部空間S内の空気Aを水W中にあふれ出させることにより、該内部空間S内の空気Aや水Wをリフレッシュすることができる。これにより、例えば、該内部空間S内の空気Aや水Wの透明度が低下したり、該内部空間S内に塵が溜まったり、該内部空間S内の空気Aや水Wの中に動植物が繁殖したりすることを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)気体として、空気Aに代えて、酸素、窒素等を採用すること。
(2)光放射体3として、電球に代えて、光を放射する他の光源(例えば、ガス球、半導体発光素子)や、光の伝送路(例えば、光ファイバー)を介して伝送されてきた光を放射するための光の出口部を採用すること。
(3)光放射体3にレンズを設けること。
本発明を具体化した一実施形態に係る水中照明装置の全体構成を示すブロック図である。 同水中照明装置の斜視図である。 同水中照明装置の断面図である。 同水中照明装置のシーリングカバーの支持態様の変更例を示す図である。 本発明の背景技術としての水中光照射装置を示す断面図である。
符号の説明
1 水中照明装置
2 シーリングカバー
2a 開口
3 光放射体
4 気体供給部
10 壁体
11 支柱
15 エアコンプレッサ
16 供給管
17 電磁弁
18 水位検知部
19 制御部
21 フロート部
22 高水位センサ
23 低水位センサ
24 突部
25 電源
29 連結手段
30 海底
31 ベース部
A 空気
LH 上限水位
LL 下限水位
S 内部空間
W 水

Claims (4)

  1. 水中において気体を貯溜する内部空間を形成するとともに、該内部空間を外部の水中に連通する開口を該内部空間の下側に有するシーリングカバーと、
    前記内部空間に貯溜された気体中に位置し、かつ、前記開口を通じて侵入する外部の水に浸からないように位置するとともに、前記開口を通じて外部の水中に光を放射するように配設された光放射体と
    を備えた水中照明装置。
  2. 前記内部空間内に前記気体を供給する気体供給部を備えた請求項1記載の水中照明装置。
  3. 前記気体供給部は、前記光放射体の下端高さの下方に設定された上限水位よりも、前記内部空間内における水位が高くなっている高水位状態にあることを検知する水位検知部を備え、該水位検知部が前記高水位状態を検知すると、少なくとも該水位検知部が該高水位状態を検知しなくなるまで、前記内部空間内に気体を供給するように構成された請求項2記載の水中照明装置。
  4. 前記気体供給部は、前記内部空間内における気体が前記開口を通じて外部の水中にあふれ出すように、前記内部空間内に気体を供給するように構成された請求項2又は3記載の水中照明装置。
JP2006201910A 2006-07-25 2006-07-25 水中照明装置 Pending JP2008027841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201910A JP2008027841A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 水中照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201910A JP2008027841A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 水中照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008027841A true JP2008027841A (ja) 2008-02-07

Family

ID=39118251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006201910A Pending JP2008027841A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 水中照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008027841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084878A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社エルム 水中照明装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084878A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社エルム 水中照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200316620A1 (en) Fountain core and fountain device having fountain core
JP4234704B2 (ja) 水中照明装置
JP4040655B2 (ja) ブイ
JP2008027841A (ja) 水中照明装置
JP2007280686A (ja) 水上照明装置
JP2008305807A (ja) 水中照明体
KR100779268B1 (ko) 발광부를 가지는 모서리 보호구
TWI410664B (zh) 光學式油檢測器
KR200472974Y1 (ko) 황포돛배 유등
JP2008285128A (ja) 浮遊視認装置
KR102056337B1 (ko) 어업용 부표
KR20110002372U (ko) 태양전지와 엘이디를 이용한 수중경관 조명장치
KR101833426B1 (ko) 어망표시장치
JP2002506170A5 (ja)
CN107751073A (zh) 一种全水深浮架式浮鱼礁
JP2006351268A (ja) 噴水装置
JP2007056571A (ja) 浮沈式袋体
KR100904921B1 (ko) 수중 조명장치
JP3128595U (ja) 水槽用備品、及び観賞魚水槽用ポンプ
JP3194885B2 (ja) 発光式浮き玉
JP3117285U (ja) 水質浄化装置
JPH10136831A (ja) 水中環境改善型浮体構造物
JP2015022975A (ja) 水中照明装置
JP4569164B2 (ja) 制御機器の地下設置構造
EP1310158A1 (en) Automatic water feed device for flowerpot