JP2007056571A - 浮沈式袋体 - Google Patents

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成彦 天野
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Abstract

【課題】フロート部が船舶等から容易に認識でき、船舶との接触、衝突等を未然に防止させることが出来る浮沈式袋体を提供する。
【解決手段】図1はこの発明の第1実施形態を示すヒレ部の一部拡大斜視図を示し、仕切り部材10により分割された空気室1を備えたフロート部2の相対向する外面位置には、板状のヒレ部3とスカート部4とを一体的されている。通常のヒレ部3の高さは、図1に示すように高さhに形成されているが、この発明の第1実施形態では、ヒレ部3を延長させて高さHに形成してあり、通常の高さの2倍以上の高さ(h+H)に形成することで、船舶からの視認性を高めた認識手段11としている。なお、ヒレ部3の高さが通常より高くなると、ゴム状弾性体から成るヒレ部3は自重により撓む恐れがあるため、ヒレ部3内に埋設する繊維強化材9を厚いものにしたり、剛性の高い材料を使用することで、撓みを防止することが可能である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、浮沈式オイルフェンスや汚濁防止膜等で使用される浮沈式袋体に係わり、更に詳しくは浮沈するフロート部が船舶等から容易に認識することが出来る浮沈式袋体に関するものである。
従来、オイルタンカー等から流出したオイルが海上において拡散するのを防止するために浮沈式オイルフェンスが使用されたり、また陸上からの流出した汚濁水が海上等において拡散するのを防止するために浮沈式汚濁防止膜が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような浮沈式オイルフェンスや浮沈式汚濁防止膜は、例えば、図3及び図4(a),(b)に示すように、圧力気体の給排源に接続可能な筒状の空気室1を備えたフロート部2と、このフロート部2の相対向する外面位置に板状のヒレ部3とスカート部4とをそれぞれ一体的に成形したゴム材料等のゴム状弾性材料から構成され、スカート部4には取付けプレート5を介して複数本のアンカーロープ6a,6bの一端を連結し、他端側は海底Gに埋設したアンカー7に連結されている。また、浮沈式汚濁防止膜の場合には、スカート部4に汚泥水が拡散しないように拡散防止膜8が海底Gに向かって吊設されている。
また、前記フロート部2、ヒレ部3、スカート部4の内部には繊維強化材9が埋設され、更に前記フロート部2の空気室1を、仕切り部材10を介して複数の空気室1に区画形成されている。
このような浮沈式オイルフェンスや浮沈式汚濁防止膜のフロート部2は、空気室1に圧力気体を導入することで、浮力により浮上し、また圧力気体を排出させることで自重により沈下するように構成されている。
そして浮沈式オイルフェンスや浮沈式汚濁防止膜は、海上において実施する場合には、船舶が航行する際に引っ掛けて損傷しないように海面上及び水面上に浮き出ているヒレ部3には、船舶から認識し易いようにオレンジ色等のゴムを使用しているが、フロート部2の直径φは、700mm程度であり、またヒレ部3の高さを足しても1m程度であって船舶から認識し難いと言う問題があった。
また、浮沈式オイルフェンスや浮沈式汚濁防止膜等の浮遊体に高輝度反射材では再帰反射係数は500cd/lux/m2程度で視認距離は100m程度であり、船舶が海上で高輝度反射材付き
の浮遊体を発見しても回避することは難しいと言う問題があった。
更に、船舶から認識し易いように単純にフロート部2の径を大型化した場合には、送排気ポンプシステム、オイルフェンス単体のコストが大幅に増加する問題がある。
このように、従来の浮沈式オイルフェンスや浮沈式汚濁防止膜では、船舶からの認識性が乏しく、船舶との接触、衝突等が発生し易いため、更に認識性を上げることが望まれている。
特開2002−309564号
この発明はかかる従来の問題点に着目し、フロート部が船舶等から容易に認識でき、船舶との接触、衝突等を未然に防止させることが出来る浮沈式袋体を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、圧力気体の給排源に接続可能な筒状の空気室を備えたフロート部と、このフロート部の相対向する外面位置に板状のヒレ部とスカート部とをそれぞれ一体的に成形したゴム状弾性材料から成る浮沈式袋体であって、前記フロート部のヒレ部側に、船舶からの視認性を高めた認識手段を設けたことを要旨とするものである。
ここで、前記フロート部、ヒレ部、スカート部及び認識手段の内部に金属または非金属製の補強材を埋設し、また前記フロート部の空気室を、仕切り部材を介して分割して構成するものである。また、前記認識手段は、ヒレ部を延長させて形成したり、ヒレ部に着脱可能な複数本のポールと、このポール間にネットまたは板状のフェンスを設けたり、更にヒレ部に発光部材を設けることも可能である。また発光部材としては、発光ダイオードまたは有機ELディスプレイを使用する。
この発明は、上記のように圧力気体の給排源に接続可能な筒状の空気室を備えたフロート部と、このフロート部の相対向する外面位置に板状のヒレ部とスカート部とをそれぞれ一体的に成形したゴム状弾性材料から成る浮沈式袋体であって、前記フロート部のヒレ部側に、船舶からの視認性を高めた認識手段を設けたので、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a).認識手段として、ヒレ部を延長させて形成したり、ヒレ部に着脱可能な複数本のポールと、このポール間にネットまたは板状のフェンスを設けたりすることで、船舶からの視認性を高めることが出来、船舶との接触、衝突等を未然に防止させることが出来る。
(b).認識手段として、ヒレ部に発光部材を設けることで船舶からの視認性を高めることが出来、船舶との接触、衝突等を未然に防止させることが出来る。
(c).またフロート部に設ける認識手段を外部抑止部材とすることで、外部から接近したり、侵入する船舶を未然に防止し、船舶の衝突による損傷を防止したり、破損するのを有効に防止させることが可能である。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同一符号を付して説明は省略する。
図1はこの発明の第1実施形態を示すヒレ部の一部拡大斜視図を示し、仕切り部材10により分割された空気室1を備えたフロート部2の相対向する外面位置には、板状のヒレ部3とスカート部4とを一体的されている。
通常のヒレ部3の高さは、図1に示すように高さhに形成されているが、この発明の第1実施形態では、ヒレ部3を延長させて高さHに形成してあり、通常の高さの2倍以上の高さ(h+H)に形成することで、船舶からの視認性を高めた認識手段11としている。
なお、ヒレ部3の高さが通常より高くなると、ゴム状弾性体から成るヒレ部3は自重により撓む恐れがあるため、ヒレ部3内に埋設する繊維強化材9を厚いものにしたり、剛性の高い材料を使用することで、撓みを防止することが可能である。
また、この発明の第2実施形態としては、図2に示すようにヒレ部3に着脱可能な複数本のポール12を植設し、このポール12間にネットまたは板状のフェンス13を設けて船舶からの視認性を高めた認識手段11とすることも可能である。
更に、他の実施形態として、図1の一点鎖線に示すように、ヒレ部3にフラッシングライト、発光ダイオード、有機ELディスプレイ、白熱灯、蛍光灯等の発光部材14を設けて船舶からの視認性を高めた認識手段11とすることも可能である。なお、発光部材14のバッテリーは、太陽電池等を使用することが可能である。
また、発光部材14としては、発光ダイオードを用いた場合、視認距離は1000m を超えるため、船舶から十分な距離があっても認識でき、文字を形成( 例えば、「SECURITY BARRIER」とか「SAFETY BARRIER」) して表示させることにより、更に視認性を向上させることが可能であり、有機ELディスプレイを用いた場合、発光体を柔軟性のある薄いガラスやプラスチック基板上に蒸着、または印刷可能であるため、フロート部にも取付けられ、発光部材の取付け面積を増加させることで、更に視認性を向上させることが可能であり好ましい。更に、これらは白熱灯や蛍光灯より消費電力が少なく、長寿命であり好ましい。
また、上記の認識手段11の応用例としては、認識手段11を外部抑止部材とすることで、外部から接近したり、侵入する船舶を未然に防止し、船舶の衝突による損傷を防止したり、破損するのを有効に防止させることも可能である。
以上のように、フロート部2のヒレ部3側に、船舶からの視認性を高めた認識手段11を設けることで、船舶からの視認性を高めることが出来、船舶との接触、衝突等を未然に防止させることが出来るものである。
この発明の第1実施形態を示すヒレ部の一部拡大斜視図である。 この発明の第2実施形態を示すヒレ部の一部拡大斜視図である。 従来の浮沈式オイルフェンスまたは浮沈式汚濁防止膜の概略説明図である。 (a)は図3のフロート部のから圧力気体を排出させ状態の断面図、(b)はフロート部に圧力気体を導入した状態の断面図である。
符号の説明
1 空気室 2 フロート部
3 ヒレ部 4 スカート部
5 取付けプレート
6a,6b アンカーロープ 7 アンカー
8 拡散防止膜 G 海底
9 繊維強化材 10 仕切り部材
11 認識手段 12 ポール
13 フェンス 14 発光部材

Claims (7)

  1. 圧力気体の給排源に接続可能な筒状の空気室を備えたフロート部と、このフロート部の相対向する外面位置に板状のヒレ部とスカート部とをそれぞれ一体的に成形したゴム状弾性材料から成る浮沈式袋体であって、
    前記フロート部のヒレ部側に、船舶からの視認性を高めた認識手段を設けたことを特徴とする浮沈式袋体。
  2. 前記フロート部、ヒレ部、スカート部及び認識手段の内部に金属または非金属製の補強材を埋設した請求項1に記載の浮沈式袋体。
  3. 前記フロート部の空気室を、仕切り部材を介して分割した請求項1または2に記載の浮沈式袋体。
  4. 前記認識手段は、ヒレ部を延長させて形成した請求項1,2または3に記載の浮沈式袋体。
  5. 前記認識手段は、ヒレ部に着脱可能な複数本のポールと、このポール間にネットまたは板状のフェンスを設けた請求項1,2または3に記載の浮沈式袋体。
  6. 前記認識手段は、ヒレ部に発光部材を設けた請求項1,2または3に記載の浮沈式袋体。
  7. 前記発光部材は、発光ダイオードまたは有機ELディスプレイである請求項6に記載の浮沈式袋体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201462A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Taiyo Kogyo Corp 船舶接近防止浮体構造
JP2018034771A (ja) * 2016-08-24 2018-03-08 大成建設株式会社 水上侵入防止装置
JP2019131969A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 アサヒ産業有限会社 シルトフェンス

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