JP2008027530A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光量検出器及び光量検出器の感度調整用の可変抵抗器の取付作業や交換作業が容易であり、これら部品の安定した取付状態を維持することができる光ピックアップ装置を提供すること。
【解決手段】光学ベース2と、光照射器3と、複数の光学系部材と、光ビームを受光する光検出器9と、光照射器3の光量を測定する光量検出器10と、光量検出器10の感度調整用可変抵抗器11と、光学ベース2の延在方向に沿って取付けられている主基板20とを有する光ピックアップ装置1であり、光量検出器10と可変抵抗器11とは副基板12に取付けられ、光学ベース2は副基板12を着脱自在に係止するための係止手段であるスリット孔2aを有し、副基板12は、主基板20と光学ベース2との間において、主基板20から立設するように配置され、且つ、半田付けにより主基板20に電気的に接続されると共に主基板20に対して固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスク装置に用いられる光ピックアップ装置に関する。
周知のように、光ディスク装置に用いられる光ピックアップ装置は、光照射器から出射されたレーザ光を対物レンズによって光ディスクの信号記録面に集光し、その信号記録面からの反射光を光検出器により検出して情報を読み取り、また、光照射器から出射されたレーザ光を対物レンズによって信号記録面に集光し、情報の書き込みを行う装置である。この情報の書き込みにおいて、光照射器から出射される光ビームの光量を測定する光量検出器が使用されている。この光量検出器によって測定された光量値は制御回路にフィードバックされ、光照射器の出射光の光量が常に適正値になるように制御されている。この光量検出器による光量値の制御は、特に、DVDレコーダーにおいて光ディスクにレーザ光により情報の書き込みを行う際の光照射器の正確な出射光量の制御に必要とされている。
従来の光ピックアップ装置における主要光学部100を図6に示す。この主要光学部100は光ディスクに対して移動可能に支持されている金属製の光学ベース(図示せず)に搭載されているフレキシブルプリント基板120上に配置された複数の光学部品及び電子部品から構成されている。主要光学部100は、光照射器(半導体レーザ発光器)101と、回折格子102と、偏光ビームスプリッタ103と、球面収差補正板104と、コリメータレンズ105と、立上げミラー106と、光量検出器107と、センサレンズ110と、光検出器(フォトダイオード)111とを有する。なお、対物レンズ(図示せず)は、立上げミラー106の下方に位置する。
この主要光学部100は、1枚のフレキシブルプリント基板120上に各部品が配設されているため、光照射器101、光量検出器107、及び光検出器111を直接フレキシブルプリント基板120上に半田付けすることができる。即ち、これら3つの部品を配線するために3枚の独立したフレキシブルプリント基板を必要としないという利点がある。
光量検出器107は、フレキシブルプリント基板120の端部を立ち上げるように折曲げ、断面コの字型に折返した折返し部108に半田付けされている。この折返し部108は、光量検出器107の背面側に光量検出器107の感度調整用の可変抵抗器109を配置するために折り返されている。この折返し部108は、その折返し形状を維持するために、光量検出器107側のフレキシブルプリント基板120の裏面108aと可変抵抗器109側のフレキシブルプリント基板120の裏面108bとが両面テープ(図示せず)により貼着されている。
上記のような主要光学部100において、光量検出器107が製品の完成検査において所定の性能を有していない場合や、製品の修理のために交換する必要がある場合には、フレキシブルプリント基板120の全体を交換しなければならないという問題がある。この場合、正常な部品が無駄に交換されることになり、部品コストの低減を図ることができない。
さらに、折返し部108の折返し形状を維持するために使用されている両面テープを貼着する作業に時間がかかり、製造時間の短縮化を図ることができないという問題がある。また、この両面テープの貼着状態が不完全である場合には、時間の経過により両面テープが剥がれてしまい当該折返し形状を維持できないという問題がある。
そこで、本発明は、光量検出器及び当該光量検出器の感度調整用の可変抵抗器の取付作業及び交換作業が容易であり、これら部品の安定した取付状態を維持することができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光ピックアップ装置は、光学ベースと、前記光学ベースに取付けられ光ビームを照射する光照射器と、前記光照射器から照射された光ビームを光ディスクに導くと共に、前記光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導く複数の光学系部材から構成されている光学系と、前記光ディスクから反射されて前記光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器と、前記光照射器の出射光の光量を測定する光量検出器と、前記光量検出器の感度調整用の可変抵抗器と、前記光学ベースの延在方向に沿って取付けられている主基板とを有する光ピックアップ装置であって、前記光ピックアップ装置は前記光量検出器と前記可変抵抗器とを取付けるための副基板を有し、前記光学ベースは前記副基板を着脱自在に係止するための係止手段を有し、前記副基板は、前記主基板と前記光学ベースとの間において、前記主基板から立設するように配置され、且つ、半田付けにより前記主基板に電気的に接続されると共に前記主基板に対して固定されていることを特徴とする。
本発明に係る光ピックアップ装置は、前記副基板が前記主基板側に位置する第1端部と前記光学ベース側に位置する第2端部を有し、前記第2端部は前記光学ベースの前記係止手段と着脱自在に係止されており、前記副基板は、前記第1端部側が前記主基板によって、また前記第2端部側が前記光学ベースによって、前記主基板と前記光学ベースとの間に挟まれるように配設されていることが好ましい。
本発明に係る他の光ピックアップ装置は、光学ベースと、前記光学ベースに取付けられ光ビームを照射する光照射器と、前記光照射器から照射された光ビームを光ディスクに導くと共に、前記光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導く複数の光学系部材から構成されている光学系と、前記光ディスクから反射されて前記光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器と、前記光照射器の出射光の光量を測定する光量検出器と、前記光量検出器の感度調整用の可変抵抗器と、前記光学ベースの延在方向に沿って取付けられている主基板とを有する光ピックアップ装置であって、前記光ピックアップ装置は前記光量検出器と前記可変抵抗器とを取付けるための副基板を有し、前記光学ベースは前記副基板を着脱自在に係止するための係止手段を有し、前記副基板は、前記主基板の端面に前記副基板の表面が接触するように配置され、前記主基板の延在方向に対して垂直方向に配設されており、且つ、半田付けにより前記主基板に電気的に接続されると共に前記主基板に対して固定されていることを特徴とする。
本発明に係る他の光ピックアップ装置は、前記副基板が前記主基板に対して垂直方向に延在する左右一組の側端部を有し、前記光学ベースの前記係止手段は前記左右一組の側端部をそれぞれスライド可能に支持する左右一組の溝部であり、前記副基板は、前記主基板の端面に接触すると共に前記左右一組の側端部のそれぞれが前記左右一組の溝部のそれぞれに支持されることにより、適正位置に位置決めされることが好ましい。
請求項1記載の本発明によれば、光量検出器と可変抵抗器とを取付けるための副基板は、光学ベースに対して着脱自在に係止されており、一方この副基板は主基板に固定されている。光量検出器が製品の完成検査において所定の性能を有していない場合や修理のために交換する必要がある場合には、主基板を光学ベースから取り外すことにより副基板と主基板を取り外し、その後主基板から副基板を取り外すことができる。従って、光量検出器及び可変抵抗器を備えている副基板を容易に取り外して交換することができるため、主基板全体を交換する必要がなく、完成品検査による交換作業や修理作業等における部品コストの低減を図ることができる。また、折返し部を固定するための両面テープ等を用いる必要がないため、光量検出器及び可変抵抗器の安定した取付け状態を維持することができる。
請求項2記載の本発明によれば、副基板は主基板と光学ベースとの間に挟まれるように配設されている。従って、副基板は、主基板が光学ベースに取付けられると、主基板と光学ベースとの間に挟まれるように係止される。この状態において副基板は主基板に対して所定の位置に配置されているため、半田付けする際に副基板の位置がずれることがない。故に、副基板と主基板との半田付け作業を迅速且つ正確に行うことができる。
請求項3記載の本発明によれば、主基板の端面に副基板の表面が接触するように配置され、また副基板が主基板の延在方向に対して垂直方向に配設されている。従って、主基板と光学ベースとの間の距離を副基板の高さ方向の寸法よりも短くすることができ、故に、光ピックアップ装置全体の薄型化を図ることができる。
請求項4記載の本発明によれば、副基板は左右一組の側端部を有し、この側端部が光学ベースの左右一組の溝部のそれぞれに支持されることにより、適正位置に位置決めされる。従って、副基板と主基板の固定作業を容易且つ正確に行うことができる。
以下、図1ないし図3を参照しつつ本発明の第1実施形態について詳細に説明する。本実施形態の光ピックアップ装置1は、光学ベース2と、光学ベース2に取付けられ光ビームを照射する光照射器(半導体レーザ発光器)3と、光照射器3から照射された光ビームを光ディスク(図示せず)に導くと共に、当該光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導く複数の光学系部材である回折格子4、偏光ビームスプリッタ5、コリメータレンズ6、立上げミラー7、対物レンズ(図示せず)、及びセンサレンズ8とから構成されている光学系と、当該光ディスクから反射されて当該光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器9と、光照射器3の出射光の光量を測定する光量検出器10と、光量検出器10の感度調整用の可変抵抗器11と、光学ベース2の延在方向に沿って取付けられている主基板20とを有する光ピックアップ装置であって、光量検出器10と可変抵抗器11とを取付けるための副基板12を有し、光学ベース2は副基板12を着脱自在に係止するための係止手段であるスリット孔2aを有し、副基板12は、主基板20と光学ベース2との間において、主基板20から立設するように配置され、且つ、半田付けにより主基板20に電気的に接続されると共に主基板20に対して固定されていることを特徴とする。
図1に示すように、光ピックアップ装置1の光照射器3、光検出器9、及び光ピックアップ装置1の光学系を構成する各光学系部材は、ガラスエポキシ製の主基板20の表面に直接立設されているものではなく、図1おいて図示されていない光学ベース2の表面に立設するように配設されている。即ち、図1において光学ベース2は主基板20と各光学系部材との間に配設されているが、この光学ベース2を図面に表示すると各光学系部材間の関連性が不明確になるため図1において光学ベース2が省略されている。
光学ベース2はアルミニウム等の金属製の鋳造部材であり、光ピックアップ装置1を構成する複数の部材が取付けられている。
光ピックアップ装置1の光照射器3は半導体レーザ発光器であり、光学ベース2の表面にホルダ3aを介して立設されており、また光学ベース2の下方に延在している主基板20にフレキシブルプリント基板3bにより電気的に接続されている。
光ピックアップ装置1の光学系は、光照射器3から照射された光ビームを光ディスク(図示せず)に導くと共に、当該光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導くために設けられており、回折格子4、偏光ビームスプリッタ5、コリメータレンズ6、立上げミラー7、対物レンズ(図示せず)、及びセンサレンズ8とから構成されている。これら光学系を構成する各光学系部材は、光学ベース2に形成されている溝状の係合部分に接着又は固定されている。
光照射器3から照射された光ビームが回折格子4により主レーザ光と副レーザ光に分離され、偏光ビームスプリッタ5により反射され、コリメータレンズ6により略平行光にされる。そして略平行光とされたレーザ光は、立上げミラー7の反射面で反射されることにより直角に折り曲げられ(図1において主基板20の裏面側方向へ折り曲げられる)、1/4波長板(図示せず)で直線偏光から円偏光とされ、対物レンズを介して光ディスクの信号記録面へ集光(照射)される。
光ディスクの信号記録面からの反射光(戻り光)は、対物レンズを再び通過し、1/4波長板で偏光方向が往路の偏光方向に対して90°曲げられ、立上げミラー7の反射面で反射されることにより直角に折り曲げられ、コリメータレンズ6を通過し、偏光ビームスプリッタ5を透過し、センサレンズ8を通して光検出器9で検出される。
光ディスクから反射されて光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器9はフォトダイオードであり、ホルダ9aを介して光学ベース2の端面に位置調整可能な状態で固定されており、また光学ベース2の下方に延在している主基板20にフレキシブルプリント基板9bにより電気的に接続されている。
光量検出器10はフォトダイオードであり、光照射器3から出射される光ビームの光量を測定している。光量検出器10により測定される光ビームは、光照射器3から出射された光ビームの内、偏光ビームスプリッタ5により反射されず当該偏光ビームスプリッタ5を透過した透過光である。この光量検出器10は、特に、DVDレコーダーにおいて光ディスクにレーザ光により情報の書き込みを行う際の光照射器3の正確な出射光量の制御に用いられる。即ち、光量検出器10により検出された光照射器3の出射光量値が制御回路(図示せず)にフィードバックされることにより光照射器3の出射光の光量が常に適正値になるように制御されている。
光量検出器10はガラスエポキシ製の副基板12の表面に取付けられている。この副基板12の背面には光量検出器10の感度調整用の2個の可変抵抗器11、11が取付けられており、これら可変抵抗器11、11はそれぞれ半田付けにより副基板12に電気的に接続されていると共に固定されている。これら可変抵抗器11、11は調整用のドライバにより回転させて感度調整を行うための操作部11aをそれぞれ備えている。
図2に示すように、副基板12は主基板20から立設するように配置されており、副基板12の複数の電極12bのそれぞれを主基板20の複数の電極20aのそれぞれに半田付けすることにより、副基板12は主基板20に電気的に接続されると共に、主基板20に対して固定されている。
図2及び図3に示すように、副基板12は主基板20側に位置する第1端部(図2及び図3における下端)に上記複数の電極12bを有し、また光学ベース2側に位置する第2端部(図2及び図3における上端)に凸部12aが形成されている。この凸部12aは光学ベース2の係止手段であるスリット孔2aに挿脱自在に係止されている。
光学ベース2のスリット孔2aの内壁面には、副基板12の挿入方向に延在する3つの突起2cが形成されている。この3つの突起2cは、光学ベース2のスリット孔2aに副基板12の凸部12aが挿入された際に、当該凸部12aを挟み込むように係止するためのものであり、光学ベース2に対して副基板12をしっかりと係止することができる。
さらに、副基板12の凸部12aの両側方の2箇所には段部12eが形成されている。この段部12eは、光学ベース2のスリット孔2aに副基板12の凸部12aが挿入された際に、光学ベース2の裏面に突き当てられ、副基板12の挿入方向における適正位置の位置決めを容易に行うためのものである。
副基板12を主基板20に半田付けする場合には、最初に副基板12の凸部12aを光学ベース2のスリット孔2aに差し込み、次に主基板20を光学ベース2に取付けネジ(図示せず)によって取付ける。この状態において副基板12は主基板20と光学ベース2との間に挟まれるように係止されている。最後に副基板12の複数の電極12bのそれぞれを主基板20の複数の電極20aのそれぞれに半田付けし、副基板12を主基板20に固定する。
副基板12を主基板20から取り外す場合には、最初に主基板20を光学ベース2に取付けている上記取付けネジを取り外し、次に主基板20を図2の下方方向へ移動し光学ベース20から取り外す。主基板20が光学ベース2から取り外される際に副基板12の凸部12aがスリット孔2aから離脱し、副基板12は主基板20と一体となって取り外される。最後に副基板12の複数の電極12bと、主基板20の複数の電極20aとの半田を除去し、副基板12を主基板20から取り外す。
以下、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、光量検出器10と可変抵抗器11とを取付けるための副基板12は、光学ベース2に対して着脱自在に係止されており、一方この副基板12は主基板20に固定されている。光量検出器10が製品の完成検査において所定の性能を有していない場合や修理のために交換する必要がある場合には、主基板20を光学ベース2から取り外すことにより副基板12と主基板20を取り外し、その後主基板20から副基板12を取り外すことができる。従って、光量検出器10及び可変抵抗器11を備えている副基板12を容易に取り外して交換することができるため、主基板20全体を交換する必要がなく、完成品検査による交換作業や修理作業等における部品コストの低減を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、副基板12は主基板20と光学ベース2との間に挟まれるように配設されている。従って、副基板12は、主基板20が光学ベース2に取付けられると、主基板20と光学ベースとの間に挟まれるように係止される。この状態において副基板12は主基板20に対して所定の位置に配置されているため、半田付けする際に副基板12の位置がずれることがない。故に、副基板12と主基板20との半田付け作業を迅速且つ正確に行うことができる。
以下、図4及び図5を参照しつつ本発明の第2実施形態について詳細に説明する。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態における各部材と同一又は類似の機能を有する部材に関しては上記第1実施形態の説明において用いた同一の符号を用いて説明する。
本実施形態における光ピックアップ装置1aは上記第1実施形態の光ピックアップ装置1と略同様の構成を有しているが、主基板20の端面20bに副基板12の表面12cが接触するように配置され、また主基板20の延在方向に対して垂直方向に配設されている点で上記第1実施形態と異なる。即ち、上記第1実施形態では副基板12の第1端部が主基板20の表面に接触した状態で固定されているが、本実施形態においては主基板20の端面20bが副基板12の表面に接触した状態で固定されている。
上記第1実施形態においては、副基板12が主基板20と光学ベース2との間に挟まれるように配置されているため、副基板12の高さ方向の寸法(図3において矢印Aによって示されている寸法)により主基板20と光学ベース2との間の距離が決定されていた。しかし、本実施形態においては、主基板20と光学ベース2との間の距離を副基板12の高さ方向の寸法よりも短くすることができるという特徴がある。従って、光ピックアップ装置全体の薄型化を図ることができる。
上記第1実施形態においては、副基板12が主基板20と光学ベース2との間に挟まれるように配置され、且つ、副基板12の凸部12aが光学ベース2のスリット孔2aに差し込まれているため、副基板12は、その半田付け作業の際にしっかりと支持されている。一方、本実施形態においては、副基板12は主基板20と光学ベース2との間に挟まれるように配置されていない。本実施形態においては、副基板12はその両側に左右一組の端部12dを有し、また、光学ベース2に左右一組の溝部2bが形成されている(図5参照)。そして、図4に示すように、副基板12の端部12dが光学ベース2の溝部2bに係止され、且つ、主基板20の端面20bが副基板12の表面12cに接触した状態になると、副基板12はしっかりと支持された状態になる。この状態において副基板12は適正位置に支持されているため、副基板12の複数の電極12bと主基板20の複数の電極20aとの半田付け作業が容易且つ正確に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装置1の光学系部材の配置状態を示す部分斜視図である。なお、図面が不明確になるため光学ベース2は省略されている。 図1に示す光ピックアップ装置1の副基板12の取付け状態を示す部分斜視図である。 図1に示す光ピックアップ装置1の副基板12、光学ベース2、及び主基板20との配置関係を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装置1aの副基板12の取付け状態を示す部分斜視図である。 図4に示す光ピックアップ装置1aの副基板12、光学ベース2、及び主基板20との配置関係を示す分解斜視図である。 従来の光ピックアップ装置における主要光学部100を示す斜視図である。
符号の説明
1、1a 光ピックアップ装置
2 光学ベース
2a スリット孔
2b 溝部
2c 突起
3、101 光照射器
3a、9a ホルダ
3b、9b、120 フレキシブルプリント基板
4、102 回折格子
5、103 偏光ビームスプリッタ
6 コリメータレンズ
7、106 立ち上げミラー
8、110 センサレンズ
9、111 光検出器
10、107 光量検出器
11、109 可変抵抗器
11a 操作部
12 副基板
12a 凸部
12b、20a 電極
12c 表面
12d 端部
12e 段部
20 主基板
20b 端面
100 主要光学部
104 球面収差補正板
105 コリメータレンズ
108 折返し部
108a、108b 裏面

Claims (4)

  1. 光学ベースと、
    前記光学ベースに取付けられ光ビームを照射する光照射器と、
    前記光照射器から照射された光ビームを光ディスクに導くと共に、前記光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導く複数の光学系部材から構成されている光学系と、
    前記光ディスクから反射されて前記光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器と、
    前記光照射器の出射光の光量を測定する光量検出器と、
    前記光量検出器の感度調整用の可変抵抗器と、
    前記光学ベースの延在方向に沿って取付けられている主基板とを有する光ピックアップ装置であって、
    前記光ピックアップ装置は前記光量検出器と前記可変抵抗器とを取付けるための副基板を有し、
    前記光学ベースは前記副基板を着脱自在に係止するための係止手段を有し、
    前記副基板は、前記主基板と前記光学ベースとの間において、前記主基板から立設するように配置され、且つ、半田付けにより前記主基板に電気的に接続されると共に前記主基板に対して固定されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記副基板は前記主基板側に位置する第1端部と前記光学ベース側に位置する第2端部を有し、前記第2端部は前記光学ベースの前記係止手段と着脱自在に係止されており、前記副基板は、前記第1端部側が前記主基板によって、また前記第2端部側が前記光学ベースによって、前記主基板と前記光学ベースとの間に挟まれるように配設されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. 光学ベースと、
    前記光学ベースに取付けられ光ビームを照射する光照射器と、
    前記光照射器から照射された光ビームを光ディスクに導くと共に、前記光ディスクから反射される光ビームを所定方向に導く複数の光学系部材から構成されている光学系と、
    前記光ディスクから反射されて前記光学系によって導かれる光ビームを受光する光検出器と、
    前記光照射器の出射光の光量を測定する光量検出器と、
    前記光量検出器の感度調整用の可変抵抗器と、
    前記光学ベースの延在方向に沿って取付けられている主基板とを有する光ピックアップ装置であって、
    前記光ピックアップ装置は前記光量検出器と前記可変抵抗器とを取付けるための副基板を有し、
    前記光学ベースは前記副基板を着脱自在に係止するための係止手段を有し、
    前記副基板は、前記主基板の端面に前記副基板の表面が接触するように配置され、前記主基板の延在方向に対して垂直方向に配設されており、且つ、半田付けにより前記主基板に電気的に接続されると共に前記主基板に対して固定されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 前記副基板は前記主基板に対して垂直方向に延在する左右一組の側端部を有し、前記光学ベースの前記係止手段は前記左右一組の側端部をそれぞれスライド可能に支持する左右一組の溝部であり、前記副基板は、前記主基板の端面に接触すると共に前記左右一組の側端部のそれぞれが前記左右一組の溝部のそれぞれに支持されることにより、適正位置に位置決めされることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014007102A1 (ja) * 2012-07-05 2014-01-09 三洋電機株式会社 光ピックアップ装置

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