JP2008026634A - 駆動ユニット、駆動装置、手ぶれ補正ユニット、および撮影装置 - Google Patents

駆動ユニット、駆動装置、手ぶれ補正ユニット、および撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の大型化を抑え、被移動体の位置を精度良く調整することができる駆動ユニット、駆動装置、手ぶれ補正ユニット、および撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】結像光学系の光軸に交わる方向に移動することによって、結像光学系によって形成される像のぶれを補正する補正光学部材と、手ぶれを検出する手ぶれ検出センサと、磁石と、補正光学部材と連結され磁石による磁場内に配置されて通電を受け、電磁作用により移動して補正光学部材を移動させるコイルと、コイルの中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することによりコイルの移動を検出する移動検出センサと、手ぶれ検出センサによる検出結果と移動検出センサによる検出結果との双方を入力し、補正光学部材により手ぶれによる像ぶれが補正されるようにコイルに通電する手ぶれ補正制御部とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、被移動体を移動させる駆動ユニット、および駆動装置、補正光学部材を移動させることにより手ぶれを補正する手ぶれ補正ユニット、並びに、結像光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置に関する。
近年、携帯電話機などといった小型機器に、被写体を撮影する撮影装置を内蔵することが広範に行われている。日ごろから常に携帯している小型機器に撮影装置が備えられることによって、デジタルカメラやビデオカメラを持ち運ぶ手間をかけずに、いつでも手軽に撮影を行うことができる。また、これらの小型機器には、無線や赤外線などを使ったデータ通信機能が予め搭載されていることが一般的であり、撮影した画像をその場ですぐに他の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどに送ることができるという利点もある。
ここで、小型の撮影装置を使って撮影を行う場合、シャッタボタンを押すときに撮影装置が動いてしまって、撮影画像に像ぶれが生じる「手ぶれ」という不具合が生じやすい。また、近年では、片手だけで撮影装置を持ち、さらにその手を伸ばして自分自身を撮影することが広く行われており、手ぶれが起こりやすくなっている。
このような問題に関し、撮影装置内に、撮影装置の移動を検出する手ぶれセンサと、手ぶれ補正用レンズと、手ぶれ補正用レンズを駆動するモータ等を搭載し、手ぶれセンサの検出結果に応じて手ぶれ補正用レンズを移動させることにより、撮影装置の移動による結像位置のずれを補正することが広く行われている。
また、携帯電話機用の撮影装置などでは、大幅に小型化されたレンズが使用されるため、手ぶれ補正用レンズの位置ずれが被写体光の結像位置に大きく影響してしまう。通常は、撮影装置内に手ぶれ補正用レンズの位置を検出するためのセンサも搭載されており、そのセンサの検出結果に基いて、手ぶれ補正用レンズの位置が高精度に調整される。例えば、特許文献1には、手ぶれ補正用レンズを保持するレンズ枠に、ボイスコイルモータと、レンズ位置検出用のマグネットとを取り付け、さらに、そのマグネットと向き合う位置に、レンズ枠の移動によるマグネットの磁場の変化を検出する磁気センサを配置した手ぶれ補正装置について記載されている。
しかし、特許文献1に記載された手ぶれ補正装置では、ボイスコイルモータに含まれている、コイルに磁場を印加するためのマグネットに加えて、手ぶれ補正用レンズの位置を検出するためのマグネットを別に備える必要があり、装置の大型化や製造コストの増加を招いてしまうという問題がある。
また、特許文献2には、板上にコイルと磁気センサとを並べて固定し、その板をレンズ枠に取り付けるとともに、コイルと向かい合う位置にマグネットを配置し、そのマグネットを本体筐体に固定した手ぶれ補正装置について記載されている(特許文献2の図2参照)。特許文献2に記載された手ぶれ補正装置では、電磁作用によってコイルが移動すると、コイルが固定された板とともにレンズ枠や磁気センサも移動し、磁気センサにおいて、その移動に伴う、本体筐体に固定されているマグネットから受ける磁場の変化が検出される。この手ぶれ補正装置によると、ボイスコイルモータに含まれているマグネットの磁場によって手ぶれ補正用レンズの位置が検出されるため、部品数の増加を抑えて、確実に手ぶれを補正することができる。
特開平8−339005号公報 特開2005−221603号公報
しかし、特許文献2の手ぶれ補正装置では、磁気センサがマグネットの端と向かい合っているため、特許文献1に記載された技術と比較して、磁気センサで検出される磁場の磁束密度が小さい。このため、磁気センサにおける検出誤差が大きく、手ぶれ補正用レンズの位置調整の精度が劣化してしまうという問題がある。
尚、上述した問題は、手ぶれ補正用レンズを移動させる駆動装置のみに限らず、磁気センサの検出結果に基いて、ボイスコイルモータで被移動体を移動させる駆動装置に一般的に当てはまるものである。
本発明は、上記事情に鑑み、装置の大型化を抑え、被移動体の位置を精度良く調整することができる駆動ユニット、駆動装置、手ぶれ補正ユニット、および撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の駆動ユニットは、磁石と、
所定の中央領域を空けて中央領域の囲りに巻回された導線からなり、磁石による磁場内に配置され、通電を受けて電磁作用により移動して被移動体を移動させるコイルと、
中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することによりコイルの移動を検出するセンサとを備えたことを特徴とする。
本発明の駆動ユニットによると、元々スペースが空いていたコイルの中央領域と重なる位置にセンサが配置され、さらに、コイル駆動用の磁石とは別にセンサ専用の磁石を備える必要がないため、装置の大型化を抑えることができる。
また、上記目的を達成する本発明の駆動装置は、上記駆動ユニットと、
上記センサの出力を受けてコイルへの通電量を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明の手ぶれ補正ユニットは、結像光学系の光軸に交わる方向に移動することによって、結像光学系によって形成される像のぶれを補正する補正光学部材と、
手ぶれを検出する手ぶれ検出センサと、
磁石と、
所定の中央領域を空けて中央領域の囲りに巻回された導線からなり、補正光学部材と連結され磁石による磁場内に配置されて通電を受け、電磁作用により移動して前記補正光学部材を移動させるコイルと、
上記中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することによりコイルの移動を検出する移動検出センサと、
手ぶれ検出センサによる検出結果と移動検出センサによる検出結果との双方を入力し、補正光学部材により手ぶれによる像ぶれが補正されるようにコイルに通電する手ぶれ補正制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の手ぶれ補正ユニットによると、装置を大型化させずに、補正光学部材を精度良く移動させることができ、手ぶれを確実に補正することができる。
また、上記目的を達成する本発明の撮影装置は、結像光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置において、
結像光学系の光軸に交わる方向に移動することによって、結像光学系によって形成される像のぶれを補正する補正光学部材と、
手ぶれを検出する手ぶれ検出センサと、
磁石と、
所定の中央領域を空けて中央領域の囲りに巻回された導線からなり、補正光学部材と連結され磁石による磁場内に配置されて通電を受け、電磁作用により移動して前記補正光学部材を移動させるコイルと、
上記中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することによりコイルの移動を検出する移動検出センサと、
手ぶれ検出センサによる検出結果と移動検出センサによる検出結果との双方を入力し、補正光学部材により手ぶれによる像ぶれが補正されるようにコイルに通電する手ぶれ補正制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置は、携帯電話機用の小型の撮影装置などにも適用することができ、手ぶれが生じていない高画質な撮影画像を得ることができる。
本発明によれば、装置の大型化を抑え、被移動体の位置を精度良く調整することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された携帯電話機の外観斜視図である。
この携帯電話機100には、主に、外部装置との間で音声や電子メールなどを送受信するデータ通信機能と、被写体を撮影する撮影機能とが搭載されている。
図1(A)に示すように、携帯電話機100の前面には、メニュー画面や、撮影画像などが表示される液晶パネル101、内部にスピーカ(図2参照)が配備され、スピーカから発せられる音声を放つための送話口102、基地局を介して音声や電子メールなどのデータを送受信するための第1アンテナ103a、各種機能の選択や、撮影を行う際のシャッタボタンとして使用される選択ボタン104、電話番号を入力するためのプッシュボタン105、内部にマイクロフォン(図2参照)が配備され、声をマイクロフォンに伝えるための受話口106、ユーザが入力した電話番号などを確定する確定ボタン107、電源ボタン108、および基地局を介さずに、近距離用の無線通信によって画像やアドレス情報などを送受信するための第2アンテナ109aが備えられている。
また、図1(B)に示すように、携帯電話機100の背面には、複数のレンズで構成された撮影レンズ100aが嵌め込まれている。
携帯電話機100を使って音声や電子メールなどを送信する際には、ユーザがプッシュボタン105を使って電話番号や電子メールアドレス等を入力し、確定ボタン107を押下すると、無線通信によってデータが指定された通信相手先に向けて発信される。携帯電話機100から発信されたデータは、一旦、基地局で受信され、基地局から電話回線、LAN回線、および別の基地局などを介して通信相手先に伝えられる。逆に、通信相手先から送信されてきたデータは、基地局で受信されて無線のデータに変換された後、携帯電話機100に伝えられる。
また、携帯電話機100を使って被写体を撮影する際には、ユーザが、図1(B)の撮影レンズ100aを被写体に向けて選択ボタン104を押すと、携帯電話機100に内蔵されたシャッタが切られて、撮影が行われる。
続いて、携帯電話機100の内部構造について説明する。
図2は、携帯電話機100の内部ブロック図である。
携帯電話機100の内部には、撮影レンズ100a、アイリス111、CCD112、A/D(Analog/Degital)変換部113、マイクロフォン121、スピーカ122、インタフェース部120、第1送受信部103、入力コントローラ130、画像信号処理部140、ビデオエンコーダ150、画像表示装置160、第2送受信部109、メモリ170、CPU180、各種スイッチ181、手ぶれセンサ182、メディアコントローラ190が具備されており、さらに、記録メディア190aが接続されている。
各種スイッチ181には、図1に示す選択ボタン104やプッシュボタン105などが含まれる。これら各種スイッチ181が押下されると、そのスイッチが入ったことがCPU180に伝えられる。
手ぶれセンサ182は、携帯電話機100の移動を検出するためものであり、携帯電話機100の仰角方向(上下方向)、および方位角方向(左右方向)それぞれの角速度を測定する。手ぶれセンサ182は、本発明にいう手ぶれ検出センサの一例に相当する。手ぶれセンサ182での測定結果はCPU180に伝えられる。
CPU180は、図2に示す携帯電話機100の各種要素に処理の指示を伝えて、各種要素を制御する。例えば、撮影を行う撮影モードが設定された状態で図1の選択ボタン104が押下されると、CPU180から図2に示す各種要素に指示が与えられ、撮影が開始される。
まずは、携帯電話機100に搭載された撮影機能について説明する。
撮影レンズ100aには、モータ等が取り付けられた複数のレンズが含まれており、それら複数のレンズのうち少なくとも1つのレンズ(フォーカスレンズ)がピント調節に大きく関与し、各レンズの相対位置が焦点距離に関与している。
また、撮影レンズ100aには、手ぶれ補正レンズ300を上下(仰角方向)/左右(方位角方向)に移動させることにより、被写体光の結像位置のずれを補正するための手ぶれ補正ユニット110も含まれている。手ぶれ補正レンズ300は、ボイスコイルモータが取り付けられたレンズ保持枠に保持されており、手ぶれ補正ユニット110には、手ぶれ補正レンズ300の移動を検出する位置センサ400も備えられている。手ぶれセンサ182からCPU180に携帯電話機100の移動の検出結果(上下/左右方向の角速度)が伝えられると、CPU180は、その検出結果に基いて、携帯電話機100の移動に伴う結像位置のずれを補正するための手ぶれ補正レンズ300のレンズ位置(以下では、このレンズ位置を手ぶれレンズ位置と称する)を算出する。さらに、CPU180は、ボイスコイルモータ中のコイルへの通電量を制御することにより、手ぶれ補正レンズ300を手ぶれレンズ位置に移動させる。また、手ぶれ補正レンズ300が移動されると、手ぶれ補正ユニット110中の位置センサ400における検出結果がCPU180に伝えられる。CPU180は、磁気センサ400における検出結果に基いて、手ぶれ補正レンズ300の正確な位置を取得し、ボイスコイルモータ中のコイルへの通電量をさらに制御して、手ぶれ補正レンズ300の位置を調整する。その結果、手ぶれ補正レンズ300を手ぶれレンズ位置に精度良く移動させることができ、手ぶれを確実に補正することができる。手ぶれ補正ユニット110は、本発明にいう駆動ユニットの一例にあたり、CPU180は、本発明にいう制御部および手ぶれ補正制御部それぞれの一例に相当する。また、手ぶれ補正レンズ300は、本発明にいう補正光学部材の一例にあたり、位置センサ400は、本発明にいうセンサおよび移動検出センサそれぞれの一例に相当する。手ぶれ補正ユニット110については、後で詳しく説明する。
尚、図2では、撮影レンズ100aが概念的に示されており、実際には、撮影レンズ100aを構成する複数のレンズの間にアイリス111が配置されており、手ぶれ補正ユニット110の後段にもレンズが配置されている。
撮影レンズ100aを通過してきた被写体光は、アイリス111によって光量が調整された後、CCD112上に結像され、CCD112において、被写体像を表わす画像信号が生成される。生成された画像信号は、A/D変換部113において粗く読み出され、アナログ信号がデジタル信号に変換されて、低解像度なスルー画像データが生成される。ここで、CCD112には、CPU180からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号に同期して、所定の間隔ごとに、画像信号が生成される。生成されたスルー画像データは、入力コントローラ130を介して画像信号処理部140に送られる。
画像信号処理部140では、スルー画像データにRGBレベルの調節、ガンマ調整等といった画像処理が施される。画像処理後のスルー画像データは、ビデオエンコーダ150に送られ、さらに、画像表示装置160に伝えられて、液晶パネル101上に、スルー画像データが表わすスルー画像が表示される。ここで、CCD112では、所定のタイミング毎に被写体光が読み取られて画像信号が生成されているため、この液晶パネル101には、撮影レンズ100aが向けられた方向のスルー画像が常に表示され続ける。
また、A/D変換部113で生成されたスルー画像データは、CPU180にも供給される。CPU180は、スルー画像データに基づいて、撮影レンズ100aが光軸に沿って移動されている間にCCD112で繰り返し得られた画像信号が表わす被写体像のコントラストと、被写体の輝度を検出する。さらに、CPU180は、撮影レンズ100aに含まれるフォーカスレンズに取り付けられたモータ等を制御することにより、フォーカスレンズをコントラストのピークが得られるレンズ位置に移動させるとともに(AF処理)、検出した輝度に応じてアイリス111の絞り値を調整する(AE処理)。
ここで、液晶パネル101に表示されたスルー画像を確認しながら、撮影者が図1に示す選択ボタン104を押下すると、選択ボタン104が押されたことがCPU180に伝えられ、CCD112で生成された画像信号がA/D変換部113において細かく読み出されて、高解像度な撮影画像データが生成される。生成された撮影画像データは、入力コントローラ130を介して画像信号処理部140に送られ、RGBレベルの調節、およびガンマ調整といった画像処理が施された後、圧縮されてメモリ170に送られる。
メモリ170には、この携帯電話機100内で実行されるプログラムが記憶されたり、中間バッファとして用いられる記録速度が高速なSDRAM、各種メニュー画面用のデータや、ユーザの設定内容などが記憶されたデータ保存用のメモリであるSRAM、圧縮された撮影画像データが記憶されるVRAMが含まれている。VRAMは、複数領域に分割されており、撮影画像データが複数領域に順番に記憶され、記憶された撮影画像データはビデオエンコーダ150やメディアコントローラ190に順次に読み出される。
ビデオエンコーダ150は、CPU180からの指示に従って、メモリ170から圧縮後の撮影画像データを取得し、圧縮後の撮影画像データを、液晶パネル101で表示できるデータ形式に変換する。変換後の撮影画像データは画像表示装置130に送られ、画像表示装置130によって、撮影画像データが表す撮影画像が液晶パネル101に表示される。また、ユーザによって撮影画像データの保存が指示された場合には、メディアコントローラ190は、メモリ170に記憶された圧縮後の撮影画像データを記録メディア190aへ記録し、ユーザによって撮影画像データの表示が指示された場合には、メディアコントローラ190は、記録メディア190aに記録された圧縮後の撮影画像データを読み出して、ビデオエンコーダ150に伝える。
続いて、携帯電話機100に搭載されたデータ通信機能について説明する。
図1に示すプッシュボタン105を使って電話番号が入力され、確定ボタン107が押下されると、電話番号が設定されて相手装置との通信が開始される。このとき、携帯電話機100の電話番号や入力された電話番号などの通信情報がCPU180から第1送受信部103に伝えられ、通信情報が電波に変換されてアンテナ103aに伝えられ、アンテナ103aから電波が発せられる。第1アンテナ103aから発せられた電波は、建物や電柱などといった各所に設けられている共同アンテナ(図示しない)を介して基地局に伝わり、基地局で、指定された電話番号が割り当てられた相手装置との接続が確立される。
相手装置との接続が確立すると、ユーザが携帯電話機100に向けて発した声がマイクロフォン121で集音され、集音された声がインタフェース部120で音声データを表わす電波に変換されて、第1送受信部103の第1アンテナ103aによって相手装置に送信される。また、第1アンテナ103aを介して受信された音声用の電波は、インタフェース部120で音声データに変換され、スピーカ122から音声として発せられる。第1送受信部103、第1アンテナ103aでは、音声データだけではなく、電話番号の代わりにメールアドレスを使ってメールを表わすメールデータも送受信される。第1アンテナ103aで受信されて、第1送受信部103でデジタル化されたメールデータは、入力コントローラ130によってメモリ170に記憶される。
また、この携帯電話機100には、基地局を介して他の携帯電話機などといった相手装置と通信するための通信インタフェース(第1送受信部103、第1アンテナ103a)とは別に、基地局を介さずに、近距離用の無線通信によって通信するための無線通信インタフェース(第2送受信部109、第2アンテナ109a)も備えられている。近距離無線通信用の通信インタフェースとしては、赤外線通信やブルートゥース(Bluetooth)などを適用することができる。本実施形態では、通信インタフェースとして赤外線通信が適用されており、他の携帯電話機などから直接送信されてきた赤外線が第2アンテナ109aで受信されると、その受信された赤外線に基づく電気信号が第2送受信部109でピックアップされて、デジタルのデータに変換される。逆に、外部装置にデータを送信するときには、第2送受信部109にデータが伝えられ、そのデータが第2送受信部109で電波に変換されて、第2アンテナ109aから発せられる。
この第2アンテナ109aで画像を表わす赤外線が受信されると、第2送受信部109では赤外線に基づく電気信号が画像データに変換される。変換された画像データは、撮影画像データと同様にして、画像表示装置160に送られて画像データが表わす画像が液晶パネル101に表示されたり、メディアコントローラ190を介して記録メディア190aに記録される。
携帯電話機100は、基本的には以上のように構成されている。
ここで、携帯電話機100は小型であるためにグリップ性が悪く、図1の選択ボタン104押すときに携帯電話機100が動いてしまいやすいが、本実施形態の携帯電話機100では、手ぶれセンサ182および位置センサ400の検知結果に応じて手ぶれ補正レンズ300が移動されることにより、手ぶれが確実に補正される。以下では、手ぶれ補正レンズ300を移動するための手ぶれ補正ユニット110について詳しく説明する。
図3は、手ぶれ補正ユニット110の分解斜視図である。
尚、以下では、手ぶれ補正ユニット110が搭載された携帯電話機100を正面から見たときのピッチ方向(縦方向)をアルファベットのPで表現し、ヨー方向(横方向)をアルファベットのYで表現して説明する。
図3に示す手ぶれ補正ユニット110は、図2にも示す手ぶれ補正レンズ300を保持するレンズ保持枠310と、手ぶれ補正レンズ300をレンズ保持枠310に固定する固定棒311と、レンズ保持枠310とピッチスライダー240Pとを繋ぐ連結棒312Pと、レンズ保持枠310とヨースライダー240Yとを繋ぐ連結棒312Yと、レンズ保持枠310を収容筒200に対して支持する支持棒313P,313Yと、レンズ保持枠310をピッチ方向に移動させるためのボイスコイルモータを形成するコイル230P、マグネット220P、およびヨーク211P,212Pと、レンズ保持枠310およびコイル230Pを支持するピッチスライダー240Pと、ピッチスライダー240Pの移動をピッチ方向に案内するピッチガイド棒210Pと、レンズ保持枠310をヨー方向に移動させるためのボイスコイルモータを形成するコイル230Y、マグネット220Y、およびヨーク211Y,212Yと、レンズ保持枠310およびコイル230Yを支持するヨースライダー240Yと、ヨースライダー240Yの移動をヨー方向に案内するヨーガイド棒210Yと、図2に示す位置センサ400を構成するピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yと、ピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yが貼り付けられ、ピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yをコイル230P,230Yに対して固定する固定用基板401P,401Yと、それらが収容される収容筒200とで構成されている。コイル230P,30Yは、本発明にいうコイルの一例にあたり、マグネット220P,220Yは、本発明にいう磁石の一例に相当する。
図4は、手ぶれ補正ユニット110を正面から見た図である。
収容筒200には、ピッチ方向に延びるピッチガイド棒210Pと、ヨー方向に延びるヨーガイド棒210Yとが固定される。
ピッチスライダー240Pは、ピッチ方向に延びたピッチガイド棒210Pが貫通することによって、収容筒200に対し、ピッチ方向に移動自在に支持されており、さらに、ヨー方向に延びた連結棒312Pでレンズ保持部210と接続されることによって、レンズ保持部210をヨー方向に移動自在に支持している。
ヨースライダー240Yは、ヨー方向に延びたヨーガイド棒210Yが貫通することによって、収容筒200に対し、ヨー方向に移動自在に支持されており、さらに、ピッチ方向に延びた連結棒312Yでレンズ保持部210と連結されることによって、レンズ保持部210をピッチ方向に移動自在に支持している。
撮影機能が選択されている状態で、図1(A)に示す選択ボタン104が押されると、図2に示す手ぶれセンサ182によってデジタルカメラ100の移動が検出され、検出結果がCPU180に伝えられる。CPU180は、手ぶれセンサ182の検出結果に基いて手ぶれ補正レンズ300のレンズ位置(手ぶれレンズ位置)を算出し、その手ぶれレンズ位置に応じた電流をコイル230P,230Yに通電する。
例えば、コイル230Pに通電されると、マグネット220Pの磁場と通電によってピッチ方向の電磁力が発生し、コイル230Pが移動する。その結果、ピッチスライダー240Pがピッチガイド棒210Pに案内されてピッチ方向に移動され、レンズ保持枠310は、ピッチスライダー240Pに引っ張られてピッチ方向に移動される。
また、コイル230Yに電流が通電されると、コイル230Yが通電量に応じた距離だけヨー方向に移動し、ヨースライダー240Yもヨーガイド棒210Yに案内されてヨー方向に移動され、レンズ保持枠310もヨー方向に移動される。
以上のようにして手ぶれ補正レンズ300が移動されるが、本実施形態の手ぶれ補正ユニット110では、手ぶれ補正レンズ300の正確な位置を検出するためのピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yが備えられており、この位置センサ400の検出結果に基いて、手ぶれ補正レンズ300の位置が算出されたレンズ位置に高精度に調整される。ピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yは、固定用基板401P,401Yを介してコイル230P,230Yに固定されており、コイル230P,230Yとともに移動して、マグネット220P,220Yから受ける磁場の変化を検出する磁気センサである。
図5は、手ぶれ補正ユニット110の斜視図であり、図6は、手ぶれ補正ユニット110を光軸と垂直な面で切断したときの断面図である。
図5および図6に示すように、ピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yは、固定用基板401P,401Yに貼り付けられており、固定用基板401P,401Yがコイル230P,230Yに固定されることによって、コイル230P,230Yの中央領域にあいた孔部分230aに配置される。コイル230P,230Yの孔部分230aは、元々、使用されていなかった領域であり、この孔部分230aにピッチセンサ400Pやヨーセンサ400Yが配置されることにより、装置の大型化を抑えることができる。
図7は、手ぶれ補正レンズ300に備えられたボイスコイルモータを、図5に示す直線AA´を通る面で切断したときの断面図である。
コイル230Pは、樹脂製の基板に巻回された導線パターンが一体成形されたものであり、ピッチセンサ400Pは、固定用基板401Pを介してコイル230Pの中央領域に固定されている。コイル230Pに通電されると、電磁作用によってコイル230Pがピッチ方向(図7の左右方向)に移動し、その結果、コイル230Pに固定されたピッチセンサ400Pがマグネット220P上をスライドすることとなり、ピッチセンサ400Pにおいて、マグネット220Pから受ける磁場の変化が検出されることによって、手ぶれ補正レンズ300の位置が取得される。
尚、図7では、手ぶれ補正レンズ300をピッチ方向に移動させるピッチ方向のボイスコイルモータについて説明したが、手ぶれ補正レンズ300をヨー方向に移動させるヨー方向のボイスコイルモータについても同様である。
ピッチセンサ400Pおよびヨーセンサ400Yにおける検出結果はCPU180に伝えられ、CPU180では、手ぶれ補正レンズ300の正確な位置が取得される。この取得されたレンズ位置が手ぶれレンズ位置に合うように、手ぶれ補正レンズ300が移動されることによって、手ぶれを確実に防止することができる。
図8は、従来の手ぶれ補正ユニットと、本実施形態の手ぶれ補正ユニット110において、位置センサの取り付け位置を比較するための図である。
図8(A)に示すように、従来の手ぶれ補正ユニットでは、コイル230´の脇に位置センサ400´が配置されており、コイル230´および位置センサ400´を合わせた全長L1が、位置センサ400´の分だけ長くなっている。このような手ぶれ補正ユニットを携帯電話機に搭載しようとすると、携帯電話機の厚みが増してしまうという問題がある。
図8(B)に示すように、本実施形態の手ぶれ補正ユニット110では、コイル230の中央領域に孔230aが設けられており、その孔230aに位置センサ400が配置されている。このため、コイル230と位置センサ400とを合わせた全長L2(L1>L2)はコイル230の長さにほぼ等しく、携帯電話機などに搭載した場合、その携帯電話機を薄型化することができる。
ここで、上記では、レンズを移動させる駆動装置について説明したが、本発明の駆動装置は、レンズ以外の対象物を移動させるものであってもよい。
また、上記では、本発明の手ぶれ補正ユニットを携帯電話機に適用する例について説明したが、本発明の手ぶれ補正ユニットは、例えば、デジタルカメラや銀塩カメラなどに適用してもよい。
また、上記では、基板と導線とを一体成形したプリントコイルを適用する例について説明したが、本発明にいうコイルは、導線を巻回した通常のコイルであってもよい。
また、上記では、撮像素子の一例としてCCDが示されているが、本発明の撮影装置で利用される撮像素子はCMOSセンサなどであってもよい。
本発明の一実施形態が適用された携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の内部ブロック図である。 手ぶれ補正ユニットの分解斜視図である。 手ぶれ補正ユニットを正面から見た図である。 手ぶれ補正ユニットの斜視図である。 手ぶれ補正ユニットを光軸と垂直な面で切断したときの断面図である。 手ぶれ補正レンズに備えられたボイスコイルモータを、図5に示す直線AA´を通る面で切断したときの断面図である。 従来の手ぶれ補正ユニットと、本実施形態の手ぶれ補正ユニットにおいて、位置センサの取り付け位置を比較するための図である。
符号の説明
100 携帯電話機
100a 撮影レンズ
101 液晶パネル
102 送話口
103 第1送受信部
103a 第1アンテナ
104 選択ボタン
105 プッシュボタン
106 受話口
107 確定ボタン
108 電源ボタン
109 第2送受信部
109a 第2アンテナ
110 手ぶれ補正ユニット
111 アイリス
112 CCD
113 A/D変換部
120 インタフェース部
121 マイクロフォン
122 スピーカ
130 入力コントローラ
140 画像信号処理部
150 ビデオエンコーダ
160 画像表示装置
170 メモリ
180 CPU
181 各種スイッチ
190 メディアコントローラ
200 収容筒
211P,212P,211Y,212Y ヨーク
220P,220Y マグネット
230P,230Y コイル
240P ピッチスライダー
240Y ヨースライダー
300 手ぶれ補正レンズ
310 レンズ保持枠
311 固定棒
312P,312Y 連結棒
313P,313Y 支持棒
400 位置センサ

Claims (4)

  1. 磁石と、
    所定の中央領域を空けて該中央領域の囲りに巻回された導線からなり、前記磁石による磁場内に配置され、通電を受けて電磁作用により移動して被移動体を移動させるコイルと、
    前記中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することにより前記コイルの移動を検出するセンサとを備えたことを特徴とする駆動ユニット。
  2. 請求項1記載の駆動ユニットと、
    前記センサの出力を受けて前記コイルへの通電量を制御する制御部とを備えたことを特徴とする駆動装置。
  3. 結像光学系の光軸に交わる方向に移動することによって、該結像光学系によって形成される像のぶれを補正する補正光学部材と、
    手ぶれを検出する手ぶれ検出センサと、
    磁石と、
    所定の中央領域を空けて該中央領域の囲りに巻回された導線からなり、前記補正光学部材と連結され前記磁石による磁場内に配置されて通電を受け、電磁作用により移動して前記補正光学部材を移動させるコイルと、
    前記中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することにより前記コイルの移動を検出する移動検出センサと、
    前記手ぶれ検出センサによる検出結果と前記移動検出センサによる検出結果との双方を入力し、前記補正光学部材により手ぶれによる像ぶれが補正されるように前記コイルに通電する手ぶれ補正制御部とを備えたことを特徴とする手ぶれ補正ユニット。
  4. 結像光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置において、
    前記結像光学系の光軸に交わる方向に移動することによって、該結像光学系によって形成される像のぶれを補正する補正光学部材と、
    手ぶれを検出する手ぶれ検出センサと、
    磁石と、
    所定の中央領域を空けて該中央領域の囲りに巻回された導線からなり、前記補正光学部材と連結され前記磁石による磁場内に配置されて通電を受け、電磁作用により移動して前記補正光学部材を移動させるコイルと、
    前記中央領域と重なる位置に配置された、磁場の変化を検出することにより前記コイルの移動を検出する移動検出センサと、
    前記手ぶれ検出センサによる検出結果と前記移動検出センサによる検出結果との双方を入力し、前記補正光学部材により手ぶれによる像ぶれが補正されるように前記コイルに通電する手ぶれ補正制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
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