JP2008025743A - 油圧式ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設置固定されるワークにおいて、部分的に該ワークの形状に合わせて固定することができ、しかも極めて簡単な構造にすることができる油圧式ロック装置とすること。
【解決手段】第1ピストン2が摺動する第1シリンダ1と、第2ピストン4が摺動する第2シリンダ3と、逆止弁部5と、軸部材6とからなること。前記第1シリンダ1と第2シリンダ3との間に前記逆止弁部5が配置されると共に軸方向に接続されること。該逆止弁部5によって、前記第2シリンダ3側から第1シリンダ1側への流れが適宜遮断されること。前記第1シリンダ1側に設けられた給排油部7からの排油によって前記第1ピストン2は前記第1シリンダ1内を前記逆止弁部5側に向かって移動され、前記逆止弁部5の弁部材53が前記軸部材6の軸端部61によって開放されること。
【選択図】図1

Description

本発明は、設置固定されるワークにおいて、部分的に該ワークの形状に合わせて固定することができ、しかも極めて簡単な構造にすることができる油圧式ロック装置に関する。
工場の工作設備に使用されるものであって、ワークに切削等の加工を施す際に、その設備にワークがクランプされて、固定される。しかし、ワークの大きさや形状によって、クランプのみでは保持しきれず、加工時には抑えられない箇所が発生する。そのような箇所又は近傍を押さえ付けて、加工時の撓み、微動、ビビリ等を防止するように保持してロックするロック装置が存在する。このようなものとして、油圧によってピストン,ピストンロッド及び作用端部をシリンダから押し出してワークに当接させ、その当接位置を保持するピストンロッド,作用端部にワークから大きな押戻し力が作用しても、ほぼその位置にロックする装置が特許文献1(特開昭56−31509号)に開示されている。
この装置は、ピストンロッドの押し出し作動時におけるシリンダ本体の高圧側油室と、油圧伸長筒の圧油入口に、パイロット操作の逆止弁と、該油圧伸長筒内に常時連通してピストンロッドの押し出し作動時に油を送り出す水鉄砲状ポンプとがそれぞれ設けられている。そして、作用端部がワークに当接した時に、水鉄砲ポンプの送油室から逆止弁の閉鎖に必要な圧油を供給して、作用端部とピストンロッドとの間の相対的な変位を可能としているものである。
特開昭56−31509号
上記特許文献1に開示された技術において、複数の円筒部材を設けて、何重もの円筒構造となっている。また構成部品が多く、複雑な構造である。その為、相互に重合している円筒部材同士の摺動抵抗も多くなり、小さな荷重でワークを抑えることが困難である。また、戻りの時は、別ポートより油をいれてピストンを後退させなければならないので、往復2系統の油圧回路が必要となる。
さらに、圧縮ばねを設けて、ばね力と油圧力によってピストンを作動させたり、保持させたりするものであり、よって機構が複雑となる。圧縮ばねをピストンなどの部材間に装着するため、装置の小型化が難しくなり、使用時に大きなスペースが必要となる。さらに装置全体でコストが高いものとなる。そこで、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的)は、極めて、簡単な構成にて、油圧ロック装置を構成することを実現することにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、第1ピストンが摺動する第1シリンダと、第2ピストンが摺動する第2シリンダと、逆止弁部と、軸部材とからなり、前記第1シリンダと第2シリンダとの間に前記逆止弁部が配置されると共に軸方向に接続され、該逆止弁部によって、前記第2シリンダ側から第1シリンダ側への流れが適宜遮断され、前記第1シリンダ側に設けられた給排油部からの排油によって前記第1ピストンは前記第1シリンダ内を前記逆止弁部側に向かって移動され、前記逆止弁部の弁部材が前記軸部材の軸端部によって開放されてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、前述の構成において、前記軸部材は前記第1ピストン頂部に設けられてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、前述の構成において、前記軸部材は前記弁部材に設けられてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、前述の構成において、前記軸部材の軸端部と弁部材又は第1ピストンの頂面との間にはクリアランスが設けられてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、前述の構成において、前記逆止弁部は、第1シリンダに形成されてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、前述の構成において、前記逆止弁部は、第2シリンダに形成されてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。次に、請求項7の発明を、前述の構成において、前記逆止弁部は、前記第1シリンダ及び第2シリンダとは、別部材構成としてなる油圧式ロック装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明は、第1シリンダに対して第1ピストンが摺動し、第2シリンダに対して第2ピストンが摺動する構成としたものである。前記第1シリンダと第2シリンダとの間に前記逆止弁部が配置されると共に軸方向に接続され、該逆止弁部によって、前記第2シリンダ側から第1シリンダ側への流れが適宜遮断されているものであり、第1シリンダに設けられた給排油部から、油が送り込まれることにより、第2シリンダ側に油が流入して第2シリンダを単独に上昇移動させることができる。
これによって、ワークを下部側より支持する作業を行うことができ、且つ前記逆止弁部が前記第2シリンダ側から第1シリンダ側への流れを適宜遮断するので、前記第1ピストンがワークに当接した状態で、逆止弁部による第2ピストンの固定ができるものである。さらに、前記給排油部から第1シリンダ内の油を排出することにより、第1シリンダ内部は負圧状態となり、第1シリンダ内の第1ピストンは、引き上げられる状態となり、第1シリンダ内を上昇移動する。
この第1ピストンの上昇移動によって、軸部材の軸端が弁部材を押圧するので、逆止弁部では弁部材が突き上げられる構成となり、逆止弁部の油の流通遮断が解除されて開放され、第2シリンダ内の油が逆止弁部を介して第1シリンダ内へ流れ、前記第2ピストンを降下移動させることができるものである。このように、第1ピストンと第2ピストンとは、相互に拘わりなく、それぞれが独自に移動でき、また、その移動も一つの給排油部によって簡単に行われるものである。
したがって、請求項1の発明における油圧ロック装置は、従来タイプに見られるように、複数のピストンがテレスコープ状に重合されて、これらが相互に伸縮する構造のものではないのであり、相互の摺動する箇所は存在しないものであり、極めて構造が簡単で且つ動作も円滑に行われる。
また、ワークに掛かる力における摩擦などの抵抗力も低減され、ワークに掛かる力が管理しやすくなる。さらに、請求項1における油圧ロック装置は、通常は、ピストンの上昇・降下の動作を2系統(2つの配管を接続する構造)で行わせるものであるが、請求項1の発明では、前記動作は、一つの給排油部によって行うことができるものである。すなわち、ピストンを正、負の圧力で作動させるので、1系統の油圧回路を備えるのみで良く、各構成部品の形状や組付け等が簡単にできる。その為、部品のコスト、製造コストを低減することができる。
さらに、第1シリンダと第2シリンダと逆止弁とを軸方向に直線的に配置し、第1シリンダと第2シリンダにおける流体の流路も単純化され、流体の流れを安定且つ良好に維持でき、流体圧力による荷重管理がしやすい。また、構成部品が少なく、構造が簡単であり、よってコスト低減ができる。また、ピストンを直接、流体の圧力で押圧するので、荷重管理が容易にできる。これによって従来技術のように圧縮ばねを構成部品として使用する装置ではない為、圧縮ばねのへたりなどによる荷重管理が不要となる。
請求項2の発明は、前記軸部材は前記第1ピストン頂部に設けられたことにより、軸部材は第1ピストンと共に移動する構造となり、軸部材は極めて安定した状態で、弁部材を押圧して突き上げることができるものであり、逆止弁部の開閉作動を円滑にすることができる。請求項3の発明は、軸部材が弁部材に設けられるので、第1ピストンの上昇移動に伴って、弁部材が良好に対応して、逆止弁部の開閉を確実に行うことができる。
請求項4の発明は、軸部材の軸端部と、弁部材又は第1ピストンの頂面との間にはクリアランスが設けられたもので、第1ピストンが上昇移動しても、クリアランス量の分だけ、弁部材の反応が若干遅れることになる。これによって、いきなり、ワークを支持している第2ピストンが下降移動することはなく、ロック解除を安全且つ安定した状態で行うことができるものである。
請求項5の発明は、逆止弁部は、第1シリンダに形成されてなることにより、給排油部等と共に、主要な構成部材を全て第1シリンダ側に集中させることができ、組立効率を向上させると共に、第2シリンダ側の構造は、極めて簡単にすることができるものである。
請求項6の発明は、逆止弁部は、第2シリンダに形成されることにより、第1シリンダ側の構造を極めて簡単にすることができる。請求項7の発明は、逆止弁部は、前記第1シリンダ及び第2シリンダとは、別部材構成としたことにより、逆止弁部のみの交換が容易にでき、ひいては油圧ロック装置の機械寿命を長くすることができるものである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の主に、図1,図2に示すように、第1シリンダ1,第1ピストン2,第2シリンダ3,第2ピストン4,逆止弁部5及び軸部材6とから構成される。そして、前記第1シリンダ1には第1ピストン2が摺動自在に装着され、第2シリンダ3には第2ピストン4が摺動自在に装着されている。前記第1シリンダ1及び第2シリンダ3は、後述するように軸方向に接続され、且つ軸方向が垂直方向となるようにして使用されるものである〔図1(A),(B)参照〕。
まず、第1シリンダ1は、円筒形状の第1筐体外周部11の内部に第1シリンダ室12が形成されている。さらに、前記第1シリンダ1の軸方向が垂直方向に設定された状態で、該第1シリンダ1の上方位置には、給排油部7が設けられている。該給排油部7は、前記第1シリンダ室12の上端位置と前記第1筐体外周部11との間を連通するように形成されたものであり、前記給排油部7は、前記第1筐体外周部11側に内螺子孔部71が形成され、該内螺子孔部71と連続するようにして、給排通路72が形成されている。
前記内螺子孔部71は、本発明の油圧式ロック装置と外部の図示されない油圧回路とを連結する役目をなす部位であり、外部の油圧回路における管部材等と螺子連結することができる。また前記給排通路72は、外部の油圧回路と、第1シリンダ室12との間に油圧油を給油したり排油する役目をなす部位である。前記給排通路72は、前記連通孔52と交わる構造となっている〔図3(A),(B)参照〕。さらに、具体的には、前記給排通路72は、前記第1シリンダ室12の上端面に略溝形状となるように形成されたものである。これによって、第1ピストン2が第1シリンダ室12の上端に到達して、前記第1ピストン2の頂面部221が第1シリンダ室12の上端に当接しても、逆止弁部5が開放されたときに、油は前記給排通路72を流れて、給排油部7から外部へ油が流れるようになっている。
前記第1筐体外周部11の上方には、図2,図3(A)に示すように、第1接続部111が形成されている。該第1接続部111は、前記第1筐体外周部11よりも直径が小さい円筒形状部であり、その外周には外螺子111aが形成されており、後述する第2シリンダ3と軸方向に接続する役目をなすものである。さらに、前記第1シリンダ室12の下端には、ストッパ用内周溝13が形成され、該ストッパ用内周溝13には、止め輪等のストッパ8が装着され、該ストッパ8が装着されることによって、前記第1シリンダ室12内に摺動自在に装着された第1ピストン2の下部停止位置が設定される。
次に、第1ピストン2は、図1に示すように、前記第1シリンダ1の第1シリンダ室12内に摺動自在に収納される。前記第1ピストン2は、主円筒部21の軸方向中央に周方向に沿って周溝部211が形成され、該周溝部211にはオイルシール等のシール材Sが装着される〔図1,図2及び図3(C)参照〕。また、前記主円筒部21の上方には、ピストン頭部22が形成されている。該ピストン頭部22は、前記主円筒部21よりも直径を小さくして形成された円筒形状部である。
前記主円筒部21は、図7,図8に示すように、その外周側面が前記第1シリンダ1の第1シリンダ室12の内周側面に密接して摺動する。また、前記ピストン頭部22の外周側面と前記第1シリンダ室12の内周側面との間に空隙部が形成され、該空隙部に油圧油が充満するように構成されている。前記第1ピストン2のピストン頭部22の頂面部221には、後述する軸部材6が装着される。
該軸部材6は、後述する逆止弁部5の弁部材53に当接し、且つ該弁部材53を押圧して突き上げて、逆止弁部5の開放を行う役目をなすものである。図7,図8は、逆止弁部5の弁部材53を軸部材6が押圧して突き上げる状態を示したものであり、図7(A)乃至(D)のそれぞれの(a),(a),…は、ロック状態から第2ピストン4が降下移動する工程を示したものであり、それぞれの(b),(b)、…は、それぞれの(a),(a),…に対応する弁部材53と軸部材6との動作が開示されている。
次に、第2シリンダ3は、図1,図2,図4(A)に示すように、円筒形状の第2筐体外周部31の内部に第2シリンダ室32が形成されている。該第2シリンダ室32は、前記第2筐体外周部31を軸方向に貫通している。また第2シリンダ3の下部には、第2接続部311が形成されている。該第2接続部311は、前記第2シリンダ3の下部内周側に内螺子311aが形成されており、前記第1シリンダ1の第1接続部111と螺子接続される。
前記第2シリンダ室32の大径内周部321と細径内周部322が形成されている。その大径内周部321と細径内周部322との境は、前記第2シリンダ3の軸方向略中間箇所であり、その境目に段差部323が形成されている。該段差部323は、後述する第2ピストン4の昇降行程(ストローク)を規制する役目をなすものである。
次に、第2ピストン4は、図1に示すように、前記第2シリンダ3の第2シリンダ室32内に摺動自在に収納される。前記第2ピストン4は、図2,図4(B)に示すように、主円筒部41の周方向に沿って周溝部411が形成され、該周溝部411にはオイルシール等のシール材Sが装着される。また、前記主円筒部41の上方は、平坦面状のピストン頂部42となっており、ワーク9を下方より支持する部位となっている。
また、第2ピストン4の軸方向下端には大径部43が形成されている。該大径部43は、前記主円筒部41よりも直径が大きく形成され、且つ前記第2シリンダ室32の大径内周部321の範囲を摺動するものである。そして、前記大径部43が前記段差部323と当接することによって、第2ピストン4の第2シリンダ3における摺動行程(ストローク)が規制される役目をなすものである。
さらに、第2ピストン4には、エア抜き孔部44が設けられている。該エア抜き孔部44は、図1,図2,図4(B)等に示すように、エア抜き通路部441と、内螺子部442とから構成されたものである。前記エア抜き通路部441は、前記第2ピストン4の軸方向に沿って、該第2ピストン4の直径方向中心部の位置に形成されたものである。また、前記内螺子部442の内径は、前記エア抜き通路部441の内径よりも大きく形成されており、前記エア抜き通路部441と内螺子部442との間には、段差部443が存在している。
前記エア抜き通路部441における前記第2ピストン4のピストン頂部42箇所に前記内螺子部442が形成されている。前記第2ピストン4のピストン頂部42箇所で前記エア抜き通路部441には、コマ部材45が装着される(図1参照)。該コマ部材45は、ワーク9に当接して支持する役目をなすものである(図5参照)。前記コマ部材45は、裁頭円錐形状の頭部451を有する円筒形状の部材であって、該頭部451が前記ワーク9に当接して支持する。前記コマ部材45は、前記エア抜き孔部44を気密状に閉鎖する栓としての役目をなす。
前記コマ部材45は、前記頭部451の反対側に外螺子部452が形成されており、該外螺子部452が前記エア抜き孔部44の内螺子部442に螺合して、締め付けることができるようになっている。その締付状態では、前記段差部443にコマ部材45の外螺子部452の底面部が当接可能となっており、前記コマ部材45を周方向に適宜に回転させることにより、前記外螺子部452と内螺子部442との螺合が緩められて、エア抜きが行われるようになっている。また、外螺子部452と内螺子部442とを締め付けることにより、エア抜き孔部44が気密的に閉鎖される。
次に、前記コマ部材45の代わりに栓部材46が使用される実施形態が存在する。該栓部材46は、円筒形状をなし、その外周には外螺子部461が形成されている。該栓部材46は、前記コマ部材45と同様に、前記エア抜き孔部44の内螺子部442に螺合されて装着されるものである。そして、前記栓部材46は、その頂部が第2ピストン4のピストン頂部42よりも少し引っ込むようにして、エア抜き孔部44の内螺子部442に螺合される〔図9(A)参照〕。
次に、逆止弁部5は、図1,図2に示すように、前記第1シリンダ1の軸方向上部箇所に設けられている。逆止弁部5は、主に、弁室51,連通孔52,弁部材53,バネ54、バネ押え板55等から構成されている。前記弁室51は、前記第1シリンダ1の第1接続部111箇所で直径方向中央位置に形成されており、円錐状底面部511が形成されている。
さらに、前記弁室51の円錐状底面部511箇所は、前記第1シリンダ室12と前記連通孔52を介して連通している。該連通孔52は、前記弁室51の内径よりも小さく形成されており、前記軸部材6が挿通する部位となっている。該軸部材6が前記連通孔52に挿通した状態で、軸部材6の外周と連通孔52の内周との間には十分な隙間が存在し、油圧油が十分に流入することができるようになっている。
次に、弁部材53は、前記弁室51に収納されて、前記円錐状底面部511で前記連通孔52を閉鎖する役目をなすものである。前記弁部材53は、球体であり、鋼球等が使用される。該弁部材53を球体(ボール)としたときに、前記弁室51の底は、円錐状底面部511としているので、球体とした前記弁部材53は、前記円錐状底面部511の中心で連通孔52が形成されている箇所に向かって求心的に保持されることができる。前記弁部材53の直径は前記連通孔52の内径よりも大きく形成されている。前記弁部材53は、バネ54により、常時連通孔52を閉鎖するように弾性付勢される。
前記バネ54は、コイルスプリングが使用される。該バネ54は、バネ押え板55によって、上方から押えられる構造となっている。該バネ押え板55は、前記第1シリンダ1と第2シリンダ3とを軸方向に接続するときに、第1シリンダ1と第2シリンダ3との間に挟持固定されるものである。
さらに前記バネ押え板55には、流通孔551が形成されており、第1シリンダ1と第2シリンダ3との間を油圧油が連通するようになっている。逆止弁部5は、第1シリンダ1に、前記弁室51及び連通孔52等が一体形成され、第1シリンダ1側に組み込まれている。また、後述するように、逆止弁部5が第1シリンダ1及び第2シリンダ3から独立した別部材としたり(図9参照)、又は第2シリンダ3側に組み込まれることもある。
次に、本発明の組立について説明する。まず、第1シリンダ1に第1ピストン2が装着され、第2シリンダ3には第2ピストン4が装着される。第1シリンダ1には、ストッパ8が装着され、第1ピストン2の下端位置が設定される。そして、前記第1シリンダ1と第2シリンダ3とが第1接続部111と第2接続部311を介して、軸方向に接続される。この組立において、前記第1ピストン2の周溝部211及び第2ピストン4の周溝部411には、それぞれシール材Sが装着され、且つ前記第1シリンダ1と第2シリンダ3との接続箇所にもシール材Sが装着される(図1参照)。
このとき、前記弁室51には、弁部材53が配置され、バネ54にて前記弁部材53を押圧するようにしてバネ押え板55が配置される(図1,図2参照)。該バネ押え板55は、前記第1接続部111と第2接続部311とによって挟持固着される構造とする。そして、前記第1シリンダ1と第2シリンダ3とは、前記逆止弁部5の弁室51及び連通孔52を介して連通するものである。
前記第1ピストン2のピストン頭部22の頂面部221には、軸部材6が装着されており、該軸部材6が前記連通孔52に挿通された状態となっている〔図3(C)参照〕。前記軸部材6の軸端部61は、前記連通孔52の弁室51側開口を閉鎖している弁部材53と当接し、該弁部材53を突き上げて連通孔52を開くものである(図8参照)。この軸部材6の移動は、第1ピストン2の移動と共に行われる。
ここで、前記第1ピストン2が第1シリンダ室12の下部に停止しているときには、軸部材6の軸端部61と前記弁部材53とは、僅かな量だけ離間しており、クリアランスcが存在するようになっている〔図5(A),図6(A)参照〕。該クリアランスcの存在により、前記第1ピストン2が上昇移動を開始しても、前記弁部材53はすぐには、軸部材6によって、突き上げられることがなく、ロック解除動作に遊びを持たせることができ、安定したロック解除を行うことができる。
そして、逆止弁部5によって、前記第2シリンダ3側から第1シリンダ1側への油圧油の流れが適宜遮断されるものであり、常時は、前記バネ54によって弁部材53が連通孔52を閉鎖して、第1シリンダ1側から第2シリンダ3側への油圧油の流れが行われ、第2シリンダ3側から第1シリンダ1側への油圧油の流れを規制している。
すなわち、第2ピストン4が上昇してワーク9を下部より支持し、ロック状態となるように逆止弁部5が作用する(図5,図6参照)。そして、前記第2ピストン4を下降させて、ワーク9への支持を解除する場合には、前記第1ピストン2を上昇させて、軸部材6によって弁部材53を突き上げて、第2シリンダ3側の油圧油を排出するものである(図7,図8参照)。
また、図9は、逆止弁部5が、第1シリンダ1と第2シリンダ3とは、別部材とし実施形態である。この実施形態では、逆止弁筐体部56が設けられ、該逆止弁筐体部56に前記弁室51、連通孔52が形成されている。そして、前記第1シリンダ1及び第2シリンダ2のそれぞれの第1接続部111と第2接続部311とを接続する役目をなす接続部561が前記逆止弁筐体部56の上下両側にそれぞれ形成されている〔図9(B)参照〕。前記接続部561にも螺子(外螺子)が形成され、第1接続部111及び第2接続部311と螺合する構造となっている。また、前記逆止弁部5が第2シリンダ3側に形成されることもある。
また、前記逆止弁部5において、図10に示すように、前記軸部材6が前記弁部材53に形成される実施形態が存在する。この実施形態では、前記第1ピストン2が上昇することによって、前記軸部材6を上方に押圧して、前記弁部材53を弁室51内で突き上げて、逆止弁部5の閉鎖を解除して開く(開放する)ものである。
具体的には、前記弁部材53に装着された軸部材6は、前記弁室51の円錐状底面部511に形成された連通孔52を挿通される。そして、該連通孔52から前記第1シリンダ室12側に突出された軸部材6にバネ54が装着され、該軸部材6の下部位置に穿孔されたピン孔にピン形状のバネ押え材57によってバネ54が固定され、弁部材53が常時連通孔52を閉鎖するように弾性付勢されている。
次に、本発明の油圧ロック装置によって、ワーク9を支持する工程について説明する。この工程は、(1)初期時,(2)原位置,(3)ワーク接触,(4)ロック,(5)戻り開始,(6)戻り,の工程となる。まず(1)初期時,(2)原位置,(3)ワーク接触,(4)ロックまでの工程を図5及び図6に基づいて説明する。(1)初期時は、第2シリンダ3の逆止弁部5(閉鎖状態)の弁部材53(球体)周囲の空隙には、空気が溜まっているのでエア抜きを行う。
まず、第1シリンダ1の逆止弁部5の弁部材53周囲の空間に溜まっているエア(空気)が、供給した油により前記第2ピストン4に形成されたエア抜き孔部44から外部へ排出する。エア抜きを行うときには、前記栓部材46又は前記コマ部材45の外螺子部452と、前記エア抜き孔44の内螺子部442との螺合による締付を緩めることによって両螺子の隙間からエアを抜くものである。このエア抜きが完了することによって、原位置(状態)とする〔図5(A),図6(A)参照〕。また前記逆止弁部5の弁室51内には、油が充填されている。
(2)原位置では、前記逆止弁部5は、弁部材53が連通孔52を閉鎖した状態である。弁部材53周囲の空間に供給された油が充満している。また、第1シリンダ1の第1シリンダ室12内の第1ピストン2は、最下部に位置してストッパ8によって支持されている。そして第1シリンダ1室内に油が溜まっている。
(3)ワーク接触では、第1シリンダ1の給排油部7より油を第1シリンダ室12に供給し、該第1シリンダ室12から連通孔52を通って、油が該連通孔52を逆止弁部5の弁室51側で閉鎖している逆止弁部5の弁部材53(球体)を圧力(油圧)で移動させ、逆止弁部5の弁部材53が連通孔52を開放し、第2シリンダ3の第2シリンダ室32へ油を供給する〔図5(B),図6(B)参照〕。
ここで、第1シリンダ室12の油の圧力をPaとし、第2シリンダ室32の油の圧力をPbとすると、前記逆止弁部5は、Pa>Pbのときに開き、第1シリンダ室12から第2シリンダ室32へ油が流れる。供給される油の圧力(油圧)により第2ピストン4が軸方向へ上昇移動し、第2シリンダ3から突出した第2ピストン4のピストン頂部42又は前記コマ部材45がワーク9に接触する〔図5(D)参照〕。第2ピストン4の受圧面積にかかる油圧によってワーク9にピストン頂部42からかかる押圧力が設定される。ここでは、ワーク9の弾性変形部材に接触して支持することにする。
第2ピストン4を上昇させるために、油が供給されるものであるが、このときの油圧は低圧で、ワーク9が変形しない圧力範囲で供給される。ここで、油を供給する時間を制御することにより、第2ピストン4の上昇動作を制御するものである。例えばタイマ設定である場合、時間(通常、第2ピストン4がワーク9に当接するまでの時間+余裕時間)が設定される。
これは、第2ピストン4がワーク9に当接した後、余裕時間の分だけ油圧がワーク9にかかるようにする。この余裕時間の分は、油圧はかかるが、ワーク9に変形は生じないものである。上述したように、油の適正な供給量は、供給時間をタイマでコントロールする方法が採用される。また、図示しないが、その他に油が必要量供給されることを確認するためのセンサが設けられている。
前記ワーク9を支持する第2ピストン4がワーク9に当接して第2シリンダ室32に供給された油が満杯になると、ワーク9を支持する反力と均衡するように、第2ピストン4を支持する油の圧力が第2シリンダ室32の状態において、逆止弁部5の弁部材53を弾発しているバネ54のバネ力が作用して、弁部材53は円錐状底面部511の連通孔52を閉じる。
(4)ロックでは、第2ピストン4は、ワーク9の適宜箇所に押圧接触すると共にワーク9からの反力により押し返される力が作用し、第2ピストン4の上昇移動が停止する。第2シリンダ室32には、油が充満して、それ以上の油の供給がされなくなる。このとき、第1シリンダ室12の圧力Paと第2シリンダ室32の圧力Pbは等しく、Pa=Pbのときに、第1シリンダ室12と第2シリンダ室32との油が充填状態で圧力が均衡し、油の流れが止まり、第2ピストン4は、静止状態となる。
そして、前記逆止弁部5の弁室51及び連通孔52を通って供給される油の圧力が逆止弁部5の第2シリンダ室32側と、第1シリンダ室12側で、圧力の均衡状態になると、前記第2シリンダ室32側において、逆止弁部5のバネ54が弁部材53を第1シリンダ1側へ押して、弁部材53が前記連通孔52を閉鎖する。
この時の第2シリンダ室32は密閉状態となり、第2ピストン4、第2シリンダ室32、逆止弁部5の弁部材53には、油によって均等の圧力pが掛かることになり、第2ピストン4と逆止弁部5とは、均衡状態となってロック(固定)される〔図5(C),図5(D)参照〕。 これによって、第2ピストン4は、逆止弁部5を介してロック状態となり、ワーク9を強固に支持することになる。
次に、(5)戻り開始,(6)戻りの工程を図7及び図8に基づいて説明する。(5)戻り開始では、まずロック状態〔図7(A),図8(A)参照〕において、第1シリンダ1の給排油部7から、第1シリンダ室12内の油を吸引して排出する。これによって、第1シリンダ室12内の圧力が負圧となり、第1ピストン2が第1シリンダ室12内を上昇移動する〔図7(B),図8(B)参照〕。
そして、第1ピストン2の上昇移動と共に、頂面部221に設けられた軸部材6が連通孔52を挿通して、弁室51側から連通孔52を閉鎖している弁部材53を突き上げるようにして押圧し、弁部材53を連通孔52から離間させる〔図7(C)参照〕。これによって、閉鎖されていた連通孔52が開口され、前記逆止弁部5が開放され、第2シリンダ室32内の油が吸引力によって、前記逆止弁部5及び連通孔52を通って第1シリンダ室12の給排油部7に流れて排出される。
この過程で、第2ピストン4は、降下移動する〔図7(D),図8(C)参照〕。(6)戻りでは、前述したように第2ピストン4が降下移動し、且つ、弁部材53は、第1ピストン2の頂面部221に設けられた軸部材6によって突き上げ状態で連通孔52が開口されたままとなり、第1シリンダ室12、第2シリンダ室32内は負圧であり、−Pb<−Paの条件で、第2シリンダ室32から第1シリンダ室12へ油が流れることになる。
そして、油を排出し終わった状態で動作が完了し、原位置状態となる。この原位置では、前記第1ピストン2は、上昇状態であり、前記逆止弁部5は開口状態であり、前記第2ピストン4は下降状態となり、Pa=Pbとなっている。この原位置において前記給排油部7から油を供給して、前記(3)ワーク接触(第2ピストン4の上昇)となる。
(A)は本発明の油圧ロック装置において第2シリンダから第2ピストンが突出した状態の縦断側面図、(B)は本発明の油圧ロック装置において第2シリンダに第2ピストンが収まった状態の縦断側面図である。 本発明の油圧ロック装置の分解縦断側面図である。 (A)は第1シリンダの縦断側面図、(B)は(A)のX−X矢視断面図、(C)は軸部材が装着された一部断面にした側面図である。 (A)は第2シリンダの縦断側面図、(B)は第2ピストンの側面図である。 (A)乃至(D)は第2ピストンが上昇移動してロック状態となる工程を示す油圧ロック装置全体及びその逆止弁部箇所の作用図である。 (A)乃至(C)は第2ピストンが上昇移動してロック状態となる工程を示す逆止弁部箇所の作動状態を示す作用図である。 (A)乃至(D)は第2ピストンが降下移動する工程を示す油圧ロック装置全体及びその逆止弁部箇所の作用図である。 (A)乃至(C)は第2ピストンが降下移動する工程を示す逆止弁部箇所の作動状態を示す作用図である。 (A)は逆止弁部を第1シリンダ及び第2シリンダとは別の部材とした実施形態の縦断側面図、(B)は(A)の一部分解した縦断側面図である。 転動部材に軸部材が装着された実施形態の逆止弁部の拡大断面図である。
符号の説明
1…第1シリンダ、2…第1ピストン、3…第2シリンダ、4…第2ピストン、
5…逆止弁部、53…弁部材、6…軸部材、61…軸端部、c…クリアランス。

Claims (7)

  1. 第1ピストンが摺動する第1シリンダと、第2ピストンが摺動する第2シリンダと、逆止弁部と、軸部材とからなり、前記第1シリンダと第2シリンダとの間に前記逆止弁部が配置されると共に軸方向に接続され、該逆止弁部によって、前記第2シリンダ側から第1シリンダ側への流れが適宜遮断され、前記第1シリンダ側に設けられた給排油部からの排油によって前記第1ピストンは前記第1シリンダ内を前記逆止弁部側に向かって移動され、前記逆止弁部の弁部材が前記軸部材の軸端部によって開放されてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  2. 請求項1において、前記軸部材は前記第1ピストン頂部に設けられてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  3. 請求項1において、前記軸部材は前記弁部材に設けられてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記軸部材の軸端部と弁部材又は第1ピストンの頂面との間にはクリアランスが設けられてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記逆止弁部は、第1シリンダに形成されてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  6. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記逆止弁部は、第2シリンダに形成されてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
  7. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記逆止弁部は、前記第1シリンダ及び第2シリンダとは、別部材構成としてなることを特徴とする油圧式ロック装置。
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