JP2008023584A - ロウ材付加工品の製造方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属板の表面に融着ロウ材層が一体化した積層シートを簡略な設備で高能率に製造し、且つ、製造された積層シートをそのまま下流で加工してロウ材付加工品を連続的に製造することにより、ロウ材付加工品を高能率に製造できるようにする。
【解決手段】金属板1を移動させつつ金属板1の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シート3を製造する浸漬式シート製造装置101と、浸漬式シート製造装置101の後段に配置して浸漬式シート製造装置101で製造した積層シート3を移動させつつ加工してロウ材付加工品31を製造する加工装置200とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はロウ材付加工品の製造方法及び装置に関するものである。
近年、例えば、母材であるステンレス或いは耐熱合金等の金属板の両面又は片面に、ニッケル(Ni)等を主成分とするロウ材を層状に一体化させた積層シートを製造することが行なわれるようになっている。
このようなロウ材層を有する積層シートを製造する方法を示すものとしては、所定形状に切断した各金属板の表面にロウ材粉末を粉末圧延法により固着し、続いて焼結することによりロウ材層を一体に備えた積層シートをバッチ方式で製造するものが特許文献1に示されている。
また、基板金属合金シートに、シート状のクラッドを圧着接合してクラッド自己ロウ付け合金を製造する方法が特許文献2に示されている。
また、固相状態の皮材用板材の表面に芯材用溶湯が接触するように、冷却ロールによって形成された鋳造空間に芯材用溶湯を連続的に供給して、芯材用溶湯を凝固させることにより、芯材表面に皮材が接合されたクラッド材を連続的に製造する方法が特許文献3に示されている。
特開2004−025251号公報 特開2002−210589号公報 特開2002−263799号公報
しかし、前記したように金属板の表面にロウ材層が一体に形成された積層シートは、打ち抜き装置、絞り装置、曲げ装置、切断装置等によって種々の形状に加工して、種々の形状のロウ材付加工品を製造することが要求されるが、前記引用文献1〜3においては、夫々以下のような問題を有していた。
特許文献1に示すロウ材圧着材を製造する方法では、所定形状に切断した各金属板の表面にロウ材層を形成する作業をバッチ方式で行っているために、作業が繁雑で生産性が低い問題があり、更に、ロウ材圧着材では、ロウ材層と金属板との接着力が小さいことにより前記加工を行った際にロウ材層が金属板から剥離してしまう問題を有していた。
また、特許文献2に示すクラッド自己ロウ付け合金を製造する方法では、金属合金シートにシート状クラッドを圧着接合するため、シート状クラッドを予め製造しておく必要があり、このための設備と手間が必要であり、設備費が増加すると共に製造コストが増加するという問題がある。更に、極薄のシート状クラッド、或は広幅のシート状クラッドが要求される場合には、設備が更に複雑になって製造工程も増加するという問題がある。また、特許文献2の場合も金属合金シートにシート状クラッドを圧着接合するため、両者の接着力が小さいことにより前記加工を行った際にシート状クラッドが金属合金シートから剥離してしまう問題を有していた。
また、特許文献3に示すように、固相状態の皮材用板材の表面に、ノズルから吐出した芯材用溶湯を鋳造空間で接触させて冷却することにより皮材が接合されたクラッド材を製造する方法では、ノズルから鋳造空間に芯材用溶湯を吐出して皮材用板材表面に固化させる際の温度管理が非常に難しく、皮材と芯材を良好に接着させることが難しいという問題があり、また、装置が非常に複雑になる問題がある。特に、広幅のクラッド材を製造する場合には幅方向の温度差が生じ易いために更に製造が困難になる問題がある。更に、作業の停止時には前記ノズル内部や鋳造空間近傍に芯材用溶湯の固化物が残るため、この固化物を除去するための作業が必要になって、作業能率が低下するという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、金属板の表面に融着ロウ材層が一体化した積層シートを簡略な設備で高能率に製造することができ、且つ、製造された積層シートをそのまま下流で加工してロウ材付加工品を連続的に製造することにより、ロウ材付加工品を高能率に製造できるようにしたロウ材付加工品の製造方法及び装置を提供することを目的とするものである。
本発明のロウ材付加工品の製造方法は、金属板を移動させつつ該金属板の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シートを製造する第1工程と、該第1工程で製造した積層シートを移動させつつ加工することにより融着ロウ材層を備えたロウ材付加工品を製造する第2工程と、からなることを特徴とする。
上記ロウ材付加工品の製造方法において、前記第1工程と第2工程との間に長さ調整手段を備え、第1工程での積層シートの製造速度と第2工程でのロウ材付加工品の製造速度の差を吸収することは好ましい。
本発明のロウ材付加工品の製造装置は、金属板を移動させつつ該金属板の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シートを製造する積層シート製造装置と、該積層シート製造装置の後段に配置して該積層シート製造装置で製造した積層シートを移動させつつ加工してロウ材付加工品を製造する加工装置と、からなることを特徴とする。
上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置と前記加工装置との間に、積層シートを貯留するアキュムレータを備えることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記加工装置は、打ち抜き装置、絞り装置、曲げ装置、切断装置の少なくとも1つからなることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置は、ロウ材溶融炉と該ロウ材溶融炉の溶融ロウ材に金属板を浸漬させる案内部とを備えて金属板に溶融ロウ材を塗布する溶融ロウ材塗布装置と、溶融ロウ材が塗布された金属板を冷却して金属板に融着ロウ材層を備えた積層シートを得る冷却装置と、からなる浸漬式シート製造装置であることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置は、一対のロール間に金属板を通し、前記ロールに金属粉末を供給して圧延或いはプレス加工する圧下装置と、金属粉末を前記ロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置においてロール外周面に濡れ性を付与するための液体塗布手段とを備えた粉末圧着装置と、該粉末圧着装置により金属板に金属粉末が圧着された圧着材を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる粉末圧着式シート製造装置であることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置は、金属板の表面にロウ材粉末とバインダーを混合したスラリー状のロウ材液を均一に塗布するロウ材液吹付装置と、該ロウ材液吹付装置によりロウ材液が塗布された金属板を加熱して前記ロウ材液のバインダーを飛ばすことにより金属板の表面にロウ材粉末接着層を形成する加熱乾燥炉と、前記ロウ材粉末接着層が接着された金属板を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる吹付式シート製造装置であることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置は、金属板の表面にロウ材粉末とバインダーを混合したスラリー状のロウ材液をスリット開口から押し出して金属板の表面に均一に塗布するロウ材液押出装置と、ロウ材液が塗布された金属板を加熱して前記ロウ材液のバインダーを飛ばすことにより金属板の表面にロウ材粉末接着層を形成する加熱乾燥炉と、前記ロウ材粉末接着層が接着された金属板を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる押出式シート製造装置であることは好ましい。
また、上記ロウ材付加工品の製造装置において、前記積層シート製造装置で製造される積層シートを圧下して平坦面の融着ロウ材層を形成する圧下装置を備えることは好ましい。
本発明のロウ材付加工品の製造方法によれば、金属板を移動させつつ該金属板の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シートを製造する作業と、製造した積層シートを移動させつつ加工してロウ材付加工品を製造する作業とを連続して行うことにより、ロウ材付加工品を高能率で製造できる優れた効果を奏し得る。
また、金属板の表面に融着ロウ材層が形成された積層シートは、金属板と融着ロウ材層が強固に固定されているため、積層シートを加工しても融着ロウ材層が金属板から剥離する問題を防止でき、品質の優れたロウ材付加工品を提供できる効果がある。
本発明のロウ材付加工品の製造装置によれば、金属板の表面に融着ロウ材層を備えた積層シートを製造する積層シート製造装置が、簡略な設備で積層シートを高能率に製造することができ、よって、一般に早い速度でロウ材付加工品の加工が可能な加工装置との速度のマッチングを図ってロウ材付加工品の生産性を高めることができる効果がある。
前記積層シート製造装置で製造される積層シートを圧下して平坦面の融着ロウ材層を形成することにより、融着ロウ材層に対してロウ付け固定する固定材料の接着性が高められる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のロウ材付加工品の製造方法を実現するロウ材付加工品の製造装置の形態の一例であり、ロウ材付加工品の製造装置は、金属板1を移動させつつ該金属板1の表面に融着ロウ材層を連続して形成することにより融着ロウ材層を備えた積層シート3を製造する積層シート製造装置100(第1工程)と、該積層シート製造装置100の後段に配置して該積層シート製造装置100で製造した積層シート3を移動させつつ加工してロウ材付加工品31を製造する加工装置200(第2工程)とから構成されている。
図1に示す積層シート製造装置100は、母材であるロール状に巻かれた金属板1が巻戻機2に装着されており、該巻戻機2から横方向に繰出された金属板1が、溶融ロウ材塗布装置4と、冷却手段5と、圧下装置6に順次導かれて、金属板1の表面に融着ロウ材層34(図4)を一体に備えた積層シート3を製造するようにした浸漬式シート製造装置101の場合を示している。
浸漬式シート製造装置101を構成する前記溶融ロウ材塗布装置4は、ロウ材を収容して加熱することにより溶融ロウ材7を生成するロウ材溶融炉8と、該ロウ材溶融炉8を包囲するケーシング9とを備えており、該ケーシング9には窒素N2等の非酸化性ガス10を供給する非酸化性ガス供給手段11を設けて、ケーシング9の内部を非酸化性雰囲気に保持するようにしている。前記ロウ材溶融炉8には電気炉或はガス炉等の種々の加熱方式のものを用いることができる。
前記ケーシング9の内側上部には、前記金属板1の搬送方向である横方向に間隔を隔てて配置した支持ローラ12,13と、該支持ローラ12,13の夫々の下側に対応して配置され、金属板1に接近して金属板1の移動を案内するようにしたガイドローラ14a,14b、15a,15bとを備えて、金属板1をU字状に垂下させる垂下部16を形成する案内部17を構成しており、前記U字状の垂下部16の下端を、前記ロウ材溶融炉8の溶融ロウ材7中に浸漬させるようにしている。
この時、図1中右側のガイドローラ15a,15bは、塗布量調整装置18を構成している。即ち、矢印方向に移動する金属板1は垂下部16の浸漬によって表面に溶融ロウ材7が付着され、金属板1が溶融ロウ材7から引き上げられることにより金属板1表面に所要の厚さで溶融ロウ材7が塗布されるが、前記ガイドローラ15a,15bは付着した溶融ロウ材7の余剰分を除去し、これによって金属板1表面に塗布される溶融ロウ材膜の厚さを調整するようになっている。このため、前記ガイドローラ15a,15bは図1中矢印で示すように相対的に近接・離反を行って塗布される溶融ロウ材膜の厚さを調節できるようにしている。なお、前記塗布量調整装置18は、前記ガイドローラ15a,15b以外に、ブレードコータ等に用いられるようなブレードを備えて金属板1に塗布された溶融ロウ材7の余剰分を除去する方式等、種々の方式のものを採用することができる。
前記冷却手段5は、前記溶融ロウ材塗布装置4によって所要の膜厚で溶融ロウ材7が塗布された金属板1を導くようにした冷却装置19を備えており、該冷却装置19に備えた供給口20から供給する空気等の冷却流体21(ガス)によって前記金属板1に塗布された溶融ロウ材膜を固化させることにより金属板1の表面にロウ材固化膜を形成するようにしている。前記冷却手段5は、金属板1に単に空気等の冷却流体21を吹付けるようにした簡単な構成のものでもよい。
前記圧下装置6は、前記冷却手段5によってロウ材固化膜が形成された金属板1を導いて圧下ロール6a,6bにより圧下するようになっており、圧下装置6で前記ロウ材固化膜を有する金属板1を圧下することにより、平坦面の融着ロウ材層を備えた積層シート3を製造するようにしている。
前記浸漬式シート製造装置101で製造された積層シート3は、アキュムレータ24(長さ調整手段)を介して前記加工装置200に導かれるようになっている。アキュムレータ24は、圧下装置6からの前記積層シート3を固定ローラ22と矢印で示すように移動する移動ローラ23との間に掛け回して貯留するようにしている。また、前記アキュムレータ24における上流側の固定ローラ22と下流側の固定ローラ22には積層シート3を挟んで搬送する搬送ローラ25,26を備えている。積層シート3を搬送するための搬送ローラ25,26は、前記固定ローラ22と組み合わせて設ける以外に任意の場所に設置することができる。
前記加工装置200は、図1に示す如く、前記アキュムレータ24からの積層シート3を導いて所要の形状に打ち抜くことにより打ち抜き板を製造する打ち抜き装置27、打ち抜き板を所要形状に絞り加工する絞り装置28、打ち抜き板を曲げ加工する曲げ装置29、打ち抜き板或は加工した材料を切断する切断装置30等を備えており、上記加工装置200の加工により平板状、容器状、或は曲げ板状等の種々の形状のロウ材付加工品31を製造するようにしている。前記加工装置200は、製造するロウ材付加工品31の形状に応じて、打ち抜き装置27、絞り装置28、曲げ装置29、切断装置30の少なくとも1つ備えるようにする。
次に、図1に示した形態の作動を説明する。
図1の巻戻機2から繰出された金属板1の先端は、溶融ロウ材塗布装置4のケーシング9内に備えた案内部17の支持ローラ12に掛けた後、ガイドローラ14a,14bの間を上から下に向けて通し、続いてガイドローラ15a,15bの間を下から上に向けて通した後、支持ローラ13に掛けて冷却手段5に通し、更に圧下装置6に通した後、アキュムレータ24に架け渡す。このとき、前記U字状に垂下する垂下部16の下端部は、破線で示す如く、後にロウ材溶融炉8内に生成させる溶融ロウ材7の液面よりも高い位置になるように調整しておく。
続いて、ロウ材成分を含有するロウ材原料が収容されたロウ材溶融炉8を起動して内部に溶融ロウ材7を生成させる。
次に、冷却手段5及び圧下装置6を駆動する。この時、圧下装置6に位置する金属板1は圧延されることがなく、金属板1に前記したロウ材固化膜が形成されると圧延が行われるように圧下ロール6a,6bの間隔が調整されている。
次に、前記巻戻機2により金属板1を繰出すことにより図1中実線で示すようにU字状に垂下した垂下部16の下端部を溶融ロウ材7に浸漬させると同時に、巻戻機2と搬送ローラ25,26を駆動して、巻戻機2による金属板1の繰出し速度と、搬送ローラ25による金属板1の搬送速度が等速になるように調整して、前記垂下部16の下端部が常に一定した長さで溶融ロウ材7に浸漬されるようにする。
すると、垂下部16の金属板1の表面には溶融ロウ材7が付着し、金属板1が溶融ロウ材7から引き上げられることにより金属板1の表面には所要の厚さの溶融ロウ材7が塗布される。溶融ロウ材7が塗布された金属板1はガイドローラ15a,15bによる塗布量調整装置18に導かれることにより、ガイドローラ15a,15bの間隔によって溶融ロウ材7の余剰分が除去され、これにより図2に示す如く金属板1の表面に所定厚さの溶融ロウ材膜32が形成される。
溶融ロウ材塗布装置4によって所要厚さの溶融ロウ材膜32が塗布された金属板1は、冷却手段5の冷却装置19に導かれて冷却流体21により冷却され、前記金属板1に塗布された溶融ロウ材膜32が固化されることにより図3に示す如くロウ材固化膜33が形成される。
前記冷却手段5によってロウ材固化膜33が形成された金属板1は圧下装置6に導かれて圧下され、これにより、図4示に示す如く金属板1の表面に所定の層厚で且つ平坦面に整形された融着ロウ材層34を有する積層シート3が製造される。
前記浸漬式シート製造装置101で製造された積層シート3は、アキュムレータ24の貯留によって長さが調整された状態で加工装置200に導かれる。加工装置200に導かれた積層シート3は、打ち抜き装置27により所要形状の打ち抜き板を製造する工程、絞り装置28により打ち抜き板を所要形状に絞り加工する工程、曲げ装置29により打ち抜き板を曲げ加工する工程、切断装置30により打ち抜き板或は加工したものを切断する工程の少なくとも1つの工程を経ることにより、平板状、容器状、或は曲げ板状等の種々の形状のロウ材付加工品31が製造される。前記上記加工装置200によって製造されたロウ材付加工品31は、その一例を図5に示す如く、金属板1の表面に融着ロウ材層34が一体に固定された構造を有している。
前記したように、浸漬式シート製造装置101によって図4の如く製造された積層シート3は、前記融着ロウ材層34が金属板1に強固に一体化されているため、前記加工装置200における打ち抜き装置27による打ち抜き加工、絞り装置28による絞り加工、曲げ装置29による曲げ加工、及び切断装置30による切断加工を行っても、前記融着ロウ材層34が金属板1から剥離するような問題を生じることはない。従って、前記積層シート3を種々の形状に加工した例えば図5のロウ材付加工品31の融着ロウ材層34の面に固定材料を密着させた状態にして、前記ロウ材付加工品31と固定材料を融着ロウ材層34が溶融する温度で加熱処理することにより、前記ロウ材付加工品31と固定材料が一体に接着した目的のロウ付け製品を製造することができる。この時、前記融着ロウ材層34は前記圧下装置6によって平坦面に形成されているため、融着ロウ材層34に対する固定材料の密着性が高められて良好な接着が行えるロウ材付加工品31を提供することができる。
図6、図7は、前記積層シート製造装置100の他の例である粉末圧着式シート製造装置102を示したものであり、該粉末圧着式シート製造装置102の後段には、図示しないが前記図1と同様にアキュムレータ24を介して加工装置200が設けられる。
前記粉末圧着式シート製造装置102は、金属板1の表面に金属粉末を圧着する粉末圧着装置35と、該粉末圧着装置35により形成した圧着材36を加熱して金属板1に融着ロウ材層を形成する融解加熱炉37とから主に構成されている。
前記粉末圧着装置35は、前記巻戻機2から下向きに繰出した金属板1を、横方向に平行に備えた一対のロール38a,38b間に通し、前記ロール38a,38bの上面側には、ロウ材粉末7aを貯留するための金属粉末ホッパ39a,39bが配置されており、金属粉末ホッパ39a,39bに貯留されたロウ材粉末7aは、金属粉末ホッパ39a,39bの出口部に配置されたローラフィーダ40a,40bにより案内板41a,41bを介してロール38a,38b上面に供給されるようになっている。
前記金属粉末ホッパ39a,39bよりもロール回転方向上流側には、ロール38a,38bと平行にゴム製或はスポンジ製の駆動可能な液体塗布ローラ42a,42bがロール38a,38bの外周面に接触して配置されており、液体塗布ローラ42a,42bの上方には、図7に示すように水或はアルコール等の液体Lを液体塗布ローラ42a,42bに供給するための複数のノズル43a,43bが、液体塗布ローラ42a,42bの軸線方向へ一定の間隔で配置されて液体塗布手段44を構成している。又、ロール38a,38bの下部には、ロール38a,38b間における圧延或はプレス時に金属板1に圧着されずにロール38a,38b外周面に付着してきた残余の金属粉末を掻取るためのスクレーパ45が配置されている。尚、前記液体塗布手段44は、図7に示すように複数のノズル43a,43bを備えることに代えて、1つのノズルを液体塗布ローラ42a,42bの軸線方向に沿ってトラバースするように備えてもよい。
前記粉末圧着装置35によって形成された圧着材36は、方向替えローラ46により横方向に向きが変えられて前記融解加熱炉37に導かれる。融解加熱炉37では、前記粉末圧着装置35で金属板1の表面にロウ材粉末7aが圧着された圧着材36を、前記ロウ材粉末7aの粒子が軟化して融着する温度に加熱し、これによって金属板1の表面に融着ロウ材層が形成された積層シート3を製造するようにしている。前記融解加熱炉37では例えば窒素N2等の非酸化性ガスを供給して非酸化性雰囲気で加熱を行うことが好ましい。
前記融解加熱炉37で融着ロウ材層が形成された積層シート3は、空気等の冷却流体を供給するようにした冷却手段47に導かれて冷却され、更に、冷却手段47の後段に設けた圧下装置48により圧下されて、金属板1の表面に形成した融着ロウ材層の層厚の調整と平坦化を行うようにしている。
尚、図6、図7の形態では、粉末圧着装置35により金属板1の両面にロウ材粉末7aを圧着する場合について例示したが、金属板1の片面にのみロウ材粉末7aを圧着することもできる。
上記図6、図7に示した形態では、巻戻機2から繰出された金属板1を一対のロール38a,38b間に通し、金属粉末ホッパ39a,39bのロウ材粉末7aをローラフィーダ40a,40b及び案内板41a,41bを介してロール38a,38b上面に供給すると、ロール38a,38bの回転によりロウ材粉末7aが金属板1表面に圧着され、図8に示す圧着材36が形成される。この時、液体塗布手段44によってロール38a,38bの外周面に液体Lを塗布するようにしているので、金属粉末ホッパ39a,39bから供給されるロウ材粉末7aをロール38a,38bに付着させて確実に金属板1に供給することができる。
前記粉末圧着装置35で形成された圧着材36は、方向替えローラ46を介して融解加熱炉37に導かれ、該融解加熱炉37による加熱によって金属板1の表面に付着したロウ材粉末7aの粒子が軟化して融着することにより、図9に示す如く金属板1の表面に融着ロウ材層34’が一体に形成された積層シート3が製造される。該積層シート3は、冷却手段47で冷却された後、圧下装置48によって圧下され、前記金属板1の表面に形成された融着ロウ材層34’の層厚の調整と、前記加熱融着時に生じた歪みを取って平坦化することにより、前記図4に示した如く平坦面に形成された融着ロウ材層34を有する積層シート3が製造される。この積層シート3は前記図1の加工装置200に供給されて加工される。
図10は、前記積層シート製造装置100の更に他の例である吹付式シート製造装置103を示したものであり、該吹付式シート製造装置103の後段には、図示しないが前記図1と同様にアキュムレータ24を介して加工装置200が設けられる。
前記吹付式シート製造装置103は、巻戻機2から横方向に巻き出された金属板1の表面に、ロウ材粉末49aをバインダー49bに混合したスラリー状のロウ材液49を金属板1表面に吹き付けて均一に塗布する吹付ノズル50を備えたロウ材液吹付装置51と、該ロウ材液吹付装置51によりロウ材液49が塗布された金属板1を加熱して前記ロウ材液49のバインダー49bを飛ばすことにより金属板1の表面にロウ材粉末接着層を形成する加熱乾燥炉52と、前記ロウ材粉末接着層が接着された金属板1を加熱して金属板1に融着ロウ材層を形成する融解加熱炉37とを備えている。
また、前記ロウ材液49が塗布された金属板1は、必要に応じて例えば調整装置53に通して圧下することにより塗布したロウ材液49の層厚を調整するようにしてもよい。また、前記加熱乾燥炉52によってロウ材粉末接着層が形成された金属板1は、必要に応じて例えば圧下手段54により圧下して前記ロウ材粉末接着層の層厚調整、平坦化を行うようにしてもよい。
前記融解加熱炉37の後段には、前記図6と同様に、融着ロウ材層が形成された積層シート3を導入して空気等の冷却流体により冷却する冷却手段47と、更に、冷却手段47で冷却した金属板1を圧下して融着ロウ材層の層厚の調整と、前記加熱融着時に生じた歪みを取る平坦化を行う圧下装置48とを備えている。
図10の吹付式シート製造装置103では、巻戻機2から繰出した金属板1を前記図1のアキュムレータ24に導くことにより、金属板1にテンションを掛けた状態に保持できるようしており、前記巻戻機2から巻き出された金属板1には、ロウ材粉末49aをバインダー49bに混合したスラリー状のロウ材液49が吹付ノズル50によって均一に塗布される。前記吹付ノズル50は金属板1の幅方向(図10の紙面に対して鉛直方向)に複数備えられて均一塗布が行えるようにしている。前記ロウ材液49は、前記金属板1がステンレス或いは耐熱合金等の場合には、図11に示す如く、ニッケル(Ni)等を主成分とするロウ材粉末49aを有機性等のバインダー49b、例えばセルロースエーテルをエタノール及び/またはメタノールに溶解したバインダーに混合してスラリー状としてあり、上記スラリー状のロウ材液49を、前記吹付ノズル50から噴射させて図11に示すように金属板1の表面に層状に塗布するようにしている。
前記ロウ材液49は、図10に示すように金属板1の両面に塗布してもよく、また、金属板1の片面に塗布するようにしてもよい。
ロウ材液49が塗布された金属板1は、必要な場合には調整装置53によってロウ材液49の層厚が調整された後、加熱乾燥炉52に導かれて乾燥ガスを供給しつつ加熱することにより、前記ロウ材液49のバインダー49bを飛ばして、図12に示す如く金属板1の表面にロウ材粉末接着層55を形成するようにしている。続いて、必要な場合には前記ロウ材粉末接着層55を形成した金属板1を圧下手段54により圧下して、前記ロウ材粉末接着層55を平坦化してもよい。
前記ロウ材粉末接着層55が形成された金属板1は、融解加熱炉37に導かれて加熱されることにより金属板1の表面に付着したロウ材粉末接着層55の粒子が軟化して融着し、これにより前記図9に示した如く金属板1の表面に融着ロウ材層34’が一体に形成された積層シート3が製造される。該積層シート3は、冷却手段47で冷却された後、圧下装置48による圧下によって前記金属板1の表面に形成された融着ロウ材層34’の層厚の調整と、前記加熱融着時に生じた歪みを取る平坦化が行われることにより、前記図4に示した如く平坦面に形成された融着ロウ材層34を有する積層シート3が製造される。この積層シート3は前記図1の加工装置200に供給されて加工される。
図13は、前記積層シート製造装置100の更に他の例である押出式シート製造装置104を示したものであり、該押出式シート製造装置104の後段には、図示しないが前記図1と同様にアキュムレータ24を介して加工装置200が設けられる。
前記押出式シート製造装置104は、前記図10のロウ材液吹付装置51に代えて、金属板1の表面にロウ材液49を均一に押し出して塗布するようにしたロウ材液押出装置61を備えたこと以外は、前記図10の形態と全く同様の構成を有している。
前記ロウ材液押出装置61は、金属板1の幅方向(図13の紙面に対して鉛直方向)に長く形成されたスリット開口56を前記金属板1の表面に接近させて備え、且つ上側から内部に供給されたロウ材液49を前記スリット開口56に導くようにした容器57からなるロウ材液押出部58と、該ロウ材液押出部58の後段に備えて該ロウ材液押出部58から金属板1の表面に押し出されたロウ材液49の層厚を調整するブレード59或は堰からなる厚さ調整部60とを備えている。なお、図13ではロウ材液押出装置61を金属板1の上側に設けて金属板1の上面にロウ材液49を塗布する場合について例示したが、ロウ材液押出装置61を金属板1の下側にも設けて金属板1の上下面にロウ材液49を塗布するようにしてもよい。
図13に示した押出式シート製造装置104では、ロウ材液押出装置61が、ロウ材液49を金属板1の表面に押し出すことにより前記図11に示したように金属板1の表面にロウ材液49を均一な厚さで塗布し、ロウ材液49が塗布された金属板1は、加熱乾燥炉52に導かれて加熱されることにより前記ロウ材液49のバインダー49bが飛ばされて前記図12に示したように金属板1の表面にロウ材粉末接着層55が形成される。ロウ材粉末接着層55が形成された金属板1は、融解加熱炉37により加熱されて金属板1の表面に付着したロウ材粉末接着層55の粒子が軟化して融着し、これにより前記図9に示した如く金属板1の表面に融着ロウ材層34’が一体に形成された積層シート3が製造される。該積層シート3は、冷却手段47で冷却された後、圧下装置48による圧下により前記金属板1の表面に形成された融着ロウ材層34’の層厚の調整と、前記加熱融着時に生じた歪みを取る平坦化が行われることにより、前記図4に示した如く平坦面に形成された融着ロウ材層34を有する積層シート3が製造される。この積層シート3は前記図1の加工装置200に供給されて加工される。
前記積層シート製造装置100を構成する各形態の浸漬式シート製造装置101、粉末圧着式シート製造装置102、吹付式シート製造装置103、押出式シート製造装置104は、何れも簡略な設備構成で積層シート3を高能率に製造することができ、よって、一般に積層シート製造装置100による積層シート3の製造速度に比して早い速度でのロウ材付加工品31の製造が可能な加工装置200との速度のマッチングを図ることができ、よってロウ材付加工品31を連続して高能率に生産できるようになる。
なお、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のロウ材付加工品の製造方法を実現するロウ材付加工品の製造装置の形態の一例を示す側面図である。 金属板の表面にロウ材液が塗布された状態を示す断面図である。 金属板の表面にロウ材固化膜が形成された状態を示す断面図である。 金属板の表面に平坦面の融着ロウ材層が形成された状態を示す断面図である。 加工装置によって製造されたロウ材付加工品の一例を示す断面図である。 積層シート製造装置の他の例である粉末圧着式シート製造装置の形態を示す側面図である。 図6のVII−VII方向矢視図である。 ロウ材粉末が金属板表面に圧着された圧着材の断面図である。 金属板の表面に平坦化する前の融着ロウ材層が形成された積層シートの断面図である。 積層シート製造装置の更に他の例である吹付式シート製造装置の形態を示す側面図である。 ロウ材液が金属板の表面に層状に塗布された状態を示す断面図である。 金属板表面にロウ材粉末接着層が形成された状態を示する断面図である。 積層シート製造装置の更に他の例である押出式シート製造装置の形態を示す側面図である。
符号の説明
1 金属板
3 積層シート
4 溶融ロウ材塗布装置
5 冷却手段
6 圧下装置
7 溶融ロウ材
7a ロウ材粉末
8 ロウ材溶融炉
16 垂下部
17 案内部
18 塗布量調整装置
19 冷却装置
24 アキュムレータ(長さ調整手段)
27 打ち抜き装置
28 絞り装置
29 曲げ装置
30 切断装置
31 ロウ材付加工品
34 平坦面の融着ロウ材層
34’ 融着ロウ材層
35 粉末圧着装置
36 圧着材
37 融解加熱炉
38a,38b ロール
44 液体塗布手段
48 圧下装置
49 ロウ材液
49a ロウ材粉末
49b バインダー
51 ロウ材液吹付装置
52 加熱乾燥炉
55 ロウ材粉末接着層
56 スリット開口
58 ロウ材液押出部
60 調整部
61 ロウ材液押出装置
100 積層シート製造装置
101 浸漬式シート製造装置(積層シート製造装置)
102 粉末圧着式シート製造装置(積層シート製造装置)
103 吹付式シート製造装置(積層シート製造装置)
104 押出式シート製造装置(積層シート製造装置)
200 加工装置

Claims (10)

  1. 金属板を移動させつつ該金属板の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シートを製造する第1工程と、該第1工程で製造した積層シートを移動させつつ加工することにより融着ロウ材層を備えたロウ材付加工品を製造する第2工程と、からなることを特徴とするロウ材付加工品の製造方法。
  2. 前記第1工程と第2工程との間に長さ調整手段を備え、第1工程での積層シートの製造速度と第2工程でのロウ材付加工品の製造速度の差を吸収することを特徴とする請求項1に記載のロウ材付加工品の製造方法。
  3. 金属板を移動させつつ該金属板の表面に融着ロウ材層を連続形成して積層シートを製造する積層シート製造装置と、該積層シート製造装置の後段に配置して該積層シート製造装置で製造した積層シートを移動させつつ加工してロウ材付加工品を製造する加工装置と、からなることを特徴とするロウ材付加工品の製造装置。
  4. 前記積層シート製造装置と前記加工装置との間に、積層シートを貯留するアキュムレータを備えたことを特徴とする請求項3に記載のロウ材付加工品の製造装置。
  5. 前記加工装置は、打ち抜き装置、絞り装置、曲げ装置、切断装置の少なくとも1つからなることを特徴とする請求項3又は4に記載のロウ材付加工品の製造装置。
  6. 前記積層シート製造装置は、ロウ材溶融炉と該ロウ材溶融炉の溶融ロウ材に金属板を浸漬させる案内部とを備えて金属板に溶融ロウ材を塗布する溶融ロウ材塗布装置と、溶融ロウ材が塗布された金属板を冷却して金属板に融着ロウ材層を備えた積層シートを得る冷却装置と、からなる浸漬式シート製造装置であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のロウ材付加工品の製造装置。
  7. 前記積層シート製造装置は、一対のロール間に金属板を通し、前記ロールに金属粉末を供給して圧延或いはプレス加工する圧下装置と、金属粉末を前記ロールに供給する位置よりもロールの回転方向上流側位置においてロール外周面に濡れ性を付与するための液体塗布手段とを備えた粉末圧着装置と、該粉末圧着装置により金属板に金属粉末が圧着された圧着材を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる粉末圧着式シート製造装置であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のロウ材付加工品の製造装置。
  8. 前記積層シート製造装置は、金属板の表面にロウ材粉末とバインダーを混合したスラリー状のロウ材液を均一に塗布するロウ材液吹付装置と、該ロウ材液吹付装置によりロウ材液が塗布された金属板を加熱して前記ロウ材液のバインダーを飛ばすことにより金属板の表面にロウ材粉末接着層を形成する加熱乾燥炉と、前記ロウ材粉末接着層が接着された金属板を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる吹付式シート製造装置であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のロウ材付加工品の製造装置。
  9. 前記積層シート製造装置は、金属板の表面にロウ材粉末とバインダーを混合したスラリー状のロウ材液をスリット開口から押し出して金属板の表面に均一に塗布するロウ材液押出装置と、ロウ材液が塗布された金属板を加熱して前記ロウ材液のバインダーを飛ばすことにより金属板の表面にロウ材粉末接着層を形成する加熱乾燥炉と、前記ロウ材粉末接着層が接着された金属板を加熱して金属板に融着ロウ材層を形成することにより積層シートを得る融解加熱炉と、からなる押出式シート製造装置であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のロウ材付加工品の製造装置。
  10. 前記積層シート製造装置で製造される積層シートを圧下して平坦面の融着ロウ材層を形成する圧下装置を備えたことを特徴とする請求項3〜9のいずれか1つに記載のロウ材付加工品の製造装置。
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CN108145345A (zh) * 2018-02-07 2018-06-12 郑州机械研究所有限公司 一种制备药皮钎料环的装置及方法
CN115647656A (zh) * 2022-10-27 2023-01-31 郑州机械研究所有限公司 药芯钎料制备装置及药芯钎料制备方法

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