JP2008022429A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】計測装置が計測した例えば温度、湿度等の物理量を、所定周波数の電磁波によって変調し、金属製の空調ダクト内に突出するようにして設けられたアンテナを介して空調ダクト内に送出するとともに、この送出された物理量の情報を含む電磁波を空調制御装置が受信する無線通信システムであって、空調制御装置は、計測装置に対して所定周波数の電磁波を空調ダクトによって送出する一方、計測装置は、この電磁波を受けて整流し、得られた直流電力を蓄電部に蓄えるとともに、この蓄えられた直流電力によって計測装置を駆動制御する。
【選択図】図1
Description
ちなみに空調制御に用いられるセンサやアクチュエータは、必ずしも空調制御装置に隣接する位置に設けられるとは限らず、一般に離れた場所に設置されることが多い。また、この種のセンサやアクチュエータは、例えば間仕切りを用いたフロアレイアウトの変更にも柔軟に対応できることが望まれている。このため、これらセンサやアクチュエータと空調制御装置との間で送受されるデータを、金属製の空調ダクトを介して無線伝送することが試みられている(例えば、特許文献1を参照)。
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、第一の周波数の前記電磁波にて前記計測装置が送信した電磁波を受け取る質問アンテナと、この質問アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記物理量を受信する制御装置受信部と、この制御装置受信部に接続されて、この制御装置受信部が作動する電力を供給する外部電源部と、この外部電源部に接続されて、第二の周波数の電磁波を送信する電力送信部と、この電力送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記電力送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す送電アンテナとを備え、
前記計測装置は、計測した前記物理量を前記第一の周波数の電磁波にて変調して送信する計測装置送信部と、この計測装置送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記計測装置送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す応答アンテナと、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記送電アンテナにより送り出された前記第二の周波数域の電磁波を受け取る受電アンテナと、この受電アンテナに接続されて、この受電アンテナが受け取った前記第二の周波数域の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部とを具備し、
前記計測装置は、前記蓄電部に蓄えられた直流電力により駆動されることを特徴としている。
前記空調制御装置は、制御データを前記第一の周波数の電磁波にて変調して送信する制御装置送信部と、この制御装置送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記制御装置送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す質問アンテナと、前記制御装置送信部に接続されて、この制御装置送信部が作動する電力を供給する外部電源部と、この外部電源部に接続されて、第二の周波数の電磁波を送信する電力送信部と、この電力送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記電力送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す送電アンテナとを備え、
前記駆動装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、この応答アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記制御データを受信する駆動装置受信部と、この駆動装置受信部が受信した制御データを受けて所定の動作を実行するアクチュエータと、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記送電アンテナにより送り出された前記第二の周波数域の電磁波を受け取る受電アンテナと、この受電アンテナに接続されて、前記受電アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部とを具備し、
前記駆動装置受信部および前記アクチュエータは、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴としている。
或いは、本発明の無線通信システムは、金属製の筒状体からなる空調ダクトと、所定の物理量を計測し、前記空調ダクト内にその計測した物理量を所定周波数の電磁波にて変調して送り出す計測装置と、この計測装置が前記空調ダクト内に送り出した前記電磁波を受け取る空調制御装置とを有する無線通信システムであって、
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた質問アンテナと、この質問アンテナに接続されて、前記計測制御装置により計測されて前記所定周波数の電磁波にて変調されて送り出された物理量を受信する制御装置受信部とを備え、
前記計測装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、この応答アンテナに接続されて、前記計測した所定の物理量を前記空調ダクト内に所定周波数の電磁波にて送信する計測装置送信部と、前記応答アンテナに接続されて、この応答アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部とを具備し、
前記計測装置は、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴としている。
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた質問アンテナと、この質問アンテナに接続されて、前記空調ダクト内に前記所定の周波数の電磁波にて前記制御データを送り出す制御装置送信部とを備え、
前記駆動装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、この応答アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記制御データを受信する駆動装置受信部と、この駆動装置受信部が受信した制御データを受けて所定の動作を実行するアクチュエータと、前記応答アンテナに接続されて、この応答アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部とを具備し、
前記駆動装置受信部とアクチュエータは、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴としている。
また前記各アンテナは、それぞれダイポールアンテナ、ホイップアンテナ、スリーブアンテナ、 八木アンテナまたはループアンテナのいずれかで構成される。
上述の無線通信システムは、特に指向性を有する平面アンテナを用いることで、平面アンテナから空調ダクト内に送信された電磁波(電波)が受信側に効率よく提供される。
好ましくは前記質問アンテナおよび前記応答アンテナの少なくとも一方には、前記空調ダクトを介してそれぞれ互いのアンテナを望む背後に位置付けられて、前記電磁波を前記各アンテナに反射する反射器を備えることが望ましい。
上述の無線通信システムは、質問アンテナおよび送電アンテナから放射された電磁波(電波)が例えば金属製の板状の反射板(反射器)によって反射され応答アンテナおよび受電アンテナに効率よく提供される。
上述の無線通信システムは、質問アンテナや前記送電アンテナから放射された電磁波(電波)が空調ダクトの屈曲部に到来し、この屈曲部にて反射された電磁波(電波)が応答アンテナや前記受電アンテナに到達する。
図1〜図11は発明を実施する形態の一例であって、図中、図12と同一の符号を付した部分は同一物を表し、基本的な構成は図12に示す従来のものと同様であるので、その説明を省略する。
まず本発明の第一の実施形態に係る無線通信システムを説明する。この第一の実施形態は、例えばアクチュエータ近傍の温度、湿度等の環境情報を検出するセンサを駆動する外部電源を不要としたものである。
また空調制御装置1は、外部電源6から供給される電力を受けて、第一の周波数と異なる第二の周波数(例えば800MHz帯)の電磁波(電波)を空調ダクト2内に設けられた送電アンテナ20を用いて送信する電力送信部21を備える。この電力送信部21は、例えば数W〜数十W程度の所定周波数の搬送波を送電アンテナ20によって空調ダクト2内に送り出す。
尚、前述した質問アンテナ3、送電アンテナ20、応答アンテナ13および受電アンテナ30は、それぞれのアンテナが送受信する周波数の1/2波長となるアンテナ長を有するダイポールアンテナを用いればよい。しかしながら各アンテナのアンテナ長およびアンテナの形式は、1/2波長ダイポールアンテナに限定されるものではなく、1波長ダイポールアンテナ、ホイップアンテナ、スリーブアンテナまたはループアンテナの他、後述する平面アンテナ、八木アンテナ等であってもかまわない。つまり、所定周波数の電波を空調ダクト2内に送り出し、受け取るものであればその形式等は限定されるものではない。
概略的には上述したように構成される本発明の第一の実施形態に係る無線通信システムは、空調制御装置1の電力送信部21が例えば800MHz帯の電磁波を送電アンテナ20によって空調ダクト2内へ送出する。この電磁波は、金属製の空調ダクト2の内壁面を反射しながら、或いは直接に計測制御装置10の受電アンテナ30に到達する。
尚、空調ダクト2が方形形状である場合、例えば300mm×300mmであるとき、その遮断周波数は500MHzであるから、800MHz帯および2.4GHz帯の電磁波は、空調ダクト2によって確実に伝送することができる。
このような特徴ある本発明の第二の実施形態に係る無線通信システムについて図2を参照しながら説明する。尚、図中、図1および図12と同一の符号を付した部分は同一物を表し、基本的な構成は第一の実施形態および従来のものと同様であるので、その説明を省略する。
<1>正方形状の断面を有する直線状ダクト内と自由空間との受信電力比較
<2>円形状の断面を有する直線状ダクト内と自由空間との受信電力比較
<3>屈曲部を有するダクト内と自由空間との受信電力比較
<4>基本モード平面アンテナおよび高次モード平面アンテナを用いた場合の直線状ダクト内の受信電力比較
<5>反射器(反射板)の有無による直線状ダクト内の受信電力比較
まず、正方形状の断面を有する直線状ダクト内と自由空間との受信電力比較については、次の条件でシミュレーションを実施した。
(A)空調ダクト
断面:300mm×300mmの正方形状
材質:スチール
(B)送信アンテナおよび受信アンテナ:空調ダクトの断面の中央部に、その断面方向に対して垂直に延伸する位置に配置した1/2波長ダイポールアンテナ
(C)送信アンテナと受信アンテナとの距離:1m〜40mまでの1m毎
(D)周波数:2450MHz
(E)送信出力:0dBm
(F)送信アンテナから受信アンテナに至るまでの間、空調ダクト内で反射する電磁波の回数:5回以下
(G)比較対象:自由空間における受信電力とダクト内における受信電力
尚、上述した送信アンテナは、空調ダクト2内に電磁波を送り出す送電アンテナ20、応答アンテナ13または質問アンテナ3であり、受信アンテナは、空調ダクト2によって伝搬された電磁波を受け取る受電アンテナ30、質問アンテナ3または応答アンテナ13である。
それに対して空調ダクト内における受信電力は、同図の実線にて示されるように送信アンテナから受信アンテナまで至る距離が1mの地点で−23dBm、距離が10mの地点で−51dBm、距離が20mの地点で−52dBm、距離が30mの地点で−58dBm、距離が40mの地点で−59dBmであった。
その結果、図4の実線に示されるように空調ダクト内における受信電力は、送信アンテナから受信アンテナまで至る距離が1mの地点で−5dBm、距離が10mの地点で−25dBm、距離が20mの地点で−32dBm、距離が30mの地点で−38dBm、距離が40mの地点で−43dBmであった。
次に発明者らは、図5に示すように屈曲部を有する空調ダクト内と自由空間との受信電力比較に関し、その伝送特性をシミュレーションによって確かめた。このシミュレーションは、次に示す条件で行った。
(A)空調ダクト
断面:300mm×300mmの正方形状
材質:スチール
曲げ角度:90°
曲げ部の内半径:500mm
曲げ部の外半径:800mm
(B)送信アンテナおよび受信アンテナ:空調ダクトの断面の中央部に、その断面方向に対して垂直に延伸する位置に配置した1/2波長ダイポールアンテナ
(C)送信アンテナと曲げ部の距離:5m固定
(D)曲げ部と受信アンテナの距離:1m〜10m(即ち送信アンテナから、6m〜15m)までの1m毎(図6)
(E)周波数:2450MHz
(F)送信出力:0dBm
(G)送信アンテナから受信アンテナに至るまでの間、空調ダクト内で反射する電磁波の回数:5回以下
(H)比較対象:自由空間における受信電力とダクト内における受信電力
その結果、図7の実線に示されるように、空調ダクト内における受信電力は、送信アンテナから受信アンテナまで至る距離が6mの地点で―40dBm、距離が10mの地点で−37dBm、距離が15mの地点で−49dBmであった。
更に発明者らは、上述したシミュレーションで用いた1/2波長ダイポールアンテナに代えて、平面アンテナを空調ダクトの内壁面に設置したときの受信電力の変化をシミュレーションした。この平面アンテナは、図8に示す指向特性を有する利得が9dBiの基本モード平面アンテナと、図9に示す指向特性を有する利得が6dBiの高次モード平面アンテナを用い、次の条件でシミュレーションを行った。
(A)空調ダクト
断面:300mm×300mmの正方形状
材質:スチール
(B)送信アンテナおよび受信アンテナ:双方のアンテナとも基本モード平面アンテナと高次モードアンテナを適用
(C)送信アンテナと受信アンテナとの距離:1m〜20mまでの1m毎
(D)周波数:2450MHz
(E)送信出力:0dBm
(F)送信アンテナから受信アンテナに至るまでの間、空調ダクト内で反射する電磁波の回数:5回以下
(G)比較対象:基本モード平面アンテナと高次モード平面アンテナにおける受信電力
その結果、図10の破線に示されるように基本モードアンテナを送信アンテナおよび受信アンテナに用いた場合の受信電力は、送信アンテナから受信アンテナまで至る距離が1mの地点で−32dBm、距離が5mの地点で−67dBm、距離が10mの地点で−86dBm、距離が15mの地点で−77dBm、距離が20mの地点で−77dBmであった。
このシミュレーションの結果が示すように円錐状の指向特性をもつ高次モードアンテナは、基本モードアンテナに比べて受信点における受信電力が約20dB増加することが確認できる。
次に発明者らは、アンテナの後方に反射板を設けた場合の伝送シミュレーションを行った。送信アンテナの反射板は、送信アンテナから受信アンテナに向かう方向に対して送信アンテナの背後に位置するように設置される。同様に受信アンテナの反射板は、受信アンテナから送信アンテナに向かう方向に対して受信アンテナの背後に位置するように設置される。
(A)空調ダクト
断面:300mm×300mmの正方形状
材質:スチール
(B)送信アンテナおよび受信アンテナ:空調ダクトの断面の中央部に、その断面方向に対して垂直に延伸する位置に配置した1/2波長ダイポールアンテナ
(C)反射板:送信アンテナおよび受信アンテナのそれぞれ背後の位置に、それぞれのアンテナから90mm(3/4波長)離れた位置にスチール板を設置
(D)送信アンテナと受信アンテナとの距離:1m〜40mまでの1m毎
(E)周波数:2450MHz
(F)送信出力:0dBm
(G)送信アンテナから受信アンテナに至るまでの間、空調ダクト内で反射する電磁波の回数:5回以下
(H)比較対象:ダクト内における反射板がないときの受信電力と反射板があるときの受信電力
その結果、反射板がない場合の受信点における受信電力は、図11の破線に示されるように空調ダクト内の受信電力と同一であるが、反射板を設けた場合、図11の実線に示されるように空調ダクト内における受信電力は、送信アンテナから受信アンテナまで至る距離が1mの地点で−20dBm、距離が10mの地点で−42dBm、距離が20mの地点で−43dBm、距離が30mの地点で−49dBm、距離が40mの地点で−51dBmであった。
上述したように本発明の無線通信システムは、空調ダクト2を電磁波の伝搬路として用いることで、センサを駆動するための配線や電池が不要な無線通信システムを提供することができるという実用上多大なる効果を奏することが確かめられた。
2 空調ダクト
3 質問アンテナ
4 送受信部
5 制御部
6 外部電源
10 計測制御装置
11 センサ
12 アクチュエータ
13 応答アンテナ
14 送信部
20 送電アンテナ
21 電力送信部
30 受電アンテナ
31 整流部
32 蓄電部
Claims (10)
- 金属製の筒状体からなる空調ダクトと、
所定の物理量を計測し、前記空調ダクト内にその計測した物理量を所定周波数の電磁波にて変調して送信する計測装置と、
この計測装置が前記空調ダクト内に送信した前記電磁波を受信してこの電磁波によって搬送された前記物理量を受信する空調制御装置と
を有する無線通信システムであって、
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、第一の周波数の前記電磁波にて前記計測装置が送信した電磁波を受け取る質問アンテナと、
この質問アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記物理量を受信する制御装置受信部と、
この制御装置受信部に接続されて、この制御装置受信部が作動する電力を供給する外部電源部と、
この外部電源部に接続されて、第二の周波数の電磁波を送信する電力送信部と、
この電力送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記電力送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す送電アンテナと
を備え、
前記計測装置は、計測した前記物理量を前記第一の周波数の電磁波にて変調して送信する計測装置送信部と、
この計測装置送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記計測装置送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す応答アンテナと、
前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記送電アンテナにより送り出された前記第二の周波数域の電磁波を受け取る受電アンテナと、
この受電アンテナに接続されて、この受電アンテナが受け取った前記第二の周波数域の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、
この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部と
を具備し、
前記計測装置は、前記蓄電部に蓄えられた直流電力により駆動されることを特徴とする無線通信システム。 - 金属製の筒状体からなる空調ダクトと、
この前記空調ダクト内に所定周波数の電磁波にて変調した制御データを送り出す空調制御装置と、
この空調制御装置が前記空調ダクト内に送り出した所定の制御データを受けて、予め定められた制御動作を実行する駆動装置と
を有する無線通信システムであって、
前記空調制御装置は、制御データを前記第一の周波数の電磁波にて変調して送信する制御装置送信部と、
この制御装置送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記制御装置送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す質問アンテナと、
前記制御装置送信部に接続されて、この制御装置送信部が作動する電力を供給する外部電源部と、
この外部電源部に接続されて、第二の周波数の電磁波を送信する電力送信部と、
この電力送信部に接続されて、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記電力送信部が送信した電磁波を前記空調ダクト内に送り出す送電アンテナと
を備え、
前記駆動装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、
この応答アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記制御データを受信する駆動装置受信部と、
この駆動装置受信部が受信した制御データを受けて所定の動作を実行するアクチュエータと、
前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられて、前記送電アンテナにより送り出された前記第二の周波数域の電磁波を受け取る受電アンテナと、
この受電アンテナに接続されて、前記受電アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、
この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部と
を具備し、
前記駆動装置受信部および前記アクチュエータは、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴とする無線通信システム。 - 金属製の筒状体からなる空調ダクトと、
所定の物理量を計測し、前記空調ダクト内にその計測した物理量を所定周波数の電磁波にて変調して送り出す計測装置と、
この計測装置が前記空調ダクト内に送り出した前記電磁波を受け取る空調制御装置と
を有する無線通信システムであって、
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた質問アンテナと、
この質問アンテナに接続されて、前記計測制御装置により計測されて前記所定周波数の電磁波にて変調されて送り出された物理量を受信する制御装置受信部と
を備え、
前記計測装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、
この応答アンテナに接続されて、前記計測した所定の物理量を前記空調ダクト内に所定周波数の電磁波にて送信する計測装置送信部と、
前記応答アンテナに接続されて、この応答アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、
この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部と
を具備し、
前記計測制御装置は、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴とする無線通信システム。 - 金属製の筒状体からなる空調ダクトと、
この前記空調ダクト内に所定周波数の電磁波にて変調した制御データを送り出す空調制御装置と、
この空調制御装置が前記空調ダクト内に送り出した所定の制御データを受けて、予め定められた制御動作を実行する駆動装置と
を有する無線通信システムであって、
前記空調制御装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた質問アンテナと、
この質問アンテナに接続されて、前記空調ダクト内に前記所定の周波数の電磁波にて前記制御データを送り出す制御装置送信部と
を備え、
前記駆動装置は、前記空調ダクトの壁面に穿たれた孔部を介して、この空調ダクト内に突出するように位置付けられた応答アンテナと、
この応答アンテナに接続されて、前記第一の周波数の電磁波にて搬送された前記制御データを受信する駆動装置受信部と、
この駆動装置受信部が受信した制御データを受けて所定の動作を実行するアクチュエータと、
前記応答アンテナに接続されて、この応答アンテナが受け取った前記所定周波数の電磁波を整流して直流電力を取り出す整流部と、
この整流部によって取り出された前記直流電力を蓄える蓄電部と
を具備し、
前記駆動装置受信部とアクチュエータは、前記蓄電部に蓄えられた電気エネルギーにより駆動されることを特徴とする無線通信システム。 - 前記各アンテナは、それぞれダイポールアンテナ、ホイップアンテナ、スリーブアンテナ、 八木アンテナまたはループアンテナのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記各アンテナは、少なくともその一つが前記空調ダクトの内壁面に貼付される平面アンテナであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記質問アンテナおよび前記応答アンテナの少なくとも一方には、前記空調ダクトを介してそれぞれ互いのアンテナを望む背後に位置付けられて、前記電磁波を前記各アンテナに反射する反射器を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記送電アンテナおよび前記受電アンテナの少なくとも一方には、前記空調ダクトを介してそれぞれ互いのアンテナを望む背後に位置付けられて、前記電磁波を前記各アンテナに反射する反射器を備えることを特徴とする請求項1、2、5、6または7のいずれかに記載の無線通信システム。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の無線通信システムであって、
前記空調ダクトに屈曲部を有するとき、前記質問アンテナおよび前記応答アンテナは、この屈曲部を挟み込む前記空調ダクト内の所定の位置に配置されることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1、2、5、6または7のいずれかに記載の無線通信システムであって、
前記空調ダクトに屈曲部を有するとき、前記送電アンテナおよび前記受電アンテナは、この屈曲部を挟み込む前記空調ダクト内の所定の位置に配置されることを特徴とする無線通信システム。
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