JP2008021353A - 光ディスク媒体および光ディスク媒体の製造方法 - Google Patents
光ディスク媒体および光ディスク媒体の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】基板1を回転させながらノズルから第1層UVレジン5aをセンターホールの回りに、例えば1周に渡って滴下する。次に、スピナーテーブルを高速回転させて基板1上に延伸されたUVレジン5bを形成すると共に、スポットUVヘッド24により延伸されたUVレジン5bにスポットUV25を照射し、UVレジン5bを硬化させる。第1層UVレジン5は、内周から外周に向かって徐々に膜厚が減少するように形成される。膜厚の減少によって第2層のUVレジン6をスピンコートと一括照射によって形成した場合の膜厚の増大を相殺することができる。その結果、第2層UVレジン6をUVレジン5上に形成した場合に、2層構成のカバー層の厚みをほぼ均一とすることができる。
【選択図】図8
Description
1.スピンコートに同期して基板外周部を赤外ランプなどで暖め、この部分の液状レジンの粘度を下げることによって流れやすくして膜厚を均一化させ、この状態でUV硬化する。
2.図3に示すように、ディスクセンター部の孔111を別の部材のキャップ112で塞いでフラット化し、このセンターに液体レジン102を滴下した後にスピン被覆することで膜厚を均一化させ、この状態でUV硬化する。次に、スピナーの回転を停止して、ディスク中心部の穴111を塞いだキャップ112を取り外し、キャップ112を再使用のために洗浄する。以上により、UVレジン102を基板101に塗布し、基板101上にカバー層を形成する。
3.図4に示すように、スポットUV照射を行う。すなわち、スピナーテーブル106上に基板101を置き、基板101上にUVレジン102を塗布する。スピナーテーブル106を高速回転させて、遠心力によって、UVレジンを基板101上に拡げ、基板101上の余分なUVレジン102を振り飛ばす。この高速回転時に、基板101の径方向に内周から外周へスポットUVヘッド107を移動することによって、基板101の内周から外周に向かってスポットUVを照射する。このように、液体状態で回転している時間を外周に行くにしたがって長くすることで膜厚を均一化させ、この状態でUV硬化する。
基板上に積層して形成された少なくとも1層の情報層と、
情報層上にスピンコートにより内周から外周に向かって膜厚が減少するように形成された第1の光透過性樹脂層と、
第1の樹脂層上にスピンコートにより積層して形成された第2の光透過性樹脂層とを備え、
第2の光透過性樹脂層の内周から外周に向かって増大する膜厚を相殺するように、第1の光透過性樹脂層の膜厚が形成されたことを特徴とする光ディスク媒体である。
情報層上にスピンコートにより内周から外周に向かって膜厚が減少するように第1の光透過性樹脂層を形成する第1層形成工程と、
第1の光透過性樹脂層上にスピンコートにより積層して第2の光透過性樹脂層を形成する第2層形成工程とからなり、
第1層形成工程は、第2の光透過性樹脂層の内周から外周に向かって増大する膜厚を相殺するように、第1の光透過性樹脂層の膜厚を制御することを特徴とする光ディスクの製造方法である。
レジン6が形成される(工程ST6)。標準の回転数A[rpm]では、半径位置20mmにお
いて、20μmの膜厚で第2層UVレジン6を形成することができる。
は、工程ST4においてスピン回転数がA−100[rpm]とされる。そして、工程ST6
において、第2層UVレジン6が形成される。スピン回転数が標準回転数より下げられているので、第2層UVレジン6の膜厚が増大し、例えば21μmとされ、合計の膜厚は、80μmとできる。
は、工程ST5においてスピン回転数がA+100[rpm]とされる。そして、工程ST6
において、第2層UVレジン6が形成される。スピン回転数が標準回転数より上げられているので、第2層UVレジン6の膜厚が減少し、例えば19μmとされ、合計の膜厚は、80μmとできる。
2・・・情報記録層
3・・・カバー層
4・・・対物レンズ
5・・・第1層UVレジン
6・・・第2層UVレジン
11・・・基板
12・・・中間層
13・・・カバー層
14・・・対物レンズ
15・・・カバー層
21・・・スピナーテーブル
22・・・センターピン
24・・・スポットUVヘッド
26・・・一括UV照射装置
Claims (5)
- 凹凸が一面に形成された基板と、
上記基板上に積層して形成された少なくとも1層の情報層と、
上記情報層上にスピンコートにより内周から外周に向かって膜厚が減少するように形成された第1の光透過性樹脂層と、
上記第1の樹脂層上にスピンコートにより積層して形成された第2の光透過性樹脂層とを備え、
上記第2の光透過性樹脂層の内周から外周に向かって増大する膜厚を相殺するように、上記第1の光透過性樹脂層の膜厚が形成されたことを特徴とする光ディスク媒体。 - 上記第1および第2の光透過性樹脂層を含む光透過層の厚みがほぼ0.1mmとされた請求項1記載の光ディスク媒体。
- 基板上に情報層と光透過層とが順次積層された光ディスクの製造方法において、
上記情報層上にスピンコートにより内周から外周に向かって膜厚が減少するように第1の光透過性樹脂層を形成する第1層形成工程と、
上記第1の光透過性樹脂層上にスピンコートにより積層して第2の光透過性樹脂層を形成する第2層形成工程とからなり、
上記第1層形成工程は、上記第2の光透過性樹脂層の内周から外周に向かって増大する膜厚を相殺するように、上記第1の光透過性樹脂層の膜厚を制御することを特徴とする光ディスクの製造方法。 - 上記第1層形成工程は、
上記基板を回転させて、光硬化樹脂を上記情報層上に延伸する工程と、
上記基板の径方向にスポット光照射手段を移動させ、上記スポット光照射手段の照射パワーおよび/または移動速度を制御することによって、内周から外周に向かって膜厚が減少するように第1の光透過性樹脂層を形成することを特徴とする請求項3記載の光ディスク製造方法。 - 上記第2層形成工程は、
上記基板を回転させて、光硬化樹脂を上記第1の光透過性樹脂層上に延伸する工程と、
上記光硬化樹脂に光を一括照射して上記光硬化樹脂を完全硬化する工程と
からなることを特徴とする請求項3記載の光ディスクの製造方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010040075A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Sony Corp | 光ディスク記録媒体、光ディスク製造方法 |
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JPH09161333A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Sony Disc Technol:Kk | 光ディスクにおける光透過層の形成装置及び方法 |
WO2002101736A1 (fr) * | 2001-06-07 | 2002-12-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de production de supports d'enregistrement d'informations optiques |
WO2005118159A1 (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Shibaura Mechatronics Corporation | 樹脂層形成方法及び樹脂層形成装置、ディスク及びディスク製造方法 |
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- 2006-07-12 JP JP2006191144A patent/JP4656013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8795805B2 (en) | 2008-08-01 | 2014-08-05 | Sony Corporation | Optical disc recording medium and method of manufacturing optical disc |
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