JP2008020788A - トナーカートリッジ - Google Patents

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睦 菊池
Shigeki Nishimura
重樹 西村
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卓士 松本
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豊彦 粟野
Chiharu Nakajima
千春 中島
Hiromitsu Koizumi
弘光 小泉
Yasushi Kayahara
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Abstract

【課題】トナー容量を増やしながら、簡易にトナー詰まりを防止するトナーカートリッジを提供する。
【解決手段】増設部79に内壁81を設け、トナー収容部分79Aと空隙部分79Bとに分割し、搬送方向下流側(図中右側)に向けて増設部79のトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるような形態とした。これによりトナー収容部分79A内部のトナー量は、搬送方向下流側へ向かって次第に少なくなり、アジテータ80によってトナーが搬送されてもトナーの分量が少ない方向へ移動することになるため、トナーの圧縮が起こりにくくパッキングを回避することができる。
【選択図】図6

Description

本発明はトナーカートリッジに関し、特に静電画像をトナーで現像する電子写真方式を用いた画像形成装置のトナーカートリッジに関する。
従来、電子写真方式を採用した複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置では、ページコスト低減等から消耗品の交換回数を低減することが求められている。例えばこれらの画像形成装置にトナーを供給するトナーカートリッジ内のトナー容量を増加することでカートリッジ交換の頻度を下げることができる。
上記のようなトナーカートリッジの最大トナー充填量を増やす場合にはトナーカートリッジ底面の表面積を大きくしたり、またトナーカートリッジが円筒形である場合には、円筒部分の直径を大きくすることが考えられる。
しかし、既存の画像形成装置に着脱するトナーカートリッジの最大トナー充填量を増やす場合には、トナーカートリッジの低面の表面積を大きくしたり、円筒部分の直径を大きくすることは出来ない。また、新規の画像形成装置であってもYMCK4色分のカートリッジを必要とするカラー機においては底面の表面積を大きくしたり、円筒直径の大径化は、装置サイズが大型化する要因となる。
そこで、最大トナー充填量を増加させるためにトナーカートリッジの長手方向の一部を凸として高さを増すことにより、トナーの大容量化を図ることが考えられる。
しかし上記のような形状のトナーカートリッジでは、トナー搬送部材によってトナーカートリッジの長手方向の断面積が大きい側から断面積の小さい側にトナーを搬送する際にトナーが詰まり(ブロッキングし)、トナー搬送部材の回転トルクが増大しギアの破損やモータの焼きつきを引き起こす恐れがある。
例えば図10のように増設部79を設け、トナーを増量したトナーカートリッジ117において、トナー搬送部材(アジテータ)80でトナー供給口84へトナーを搬送すると、搬送方向下流側(図中右側)では搬送されたトナーが圧縮され、ブロッキングを起こすことが考えられる。
このためアジテータなどの搬送手段を有するトナー搬送路におけるブロッキングを防止するために、トナーカートリッジの形状によって内部のトナーがブロッキングを起こしにくい構成が考案されている。
例えば長手方向中央部にトナー供給開口を有するトナー容器の内壁が長手方向中央部から端面に向けてすぼんだ形状を有し、充填されたトナーはトナー容器の回転によって撹拌され、さらにトナー容器の内壁の傾斜によって徐々にトナー供給開口が配置されたトナー容器の長手中央部分に寄せられるような構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし上記の例のようなトナーカートリッジの形状は、傾斜の中心部にトナーが自然と集中するような構成をとっているため、装着面の上下両方向に傾斜をつけることで空間効率が低下し、カートリッジの設置に要する面積が大きくなるという欠点がある。
また、このような構成をとると同じカートリッジでトナー充填量を増加しようとした場合、駆動時の負荷が大きくなるのは必然であり、駆動モーターの規格アップが必要となるという欠点もある。
特開平8−305149号公報
本発明はトナー容量を増やしながら、簡易にトナー詰まり(ブロッキング)を防止するトナーカートリッジを提供することを目的とする。
請求項1に記載のトナーカートリッジは、トナー搬送部材が配設された略円筒状の第1の領域と、前記第1の領域に設けられた凸部形状の第2の領域と、からなるトナーカートリッジであって、前記第2の領域はトナー搬送方向下流側に向かって断面積が小さくなるテーパ形状であることを特徴とする。
上記構成の発明では、断面積が小さくなるトナー搬送方向下流側のトナー量を低減させ、トナーの圧縮を防ぐことでトナーブロッキングを防止することができる。
請求項2に記載のトナーカートリッジは、トナー搬送部材が配設された略円筒状の第1の領域と、前記第1の領域に設けられた凸部形状の第2の領域と、からなるトナーカートリッジであって、前記第2の領域はトナー搬送方向下流側に向かって断面積が段階的に小さくなる形状であることを特徴とする。
上記構成の発明では、断面積が小さくなるトナー搬送方向下流側のトナー量を低減させ、トナーの圧縮を防ぐことでトナーブロッキングを防止することができる。
請求項3に記載のトナーカートリッジは、前記第2の領域はトナー残量に応じて容積を調節する、容量可変手段を備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、カートリッジ内のトナー残量が減少した際に容積を減らすことで残留トナーを排出し、トナーの無駄を減らすことができる。
本発明は上記構成としたので、トナー容量を増やした場合であっても、簡易にトナー詰まり(ブロッキング/パッキング)を防止するトナーカートリッジとすることができた。
<基本構成>
図1〜2には、本発明に係る画像形成装置の基本構成が示されている。
図1〜2に示されているのは本発明に係るドラム式4色カラー画像形成装置の例である。
図1、図2で示すように、画像形成装置10は、像担持体(感光体)20及び現像ユニット16を着脱可能に収容する本体フレーム12と、その像担持体20及び現像ユニット16を開放・閉塞するカバー体14と、を有しており、そのカバー体14に、記録用紙Pを吸着搬送可能な搬送ベルト34を備えた搬送ユニット18が着脱可能に取り付けられている。
現像ユニット16には、ロール状の像担持体20の表面を一様に帯電する帯電ローラー22と、画像データに基づいて像担持体20に画像光を照射し、静電電位の差による潜像を形成する光学箱24と、潜像にトナーを選択的に転移して可視化する現像ローラー26と、トナー像が転写された後の像担持体20に摺接し、その像担持体20に残留するトナーをクリーニングするクリーニング部材28と、が備えられている。
像担持体20は、表面(周面)に感光体層を有し、帯電ローラー22によって、その表面(周面)が一様に帯電された後、光学箱24から照射されるレーザー光(画像光)によって、その表面(周面)が露光され、その露光された部分の電位が減衰することにより静電潜像(画像)が形成される。なお、帯電ローラー22は、像担持体20に当接し、これらの間に電圧が印加され、当接部付近の微少間隙内で放電が生じることにより、像担持体20の表面(周面)を略一様に帯電する。
光学箱24は、点滅するレーザー光を像担持体20の表面(周面)に走査させ、画像データに基づいた静電潜像を像担持体20の表面(周面)上に形成する。なお、光学箱24としては、LED等の発光素子を配列し、これらを画像データに基づいて点滅させるものなどが考えられる。
現像ローラー26は、像担持体20と近接して対向するように配置され、この現像ローラー26と像担持体20との間に現像バイアス電圧が印加されるようになっている。これにより、現像ローラー26と像担持体20との間には現像バイアス電界が形成され、電荷を有するトナーが像担持体20上の露光された部分に転移して可視像を形成する。
一方、搬送ユニット18は、少なくとも駆動ローラー30と従動ローラー32に張架された搬送ベルト34を備えており、その搬送ベルト34の内面側で、駆動ローラー30と従動ローラー32の間の所定位置には、転写ローラー36が所定間隔を隔てて複数(後述する各色に対応して4個)配設されている。
この転写ローラー36は、カバー体14が閉じられたとき(カバー体14を本体フレーム12側に回動して像担持体20等を閉塞したとき)、搬送ベルト34を挟んで像担持体20と対向するようになっており、像担持体20との間に転写電界を形成することによって、搬送ベルト34に吸着搬送されて通過する記録用紙P上に、像担持体20表面のトナー像(未定着像)を転写させるようになっている。
ここで、現像ユニット16は、フルカラーの印刷が可能なように、例えば、下から記録用紙Pの搬送方向に沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に鉛直方向に配設されており、これら現像ユニット16Y〜16Kよりも記録用紙Pの搬送方向下流側(本体フレーム12の上部)には、定着装置38が配設されている。
現像ユニット16Y〜16Kはそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーにより像担持体20Y〜20K上の静電画像を現像し、形成されたトナー画像を用紙P上に転写する。
現像ユニット16Y〜16K内の各色のトナーTy〜Tkはトナー画像の形成によって消費されるので、トナーカートリッジ17Y〜17Kよりそれぞれ適宜トナーを補充しながら現像ユニット16Y〜16K内の各色のトナー量を維持しつつ処理を行う。
定着装置38は、互いの周面が対向して所定の圧力で圧接(ニップ)される加熱ローラー40と加圧ローラー42とを備えており、これら加熱ローラー40及び加圧ローラー42で記録用紙P上に転写された未定着のトナー像を加熱・加圧することにより、その記録用紙Pにトナー像を定着するようになっている。
なお、定着装置38(加熱ローラー40及び加圧ローラー42)によって加熱・加圧されてトナー像が定着された記録用紙Pは、排紙トレイ44上へ排出される。そして、記録用紙Pへトナー像を転写終了後、像担持体20の表面(周面)は、クリーニング部材28によってクリーニング処理され、次回の作像処理に備えるようになっている。
また、本体フレーム12の下部には、着脱自在な給紙カセット46が備えられている。この給紙カセット46は、記録用紙Pが送り出される方向と逆方向に引き抜き可能となっており、適宜記録用紙Pを給紙できるようになっている。
そして、給紙カセット46の先端部近傍には、給紙カセット46内から記録用紙Pを1枚ずつ送り出す給紙ローラー対48が設けられており、給紙ローラー対48から送り出された記録用紙Pは、レジストローラー対49によって、所定のタイミングで搬送ベルト34の吸着搬送面へ送り出され、各色のトナー像の転写位置へ搬送される。
以上のような構成の画像形成装置10において、次にカバー体14に着脱可能に取り付けられる搬送ユニット18について、更に詳細に説明する。
搬送ユニット18は、略矩形枠状とされた筐体50を有し、その筐体50の一端部(上端部)に駆動ローラー30が回転可能に軸支され、他端部(下端部)に従動ローラー32が回転可能に軸支されている。そして、その駆動ローラー30と従動ローラー32に、記録用紙Pを静電吸着可能な搬送ベルト34が巻回・張架されている。
また、搬送ベルト34の内面側で、駆動ローラー30と従動ローラー32の間には、各色毎に所定間隔を隔てて転写ローラー36Y〜36Kが配設されており、各転写ローラー36Y〜36Kも筐体50に回転可能に軸支されている。各転写ローラー36Y〜36Kは、カバー体14が閉じられたときに、搬送ベルト34を挟んで、各像担持体20Y〜20Kに所定の圧力で圧接するようになっており、搬送ベルト34の走行に追従して回転するようになっている。
<トナーカートリッジ概要>
図3〜5には、本発明に係る画像形成装置のトナーカートリッジが示されている。
本発明に係るトナーカートリッジ17は図3に示すように中央部74と突出部76A、76Bの3つのブロックから構成されている。中央部74は上部が略方形であり、円筒形の突出部76A、76Bと中央部74の下部は連続して一体的に構成されている。
中央部74はトナーTを収容するスペースであり、使用量の少ない色のトナーは中央部74の容量を少なく抑え、使用量の多い、例えばK色のトナーは中央部74の容量を増加させることでトナー容量の変化に対応することができる。このとき、中央部74の上部を構成するカバー部材78の大きさのみを変えることで、これ以外の部品の共通化を図れるので容量を確保しながらコストダウンを行うことができる。
図4にはトナーカートリッジ17の外側ハウジング70内に挿入される内側ハウジング72の構造が示されている。
トナーカートリッジ17は外側ハウジング70に略円筒形の内側ハウジング72が填り込んだ構造をしており、中央部74内のトナーTを内側ハウジング内に設けられた螺旋状のアジテータ80が駆動ギア90を介して図示しない外部動力により回動することで図中白矢印のように、外側ハウジング70に設けられたトナー供給口84に向けて搬送する。
また、トナーカートリッジ17は図5に示すようにトナーTを画像形成装置10の現像ユニット16内に搬送、供給する略円筒状の形状をした第1の領域と、前述のようにトナーカートリッジ17の容量を確保しトナーTを増量するために増設された第2の領域から構成されている。
図4に示すように内側ハウジング72は略円筒形をしており、外側ハウジング70の中央部74内のトナーを開口部72Aからトナー搬送体(以下:アジテータ80)により搬送し、トナー供給口73より搬出する。外側ハウジング70と内側ハウジング72の間は、外側ハウジング70の中央部74の境界壁75に対応する位置に、内側ハウジング72に設けられた凸部94が外側ハウジング70内壁の突き当て面70Aに突き当たることで位置決めを行う。
凸部94は2本ずつ一対になっており、凸部94の間に形成された間隙にはV字型断面をしたリング状のV字型シール部材82が設けられ、外部へのトナーTの漏出を防いでいる。またV字型シール部材82の断面はV字型をしており、V字の開いた側を互いに向かい合わせに配置することで効果的にトナーTの漏出を防ぐことができる。さらにリング状であるためシールのニップ量を全周に亘り均一に確保することができ、トナーの漏出を確実に防止できる。
トナーTを搬送するアジテータ80はギア90を介して外部動力により駆動され、中央部74と重なる部分の略全域にわたって設けられた開口部72Aから内側ハウジング72に落下したトナーTを図注白矢印方向へ搬送し、トナー供給口73から外側ハウジング70のトナー供給口84を経由して装置本体へ供給する。
<増設部の構造>
図6、7には、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のトナーカートリッジが示されている。
本実施形態に係るトナーカートリッジ17は前述のようにトナーTを画像形成装置10の現像ユニット16内に搬送、供給する略円筒状の形状をした筒状部77(第1の領域)と、前述のようにトナーカートリッジ17の容量を確保しトナーTを増量するために増設された増設部79(第2の領域)から構成されている。
増設部79の寸法一杯までトナー収容のための空間として使用した場合、図10に示すような構造となり、トナーの収容可能容積は大きくなるが、前述のようにトナーは搬送によって圧縮され、トナーブロッキングを起こす可能性がある。
このため本実施形態では図6に示すように増設部79に内壁81を設け、トナー収容部分79Aと空隙部分79Bとに分割し、搬送方向下流側(図中右側)に向けて増設部79のトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるような形態とした。
これによりトナー収容部分79A内部のトナー量は、搬送方向下流側へ向かって次第に少なくなり、アジテータ80によってトナーが搬送されてもトナーの分量が少ない方向へ移動することになるため、トナーの圧縮が起こりにくくトナーブロッキングを回避することができる。
このため本実施形態ではトナー充填量を増加してもトナーの圧縮が起こりにくいので、アジテータ80を駆動する駆動モータをより強力なものに置き換える規格アップの必要がなく、コスト増を抑えながらトナー充填量を増やし、安定したトナー搬送が可能なトナーカートリッジとすることができる。またトナー供給口84近傍、及びトナーカートリッジ17の情報認識を行う無線通信ハードウエアを画像形成装置10に使用する場合においても大きな変更を必要としない。
このとき、増設部79自体の形状をトナー収容部分79Aの形状としても、内部のトナー量を搬送方向下流側へ向かって次第に少なくすることは可能だが、トナーカートリッジ17を取り扱う際に増設部79は把持部として機能しているため、増設部79の外形をテーパ形状としてしまうと指の掛かる部分が小さくなり取り扱いにくくなるため、増設部79の形状はそのまま変更せず、内部に内壁81を設けることでトナー収容部分79Aと空隙部分79Bとに分割し、搬送方向下流側に向けて増設部79のトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるような形態としている。
また、本実施形態ではトナー収容部分79Aの断面積が搬送方向下流側に向けて次第に小さくなるテーパ形状としたが、図7(A)に示すように1辺の寸法(図中高さ方向)のみを変えることで断面積を縮小する形状に限定されず、図7(B)のように高さ方向の寸法を変えず、幅方向の寸法を変えることで断面積を次第に小さくする構造としてもよく、あるいは図7(C)のように高さ方向/幅方向の両方を変えることでテーパ形状としてもよい。
<その他の形状>
図8には、本発明の第2実施形態に係るトナーカートリッジが示されている。
本実施形態においても図8に示すように増設部79に内壁81を設け、トナー収容部分79Aと空隙部分79Bとに分割し、搬送方向下流側(図中右側)に向けて増設部79のトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるような形態としている点は第1実施形態と同様である。
これによりトナー収容部分79A内部のトナー量は、搬送方向下流側へ向かって次第に少なくなり、アジテータ80によって搬送されてもトナーの分量が少ない方向へ移動することになるため、トナーの圧縮が起こりにくくトナーブロッキングを回避することができる。
一方、本実施形態では内壁81を階段状にしてトナー収容部分79Aの断面積が段階的に小さくなるような形態としている。これにより内壁81に曲線部分が少なくなるため板金を折り曲げ加工するなどの簡易な構成でも内壁81を設けることができる。また、増設部79の強度を向上させる効果もある。
<残トナー対策>
図9には、本発明の第3実施形態に係るトナーカートリッジが示されている。
本実施形態においても図9に示すように増設部79に内壁81を設け、トナー収容部分79Aと空隙部分79Bとに分割し、搬送方向下流側(図中右側)に向けて増設部79のトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるような形態としている点は第1および第2実施形態と同様である。
これによりトナー収容部分79A内部のトナー量は、搬送方向下流側へ向かって次第に少なくなり、アジテータ80によって搬送されてもトナーの分量が少ない方向へ移動することになるため、トナーの圧縮が起こりにくくトナーブロッキングを回避することができる。
本実施形態では内壁81を軸81Aにて回動可能に支持し、バネ81Bで付勢することで、トナー収容部分79Aの内部に存在するトナーの残量に応じてトナー収容部分79Aの容積を可変できる構成としている。
図9に示すように内壁81はバネ81Bにより白矢印方向に付勢されている。このため内壁81はトナー収容部分79Aにトナーが充填されている間は、搬送方向下流側に向けて断面積が小さくなるテーパ形状をもつようにトナー収容部分79Aの上面を構成するが、内部のトナーが消費されるに従ってバネ81Bの押圧力のため次第に水平に近付き、最終的にトナー収容部分79Aのトナーがすべて消費されるとトナー収容部分79Aの容積はゼロとなる。この際、ストッパ81Cなどを設けることにより内壁81がアジテータ80に干渉しないようにしてもよい。
このときトナー収容部分79Aのトナーが消費されるに従って内壁81が軸81Aを中心に回動することで、トナー収容部分79Aの内部に残ったトナーを筒状部77に掻き落とすことができる。
すなわち、内壁81が移動することで、トナー収容部分79Aの内壁に付着したトナーを筒状部77方向へと押圧し、最終的にすべてのトナーを筒状部77に落とすことができる。
内壁81は図9のように軸81Aによる支持以外にも、全体を白矢印方向に付勢する板バネで内壁81を構成してもよく、あるいはトナー収容部分79A内部のトナー残量を検知するセンサやトナー使用量カウンタ等と組み合わせてモータ/アクチュエータなどで駆動するような構成としてもよい。何れにしても、搬送方向下流側に向けてトナー収容部分79Aの断面積が小さくなるテーパ形状を維持しながら内壁81がトナーを筒状部77に押圧する構成となる。
<その他>
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では電子写真用のトナーカートリッジだが、これに限らず微細な粉体を保存容器から搬出する構成であれば他の形式の製品への応用であってもよい。
本発明に係る画像形成装置を示す模式図である。 本発明に係る画像形成装置を示す斜視図である。 本発明に係るトナーカートリッジを示す斜視図である。 本発明に係るトナーカートリッジの内側ハウジングを示す斜視図である。 本発明に係るトナーカートリッジの内部構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーカートリッジの内部構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーカートリッジを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るトナーカートリッジの内部構造を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るトナーカートリッジの内部構造を示す断面図である。 従来のトナーカートリッジの内部構造を示す断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 本体フレーム
14 カバー体
16 現像ユニット
17 トナーカートリッジ
18 搬送ユニット
20 像担持体
73 トナー供給口
77 筒状部(第1の領域)
79 増設部(第2の領域)
79A トナー収容部分
79B 空隙部分
80 トナー搬送部材(アジテータ)
81 内壁
81A 軸
81B バネ
84 トナー供給口

Claims (3)

  1. トナー搬送部材が配設された略円筒状の第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられた凸部形状の第2の領域と、からなるトナーカートリッジであって、
    前記第2の領域はトナー搬送方向下流側に向かって断面積が小さくなるテーパ形状であることを特徴とする、装置本体に着脱自在な交換式のトナーカートリッジ。
  2. トナー搬送部材が配設された略円筒状の第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられた凸部形状の第2の領域と、からなるトナーカートリッジであって、
    前記第2の領域はトナー搬送方向下流側に向かって断面積が段階的に小さくなる形状であることを特徴とする、装置本体に着脱自在な交換式のトナーカートリッジ。
  3. 前記第2の領域はトナー残量に応じて容積を調節する、容量可変手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトナーカートリッジ。
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