JP2008020328A - 超音波検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象物及び音響媒体の超音波伝播速度の要素を自動設定し、また超音波トランスジューサの非平行分を自動補正し、作業能率の向上を図る。
【解決手段】超音波検査装置は、超音波トランスジューサ12と信号発生部13と信号検出部16と信号処理部17と3次元画像化データを表示する表示部18と超音波伝播速度の要素設定を行なう設定部20とを備え、さらに超音波検査装置10には検査対象物15の温度センサ22aと、超音波トランスジューサ12との音響的結合媒体14の温度センサ22bと、各センサからの情報を受け取るデータ受信部23と、超音波伝播速度の要素情報が温度条件または湿度条件毎に格納されたデータベース21と、データ受信部23の温度情報または湿度情報を基に、データベース21から、温度情報に見合う超音波伝播速度の要素情報を抽出して設定部20にセットさせる判定部24とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波を検査対象物に照射し、その反射エコーを画像化し、欠陥等を検査する超音波検査技術に係り、特に、環境条件が変化しても超音波検査に人間系の再設定を不要とし、検査作業の効率化を図ることができる超音波検査装置に関する。
一般に超音波検査装置で検査対象物を超音波検査し、その3次元画像表示を行なう場合、検査対象物の正確な3次元画像を取得するためには、超音波トランスジューサから検査対象物までの超音波経路において、所要の超音波特性を維持することが重要である。このため超音波検査装置には環境条件に合った超音波伝播速度の要素を設定することが望まれる。
例えば、検査対象物内部の位置情報は、超音波検査装置から発信される超音波のエコー信号を検出して時間換算しており、超音波の経路となる対象物の超音波伝播速度に関する要素の設定を予め超音波検査装置側で人間系の操作を介して行なっている。
また、水浸式の超音波トランスジューサを備えた超音波検査装置では、初期設定時に超音波トランスジューサの圧電振動子面と検査対象面が平行となるように、検査面画像を見ながら調整をしている。
従来の水浸式超音波検査装置11を用いて検査対象物2を3次元画像処理する例を図10に示す。
この超音波検査装置1では予め設定部3に、超音波経路となる音響媒体4および検査対象物2の超音波伝播速度要素である音速、遅れ時間、ゲインを人間系の操作で設定する。
続いて、信号発生部5により超音波信号を発生させると、複数の圧電振動子で構成される超音波トランスジューサ6から超音波が発信され、この超音波は、固体または液体(水)からなる音響媒体4を介して検査対象物2に伝播される。
検査対象物2に照射された超音波のうち、検査対象物2の内部からの反射エコーは超音波トランスジューサ6内の複数の圧電振動子が受信し、電気信号に変換されて信号検出部7にて検出している。信号検出部7で検出された電気信号は信号処理部8で信号処理され、開口合成処理により画像データを生成する。生成された3次元画像化データは表示部9で検出対象物2内部の3次元画像として表示される。3次元画像が表示部9で正確に表示されない場合は、設定部3で超音波伝播速度の各要素の設定値を人間系の操作で順次変化させて超音波検査作業を再度実行する。
このような超音波検査装置の例として特許文献1に開示されたものがある。
特開2004−53360号公報
従来の超音波検査装置においては、検査対象物内部の3次元画像化データを表示するため、予め検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度の要素(音速、遅れ時間、ゲイン)を設定している。この超音波伝播速度の各設定要素は、検査対象物が同一部材であっても、その対象物の環境条件で変わるために、3次元画像が不明瞭あるいは不正確になることが生じ、3次元画像が不明瞭あるいは不正確になった場合、その都度人間系の操作で再設定を繰り返す必要があるために、超音波検査作業に労力と時間を費やし、作業能率が劣る原因となっている。
また、検査対象物内部の画像位置情報は、超音波の受信データと予め設定された超音波伝播時間テーブルを基に処理される。この伝播時間テーブルは、超音波トランスジューサの圧電振動子面と検査対象物の対象面とが平行条件の下で設定されている。
このため、超音波トランスジューサを取付後に、検査対象物の対象面画像を表示し、検査対象面が圧電振動子面と平行となるまで、超音波トランスジューサを図示しない取付台座で位置調整を、繰り返すために、労力と時間を費やし、作業能率を効率よく行なうことが困難であった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、環境条件に応じて検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度の要素を自動設定し、超音波検査作業を効率的かつ能率的に行なうことができ、作業能率を向上させた超音波検査装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、環境条件に対応して検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度の要素を自動設定し、さらに、検査対象物と超音波トランスジューサの非平行分を自動補正して作業の能率化を図り、超音波検査における労力の削減、時間の短縮を図ることができる超音波検査装置を提供することにある。
本発明に係る超音波検査装置は、上述した課題を解決するために、複数の圧電振動子を備えた超音波トランスジューサと、上記各圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部と、前記超音波トランスジューサから検査対象物に照射された超音波のうち、検査対象物の内部で反射した超音波エコーを受信する信号検出部と、この信号検出部からの超音波エコーの電気信号を信号処理して検査対象物の3次元画像化データを生成する信号処理部と、この信号処理部で生成された3次元画像化データを表示する表示部と、超音波伝播速度の要素設定を行なう設定部とを備えた超音波検査装置において、前記検査対象物の温度および湿度の少なくとも一方を検出するセンサと、前記検査対象物と超音波トランスジューサとを音響的に結合させる音響媒体の温度および湿度の少なくとも一方を検出するセンサと、前記各センサからの温度情報および湿度情報の少なくとも一方を入力するデータ受信部と、前記検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度要素の要素情報が温度条件または湿度条件毎に格納されたデータベースと、前記データ受信部の温度情報および湿度情報の少なくとも一方をもとに、この温度情報または湿度情報に合致した超音波伝播速度の要素情報を抽出して前記設定部にセットする判定部とを有するものである。
また、本発明に係る超音波検査装置は、上述した課題を解決するために、複数の圧電振動子を備えた超音波トランスジューサと、上記各圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部と、前記超音波トランスジューサから検査対象物に照射された超音波のうち、検査対象物の内部で反射した超音波エコーを受信する信号検出部と、この信号検出部からの超音波エコーの電気信号を取り込んで信号処理し、検査対象物からの3次元画像化データを生成する信号処理部と、この信号処理部からの3次元画像化データを表示する表示部とを備えた超音波検査装置において、前記検査対象物の超音波入射面の超音波エコーを受信し、超音波伝播時間として検知する検査面伝播時間検出部と、前記超音波伝播時間の伝播時間遅れを判定する検査面伝播時間判定部と、前記超音波の送受信経路の長さから求められた時間データを補正する伝播時間テーブル補正部と、この伝播時間テーブル補正部と前記時間データの送受信を行ない、この時間データを格納する伝播時間テーブル格納部とをさらに有し、前記信号処理部は、前記信号検出部からの超音波エコーの電気信号が取り込まれる一方、前記伝播時間テーブル格納部で設定された前記時間データを取り込んで3次元画像化データを生成処理する画像生成部を備えたものである。
本発明に係る超音波検査装置は、検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度の要素を温度条件や湿度条件の環境条件に応じて自動設定することができ、超音波検査準備作業を効率的かつ短時間に行ない、作業能率の向上を図ることができる。
また、本発明に係る超音波検査装置は、検査対象物と超音波トランスジューサの非平行分を自動補正することができ、超音波検査作業における労力の削減と作業時間の短縮を図り、作業能率を向上させることができる。
本発明に係る超音波検査装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態を簡略的に示すブロック図である。
図1は、水浸式超音波検査装置に適用した例を示し、この超音波検査装置10は、検査装置本体11に、複数の圧電振動子をマトリックス状あるいはアレイ状(一列)に配設した超音波トランスジューサ12とを有する。
検査装置本体11は、各圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部13と、各圧電振動子を備えた超音波トランスジューサ12から発信される超音波を音響媒体14を介して検査対象物15に照射し、その超音波エコーを受信し、超音波エコーの電気信号を検出する信号検出部16と、検出された電気信号を開口合成処理により信号処理し、検査対象物15の3次元画像化データを生成する信号処理部17と、信号処理して得られた3次元画像化データを表示する表示部18とを備える。
超音波検査装置10の検査装置本体11は、さらに、超音波の経路となる音響媒体14および検査対象物15の超音波伝播速度の要素である音速、遅れ時間、ゲインの設定を行なう設定部20と、超音波伝播速度の要素データを記録し、保存したデータベース21と、温度センサ22a,22bからの温度データを取り込むデータ受信部23と、データ受信部23からの入力を受けてデータベース21の登録データの中から最適データを抽出し、最適データである超音波伝播速度要素データを設定部20にセットする判定部24とを有する。
データ受信部23に温度データ(信号)を送信する、一方の温度センサ22aは検査対象物15に設けられ、他方の温度センサ22bは音響媒体14に設けられ、各温度センサ22a,22bで検査対象物15および音響媒体14の温度を検出している。音響媒体14は、水等の液体からなり、超音波トランスジューサ12と検査対象物15の間に液密に介装され、密着された音響的に結合構成をとる。
次に、超音波検査装置10の作用を説明する。
超音波検査装置10のデータベース21には、検査対象物15および音響媒体14の超音波伝播速度の設定要素である音速と遅れ時間とゲインの各要素データが温度条件毎に登録され、保存されている。超音波伝播速度の要素データは、温度条件毎に計算され、または実績による最適値で割り出されて図2に示すようにデータベース21に格納され、保存される。
一方、検査対象物15に取り付けられた温度センサ22aおよび音響媒体14内に設置された温度センサ22bで検出された温度信号は、データ受信部23に入力された後、A/D変換されて判定部24に出力される。
判定部24では、データ受信部23に入力された温度条件(温度データ)に相当(合致)する検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインと音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインの要素データとをデータベース21から抽出し、設定部20にセットする。
例えば、検査対象物15がアルミ材料製で温度が20℃、音響媒体14が水で温度が10℃の条件であった場合、温度センサ22aや22bとデータ受信部23により、検査対象物15の温度20℃、また音響媒体14の温度10℃が判定部24に出力される。
判定部24ではデータ受信部23からの入力を受けて、データベース21に登録された多数の登録データの中から検査対象物15がアルミで温度20℃の音速15a、遅れ時間15b、ゲイン15cが抽出され、また、音響媒体14は水で温度10℃の音速14a、遅れ時間14b、ゲイン14cが抽出され、これらの超音波伝播速度の要素データが設定部20にセットされる。なお、検査対象物15の材質がアルミ、音響媒体14が水の情報は、データベース21の初期設定項目にて予め設定されている。
設定部20にセットされた検査対象物15および音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲイン(設定要素)は、信号処理部17を介して信号発生部13および超音波トランスジューサ12から発生する伝播速度設定条件に使用される。
一方、超音波トランスジューサ12に設けられた複数の圧電振動子は、信号発生部13からのパルス状駆動信号により電気駆動されると、圧電体の性質から超音波を発生させる。発生した超音波は、音響媒体14を介して検査対象物15の内部に入射され、検査対象物15の内部欠陥が存在すると、この内部欠陥で密度差により超音波が反射し、この反射した超音波エコーが再び音響媒体14を介して各圧電振動子に入力される。圧電振動子は入力された超音波エコーを受けて電気信号を発生し、信号検出部16に出力する。
信号検出部16は、入力された電気信号を増幅し、A/D変換した後、ディジタル化された電気信号を信号処理部17に出力する。信号処理部17は、信号検出部16からの各電気信号の入力を開口合成処理により信号処理し、3次元画像化データを生成する。
この3次元画像化データは信号処理部17から表示部18に出力され、表示部18は信号処理部17の3次元画像化データを基に検査対象物15の内部状態を3次元画像表示する。
この超音波検査装置10においては、検査対象物15および音響媒体14の温度条件を温度センサ22a,22bで検出してデータ受信部23に入力させ、このデータ受信部23から温度データを判定部24に出力することにより、判定部24でデータベース21に検知され、保存された多数の超音波伝播速度の要素データの中から、データ受信部23から入力される温度データに相当する検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインおよび音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインを抽出して設定部20に送ってセットさせる。
このため、超音波検査装置10の設定部20では、検査対象物15および音響媒体14の超音波伝播速度要素が温度条件に応じて自動的に設定され、設定部20を人間系が操作して温度条件が変わる毎に再設定する必要がない。このため、検査対象物15および音響媒体14の温度に相当する設定値(超音波速度的速度要素の設定値)を常に提供することができ、超音波検査作業を効率的かつ能率的に短時間で行ない、作業能率を向上させることができる。
[第1実施形態の第1実施例]
図3は、本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第1実施例を簡略的に示すブロック図である。
この超音波検査装置10Aも水浸式超音波検査装置に適用した例を示し、検査装置本体11のデータ受信部23に湿度センサ26で検出される湿度データ(湿度信号)を入力させるように構成したもので、他の構成および作用は第1実施形態に示される超音波検査装置10と実質的に異ならないので、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
図3に示された超音波検査装置10Aは、被測定物である検査対象物15に湿度センサ26を設置し、この湿度センサ26の検出湿度信号(データ)をデータ受信部23に入力させており、湿度センサ26で検出された湿度信号は、データ受信部23で入力後、A/D変換されて判定部24に出力される。
一方、データベース21には、検査対象物15の超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの各要素データが環境条件である温度条件毎に最適値が割り出され、登録されている。
また、判定部24では、データ受信部23から入力された湿度データに相当する検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインが、データベース21の登録データの中からピックアップされて抽出され、設定部20に出力される。設定部20では、判定部24から超音波伝播速度の要素である音速、遅れ時間、ゲインが入力されてセットされる。
設定部20にセットされた湿度条件に見合う検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインは、信号処理部17を介して信号発生部13を超音波トランスジューサ12から発生する超音波の伝播速度設定条件に使用される。
この超音波検査対象物10Aは、第1実施形態で示された超音波検査装置10に用いられる検査対象物15および音響媒体14の環境条件を温度から湿度に変えたものであり、温度を湿度に変えることにより、湿度条件が変っても人間系の操作による再設定を必要とせず、検査対象物15の湿度に相当する設定値(超音波伝播速度要素の設定値)を提供することができる。
[第1実施形態の第2実施例]
図4は、本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第2実施例を簡略的に示すブロック図である。
図4は、超音波検査装置10Bを水浸式超音波検査装置に適用した構成例を示す。超音波検査装置10Bは、検査対象物15に温度センサ22aおよび湿度センサ26を設置し、液体(水)から音響媒体14に温度センサ22bを取り付け、温度センサ22a,22bで検出された温度信号および湿度センサ26で検出された湿度信号をデータ受信部23に入力されるように構成したもので、他の構成および作用は第1実施形態に示される超音波検査装置10と実質的に異ならないので、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示された超音波検査装置10Bのデータベース21には、検査対象物15の温度条件や湿度条件毎に、超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの最適値(要素データ)が割り出され、登録されており、また、音響媒体14の温度条件毎にも超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの最適値(要素データ)が割れ出され、登録されている。
この超音波検査装置10Bは、検査対象物15で検出された温度信号と湿度信号がデータ受信部23に入力され、また、このデータ受信部23に音響媒体14で検出された温度信号も入力される。データ受信部23に入力された温度信号および湿度信号は、入力後A/D変換されて判定部24に出力される。判定部24ではデータ受信部23に入力された温度データや湿度データに相当する検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインの要素データを、また、温度データに相当する音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインの要素データを、データベース21の登録データの中から抽出して、設定部20に送り、自動的にセットされる。
設定部20にセットされた検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインおよび音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインは、信号処理部17を介して信号発生部13および超音波トランスジューサ12から発生する超音波の伝播速度設定条件に用いられる。
第2実施例に示された超音波検査装置10Bでは、検査対象物15に温度センサ22aおよび湿度センサ26を、音響媒体14に温度センサ22bを取り付けた構成を採用し、第1実施形態に示された超音波検査装置10で検出される温度に、検査対象物15の湿度を加えることで、温度条件および湿度条件の環境条件が変っても、人間系による超音波伝播速度に係る設定要素の再設定を必要とせず、常に検査対象物15の温度および湿度、および音響媒体14の温度に相当する設定値(超音波伝播速度要素の設定値)を自動的に設定し、提供することができる。
[第1実施形態の第3実施例]
図5は、本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第3実施例を概略的に示すブロック図である。
第3実施例に示す超音波検査装置10Cは、密着式超音波検査装置に用いた適用例を示し、この超音波検査装置10Cは、被測定物である検査対象物15上に音響媒体14を介して超音波トランスジューサ12を設置し、検査対象物15および音響媒体14に温度センサ22a,22bをそれぞれ設けた構成を有する。他の構成および作用は、第1実施形態で示した超音波検査装置10と異ならないので、同じ構成には同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
図5に示された超音波検査装置10Cは、検査対象物15と超音波トランスジューサ12との間に固体からなる音響媒体14が音響的に結合されて密着され、この音響媒体14と検査対象物15に温度センサ22a,22bをそれぞれ取り付ける。検査対象物15および音響媒体14に設けた温度センサ22a,22bで検出された温度信号はデータ受信部23に入力される。
温度センサ22a,22bで検出された温度信号はデータ受信部23に入力されてA/D変換された後、温度データとして判定部24に出力される。判定部24に温度データが入力されると、データベース21に保存された登録データの中から温度データに見合う最適な超音波伝播温度の要素データがピックアップされて抽出され、設定部20に送られる。
一方、超音波検査装置10Cのデータベース21には、超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの要素データが格納され、保存されている。
判定部24にデータ受信部23から温度データが入力されると、判定部24では、データベース21に保存された登録データの中から温度データに見合う最適な登録データ(超音波伝播速度の要素データ)がピックアップされて設定部20に送られ、自動的にセットされる。
設定部20にセットされた最適な登録データ(検査対象物15の音速、遅れ時間、ゲインおよび音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインの超音波伝播速度の要素データ)は、信号処理部17を介して信号発生部13と超音波トランスジューサ12から発生する超音波の伝播速度設定条件に用いられる。
第3実施例に示された超音波検査装置10Cにおいては、超音波トランスジューサ12と検査対象物15の間に、固体からなる音響的結合媒体の音響媒体14が密着され、検査対象物15および音響媒体14に温度センサ22a,22bを取り付け、各温度センサ22a,22bで検出された温度信号をデータ受信部23に入力させて信号処理し、検出された温度データに見合った超音波伝播速度要素に設定部20を自動的にセットしているので、第1実施形態に示された超音波検査装置10と同様に、温度条件が変っても、人間系による再設定を必要としない。すなわち、温度条件が変っても、人が設定部20を操作して最適な設定条件にセットする操作を必要とせず、常に検査対象物15および音響媒体14の温度に相当する設定値(温度条件に応じた超音波伝播速度要素の設定値)を提供することができる。
[第1実施形態の第4実施例]
図6は、本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第4実施例を簡略的に示すブロック図である。
第4実施例に示された超音波検査装置10Dは、密着式超音波検査装置に適用した例を示し、超音波トランスジューサ12と検査対象物15の間に、固体からなる音響媒体14を密着させ、検査対象物15および音響媒体14に湿度センサ26a,26bをそれぞれ取り付けた構成を備えたものである。他の構成および作用は、第1実施形態に示された超音波検査装置10と実質的に異ならないので同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示された超音波検査装置10Dは、被測定物である検査対象物15上に音響媒体14を介して超音波トランスジューサ12を設置し、検査対象物15および音響的結合媒体の音響媒体14に湿度センサ26a,26bで検出された湿度信号はデータ受信部23に入力される。データ受信部23に入力された湿度信号(湿度データ)はA/D変換された後、判定部24に出力される。
判定部24ではデータ受信部23から入力された湿度信号に対応する湿度条件の超音波伝播速度要素をデータベース21からピックアップして設定部20に送り、湿度条件に見合う超音波伝播速度要素が自動的にセットされる。
一方、データベース21には、検査対象物15および音響媒体14の超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの要素データが湿度条件毎に、計算または実績による最適値で割り出され、登録されている。
判定部24では、データ受信部23からの湿度データに相当する検査対象物15および音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインをデータベース21の登録データの中から抽出し、設定部20に送って自動的にセットする。
設定部20にセットされた検査対象物15および音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲイン、すなわち超音波伝播速度の設定要素は、信号処理部17を介して信号発生部13と超音波トランスジューサ12で生成される超音波の伝播速度設定条件に用いられる。
第4実施例に示された超音波検査装置10Dでは、超音波トランスジューサ12と検査対象物15との間に固体からなる音響媒体14が密着され、この音響媒体14および検査対象物15に湿度センサ26a,26bをそれぞれ取り付けた構成を採用し、第1実施形態に示された超音波検査装置10に用いられる温度条件を湿度条件に変えて超音波検査を作業能率よく行なうものである。
超音波検査装置10Dの超音波伝播速度の設定要素に湿度条件を採用し、湿度条件が変化しても、設定部20に設定される設定値(超音波伝播速度要素の設定値)に人間系の操作による再設定を必要とせず、検査対象物15および音響媒体14の湿度に相当する設定値(超音波伝播速度の設定値)を容易に供することができる。
[第1実施形態の第5実施例]
図7は、本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第5実施例を簡略的に示すブロック図である。
第5実施例に示された超音波検査装置10Eは、密着式超音波検査装置に適用した例を示すものである。この超音波検査装置10Eは、超音波トランスジューサ12と検査対象物15の間に、固体からなる音響的結合媒体の音響媒体14を密着させ、検査対象物15および音響媒体14に温度センサ22a,22bと湿度センサ26a,26bをそれぞれ取り付けた構成を備える。他の構成および作用は、第1実施形態に示された超音波検査装置10と実質的に異ならないので同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
図7に示された超音波検査装置10Eは、被測定物である検査対象物15上に音響媒体14を介して超音波トランスジューサ12を設置し、検査対象物15および音響媒体14に設置された各温度センサ22a,22bおよび各湿度センサ26a,26bでそれぞれ検出された温度信号および湿度信号がデータ受信部23に入力される。データ受信部23に入力された温度信号および湿度信号はA/D変換された後、判定部24に出力される。
判定部24では、データ受信部23から入力された温度信号や湿度信号に対応する温度条件および湿度条件の超音波伝播速度要素をデータベース21からピックアップして抽出し、設定部20に送り、温度条件および湿度条件に見合う超音波伝播速度要素が自動的にセットされる。
一方、データベース21には、温度条件や湿度条件の環境条件に応じた超音波伝播速度の要素データが格納され、保存される。具体的には、データベース21には、検査対象物15および音響媒体14の超音波伝播速度の設定要素である音速、遅れ時間、ゲインの各データが、温度条件および湿度条件毎に、計算または実績による最適値で割り出され、登録されている。
判定部24では、データ受信部23からの温度データ、湿度データに相当する検査対象物15および音響媒体14の音速、遅れ時間、ゲインを、データベース21の登録データの中から抽出して設定部20に送り、設定部20にセットする。
設定部20にセットされた検査対象物15および音響媒体14の超音波伝播速度要素である音速、遅れ時間、ゲインの要素データは、信号処理部17を介して信号発生部13および超音波トランスジューサ12から発生する超音波の伝播速度設定条件に使用される。
第5実施例に示された超音波検査装置10Eは、超音波トランスジューサ12と検査対象物15の間に、固体からなる音響媒体14が密着され、検査対象物15および音響媒体14に温度センサ22a,22bと湿度センサ26a,26bとをそれぞれ取り付けた構成で、第1実施形態に示された超音波検査装置10に湿度条件も加えることができる。この超音波伝播装置10Eは、温度条件に湿度条件を加えることで、温度条件、湿度条件が変っても、設定部20に人間系による超音波伝播速度要素の再設定を必要とせず、検査対象物15の温度と湿度および音響媒体14の温度と湿度に相当する設定値、すなわち環境条件に最適な超音波伝播速度要素の設定値を常にかつ自動的に提供することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る超音波検査装置の第2実施形態を図8および図9を参照して説明する。
図8は本発明に係る超音波検査装置30を水浸式超音波検査装置として用いた概略的なブロック図を示す。この超音波検査装置30は、検査装置本体31とこの検査装置本体31に接続される水浸式の超音波トランスジューサ32とを有する。超音波トランスジューサ32は、多数の圧電振動子をマトリックス状あるいはリニア(一列)状に配設して構成される。
超音波検査装置30の検査装置本体31は、超音波トランスジューサ32の圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部33と、検査対象物15の内部からの超音波エコーを超音波トランスジューサ32が受信し、電気信号に変換されて入力される信号検出部34と、検査対象物15の超音波入射面からの超音波エコーを受信し、各圧電振動子の超音波伝播時間として検知する検査面伝播時間検出部35と、信号検出部34および検査面伝播時間検出部35で検出された信号を処理する信号処理部36と、この信号処理部36で信号処理して得られた3次元画像化データを表示する表示部37とを有する。
超音波検査装置30の信号処理部36は、信号検出部34で検出された超音波エコーの電気信号を取り込む受信データ格納部40と、検査面伝播時間検出部35からの検出信号により、各圧電振動子の非平行伝播時間遅れを判定する検査面伝播時間判定部41と、各圧電振動子毎に超音波の送受信経路の長さから求められた時間データをデータ補正する伝播時間ケーブル補正部42と、この伝播時間ケーブル補正部42と時間データのやりとりが行なわれ、各圧電振動子毎の超音波送受信経路の長さから求められた時間データが格納される伝播時間格納部43と、この伝播時間格納部43に格納された時間データ、および受信データ格納部40に格納された超音波エコーの電気信号を入力して、3次元画像化データを生成処理する画像生成部44とを備え、画像生成部44で生成された3次元画像化データが表示部37に表示されるようになっている。
また、図8に示された超音波検査装置30は、水浸式の超音波トランスジューサ32を有し、この超音波トランスジューサ32と検査対象物15の間に液体(水)からなる音響的結合媒体の音響媒体14が密着された構成をとる。その際、超音波トランスジューサ32の圧電振動子と検査対象物15の超音波入射面は必ずしも平行であるとは限らない。
次に、超音波検査装置30の作用を説明する。
超音波検査装置30は図8に示すブロック構成を有し、超音波トランスジューサ32内に、例えばリニア状一列に配列された圧電振動子1〜nは、図9に示すように、素子1〜素子nで示す圧電振動子面32aと検査対象物15の超音波入射面15aは必ずしも平行関係とならない。
超音波トランスジューサ32は信号発生部33からパルス状の駆動信号により電気駆動されると、圧電振動子1〜nは圧電体としての性質から超音波を発生する。発生された超音波は、音響媒体14を介して検査対象物15の超音波入射面15aに達し、この入射面15aで生じた超音波エコーが再び音響媒体14を介して各圧電振動子1〜nに入力され、この圧電振動子1〜nで超音波エコーの大きさに応じた電気信号を発生させる。発生した超音波エコーの電気信号は、超音波トランスジューサ32から検査面伝播時間検出部35に出力される。
検査面伝播時間検出部35は、超音波エコーの電気信号を圧電振動子1〜nの超音波伝播時間t〜tとして検出し、この時間データt〜tを検査面伝播時間判定部41に出力する。
検査面伝播時間判定部41では、検査面伝播時間検出部35から入力された各圧電振動子1〜nの超音波伝播時間t〜t同士を比較し、最も短い超音波伝播時間、例えばt<t〜tのときのtを基準素子時間とし、それ以外を基準外素子時間とする。
図9に示された超音波検査装置30では、基準素子時間はt、基準外素子時間はt〜tとなる。
次に基準外素子時間t〜tから基準素子時間tを減じた値を各圧電振動子の非平行伝播時間遅れ時間Δt〜Δtとして伝播時間ケーブル補正部42に出力する。このとき、最も短い超音波伝播時間が複数の圧電振動子に存在した場合、そのうちのどれか1つの圧電振動子を選択して基準素子時間とする。
一方、伝播時間テーブル格納部43は、超音波トランスジューサ32の圧電振動子面
32aと検査対象物15の超音波入射面15aとが平行条件のもとに、各圧電振動子1〜nの超音波送受信経路の長さから求めた伝播時間データが格納されている。
伝播時間テーブル補正部42は、伝播時間テーブル格納部43から圧電振動子2〜nの伝播時間テーブルデータを抽出する一方、検査面伝播時間判定部41で算出された圧電振動子2〜nの非平行時間遅れ時間のΔt〜Δtを加算し、その加算結果を伝播時間テーブル格納部43へ再格納する。
この超音波検査装置30では、図8に示すように、検査対象物15の内部で発生した超音波エコーは、音響媒体14を介して各圧電振動子1〜nに入力され、各圧電振動子1〜nは、超音波エコーの電気信号を発生し、信号検出部34に出力される。
信号検出部34は、超音波エコーの電気信号を増幅し、A/D変換して受信データ格納部40に出力しており、この受信データ格納部40の電気信号(データ)と非平行時遅れ時間が加算された伝播時間テーブル格納部43のデータとから、画像生成部44で3次元画像化データを生成し、生成された画像データを表示部37に出力する。
表示部37は、画像生成部44の3次元画像をデータを基に検査対象物15の内部状態の3次元画像を表示する。
第2実施形態の超音波検査装置30によれば、超音波トランスジューサ12の圧電振動子面と検査対象物の超音波入射面とが平行でなくても、非平行により生じる超音波伝播時間遅れを伝播時間テーブルへ補正することができ、検査対象物15内部の正確な3次元画像位置情報を提供することができる。
なお、第2実施形態では、水浸式超音波検査装置に適用した例を示したが、水浸式に代えて密着式超音波検査装置にも適用することができる。
本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態を示すブロック図。 (A)および(B)は図1の超音波検査装置に備えられるデータベースの構成図。 本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第1実施例を示すブロック図。 本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第2実施例を示すブロック図。 本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第3実施例を示すブロック図。 本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第4実施例を示すブロック図。 本発明に係る超音波検査装置の第1実施形態の第5実施例を示すブロック図。 本発明に係る超音波検査装置の第2実施形態を示すブロック図。 図8の超音波検査装置に組み込まれる超音波伝播遅れ補正のブロック図。 従来の水浸式超音波検査装置を示すブロック図。
符号の説明
10 超音波検査装置
11 検査装置本体
12 超音波トランスジューサ
13 信号発生部
14 音響媒体
15 検査対象物
16 信号検出部
17 信号処理部
18 表示部
20 設定部
21 データベース
22a,22b 温度センサ
23 データ受信部
24 判定部
26 湿度センサ
30 超音波検査装置
31 検査装置本体
32 超音波トランスジューサ
33 信号発生部
35 検査面伝播時間検出部
36 信号処理部
37 表示部
40 受信データ格納部
41 検査面伝播時間判定部
42 伝播時間テーブル補正部
43 伝播時間テーブル格納部
44 画像生成部

Claims (4)

  1. 複数の圧電振動子を備えた超音波トランスジューサと、
    上記各圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部と、
    前記超音波トランスジューサから検査対象物に照射された超音波のうち、検査対象物の内部で反射した超音波エコーを受信する信号検出部と、
    この信号検出部からの超音波エコーの電気信号を信号処理して検査対象物の3次元画像化データを生成する信号処理部と、
    この信号処理部で生成された3次元画像化データを表示する表示部と、
    超音波伝播速度の要素設定を行なう設定部とを備えた超音波検査装置において、
    前記検査対象物の温度および湿度の少なくとも一方を検出するセンサと、
    前記検査対象物と超音波トランスジューサとを音響的に結合させる音響媒体の温度および湿度の少なくとも一方を検出するセンサと、
    前記各センサからの温度情報および湿度情報の少なくとも一方を入力するデータ受信部と、
    前記検査対象物および音響媒体の超音波伝播速度要素の要素情報が温度条件または湿度条件毎に格納されたデータベースと、
    前記データ受信部の温度情報および湿度情報の少なくとも一方をもとに、この温度情報または湿度情報に合致した超音波伝播速度の要素情報を抽出して前記設定部にセットする判定部とを有することを特徴とする超音波検査装置。
  2. 前記検査対象物に温度センサおよび湿度センサの少なくとも一方を備え、前記音響媒体が水等の液体の場合、前記音響媒体に温度センサを備えた請求項1記載の超音波検査装置。
  3. 前記検査対象物に温度センサおよび湿度センサの少なくとも一方を備え、前記音響媒体が固体の場合、上記音響媒体に温度センサおよび湿度センサの少なくとも一方を備えた請求項1記載の超音波検査装置。
  4. 複数の圧電振動子を備えた超音波トランスジューサと、
    上記各圧電振動子から超音波を発生させる信号発生部と、
    前記超音波トランスジューサから検査対象物に照射された超音波のうち、検査対象物の内部で反射した超音波エコーを受信する信号検出部と、
    この信号検出部からの超音波エコーの電気信号を取り込んで信号処理し、検査対象物の3次元画像化データを生成する信号処理部と、
    この信号処理部からの3次元画像化データを表示する表示部とを備えた超音波検査装置において、
    前記検査対象物の超音波入射面からの超音波エコーを受信し、超音波伝播時間として検知する検査面伝播時間検出部と、
    前記超音波伝播時間の伝播時間遅れを判定する検査面伝播時間判定部と、
    前記超音波の送受信経路の長さから求められた時間データを補正する伝播時間テーブル補正部と、
    この伝播時間テーブル補正部と前記時間データの送受信を行ない、この時間データを格納する伝播時間テーブル格納部とをさらに有し、
    前記信号処理部は、前記信号検出部からの超音波エコーの電気信号が取り込まれる一方、前記伝播時間テーブル格納部で設定された前記時間データを取り込んで3次元画像化データを生成処理する画像生成部を備えたことを特徴とする超音波検査装置。
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