JP2008019291A - オフセット印刷ペースト用ビヒクル及びオフセット印刷ペースト - Google Patents
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Abstract
【課題】無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しないオフセット印刷ペースト用ビヒクル及び該オフセット印刷ペースト用ビヒクルを用いてなるオフセット印刷ペーストを提供する。
【解決手段】(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を含有するオフセット印刷ペースト用ビヒクルであって、前記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、ガラス転移温度が−100〜20℃、数平均分子量が2000〜100万であり、かつ、500℃で焼結した際の残留炭素分が1%以下であるオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
【選択図】なし
【解決手段】(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を含有するオフセット印刷ペースト用ビヒクルであって、前記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、ガラス転移温度が−100〜20℃、数平均分子量が2000〜100万であり、かつ、500℃で焼結した際の残留炭素分が1%以下であるオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
【選択図】なし
Description
本発明は、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しないオフセット印刷ペースト用ビヒクル及び該オフセット印刷ペースト用ビヒクルを用いてなるオフセット印刷ペーストに関する。
近年、導電性粉末、セラミック粉末等の無機微粒子をバインダー樹脂に分散させた無機微粒子分散ペーストが、様々な形状の焼成体を得るために用いられている。特に、無機微粒子として蛍光体をバインダー樹脂に分散させた蛍光体ペーストは有機EL等に用いられ、また、低融点ガラスをバインダー樹脂に分散させたガラスペーストはプラズマディスプレイの電極等に用いられ、近年需要が高まりつつある。
無機微粒子分散ペーストを所定の形状に成形する方法としては、高精細なパターンを描けることから感光性ペーストを用いたフォトプロセスが主流である。しかしながら、フォトプロセスでのパターニングでは、現像されなかった部分は廃棄するほかなく、高価な貴金属や蛍光体材料の歩留まりの点で大きな課題を抱えている。また、塗工、露光、洗浄といった煩雑なプロセスを必要とするという課題もある。
これに対して、スクリーン印刷やオフセット印刷等の印刷方式による成形方法もフォトプロセスに代わる方法として高精細化への取り組みが精力的に行われている。なかでも、オフセット印刷は、種々の印刷方式のなかでも直線の印刷性に非常に優れるため、例えば、直線性の非常に高いラインアンドスペースで構成されるプラズマディスプレイのアドレス電極やバス電極等への応用が試みられている。また、オフセット印刷は、版の強度が高い点でコスト的にも優れる。現行のフォトプロセスをオフセット印刷に置き換えることができれば、電極の形成コストが約半分になるともいわれている。
このようにオフセット印刷による成形を行うためには、オフセット印刷性に適応できる無機微粒子分散ペーストの開発等が必須である。
このようにオフセット印刷による成形を行うためには、オフセット印刷性に適応できる無機微粒子分散ペーストの開発等が必須である。
無機微粒子分散ペーストは、成形性の点から焼結後に残される無機粉体量が多いことが好ましく、焼結に伴って脱脂するバインダー成分は少ないことが好ましい。バインダー樹脂を主成分とするビヒクルに大量の無機粉体を混合することになる。得られる無機微粒子分散ペーストのオフセット印刷性は、ペーストの粘度等の物性が大きく寄与するところとなるが、その性質のほとんどはビヒクルによって決まる。即ち、無機微粒子を分散させた場合にオフセット印刷が容易となるような適当な物性を発揮し得るビヒクルを用いることが重要である。
一方、無機微粒子分散ペーストを焼結する際には、焼結体にバインダー樹脂の分解残渣分が残存しないことも重要である。従来の無機微粒子分散ペーストでは、バインダー樹脂としてエチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール等を主成分とするものが主流であったが、これらは熱分解温度が高く、例えばプラズマディスプレイにおいてよく用いられる低融点ガラスの焼結条件では、焼結体にバインダー樹脂の分解残渣分が残ることがあるという問題があった。
本発明は、上記現状に鑑み、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しないオフセット印刷ペースト用ビヒクル及び該オフセット印刷ペースト用ビヒクルを用いてなるオフセット印刷ペーストを提供することを目的とする。
本発明は、(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を含有するオフセット印刷ペースト用ビヒクルであって、前記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、ガラス転移温度が−100〜20℃、数平均分子量が2000〜100万であり、かつ、500℃で焼結した際の残留炭素分が1%以下であるオフセット印刷ペースト用ビヒクルである。
以下に本発明を詳述する。
以下に本発明を詳述する。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を含有する。上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクル機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにバインダー樹脂としての役割を果たすものである。
なお、本明細書において(メタ)アクリル酸エステルとは、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルを意味する。
なお、本明細書において(メタ)アクリル酸エステルとは、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルを意味する。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、ガラス転移温度の下限が−100℃、上限が20℃である。20℃を超えると、得られる無機微粒子分散ペーストの熱特性が通常オフセット印刷を行う室温付近で変化しやすくなり、印刷精度に影響する。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、数平均分子量の下限が2000、上限が100万である。一般的に重合体が一定のガラス転移温度を有するためには数万程度の分子量が必要となり、それ以下では分子量依存性が無視できなくなる。言い換えると、重合体の分子量を制御することで同時にガラス転移温度も制御可能となり設計の幅が広がる。2000未満であると、得られる無機微粒子分散ペーストの凝集力が不充分でオフセット印刷を行うことができず、100万を超えると、ガラス転移温度が高くなりすぎる。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、500℃で焼結した際の残留炭素分が1%以下である。1%を超えると、プラズマディスプレイ等の用途には用いることができない。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、得られる無機微粒子分散ペーストのオフセット印刷性や焼結性を損なわないものであれば特に限定されない。焼結性に優れるメタクリル酸エステルモノマーが好適である。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、炭素数5〜25の(メタ)アクリル酸エステルモノマーからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。炭素数5〜25の(メタ)アクリル酸エステルモノマーからなる群より選択される少なくとも1種を重合してなる重合体は、焼結後の残留炭素分が少なく、かつ、残留炭素分を焼結後に製品の性能が確保できるレベルまで減少させるためのプロセスを低温又は短時間とすることができる。
(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体が示す分解挙動は、第一段階として解重合によるモノマーの再生が起こり、次いでモノマーが加熱により揮発したり、焼けきったりしてペースト中から除去されることで終了すると考えられている。従って、残留炭素分を少くするためには、上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとして(メタ)アクリル酸メチルが好適である。上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとして(メタ)アクリル酸メチルを用いる場合には、(メタ)アクリル酸メチルと、炭素数6〜25の(メタ)アクリル酸エステルモノマーからなる群より選択される少なくとも1種とを併用した共重合体とすることが好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーと共重合可能な他のモノマーとの共重合体であってもよい。とりわけ、上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとして(メタ)アクリル酸メチルを用いる場合には、(メタ)アクリル酸メチル単体から得られるポリマーはそのガラス転移温度が100℃近いことから、良好なオフセット印刷性を得るためには他の低ガラス転移温度成分と共重合する必要がある。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーと共重合可能な他のモノマーとしては特に限定されないが、例えば、プロピレンオキシド、メチルエチレンオキシド、エチルエチレンオキシド、トリメチレンオキシド及びテトラメチレンオキシドからなる群より選択される少なくとも1種のアルキレンオキシドが、樹脂全体に占める酸素成分の含有率が上昇させ焼成の際に炭化残渣分として残留するのを防止できることから好適である。なかでも、プロピレンオキシド、メチルエチレンオキシド、エチルエチレンオキシド、テトラメチレンオキシドがより好適である。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体又は共重合体の重合方法としては特に限定されず、フリーラジカル重合法、リビングラジラル重合法、イニファーター重合法、アニオン重合法、リビングアニオン重合法等の通常の(メタ)アクリルモノマーの重合に用いられる方法を用いることができる。またこの際、得られる(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体の分子量を制御する目的で連鎖移動剤等を用いてもよい。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、沸点が150〜350℃である溶剤を含有することが好ましい。オフセット印刷では版から転写ロールに移されたペーストが印刷される際に直後に転写される部分と、最後に転写される部分では印刷速度に応じた時間差が発生する。この間にペーストから溶剤が揮発すると同じロールでも初期と後期ではペーストの状態が変化してしまい、揮発による凝集力の変化が大きいと印刷不良の原因になりうる。沸点が150〜350℃である溶剤を用いることにより、このような揮発による凝集力の変化を防止することができる。
上記溶剤は、オフセット印刷における凝集力の変化を印刷プロセスの許容範囲に納めるためのものである。よって、溶剤を含まなくともオフセット印刷性を示す重合体を用いる場合は必ずしも溶剤を含まなくてもよい。
上記溶剤は、オフセット印刷における凝集力の変化を印刷プロセスの許容範囲に納めるためのものである。よって、溶剤を含まなくともオフセット印刷性を示す重合体を用いる場合は必ずしも溶剤を含まなくてもよい。
上記沸点が150〜350℃である溶剤としては特に限定されず、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタエチレングリコール、ヘキサエチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールドデシルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールドデシルエーテルアセテート、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノnブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノオレエート、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノnブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノオレエートアセテート、ジエチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノラウレート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ-n-ブチルエーテル、トリエチレングリコールジアセタート、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノステアレート、トリエチレングリコールモノベンジルエーテル、プロピレングリコール、フェニルプロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 、プロピレングリコールジアセタート、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリプロピレングリコール 、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル 、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートテトラエチレングリコール、テトラエチレングリコールドデシルエーテル、テトラエチレングリコールモノオクチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、ペンタエチレングリコールドデシルエーテル、ヘプタエチレングリコールドデシルエーテル、ヘキサエチレングリコールドデシルエーテル、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテルブチルカルビトール、ブチルカルビトールアセテート、テルピネオール、ターピネアセテート、ジヒドロターピネオール、テキサノール、ベンジルアセテート、イソホロン、乳酸ブチル、ジオクチルフタレート、ジオクチルアジペート、ベンジルアルコール、クレゾール等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、得られる無機微粒子分散ペーストの焼成温度を下げる目的で、更に、ポリアルキレンオキサイドを含有することが好ましい。
上記ポリアルキレンオキサイドとしては特に限定されず、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリトリメチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ(エチル)エチレングリコール、ポリ(ベンジル)エチレングリコール及びこれらの共重合体等を挙げることができる。
上記ポリアルキレンオキサイドとしては特に限定されず、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリトリメチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ(エチル)エチレングリコール、ポリ(ベンジル)エチレングリコール及びこれらの共重合体等を挙げることができる。
上記ポリアルキレンオキサイドの数平均分子量としては特に限定されず、目的とする本発明のバインダー樹脂組成物の粘度に合わせて適宜選択すればよい。なお、好ましくは数平均分子量が300〜10万である。より好ましくは、1000〜5万である。
上記ポリアルキレンオキサイドの配合量としては特に限定されないが、上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体100重量部に対する好ましい上限が200重量部である。200重量部を超えると、ポリアルキレンオキサイドにより低温で焼成し易くなるいわゆる「低温焼成性」は発現するものの、(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体とポリアルキレンオキサイドとの組み合わせによっては相分離しやすくなり、安定した粘度のペーストを得ることが困難なことがある。好ましい上限は100重量部であり、より好ましイ上限は50重量部である。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、得られる無機微粒子分散ペーストをオフセット印刷する際の「糸引き」を防止する目的で、23℃で液状の樹脂オリゴマーを含有することが好ましい。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、分解促進剤を含有することが好ましい。分解促進剤を含有することにより、焼成の際により速やかに消滅させることができる。
上記分解促進剤としては特に限定されず、例えば、アゾ化合物;硫酸鉄、硝酸ナトリウム、ナフテン酸コバルト等の重金属化合物;シュウ酸、リノレイン酸、アスコルビン酸等のカルボン酸類;ハイドロキノン、過酸化物、酸化錫等が挙げられる。なかでも過酸化物は、分解促進剤に起因する分解残渣をも低く抑えることができることから好適である。また、アゾ化合物は、分解促進剤による分解促進効果と同時に、アゾ化合物の分解で発生する窒素ガスにより分解物の揮発を促進することができることから好適である。
上記分解促進剤としては特に限定されず、例えば、アゾ化合物;硫酸鉄、硝酸ナトリウム、ナフテン酸コバルト等の重金属化合物;シュウ酸、リノレイン酸、アスコルビン酸等のカルボン酸類;ハイドロキノン、過酸化物、酸化錫等が挙げられる。なかでも過酸化物は、分解促進剤に起因する分解残渣をも低く抑えることができることから好適である。また、アゾ化合物は、分解促進剤による分解促進効果と同時に、アゾ化合物の分解で発生する窒素ガスにより分解物の揮発を促進することができることから好適である。
上記過酸化物としては特に限定されず、無機過酸化物であっても有機過酸化物であってもよい。上記無機過酸化物としては特に限定されず、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、過ヨウ素酸カリウム等が挙げられる。上記有機過酸化物としては特に限定されないが、10時間半減期温度が100℃以上であるものが貯蔵性の点から好適である。10時間半減期温度が100℃以上の有機過酸化物としては、例えば、p−メンタンハイドロキシパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロキシパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロキシパーオキサイド、クメンハイドロキシパーオキサイド、t−ヘキシルハイドロキシパーオキサイド、t−ブチルハイドロキシパーオキサイド等のハイドロキシパーオキサイド;ジクミルパーオキサイド、α、α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピルベンゼン)、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド;1,1−ビス(t−へキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロドデカン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン等のパーオキシケタール;t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチルパーオキシ3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(m−トルイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(m−ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ビス−t−ブチルパーオキシイソフタレート、t−ブチルパーオキシアリルモノカーボネート等のパーオキシエステル等が挙げられる。
上記アゾ化合物としては特に限定されないが、例えば、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、2,2−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルヴァレロニトリル)、2,2−アゾビス(2−シクロプロピルプロピオニトリル)、2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、液状樹脂を含有してもよい。液状樹脂を含有することにより、本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルの消滅開始温度を下げることができ、さらに粘度も調整することができる。また、150℃程度の温度でも速やかに消滅させることができる。
上記液状樹脂としては、沸点が100℃以上の化合物であれば特に限定されず、例えば、ポリエチレングリコールオリゴマー、ポリプロピレンオリゴマー、ポリテトラメチレングリコールオリゴマー、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、グリセリンモノオレイル酸エステル等が挙げられる。
上記液状樹脂としては、沸点が100℃以上の化合物であれば特に限定されず、例えば、ポリエチレングリコールオリゴマー、ポリプロピレンオリゴマー、ポリテトラメチレングリコールオリゴマー、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、グリセリンモノオレイル酸エステル等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、凝集力の向上を目的にフィラーを含有してもよい。ただし、フィラーは必ず無機残渣となるものであることから、その含有量は必要最小限に抑えるべきである。
上記フィラーとしては特に限定されず、例えば、酸化チタン、アルミナ、コロイダル炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、シリカ、表面処理シリカ、珪酸カルシウム、無水珪素、含水珪素、マイカ、表面処理マイカ、タルク、クレー、表面処理タルク、窒化ホウ素、窒化アルミナ、窒化炭素、カーボンブラック、ホワイトカーボン、ガラス短繊維、ガラスビーズ、ガラスバルーン、シラスバルーン、アクリルビーズ、ポリエチレンビーズ等が挙げられる。
上記フィラーとしては特に限定されず、例えば、酸化チタン、アルミナ、コロイダル炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、シリカ、表面処理シリカ、珪酸カルシウム、無水珪素、含水珪素、マイカ、表面処理マイカ、タルク、クレー、表面処理タルク、窒化ホウ素、窒化アルミナ、窒化炭素、カーボンブラック、ホワイトカーボン、ガラス短繊維、ガラスビーズ、ガラスバルーン、シラスバルーン、アクリルビーズ、ポリエチレンビーズ等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、シランカップリング剤を含有してもよい。上記シランカップリング剤としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N,N’−ビス−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、N,N’−ビス−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、N,N’−ビス−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]ヘキサエチレンジアミン、N,N’−ビス−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]ヘキサエチレンジアミン等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、チタンカップリング剤を含有してもよい。上記チタンカップリング剤としては、例えば、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピル−n−ドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルピロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトライソプロピルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリドデシル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)エチレンチタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネート等が挙げられる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、分散助剤や、凝集力を調整するための可塑剤等を含有してもよい。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しない。本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルは、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときに、ズリ剪断に対する貯蔵弾性率(G’)が1MPa以下となる。また、その値が例えばブランケット状などに薄膜状に形成されたとしてもプロセスのタクトタイム同等の時間において1MPa以下の範囲を逸脱しない。このことによって良好なオフセット印刷性を示すことが可能となる。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルと、無機微粒子とからなることを特徴とする無機微粒子分散ペーストもまた、本発明の1つである。
本発明のオフセット印刷ペースト用ビヒクルと、無機微粒子とからなることを特徴とする無機微粒子分散ペーストもまた、本発明の1つである。
上記無機微粒子としては特に限定されず、例えば、金、銀、銅、ニッケル、パラジウム、アルミナ、ジルコニア、酸化チタン、チタン酸バリウム、窒化アルミナ、窒化ケイ素、窒化ホウ素、ケイ酸塩ガラス、鉛ガラス、CaO・Al2O3・SiO2系無機ガラス、MgO・Al2O3・SiO2系無機ガラス、LiO2・Al2O3・SiO2系無機ガラスの低融点ガラス、種々のカーボンブラック、カーボンナノチューブ、酸化チタン、酸化ジルコニウム等の金属酸化物、金属錯体等が挙げられる。
上記無機粉体として金、銀、銅、ニッケルを用いた場合には、導電体ペーストが得られる。金、銀、銅、ニッケルは電気特性が良好であるため、電極や回路を形成する部材として使用される。オフセット印刷は直線性の高いパターニングが得られることから、電極や一部の回路の形成に適しており、金、銀、銅、ニッケルを含んだ導電体ペーストをオフセット印刷することで従来のフォトプロセスによる電極形成プロセスを大幅に改善することが可能となる。
本発明の無機微粒子分散ペーストにおける、無機微粒子の含有量の好ましい下限は40重量%、好ましい上限は98重量%である。40重量%未満であると、焼結プロセスの効率が悪化することがあり、98重量%を超えると、オフセット印刷性や無機粉体の分散性が悪化することがある。より好ましい下限は85重量%、より好ましい上限は95重量%である。
本発明によれば、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しないオフセット印刷ペースト用ビヒクル及び該オフセット印刷ペースト用ビヒクルを用いてなるオフセット印刷ペーストを提供することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
攪拌機、冷却器、温度計、及び、窒素ガス導入口を備えた2Lセパラプルフラスコに、2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)100重量部と、連鎖移動剤(DDM)と、有機溶剤としてブチルカルビトール100重量部とを混合し、モノマー混合液を得た。
得られたモノマー混合液を、窒素ガスを用いて20分間バブリングすることにより溶存酸素を除去した後、セパラブルフラスコ系内を窒素ガスで置換し攪拌しながら溶液温度が95℃に達するまで昇温した。温度が達した後、重合開始剤(パーロイル355、日本油脂社製)溶液を添加した。
重合開始から10時間後、室温まで冷却し重合を終了させたところ2EHMA重合体溶液が得られた。得られた2EHMA重合体について、GPCによる分析を行ったところ、ポリスチレン換算による数平均分子量は約5000であった。なお、ポリスチレン換算数平均分子量の測定には、カラムとしてSHOKO社製カラムLF−804を用いた。また、ガラス転移温度は−10℃であった。ガラス転移温度の測定にはTA Instruments株式会社社製、DSC2920 Modulated DSCを用いた。
得られた溶液をオフセット印刷ペースト用ビヒクルとして、ビヒクル10重量部に対して銀粉(SP905S、三井金属鉱業製)を90重量部配合し、遊星式混練機にて銀粉を分散させてペーストを作成した。
攪拌機、冷却器、温度計、及び、窒素ガス導入口を備えた2Lセパラプルフラスコに、2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)100重量部と、連鎖移動剤(DDM)と、有機溶剤としてブチルカルビトール100重量部とを混合し、モノマー混合液を得た。
得られたモノマー混合液を、窒素ガスを用いて20分間バブリングすることにより溶存酸素を除去した後、セパラブルフラスコ系内を窒素ガスで置換し攪拌しながら溶液温度が95℃に達するまで昇温した。温度が達した後、重合開始剤(パーロイル355、日本油脂社製)溶液を添加した。
重合開始から10時間後、室温まで冷却し重合を終了させたところ2EHMA重合体溶液が得られた。得られた2EHMA重合体について、GPCによる分析を行ったところ、ポリスチレン換算による数平均分子量は約5000であった。なお、ポリスチレン換算数平均分子量の測定には、カラムとしてSHOKO社製カラムLF−804を用いた。また、ガラス転移温度は−10℃であった。ガラス転移温度の測定にはTA Instruments株式会社社製、DSC2920 Modulated DSCを用いた。
得られた溶液をオフセット印刷ペースト用ビヒクルとして、ビヒクル10重量部に対して銀粉(SP905S、三井金属鉱業製)を90重量部配合し、遊星式混練機にて銀粉を分散させてペーストを作成した。
(実施例2)
モノマーとして2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)70重量部と、メチルメタアクリレート(MMA)30重量部用いた以外は実施例1同様にして2EHMA−MMA共重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた共重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約50万、ガラス転移温度は−65℃であった。
モノマーとして2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)70重量部と、メチルメタアクリレート(MMA)30重量部用いた以外は実施例1同様にして2EHMA−MMA共重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた共重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約50万、ガラス転移温度は−65℃であった。
(実施例3)
溶媒としてジエチレングリコールモノブチルエーテルを用いた以外は実施例2と同様にして共重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約50万、ガラス転移温度は−65℃であった。
溶媒としてジエチレングリコールモノブチルエーテルを用いた以外は実施例2と同様にして共重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約50万、ガラス転移温度は−65℃であった。
(実施例4)
溶剤として酢酸エチルを用いた以外は実施例1同様にして重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約5千、ガラス転移温度は−10℃であった。
溶剤として酢酸エチルを用いた以外は実施例1同様にして重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約5千、ガラス転移温度は−10℃であった。
(比較例1)
モノマーとしてMMAを100重量部用いた以外は実施例1同様にして重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約5万、ガラス転移温度は104℃であった。
モノマーとしてMMAを100重量部用いた以外は実施例1同様にして重合体を得、これを用いてペーストを得た。得られた重合体のポリスチレン換算数平均分子量は約5万、ガラス転移温度は104℃であった。
実施例1〜4及び比較例1で得られたペーストについて、下記の方法により評価を行った。
結果を表1に示した。
結果を表1に示した。
(1)オフセット印刷性の評価
得られたペーストを幅100μm、長さ10cmの金属版に入れた。表面をシリコンゴムで巻いたローラーをゆっくりと版上を転がしペーストをゴム上に転写させた。転写させたペーストをガラス板上へ転写を行い、良好に転写できるものを○、部分的に転写できたものを△、全く転写できなかったものを×として評価を行った。
得られたペーストを幅100μm、長さ10cmの金属版に入れた。表面をシリコンゴムで巻いたローラーをゆっくりと版上を転がしペーストをゴム上に転写させた。転写させたペーストをガラス板上へ転写を行い、良好に転写できるものを○、部分的に転写できたものを△、全く転写できなかったものを×として評価を行った。
(2)焼結性の評価
得られたオフセット印刷ペースト用ビヒクルを、TG/DTAにてその重量減少分を測定した。測定は10℃/分で昇温を行い残存重量が初期の1%を切る温度を焼結温度とした。
得られたオフセット印刷ペースト用ビヒクルを、TG/DTAにてその重量減少分を測定した。測定は10℃/分で昇温を行い残存重量が初期の1%を切る温度を焼結温度とした。
表1より、実施例で得られたビヒクルはオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結性もよいことが示された。これに対してMMAの単独重合体である比較例1は全く印刷することが不可能であった。
本発明によれば、無機微粒子を配合して無機微粒子分散ペーストとしたときにオフセット印刷性に優れ、かつ、焼結しても分解残渣分が残存しないオフセット印刷ペースト用ビヒクル及び該オフセット印刷ペースト用ビヒクルを用いてなるオフセット印刷ペーストを提供することができる。
Claims (7)
- (メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を含有するオフセット印刷ペースト用ビヒクルであって、
前記(メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、ガラス転移温度が−100〜20℃、数平均分子量が2000〜100万であり、かつ、500℃で焼結した際の残留炭素分が1%以下である
ことを特徴とするオフセット印刷ペースト用ビヒクル。 - (メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマーが、炭素数5〜25の(メタ)アクリル酸エステルモノマーからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
- (メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体を構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマーが、(メタ)アクリル酸メチルと、炭素数6〜25の(メタ)アクリル酸エステルモノマーからなる群より選択される少なくとも1種とであることを特徴とする請求項2記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
- (メタ)アクリル酸エステルモノマー重合体は、(メタ)アクリル酸エステルモノマーとアルキレンオキシドとの共重合体であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
- 沸点が150℃〜350℃である溶剤を含有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクル。
- 請求項1、2、3、4又は5記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクルと、無機微粒子とからなることを特徴とする無機微粒子分散ペースト。
- 請求項1、2、3、4又は5記載のオフセット印刷ペースト用ビヒクルと、金、銀、銅、ニッケルからなる群より選択される少なくとも1種の無機微粒子とからなることを特徴とする導電体ペースト。
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---|---|---|---|
JP2006189818A JP2008019291A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | オフセット印刷ペースト用ビヒクル及びオフセット印刷ペースト |
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JP2006189818A Pending JP2008019291A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | オフセット印刷ペースト用ビヒクル及びオフセット印刷ペースト |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010159350A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | インキ組成物およびそれを用いた凹版オフセット印刷法 |
JP2011068815A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Dic Corp | 微細パターン形成用インキ組成物 |
JP2011068816A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Dic Corp | 微細パターン形成用インキ組成物 |
JP2011074121A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dic Corp | 微細パターン形成用インキ組成物 |
JP2017069558A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日東電工株式会社 | パワー半導体装置の製造方法 |
JP2017069559A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日東電工株式会社 | パワー半導体装置の製造方法 |
-
2006
- 2006-07-10 JP JP2006189818A patent/JP2008019291A/ja active Pending
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