JP2008015560A - レーザポインタ位置判定システムおよびレーザポインタ位置判定方法 - Google Patents

レーザポインタ位置判定システムおよびレーザポインタ位置判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクリーン設置場所の明るさが変わるような場合でも、プロジェクタによる投影画像上でのレーザポインタ照射位置を正しく検出するレーザポインタ位置判定システム。
【解決手段】プレゼン開始前、プロジェクタ13により全白画像Gをスクリーン12に投影した状態でのカメラ部15による撮影画像データの画素輝度平均値(DatW)と全黒画像Gを投影した状態での同撮影画像データの画素輝度平均値(DatB)との差分値(DatW−DatB)にマージン分(10%)を加算してポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh)を設定する。そして、前記カメラ部15による一定フレームレート(30フレーム/秒)での撮影転送処理毎に、現(最新)フレームの撮影画像データと前(1つ前)フレームの撮影画像データとの差分の画像データを計算し、前記設定されたスレッシュ値(Thresh)を超える画素位置をレーザポインタ17による例えば移動中の照射位置Pとして判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばプロジェクタによる投影画像にレーザポインタを用いて行うプレゼンテーションを支援するためのレーザポインタ位置判定システムおよびレーザポインタ位置判定方法に関する。
パーソナルコンピュータで作成した資料画像を用いてプレゼンテーションを行う際は、当該パーソナルコンピュータにて作成・記録したプレゼンテーションの画像データ(プレゼン画像)をプロジェクタによって光学画像に変換しスクリーン上に投影している。
そして、このようなプレゼンテーションを実際に行う場合、例えば可視光レーザを用いたレーザポインタを使用してプレゼン画像を投影しているスクリーン上の任意の位置を指し示しながらプレゼンテーションを行うことが一般的になっている。
一方で、プレゼン画像のページ送りや拡大表示などを行う際は、プレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータ側でのキー操作やマウス操作が必要になる。
そこで従来、プロジェクタに内蔵させてスクリーン上の投影画像を撮影するカメラをプレゼン画像出力元のパーソナルコンピュータに接続し、当該パーソナルコンピュータでの撮影画像の解析によりレーザポインタの指示位置を検出し、このポインタ位置に応じてプレゼン画像を加工して出力する第1,第2の装置が考えられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
この第1,第2の装置では、スクリーン上に投影されたプレゼン画像の撮影画像と、パーソナルコンピュータ内に存在するプレゼン画像との差分を求めることにより、当該プレゼン画像に対してのレーザポインタの指示位置を検出している。
また、スクリーン上に投影されたプレゼン画像の撮影画像における各画素毎の輝度値が予め決められた閾値を超えるところをレーザポインタの指示位置として検出する第3の装置も考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平07−129322号公報 特開2004−265235号公報 特開2001−125738号公報
前記従来のプレゼンテーションを支援する第1,第2の装置は、スクリーン上に投影されたプレゼン画像の撮影画像と、パーソナルコンピュータ内に存在するプレゼン画像との差分を求めて、当該プレゼン画像に対してのレーザポインタの指示位置を検出するものであるが、前記プレゼン画像の撮影画像はスクリーン設置場所の外光の影響を大きく受ける反面、パーソナルコンピュータ内に存在するプレゼン画像は外光の影響を一切受けず常に安定した明るさであるため、その両者の差分は前記スクリーンへの外光の入り方によって大きく変動し、レーザポインタの指示位置を確実に検出することができない虞がある。
また、前記従来のプレゼンテーションを支援する第3の装置の場合にも、前記プレゼン画像の撮影画像はスクリーン設置場所の外光の影響を大きく受けるため、その各画素毎の輝度値も前記スクリーンへの外光の入り方によって大きく変動し、レーザポインタの指示位置として検出するための閾値の設定が非常に難しい問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、スクリーン設置場所の明るさが変わるような場合でも、プロジェクタによる投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出することが可能になるレーザポインタ位置判定システムおよびレーザポインタ位置判定方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のレーザポインタ位置判定システムは、画像をスクリーン上に投影する画像投影手段と、この画像投影手段により投影されたスクリーン上の画像を撮像する撮像手段と、前記画像投影手段により全画面白の画像を投影させた状態で前記撮像手段により撮像された画像データと全画面黒の画像を投影させた状態で撮像された画像データとの輝度差に基づいた閾値を設定する閾値設定手段と、この閾値設定手段により閾値が設定された後に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前回の画像データとの差分の画像データを取得する現−前差分画像取得手段と、この現−前差分画像取得手段により取得された現在画像データと前回画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定手段により設定された閾値を超える画素があるかを判断する第1の画素判断手段と、この第1の画素判断手段により閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第1のポインタ位置判定手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載のレーザポインタ位置判定システムは、前記請求項1に記載のレーザポインタ位置判定システムにおいて、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像された画像データのうちレーザポインタの照射が無い過去の画像データを記憶する過去画像記憶手段と、前記第1の画素判断手段により閾値を超える画素が無いと判断された場合に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前記過去画像記憶手段により記憶されたレーザポインタの照射が無い過去の画像データとの差分の画像データを取得する現−過去差分画像取得手段と、この現−過去差分画像取得手段により取得された現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定手段により設定された閾値を超える画素があるかを判断する第2の画素判断手段と、この第2の画素判断手段により閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第2のポインタ位置判定手段とをさらに備えたことを特徴としている。
請求項3に記載のレーザポインタ位置判定システムは、前記請求項2に記載のレーザポインタ位置判定システムにおいて、前記第2の画素判断手段により現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について閾値を超える画素が無いと判断された場合に、当該現在画像データを前記過去画像記憶手段により記憶されるレーザポインタの照射が無い過去の画像データとして更新して記憶させる過去画像更新制御手段をさらに備えたことを特徴としている。
本発明の請求項1(請求項4)に記載のレーザポインタ位置判定システム(レーザポインタ位置判定方法)によれば、画像投影手段により全画面白の画像を投影させた状態で撮像手段により撮像された画像データと全画面黒の画像を投影させた状態で撮像された画像データとの輝度差に基づいた閾値を設定し、この後、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前回の画像データとの差分の画像データを取得し、この差分の画像データの各画素について、前記設定閾値を超える画素があるかを判断し、閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定するので、例えばコントラスト比の高いプロジェクタを使用した場合でも、周囲の環境変化(明暗)に影響され難い状態で確実且つ精度良くポインタ照射位置を検出できる。
本発明の請求項2(請求項5)に記載のレーザポインタ位置判定システム(レーザポインタ位置判定方法)によれば、前記請求項1(請求項4)に記載のレーザポインタ位置判定システム(レーザポインタ位置判定方法)において、第1の画素判断手段により閾値を超える画素が無いと判断された場合には、撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと過去画像記憶手段により記憶されたレーザポインタの照射が無い過去の画像データとの差分の画像データを取得し、この現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について、前記設定閾値を超える画素があるかを判断し、閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定するので、ポインタ照射の移動中・静止中に関わらず、より確実にポインタ照射位置を検出できる。
本発明の請求項3(請求項6)に記載のレーザポインタ位置判定システム(レーザポインタ位置判定方法)によれば、前記請求項2(請求項5)に記載のレーザポインタ位置判定システム(レーザポインタ位置判定方法)において、前記第2の画素判断手段により現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について閾値を超える画素が無いと判断された場合には、当該現在画像データを前記過去画像記憶手段により記憶されるレーザポインタの照射が無い過去の画像データとして更新して記憶させるので、ポインタ照射の移動中・静止中に関わらず、周囲の環境変化(明暗)に極力影響され難い状態で確実且つ精度良くポインタ照射位置を検出できる。
よって本発明によれば、スクリーン設置場所の明るさが変わるような場合でも、プロジェクタによる投影画像上でのレーザポインタの指示位置を正しく検出することが可能になるレーザポインタ位置判定システムおよびレーザポインタ位置判定方法を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のレーザポインタ位置判定システムの実施形態に係るプレゼンテーション支援装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図である。
プレゼンテーション支援装置10は、プレゼンテーション用画像データの出力元になるノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)11を主体にして構成される。ノートPC11から出力されたプレゼンテーション用画像データはプロジェクタ13によって光学画像Gに変換されスクリーン12上に投影される。
プレゼンテーション支援装置10は、前記スクリーン12上にその投影範囲14として投影された画像(G)を撮影するためのCCDカメラ部15を前記ノートPC11に接続して備える。そして、このプレゼンテーション支援装置10のノートPC11は、前記カメラ部15により撮影された投影範囲14の画像(G)に基づき当該投影範囲14上でのレーザポインタ17による指定位置Pを解析判定するためのポインタ位置判定制御プログラム(22P)を記憶している。
プレゼンテーション支援装置10のカメラ部15により撮影された前記スクリーン12上の投影画像(G)はノートPC11へ送信される。そして、例えば初期設定処理の際には、当該ノートPC11のポインタ位置判定制御プログラム(22P)に従って該ノートPC11の表示部24にその撮影画像がモニタ表示されるので、カメラ部15によるスクリーン12上での投影画像Gの撮像範囲16をその投影範囲14に合わせて設定する。
プレゼンテーション用画像Gの投影表示されたスクリーン12上は、そのプレゼンテーションに伴い任意の位置がレーザポインタ17により指示され、このレーザポインタ17の可視光レーザによる画像G上での指定位置Pは、カメラ部15による投影画像Gの撮像に伴い撮影され、撮像範囲16に相当する撮影画像に含まれて接続中のノートPC11へ転送される。
また、プレゼンテーション支援装置10のノートPC11は、電源のON/OFF設定やカメラ部15による撮影機能の切り換えなどを行うためのキー・ボタンなどによるユーザI/F部20を備える。
すなわち、このようなプレゼンテーション支援装置10において、ノートPC11のポインタ位置判定制御プログラム(22P)が実行される初期設定処理の状態では、カメラ部15により撮影されたスクリーン12上の投影画像GがノートPC11の表示部24にモニタ表示される。そして、この表示部24にモニタ表示された投影画像Gの表示画面にあって、そのカメラ部15による撮像範囲16をスクリーン12上の投影画像Gの四隅、つまり投影範囲14の4つの角に合わせて設定する。
図2は、前記プレゼンテーション支援装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
プレゼンテーション支援装置10の電子回路は、メインコントローラ(CPU)21によって回路各部の動作が制御されるもので、その制御プログラムはメモリ部22内のROMに予め記憶される。メモリ部22内のROMに予め記憶される制御プログラムとしては、このプレゼンテーション支援装置10の全体の動作を司るメイン処理プログラムを主体として、ポインタ位置判定制御プログラム(22P)などが記憶される。なお、メモリ部22には、前記ポインタ位置判定制御プログラム(22P)に従った作業用のデータを記憶するためのRAMも備えられる。
メインコントローラ(CPU)21には、前記メモリ部22をはじめ、カメラ部15、ユーザI/F部20、表示部24が接続される他に、プロジェクタ13との間での入出力制御を行うためのプロジェクタI/F部23が接続される。
図3は、前記プレゼンテーション支援装置10におけるノートPC11内のメモリ部22に確保されている各種データメモリの構成を示す図である。
このメモリ部22には、ポインタ位置判定制御プログラムを格納するプログラムメモリ22Pをはじめ、プレゼンテーション画像メモリ22a、投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22b、投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22c、投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22d、現−前差分画像メモリ22e、全画面白画像画素輝度平均値(DatW)メモリ22f、全画面黒画像画素輝度平均値(DatB)メモリ22g、ポインタ位置判定スレッシュ値(閾値:Thresh=(DatW−DatB)×1.1)メモリ22h、ポインタ位置座標(X,Y)メモリ22iなど、各種のデータが一時記憶される作業用メモリが備えられる。
プレゼンテーション画像メモリ22aには、プロジェクタ13へ出力してスクリーン12へ投影すべきプレゼンテーション用の画像データ(G)が記憶される。
投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bには、プレゼンテーション支援装置10のカメラ部15により一定のフレームレート(30フレーム/秒)で撮影転送されるスクリーン12上の撮影画像データのうちの最新フレームの撮影画像データが記憶される。
投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cには、プレゼンテーション支援装置10のカメラ部15により前記フレームレート(30フレーム/秒)で撮影転送されるスクリーン12上の撮影画像データのうちの前記最新フレームの1つ前の撮影画像データが記憶される。
投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dには、プレゼンテーション支援装置10の初期設定時およびその後の前記フレームレート(30フレーム/秒)でカメラ部15により撮影転送されるスクリーン12上の撮影画像データのうちでレーザポインタ17の照射が無い撮影画像データが記憶される。
現−前差分画像メモリ22eには、前記カメラ部15による一定フレームレート(30フレーム/秒)での撮影転送処理毎に、前記投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶される現(最新)フレームの撮影画像データと、前記投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cに記憶される前(1つ前)フレームの撮影画像データとの差分の画像データ、あるいは前記投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに記憶されるレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データとの差分の画像データが記憶される。
全画面白画像画素輝度平均値(DatW)メモリ22fには、全面白のプレゼンテーション画像(22a)をプロジェクタ13からスクリーン12上に投影表示させた状態で、カメラ部15により撮影転送される所定時間の平均画像データから1画素あたりの輝度平均値(DatW)が算出されて記憶される。
全画面黒画像画素輝度平均値(DatB)メモリ22gには、全面黒のプレゼンテーション画像(22a)をプロジェクタ13からスクリーン12上に投影表示させた状態で、カメラ部15により撮影転送される所定時間の平均画像データから1画素あたりの輝度平均値(DatB)が算出されて記憶される。
ポインタ位置判定スレッシュ値(閾値:Thresh=(DatW−DatB)×1.1)メモリ22hには、前記全画面白画像画素輝度平均値(DatW)から前記全画面黒画像画素輝度平均値(DatB)を減算した値の1.1倍がポインタ位置判定スレッシュ値(閾値:Thresh)として記憶される。
ポインタ位置座標(X,Y)メモリ22iには、前記現−前差分画像メモリ22eに記憶される現(最新)フレームの撮影画像データと前(1つ前)フレームの撮影画像データとの差分の画像データ、あるいは現(最新)フレームの撮影画像データとレーザポインタ17の照射が無い撮影画像データとの差分の画像データ、および前記ポインタ位置判定スレッシュ値(閾値:Thresh)に基づき判定検出されたポインタ照射位置Pの座標データ(X,Y)が記憶される。
図4は、前記プレゼンテーション支援装置10のノートPC11により実行されるポインタ位置判定処理の概念を示す図である。
図4(A)に示す上段が、スクリーン12を撮影しているカメラ部15による撮像画像であり、一定フレームレート(30フレーム/秒)での時間の流れに応じて、投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶される最新フレームの撮影画像データ、投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cに記憶される前記最新フレームの1つ前の撮影画像データ、投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに記憶されるレーザポインタ17の照射が無い撮影画像データとしてそれぞれ処理される。
そして、図4(B)に示す中段が、前記カメラ部15による一定フレームレート(30フレーム/秒)での撮影転送処理毎に現−前差分画像メモリ22eに記憶される現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分の画像データ(22e)である。
さらに、図4(C)に示す下段が、投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶された現(最新)フレームの撮影画像データと投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに記憶されたレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データとの差分の画像データである。
すなわち、このプレゼンテーション支援装置10により実行されるポインタ位置判定処理では、現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分(現−前)の画像データ(22e)において、前記ポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh:22h)を超える輝度値がある画素が存在すれば、その画素位置が移動中のレーザポインタ17の照射位置Pと判定され、投影範囲14(投影画像G)内でのポインタ位置座標(X,Y)とされる。
そして、前記現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分(現−前)の画像データ(22e)において、前記ポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh:22h)を超える輝度値を有する画素が抽出できない場合には、レーザポインタ17は静止しているか照射停止であると判断される。この場合には、現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前記投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに記憶されたレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データとの差分(現−過去)の画像データ(22e)において、前記ポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh:22h)を超える輝度値がある画素が存在すれば、その画素位置が静止中のレーザポインタ17の照射位置Pと判定され、投影範囲14(投影画像G)内でのポインタ位置座標(X,Y)とされる。なお、レーザポインタ17が発するレーザ光の輝度は、ポインタ位置判定スレッシュ値を超えるものであることが必要である。
次に、前記構成によるプレゼンテーション支援装置10の動作について説明する。
図5は、前記プレゼンテーション支援装置10の初期設定に伴いノートPC11により実行されるスレッシュ値取得処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ13およびプレゼンテーション支援装置10を含むプレゼンテーション装置のシステム電源がオンされると、プロジェクタのランプ出力が安定し本来の投影輝度が得られるまでの一定時間待機される(ステップS1)。
そして先ず、プレゼンテーション画像メモリ22aに対して全画面白の画像データGが書き込まれ、プロジェクタ13によりスクリーン12へ投影される(ステップS2)。
すると、カメラ部15により前記スクリーン12上の全画面白画像Gの投影範囲14が撮像されてノートPC11に転送され、この撮像された白画像データの画素毎に所定時間分の平均値が計算されると共にノイズなどが除去され、全画素の輝度の平均値(DatW)が計算され全画面白画像画素輝度平均値メモリ22fに記憶される(ステップS3)。
続いて、プレゼンテーション画像メモリ22aに対して全画面黒の画像データGが書き込まれ、プロジェクタ13によりスクリーン12へ投影される(ステップS4)。
すると、カメラ部15により前記スクリーン12上の全画面黒画像の投影範囲14が撮像されてノートPC11に転送され、この撮像された黒画像データの画素毎に所定時間分の平均値が計算されると共にノイズなどが除去され、全画素の輝度の平均値(DatB)が計算され全画面黒画像画素輝度平均値メモリ22gに記憶される(ステップS5)。
そして、前記全画面白画像画素輝度平均値メモリ22fに記憶された白画像画素輝度平均値(DatW)と前記全画面黒画像画素輝度平均値メモリ22gに記憶された黒画像画素輝度平均値(DatB)との差に、マージン分(本実施形態の場合は10%)を上乗せ加算した値が撮影範囲16の画像データからポインタ位置を判定するための閾値(Thresh)として算出され、ポインタ位置判定スレッシュ値メモリ22hに記憶される(ステップS6)。
すなわち、このプレゼンテーション支援装置10のポインタ位置判定処理では、カメラ部15による一定フレームレート(30フレーム/秒)での現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と、前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分(現−前)の画像データ(22e)、あるいはレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データとの差分(現−過去)の画像データ(22e)において、前記ポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh:22h)を超える輝度値がある画素位置を移動中あるいは静止中のポインタ照射位置Pとして判定するので、その予想し得る最大差分値(DatW−DatB)に10%のマージン分を上乗せした値を閾値(Thresh)として設定することで、周囲の環境(明暗)にも影響されずにポインタ照射位置Pを検出することができる。
図6は、前記プレゼンテーション支援装置10のノートPC11により実行されるポインタ位置判定処理を示すフローチャートである。
先ず、レーザポインタ17の照射が無い撮影画像データを記憶するための投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dの全画素データが初期化される(ステップT1)。例えば、カメラ部15による撮像データが“8bit/dot”で、且つその値が大きいほど明るいことを示す場合には“255”で初期化される。この“255”で初期化することにより、他のどのようなタイミングの撮影画像データとの差分を計算しても“Thresh”を超えないことが保証できるので、ポインタ位置判定処理開始直後に、レーザポインタ17の照射が無いのにも関わらず、照射があると誤判定してしまうことがない。
同様に、最新フレームの1つ前の撮影画像データを記憶するための投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cの全画素データも“255”で初期化される(ステップT2)。
そして、カメラ部15により撮影転送された現(最新)フレームの撮像データがノートPC11に取り込まれ、投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶される(ステップT3)。
すると、この投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶された現フレームの撮像データと投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cに記憶された前フレームの撮像データとの輝度値の差分画像が計算され、現−前差分画像メモリ22eに記憶される(ステップT4)。この際、差分値の計算結果がマイナス値になった場合には“0”に丸め処理される。
そして、前記現−前差分画像メモリ22eに記憶された差分画像の各画素データについて、前記ポインタ位置判定スレッシュ値メモリ22hに設定記憶された閾値(Thresh)を超える画素があるか否か判断される(ステップT5)。
ここで、前記現−前差分画像メモリ22eに記憶された差分画像の各画素データについて閾値(Thresh)を超える画素が有ったと判断された場合には(ステップT5(Y))、その画素の有る位置がレーザポインタ17による移動中の照射位置Pであると判定され、投影範囲14(投影画像G)内でのポインタ位置座標(X,Y)としてメモリ22iに記憶される(ステップT6)。
すると、前記投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶された現フレームの撮像データが前フレームの撮像データとして投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cに転送されて記憶される(ステップT7)。
このように、一定フレームレート(30フレーム/秒)での撮影転送処理毎に現−前差分画像メモリ22eに計算されて記憶される現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分の画像データ(22e)に基づいてレーザポインタ17による移動中の照射位置Pを判定するので、周囲の環境(明暗)にも影響されずに確実に移動するポインタ照射位置Pを検出することができる。
一方、前記ステップT5において、例えばポインタ照射位置Pが移動しない場合など、現−前差分画像メモリ22eに記憶された差分画像の各画素データについて閾値(Thresh)を超える画素が無かったと判断された場合には(ステップT5(N))、続けて、前記投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶された現フレームの撮像データと投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに記憶されたレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データ(最初はステップT1にて初期化済みの画像データ)との輝度値の差分画像が計算され、現−前差分画像メモリ22eに記憶される(ステップT8)。この際も、差分値の計算結果がマイナス値になった場合には“0”に丸め処理される。
そして、前記現−前差分画像メモリ22eに記憶された差分画像の各画素データについて閾値(Thresh)を超える画素が有ったと判断された場合には(ステップT9(Y))、その画素の有る位置がレーザポインタ17による静止中の照射位置Pであると判定され、投影範囲14(投影画像G)内でのポインタ位置座標(X,Y)としてメモリ22iに記憶される(ステップT10)。
すると、前記同様に、投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)22bに記憶された現フレームの撮像データが前フレームの撮像データとして投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)22cに転送されて記憶される(ステップT7)。
また一方、前記ステップT9において、現−前差分画像メモリ22eに記憶された差分画像の各画素データについて閾値(Thresh)を超える画素が無かったと判断された場合には(ステップT9(N))、現フレームの撮像データ(22b)にはレーザポインタ17の照射は無いと判定される(ステップT11)。
すると、このレーザポインタ17の照射がない現フレームの撮像データ(22b)が過去の撮像データとして投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)22dに転送されて記憶される(ステップT12)。
このように、レーザポインタ17の照射が無いと判定された現フレームの撮像データ(22b)を過去の撮像データ(22d)として更新して使用することで、静止中のポインタ照射位置Pを判定検出する場合でも、周囲の環境変化(明暗)に極力影響され難い状態にして確実に静止中のポインタ照射位置Pを検出することができる。
そして、前記一連のポインタ位置判定処理(ステップT1〜T12)は、一定フレームレート(30フレーム/秒)での1フレーム撮影転送処理毎に実行されるので、投影範囲14(投影画像G)内で移動中あるいは静止中のポインタ照射位置Pを確実に検出できる。
したがって、前記構成のプレゼンテーション支援装置10によれば、プレゼンテーションの開始前において、プロジェクタ13によって全白画像Gをスクリーン12に投影した状態でのカメラ部15による撮影画像データの画素輝度平均値(DatW)と全黒画像Gを投影した状態での同撮影画像データの画素輝度平均値(DatB)との差分値(DatW−DatB)にマージン分(10%)を加算してポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh)(22h)を設定する。そして、前記カメラ部15による一定フレームレート(30フレーム/秒)での撮影転送処理毎に、現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分の画像データ(22e)を計算し、前記設定されたスレッシュ値(Thresh)(22h)を超える画素位置をレーザポインタ17による例えば移動中の照射位置Pとして判定するので、例えばコントラスト比の高いプロジェクタ13を使用した場合でも、周囲の環境変化(明暗)に影響され難い状態で確実且つ精度良くポインタ照射位置Pを検出できるようになる。
また、前記構成のプレゼンテーション支援装置10によれば、現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)と前(1つ前)フレームの撮影画像データ(22c)との差分の画像データ(22e)に基づいてポインタ照射位置Pを判定検出できない場合には、同現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)とレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データ(22d)との差分の画像データ(22e)を計算し、前記設定スレッシュ値(Thresh)(22h)を超える画素位置をレーザポインタ17による例えば静止中の照射位置Pとして判定するので、ポインタ照射の移動中・静止中に関わらず、より確実にポインタ照射位置Pを検出できるようになる。
さらに、前記構成のプレゼンテーション支援装置10によれば、現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)とレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データ(22d)との差分の画像データ(22e)に基づいてポインタ照射位置Pを判定検出できない場合には、当該現(最新)フレームの撮影画像データ(22b)をレーザポインタ17の照射が無い過去の撮影画像データ(22d)として記憶更新して使用するので、ポインタ照射の移動中・静止中に関わらず、周囲の環境変化(明暗)に極力影響され難い状態で確実且つ精度良くポインタ照射位置Pを検出できるようになる。
なお、前記実施形態のプレゼンテーション支援装置10では、カメラ部15による撮影画像データを“8bit/dot”の白黒画像として出力するものしたが、勿論カラー画像を出力してもよく、前記スレッシュ値取得処理(図5参照)およびポインタ位置判定処理(図6参照)では、当該カラーの撮影画像データから輝度値を算出して処理を実行する構成としてもよい。
また、前記実施形態のプレゼンテーション支援装置10においてノートPC11に持たせたスレッシュ値取得処理(図5参照)およびポインタ位置判定処理(図6参照)の各機能は、例えばカメラ部15の本体内に組み込んでもよく、あるいはプロジェクタ13の本体内に組み込んでもよい。
さらに、前記実施形態のプレゼンテーション支援装置10におけるポインタ位置判定処理(図6参照)の機能はソフトウェア処理によって実現する構成したが、ハードウェア処理によって実現してもよい。
また、前記実施形態のプレゼンテーション支援装置10において説明したスレッシュ値取得処理(図5参照)およびポインタ位置判定処理(図6参照)の各機能は、当該プレゼンテーションシステムへの適用に限らず、カメラ部15によって撮影した画像データの中からのレーザポインタ17の照射位置検出を必要とする全てのシステムに適用することができる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明のレーザポインタ位置判定システムの実施形態に係るプレゼンテーション支援装置10を組み込んだプレゼンテーションシステムの接続構成を示す図。 前記プレゼンテーション支援装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記プレゼンテーション支援装置10におけるノートPC11内のメモリ部22に確保されている各種データメモリの構成を示す図。 前記プレゼンテーション支援装置10のノートPC11により実行されるポインタ位置判定処理の概念を示す図。 前記プレゼンテーション支援装置10の初期設定に伴いノートPC11により実行されるスレッシュ値取得処理を示すフローチャート。 前記プレゼンテーション支援装置10のノートPC11により実行されるポインタ位置判定処理を示すフローチャート。
符号の説明
10 …プレゼンテーション支援装置
11 …ノートPC
12 …スクリーン
13 …プロジェクタ
14 …投影範囲
15 …カメラ部
16 …撮影範囲
17 …レーザポインタ
20 …ユーザI/F部
21 …メインコントローラ(CPU)
22 …メモリ部
22P…プログラムメモリ
22a…プレゼンテーション画像メモリ
22b…投影範囲撮影画像メモリ(現フレーム)
22c…投影範囲撮影画像メモリ(前フレーム)
22d…投影範囲撮影画像メモリ(過去画像)
22e…現−前差分画像メモリ
22f…全画面白画像画素輝度平均値(DatW)メモリ
22g…全画面黒画像画素輝度平均値(DatB)メモリ
22h…ポインタ位置判定スレッシュ値(Thresh)メモリ
22i…ポインタ位置座標(X,Y)メモリ
23 …プロジェクタI/F部
24 …ディスプレイ部(表示部)
G …プレゼンテーション画像
P …ポインタ照射位置

Claims (6)

  1. 画像をスクリーン上に投影する画像投影手段と、
    この画像投影手段により投影されたスクリーン上の画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像投影手段により全画面白の画像を投影させた状態で前記撮像手段により撮像された画像データと全画面黒の画像を投影させた状態で撮像された画像データとの輝度差に基づいた閾値を設定する閾値設定手段と、
    この閾値設定手段により閾値が設定された後に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前回の画像データとの差分の画像データを取得する現−前差分画像取得手段と、
    この現−前差分画像取得手段により取得された現在画像データと前回画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定手段により設定された閾値を超える画素があるかを判断する第1の画素判断手段と、
    この第1の画素判断手段により閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第1のポインタ位置判定手段と、
    を備えたことを特徴とするレーザポインタ位置判定システム。
  2. 前記撮像手段により一定フレームレートで撮像された画像データのうちレーザポインタの照射が無い過去の画像データを記憶する過去画像記憶手段と、
    前記第1の画素判断手段により閾値を超える画素が無いと判断された場合に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前記過去画像記憶手段により記憶されたレーザポインタの照射が無い過去の画像データとの差分の画像データを取得する現−過去差分画像取得手段と、
    この現−過去差分画像取得手段により取得された現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定手段により設定された閾値を超える画素があるかを判断する第2の画素判断手段と、
    この第2の画素判断手段により閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第2のポインタ位置判定手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のレーザポインタ位置判定システム。
  3. 前記第2の画素判断手段により現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について閾値を超える画素が無いと判断された場合に、当該現在画像データを前記過去画像記憶手段により記憶されるレーザポインタの照射が無い過去の画像データとして更新して記憶させる過去画像更新制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のレーザポインタ位置判定システム。
  4. 画像をスクリーン上に投影する画像投影手段と、この画像投影手段により投影されたスクリーン上の画像を撮像する撮像手段とを備えたレーザポインタ位置判定システムのコンピュータを制御するためのレーザポインタ位置判定方法であって、
    前記画像投影手段により全画面白の画像を投影させた状態で前記撮像手段により撮像された画像データと全画面黒の画像を投影させた状態で撮像された画像データとの輝度差に基づいた閾値をメモリに設定する閾値設定ステップと、
    この閾値設定ステップにて閾値が設定された後に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前回の画像データとの差分の画像データをメモリに取得する現−前差分画像取得ステップと、
    この現−前差分画像取得ステップにて取得された現在画像データと前回画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定ステップにて設定された閾値を超える画素があるかを判断する第1の画素判断ステップと、
    この第1の画素判断ステップにて閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第1のポインタ位置判定ステップと、
    を備えたことを特徴とするレーザポインタ位置判定方法。
  5. 前記レーザポインタ位置判定システムは、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像された画像データのうちレーザポインタの照射が無い過去の画像データを記憶する過去画像記憶手段をさらに備え、
    前記第1の画素判断ステップにて閾値を超える画素が無いと判断された場合に、前記撮像手段により一定フレームレートで撮像される現在の画像データと前記過去画像記憶手段により記憶されたレーザポインタの照射が無い過去の画像データとの差分の画像データをメモリに取得する現−過去差分画像取得ステップと、
    この現−過去差分画像取得ステップにて取得された現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について、前記閾値設定ステップにて設定された閾値を超える画素があるかを判断する第2の画素判断ステップと、
    この第2の画素判断ステップにて閾値を超える画素が有ると判断された画素位置をレーザポインタの照射位置として判定する第2のポインタ位置判定ステップと、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のレーザポインタ位置判定方法。
  6. 前記第2の画素判断ステップにて現在画像データと過去画像データとの差分の画像データの各画素について閾値を超える画素が無いと判断された場合に、当該現在画像データを前記過去画像記憶手段により記憶されるレーザポインタの照射が無い過去の画像データとして更新して記憶させる過去画像更新制御ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載のレーザポインタ位置判定方法。
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