JP2008015086A - 加熱部材、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置に用いられ、電磁誘導により加熱する加熱部材であって、扁平な断面形状を有する金属線5131が螺旋状に巻き上げられて形成された金属層513を備えることを特徴とする定着ベルト51。
【選択図】図4
Description
公報記載の従来技術として、電磁誘導を用いた加熱方式の定着装置が提案されている(特許文献1参照)。この定着装置は、電磁誘導によって発生する渦電流による発熱を利用するものであり、効率よく安定的な定着処理が可能な定着装置である。
また、電磁誘導を用いてベルトを発熱させる、ベルト定着装置が提案されている(特許文献2参照)。同文献において、電磁誘導により発熱するベルトの金属発熱層は、めっき法、真空蒸着法、スパッタ法により形成されるものである。
更に、電磁誘導により発熱するベルトの金属発熱層(Cuを含む金属層等)を、電解めっき法により形成することが提案されている(特許文献3参照)。
また更に、上記のようなベルト定着装置に用いられる無端状ベルトの発熱層を、金属を含む繊維状部材で網目状に形成することが提案されている(特許文献4参照)。
また、本発明は、定着装置と捉えることができ、本発明の定着装置は、扁平な断面形状を有する金属線が螺旋状に巻き上げられて形成された金属層を有し、記録材上にトナー像を定着させる定着部材と、定着部材に対向して接する加圧部材と、金属層を電磁誘導により発熱させる励磁コイルとを備えることを特徴としている。
更に、本発明は、画像形成装置と捉えることができ、本発明の画像形成装置は、静電潜像保持体と、静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、静電潜像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、静電潜像をトナーにより現像してトナー像とする現像手段と、トナー像を記録材上に転写する転写手段と、記録材上に転写されたトナー像を記録材上に定着する定着装置と、金属層を電磁誘導により発熱させる励磁コイルとを備え、定着装置は、扁平な断面形状を有する金属線が螺旋状に巻き上げられて形成された無端状の金属層を有する定着ベルトを備えることを特徴としている。
また、請求項2に係る発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、耐久性に優れ、しかも画像欠陥を生じ難い定着装置を提供することができる。
更に、請求項3に係る発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、耐久性に優れ、しかも画像欠陥を生じ難い画像形成装置を提供することができる。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。これは所謂タンデム型、所謂中間転写型の画像形成装置である。本実施の形態に係る画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット10(具体的には10Y,10M,10C,10K)と、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる中間転写ベルト20とを備える。また、本実施の形態に係る画像形成装置は、中間転写ベルト20上に転写された重ね画像を記録材としての用紙P上に二次転写(一括転写)させる二次転写装置30と、二次転写装置30に供給される用紙Pを収容する用紙トレイ40と、二次転写装置30により用紙P上に転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50とを備える。
帯電器12は、感光体ドラム11に対して放電を行うことで、感光体ドラム11を例えば−500Vに帯電させるようになっている。
レーザ露光器13は、画像信号に応じた露光を行い、帯電器12によって帯電された感光体ドラム11の表面電位を例えば−200Vへ落とすことで、画像情報に応じた静電潜像を形成する。
現像器14は、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーと、磁性体を半導電性の物質でコートしてなるキャリアとを含む二成分現像剤を内蔵する。現像器14は、これらキャリアおよびトナーを攪拌し互いに摩擦させることでトナーを負極性に帯電させる。帯電されたトナーは、その後、現像スリーブ上を搬送され、現像スリーブに印加される現像バイアスにより感光体ドラム11表面の露光部に反転現像される。
一次転写ロール15は、例えば発泡ウレタンゴムからなり、その抵抗値は106Ω〜108Ωに調整されている。
ドラムクリーナ16は、感光体ドラム11の回転方向(A方向)に対向する方向(所謂ドクター方向)に突出して配置されるブレード部材としてのドラムクリーニングブレード16aを有している。
ここで、中間転写ベルト20は、ポリイミドあるいはポリアミド等からなる単層ベルトであり、その厚みは、例えば、0.1mmに設定される。また、一次転写ロール15には、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアス(本実施の形態では正極性)が印加されるようになっている。このような逆極性の一次転写バイアスの印加により、感光体ドラム11上のトナー像は、中間転写ベルト20に静電吸引される。画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおいて各々形成され、中間転写ベルト20に夫々順次静電吸引された各トナー像は、中間転写ベルト20上において重ねトナー像を形成する。
二次転写ロール31は、接地された導電性ロールである。その表面電位を常に接地電位と等電位に保つため、その体積抵抗率は107Ω・cm以下の低抵抗であることが望ましい。
バックアップロール23は、絶縁性ロールに半導電性の薄層フィルムを被覆して形成される。この薄層フィルムは、厚さ10μm〜200μmに形成され、又、その表面抵抗率は107Ω/□〜1011Ω/□(□:単位面積)に調整される。
ロールクリーナ33は、ポリウレタン製のロールクリーニングブレード33aを備える。
また、二次転写装置30の、中間転写ベルト20の移動方向上流側には、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)における画像形成タイミングをとるための基準となる基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)35が配置されている。この基準センサ35は、中間転写ベルト20の非画像部に設けられた所定のマーク20aを認識して基準信号を発生しており、この基準信号の認識に基づく制御部(図示せず)からの指示により、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)が画像形成を開始するように構成されている。
ここで、定着ベルト51の内周面と圧力パッド53との間には、定着ベルト51の内周面と圧力パッド53との摺動抵抗(摩擦抵抗)を小さくする観点から、低摩擦シート55が設置されている。
なお、定着装置50において、圧力パッド53、ベルトガイド部材54、低摩擦シート55、及び潤滑剤塗布部材56は、ホルダ57に保持されている。
図2において、圧力パッド53の加圧ロール52側の面は、略フラットな平面状に形成されている。また、図2において、接触部Nを通過した後の定着ベルト51は、接触部Nを通過直後に急激な曲率の変化を生じている。
また、低摩擦シート55は、表面に凹凸を有するとともに、潤滑剤に対する浸潤性、透過性のない材質で形成されることが望ましい。
シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボキシ変性シリコーンオイル、シラノール変性シリコーンオイル、スルホン酸変性シリコーンオイル等が挙げられるが、摺動抵抗を低減させる効果や取り扱い性の観点から、アミノ変性シリコーンオイルが好適である。
コア521を形成する素材としては、鉄、アルミニウム、SUS等の熱伝導率の高い金属が挙げられる。また、コア521の外径としては、通常、10mm〜30mmである。 なお、コア521の形態としては円筒状の形態を採用することもでき、その場合の肉厚としては、アルミニウムを用いた場合で通常1mm〜3mm程度であり、SUSや鉄を用いた場合で通常0.5mm〜1.5mm程度である。
離型層523の厚みとしては、好ましくは10μm〜100μm、より好ましくは20μm〜80μmである。
この励磁コイル61には、励磁回路63によって所定の周波数の交流電流が印加される。これによって励磁コイル61の周囲には交流磁界Hが発生する。なお、励磁コイル61に印加される交流電流の周波数としては、例えば、10kHz〜50kHz程度である。
図3は、本実施の形態に係る定着ベルト51の概略構成図である。図3に示すように、定着ベルト51は、最外層を形成して加圧ロール52に表面が接する離型層511と、離型層511の内側に積層される弾性層512と、弾性層512の内側に積層される金属層513と、金属層513の内側に積層され、低摩擦シート55に内表面が接する基材層514とを備える。
なお、このような離型層511の形成方法としては、例えば、静電粉体塗布法、スプレー塗布法、浸漬塗布法、遠心製膜法等が適用される。
なお、このような弾性層512の形成方法としては、例えば、リング塗布法、フローコート法、浸漬塗布法、注入成型法等が適用される。
なお、テープ形状の金属線5131を螺旋状に巻き上げる際の間隔(互いに隣接する金属線5131間に存する溝部の幅)としては、通常50μm以下、好ましくは30μm〜0μmである。当該間隔が過度に大きいと、定着画像に欠陥が生じる場合がある。
更に、上記Lと上記Hとの比(アスペクト比,L/H)としては、通常、20/1〜5/1、好ましくは10/1〜7/1である。当該アスペクト比が上記範囲を逸脱すると、定着画像に欠陥が生じる場合がある。
ここで、圧延法を用いて形成された金属線材を用いて形成された金属層513は、めっき法等により形成された金属層よりもクラック等が生じ難く、より耐久性に優れた金属層となり得る。また、扁平な断面形状を有するテープ状の金属線材を用いて巻き上げ形成された金属層513の表面は、円形の断面形状を有する金属線材を用いて巻き上げ形成された金属層の表面に比べ、より凹凸が少なくなる傾向となる。
ここで、拡散接合を行なう際の熱処理温度としては、使用する金属線の素材により適宜設定されるが、通常600℃〜1200℃、好ましくは800℃〜1000℃である。
ここで、金属層513をそのような複数層の態様で形成する場合、第1層目を形成する金属線5131と第2層目を形成する金属線5131とが交差するように金属線5131を巻回することが、金属層513の表面の平滑度を向上させる観点、金属層513の機械的強度を改善する観点、又は、上記拡散接合による電気伝導度の均一性向上効果をより良好に実現する観点から好適である。
ここで、定着ベルト51の最内層が金属層513にて形成される場合、定着ベルト51の内側の表面に金属層513表面の凹凸面がそのまま現われることとなる。この場合、かかる凹凸面は潤滑剤塗布部材56により供給されるオイル(潤滑剤)を良好に保持し得ることとなり好適である。
まず、図3に示す構成の定着ベルト51を形成した。線径80μmの無酸素銅線を圧延加工し、厚さ20μm、幅300μmのテープ状に加工した。このテープ材を、外径30mmのアルミナ製のパイプの表面に巻き上げて無端状ベルトを形成した。更に、この無端状ベルトを700℃の不活性雰囲気にて2時間熱処理し、テープ材同士の接点を拡散接合した。このようにして、内径30mm、長さ340mm、肉厚50μmの無端状ベルト(金属層513)を形成した。
次に、上記無端状ベルトの内面に、市販のポリイミド前駆体溶液(UワニスS、宇部興産社製)を塗布し、塗布膜を形成した。更に、この塗布膜を100℃で30分間乾燥し、前記塗布膜中の溶剤を揮発させた後、380℃で30分間焼成することにより、イミド化反応を進行させて膜厚50μmのポリイミド皮膜(基材層514)を形成した。
次に、上記無端状ベルトの外面に、JISタイプAで規定される硬度が35°となるように調整された液状シリコーンゴム(KE1940−35、液状シリコーンゴム35°品、信越化学工業社製)を膜厚が200μmとなるように塗布し、乾燥させた。
更に、上記乾燥したシリコーンゴム膜上に、PFAディスパージョン(500CL、三井・デュポンフロロケミカル社製)を膜厚30μmとなるように塗布した。その後、380℃で焼成することにより、シリコーンゴムからなる弾性層(弾性層512)と、PFAからなる離型層(離型層511)とを備える定着ベルト51を得た。
ここで、エッジガイド部材(図示せず)、及びホルダとしては、交流電流による誘導起電力の発生がなく、定着温度領域での耐熱性を有する樹脂(PPS等)を用いて形成した。
また、加圧ロール52については、フッ素樹脂チューブ(離型層523)と、金属製の中空芯金コア(コア521)とを成形金型内にセットし、当該フッ素樹脂チューブと中空芯金コアとの間に液状発泡シリコーンゴムを注入して形成したものを用いた。用いたフッ素樹脂チューブは、内面に接着用プライマーを塗布した外径50mm、長さ340mm、厚さ30μmのチューブであった。また、液状発泡シリコーンゴムの注入後の厚みは2mmであった。液状発泡シリコーンゴムの注入後、更に加熱処理(150度×2hrs)を施してシリコーンゴムを加硫、発泡させ、弾性層(耐熱性弾性体層522)を形成した。
更に、こうして作製された定着装置50を、画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に装着した。
線径50μmの炭素鋼線材を圧延加工し、厚さ20μm、幅200μmのテープ状に加工した。このテープ材を、外径30mmのアルミナ製のパイプの表面に巻き上げて無端状ベルトを形成した。更に、この無端状ベルトを1000℃の不活性雰囲気にて2時間熱処理し、テープ材同士の接点を拡散接合した。このようにして、内径30mm、長さ340mm、肉厚50μmの無端状ベルト(金属層513)を形成した。
その他の事項については、上記実施例1と同様にして定着装置50を形成し、画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に装着した。なお、得られた定着ベルトの算術平均表面高さRaは0.033μmであった。
線径60μmのCu−Ni20%線材を圧延加工し、厚さ20μm、幅200μmのテープ状に加工した。このテープ材を、外径30mmのアルミナ製のパイプの表面に巻き上げて無端状ベルトを形成した。更に、この無端状ベルトを800℃の不活性雰囲気にて3時間熱処理し、テープ材同士の接点を拡散接合した。このようにして、内径30mm、長さ340mm、肉厚60μmの無端状ベルト(金属層513)を形成した。
その他の事項については、上記実施例1と同様にして定着装置50を形成し、画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に装着した。なお、得られた定着ベルトの算術平均表面高さRaは0.035μmであった。
線径70μmのAl線材を圧延加工し、厚さ20μm、幅250μmのテープ状に加工した。このテープ材を、外径30mmのアルミナ製のパイプの表面に巻き上げて無端状ベルトを形成した。このようにして、内径30mm、長さ340mm、肉厚60μmの無端状ベルト(金属層513)を形成した。
その他の事項については、上記実施例1と同様にして定着装置50を形成し、画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に装着した。なお、得られた定着ベルトの算術平均表面高さRaは0.072μmであった。
30mmφの円筒状ステンレス型の表面に、市販のポリイミド前駆体溶液(UワニスS、宇部興産社製)を塗布し、塗布膜を形成した。更に、この塗布膜を100℃で30分間乾燥し、前記塗布膜中の溶剤を揮発させた後、380℃で30分間焼成することによりイミド化反応を進行させた。冷却後、ステンレス型表面からポリイミド皮膜を剥離させることにより、内径30mmφ、膜厚60μmのポリイミドチューブ(基材層514)を形成した。
次に、上記ポリイミドチューブの外面に、膜厚が0.3μmの無電解銅めっき膜を形成した。更に、このめっき膜を電極として膜厚が10μmの電解銅めっき膜(金属層513に対応する層)を形成した。
その他の事項については、上記実施例1と同様にして定着装置を形成し、画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に装着した。
ポリイミドチューブ(基材層514)の外面に、膜厚が0.3μmの無電解ニッケルめっき膜を形成し、更に、このめっき膜を電極として膜厚が15μmの電解ニッケルめっき膜(金属層513に対応する層)を形成した以外は、上記比較例1と同様にして電磁誘導発熱空回転耐久評価を実施した。その結果、30時間空回転させた時点で発熱層(金属層513に対応する層)にクラックが発生し、発熱不良故障が発生した。
即ち、乾式トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置において、トナー像は定着装置により加熱及び加圧され、記録媒体表面に定着される。定着装置としては、従来、金属の芯金の外周面にトナー離型層を設け、前記芯金の内部に加熱用のハロゲンヒーターを有する定着ロールが用いられていた。
即ち、めっき法、真空蒸着法、スパッタ法等により形成された金属発熱層については、長期にわたって安定した発熱量を得るという観点からは、なお改善の余地を有するものであった。金属発熱層を備える無端状ベルトを大きな曲率で曲げ回すと、当該無端状ベルトの各層には曲げ変形によるひずみが生じる。そして、無端状ベルトを周回駆動し、無端状ベルトの金属発熱層に繰り返しひずみが生じると、当該金属発熱層が疲労すれば、クラックや永久変形が生じる傾向となる。そして、クラックが発生すると、金属発熱層の導電性は著しく低下し、もはや電磁誘導加熱によって有効に発熱させることができない。めっき法、真空蒸着法、スパッタ法等により形成された金属発熱層は、塑性加工(圧延)法を用いて形成される金属層に比し、金属疲労を起こし易い。
なお、上記無端状ベルトの金属発熱層を、圧延法を用いて継ぎ目の無い態様にて形成することが考えられる。しかし、既存の技術では、薄い厚み(例えば、10μm程度)の無端状金属発熱層を、圧延法を用いて形成することは困難である。
Claims (3)
- 画像形成装置に用いられ、電磁誘導により加熱する加熱部材であって、
扁平な断面形状を有する金属線が螺旋状に巻き上げられて形成された金属層を備えることを特徴とする加熱部材。 - 扁平な断面形状を有する金属線が螺旋状に巻き上げられて形成された金属層を有し、記録材上にトナー像を定着させる定着部材と、
前記定着部材に対向して接する加圧部材と、
前記金属層を電磁誘導により発熱させる励磁コイルと
を備えることを特徴とする定着装置。 - 静電潜像保持体と、
前記静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、
前記静電潜像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像とする現像手段と、
前記トナー像を記録材上に転写する転写手段と、
前記記録材上に転写されたトナー像を当該記録材上に定着する定着装置と、
前記金属層を電磁誘導により発熱させる励磁コイルとを備え、
前記定着装置は、扁平な断面形状を有する金属線が螺旋状に巻き上げられて形成された無端状の金属層を有する定着ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置。
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