JP2008015068A - 双眼鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】
スライドタイプの双眼鏡において、鞄に入れた状態、ポケットに入れた状態などで、使用状態以上の不用意な力がかかった時、スライドタイプの結合構造に影響を与えてしまうことになる。また、接眼レンズ・対物レンズは、むき出しとなっている為に、埃や汚れの付着の原因となっている。
【解決手段】
前述した問題を解決する為に本発明の双眼鏡は、左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まり、外部からの不用意な力を排除する構造とした。また本発明の双眼鏡は、左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まる為に、接眼レンズ及び対物レンズを保護する事ができる。
【選択図】図1
スライドタイプの双眼鏡において、鞄に入れた状態、ポケットに入れた状態などで、使用状態以上の不用意な力がかかった時、スライドタイプの結合構造に影響を与えてしまうことになる。また、接眼レンズ・対物レンズは、むき出しとなっている為に、埃や汚れの付着の原因となっている。
【解決手段】
前述した問題を解決する為に本発明の双眼鏡は、左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まり、外部からの不用意な力を排除する構造とした。また本発明の双眼鏡は、左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まる為に、接眼レンズ及び対物レンズを保護する事ができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、平行スライドして眼幅調整をする機構を備えた双眼鏡に関するものである。
従来、双眼鏡を使用者の眼幅に合わせる為、左右の鏡体の間に設けられた支軸を中心に鏡体を回動して眼幅を合わせる回動タイプと、光軸に直角方向に鏡体を平行移動して眼幅を合わせるスライドタイプが用いられている。
前者は一般的に多く採用されている方法であるが、小型軽量化が困難であるという問題があった。後者は小型軽量化が可能であるものの、作動部分の精度、外部応力に対する剛性度に問題があった。後者の問題点を解決する為に、左右鏡体の結合構造について提案されている。(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−156576
特開平10−10409
スライドタイプの強度の弱さを補う為に、前述の様にさまざまな方法が提案され商品化されているが、鞄に入れた状態、ポケットに入れた状態などで、使用状態以上の不用意な力がかかった時、スライドタイプの結合構造に影響を与えてしまうことになる。
また、接眼レンズ・対物レンズは、むき出しとなっている為に、埃や汚れの付着の原因となっている。一般的にはレンズを保護する為に保護キャップを接眼及び対物部に取付け、使用時に取り外すことになるが、取付け取り外しの煩わしさと、紛失し易いという問題があった。
前述した問題を解決する為に本発明の双眼鏡は、左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まり、外部からの不用意な力を排除する構造とした。
また本発明の双眼鏡は、上記の様に左右の鏡体が完全に中央の筐体に収まる為に、接眼レンズ及び対物レンズを保護する事ができる。
本発明の双眼鏡は、光学構造部が中央の筐体に収納される為、一般に使用されているレンズ保護キャップを使用するという煩わしさから開放される。
左右の鏡体を中央の筐体に収納した時、最大幅がほぼ中央筐体の幅となり、また光学構造部が外部の力の影響を受け難い為、持ち運びし易く使用機会が広くなる。
以下、本発明による一つの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の双眼鏡の使用状態を中央部より光軸に対して直角方向で見た断面図である。図7は左右の鏡体を中央筐体に収納したときの断面図を示す。
図2に示すように、左光学系(7A)を組み込んだ左鏡体(1A)の光軸(6A)に対して直角方向の軸を持つガイド棒穴(1A−1)には、ガイド棒(2−1)が取り付けられており、それと対角する位置にあるガイド棒穴には、ガイド棒(2−2)が取り付けられている。同様に図3に示すように右光学系(7B)を組み込んだ右鏡体(1B)の光軸(6B)に対して直角方向の軸を持つガイド棒穴(1B−1)には、ガイド棒(2−3)が取り付けられており、それと対角する位置にあるガイド棒穴には、ガイド棒(2−4)が取り付けられている。
図4に示すように、中央筐体(3)には、左右の鏡体(1A)(1B)のガイド棒(2−1)(2−2)(2−3)(2−4)に対応するガイド(3−1)(3−2)(3−3)(3−4)が設けられ、中央には圧縮バネ(4)が固定されている。中央筐体(3)の開口部の前方及び後方にはストップ爪(3−5)が設けられている。ストップ爪(3−5)は、反対側の開口部にも同様に前方と後方に設けられている。
中央筐体(3)に対して、左鏡体(1A)右鏡体(1B)は、図5で示すように中央筐体(3)のガイド(3−2)に対して左鏡体(1A)のガイド棒(2−1)が嵌合し、中央筐体(3)のガイド(3−4)に対して右鏡体(1B)のガイド棒(2−4)が嵌合している。同様に中央筐体(3)のガイド(3−1)に対して右鏡体(1B)のガイド棒(2−3)が嵌合し、中央筐体(3)のガイド(3−3)に対して左鏡体(1A)のガイド棒(2−2)が嵌合している。この4本のガイド棒(2−1)(2−2)(2−3)(2−4)と、ガイド(3−1)(3−2)(3−3)(3−4)により左右の光軸(6A)(6B)は常に平衡を保つ事ができる。
中央筐体(3)に取り付けられた圧縮バネ(4)によりバネのストロークの範囲内で左右の鏡体(1A)(1B)は、互いに反発する方向に押されている。
中央筐体(3)の上下には係止ボタン(5)が取り付けられる。係止ボタン(5)には係止爪(5−1)が設けられ、左右の鏡体(1A)(1B)を中央筐体(3)に収納した時、係止爪(5−1)に右鏡体のロック爪(1A−2)、左鏡体のロック爪(1B−2)が係止され、左右の鏡体(1A)(1B)が中央筐体(3)に収納されたまま保持される。収納された状態は図7に示す。
図7において、中央筐体(3)の上下に位置する2個の係止ボタン(5)を同時に押すことにより左ロック爪(1A−2)と係止爪(5−1)及び、右ロック爪(1B−2)と係止爪(5−1)がはずれ、中央筐体(3)に取り付けられた圧縮バネ(4)により左右の鏡体(1A)(1B)は、互いに反発する方向に押し開かれる。左右の鏡体(1A)(1B)は、圧縮バネ(4)のストロークを超えた位置よりフリーとなり、使用者の適正眼幅に合わせることができる。
左右の鏡体(1A)(1B)は、光軸(6A)(6B)に対して直角方向に中央筐体(3)から引き出され、中央筐体(3)の開口部の前方及び後方に設けられているストップ爪(3−5)と左鏡体(1A)に設けられたストップ溝(1−3)により、引き出し方向の移動量を制限している。
収納時には左右の鏡体(1A)(1B)を中央筐体(3)に押し込むことにより、中央筐体(3)の上下に位置する2個の係止ボタン(5)により左ロック爪(1A−2)と係止爪(5−1)及び、右ロック爪(1B−2)と係止爪(5−1)が噛み合い、左右の鏡体(1A)(1B)は係止される。この状態は、図9および図11に示すように、光学構造部を完全に中央筐体(3)の中に収納してしまう為に、ゴミ、埃、外部の不用意な力から保護する事が可能となる。
1A 右鏡体
1B 左鏡体
1A−1 ガイド棒穴
1A−2 右ロック爪
1A−3 ストップ溝
1B−1 ガイド棒穴
1B−2 左ロック爪
1B−3 ストップ溝
2−1 ガイド棒
2−2 ガイド棒
2−3 ガイド棒
2−4 ガイド棒
3 中央筐体
3−1 ガイド
3−2 ガイド
3−3 ガイド
3−4 ガイド
3−5 ストップ爪
4 圧縮バネ
5 係止ボタン
5−1 係止爪
6A 左光軸
6B 右光軸
7A 左光学系
7B 右光学系
1B 左鏡体
1A−1 ガイド棒穴
1A−2 右ロック爪
1A−3 ストップ溝
1B−1 ガイド棒穴
1B−2 左ロック爪
1B−3 ストップ溝
2−1 ガイド棒
2−2 ガイド棒
2−3 ガイド棒
2−4 ガイド棒
3 中央筐体
3−1 ガイド
3−2 ガイド
3−3 ガイド
3−4 ガイド
3−5 ストップ爪
4 圧縮バネ
5 係止ボタン
5−1 係止爪
6A 左光軸
6B 右光軸
7A 左光学系
7B 右光学系
Claims (4)
- 光軸と直交する方向に平行スライドして眼幅調整をする機構を備えた双眼鏡において、左右の鏡体を中央の筐体に収納する事ができ、収納時には接眼レンズ及び対物レンズを完全にカバーし、外部からの埃・汚れに対し接眼レンズ及び対物レンズを保護することのできる構造であることを特徴とする双眼鏡。
- 前記請求項1の双眼鏡は、一般的な使用状態の最小眼幅から最大眼幅まで完全な光学性能を確保すると共に、左右の鏡体を中央の筐体に完全に収納することを特徴とする双眼鏡。
- 前記請求項2の双眼鏡は、左右の鏡体を中央筐体に収納した時、左右の鏡体に対する外部よりの不用意な力を排除することを特徴とする双眼鏡。
- 前記請求項1の双眼鏡は、左右の鏡体を中央の筐体に収納した時中央の筐体に配置された係止ボタンによって係止され、係止ボタンを押すことにより係止が解除され左右の鏡体は最大眼幅まで任意にスライドすることを可能とする双眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184153A JP2008015068A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 双眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184153A JP2008015068A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 双眼鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008015068A true JP2008015068A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39072172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006184153A Pending JP2008015068A (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 双眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008015068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014057711A1 (ja) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | サンテプラス株式会社 | 装着式双眼鏡 |
-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184153A patent/JP2008015068A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014057711A1 (ja) * | 2012-10-09 | 2014-04-17 | サンテプラス株式会社 | 装着式双眼鏡 |
JPWO2014057711A1 (ja) * | 2012-10-09 | 2016-09-05 | サンテプラス株式会社 | 装着式双眼鏡 |
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