JP2008013219A - 口栓及び該口栓を取り付けた軟包装袋 - Google Patents

口栓及び該口栓を取り付けた軟包装袋 Download PDF

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勇人 新井
Takekuni Seki
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Abstract

【課題】充填する際に固形の内容物が切断されて変形することのない口栓と該口栓を熱融着により取り付けた軟包装袋を提供すること。
【解決手段】軟包装袋(2)に熱融着法により取り付けて使用される口栓(1)であって、軟包装袋との熱融着が行われる中央に貫通孔(12)を有するシール基部(11)と、シール基部の上面に垂設され貫通孔と連通している口部(13)と、シール基部の下面に連結される中央に貫通孔を有するストロー部(14)とからなる口栓本体(10)と、口部の外周に形成された螺子部(15)に着脱自在に螺合されるキャップ(20)とから構成される口栓であって、ストロー部(14)の略中央には貫通孔(12)の一方壁と、該一方壁に対向するもう一方壁とを連結する垂直方向に垂設された横リブ部(16)が形成され、横リブ部の上端縁(17)は面取りして丸みを帯びて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、果汁飲料や流動性食品等、固形分の入っている液状物を充填し、飲料用、医療用等で使用する軟包装袋に使用するための口栓及び該口栓を取り付けた軟包装袋に関し、特には、固形の内容物が切断されることなく、充填前の形状を保ったまま充填が可能な口栓及び該口栓を取り付けた軟包装袋に関するものである。
従来、球形、立方体、多面体等の形状をした固形の内容物が入っている液状物を充填収容する包装袋に熱融着させて使用する口栓として、多数の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開平10−157748号公報。
しかし、この技術にあっては、固形の内容物が入っている飲料等を充填すると、固形物がストロー部の細かい横リブ部に接触して、固形の内容物が切断されてしまう場合が生じ、その場合には固形物が変形してしまうという問題がある。
本発明は、固形の内容物が入っている液状の充填物を収容する包装袋に使用するための口栓に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、充填する際に固形の内容物が切断されて変形することのない口栓と該口栓を熱融着により取り付けた軟包装袋を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、軟包装袋に熱融着法により取り付けて使用される口栓であって、軟包装袋との熱融着が行われる中央に貫通孔を有するシール基部と、該シール基部の上面に垂設され、前記貫通孔と連通している口部と、シール基部の下面に連結される中央に貫通孔を有するストロー部とからなる口栓本体と、前記口部の外周に形成された螺子部に着脱自在に螺合されるキャップとから構成される口栓であって、
前記ストロー部の略中央には貫通孔の一方壁と、該一方壁と対向するもう一方壁とを連結する垂直方向に垂設された横リブ部が形成され、該横リブ部の上端縁は面取りして丸みを帯びて形成されていることを特徴とする、口栓である。
このように請求項1記載の発明によれば、軟包装袋に熱融着法により取り付けて使用される口栓であって、軟包装袋との熱融着が行われる中央に貫通孔を有するシール基部と、該シール基部の上面に垂設され、前記貫通孔と連通している口部と、シール基部の下面に連結される中央に貫通孔を有するストロー部とからなる口栓本体と、前記口部の外周に形成された螺子部に着脱自在に螺合されるキャップとから構成される口栓であって、前記ストロー部の略中央には貫通孔の一方壁と、該一方壁に対向するもう一方壁とを連結する垂直方向に垂設された横リブ部が形成され、該横リブ部の上端縁は面取りして丸みを帯びて形成されているので、固形物の入った液状物を充填する際に固形物が横リブに接触しても固形物が切断されることがなく、固形物が変形することがない。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記横リブ部の上端縁に形成され
る丸みは曲率半径Rで表され、横リブ部の厚さtにより変動し、0.5mm≦t<1.0mmの場合にはRは0.2以上であり、1.0mm≦t<2.0mmの場合にはRは0.3以上であり、2.0mm≦tの場合にはRは0.5以上であることを特徴とする、口栓である。
このように請求項2記載の発明によれば、横リブ部の上端縁に形成される丸みは曲率半径Rで表され、横リブ部の厚さtにより変動し、0.5mm≦t<1.0mmの場合にはRは0.2以上であり、1.0mm≦t<2.0mmの場合にはRは0.3以上であり、2.0mm≦tの場合にはRは0.5以上であることを特徴とするので、固形物が切断されないし、充填中の固形物が横リブ部に当たりにくくなり、当たっても切断されずに充填され易い。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の口栓を熱融着した口栓付き軟包装袋である。
このように本発明の口栓は、ストロー部の貫通孔に設けた横リブの上端縁を面取りしてアールをつけることで、内容物充填時に固形物が切断されるということが減少した。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の口栓は、例えば、図1、図8に示すように、軟包装袋(2)に熱融着法により取り付けて使用される口栓(1)に関する。そして、軟包装袋(2)との熱融着が行われる中央に貫通孔(12)を有するシール基部(11)と、このシール基部(11)の上面に垂設され、貫通孔(12)と連通している口部(13)と、シール基部(11)の下面に連結される中央に貫通孔(12)を有するストロー部(14)とからなる口栓本体(10)と、口部の外周に形成された螺子部(15)に着脱自在に螺合されるキャップ(20)とから構成されている。
口栓(1)の素材は熱可塑性樹脂が好ましく、軟包装袋(2)の内面に熱融着法により取り付けて使用する関係から、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が時に好ましく使用でき、口栓(1)は一般的には射出成形法により作製される。なお、口栓本体(10)とキャップ(20)とは必ずしも同一の素材である必要はない。
口栓(1)と熱融着される軟包装袋(2)の素材は、少なくとも内面がポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂であれば、単体フィルム、複合フィルムを問わず任意であり、収納する内容物の性質等により決めれば良い。
また、包装袋(2)の形状も二方シール袋、三方シール袋、四方シール袋、自立袋、ガゼット袋等任意である。
図1〜図7に基づいて口栓本体(10)をさらに詳細に説明する。
シール基部(11)は、軟包装袋(2)に内面に熱融着し易いように両端を薄くした船形状に形成しても良く、中央部分には貫通孔(12)が設けられている。
シール基部(11)の上面に垂設される口部(13)は中空に成形され、下部はシール基部(11)の貫通孔(12)に連通して中央に貫通孔(12)を有するストロー部(14)が形成されている。
そして、ストロー部(14)の略中央には、ストロー部周壁の一方壁と、該一方壁と対
向する位置にあるストロー部周壁のもう一方壁とを連結する横リブ部(16)が垂直方向に形成されている。なお、横リブ部(16)は貫通孔(12)を閉塞するものではない。
横リブ部(16)の上端縁(17)は面取りして角のない丸みを帯びて形成されている。その丸みは、曲率半径Rで表わされ、横リブ部の厚さtにより変動し、0.5mm≦t<1.0mmの場合にはRは0.2以上であり、1.0mm≦t<2.0mmの場合にはRは0.3以上であり、2.0mm≦tの場合にはRは0.5以上である。
より具体的な一例を示すと、ストロー部の長さ;70mm、貫通孔の内径;7.8mm、横リブ部の高さ;3.0mm、横リブ部の厚さ;1.0mmの場合、横リブ部の上端縁のRは0.3mm以上が好ましい。
このような構造を有することにより、果肉等の固形物の入った液状物を充填する際、横リブ部の上端縁に液状物があたっても果肉等の固形物が切断されてしまうような現象は生じない。
本発明の口栓本体の一実施例を示す、正面説明図である。 図1のA−A’線断面説明図である。 図1のB−B’線断面説明図である。 本発明の口栓本体の一実施例を示す、平面説明図である。 本発明の口栓本体の一実施例を示す、下面説明図である。 本発明の口栓本体の一実施例を示す、側面説明図である。 図6の部分断面説明図である。 本発明の口栓を取り付けた軟包装袋の一実施例を示す、平面説明図である。
符号の説明
1‥‥口栓
2‥‥軟包装袋
10‥‥口栓本体
11‥‥シール基部
12‥‥貫通孔
13‥‥口部
14‥‥ストロー部
15‥‥螺子部
16‥‥横リブ部
17‥‥横リブ部の上端縁
20‥‥キャップ

Claims (3)

  1. 軟包装袋に熱融着法により取り付けて使用される口栓であって、
    軟包装袋との熱融着が行われる中央に貫通孔を有するシール基部と、該シール基部の上面に垂設され、前記貫通孔と連通している口部と、シール基部の下面に連結される中央に貫通孔を有するストロー部とからなる口栓本体と、前記口部の外周に形成された螺子部に着脱自在に螺合されるキャップとから構成される口栓であって、
    前記ストロー部の略中央には貫通孔の一方壁ともう一方壁とを連結する垂直方向に垂設された横リブ部が形成され、該横リブ部の上端縁は面取りして丸みを帯びて形成されていることを特徴とする、口栓。
  2. 前記横リブ部の上端縁に形成される丸みは曲率半径Rで表され、横リブ部の厚さtにより変動し、
    0.5mm≦t<1.0mmの場合にはRは0.2以上であり、
    1.0mm≦t<2.0mmの場合にはRは0.3以上であり、
    2.0mm≦tの場合にはRは0.5以上であることを特徴とする、請求項1記載の口栓。
  3. 請求項1又は2記載の口栓を熱融着法により取り付けた口栓付き軟包装袋。
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