JP2008012085A - 飲料抽出機 - Google Patents

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Satoru Fukushima
哲 福島
Hiroto Kataoka
宏人 片岡
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Abstract

【課題】割れにくく、飲料を適正温度に保温できる受容器を備えた飲料抽出機を提供する。
【解決手段】本飲料抽出機は、飲料抽出用の湯を飲料原料が収容された飲料抽出容器22に供給して飲料を抽出し、抽出された飲料を貯えヒータ15を取り付けた保温板11に載置される飲料受容器4を底部から加熱して飲料を保温し、飲料受容器4はステンレス鋼製であり、その側面部を内容器27と外容器28で形成するとともに、両容器間27、28に空気層4aを設けた2重構造とし、受熱面となる底面を空気層がない1重構造にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は飲料抽出機に係り、特に飲料抽出液を受容する改良された飲料受容器を備える飲料抽出機に関する。
従来、コーヒー粉を収容した飲料抽出容器に湯を導いて、コーヒーを抽出し、抽出したコーヒーをコーヒー受容器で受け、この受容器を加熱部からの熱により保温するコーヒーメーカーにおいて、この種、コーヒーメーカーは抽出されたコーヒーの温度が、80〜90℃程度の高温であり、受容器には、耐熱ガラス製受容器を用いている。
しかし、このガラス製受容器の割れや保温中にコーヒーを煮詰めたり変質させたりする問題があり、これらの問題を解決するために、受容器としてステンレス鋼製受容器を備えたコーヒーメーカーが提案され(特許文献1)、また、受容器をガラス製またはステンレス製の真空二重びんにするものが提案されている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1のものは、ヒータから加熱板を介して受容器に流入する熱を制限する支持突部を受容器の底面に形成してコーヒーの煮詰まりや変質の抑制を図っているが、この構成では室温の高低やコーヒー抽出量の多少によりコーヒー液温の変動が大きく、飲みごろの一定温度に保温することが容易ではない。また、特許文献2のものは、蓋体及び受容器からの放熱を抑制して、保温するものであり、外部からの加熱保温でなく、十分な保温を期待できない。
特開2005−143847号公報 特開平8−173320号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、割れにくく、飲料を適正温度に保温できる受容器を備えた飲料抽出機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る飲料抽出機は、飲料抽出用の湯を飲料原料が収容された飲料抽出容器に供給して飲料を抽出し、抽出された飲料を貯えヒータを取り付けた保温板に載置される飲料受容器を底部から加熱して飲料を保温する飲料抽出機において、前記飲料受容器はステンレス鋼製であり、この飲料受容器の側面部を内容器と外容器で形成するとともに、両容器間に空気層を設けた2重構造とし、受熱面となる底面に空気層がない1重構造部分を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る飲料抽出機は、飲料抽出用の湯を飲料原料が収容された飲料抽出容器に供給して飲料を抽出し、抽出された飲料を貯えヒータを取り付けた保温板に載置される飲料受容器を底部から加熱して飲料を保温する飲料抽出機において、前記飲料受容器はステンレス鋼製であり、この飲料受容器の側面部を内容器と外容器で形成するとともに、両容器間に空気層を設けた2重構造とし、受熱面となる底面に空気層がない2重構造部分を設けたことを特徴とする。
本発明に係る飲料抽出機によれば、割れにくく、飲料を適正温度に保温できる受容器を備えた飲料抽出機を提供することができる。
本発明に係る飲料抽出機の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る飲料抽出機の縦断面図、図2は図1の飲料抽出機の本体蓋を除去して示す平面図、図3は図1の飲料抽出機の底板を除去して示す平面図である。
図1〜図3に示すように、本第1実施形態の飲料抽出機1は、コーヒー、紅茶、お茶などを抽出するのに用いるのに適し、大別して、給湯および保温を行うための真円円筒形状の本体2と、この本体2の上部に設けられた飲料抽出部3と、この飲料抽出部3の下部に設けられ、飲料抽出部3から飲料を受ける飲料受容器4とを備えた構成になっている。
本体2にはその一側下半分には受容器出入口2aが設けられ、下部には飲料受容器載置用の保温板11を有する基台部2bが設けられ、他側の上半分には、水を収容し本体2に沿って形成される断面が略C字扁平容器状の水槽12が配される。
この水槽12の底部には給水継手13の一端が連通され、この給水継手13の他端は、保温板11に加熱板14を介して取り付けられたヒータ15と熱交換するように加熱板14に設けられた湯沸管16の一端に連通される。
加熱板14には温度センサ17が取り付けられ、この温度センサ17は湯沸管16を通過する水がなくなり、湯沸管16と保温板11の温度が急激に上昇するのを検知して、ヒータ15を消勢し、湯沸管16と保温板11の温度を一定に保って、飲料受容器4の飲料の温度を一定に保つ。
給湯継手18を介して湯沸管16に連通される給湯管19は、基台部2aから上方に立ち上がり、水槽12を水密的に貫通して水槽12の上方まで達し、上部には本体2の周方向に沿って水平に延びる水平部19aが設けられる。
図4及び図5に示すように、この水平部19aは取付部19bによって本体2に、取付部19cにより後述抽出容器ホルダ部21に強固に取り付けられ、さらに、水平部19aの端部近傍には、下向きの給湯口19dが設けられる。また、水平部19aには、注湯管部材20が回動可能に軸着され、注湯管部材20の一側には、多数の下向きの注湯口20aが設けられ、他側には上向きの受湯口20bが設けられ、この受湯口20bは常時水槽12の上方あるいは上部に位置する。
なお、注湯口20aの上方(上流側)には湯フィルタ20cが設けられる。
飲料原料への給湯時など、注湯管部材20を略水平にした状態では、給湯口19dと受湯口20bが連通し、給湯管19の湯は給湯口19d、受湯口20b、注湯管部材20を介して注湯口20aから飲料原料に注湯可能になる。
一方、飲料原料給排時など、注湯管部材20を略垂直にした状態では、給湯口19dと受湯口20bの連通は遮断され、注湯口20aからの湯の噴出はなく、また、万一、飲料原料への給湯時、注湯管部材20を略垂直にし、給湯口19dから湯が噴出しても、湯は下方に位置する水槽12により受けられるので、安全かつ衛生的である。
なお、給湯口は必ずしも直接水槽に向かっていなくとも、下方に向かって開口していればよく、給湯口から噴出する湯を配管あるいは樋などで水槽に導くようにしてもよい。
また、図1に示す飲料抽出部3は、本体2の上半分に一体に設けた略縦形円筒状の抽出容器ホルダ部21を備え、この抽出容器ホルダ部21に飲料抽出容器22が着脱可能に収容され、この飲料抽出容器22は紙フィルタを介して飲料原料を収容するもので、上面が円形状、底部に平面部を設けた縦断面が略逆三角錐状をなし、平面部に飲料流下口22aが穿設される。
さらに、飲料抽出容器22の上面には、湯流出口23aを設けた抽出容器蓋体23が着脱可能に設けられ、また、平面部の裏面には、弁機構24が設けられ、この弁機構24は飲料流下口22aを適宜開閉する常閉の弁体24aと、この弁体24aが一端に取付けられる取付部材24bと、この取付部材24bの他端に取り付けられ、後述容器蓋体26に適宜当接して、弁体24aを開閉する当接ピン24cからなる。
また、飲料抽出容器22の上部には開口を跨ぐように着脱用の半円形状のつり手(図示せず)が、不使用時、飲料抽出容器22の内壁に沿って収容されるように軸止されており、また、なお、飲料抽出部3及び水槽12は本体2に軸着された本体蓋25で適宜覆われる。
図1に示す飲料受容器4は、保温板11に適宜載置されて用いられ、飲料流下口22aに対向して位置する蓋開口26bを設けた容器蓋体26が着脱自由に取り付けられる。この容器蓋体26には山型でリング状をなし当接ピン24cが当接する弁操作部26bが設けられ、当接ピン24cを押し上げることで、弁体24aを開放して、飲料流下口22aを開口する。従って、飲料受容器4が保温板11に載置されていない場合には、弁体24aは閉じ、飲料抽出容器22からの飲料の流出はない。
図6に示すように、飲料受容器4はステンレス鋼製であり、この飲料受容器4の側面部を内容器27と外容器28で形成するとともに、両容器27、28間に空気層4aを設けた2重構造とし、受熱面となり円状凹部4bを設けた底面4cを空気層がない1重構造とし、少なくとも、受熱面となる底面に空気層がない1重構造部分を設ける。また、内容器27と外容器28が結合する上開口部には容器縁カバー29が設けられ、外容器28には取手30が設けられる。
このような構造を有する飲料受容器4に貯えられた高温の飲料は、飲料受容器2がステンレス鋼製であるので、ガラス製飲料受容器に比べて高温に保たれ、また、飲料受容器22が側面部を内容器27と外容器28間に空気層4aを設けた2重構造としたので、飲料は高温に保たれ、さらに、受熱面となる底面4cを空気層がない1重構造としたので、保温板11を介してヒータ15により、効率よく飲料を加熱して高温に保つことができる。また、飲料受容器4はステンレス鋼製であるので、割れにくく、安全で長持ちする。さらに、底面4cを1重にしたので、全体を2重構造にするのに比べて使用材料を節減できる。
本第1実施形態の飲料抽出機によれば、割れにくく、飲料を適正温度に保温できる受容器を備えた飲料抽出機が実現される。
次に本発明の第2実施形態に係る飲料抽出機について説明する。
本第2実施形態は、第1実施形態が底面を空気層のない1重構造にするのに対して、空気層のない2重構造にする。
例えば、図7に示すように、本第2実施形態の飲料抽出機に用いる飲料受容器41は全体が内容器42、外容器43の完全な2重構造であり、側面部に空気層41aが設けられ、底面41cに空気層がない2枚板からなる2重構造とし、少なくとも、受熱面となる底面に空気層がない2重構造部分を設ける。
これにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、他の構成は図7に示す飲料受容器と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
また、第2実施形態の変形例として、図8に示すように、底面41cの円状凹部41bに空気層42aを設けてもよく、また、図9に示すように、底面41cの円状凹部41b及び周囲立上部に空気層42a、42bを設けてもよい。
図1に示す本発明の第1実施例のステンレス鋼製容器(実施例)を用いて、容器底面温度、飲料温度及び容器側面温度を測定し、耐熱ガラス製容器(従来例)を用いた場合の各温度と比較した。
なお、ステンレス鋼の熱伝導率83.5〔W/m・k〕、ガラスの熱伝導率0.55〜0.75のものを用い、空気層は乾燥空気の熱伝導率0.0241、空気層は5mmとした。
結果:図10に示す。実施例は抽出時の飲料温度約83℃を長時間に渡り保持するのに対して、抽出時より漸減し、30分経過後、約74℃まで低下した。
本発明の第1実施形態に係る飲料抽出機の縦断面図。 本発明の第1実施形態の飲料抽出機の本体蓋を除去して示す平面図。 本発明の第1実施形態の飲料抽出機の底板を除去して示す平面図。 本発明の第1実施形態の飲料抽出機の給湯部構造の一部を切欠して示す斜視図。 本発明の第1実施形態の飲料抽出機の給湯部構造の動きを示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る飲料抽出機に用いる飲料受容器の縦断面。 本発明の第2実施形態に係る飲料抽出機に用いる飲料受容器の縦断面図。 本発明の第1実施形態に係る飲料抽出機に用いる飲料受容器の変形例の縦断面図。 本発明の第2実施形態に係る飲料抽出機に用いる飲料受容器の変形例の縦断面図。 本発明に係る飲料抽出機を用いた飲料保温試験の結果図。
符号の説明
1 飲料抽出機
2 本体
2a 受容器出入口
2b 基台部
3 飲料抽出部
4 飲料受容器
4a 空気層
4b 円状凹部
4c 底面
11 保温板
12 水槽
13 給水継手
14 加熱板
15 ヒータ
16 湯沸管
17 温度センサ
18 給湯継手
19 給湯管
19a 水平部
19d 給湯口
20 注湯管部材
20a 注湯口
20b 受湯口
21 抽出容器ホルダ部
22 飲料抽出容器
23 抽出容器蓋体
24 弁機構
25 本体蓋
27 内容器
28 外容器
29 容器縁カバー
30 取手

Claims (2)

  1. 水槽の水を加熱して生成した飲料抽出用の湯を飲料原料が収容された飲料抽出容器に供給して飲料を抽出し、抽出された飲料をヒータにより加熱される保温板に載置される飲料受容器を底部から加熱して飲料を保温する飲料抽出機において、前記飲料受容器はステンレス鋼製であり、この飲料受容器の側面部を内容器と外容器で形成するとともに、両容器間に空気層を設けた2重構造とし、受熱面となる底面に空気層がない1重構造部分を設けたことを特徴とする飲料抽出機。
  2. 飲料抽出用の湯を飲料原料が収容された飲料抽出容器に供給して飲料を抽出し、抽出された飲料を貯えヒータにより加熱される保温板に載置される飲料受容器を底部から加熱して飲料を保温する飲料抽出機において、前記飲料受容器はステンレス鋼製であり、この飲料受容器の側面部を内容器と外容器で形成するとともに、両容器間に空気層を設けた2重構造とし、受熱面となる底面に空気層がない2重構造部分を設けたことを特徴とする飲料抽出機。
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