JP2008011890A - 炊飯器 - Google Patents

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Kuniyuki Nakanishi
邦行 中西
Masaki Yura
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Abstract

【課題】内蓋のセット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することを目的とする。
【解決手段】係止手段12、15により、内蓋4の自立状態を複数の傾斜角度A1、A2で係止可能とするようにしたものである。これによって、蓋3への内蓋4のセット操作性に最適な傾斜角度と内蓋4の自立時の衝撃を低減するのに最適な傾斜角度とを別々に設定でき、セット操作性を向上し、また内蓋4の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓋に着脱自在に取り付けられ鍋の開口部を覆う内蓋を有する炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器において、内蓋を回転させて蓋から取り外すことのできる炊飯器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、鍋の開口部を覆う蓋の内側に着脱自在に固定された内蓋を備えている。蓋は内蓋を蓋に対して一定の角度で自立させる係止手段と、内蓋を蓋に固定するフックと、蓋の開閉軸であるヒンジ軸とを備えている。また内蓋は蓋の閉止時に鍋と密接する内蓋パッキンを備えている。
以上のような構成により、内蓋を取り外す際にフックを押して内蓋の固定を解除すると、内蓋が回転移動して蓋に対して一定の傾斜角度で自立するので、内蓋を蓋から取り外す際に片手で容易に操作できるものである。
特開2002−95580号公報
しかしながら、前記従来の構成では、内蓋が自立する傾斜角度が一定であることは、使用者が蓋に対して内蓋をセットするときの傾斜角度と、内蓋を蓋から取り外す際の傾斜角度はともに同じ角度である。この傾斜角度は、内蓋のセット操作性から考えると大きい方がよく、また内蓋が蓋への固定状態から固定解除の係止状態へと回転移動する際の係止手段へ加わる衝撃から考えると小さい方がよい、という二律背反の関係にある。
一方、炊飯器の置き場所は特に一定高さに限定されるものではないので、使用者の背ほどの高い場所や、また床上など非常に低い位置に置かれている場合もある。その結果、使用者が内蓋をセットする際にセットに最適な傾斜角度は大きくばらつくことになる。傾斜角度を60度など大きな角度とすると、炊飯器をどの高さに置いていてもセットしやすくなる。しかし、係止状態の傾斜角度は使用者が内蓋を固定状態から固定解除の係止状態へと移行させるときに内蓋が係止手段に衝突する衝撃に影響する。
つまり、従来の構成では、内蓋が自立する傾斜角度と内蓋を蓋から取り外す際の傾斜角度が同一角度であり、内蓋をセットに最適な傾斜角度を優先すると内蓋の自立時の傾斜角度は最適とならず、逆に、内蓋の自立時に最適な傾斜角度を優先すると内蓋のセット時の傾斜角度は最適とならないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、内蓋のセット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、係止手段により、内蓋の自立状態を複数の傾斜角度で係止可能とするようにしたものである。
これによって、内蓋のセット操作性に最適な傾斜角度と内蓋の自立時の衝撃を低減するのに最適な傾斜角度とを別々に設定でき、セット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することができる。
本発明の炊飯器は、内蓋のセット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することができる。
第1の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋に着脱自在に取り付けられ鍋の開口部を覆う内蓋と、前記蓋に対する内蓋の固定を解除する解除手段と、前記蓋の開放状態において内蓋の固定の解除時に内蓋を蓋に対して自立状態で係止する係止手段とを備え、前記係止手段は、内蓋の自立状態を複数の傾斜角度で係止可能とするようにした炊飯器とすることにより、内蓋のセット操作性に最適な傾斜角度と内蓋の自立時の衝撃を低減するのに最適な傾斜角度とを別々に設定でき、セット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供する。
第2の発明は、特に、第1の発明において、係止手段は、係止状態の内蓋を使用者が蓋の閉止方向に移動させても内蓋が鍋に当接するまで係止状態を継続することにより、使用者が係止状態に自立した内蓋に力を加えても内蓋と蓋とが一体に移動するので破損することがなく、信頼性を高めた炊飯器を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1または2の発明において、解除手段は、1箇所の操作で解除操作が可能であることにより、内蓋の固定を解除すると、内蓋は自動的に係止状態まで回転移動して使用者が取り出しやすくなり、使用者の手などに引っかかったり、また使用者がもう片方の手で内蓋を支えたりすることなく、完全に片手で操作が可能となる使い勝手のよい炊飯器を提供することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、蓋に対して内蓋が所定状態に固定されている場合のみに蓋の閉止を可能としたことにより、内蓋が所定の状態で固定されている場合のみ蓋を完全に閉じることが可能となるので、使用者が内蓋の取り付け忘れを簡単に報知することができ、また所定の位置に固定されずに炊飯が開始され失敗してしまうことを低減することができ、より信頼性を高めた炊飯器を提供することが可能となる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、内蓋の固定が解除され自立状態に移動する際の移動速度を低下させるダンパー部を設けたことにより、内蓋の固定を解除したときの自重による回転移動の速度を低減し、内蓋が係止手段に衝突する衝撃を抑え、部品の破損や破壊を低減して、使用者に安心感を与えるとともに信頼性の高い炊飯器を提供することが可能となる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、内蓋は、その重心を内蓋の中心よりも蓋の開閉軸であるヒンジ軸側に設けたことにより、固定を解除された内蓋が回転移動して係止状態に至る際に内蓋が係止手段と衝突する向きに加わる力を低減することができるので、内蓋が係止手段に衝突する衝撃を抑え、部品の破損や破壊を低減して、使用者に安心感を与えるとともに信頼性の高い炊飯器を提供することが可能となる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、内蓋は、蓋に固定された状態において内蓋の中心を通り蓋のヒンジ軸と垂直な軸上に把手部を設けたことにより、内蓋を取り外す際に片手でもバランスよく内蓋を保持することができるので、より使い勝手のよい炊飯器を提供することが可能となる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、内蓋は、蓋に内蓋を固定する内蓋固定部と、係止手段に係止される内蓋係止部とをそれぞれ複数有することにより、内蓋を取り付ける向きを一定方向に限定しないので、内蓋をどのように持っていても向きを調整することなく片手で簡単に取り付けることができる使い勝手のよい炊飯器を提供することが可能となる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明において、解除手段は、一定時間以上、蓋を開いた状態を継続すると自動的に内蓋の固定を解除することにより、炊飯や保温を終了して一定時間蓋を開放した後に使用者がお手入れをする際に、自動的に内蓋を係止状態に移行させると内蓋の温度を下がりやすくなるので、取り外しやお手入れを行う際に内蓋の温度が低減されるお手入れ性の向上した炊飯器を提供することが可能となる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明において、解除手段は、保温停止後の蓋を開放時に、内蓋が自立状態で係止するようにしたことにより、保温を終了して使用者がお手入れをする際に、自動的に内蓋を係止状態に移行させると内蓋の温度を下がりやすくなるので、取り外しやお手入れを行う際に内蓋の温度が低減されるお手入れ性の向上した炊飯器を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における炊飯器を示すものである。
図1に示すように、炊飯器本体1は、着脱自在で有底略円筒形の鍋2と、開閉軸であるヒンジ軸Dにより軸支され鍋2の開口部を覆う蓋3と、蓋3に着脱自在に取り付けられ鍋2の開口部を密に覆う内蓋4とを有している。
炊飯器本体1内には、鍋2を誘導加熱するコイルからなる加熱手段5と、鍋2の温度を測定するための温度センサーからなる温度検知手段6と、制御手段7とが設置されている。
蓋3には、鍋2内の余分な蒸気を炊飯器本体1外へと排出するための蒸気筒8と、内蓋4の温度を検知する温度センサーからなる蓋温度検知手段9と、内蓋4を誘導加熱するコイルからなる内蓋加熱手段10とが設置されている。内蓋4は、蓋3を閉じた状態で鍋2と密接する弾性体からなる内蓋パッキン11を備えており、内蓋4の一部は誘導加熱が可能なステンレスなどの金属からなっている。
蓋3は、図に示すとおり、炊飯器本体1に対して略90度に開放された状態において、内蓋4を蓋3に対して傾斜角度A1(例えば45度)の第1の係止状態にて自立させる第1の係止手段12と、内蓋4を蓋3に固定する内蓋固定手段13と、蓋3を炊飯器本体1に固定するフック14と、内蓋4を蓋3に対して傾斜角度A2(例えば25度 後記の図2(b))の係止状態にて自立させる第2の係止手段15とを設けている。
また、蓋3は、蓋3を閉じた状態で内蓋4と鍋2とが所定の距離となるように、内蓋4の位置を規制するリブ3aを有している。そして、内蓋4の重心は回転軸部Bよりも蓋3の閉止方向に存在する。
制御手段7は、温度検知手段6および蓋温度検知手段9からの情報を元に所定のプログラムに従って加熱手段5と内蓋加熱手段10とを動作させる。
内蓋固定手段13は、バネ13aとこれによって付勢されたフック13bからなり、このフック13bをスライド移動させることで内蓋4の固定が可能となるものである。同時に、この内蓋固定手段13は、内蓋4の解除手段16を兼ねているものである。この解除手段16は、内蓋4が所定の状態に固定されている場合のみに蓋3を炊飯器本体1に固定することができるようになっている。
図2(a)に示すように、前記第1の係止手段12は、内蓋4の内蓋係止部4aがはまる溝を形成する樹脂製の壁面12aと、壁面12aに対して傾斜した樹脂製の斜面12bと、壁面12aと略平行な樹脂製の壁面12cとからなり、内蓋4はこの壁面12aと斜面12bと壁面12cの3点で固定されて自立する。このとき、内蓋4は溝形状の底面3bには接触していない。
図2(b)に示すように、前記第2の係止手段15は、内蓋4の内蓋係止部4aがはまる溝を形成する壁面12aと、壁面12aと略平行な壁面12cと、溝の底面3bとからなり、内蓋4はこの壁面12aと壁面12cと底面3bの3点で固定されて自立する。このとき、内蓋4は斜面12bと接触していない。
以上のように構成された炊飯器について、図3をもとに以下その動作、作用を説明する。
まず、鍋2内に所定の米と水をセットし、図に示すように、内蓋4を取り付けた蓋3を矢印方向に回動して、蓋を閉じる。そして、炊飯開始ボタン(図示せず)を押下することで、炊飯工程が開始される。炊飯工程は、水を一定温度に保って米に水を吸収させる浸せき工程、鍋2を加熱手段5により一気に加熱し、鍋2内の水を沸騰状態にする炊き上げ工程、鍋2内の水がほとんどなくなった状態で加熱を抑える蒸らし工程からなり、これらの工程の間に米の糊化を進めて炊飯する。制御手段7は温度検知手段6により鍋2の温度に応じて最適に加熱手段5を制御し、あらかじめ決められた炊飯シーケンスに従って炊飯を行う。炊飯シーケンスは米の種類などによって複数のコースが準備されている。この蒸らし工程が終了すると炊飯が終了し、自動的に保温工程へと移行し、炊き上がったご飯の温度が低下しないようにして、使用者がいつでも温かいご飯を得ることができる。
炊飯開始ボタン(図示せず)を押下して炊飯が開始されると、まず米に水を吸収させる浸せき工程が始まる。制御手段7は、加熱手段5により鍋2を加熱し、鍋2内の水の温度を温度検知手段6によって検知し、米の糊化が始まらない温度(約60℃未満)に調整して米の吸水を促進する。
炊き上げ工程では、米に水と熱を加えて糊化を進行させる。制御手段7は、加熱手段5を動作させて鍋2を急速に加熱し、鍋2内の水を沸騰状態とする。このとき連続的に沸騰が生じて蒸気が大量に発生するが、内蓋4が所定の位置に固定されていると内蓋パッキン11が鍋2と密接するため、蒸気は蒸気筒8を通り、炊飯器外へと放出される。しかし、内蓋4の位置にずれが生じていると、内蓋パッキン11と鍋2との接し方にばらつきが生じ、密接度合の強い部分と弱い部分が生じてしまう。このような場合、蒸気筒8の開口面積が十分大きくないと、内蓋パッキン11と鍋12との密接度合の弱い部分から蒸気が漏れだす恐れがある。
蒸らし工程では、米に付着した余分な水分を蒸散させながら、鍋2内を高温状態(約100℃の状態)に維持して糊化をさらに進展させる。制御手段7は、温度検知手段6の温度を確認して、鍋2内を高温状態に維持するために鍋2の温度が一定温度以下に下がると、加熱手段5を動作させて鍋2を加熱する。
炊飯後に内蓋4のお手入れをする際は、使用者は内蓋固定手段13を動作させて内蓋4の固定を解除すると、内蓋4の重心は蓋3の閉止方向にあることから、内蓋4は係止手段12の一部を回転軸部Bとして自動的に第2の係止状態まで回転移動して自立する(図2(b)の状態)。このとき、内蓋4は固定されており、さらに回転して第1の係止状態には至らない。使用者が内蓋4を取り出す際には、内蓋4に少し力を加えれば、内蓋4はさらに回転移動して第1の係止状態となり自立する(図2(a)の状態)。この第1の係止状態となった内蓋4を斜め方向に取り出すと簡単に内蓋4を蓋3から完全に取り外すことができる。
また、使用者がお手入れした後あるいは炊飯する前などに、内蓋4を蓋3に取り付ける際には、内蓋4を斜め方向から係止手段12に差し込み、第1の係止状態にて自立させる(図1および図2(a)の状態)。その後、内蓋4の一部を押して回転軸部Bを軸に回転移動すると、内蓋4はヒンジ軸D側にスライド移動して図2(b)のような状態となり、さらに内蓋4の一部を押すと、回転軸部Bを軸として回転移動し、図3のように蓋3に固定される。完全に固定された状態で蓋3を閉じると、内蓋4は上下左右方向に大きなずれは生じていないので、所定の位置で内蓋パッキン11と鍋2とが当接し、また蓋3に設けたリブ3aにより内蓋4と鍋2との距離も所定の距離に規制されるので、内蓋パッキン11は完全に鍋2と密接することとなり、炊飯中に蒸気が漏れ出すことも無い。なお、使用者が内蓋4を取り付けようとして係止手段12に差し込み、第2の係止状態となっても、同様に内蓋4の一部を押して回転移動させれば、取り付けることができるので問題ない。
以上のように、本実施の形態においては、セットする際の第1の係止状態と内蓋の固定を解除して移行する第2の係止状態との2段階の係止状態を有することで、セットする際には入れやすい大きな角度を選択し、固定を解除するときには衝撃力の弱い小さな角度を別々に選択することができるので、使い勝手を向上するとともに破損を低減した信頼性の高い炊飯器を提供することが可能となる。
なお、蓋3が炊飯器本体1に対して略90度の角度で開いていない状態でも、内蓋4と蓋3が傾斜角度A1あるいは傾斜角度A2を保って自立している状態を係止状態という。
なお、傾斜角度A1およびA2は本実施の形態における角度に限定するものではなく、セット時の操作性を考えて角度A1をより大きく、内蓋4の取り外し時の衝撃力を考慮して角度A2をより小さくしてもよい。
なお、第1の係止手段12および第2の係止手段15は略溝形状でなくとも、内蓋4を傾斜角度A1およびA2に保持できればよく、例えば内蓋4に溝形状があるとともに係止手段が突起形状であってもよいし、係止手段が穴形状やフック形状など他の形状でもよい。
なお、内蓋4を係止状態にすることが可能であれば、第1の係止手段12および第2の係止手段15は蓋3と別の部品として構成されていてもよい。
なお、第1の係止手段12および第2の係止手段15は樹脂製でなくても、金属製など他の手段でもよく、バネ性を有する金属など衝撃を吸収するような構成であるとなおよい。
なお、本実施の形態において、係止手段12はヒンジ軸D近傍に配置しているが、この位置に限定するものではなく、よりヒンジ軸Dから離れている場所に配置してもよい。
なお、回転軸部Bは必ずしも係止手段12の一部である必要はなく、内蓋係止部4aの一部や両者の近傍にあればよい。
さらにまた、第1の係止手段12および第2の係止手段15は、図に示すように一構成部材の中で構成しても、それぞれ別構成としてもどちらでもよく、要は内蓋4の自立状態を少なくとも2段階の傾斜角度で係止可能とするものであればよい。そして、必要に応じて内蓋4の自立状態を2段階以上の複数の傾斜角度で係止可能とするようにすれば、さらに使い勝手が良いものとなる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における炊飯器の要部を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、内蓋4の内蓋係止部4aに突起4dを設け、また係止手段12に溝12dを設けている。なお、係止手段12は、使用者が内蓋4を押して蓋3を回転駆動させることに耐える強度とする。つまり、係止手段12は、係止状態の内蓋4を使用者が蓋3の閉止方向に移動させても内蓋4が鍋2に当接するまで係止状態を継続するようにしている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用について説明する。
使用者は内蓋4を蓋3に係止状態でセットしてあるときに、誤って蓋3ではなく内蓋4を閉止方向に押しても、内蓋4が蓋3と一体となって移動する。
以上のように、本実施の形態においては、係止状態の内蓋を閉止方向に押しても内蓋と蓋が一体となって移動し、内蓋が外れて内蓋や蓋などが破損することがないので、使用者に安心感を与える信頼性の高い炊飯器を提供することができる。
なお、本実施の形態のおいては、突起4dと溝12bを設けているが、特に何も設けなくとも一定以上の係り代(例えば1cm)で内蓋係止部4aと係止手段12とがセットされ、係止手段12を使用者が内蓋4を押して蓋3を回転駆動させることに耐える強度であれば、係止手段12は破損することなく内蓋4と蓋3は一体となって移動するのでよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における炊飯器の蓋を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、解除手段16として、1箇所の操作で解除操作が可能であるようにしている。すなわち、内蓋4の固定を1箇所で解除する解除手段16を設けており、使用者はボタンからなる解除手段16を押すと内蓋固定手段13の内蓋固定部4bが解除される構成となっている。なお、内蓋4にはその操作用の把手部4cが設けられている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用について説明する。
使用者は、内蓋4を蓋3から取り外すために解除手段16を押す際に、手などを固定状態から係止状態への内蓋4の軌跡内に配置しない。そのため、使用者が解除手段16を押すと、内蓋4は固定状態から係止状態へと障害なく自動的に回転移動し、係止状態のまま自立する(図1および図2(a)の状態)。その後、使用者は片手で簡単に内蓋4を取り外すことができる。
以上のように、本実施の形態においては、使用者は内蓋を取り外す際、片手で解除手段を操作すると、内蓋が手に当たることなく自動的に係止状態に移行し、内蓋は片手でも抜き取りやすいので、片手でも簡単に扱える使い勝手のよい炊飯器を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、解除手段16はボタンであるが、回転レバーやスライドレバーなどその他の手段でも、使用者が解除手段16を押す際に手などを固定状態から係止状態への内蓋4の軌跡内に配置することなく解除操作が可能であればよい。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における炊飯器の蓋を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、解除手段17はバネ17aにより付勢されており、解除手段17が内蓋4を蓋3に固定するとともに解除手段17を使用者が押すことで内蓋4の固定を解除する構成となっている。そして、解除手段17のフック部17bは内蓋4が所定の状態に固定されている場合には、蓋3を炊飯器本体1に固定するレバーの役目を果たし、内蓋4が固定されていない場合には蓋3が炊飯器本体1に固定できないよう構成されている。これにより、さらに内蓋4が確実に所定の位置に固定されている場合のみに炊飯することができるので、内蓋パッキン11と鍋2との間から蒸気が漏れ出て炊飯が失敗してしまうことを低減して、信頼性の高い炊飯器を提供するとともに、使用者は内蓋4が確実に取り付けられているかを容易に知ることができるので、使い勝手のよい炊飯器を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、解除手段17とフック部17bとは一体であるが、別の物体として構成されていても解除手段17と蓋3を固定する固定手段が連動して、内蓋4が固定されていないと蓋3を閉じることができない構成となっておればよい。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における炊飯器の要部を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、蓋3の係止手段12近傍にバネ18aと、これにより付勢された摩擦部18bからなるダンパー部18を設けており、内蓋4が係止状態に近づくにつれて内蓋4の回転に対して逆向きの力が働く構成となっている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用について説明する。
使用者が内蓋4を取り外す際に、解除手段16または17を操作して内蓋4の固定を解除すると、内蓋4は自重で蓋3の閉止方向に回転移動する。このとき、摩擦部18bはバネ18aの力を受けて内蓋4の回転に対して摩擦力を生じさせ、内蓋4は回転を止める方向に力を受ける。これにより、内蓋4はダンパー部18がない場合よりも低下した速度で回転し、内蓋4が係止手段12と衝突する際の衝撃も低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、ダンパー部を設けることにより、内蓋の固定状態から係止状態への回転移行時の係止手段12への衝突衝撃を低減させることが可能となるので、係止手段12や内蓋係止部4aなどの破損を低減して信頼性を高めることができ、また低減した速度で回転することで使用者の安心感をも高めた炊飯器を提供することができる。
なお、ダンパー部18は蓋3ではなく、内蓋4に設けてもよい。また、ダンパー部18はバネ18aによって付勢しなくとも、ツメ形状など弾性を備えた形状などで内蓋4が固定状態から係止状態へと移行する速度を低減できればよい。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6における炊飯器を示すものである。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、内蓋4の重心は図中Fで示すように内蓋4の中心Gよりもヒンジ軸D側となるように、内蓋4の中心Gよりも下部の重量を増加させて内蓋4の重量バランスを調整している。また、重心Fは正面から見た場合の内蓋4の略左右中心軸C(図9)上に存在する。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用について説明する。
使用者は、内蓋4の取り外しの際に、解除手段16を操作して内蓋4の固定を解除すると、内蓋4は自重で蓋3の閉止方向に回転移動する。このとき、内蓋4は回転軸部Bに対して重心Fが遠いほど、回転方向に加わる力は大きくなり、内蓋4が固定状態から係止状態への移行の際に係止手段12や内蓋係止部4aなどへの衝撃が大きくなる。しかし、本実施の形態においては、重心Fを内蓋4の中心Gよりもさらに回転軸Bに近い場所に設置することにより、係止手段12や内蓋係止部4aなどへの衝撃は小さくなる。また、取り外した内蓋4を使用者が持つと、内蓋4の中心Gと重心Fとがずれているために、自然と重心Fが中心Gよりも下方になるように保持されやすく、使用者は内蓋4の装着向きを意識することなく内蓋係止部4aが下方の状態で蓋3にセットすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、内蓋の重心が中心よりも下方にあることで、内蓋が固定状態から係止状態に回転移動する際の係止手段や内蓋係止部などへの衝撃を低減することができるので、信頼性の高い炊飯器を提供することができる。また取り付ける際に使用者が意識することなく、重心が中心よりも下方にある向きで保持できるので取り付けやすく、使い勝手の良い炊飯器を提供することができる。
なお、重心Fは内蓋4の左右中心軸C上になくてもよいが、左右中心軸Cに近いほど固定状態から係止状態への回転移動が安定するのでよい。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7における炊飯器について説明する。
図5において説明したように、本実施の形態における炊飯器は、内蓋4の把手部4cが内蓋4の左右中心軸C上に一つのみ存在する。
これにより、使用者は内蓋4の中心軸C上に存在する把手部4cで内蓋4を支持すると片手で内蓋4を安定的に保持することができる。
以上のように、本実施の形態においては、内蓋を片手で安定的に保持することができるので、片手で安定して係止状態の内蓋を取り外すことができ、また内蓋を係止状態にセットする際にも把手部が一つであるので片手で扱っても向きを間違いにくいので、片手でも扱える使い勝手の良い炊飯器を提供することができる。
なお、把手部4cは二つ以上あってもよいが、少なくとも一つは内蓋4の左右中心軸C上に存在すると同様の効果を発揮できるのでよい。また、把手部4cは指が入る程度の穴や凹みを有しており、内蓋を取り外すときにこの穴や凹みに指を差し入れて保持することにより、さらに取り外しの際の保持性が向上して使い勝手がよくなるのでよい。
(実施の形態8)
図9は、本発明の実施の形態8における炊飯器の蓋を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、内蓋係止部4aと、内蓋固定部4bとがそれぞれ4セットずつ内蓋4の中心Gに対して90度ずつ回転対象に設けている。なお、把手部4cも同様に複数設けてもよい。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用について説明する。
使用者は内蓋4の取り付け時に、内蓋4の内蓋係止部4aと係止手段12とが嵌合するように注意しながら内蓋4をセットする必要があるが、本実施の形態のように複数の内蓋係止部4aと内蓋固定部4bを備えていると、4種類の向きのどの向きで取り付けても内蓋4を取り付けることができる。
以上のように、本実施の形態においては、複数の内蓋係止部および内蓋固定部を有することで、常に大きく向きを整えることなく、内蓋4を取り付けることができるので、内蓋の取り付け性のよい使いやすい炊飯器を提供することができる。
なお、内蓋係止部4aや内蓋固定部4b、把手部4cは、全周にあると、より取り付け時の方向性を意識することなく取り付けられるのでよい。
また、図10は、内蓋4の内蓋係止部4aと内蓋固定部4bとを兼ねる内蓋外周部4eと、把手部4cとを有しており、この内蓋外周部4eと把手部4cとは内蓋4の中心Gに対して全周に設けられていることで、どの向きでも内蓋4を取り付けることができるのでよい。また、把手部4cは一つのみで複数個なくても良いし、まったくなくても構わない。
(実施の形態9)
図11は、本発明の実施の形態9における炊飯器を示すものである。炊飯器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態における炊飯器は、解除手段としては、一定時間以上、蓋3を開いた状態を継続すると自動的に内蓋4の固定を解除するようにしている。また、保温停止後の蓋3を開放時に、内蓋4が自立状態で係止するようにしたものである。
具体的には、ソレノイドからなる自動固定解除手段19と、磁力検知手段20aおよび磁石20bとからなる蓋開放検知手段20を設けている。蓋開放検知手段20は、蓋3が閉じていると磁石20bが磁力検知手段20aに接近し、蓋3が開放すると磁石20bが図の通り磁力検知手段20aから離れることでこの二つの状態の磁力差から蓋3の開閉を検知する。
これにより、一定時間(例えば5分)以上蓋3が開放していると検知すると、制御手段7が自動固定解除手段19を動作させて固定手段13による内蓋4の固定を解除し、内蓋4が係止状態へと移行する。蓋3を一定時間以上開放している状態は大抵炊飯や保温が終わった状態であり、内蓋4のお手入れを行う場面であることが多いので、このような場面で内蓋4をさらに取り外しやすくし、使い勝手のよい炊飯器を提供することができる。また、炊飯や保温を終了した直後には内蓋4は100℃近くの高温になっている場合があるが、自動的に内蓋4を係止状態へと移行させることで、内蓋4は固定状態の場合よりも冷却されやすくなるので、使用者がお手入れの際に内蓋4の温度が低減されていて触れやすくなることより、使い勝手のよい炊飯器とすることができる。
なお、自動固定解除手段19は、ソレノイド以外にもモーターなど他の手段でも、内蓋4の固定を解除できればよい。また、蓋開放検知手段20は、磁力検知手段20aおよび磁石20b以外にも、蓋3閉止時に移動するピンおよびプッシュスイッチなど他の手段でも、蓋3の開放が検知できればよい。
また、制御手段7は炊飯の停止および保温の停止を検知して、それ以降に開放する場合に一定時間(例えば3分)以上蓋3が開いたままになっていることを検知すると、制御手段7が自動固定解除手段19を動作させて内蓋4を係止状態へと移行させることで、より確実に内蓋4のお手入れを行う際に、内蓋4を取り外しやすい使い勝手のよい炊飯器を提供することができる。
なお、蓋温度検知手段9により内蓋4の温度を検知し、蓋3が開放された際にこの温度が一定温度(例えば80℃)以上であれば、制御手段7は自動固定解除手段19を動作させて内蓋4を係止状態へと移行させるが、それ以外の場合には内蓋4を固定した状態のままとすることで、使用者がお手入れする際に内蓋4が低温の場合が増加して使い勝手が向上し、また内蓋4が係止状態にあると内蓋4が高温であるということが容易に理解できるようになるのでよい。
上記各実施の形態1〜9において、加熱手段5は鍋2を誘導加熱するIHコイルでもよいし、ヒーター線など他の手段でもよく、鍋2を加熱できればさらに他の手段でもよい。また、内蓋加熱手段10はIHコイルでもよいし、ヒーター線など他の手段でもよい。ただし、この内蓋加熱手段10はなくてもよい。
また、内蓋4の材質は金属でなくても炭素材料など誘導加熱できればよいし、また内蓋加熱手段10がIHコイル以外の手段であれば、これに対応した材質であればよい。また、内蓋4の金属部分をアルミなど比重の軽い金属や樹脂などで作成し、内蓋4の重量が軽くなれば、固定状態から係止状態への移行の際の係止手段12や内蓋係止部4aなどへの衝撃が低減されるのでよい。
また、内蓋固定手段13などの固定手段は、スライド式の固定手段以外にも蓋3に取り付け時の内蓋4の背面にラッチレバーと磁石により固定するなど他の方式でも内蓋4を所定の位置に固定できればよい。また、蓋3および内蓋4には内蓋4が所定の角度でスライド移動させながら係止状態にセットすることが容易になる溝やガイドからなる案内部があると、さらに内蓋4の係止状態へのセット時の操作性が向上されるのでよい。
また、係止状態の内蓋4を回転移動させて固定させる際に、所定の位置に固定されやすいような案内部を設けると、内蓋4が所定の位置に固定されやすいので、半固定状態になり、炊飯中に内蓋パッキン11と鍋2との間に生じた隙間から蒸気が漏れだすことも低減されるのでよい。また、制御手段7は炊飯器本体1内にあっても、蓋3内にあってもよい。
また、内蓋4は係止状態から回転移動して固定状態に移行すると記述しているが、まったく回転移動のみと限定するものではなく、回転移動途中に回転方向以外にも移動してもよい。また、炊飯器本体1は鍋2内の圧力を調整する圧力調整手段を備え、炊飯時に大気圧以上の圧力下で炊飯してもよい。
また、各実施の形態1〜9における構成は、必要に応じて適宜組み合わせることができるものであり、各実施の形態において示した構成そのものに限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、内蓋のセット操作性を向上し、また内蓋の自立時の衝撃を低減して、使い勝手が良く破損などがない信頼性の高い炊飯器を提供することができるので、一般家庭用はもちろんのこと業務用の炊飯器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 同炊飯器の蓋の要部断面図 同炊飯器の使用時を説明する断面図 本発明の実施の形態2における炊飯器の要部断面図 本発明の実施の形態3における炊飯器の蓋の正面図 本発明の実施の形態4における炊飯器の要部断面図 本発明の実施の形態5における炊飯器の要部断面図 本発明の実施の形態6における炊飯器の断面図 本発明の実施の形態8における炊飯器の蓋の正面図 同炊飯器の別の例を示す内蓋の要部断面図 本発明の実施の形態9における炊飯器の要部断面図
符号の説明
1 炊飯器本体
2 鍋
3 蓋
4 内蓋
4a 内蓋係止部
4b 内蓋固定部
4c 把手部
5 加熱手段
12 係止手段
15 係止手段
16、17 解除手段
18 ダンパー部

Claims (10)

  1. 鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋に着脱自在に取り付けられ鍋の開口部を覆う内蓋と、前記蓋に対する内蓋の固定を解除する解除手段と、前記蓋の開放状態において内蓋の固定の解除時に内蓋を蓋に対して自立状態で係止する係止手段とを備え、前記係止手段は、内蓋の自立状態を複数の傾斜角度で係止可能とするようにした炊飯器。
  2. 係止手段は、係止状態の内蓋を使用者が蓋の閉止方向に移動させても内蓋が鍋に当接するまで係止状態を継続する請求項1に記載の炊飯器。
  3. 解除手段は、1箇所の操作で解除操作が可能である請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 蓋に対して内蓋が所定状態に固定されている場合のみに蓋の閉止を可能とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
  5. 内蓋の固定が解除され自立状態に移動する際の移動速度を低下させるダンパー部を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
  6. 内蓋は、その重心を内蓋の中心よりも蓋の開閉軸であるヒンジ軸側に設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
  7. 内蓋は、蓋に固定された状態において内蓋の中心を通り蓋のヒンジ軸と垂直な軸上に把手部を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
  8. 内蓋は、蓋に内蓋を固定する内蓋固定部と、係止手段に係止される内蓋係止部とをそれぞれ複数有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
  9. 解除手段は、一定時間以上、蓋を開いた状態を継続すると自動的に内蓋の固定を解除する請求項1〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
  10. 解除手段は、保温停止後の蓋を開放時に、内蓋が自立状態で係止するようにした請求項1〜9のいずれか1項に記載の炊飯器。
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