JP2008011101A - Tm二重モード誘電体共振装置 - Google Patents
Tm二重モード誘電体共振装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008011101A JP2008011101A JP2006178576A JP2006178576A JP2008011101A JP 2008011101 A JP2008011101 A JP 2008011101A JP 2006178576 A JP2006178576 A JP 2006178576A JP 2006178576 A JP2006178576 A JP 2006178576A JP 2008011101 A JP2008011101 A JP 2008011101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric resonator
- cavity
- mode
- dual
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
【課題】TM二重モードの共振周波数を独立して調整可能にし結合度を容易に調整できるようにする。
【解決手段】八角形の厚板形状体の誘電体共振器1を、両面に開口が形成される四角形の空洞形状体のキャビティ2内に、その各面に誘電体共振器1の1つの面が接触する形態で設置する。誘電体共振器1を4等分した1つの部分に孔4を設ける。キャビティ2の二つの開口のうち一方の開口は、電波の入力端子5及び結合ループ6を、他方の開口は、電波の出力端子7及び結合ループ8を備えた蓋体2a及び2bで封止しTM二重モードを励振させる。誘電体共振器1のキャビティ2と接触する4箇所の部分に、厚板方向に溝3を形成し、これらの溝3に挿抜可能なようにキャビティ2に周波数調整ねじc1、c2を、またキャビティ2の角部に誘電体共振器1の中心方向に誘電体共振器1を避けて挿抜可能な結合度調整ねじeを設ける。これらにより各モードの共振周波数及びモードの結合度を調整する。
【選択図】図2
【解決手段】八角形の厚板形状体の誘電体共振器1を、両面に開口が形成される四角形の空洞形状体のキャビティ2内に、その各面に誘電体共振器1の1つの面が接触する形態で設置する。誘電体共振器1を4等分した1つの部分に孔4を設ける。キャビティ2の二つの開口のうち一方の開口は、電波の入力端子5及び結合ループ6を、他方の開口は、電波の出力端子7及び結合ループ8を備えた蓋体2a及び2bで封止しTM二重モードを励振させる。誘電体共振器1のキャビティ2と接触する4箇所の部分に、厚板方向に溝3を形成し、これらの溝3に挿抜可能なようにキャビティ2に周波数調整ねじc1、c2を、またキャビティ2の角部に誘電体共振器1の中心方向に誘電体共振器1を避けて挿抜可能な結合度調整ねじeを設ける。これらにより各モードの共振周波数及びモードの結合度を調整する。
【選択図】図2
Description
本発明は、直交する縮退形のTMモードを励振する誘電体共振器を有するTM二重モード誘電体共振装置に関する。
従来、TM二重モード誘電体共振装置は、キャビティと誘電体柱とを同一の誘電体材料で一体成型により形成し、その上でキャビティの二つの開口を金属パネルで封止して構成されている。そしてキャビティの周囲を導体で覆い、これを金属パネルと電気的に接続している。
前記誘電体柱は、二本の角柱状の誘電体柱を一体に複合した十字形状の誘電体柱であり、各誘電体柱の交差部に切欠き部を設けることにより励振モードの結合が形成されるようになっている。また各柱状部分には、誘電体柱の軸方向に垂直な方向に調整孔を設け、この調整孔に対して挿抜可能なように調整棒がキャビティに取り付けられている。
このような構成の誘電体共振装置においては、隣合う二本の誘電体柱にそれぞれ調整孔を設けるため、二つの調整孔を横切る電界、一つの調整孔のみを横切る電界、一つの調整孔も横切らない電界が形成されることとなり励振モードの結合係数が変化する。この係数を調整するためには結合調整機構を設ける必要があるが、十字形状誘電体柱からなる誘電体共振装置においては、調整機構の設置は装置の構造が複雑になり得策ではない。そこで、一つのモードの調整によって生じる誘電率と他のモードの調整によって生じる誘電率とが異なるように、調整孔の断面形状と調整棒の形状を異なるように加工する、或いは調整孔の内面を特定の形状に加工するなどの手段を用いることにより共振周波数及びそれに伴う結合係数の調整を行っている(特許文献1参照)。
特開平9−18210号公報
前記従来のTM二重モード誘電体共振装置によれば、二つの異なる励振モードの結合係数は調整可能になる。
しかしながら、調整動作は、二つの調整孔に挿抜される二つの調整棒の調整によって行われるので、二つの異なる励振モードの共振周波数が相互に関連し合い二つの異なる励振モードの各共振周波数を独立して調整することは困難であった。つまり結合係数の調整操作により二つの共振周波数が連動して変化するので、所定の結合係数に調整するのに労力と時間がかかるという問題がある。このため従来のTM二重モード誘電体共振装置を組合せてバンドパスフィルタを形成するような場合、所定の通過帯域特性を得るのに大変な労力と時間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、TM二重モード誘電体共振装置において、各モードの共振周波数をそれぞれ独立して調整可能し、各モードの結合度を容易に調整できるようにすることである。
請求項1の発明は、二つの開口を有する四角形のキャビティ内にキャビティの各面にそれぞれ接触して設置された縦断面が八角形の厚板状の誘電体共振器であって、キャビティとの非接触面側部分に横断面方向に設けられた孔及びキャビティとの接触面側部分に縦断面方向に設けられた溝を有する誘電体共振器と、キャビティに設置され前記溝に挿抜可能な第1の調整部材と、キャビティ角部からキャビティ内に前記誘電体共振器を避けて挿抜可能な第2の調整部材と、前記開口をそれぞれ封止する蓋体であって、内側に設置方向が互いに直交する、電波の結合手段を有する蓋体、とを備えたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティと蓋体は、同一の金属性材料で形成されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティに設置され前記溝に挿抜可能な第1の調整部材は、キャビティとの全ての接触面側部分に設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項4の発明は、請求項3記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティ角部からキャビティ内に前記誘電体共振器を避けて挿抜可能な第2の調整部材は、厚板状の誘電体共振器の両面側にそれぞれ設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティと蓋体は、同一の金属性材料で形成されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティに設置され前記溝に挿抜可能な第1の調整部材は、キャビティとの全ての接触面側部分に設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
請求項4の発明は、請求項3記載のTM二重モード誘電体共振装置において、前記キャビティ角部からキャビティ内に前記誘電体共振器を避けて挿抜可能な第2の調整部材は、厚板状の誘電体共振器の両面側にそれぞれ設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置である。
本発明によれば、TM二重モード誘電体共振装置において、各モードの共振周波数を独立して調整することができ、よって各モードの結合度を容易に調整することができる。
以下、本発明の実施形態に係るTM二重モード誘電体共振器を有する二重モード誘電体共振装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るTM二重モード誘電体共振装置の全体イメージを概略的に示す図である。図において、誘電体共振器1は、低誘電率セラミックスからなる八角形の厚板形状体として形成する。キャビティ2は、アルミニウム等の金属材料から形成し、両面に開口が構成される四角形の空洞形状体として形成する。そしてこのキャビティ2内に、その相対向する面にそれぞれ八角形の誘電体共振器1の1つの面が接触する形態で、誘電体共振器1を設置する。図1では図示されていないが、キャビティ2の2つの開口のうち、一方の開口は電波の入力端子を備えたキャビティ2と同じ材料の蓋体で、また他方の開口は電波の出力端子を備えたキャビティ2と同じ材料の蓋体で、それぞれ封止する。X−X及びY−Y並びにZ−Zは、それぞれ直交する誘電体共振器1の横軸(X軸)及び縦軸(Y軸)方向並びに奥行き軸(Z軸)方向の中心線(座標軸)を示す。
図1は、本発明の実施形態に係るTM二重モード誘電体共振装置の全体イメージを概略的に示す図である。図において、誘電体共振器1は、低誘電率セラミックスからなる八角形の厚板形状体として形成する。キャビティ2は、アルミニウム等の金属材料から形成し、両面に開口が構成される四角形の空洞形状体として形成する。そしてこのキャビティ2内に、その相対向する面にそれぞれ八角形の誘電体共振器1の1つの面が接触する形態で、誘電体共振器1を設置する。図1では図示されていないが、キャビティ2の2つの開口のうち、一方の開口は電波の入力端子を備えたキャビティ2と同じ材料の蓋体で、また他方の開口は電波の出力端子を備えたキャビティ2と同じ材料の蓋体で、それぞれ封止する。X−X及びY−Y並びにZ−Zは、それぞれ直交する誘電体共振器1の横軸(X軸)及び縦軸(Y軸)方向並びに奥行き軸(Z軸)方向の中心線(座標軸)を示す。
図2は、TM二重モード誘電体共振装置の中央部断面図であり、図2(A)はキャビティ2の開口側からみた中央部断面構成図、図2(B)は図2(A)をY軸廻りに90度回転させたときの中央部断面構成図である。図において、誘電体共振器1は、X軸及びY軸の座標軸上で、誘電体共振器1のキャビティ2と接触する4箇所の部分に、所定の幅と深さの溝3を構成する。そして、これらの溝3に挿抜可能なようにキャビティ2に周波数調整ねじc1、c2を取り付ける。なお、誘電体共振器1の厚さはtとする。
また誘電体共振器1を、X軸及びY軸の座標軸により4等分し、その1つの部分の所定の位置(x、y)に、所定の直径φ(d)の孔4をZ軸方向に貫通するように設ける。
さらにキャビティ2の角部に、誘電体共振器1に衝突しないように誘電体共振器1を避けて誘電体共振器1の両脇に、誘電体共振器1の中心方向に結合調整ねじe、eを取り付ける。
キャビティ2の一方の開口を封止する蓋体2aには同軸コネクタ5を取り付け、そのキャビティ2の内側にはY軸方向に向け結合ループ6を設ける。またキャビティ2の他方の開口を封止する蓋体2bには同軸コネクタ7を取り付け、そのキャビティ2の内側にX軸方向に向け結合ループ8を設ける。
ここで、誘電体共振器1におけるTM二重モードの励振メカニズムついて図3乃至図6を参照して説明する。
図3は、誘電体共振器に孔を設けない場合の励振モードを説明する図である。図において、孔4に相当する孔を有しない誘電体共振器10が設置される場合には、キャビティ2内に導入される電磁波の偏波方向により方向が決定される、Y軸方向へ向かう電界E及びこれに直角方向に発生する電界HによるTM共振モードa(図3(A))と、X軸方向に向かう電界E及びこれと直角方向に発生する磁界HによるTM共振モードb(図3(B))が励振される。それぞれのTM共振モードはお互いに影響されず独立して存在できる。
図3は、誘電体共振器に孔を設けない場合の励振モードを説明する図である。図において、孔4に相当する孔を有しない誘電体共振器10が設置される場合には、キャビティ2内に導入される電磁波の偏波方向により方向が決定される、Y軸方向へ向かう電界E及びこれに直角方向に発生する電界HによるTM共振モードa(図3(A))と、X軸方向に向かう電界E及びこれと直角方向に発生する磁界HによるTM共振モードb(図3(B))が励振される。それぞれのTM共振モードはお互いに影響されず独立して存在できる。
図4は、独立した共振モードにおけるレスポンスを示す図であり、図中、横軸は周波数、縦軸はレスポンスを示し、共振モードaと共振モードbは、独立して存在(励振)する。キャビティ2に設けた調整ネジc1、c1及び調整ねじc2、c2が所定位置に調整されている場合には、共振モードa,bは完全に重なった状態で励振する。調整ねじc1を調整することにより共振モードaの共振位置(周波数)を調整することができ、また調整ねじc2を調整することにより共振モードbの共振位置(周波数)を調整することができる。図4はこれらの調整によって共振位置が若干ずれた状態を示している。
図5は、誘電体共振器に孔を設けた場合の励振モードを説明する図である。図において、本発明に係る孔4を設けた誘電体共振器1が設置される場合には、キャビティ2内に電波が導入されると、図3に示されるY軸方向に向かう電界Eとこれと直角方向に発生する磁界HによるTM共振モードaは右側に90度回転してTM共振モードa1を発生し(図5(A))、また図3に示されるX軸方向に向かう電界Eとこれと直角方向に発生する磁界HによるTM共振モードbは左側に90度回転してTM共振モードb1を発生し(図5(B))、結局共振モードa1と共振モードb2は結合してTM二重モードで励振する。
図6は、二重モードにおけるレスポンスを示す図であり、図中、横軸は周波数、縦軸はレスポンスを示し、共振モードa1と共振モード1bは、結合したモードとして励振する。このとき、誘電体共振器の孔4の直径d及びXY軸上の位置(x、y)を変えることにより、共振モード1aと共振モード1bの結合度を示す結合係数kが異なる誘電体共振器を形成することができ、また誘電体共振器の板厚tを変えることにより、共振モード1aと共振モード1bの共振周波数が異なる誘電体共振器を形成することができる。
図2に戻り、結合調整ねじeは、所定位置(座標x、y)且つ直径dの孔4を備える誘電体共振器1によって一義的に決定されるTM二重共振モードの結合度を、その挿抜により調整可能にする。
図7は、本発明の実施形態に係るTM二重モード誘電体共振装置の等価回路を示す図である。図において、本TM二重モード誘電体共振装置は、八角形の厚板形状体の誘電他体共振器1、及びそのキャビティ2と接触する4箇所の部分に設けた溝3、及びその4等分した1つの部分の孔4により、独立した二つのLC共振回路A1とLC共振回路B1の結合回路として構成される。よって、それぞれの共振回路A1、B1の可変コンデンサCに相当する調整ねじc1、c2により、それぞれの共振周波数を独立して調整することができ、また調整ねじeの調整により共振回路A1と共振回路B1との結合度を調整することができる。このことにより図1及び図2で示したTM二重モード誘電体共振装置において、独立して共振周波数の調整ができると共に結合度の調整ができることになる。
本TM二重モード誘電体共振装置は、2つ以上の装置をキャビティ間結合ループにより結合して4段以上で偶数段のバンドパスフィルタとして構成することができる。それぞれの共振装置における周波数調整ねじc1、c2及び結合調整ねじeを調整することにより所定の通過帯域特性を有するバンドパスフィルタを実現することが可能である。
図8は、このようにして構成した4段のバンドパスフィルタの通過帯域特性を示す図である。図において、横軸は周波数freq、縦軸はレスポンスy1を示し、中心周波数0.87GHz、通過帯域幅0.02GHzの通過帯域特性が実現できたことを示している。
本実施形態によれば、誘電体共振器を八角形の厚板で構成し、これを四角形のキャビティ内の各面に誘電体共振器の面が接触するように設置し、かつ厚板を貫通する孔を1つ設けることにより二重モードを励振させるので、それぞれの誘電体柱に孔を有する十字形誘電体柱で発生するような各柱同士の結合係数の変化は生じなくなる、また不要な高次モードが共振周波数の近隣領域で発生することもなくなり、安定したTM二重モードを発生させることができる。しかも誘電体共振器は見かけ上二つの独立した共振回路の結合回路を構成するので、二つの励振モードにおける共振周波数の調整をそれぞれのモードで独立して調整することができる。また、誘電体の板厚の変化により共振周波数が異なり、貫通孔の大きさ(直径)及び設置位置の変化により異なる結合度の二重モードが励振可能になる。更にこの結合度を挿抜可能な調整ねじにより調整することができる。したがって2つの誘電体共振装置を組合せて4段のバンドパスフィルタを構成するとき、容易に所定の通過帯域特性のフィルタを実現することができる。
更にまた、八角形の厚板で構成される誘電体共振器は、キャビティへの取付けが容易になり、且つキャビティとキャビティ封止用の蓋体はともにアルミニウム製であるので、セラミックス製キャビティの外周を導体で覆い、これを金属製の蓋体と電気的に接続する必要もない、そして二重モードを励振させるための孔あけや溝形成加工も板状体のセラミックスに対するドリル等による加工のみとなるためクラック、割れ等の破損を発生させるおそれもなくなる。よって誘電体共振装置を安価で容易に製作することができる。
1・・誘電体共振器、2・・キャビティ、3・・溝、4・・孔、5・・同軸コネクタ、6・・結合ループ、7・・同軸コネクタ、8・・結合ループ、c1・・周波数調整ねじ、c2・・周波数調整ねじ、e・・結合調整ねじ。
Claims (4)
- 二つの開口を有する四角形のキャビティ内にキャビティの各面にそれぞれ接触して設置された縦断面が八角形の厚板状の誘電体共振器であって、キャビティとの非接触面側部分に横断面方向に設けられた孔及びキャビティとの接触面側部分に縦断面方向に設けられた溝を有する誘電体共振器と、キャビティに設置され前記溝に挿抜可能な第1の調整部材と、キャビティ角部からキャビティ内に前記誘電体共振器を避けて挿抜可能な第2の調整部材と、前記二つの開口をそれぞれ封止する蓋体であって、内側に設置方向が互いに直交する、電波の結合手段を有する蓋体、とを備えたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置。
- 請求項1記載のTM二重モード誘電体共振装置において、
前記キャビティと蓋体は、同一の金属性材料で形成されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置。 - 請求項1又は2記載のTM二重モード誘電体共振装置において、
前記キャビティに設置され前記溝に挿抜可能な第1の調整部材は、キャビティとの全ての接触面側部分に設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置。 - 請求項3記載のTM二重モード誘電体共振装置において、
前記キャビティ角部からキャビティ内に前記誘電体共振器を避けて挿抜可能な第2の調整部材は、厚板状の誘電体共振器の両面側にそれぞれ設置されたことを特徴とするTM二重モード誘電体共振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006178576A JP2008011101A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | Tm二重モード誘電体共振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006178576A JP2008011101A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | Tm二重モード誘電体共振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008011101A true JP2008011101A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39068921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006178576A Pending JP2008011101A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | Tm二重モード誘電体共振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008011101A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10205214B2 (en) | 2016-03-11 | 2019-02-12 | Nokia Solutions And Networks Oy | Radio-frequency filter |
-
2006
- 2006-06-28 JP JP2006178576A patent/JP2008011101A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10205214B2 (en) | 2016-03-11 | 2019-02-12 | Nokia Solutions And Networks Oy | Radio-frequency filter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7138891B2 (en) | Dielectric resonator device, dielectric filter, composite dielectric filter, and communication apparatus | |
JP3506013B2 (ja) | 多重モード誘電体共振器装置、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタ、合成器、分配器および通信装置 | |
KR101320896B1 (ko) | 유사 TM110 mode를 이용한 세라믹 판넬 공진기와 그 공진기를 이용한 RF 듀얼 모드 필터 | |
US7605678B2 (en) | Multiple-mode dielectric resonator, dielectric filter, and communication device | |
JP2005260976A (ja) | 誘電体共振器回路用の方法及び機構 | |
JPS61121502A (ja) | 誘電体共振装置 | |
US7705694B2 (en) | Rotatable elliptical dielectric resonators and circuits with such dielectric resonators | |
US8085118B2 (en) | Inline cross-coupled coaxial cavity filter | |
TWI292638B (en) | Dielectric resonance element, dielectric resonator, filter, resonator device, and communication device | |
CN111900524B (zh) | 一种谐振单元和介质滤波器 | |
JP2006203907A (ja) | 誘電共振器回路 | |
US8410873B2 (en) | Dielectric resonator having a dielectric resonant element with two oppositely located notches for EH mode coupling | |
JP2023538508A (ja) | 高調波の遠近を制御する共振構造及び誘電体フィルタ | |
US10862183B2 (en) | Microwave bandpass filter comprising a conductive housing with a dielectric resonator therein and including an internal coupling element providing coupling between HEEx and HEEy modes | |
JP2001156511A (ja) | 多重モード誘電体共振器装置、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 | |
JP2010226469A (ja) | 帯域通過フィルタ | |
JP2005065040A (ja) | 3重モードバンドパスフィルタ | |
JP2002368508A (ja) | 共振器装置、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 | |
JP3506077B2 (ja) | 多重モード誘電体共振器装置、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 | |
JP2008011101A (ja) | Tm二重モード誘電体共振装置 | |
JP4803255B2 (ja) | 誘電体共振器、誘電体フィルタ、および通信装置 | |
JP2004312287A (ja) | 誘電体共振器、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタおよび通信装置 | |
JP4059141B2 (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置および通信装置 | |
JP2004312288A (ja) | 誘電体共振器、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタおよび通信装置 | |
JP4284832B2 (ja) | 多重モード誘電体共振器装置、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |