JP2008010978A - 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像読取装置における複数種類のイメージセンサの装着を容易にする。
【解決手段】原稿搬送通路部材23に凹み形成された1種類のセンサ装着溝部43に、大きさの異なるモノクロ用イメージセンサ27aと、カラー用イメージセンサのうちのいずれかを選択的に可能に収容して装着する場合、断面形状の小さい寸法のモノクロ用イメージセンサ27aには、ホルダ49を介してセンサ装着溝部43に装着するが、断面形状の大きい寸法のカラー用イメージセンサは、センサ装着溝部43の底側にコイルバネ46を介在させ、カラー用イメージセンサ27bの上面側を透明板55にて覆うようにして、カラー用イメージセンサ27bを弾性部材と透明板55とで挟んだ状態で、固定部材にて固定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、形状が異なる複数種類のイメージセンサを取付け可能にした画像読取装置およびこの画像読取装置を備える画像形成装置の構成に関するものである。
特許文献1に記載のファクシミリ機能、複写機能を有する複合機(画像形成装置)では、本体ケースの上面のうち前寄り部位には、表面に操作パネル部が形成された操作部カバー体が前後方向に上下回動可能に設けられており、この操作部カバー体の下面側に画像読取部が設けられ、本体ケース内には感光体ドラムを有する作像ユニットが配置されている。操作パネル部の背面側には、原稿を載置して画像読取部に給送するための原稿挿入用トレイが前下がり状に設けられている一方、本体ケースの後端には受信した画像などのデータを印刷して記録するための記録紙(用紙)を複数枚載置するための給紙トレイが、前下りの傾斜状に設けられている。
特許文献1では、断面コ字状で上向き開放したセンサ装着溝(特許文献1の公報ではセンサ取付け部と称している)が、原稿挿入用トレイの搬送下流側に配置されたハウジングの搬送路板の中途部に、原稿の搬送方向と直交する方向に長く形成されており、このセンサ装着溝に、断面矩形状の画像読取用のイメージセンサが嵌挿されている。上記センサ装着溝の長手方向(原稿の搬送方向と直交する方向、主走査方向)の両端部において、弾性部と係合爪とを備えたセンサ固定部材によりイメージセンサの上面の両端部を脱落不能に固定する構成が開示されている。
特開平10−145548号公報(図1、図5〜図8参照)
ところで、最近では、たとえば、写真等の精細なカラー画像を読取って、カラーコピーしたいという要望や、カラー画像(多色よりなる画像)を読取って、ファクシミリする相手にカラー画像のデータを発信したいという要望がある一方、他のユーザーはテキスト文書などのモノクロ(例えば白黒)の画像だけをファクシミリ送受信したり、複写できれば事足り、送受信の高速化を要望するというように、読取装置に対するユーザーの需要が多様化している。
上記の要望に応えるべく、画像読取装置のメーカは、画像を読み取る分解能等、読取特性の異なる複数の機種を品揃えする必要がある。たとえば、モノクロ画像及びカラー画像の両者を読取可能(多色の画像データとして読取可能)な機種と、画像をモノクロの読取データとしてのみ読取可能な機種と、また、これらの機種のうちでも、読取の分解能が高い機種と、読取速度の早い機種とを品揃えする必要がある。その場合、主たるハード部品としてのイメージセンサ(密着型イメージセンサ、CIS:Contact Ima-ge Sensor )は、モノクロ画像及びカラー画像の両者を読取可能なカラー画像用のもの(以下、カラー用イメージセンサという)、モノクロ画像専用のもの(以下、モノクロ用イメージセンサという)、また、これらのうちでも異なる読取分解能を持つものが市販されている。これらのイメージセンサは、イメージセンサの筐体の縦寸法、横寸法や、イメージセンサの筐体を原稿の搬送方向で切断した断面形状の縦横比率が異なる。また、イメージセンサによっては、センサを備えた原稿読取面を覆う透明ガラス板が予め固定されているものと、センサが露出しているものとがある。
しかしながら、特許文献1に記載のセンサ装着溝の断面形状を、上記のように横比率や縦寸法、横寸法が異なるイメージセンサの全てが収容可能な形状(即ち最大の断面形状のイメージセンサが収容できる形状)に形成したとすれば、上記最大の断面形状のイメージセンサよりも小さい断面形状のイメージセンサを位置固定的に収納するには、センサ装着溝の底面や長手側面との間に種々の寸法のスペーサを介在させなければならず、部品点数が多くなり、製品管理が煩わしく、また組み付け作業も煩雑になるという問題があった。
本願発明は、上記の従来の技術的課題を解決することを目的になされたものであって、形状が異なる複数種類のイメージセンサを容易に装着できるようにした画像読取装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を解決するための請求項1に記載の発明の画像読取装置は、所定の搬送方向に搬送される原稿上の画像を読み取る画像読取面を有し、前記搬送方向と直交する方向に沿った長辺を有するイメージセンサと、前記所定の搬送方向と直交する方向を長手方向として装置本体に設けられ前記イメージセンサを装着可能な開口部を有するセンサ装着溝部と、を備えた画像読取装置であって、前記センサ装着溝部は、大きさが異なる複数種類のイメージセンサを収容可能な収容空間を有し、前記収容空間内にイメージセンサが収容されるとき、センサ装着溝部の開口部側に前記イメージセンサの画像読取面が配置されるものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記複数種類のイメージセンサは、カラー用イメージセンサと、モノクロ用イメージセンサを含むものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像読取装置において、装置本体に設けられ、原稿が前記所定の搬送方向に搬送されるときに、その搬送通路を形成する原稿搬送通路部材を備え、前記センサ装着溝部は前記原稿搬送通路部材と一体的に形成されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の画像記録装置において、前記モノクロ用イメージセンサの画像読取面を露出可能な開放面を有し、前記モノクロ用イメージセンサを収容保持可能なイメージセンサ保持部材は、前記開口部側から前記収容空間に嵌挿可能であるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の画像読取装置において、前記カラー用イメージセンサは、前記開口部を覆う透明板と前記センサ装着溝部の底側に配置された弾性部材とによって、前記収容空間内で固定されるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像読取装置において、前記透明板は前記搬送方向と直交する方向に沿った長辺を有し、前記透明板の長辺と直交する一端部は、前記センサ装着溝部の近傍の係止溝に係止され、他端部は、前記原稿搬送通路部材に対して着脱可能な固定部材を介して固定されているものである。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像読取装置において、前記モノクロ用イメージセンサが前記イメージセンサ保持部材に収容され、前記イメージセンサ保持部材が前記原稿搬送通路部材に収容された状態において、前記モノクロ用イメージセンサの長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第4の端部、前記搬送方向下流側の端部を第5の端部、前記原稿搬送通路部材の前記イメージセンサ保持部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第1の端部、前記搬送方向下流側の端部を第8の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記原稿搬送通路部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第2の端部、前記搬送方向下流側の端部を第7の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記モノクロ用イメージセンサに隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第3の端部、前記搬送方向下流側の端部を第6の端部、とするとき、第1の端部と第2の端部と第3の端部と第4の端部と第5の端部と第6の端部と第7の端部と第8の端部のうち、すくなくとも第2の端部と、第4の端部と、第6の端部と、第8の端部とには、原稿から遠ざかる向きにテーパー面が設けられているものである。
請求項8に記載の発明は、請求項3〜7のいずれかに記載の画像読取装置を備えた画像形成装置において、装置本体の下部に設けられ、積層収納された複数の被記録媒体を一枚ずつ分離して、Uターン経路に向けて搬送する給紙部と、このUターン経路を経て搬送された被記録媒体に画像を記録する記録部と、この記録部を経て搬送された被記録媒体を装置前方に向けて排出する排出部と、前記記録部および前記排出部の上方に配置され、原稿を装置本体後方側から前方側に搬送しつつ原稿面の画像を読み取る読取面を備えた読取部と、を備えた画像形成装置であって、前記搬送通路部材が、前下がり傾斜状に配置されているものである。
請求項1に記載の発明によれば、原稿搬送通路部材に凹み形成された1種類のセンサ装着溝部に、大きさの異なる複数種類のイメージセンサを収容可能な収容空間を有するから、各イメージセンサの寸法に合わせた収容空間形状のセンサ装着溝部を有する原稿搬送通路部材を別々に準備する必要がなく、画像読取装置の製造コストを大幅に低減させることができる。そして、センサ装着溝部の開口部側が、前記複数種類のイメージセンサによる画像読取面となるように形成されているものであるから、各イメージセンサの装着方向も一定にでき、画像読取面の位置決めが容易になる。ここで、大きさとはイメージセンサの筐体の縦寸法、横寸法や、イメージセンサの筐体を原稿の搬送方向で切断した断面形状を含めた寸法の大きさのことをいう。
請求項2に記載の発明によれば、原稿搬送通路部材に凹み形成された1種類のセンサ装着溝部に、カラー用イメージセンサと、モノクロ用イメージセンサとを含む複数種類のイメージセンサのうちのいずれかを選択的に装着可能であるから、各イメージセンサの寸法に合わせた収容空間形状のセンサ装着溝部を有する原稿搬送通路部材を別々に準備する必要がなく、画像読取装置の製造コストを大幅に低減させることができる。そして、センサ装着溝部の開口部側が、前記2種類のイメージセンサによる画像読取面となるように形成されているものであるから、各イメージセンサの装着方向も一定にでき、画像読取面の位置決めが容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、前記センサ装着溝部は、原稿搬送通路部材に一体的に形成されているものであるので、原稿搬送通路部材の製造が一層容易になり、部品点数が少なくなり、製品管理も容易になるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、モノクロ用イメージセンサがイメージセンサ保持部材に収容されることによってセンサ装着溝部に対して装着可能となる。すなわち、小さい断面形状のモノクロ用イメージセンサの場合、このイメージセンサに対応されたイメージセンサ保持部材に収容された状態で、収容空間に収容されることによって、ガタつくことがなく装着される。
請求項5に記載の発明によれば、大きい断面形状のカラー用イメージセンサを収容して装着する場合も、センサ装着溝部の底側に弾性部材を介在させ、カラー用イメージセンサの上面側を透明板にて覆うようにして、カラー用イメージセンサを弾性部材と透明板とで挟んで固定することで、カラー用イメージセンサがガタつくことなく、簡単に装着できる。
請求項6に記載の発明によれば、透明板の固定に際して、前記透明板は前記搬送方向と直交する方向に沿った長辺を有し、前記透明板の長辺と直交する一端部は、前記センサ装着溝部の近傍の係止溝に係止され、他端部は、前記原稿搬送通路部材に対して着脱可能な固定部材を介して固定することで、透明板の固定の作業が一層簡単になるという効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、前記モノクロ用イメージセンサが前記イメージセンサ保持部材に収容され、前記イメージセンサ保持部材が前記原稿搬送通路部材に収容された状態において、前記モノクロ用イメージセンサの長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第4の端部、前記搬送方向下流側の端部を第5の端部、前記原稿搬送通路部材の前記イメージセンサ保持部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第1の端部、前記搬送方向下流側の端部を第8の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記原稿搬送通路部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第2の端部、前記搬送方向下流側の端部を第7の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記モノクロ用イメージセンサに隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第3の端部、前記搬送方向下流側の端部を第6の端部、とするとき、第1の端部と第2の端部と第3の端部と第4の端部と第5の端部と第6の端部と第7の端部と第8の端部のうち、すくなくとも第2の端部と、第4の端部と、第6の端部と、第8の端部とには、原稿から遠ざかる向きに(原稿の表面から遠ざかるように)テーパー面が設けられているものである。
従って、原稿が搬送されるときに、当該原稿の搬送方向下流側端部が、前記モノクロ用イメージセンサや前記原稿搬送通路部材や前記イメージセンサ保持部材の長辺に引っかからないでスムーズに搬送される。安定して搬送されるので、画像データの読取品質が安定するという効果を奏する。
請求項8に記載の発明によれば、装置本体の下部に、当該装置本体前方に引出し可能な給紙カセットを備え、且つ該給紙カセットから給送された用紙がUターン経路を介して記録部を通過して装置本体の前面に排出する一方、前記記録部より上方に、前記原稿搬送通路部材が、前下がり傾斜状に配置されているものであるから、原稿搬送通路部材の装着作業も容易となる。また、画像形成装置に適用されたものであるから、複数の機種を低コストで生産可能であるという効果を奏する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1はファクシミリ装置の原稿給送トレイを起立させた状態の外観斜視図、図2は側断面図、図3は操作パネル部を外した状態でモノクロ用イメージセンサ装着部を示す平面図、図4はモノクロ用イメージセンサ装着部を示す図3のIV−IV線矢視側断面図、図5は原稿の搬送通路部材及びセンサ装着溝部を示す平面図、図6は分解斜視図、図7はモノクロ用イメージセンサの装着順序を示す説明図、図8はカラー用イメージセンサ装着部を示す平面図、図9は図8のIX−IX線矢視側断面図、図10は図8のX−X線矢視側断面図、図11は分解斜視図、図12は透明ガラス板の一端部の固定を示す断面図、図13はカラー用イメージセンサ装着の装着順序を示す説明図である。
本発明のファクシミリ装置1の装置本体(ハウジング)2は合成樹脂製の射出成形品であり、図2に示すように、装置本体2の下部に画像記録部(以下、記録部という)7が備えられている。そして、装置本体2の底部のカセット収納部(収納空間)に対して、装置本体2の前側に開口された挿入口2aから挿抜可能(実質上水平方向に出し入れ可能)な給紙カセット3が配置されている。以下、装置本体2の挿入口2aがある側を前側または前方といい、これを基準に装置の前側、左右側、後側(奥側)という。
本実施形態では、給紙カセット3の挿抜方向を副走査方向(Y軸方向)といい、後述するキャリッジ5が往復移動する方向を主走査方向(X軸方向)という(図1参照)。給紙カセット3は、例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ等にカットされた被記録媒体としての用紙が複数枚積層(堆積)されて収納できる収容部3aを備えている。尚、装置本体2の底部に給紙カセット3を挿抜可能なカセット収納部が設けられる代わりに、装置本体2の底部に、装置本体の前側の開口から被記録媒体を装置本体2に直接装填可能であって、被記録媒体を積層収容可能な被記録媒体収容部が設けられた構成であってもよい。
給紙カセット3挿入方向の奥側端には、用紙分離用の傾斜分離板8が設けられ、この傾斜分離板8の上側に隣接して装置本体2の背面板に開口する背開口部には、側面視でUターン状の搬送経路を形成するための外径側搬送路体9が着脱可能に配置されている(図2参照)。なお、Uターン状の外径側搬送路体9は、その左右両側端部に一体的に設けられた弾性係合爪(図示せず)を介して装置本体2の背面から取り外し可能に装着されており、給紙ローラ6bから後述するレジストローラ対17までの間で発生した紙ジャムを除去できるようになっている。
装置本体2側には、給紙カセット3より上方に給紙手段としての給紙ローラ6bが設けられている。給紙手段における給紙アーム6aの上端部に駆動軸34を備え、この駆動軸34を中心として上下方向に回動可能な給紙アーム6aが装着されている。この給紙アーム6aの下端に設けられた給紙ローラ6bと、傾斜分離板8における分離爪(図示せず)とが協働することにより、給紙カセット3に堆積された被記録媒体である用紙Pが一枚ずつ分離給送される。そして、Uターン経路を形成するための外径側搬送路体9を介して、給紙カセット3の上方に配置された記録部7に用紙Pが配送されて画像記録された後、給紙カセットの上方の空間である排出部10に記録済みの用紙Pが送られ、上記挿入口2aと共通の排出口10aから装置本体2の外に排出される(図2参照)。
記録部7は、図2に示すように、上面開放された金属製枠状のメインフレーム11における左右一対の側板(図示せず)にて支持され、X軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状(プレート状)の第1ガイド部材12、第2ガイド部材13と、これら両ガイド部材12、13に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能に構成されたキャリッジ5と、インクジェット式の記録ヘッド(図示せず)が下面に搭載されたキャリッジ5を往復移動させるために第2ガイド部材13の上面にそれと平行状にて、プーリに巻回配置された無端ベルトとしてのタイミングベルト(図示せず)と、そのタイミングベルトを駆動するCR(キャリッジ)モータ(実施形態ではDCモータであるが、ステッピングモータ等他のモータでもよい。図示せず)と、記録ヘッドの下面側にて搬送される用紙Pを支持する板状のプラテン16と、主走査方向に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のX軸方向(主走査方向)の位置とその方向の移動速度を検知するための光学式リニアエンコーダの構成部品であるテープスケール(図示せず)等を備える。なお、プラテン16上で用紙Pが通過する方向での用紙搬送方向の上流側に、第1ガイド部材12が配置され、下流側に第2ガイド部材13が配置されることになる。
また、プラテン16よりも搬送上流側には、搬送作用とレジスト作用を兼用させるレジストローラ対17が配置されている。駆動ローラと従動ローラとからなるレジストローラ対17は用紙Pを記録ヘッド4の下面のノズル面とプラテン16との隙間に搬送する。プラテン16よりも下流側には、用紙Pの上面に接する拍車と下面側の駆動する駆動ローラとからなる排紙ローラ対18が配置されている。この排紙ローラ対18により記録済みの用紙Pを排紙部10へと搬送する。
なお、装置本体2の上面後側傾斜面には、記録部7の用紙搬送路が上から観察できる程度の大きい空間40に連通する紙ジャム取り出し口41が開口している。この紙ジャム取り出し口41を覆う後カバー体38は、その上部寄り部位のヒンジ部39を介して装置本体2に枢着されている(図2参照)。
装置本体2の上面のうち前寄り部位には、テンキー等の各種操作ボタン20aや液晶表示部20b等を備えた操作パネル部20が設けられている。この操作パネル部20は前下りの傾斜状に形成され、操作パネル部20の前端部のヒンジ21を介して装置本体2に対して上下開閉回動可能に枢着されており(図1、図2参照)、操作パネル部20を大きく開くと、画像読取装置22における原稿搬送通路部材23の上面が広く開放されるようになっている。
画像読取装置22は操作パネル部20の下方の装置本体2内に配置されている。即ち、図2に示すように、装置本体2における記録部7より上方前部には、操作パネル部20とほぼ平行状(前下りの傾斜状)に原稿搬送通路部材23が配置されており、原稿搬送通路部材23上には、画像読取装置22を構成する原稿給紙ローラ24と原稿分離板(分離パッド)25と、原稿搬送ローラ対26と原稿読取のためのイメージセンサとその下流側の原稿排出ローラ対28とが、原稿の搬送方向(給送方向)の上流側から下流側に向けて順に配置されている。
原稿搬送通路部材23は操作パネル部20の下面側にて上流側から下流側に向かって延設されており、操作パネル部20と原稿搬送通路部材23との隙間が原稿導入口29となる。原稿排出ローラ対28の下流側には装置本体2の前面に開口する原稿排出口30が形成され、これに続いて、装置本体2の前方に延びる原稿排出トレイ31が上下回動可能に設けられている。原稿搬送通路部材23における搬送通路板部23aには、原稿搬送ローラ対26の駆動ローラ6aの取付け部と、センサ装着溝部43と、原稿排出ローラ対28の駆動ローラ28aの取付け部とが上流側から下流側に順に設けられている。他方、上記原稿給紙ローラ24の上面に対向する原稿分離板(分離パッド)25と、原稿搬送ローラ対26の従動ローラ(ピンチローラ)26bと、原稿排出ローラ対28の従動ローラ(ピンチローラ)28bと、後に詳述するイメージセンサ27a(27b)の上面に対向する原稿押圧板32とは、操作パネル部20の下面側に取付けられている。
本発明では、ファクシミリ装置1を画像読取がモノクロ用またはカラー用の2つの機種にて準備(販売)するため、合成樹脂製の一体成形品である原稿搬送通路部材23に一体的に形成された1種類(共通)のセンサ装着溝部43に対して、モノクロ用イメージセンサ27aまたはカラー用イメージセンサ27bのうちのいずれかを装着できる構成を採用するものである。
イメージセンサ(密着型イメージセンサ、CIS:Contact Ima-ge Sensor )27a(27b)は、図2の紙面と直交する方向(主走査方向、X軸方向)に長いCCD素子(固体撮像素子)等にて構成されている。
なお、図2〜図7はモノクロ用イメージセンサ27aを装着した場合を示し、図8〜図13はカラー用イメージセンサ27bを装着した場合を示す。一般に、モノクロ用イメージセンサ27aの断面形状はカラー用イメージセンサ27bのそれよりも小さく形成され、それぞれ矩形断面形状を呈している。
センサ装着溝部43は、図5及び図6に示すようにX軸方向(主走査方向)に長く、上面開放された断面コ字状に形成された収容空間48を有しており、後述するように、この収容空間48内に、大きい断面サイズのカラー用イメージセンサ27bや、イメージセンサ保持部材としてのホルダ49付きのモノクロ用イメージセンサ27aが収容できる程度に形成されている。センサ装着溝部43の底板43aのうち、搬送方向上流側及び下流側の側板43b,43cの下端との付け根部分には、係止孔44がX軸方向に適宜間隔で複数貫通形成されている。また、底板43aには、後述する弾性部材の一例としての付勢コイルバネ46の装着位置を一定にするための台座45が形成されている。さらに、上記側板43b,43cの上端部分には、X軸方向(主走査方向)に長く、上面開放された断面コ字状の取付け溝47a、47bが形成されている。
モノクロ用イメージセンサ27aを装着する場合には、X軸方向(主走査方向)に長い、上向き開放された断面コ字状のホルダ49に、モノクロ用イメージセンサ27aを上から嵌め入れ、ホルダ49の底板49aの取付け孔49dを介して締着ネジ50をモノクロ用イメージセンサ27aの底部に螺着して脱落しないように固定する。イメージセンサ保持部材としてのホルダ49には、上述の係止孔44に上方から挿入可能な弾性係止爪51が設けられており、従って、モノクロ用イメージセンサ27aを嵌め入れたホルダ49がセンサ装着溝部43の収容空間48に対してその上側開口部側から係脱可能に嵌挿することができるものである(図7参照)。なお、ホルダ49の搬送方向上流側及び下流側の側板49b,49cの上端フランジ部には、上記センサ装着溝部43における一対の取付け溝47a、47bに上方から嵌まる突条52が一体的に設けられているので、センサ装着溝部43の収容空間48に対して嵌め入れられたホルダ49の姿勢がガタつくことも無くなる。
なお、モノクロ用イメージセンサ27aの上面のうち、原稿の搬送方向上流側が若干高い原稿摺動面27a1に形成され、それに隣接する低い面が画像読取面27aとなる(図7参照)。
また、図14に示すように、実施形態においては、モノクロ用イメージセンサ27aがホルダ49に収容され、このホルダ49が原稿搬送通路部材23に収容された状態において、モノクロ用イメージセンサ27aの長辺のうち搬送方向上流側の端部を第4の端部60d、前記搬送方向下流側の端部を第5の端部60e、原稿搬送通路部材23のホルダ49に隣接される長辺のうち搬送方向上流側の端部を第1の端部60a、搬送方向下流側の端部を第8の端部60h、ホルダ49の原稿搬送通路部材23に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第2の端部60b、搬送方向下流側の端部を第7の端部60g、ホルダ49のモノクロ用イメージセンサ27aに隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第3の端部60c、前記搬送方向下流側の端部を第6の端部60f、とするとき、第1の端部と第2の端部と第3の端部と第4の端部と第5の端部と第6の端部と第7の端部と第8の端部のうち、すくなくとも第2の端部と、第4の端部と、第6の端部と、第8の端部とには、原稿から遠ざかる向き(原稿の表面から遠ざかる向き)にテーパー面が設けられている。
このよう構成することにより、搬送される原稿Gの搬送方向下流側端縁が前記テーパー状の端部に引っ掛かることがなくなり、円滑な原稿搬送を実現させることができる。
カラー用イメージセンサ27bをセンサ装着溝部43の収容空間48に対して装着する場合には、図8〜図13に示すように、センサ装着溝部43の底板43aに形成された台座45に圧縮コイルバネ46をセットし、次いで、収容空間48にカラー用イメージセンサ27bを嵌め入れる。一方、両側板43b,43cにおける取付け溝47a、47bには、スポンジ材などの帯状のパッキン部材53を嵌め入れる。カラー用イメージセンサ27bの上面のX軸方向の両端部には、高さ位置決め用のスペーサ54を設置し、その上から透明板(ガラス板)55を載置して収容空間48を覆う。このとき、透明板55の上面が搬送通路板部23aの上面と略同一面となるように、センサ装着部43の一対の取付け溝47a、47bの近傍にはX軸方向に長い段部43dが形成されている。
透明板55の長手方向(X軸方向)の一端部を、センサ装着溝部43の近傍に横向きに凹み形成された係止溝56に挿入して係止する(図12参照)。透明板55の長手方向(X軸方向)の他端部は、原稿搬送通路部材23に形成された固定部57に、別体の固定部材59を介して押圧固定するものである(図10、図13参照)。固定部材59の搬送方向上流側及び下流側には各々係止爪59a、59bが突出形成されているので、これら係止爪59a、59bを固定部57の孔57a、57bにそれぞれ嵌め入れるのである(図10参照)。
このように、原稿搬送通路部材23に凹み形成された1種類のセンサ装着溝部43に、大きさの異なるモノクロ用イメージセンサ27aと、カラー用イメージセンサ27bのうちのいずれかを選択的に収容して装着する場合、断面形状を含めて小さい寸法のイメージセンサ(実施形態ではモノクロ用イメージセンサ27a)には、ホルダ49を介してセンサ装着溝部43に装着することにより、寸法の異なる複数種類(実施形態では2種類)のイメージセンサを簡単に装着できる。従って、各イメージセンサの寸法に合わせた収容空間形状のセンサ装着溝部43を有する原稿搬送通路部材23を別々に準備する必要がなく、画像読取装置の製造コストを大幅に低減させることができる。センサ装着溝部43は、原稿搬送通路部材23に一体的に形成されているものであるので、原稿搬送通路部材23の製造が一層容易になり、部品点数が少なくなり、製品管理も容易になるという効果を奏する。
小さい断面形状のモノクロ用イメージセンサ27aの場合、それが収容できるホルダ49をセンサ装着溝部43に係脱可能に挿入することで、ガタつくことがなく、大きい断面形状のカラー用イメージセンサ27bを収容して装着する場合も、センサ装着溝部43の底側に弾性部材(実施形態ではコイルバネ46)を介在させ、カラー用イメージセンサ27bの上面側を透明板55にて覆うようにして、カラー用イメージセンサ27bを弾性部材と透明板55とで挟んで固定することで、カラー用イメージセンサ27bがガタつくことなく、簡単に装着できる。弾性部材は、コイルバネ46に代えて、板バネやゴムなどの弾性部材を使用することができる。
透明板の固定に際して、原稿搬送方向と直交する方向の一端部にてセンサ装着溝部43の近傍の係止溝56に係止され、透明板55の他端部は、原稿搬送通路部材23の固定部57に対して着脱可能な固定部材59を介して固定することで、透明板55の固定の作業か一層簡単になるという効果を奏する。この透明板55は、アクリル樹脂板などの樹脂板であっても良い。
なお、原稿搬送通路部材23の頂点部分等の装置本体2には、複数枚の原稿Gを載置するための原稿給送トレイ33の基端部がヒンジ34を介して前後開閉回動可能に枢着されている(図1及び図2参照)。原稿給送トレイ33は、図2のごとく、原稿導入口29及び画像読取装置12が下面側に配置された操作パネル部20の上面全体を覆う前傾伏せ姿勢と、図1のごとく、後傾起立姿勢とに選択的に回動可能に構成されている。これにより、原稿給送トレイ33は、読取るべき原稿Gを載置する原稿載置部としての機能と、不使用時に原稿導入口29及び操作パネル部20の上面を覆って埃よけとしての機能とを兼用させることができるものである。
なお、原稿排出トレイ31は透明な樹脂板にて形成されており、この原稿排出トレイ31を上向き回動させて、操作パネル部20の上面とほぼ平行になるように折り畳むことができ、その後、原稿給送トレイ33を上記折り畳んだ原稿排出トレイ31の上面とほぼ平行になるように前傾伏せ姿勢を採ることができる。そして、原稿給送トレイ33の中央部に穿設形成された窓部33bを通して、操作パネル部20における液晶表示部20bを観察することができるものである。この窓部33bは有していなくても良い。
原稿給送トレイ33の側断面形状は、原稿Gの給送方向の中途部で鈍角状(角度θ1が120度〜145度程度)に屈曲形成されているものである。装置本体2の側面視において、後傾起立姿勢の原稿給送トレイ33の上端は装置本体2の後端よりも前側に位置するものとし、後傾起立姿勢の原稿給送トレイ33の上面に載置された原稿Gの給送方向の中途部が自重により湾曲しても、その湾曲中途部が原稿給送トレイ33の上面の屈曲中途部33aに当接しないから、原稿給送トレイ33の側断面が下向き凸湾曲形成されている場合に比べて、また、原稿給送トレイ33の表面(上面に給紙方向に細長いリブを形成しなくても、原稿Gの給送時の搬送抵抗(摺接抵抗)を低減することができる。なお、原稿搬送通路部材23の上流側には、原稿導入口29の近傍に、原稿Gの左右両側縁を案内する一対の側ガイド板35が設けられている(図1参照)。
装置本体2の上面一側部位(原稿給送トレイ33の配置位置の一側方)には、コードレス式のハンドセット36(テンキー等の操作ボタン付き)を起立状態で収納可能なハンドセット置き台37が凹み形成され、装置本体2の側面視において、ハンドセット置き台37にて起立状態で収納されたハンドセット36が後傾起立姿勢の原稿給送トレイ33よりも前側に位置するように設けられているものである(図1、図2、図3及び図4参照)。なお、ハンドセット置き台37内には、ハンドセット36に対する充電器(図示せず)が設けられている。
上記の構成により、ファクシミリ装置1の待機状態もしくは使用状態では図1に示すように、操作パネル部22の上面から開いた原稿給送トレイ33を後傾起立姿勢となるように立ち上げると、当該原稿給送トレイ33の上端部は装置本体2の後端面よりも前側に位置するから(図4参照)、ファクシミリ装置1の装置本体2の後端面を室の壁等に密接させた状態でも使用可能となる。
本発明は、ファクシミリ装置ばかりでなく、コピー装置や画像スキャナ装置にも適用できることはいうまでもなく、原稿読取装置を備えたコピー機能やファクシミリ機能を有する多機能装置にも適用できる。
ファクシミリ装置の原稿給送トレイを起立させた状態の外観斜視図である。 側断面図である。 操作パネル部を外した状態でモノクロ用イメージセンサ装着部を示す平面図である。 モノクロ用イメージセンサ装着部を示す図3のIV−IV線矢視側断面図である。 原稿の搬送通路部材及びセンサ装着溝部を示す平面図である。 分解斜視図である。 モノクロ用イメージセンサの装着順序を示す説明図である。 カラー用イメージセンサ装着部を示す平面図である。 図8のIX−IX線矢視側断面図である。 図8のX−X線矢視側断面図である。 分解斜視図である。 透明ガラス板の一端部の固定を示す断面図である。 カラー用イメージセンサ装着の装着順序を示す説明図である。 モノクロ用イメージセンサの装着部分の拡大側断面図である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
2 装置本体
2a 挿入口
3 給紙カセット
7 記録部
20 操作パネル部
22 画像読取装置
23 原稿搬送通路部材
23a 搬送通路板
43 センサ装着溝部
43a 底板
44 係止孔
45 台座
46 弾性部材としてのコイルバネ
48 収容空間
49 ホルダ
50 締着ねじ
51 弾性係止爪
53 パッキン材
54 スペーサ
55 透明板
56 係止溝
57 固定部
59 固定部材

Claims (8)

  1. 所定の搬送方向に搬送される原稿上の画像を読み取る画像読取面を有し、前記搬送方向と直交する方向に沿った長辺を有するイメージセンサと、前記所定の搬送方向と直交する方向を長手方向として装置本体に設けられ前記イメージセンサを装着可能な開口部を有するセンサ装着溝部と、を備えた画像読取装置であって、
    前記センサ装着溝部は、大きさが異なる複数種類のイメージセンサを収容可能な収容空間を有し、
    前記収容空間内にイメージセンサが収容されるとき、センサ装着溝部の開口部側に前記イメージセンサの画像読取面が配置されることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記複数種類のイメージセンサは、カラー用イメージセンサと、モノクロ用イメージセンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 装置本体に設けられ、原稿が前記所定の搬送方向に搬送されるときに、その搬送通路を形成する原稿搬送通路部材を備え、前記センサ装着溝部は前記原稿搬送通路部材と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記モノクロ用イメージセンサの画像読取面を露出可能な開放面を有し、前記モノクロ用イメージセンサを収容保持可能なイメージセンサ保持部材は、前記開口部側から前記収容空間に嵌挿可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像記録装置。
  5. 前記カラー用イメージセンサは、前記開口部を覆う透明板と前記センサ装着溝部の底側に配置された弾性部材とによって、前記収容空間内で固定されることを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  6. 前記透明板は前記搬送方向と直交する方向に沿った長辺を有し、前記透明板の長辺と直交する一端部は、前記センサ装着溝部の近傍の係止溝に係止され、他端部は、前記原稿搬送通路部材に対して着脱可能な固定部材を介して固定されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記モノクロ用イメージセンサが前記イメージセンサ保持部材に収容され、前記イメージセンサ保持部材が前記原稿搬送通路部材に収容された状態において、
    前記モノクロ用イメージセンサの長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第4の端部、前記搬送方向下流側の端部を第5の端部、前記原稿搬送通路部材の前記イメージセンサ保持部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第1の端部、前記搬送方向下流側の端部を第8の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記原稿搬送通路部材に隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第2の端部、前記搬送方向下流側の端部を第7の端部、前記イメージセンサ保持部材の前記モノクロ用イメージセンサに隣接される長辺のうち前記搬送方向上流側の端部を第3の端部、前記搬送方向下流側の端部を第6の端部、とするとき、第1の端部と第2の端部と第3の端部と第4の端部と第5の端部と第6の端部と第7の端部と第8の端部のうち、すくなくとも第2の端部と、第4の端部と、第6の端部と、第8の端部とには、原稿から遠ざかる向きにテーパー面が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  8. 装置本体の下部に設けられ、積層収納された複数の被記録媒体を一枚ずつ分離して、Uターン経路に向けて搬送する給紙部と、このUターン経路を経て搬送された被記録媒体に画像を記録する記録部と、この記録部を経て搬送された被記録媒体を装置前方に向けて排出する排出部と、前記記録部および前記排出部の上方に配置され、原稿を装置本体後方側から前方側に搬送しつつ原稿面の画像を読み取る読取面を備えた読取部と、を備えた画像形成装置であって、前記搬送通路部材が、前下がり傾斜状に配置されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016067750A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置

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