JP2008010121A - 磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法 - Google Patents
磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 この発明は、製造性の高い磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置は、サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を記録した所定区間と、ユーザ情報を記録するユーザ区間を有する磁気ディスク媒体と、この媒体から情報を読み出す読み出し部と、この媒体に対し情報の書き込む書き込み部とを有するヘッドと、読み出し部により磁気ディスク媒体の前記所定区間からサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を読み出し、書き込み部により磁気ディスク媒体の所定区間から読み出したサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を磁気ディスク媒体上の所定区間とユーザ区間以外の領域に記録する記録制御手段とを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置は、サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を記録した所定区間と、ユーザ情報を記録するユーザ区間を有する磁気ディスク媒体と、この媒体から情報を読み出す読み出し部と、この媒体に対し情報の書き込む書き込み部とを有するヘッドと、読み出し部により磁気ディスク媒体の前記所定区間からサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を読み出し、書き込み部により磁気ディスク媒体の所定区間から読み出したサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を磁気ディスク媒体上の所定区間とユーザ区間以外の領域に記録する記録制御手段とを有する。
【選択図】 図3
Description
この発明は、磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法に関する。
一般に磁気ディスク装置に搭載される磁気ディスク媒体には、あらかじめヘッドを所定のトラックに位置決めするための位置情報であるサーボデータを書き込んでおく必要がある。
このサーボデータの書き込みは、磁気ディスク装置自身ではなく外部のサーボデータ書き込み専用装置であるサーボトラックライタと呼ばれる装置を用いて行われる。
従来の磁気ディスク装置の製造方法においては、サーボトラックライタにてサーボライトが完了した磁気ディスク媒体を磁気ディスク装置内に組み込み、不良ブロックの洗い出し、いわゆるディフェクト洗い出し処理を行っている。しかし、その際、サーボサイト時に得られるサーボパターンの素性/情報が引継がれないため、サーボ・トラック・ライト時に明らかにサーボパターンに異常がある位置が判っていても、ディフェクト洗い出し工程で再度原因の判定を行いっていたため製造工程で多くの時間を費やしていた。
ところで、サーボライトじにそのサーボデータを記録したサーボライト装置のシリアル番号を磁気ディスク媒体に書き込み工程管理に利用するという技術が開示されていた(例えば、特許文献1参照)。しかし、サーボライト時に発生した書き込みエラー等の情報ではない。
特許3432441号公報
この発明の目的は、製造性の高い磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の磁気ディスク媒体は、サーボ情報の書き込み時に当該サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を磁気ディスク媒体上の所定区間に記録することを特徴とする。
また、本発明の磁気ディスク装置は、サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を記録した所定区間と、ユーザ情報を記録するユーザ区間を有する磁気ディスク媒体と、前記磁気ディスク媒体から情報を読み出す読み出し部と、前記磁気ディスク媒体に対し情報の書き込む書き込み部とを有するヘッドと、前記ヘッドの読み出し部により前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を読み出し、前記ヘッドの書き込み部により前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から読み出した前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を前記磁気ディスク媒体上の前記所定区間とユーザ区間以外の領域に記録する記録制御手段とを有することを特徴とすることを特徴とする。
さらに、本発明の磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法は、所定のトラックにサーボ情報を磁気ディスク媒体上に書き込む工程と、前記所定のトラック上の前記サーボ情報に引き続きサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を書き込む工程とからなることを特徴とする。
上記発明によれば、従来では磁気ディスク装置製造時に活用されることのなかったサーボライタのエラー情報等をディフェクト洗い出し実施時に使用することでが可能となり、製造性の高い磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法を提供することが可能となる。
この発明の磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ書き込み方法は、上記のような構成および作用を有しているので、製造性の効率を上げることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態に係る磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
一般に、磁気ディスク媒体には、あらかじめサーボ情報であるサーボデータを書き込む必要があり、このサーボデータの書き込みはサーボトラックライタと呼ばれる装置を用いて行われる。
一般に、磁気ディスク媒体には、あらかじめサーボ情報であるサーボデータを書き込む必要があり、このサーボデータの書き込みはサーボトラックライタと呼ばれる装置を用いて行われる。
図1は、このようなサーボトラックライタを用いて磁気ディスクドライブにサーボデータを書き込む装置のブロック図である。
図1において、101はデータの全く書き込まれていない磁気ディスク媒体である磁気ディスクメディアである。103はこの磁気ディスク媒体101を回転させるスピンドルモータである。
図1において、101はデータの全く書き込まれていない磁気ディスク媒体である磁気ディスクメディアである。103はこの磁気ディスク媒体101を回転させるスピンドルモータである。
制御部105は、ヘッド機構107を制御する。ヘッド機構107は、サーボヘッド109を駆動させ、サーボヘッド109を所定位置に移動させる。書込み制御回路108は、サーボヘッド109にサーボデータを送り、サーボヘッド109にて磁気ディスクメディア101にサーボデータを書き込む。
従来の製造方法では、サーボトラックライタにてサーボライトが完了した磁気ディスク媒体をドライブ装置である磁気ディスク装置に組み込み、不良ブロックの洗い出しである、いわゆるディフェクト洗い出し工程に投入する際にサーボサイト時に得られるサーボパターンの素性/情報が引継がれない。このため、サーボ・トラック・ライト時に明らかにサーボパターンに異常がある位置が判っていても、ディフェクト洗い出し工程で再度原因の判定を行っている。
本発明では、サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報、すなわち、サーボ・トラック・ライト時に判明している素性/情報をサーボパターンと同時に書き込むことにより、磁気ディスク媒体をドライブ装置である磁気ディスク装置に組み込んだ後に情報を引き継ぐことを可能としている。つまり、サーボトラックライタから引き継いだサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を後の磁気ディスク装置自身で行うディフェクト洗い出し工程や磁気ディスク装置動作時に活用することが可能となる。
図2に本発明の第1の実施形態におけるサーボフォーマットを示す。ドライブに引継ぐ情報、すなわち、サーボ情報書き込み実施時に得られた情報は201に入れられる(以下、この情報を「ビット情報」と称する)。
本実施形態では、ビット情報201にサーボライト時に発生したエラーフラグと発生した位置のアドレスが入るようにしている。
図3に図2で示したサーボフォーマットの配置方法について示す。サーボ領域に書かれたデータを確実に読み出すことが出来るように、ビット情報は301に示すように複数シリンダに渡って同じデータを書き込む。
図3に図2で示したサーボフォーマットの配置方法について示す。サーボ領域に書かれたデータを確実に読み出すことが出来るように、ビット情報は301に示すように複数シリンダに渡って同じデータを書き込む。
リードヘッド304を使用して複数シリンダにまたがったデータの中心部を読み出すことにより、データが化けてしまうことを防ぐ。
また、1サーボセクタあたりに書き込むことの出来るデータビット数が少ない場合においても、図4に示すように複数サーボセクタに分散させてデータを書き込むことで、複数サーボセクタ分のデータを1セットのデータ(401)とすることで、必要なデータ量の確保やエラー訂正情報の付加を行うことが可能となる。
また、1サーボセクタあたりに書き込むことの出来るデータビット数が少ない場合においても、図4に示すように複数サーボセクタに分散させてデータを書き込むことで、複数サーボセクタ分のデータを1セットのデータ(401)とすることで、必要なデータ量の確保やエラー訂正情報の付加を行うことが可能となる。
なお、ビット情報はすべてのシリンダに書き込む必要はなく、必要な分を特定セクタに書き込む。
図5にビット情報の書込み手順の実施例を示す。ビット情報に書かれるデータはサーボライト済みの領域についての情報であるので、チェック領域の直後のサーボライトとともにビット情報を書き込む。これによりヘッドを戻すことなくビット情報を書き込むことが出来る。チェック領域は、サーボライト面をいくつかの領域に分割しても良いし、分割しなくても良い。
図5にビット情報の書込み手順の実施例を示す。ビット情報に書かれるデータはサーボライト済みの領域についての情報であるので、チェック領域の直後のサーボライトとともにビット情報を書き込む。これによりヘッドを戻すことなくビット情報を書き込むことが出来る。チェック領域は、サーボライト面をいくつかの領域に分割しても良いし、分割しなくても良い。
本実施形態においてはサーボライタ起因でディフェクトとなるサーボライト時のエラー情報を磁気ディスク装置に引継ぐことを主に可能にしているが、サーボライトエラー情報以外にも使用したサーボライタについての情報(例えば、使用したサーボライタ、サーボライトパラメータ等)を引継ぐためにも使用することも可能とする。
サーボライタにて書き込まれたビット情報は、磁気ディスク装置に組み込んだ状態で利用される。図7に本実施形態に係る磁気ディスク装置サーボ処理部のブロック図を示す。
再生ヘッド504により磁気ディスク媒体502から読み出されたサーボ信号503は、ヘッドアンプ(HIC)505により増幅され、リードチャネル(RIC)506に送られる。リードチャネル(RIC)506より読み出されるサーボパターンは、先に説明したように図2のような構造となっている。
ビット情報201はサーボ信号503と同じ周波数で書かれており、サーボデータとともに読み出される。ビット情報201は、再生ヘッド504の位置にかかわらず常に同じ距離に置かれており、サーボデータからの距離(PAD202)は必ずサーボ周波数の1/2周期時間の整数倍になっている。
本実施形態のビット情報201はサーボパターンと同時に書き込まれるが、サーボパターンにビット情報201を残したままではデータフォーマット効率が低下する問題がある。
そこでディフェクト洗い出し工程に先立ってビット情報201からデータを取り出し、サーボパターン以外の場所に展開することで、ビット情報201が書き込まれていた位置もデータ領域に使用する。
図3においてビット情報301はデータ領域303に含まれるため、ユーザデータを書き込んだ時点で消去される。
ビット情報301を保存するためにユーザデータ格納領域外にデータとして保存する。本実施形態では、ビット情報301を保存する専用のエリアを磁気ディスク媒体上に設ける。
ビット情報301を保存するためにユーザデータ格納領域外にデータとして保存する。本実施形態では、ビット情報301を保存する専用のエリアを磁気ディスク媒体上に設ける。
サーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を磁気ディスク媒体上の保存領域に書き込む手順を図8、図9のフローチャートに示す。停電などのトラブルでデータが消滅してしまわないように常に不揮発メモリにデータが残るようにしている。
図8のフローチャートを使って、ディフェクト洗い出し初回のデータ保存手順を説明する。磁気ディスク媒体上の特定セクタに書かれているサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を磁気ディスク媒体上から読み出す(601)。
読み出した情報を一時的にフラッシュ・ロム(RL−ROM)に書き出し、内容をチェックする(602、603)。
磁気ディスク媒体上のサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)保存領域のみデータの読み書きが行えるように調整を行う(604)。
前記ステップ(604)で調整した領域にサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を書き出し、内容をチェックする(605、606)。
ディフェクト洗い出し処理を実行する(607)。
洗い出し処理を行うことにより、サーボ・トラック・ライタ(STW)によって書かれたエラー情報(ビット情報)が消去される。そしてステップ(602)で一時的に使用したフラッシュ・ロム(RL−ROM)領域を開放し、他の用途に使用可能にする。
磁気ディスク媒体上のサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)保存領域のみデータの読み書きが行えるように調整を行う(604)。
前記ステップ(604)で調整した領域にサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を書き出し、内容をチェックする(605、606)。
ディフェクト洗い出し処理を実行する(607)。
洗い出し処理を行うことにより、サーボ・トラック・ライタ(STW)によって書かれたエラー情報(ビット情報)が消去される。そしてステップ(602)で一時的に使用したフラッシュ・ロム(RL−ROM)領域を開放し、他の用途に使用可能にする。
次に、図9のフローチャートを使って、ディフェクト洗い出しを再度行ったときのデータ保存手順を説明する。保存領域にデータとして書かれているサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を読み出す(611)。
読み出した情報を一時的にフラッシュ・ロム(RL−ROM)に書き出し、内容をチェックする(612、613)。
磁気ディスク媒体上のサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)保存領域のみデータの読み書きが行えるように調整を行う(614)。
これにより前回保存したエラー情報が消去される。
前記ステップ(614)で調整した領域にサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を書き出し、内容をチェックする(615、616)。
ディフェクト洗い出し処理を実行する(617)。そしてステップ(612)で一時的に使用したフラッシュ・ロム(RL−ROM)領域を開放し、他の用途に使用可能にする。
磁気ディスク媒体上のサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)保存領域のみデータの読み書きが行えるように調整を行う(614)。
これにより前回保存したエラー情報が消去される。
前記ステップ(614)で調整した領域にサーボ・トラック・ライト(STW)エラー情報(ビット情報)を書き出し、内容をチェックする(615、616)。
ディフェクト洗い出し処理を実行する(617)。そしてステップ(612)で一時的に使用したフラッシュ・ロム(RL−ROM)領域を開放し、他の用途に使用可能にする。
上記のような仕組みを導入することにより何度ディフェクト洗い出し工程を実施することがあっても、サーボライト時に得られた情報を利用することが可能となる。また、サーボライタから引き継がれた情報を使用することにより、ディフェクト洗い出しの時間を短縮することが可能となる。
更に、サーボライト時に書き込みアドレスが正しく読み出せないと判定されたアドレスについては、ディフェクト洗い出しの処理をスキップしディフェクト登録する。ディフェクト洗い出しでエラーが発生したアドレスとサーボライトエラーアドレスが一致した場合、ディフェクト洗い出し処理でリトライせずにディフェクト登録することにより時間を短縮することが可能となる。
<変形例1>
ビット情報書込み位置を前記第1の実施形態の場合(図5)と別の方法にて書き込む方法を図6に示す。
ビット情報に書かれるデータはサーボライト済みの領域についての情報であるので、一度全部または一部の領域をサーボライトした後(丸1)、ヘッドを戻しビット情報のみ追記(丸2)を行う。この方法を使うことによりサーボライト完了後に得られる情報について記録可能となる。
ビット情報書込み位置を前記第1の実施形態の場合(図5)と別の方法にて書き込む方法を図6に示す。
ビット情報に書かれるデータはサーボライト済みの領域についての情報であるので、一度全部または一部の領域をサーボライトした後(丸1)、ヘッドを戻しビット情報のみ追記(丸2)を行う。この方法を使うことによりサーボライト完了後に得られる情報について記録可能となる。
<変形例2>
前記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにサーボライトエラー情報を保存する処理について説明する。
ディフェクト情報の種別を表すフラグにサーボライトエラー情報を付加することにより、ディフェクト情報の一部としてサーボライトエラー情報を保存する。
<変形例3>
上記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにビット情報を保存する処理について説明する。
ディフェクト洗い出し後、ディフェクト判定されていないシリンダをディフェクトシリンダとして登録しビット情報の保存用に使用する。
<変形例4>
上記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにビット情報を保存する処理について説明する。
読み出したビット情報をフラッシュ・ロム(RL−ROM)に書き込むことによりビット情報を保存する。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
前記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにサーボライトエラー情報を保存する処理について説明する。
ディフェクト情報の種別を表すフラグにサーボライトエラー情報を付加することにより、ディフェクト情報の一部としてサーボライトエラー情報を保存する。
<変形例3>
上記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにビット情報を保存する処理について説明する。
ディフェクト洗い出し後、ディフェクト判定されていないシリンダをディフェクトシリンダとして登録しビット情報の保存用に使用する。
<変形例4>
上記第1の実施形態と別の方法を使用して、ディフェクト洗い出し処理の再実施を可能にするためにビット情報を保存する処理について説明する。
読み出したビット情報をフラッシュ・ロム(RL−ROM)に書き込むことによりビット情報を保存する。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
101…磁気ディスク媒体、103…スピンドルモータ、105…制御部、107…ヘッド駆動機構、108…書き込み制御回路、109…サーボヘッド、110…クロックヘッド、111…マスタクロック回路、201…ビット情報、202…PAD、301…ビット情報、302…サーボ情報、303…データ領域、304…リードヘッド、401…チェック領域、402…ビット情報書き込み位置、501…磁気ディスク装置、502…磁気ディスク媒体、503…サーボ信号、504…再生ヘッド、505…ヘッドアンプ(HIC)、506…リードチャネル(RIC)。
Claims (8)
- サーボ情報の書き込み時に当該サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を磁気ディスク媒体上の所定区間に記録することを特徴と磁気ディスク媒体。
- 前記所定区間は、前記磁気ディスク媒体上の複数のシリンダに複数設けられ、前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報が、前記複数の所定区間にそれぞれ記録される
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク媒体。 - 前記所定区間は、前記磁気ディスク媒体上の所定のシリンダ内の複数のサーボセクタに分散配置して記録される
ことを特徴とする請求項2に記載の磁気ディスク媒体。 - サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を記録した所定区間と、ユーザ情報を記録するユーザ区間を有する磁気ディスク媒体と、
前記磁気ディスク媒体から情報を読み出す読み出し部と、前記磁気ディスク媒体に対し情報の書き込む書き込み部とを有するヘッドと、
前記ヘッドの読み出し部により前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を読み出し、前記ヘッドの書き込み部により前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から読み出した前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を前記磁気ディスク媒体上の前記所定区間とユーザ区間以外の領域に記録する記録制御手段と
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - サーボ情報の書き込み実施時に得られた情報を記録した所定区間と、ユーザ情報を記録するユーザ区間を有する磁気ディスク媒体と、
前記磁気ディスク媒体から情報を読み出す読み出し部と、前記磁気ディスク媒体に対し情報の書き込む書き込み部とを有するヘッドと、
フラッシュメモリと、
前記ヘッドの読み出し部により前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を読み出し、前記磁気ディスク媒体の前記所定区間から読み出した前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を前記フラッシュメモリに記録する記録制御手段と
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - 前記サーボ情報書き込み実施時に得られた情報を用いて、ディフェクト洗い出し処理を行うこと特徴とする請求項4又は請求項5に記載の磁気ディスク装置。
- 所定のトラックにサーボ情報を磁気ディスク媒体上に書き込む工程と、
前記所定のトラック上の前記サーボ情報に引き続きサーボ情報書き込み実施時に得られた情報を書き込む工程と
からなる磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法。 - 磁気ディスク媒体上に所定のサーボ情報を書き込む工程と、
前記サーボ情報の書き込みが完了した後に、サーボ情報書き込み実施時に得られた情報をまとめて前記磁気ディスク媒体上に書き込む工程と
からなる磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006182343A JP2008010121A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボ情報書き込み方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010165414A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Toshiba Storage Device Corp | 情報記憶装置及び情報記憶装置の調整装置、並びにサーボパターン形成方法 |
US8085489B2 (en) | 2008-08-07 | 2011-12-27 | Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands B.V. | Method for writing servo patterns and disk drive including a controller for writing servo patterns according to the method |
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2006
- 2006-06-30 JP JP2006182343A patent/JP2008010121A/ja active Pending
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US8085489B2 (en) | 2008-08-07 | 2011-12-27 | Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands B.V. | Method for writing servo patterns and disk drive including a controller for writing servo patterns according to the method |
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JP4707040B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2011-06-22 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | 情報記憶装置及び情報記憶装置の調整装置、並びにサーボパターン形成方法 |
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