JP2008009825A - テスト支援装置及びテスト支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトウェアのテストにおけるテスト項目からなるテスト項目リスト5を容易に作成することができるテスト支援装置を提供する。
【解決手段】入力データ項目定義3は、入力データ2の項目を定義するファイルであって、入力データ2を予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む。機能定義4は、ソフトウェア300のテストの機能を定義するファイルであって、項目タイプ毎に予め定められた実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む。生成処理部1は、入力データ項目定義3と機能定義4とに基づいて、入力データ項目定義3に含まれる項目タイプについてのテスト項目及び典型データを含むテスト項目リスト5を生成し、入力データ2を典型データで置換することにより、テスト項目リスト5に基づくテストを行うための出力データ6を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テスト支援装置及びテスト支援方法に関し、特に、ソフトウェアのテストのためのテスト項目からなるリストやテストを行うための出力データを漏れなく生成するテスト支援装置及びテスト支援方法に関する。
プログラム等のソフトウェアのテストにおいては、例えば事務用等の同一カテゴリ内では、その機能や目的を問わず、ある程度、共通のテスト項目がある。従って、ソフトウェアのテスト項目はテンプレート化が可能である。
例えば、プログラムの条件やユーティリティのデータ操作や入出力関係を総合的に解析して、テストパターンの漏れをなくし、作業を機械的に行うことで自動化を可能とし、テストデータの生産性を高めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−282197号公報
ソフトウェアのテスト項目のテンプレート化は、十分に行われているとは言えず、現実には、開発者が、自身の以前の経験に基づいて、自らが考えうる範囲内でテスト項目を抽出している。このため、実際には、ソフトウェアのテストを満足なレベルで支援し得るツールにはなっていない。
また、ソフトウェアのテストにおいては、本来の動作(正常系の動作)のテストの他に、不正な入力データや本来想定していない例外的な事象に対するテストを行う必要がある。しかし、これらの事象は、実際の発生確率が低い割に、テストの実施のための準備が煩雑である。このため、実際には、これらの事象は、テスト項目から間引かれたり、テストの優先度を低く設定されたりすることが殆どである。この結果、初歩的なソフトウェア障害が摘出されないまま、ソフトウェアが製品として出荷されてしまう可能性がある。
本発明は、ソフトウェアのテストにおけるテスト項目からなるテスト項目リストと当該テストを行うための出力データとを容易に作成することができるテスト支援装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ソフトウェアのテストにおけるテスト項目からなるテスト項目リストを容易に作成することができるテスト支援装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ソフトウェアのテストにおけるテスト項目からなるテスト項目リストと当該テストを行うための出力データとを容易に作成することができるテスト支援方法を提供することを目的とする。
本発明のテスト支援装置は、テストの対象であるソフトウェアにより処理すべき入力データと、入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義と、ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義と、前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成し、前記入力データを前記典型データで置換することにより、前記テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データを生成する生成処理部とを備える。
本発明のテスト支援装置は、入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義と、ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義と、前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成する生成処理部とを備える。
本発明のテスト支援方法は、テストの対象であるソフトウェアにより処理すべき入力データを入力し、入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義を入力し、ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義を入力し、前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成し、前記入力データを前記典型データで置換することにより、前記テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データを生成する。
本発明のテスト支援装置及び方法によれば、入力データと入力データ項目定義と機能定義とを用意することにより、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについてのテスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成すると共に、テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データを生成することができる。このテスト項目リストの生成により、開発者が自身の経験に基づいてテスト項目及び典型データを抽出する必要を無くし、また、複数の開発者の経験に基づいてテスト項目及び典型データを蓄積することができ、結果として、ソフトウェアのテスト項目を網羅したリストを得ることができる。また、前記出力データの生成により、不正な入力データや本来想定していない例外的な事象に対するテスト、又は、発生確率が低い事象やテストの実施のための準備が煩雑である事象に対するテストを、テスト項目から間引いたりテストの優先度を低くすることなく、行うことができる。
また、本発明のテスト支援装置によれば、入力データ項目定義と機能定義とを用意することにより、前記テスト項目リストを生成することができる。これにより、前述のように、ソフトウェアのテスト項目を網羅したリストを得ることができる。
図1は、本発明のテスト支援装置の構成の一例を示す。テスト支援装置100は、ソフトウェア300のテストを支援するデータを生成するコンピュータからなり、生成処理部1、入力データ2、入力データ項目定義(ファイル)3、機能定義(ファイル)4を備える。
入力データ2、入力データ項目定義3及び機能定義4は、生成処理部1に入力される。生成処理部1は、入力データ項目定義3と機能定義4とに基づいて、テスト項目リスト5を生成する。また、生成処理部1は、入力データ2と入力データ項目定義3とに基づいて、出力データ6を生成する。更に、生成処理部1は、入力データ2と入力データ項目定義3と出力データ6とに基づいて、プルーフリスト7を生成する。
生成処理部1には、テスト項目リスト5等の生成を指示する指示データ8が入力される。出力データ6は、テストの対象であるソフトウェア300と共に、テスト装置200に入力される。これにより、出力データ6を用いた当該ソフトウェア300のテストが行われる。即ち、ソフトウェア300が、種々の不適切なデータを含む出力データ6を正しく処理できるか否かがテストされる。これにより、テストの結果が例えばデータとして又は画面として得られる。テスト装置200は、ソフトウェア300のテストを行うコンピュータからなる。テスト項目リスト5及びプルーフリスト7は、当該テストの際に参照可能なように、ソフトウェア300の開発者に提供される。
入力データ2は、ソフトウェア300により処理すべき(処理されることが判っている又はソフトウェア300用の)データである。ソフトウェア300は、例えばプログラム、スクリプト等からなる。入力データ2は、実際は、テストの対象であるソフトウェア300について、当該ソフトウェア300をテストするために作成されたテストデータからなる。テストデータは文字列からなる文字列データ又はそれ以外の(非文字列)データからなる。入力データ2は、例えば他のコンピュータ(図示せず)により作成され、テスト支援装置100に入力される。
入力データ2の一例を図2(A)に示す。入力データ2は、実際には、当該入力データ2の記録されたレコード番号であるNo.「10」と、当該入力データ2の項目名「連絡先メールアドレス」と、当該入力データ2(その実体又は入力データの値)「aaaa@bbbb.cccc.com」とからなる。即ち、入力データ2は、当該入力データ2毎に、当該入力データ2のレコード番号、当該入力データ2の項目名を格納する。レコード番号は、当該入力データ2が格納されたファイルにおける当該入力データ2の格納された位置(又は、格納先のメモリにおけるアドレス)を示す。項目名は当該入力データ2の名称(又は属性)を示す。
入力データ2は、実際には、図2(A)に示すように、1個のソフトウェア300についての複数のデータの集合である。入力データ2は、ソフトウェア300により、例えばそのレコード番号又は項目名で特定され、読み取られ、処理される。入力データ2の集合が1個のファイル(入力データファイル)2’に格納される。実際には、種々のテストを行うために、1個のソフトウェア300について複数の入力データファイル2’が用意される。入力データファイル2’の各々には、これらを識別するために識別情報又はID(図示せず)が付与される。
なお、実際に想定されるソフトウェア300の例としては、例えばインターネットを利用して一般のユーザが入力したデータを処理するプログラムがある。このようなプログラムにはどのようなデータが入力されるか判らない。入力データ2は、そのようなプログラムに例外的なデータをも含む種々のデータが入力された場合を想定して、当該プログラムをテストするためのデータである。
入力データ項目定義3は、入力データ2の項目を定義するファイルであって、例えば他のコンピュータ(図示せず)により作成され、テスト支援装置100に入力される。従って、入力データ項目定義3は、入力データ2に応じて定まる。入力データ項目定義3は、少なくとも、分類情報を含む。分類情報は、入力データ2を予め定められた項目タイプに分類した情報である。項目タイプは、入力データ2の項目名を、プログラミングレベルのデータタイプ(例えば、文字列か否か、データの桁数は何桁か等の種別)とは別に、例えば当該入力データ2の用途又は目的に応じて分類した情報である。入力データ項目定義3は、更に、対象情報とキー情報とを含む。対象情報は、当該入力データ2がテスト項目リスト5の生成対象であるか否かを示す。キー情報は、当該入力データ2が識別キーであるか否かを示す。
入力データ項目定義3の一例を図3に示す。入力データ項目定義3は、当該入力データ項目定義3のレコード番号「12」と、項目名「連絡先メールアドレス」と、当該入力データ2が文字からなることを示すタイプ「C」と、そのデータ長を表すバイト数「128」と、対象情報「○」と、キー情報「(空)」と、項目タイプ「メールアドレス」とからなる。即ち、入力データ項目定義3は、分類情報である項目タイプ「メールアドレス」毎に、対象情報、キー情報等を格納する。
項目名「連絡先メールアドレス」の項目タイプは「メールアドレス」とされる。例えば、項目名「勤務先メールアドレス」「第2連絡先メールアドレス」等も、その項目タイプは「メールアドレス」とされる。従って、項目タイプはカテゴリ情報である。
対象情報が「○」である場合、当該項目タイプを持つ入力データ2はテスト項目リスト5(従って、指定された場合には出力データ6)の生成対象とされる。なお、対象情報が「×」である場合、当該項目タイプを持つ入力データ2はテスト項目リスト5の生成対象とされない。即ち、後述するように、入力データ2が出力データ6において書き換えられない。例えば、注文番号、お客様コード、お客様会社名等は、対象情報が「×」とされる。これは、これらのデータを入力データ2と出力データ6とで書き換えると、却って当該不一致による混乱を招くので、これを防止するためである。
キー情報が「(空)」である場合、当該項目タイプを持つ当該入力データ2は識別キーとされない。キー情報が「○」である場合、当該項目タイプを持つ当該入力データ2は識別キーとされる。キー情報は、対象情報が「×」であり出力データ6において書き換えられない項目名(入力データ2)の中から選択され、入力データ項目定義3(従って、当該入力データファイル2’)において1個の項目名(入力データ2)のみとされる。この例では、注文番号がキー情報とされる。キー情報であるデータが、前述の入力データファイル2’の識別情報又はIDとして用いられる。また、キー情報であるデータは、前述のように、出力データ6において書き換えられないので、出力データ6のファイルの識別情報又はIDとして用いられる。
なお、図3に示すように、入力データ項目定義3には、そのバイト数の原則的な長さである原則長「(空)」、その初期値「半角空白」等のような他の種々の情報を含むようにしても良い。また、入力データ2が文字でない場合には、タイプが「NC」とされる。
機能定義4は、ソフトウェア300のテストの機能を定義するファイルであって、例えば他のコンピュータ(図示せず)により作成され、テスト支援装置100に入力される。機能定義4は、入力データ2に依存せず、複数の入力データ2に共通である。機能定義4は、少なくとも、項目タイプ毎に、テスト項目及び典型データを含む。テスト項目は、予め定められた実施すべきテストの項目である。典型データは、予め定められた当該テスト項目の実施結果の確認に有効なデータである。機能定義4は、更に、関連事項、特記事項、又は、障害情報の少なくとも1つを含む。関連事項は、項目タイプ毎に記述されたソフトウェア300のテストにおいて確認すべき事項である。特記事項は、項目タイプ毎に記述されたソフトウェア300のテストにおいて特に注意すべき事項である。障害情報は、項目タイプ毎に記述されたソフトウェア300についての過去の障害の発生を示す情報である。
機能定義4の一例を図2(B)、図2(C)、図4及び図5(A)に示す。機能定義4は、図2(B)に示すように、形式要件定義41とデータ編集定義42とからなる。形式要件定義41の一例を図2(C)に示す。データ編集定義42の一例を図4及び図5(A)に示す。
形式要件定義41は、ソフトウェア300のテストの機能をデータ形式の点から定義するファイルである。従って、形式要件定義41は、項目タイプとは無関係に、データファイルやレコードの操作について、テスト項目(分類)及び典型データ(概要)を含む。テスト項目(分類)は、実施すべきテスト項目(分類)であり、図2(C)に示すように、「レコード長の操作」等からなる。典型データ(概要)は、当該テスト項目の実施結果の確認に有効なデータであり、図2(C)に示すように、「レコード長が短いレコードを混入させる」のように対応するテスト項目「レコード長の操作」についての内容を記述した「概要」である。
データ編集定義42は、ソフトウェア300のテストの機能をデータ自体(テストデータ)の点から定義するファイルである。従って、データ編集定義42は、項目タイプ毎に、個々のデータについて、テスト項目及び典型データを含む。データ編集定義42は、図4に示すように、データ自体のテストの機能を「データ項目固有の論理についての検証」のような大分類、「メールアドレスチェック処理の確認」のような中分類、「メールアドレス」のような小分類に分類して定義する。以上から判るように、この小分類が、図4では項目タイプ「メールアドレス」で代表して図示しているが、項目タイプ毎のテスト項目及び典型データに相当する。
小分類即ちテスト項目の一例を図5(A)に示す。テスト項目は、当該テスト項目のレコード番号「157」と、項目タイプ「メールアドレス」と、当該テスト項目の主要課題(又は中分類)「メールアドレスチェック処理の確認」と、典型データの設定、典型データの設定値、アプリケーションの望ましい姿、特記事項とからなる。実際には、「典型データの設定」が実施すべきテスト項目であり、「典型データの設定値」が典型データである。
典型データは、当該テスト項目の実施結果の確認に有効なデータである。典型データは、典型データの設定「ドットとカンマを打ち誤る」と、典型データの設定値「aaaa@bbbb,cccc.com」とからなる。アプリケーションの望ましい姿「仕様にしたがって適切な処理をする」は、関連事項である。特記事項「CSV出力処理の結果に注意する」は、当該典型データにより生じるであろう障害を記述している(従って、障害情報と考えても良い)。即ち、テスト項目毎に、典型データが格納され、関連事項、特記事項、又は、障害情報の少なくとも1つが格納される。
図5(A)に示す典型データの設定値は、正常な入力データにおける「bbbb」と「cccc」との間の「. (ドット)」を「, (カンマ)」で置換したものである。この典型データの設定値は、当該入力ミスを想定したものである。このような入力ミスは、初歩的なミスであり、最も発生し易い誤りの一例である。ソフトウェア300は、この入力ミスを検出して、再入力を要求できなければならない。
なお、図4の中分類「データバリエーション」における小分類「文字」においては、小分類「メールアドレス」と同様に、入力データ2が「特定の文字」である場合のチェックが行われる。例えば、「椿澤」なる文字は、特定の条件下においては、「楱澤」に誤って変換される場合がある。これは文字コードの割当に起因する。そこで、後述する典型データにおいて、典型データの設定が「文字の変換ミス」とされ、典型データの設定値が「椿澤」とされ、ソフトウェア300により当該文字変換が正しく行われるかがチェックされる。入力データ2が「病院」「(株)」「(有)」「丸付き数字」等の文字である場合も同様である。
実際には、1個の項目タイプ「メールアドレス」について、複数の典型データが用意される。例えば、典型データの設定「全角文字を混入、全角@を使用する」について、全角文字を含むメールアドレスからなる典型データの設定値が用意される。典型データの設定「不完全なメールアドレス」について、不完全なメールアドレスからなる典型データの設定値「root@rocalhost」が用意される。典型データの設定「メールアドレスの複数設定」について、複数のメールアドレスからなる典型データの設定値「aaaa@bbbb.cccc.com,dddd@eee.ffff.co.jp」が用意される。従って、ソフトウェア300に1個の「連絡先メールアドレス」が入力される場合、1個の項目タイプ「メールアドレス」について、複数の出力データ6を生成するようにして、複数回のテストを行う必要がある。
また、図4を参照して前述したように、項目名は「連絡先メールアドレス」に限られず、項目タイプは「メールアドレス」に限られず、ソフトウェア300で処理すべきあらゆる入力データ2が対象とされる。例えば、入力データ2が「日付」である場合、うるう年、データ例外(例えば、「月」として13が入力された場合)、データ形式例外(例えば、小数点のある数値が入力された場合)等がある。例えば、うるう年について、通常のうるう年のチェック、400年に一度の例外的なうるう年のチェック、うるう年の対象外となる年(2007年2月29日)のチェック、うるう年の対象外となる年(2100年2月29日)のチェック等がある。また、入力データ2が「電話番号」である場合、市外局番のチェック、市内局番のチェック、局番の区切り記号のチェック、フリーダイヤルのチェック、国際電話番号のチェック、携帯電話番号のチェック等がある。また、入力データ2が「文字」「数値」「整数」「郵便番号」等である場合についても、各々、予め定められた種々のチェック等がある。
以上のように、テスト支援装置100に入力データ2、入力データ項目定義3、機能定義4が入力(用意)された状態で、指示データ8が入力されると、生成処理部1が、テスト項目リスト5、出力データ6、プルーフリスト7を生成する。ここで、生成処理部1は、指示データ8において入力データ2が指定されていない場合、テスト項目リスト5を生成し、指示データ8において入力データ2が指定されている場合、テスト項目リスト5及び出力データ6を生成する。また、生成処理部1は、指示データ8においてプルーフリスト7の生成が指示されている場合、これを生成する。
指示データ8の一例を図5(B)に示す。指示データ8は、入力出力ファイル名と、レコード区切りとからなる。入力出力ファイル名は、生成処理部1へ入力すべきファイル名、及び、これにより生成処理部1から出力されるファイル名を示す。レコード区切りは、図2(C)に示す「レコード区切り記号の操作」を行うか否かを示す。指示データ8は、プルーフリスト7の生成を指示する場合には、図5(B)に点線で示すように、プルーフ生成指示を含む。
入力出力ファイル名において、入力データ2、入力データ項目定義3及び機能定義4が指定された場合、テスト項目リスト5及び出力データ6が入力出力ファイル名において指定されたファイル名(又は、前述の入力データファイル2’の識別番号又はIDのような識別番号又はID)で生成される。この場合、入力出力ファイル名は、(入力データ2のファイル名,入力データ項目定義3のファイル名,機能定義4のファイル名,テスト項目リスト5のファイル名,出力データ6のファイル名)のように記述される。このために、各々のファイル名はユニークなものとされる。
入力出力ファイル名において、入力データ項目定義3及び機能定義4が指定された場合、テスト項目リスト5が入力出力ファイル名において指定されたファイル名で生成される。この場合、入力出力ファイル名は、(入力データ2のファイル名(空),入力データ項目定義3のファイル名,機能定義4のファイル名,テスト項目リスト5のファイル名,出力データ6のファイル名(空))のように記述される。
生成処理部1は、入力データ項目定義3と機能定義4とに基づいて、テスト項目リスト5を生成する。テスト項目リスト5は、当該入力データ項目定義3に含まれる項目タイプについてのテスト項目及び典型データを含む。生成処理部1は、助言情報と、識別情報とをテスト項目リスト5に付加する。助言情報は、関連事項、特記事項又は障害情報に基づいて付加され、ソフトウェア300のどのような機能のどのような処理結果に注目すべきかを表す。識別情報は、テスト項目リスト5におけるテスト項目についてのテストを実施する際に使用すべき出力データ6を特定する。
テスト項目リスト5の一例を図6(A)に示す。テスト項目リスト5は、当該テスト項目のレコード番号「81」と、項目名「連絡先メールアドレス」と、項目タイプ「メールアドレス」と、そのテスト項目の主要課題「メールアドレスチェック処理の確認」と、典型データの設定、アプリケーションの望ましい姿、特記事項とからなる。「アプリケーションの望ましい姿」は関連事項である。従って、「アプリケーションの望ましい姿」及び「特記事項」は、共に助言情報である。
なお、このテスト項目リスト5の例においては、「障害情報」は含まれない。これは、障害情報が機能定義4に含まれないためである。障害情報が機能定義4に含まれる場合には、障害情報がテスト項目リスト5に含まれる。また、このテスト項目リスト5の例においては、「識別情報」は図示していない。この識別情報は、後述するように、出力データ6のファイルの各々に付与された識別情報又はIDからなる。前述のように、キー情報であるデータが入力データファイル2’及び出力データ6のファイルの識別情報又はIDとして用いられるので、テスト項目リスト5の識別情報としては、入力データ項目定義3に基づいて、キー情報である入力データ2が参照され、記述される。
この場合、生成処理部1は、指示データ8の入力出力ファイル名において指定された入力データ項目定義3から、項目名、項目タイプを取得する。この後、生成処理部1は、当該取得した項目タイプを用いて指示データ8の入力出力ファイル名において指定された機能定義4を参照し、当該機能定義4から、当該項目タイプに対応する主要課題、典型データの設定、アプリケーションの望ましい姿、特記事項を取得する。そして、生成処理部1は、これらの取得した各々の情報を用いて、図6(A)に示すテスト項目リスト5を生成する。
なお、図6(B)に示すように、テスト項目リスト5が、典型データの設定値「aaaa@bbbb,cccc.com」を含むようにしても良い。実際には、図6(B)に示すテスト項目リスト5は、テスト項目リスト5と後述する出力データ6とを合成して1個のデータ(出力データ6を含むテスト項目リスト5)として生成した例である。即ち、指示データ8において入力データ項目定義3及び機能定義4が指定された場合、図6(A)に示すテスト項目リスト5が生成され、また、指示データ8において入力データ2、入力データ項目定義3及び機能定義4が指定された場合、図6(B)に示す出力データ6を含むテスト項目リスト5が生成される。
生成処理部1は、入力データ2を典型データで置換することにより、テスト項目リスト5に基づくテストを行うための出力データ6を生成する。出力データ6は、入力データ2に基づくものであるので、テストの対象であるソフトウェア300について、当該ソフトウェア300をテストするために作成されたテストデータである。即ち、入力データ2をより正確で、網羅的なデータに改良したテストデータである。
出力データ6の一例を図7(A)に示す。出力データ6は、レコード番号「10」と、項目名「連絡先メールアドレス」と、典型データの設定値である(で置換された)出力データ6(その実体又は出力データの値)「aaaa@bbbb,cccc.com」とからなる。出力データ6は、図6(B)に示す出力データ6を含むテスト項目リスト5が生成される場合であっても、これとは別に生成される。
この場合、生成処理部1は、指示データ8の入力出力ファイル名において指定された入力データ2から、項目名を取得する。この後、生成処理部1は、当該取得した項目名を用いて指示データ8の入力出力ファイル名において指定された機能定義4(のデータ編集定義42の小分類即ち項目タイプ)を参照し、当該項目タイプに対応する典型データの設定値を取得する。そして、生成処理部1は、これらの取得した各々の情報を用いて、図7(A)に示す出力データ6を生成する。
なお、出力データ6は、入力データ2に基づくものであるので、実際には、図2(A)と同様に、複数のデータの集合である。出力データ6は、ソフトウェア300により、例えばそのレコード番号又は項目名で特定され、読み取られ、処理される。出力データ6の集合が1個のファイル(出力データファイル、図示せず)に格納される。出力データ6のファイルの各々には、これらを識別するために識別情報又はID(図示せず)が付与される。実際には、前述のように、この出力データ6の識別情報又はIDとしては、例えばその基礎となった入力データファイル2’の識別情報、即ち、識別キーとされた注文データ(入力データ2)が用いられる。
生成処理部1は、前述のように、テスト項目リスト5及び出力データ6を生成すると共に、プルーフリスト7を生成する。プルーフリスト7は、出力データ6において用いられた典型データ及びその位置(レコード又はフィールド)を表示する。即ち、入力データ2のどのレコードをどのようなデータで置換したかを示すものであり、出力データ6の作成の結果を示すリストである。
プルーフリスト7の一例を図7(B)に示す。プルーフリスト7は、典型データの設定値である出力データ6「aaaa@bbbb.cccc.com」と、当該入力データ2のレコード番号「10」とからなる。
この場合、生成処理部1は、指示データ8の入力出力ファイル名におけるプルーフリスト7の生成指示に基づいて、前述のように生成した出力データ6から典型データの設定値を取得する。この後、生成処理部1は、入力データ2から当該入力データ2のレコード番号を取得する。そして、生成処理部1は、これらの取得した各々の情報を用いて、図7(B)に示すプルーフリスト7を生成する。
図8は、本発明のテスト支援処理フローであり、図1のテスト支援装置100により実行されるテスト支援処理を示す。
テスト支援装置100に、テストの対象であるソフトウェア300の開発者により、当該ソフトウェア300により処理すべき入力データ2が読み込まれ(又は入力され)(ステップS1)、入力データ項目定義3が読み込まれ(ステップS2)、機能定義4(ファイル)が読み込まれる(ステップS3)。これにより、入力データ2、入力データ項目定義3及び機能定義4がテスト支援装置100に用意される。なお、これらをテスト支援装置100により作成するようにしても良い。
この状態で、ソフトウェア300の開発者により、指示データ8がテスト支援装置100の生成処理部1に入力される(ステップS4)。これにより、生成処理部1が、指示データ8における入力データ項目定義3及び機能定義4の指定に従ってテスト項目リスト5を生成し(ステップS5)、指示データ8における入力データ2、入力データ項目定義3及び機能定義4の指定に従って出力データ6を生成し(ステップS6)、その生成指示に従ってプルーフリスト7を生成する(ステップS7)。この時、出力データ6は、テスト装置200によるテストに用いるために、例えば電子データとして適当な記録媒体に出力される。一方、テスト項目リスト5及びプルーフリスト7は、開発者の参照のために、例えば印刷出力される。なお、これらがテスト支援装置100(又はテスト装置200)の画面上へ出力されるようにしても良い。
この後、出力データ6が、テスト対象のソフトウェア300と共に、テスト装置200に入力され、出力データ6を用いたソフトウェア300のテストが実行され、そのテスト結果が得られる。開発者は、例えば、プルーフリスト7を参照しながら、このテスト結果とテスト項目リスト5(出力データ6を用いたテストの期待値を示している)とを比較して、当該テスト結果を検証することができる。これにより、ソフトウェア300を効率良くかつ漏れなくテストすることができ、ソフトウェア300における初歩的な障害を排除することができる。
以上説明したように、本発明によれば、テスト支援装置及び方法において、項目タイプについてのテスト項目及び典型データを含むテスト項目リストと、テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データとを生成することができる。これにより、開発者がテストの都度必要な作業を繰り返すことなく、ソフトウェアのテスト項目を網羅したリストを得ることができるので、テスト項目リストによりソフトウェアのテストを満足なレベルで支援することができる。また、種々の事象に対するテストを行うことができるので、初歩的なソフトウェア障害のあるソフトウェアが製品として出荷されてしまうことを防止することができる。
本発明のテスト支援装置の構成図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理の説明図である。 本発明のテスト支援処理フローである。
符号の説明
1 生成処理部
2 入力データ
3 入力データ項目定義
4 機能定義
5 テスト項目リスト
6 出力データ
7 プルーフリスト
8 指示データ
100 テスト支援装置
200 テスト装置
300 テスト対象ソフトウェア

Claims (5)

  1. テストの対象であるソフトウェアにより処理すべき入力データと、
    入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義と、
    ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義と、
    前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成し、前記入力データを前記典型データで置換することにより、前記テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データを生成する生成処理部とを備える
    ことを特徴とするテスト支援装置。
  2. 前記生成処理部が、前記テスト項目リスト及び出力データを生成すると共に、前記出力データにおいて用いられた前記典型データ及びその位置を表示するプルーフリストを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテスト支援装置。
  3. 入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義と、
    ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義と、
    前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成する生成処理部とを備える
    ことを特徴とするテスト支援装置。
  4. 前記入力データ項目定義が、更に、前記入力データがテスト項目リストの生成対象であるか否かを示す対象情報と、前記入力データが識別キーであるか否かを示すキー情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のテスト支援装置。
  5. テストの対象であるソフトウェアにより処理すべき入力データを入力し、
    入力データの項目を定義するファイルであって、前記入力データを予め定められた項目タイプに分類した分類情報を含む入力データ項目定義を入力し、
    ソフトウェアのテストの機能を定義するファイルであって、前記項目タイプ毎に予め定められた、実施すべきテスト項目及び当該テスト項目の実施結果の確認に有効な典型データを含む機能定義を入力し、
    前記入力データ項目定義と機能定義とに基づいて、当該入力データ項目定義に含まれる項目タイプについての前記テスト項目及び典型データを含むテスト項目リストを生成し、前記入力データを前記典型データで置換することにより、前記テスト項目リストに基づくテストを行うための出力データを生成する
    ことを特徴とするテスト支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013097404A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp ソフトウェア試験支援装置、ソフトウェア試験支援方法、及びプログラム
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