JP2008009018A - 液晶表示素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】メタルBM等の金属部分での反射が観察されない良好な表示品位を実現できる液晶表示素子を提供する。
【解決手段】液晶表示素子の反視認側から、バックライト7、第2偏光板6、ねじれ光学補償層4、液晶セル3、位相差板2、第1偏光板1の順に各部材を積層する。位相差板2は、1/4波長板である。液晶セル3のツイスト角は230〜250°であり、ねじれ光学補償層4のツイスト角は170〜190°である。また、液晶セル3における配向方向のねじれの向きと、ねじれ光学補償層4における配向方向のねじれの向きとは逆向きである。第2偏光板6、ねじれ光学補償層4、液晶セル3、位相差板2、および第1偏光板1は、偏光板の吸収軸、位相差板の延伸軸、ねじれ光学補償層4および液晶セル3の配向軸が所定の条件を満足するように配置される。
【選択図】図1
【解決手段】液晶表示素子の反視認側から、バックライト7、第2偏光板6、ねじれ光学補償層4、液晶セル3、位相差板2、第1偏光板1の順に各部材を積層する。位相差板2は、1/4波長板である。液晶セル3のツイスト角は230〜250°であり、ねじれ光学補償層4のツイスト角は170〜190°である。また、液晶セル3における配向方向のねじれの向きと、ねじれ光学補償層4における配向方向のねじれの向きとは逆向きである。第2偏光板6、ねじれ光学補償層4、液晶セル3、位相差板2、および第1偏光板1は、偏光板の吸収軸、位相差板の延伸軸、ねじれ光学補償層4および液晶セル3の配向軸が所定の条件を満足するように配置される。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示素子に関し、特に、STN(Super Twisted Nematic )型の液晶セルと補償層とを有する液晶表示素子に関する。
STN型の液晶セルでは、白色および黒色の2色で画像を表示しようとする場合であっても、白色および黒色以外の色が現れてしまう。このような着色を解消するために、STN型の液晶セルと補償層とを組み合わせた液晶表示素子(例えば、FSTNやDSTN)が知られている。
また、特許文献1には、視認側から、第1偏光板、ねじれ光学補償層、液晶表示パネル、第2偏光板、およびバックライトを順に配置した液晶表示素子が記載されている。特許文献1に記載された液晶表示素子では、ねじれ光学補償層のツイスト角は170〜190°であり、ねじれ光学補償層の位相差値は690〜780nmである。また、特許文献1に記載された液晶表示素子では、液晶表示パネルのツイスト角は230〜250°であり、液晶表示パネルの位相差値は780〜920nmである。
また、表示品位を向上させるために、液晶セルにブラックマトリクス(以下、BMと記す。)が設けられる。BMには、金属を使用したBM(以下、メタルBMと記す。)や、樹脂にカーボン等を混入させたBM(以下、樹脂BMと記す。)が多用されている。メタルBMの例として、低反射の金属クロムおよび酸化クロムの複合膜や、その他の金属薄膜および酸化金属薄膜等を使用したメタルBMが挙げられる。また、特許文献2には、BMの材質として金属を選択する例が記載されている。
メタルBMと樹脂BMとを比較する。反射率が低いという点では樹脂BMが優れている。また、膜厚に対する光学濃度(遮光度)の点ではメタルBMが優れている。すなわち、膜厚を薄くしても高い光学濃度が得られるという点ではメタルBMが優れている。従って、BMの材質として金属を選択することによって、膜厚が薄くて高遮光度のBMを実現することができる。また、BMの膜厚が薄いと、液晶セルの液晶層のセルギャップを制御しやすい。従って、セルギャップを制御しやすくするという点でも、メタルBMが優れている。
また、各画素が配置され画像を表示する表示領域の外周には透明電極から引き廻される個々の配線が配置される。配線が配置される領域(表示領域の外周領域)を狭くすると、各配線の配線抵抗にばらつきが生じる。また、表示領域の外周領域において各配線がどのように引き廻されるかによって、各配線の抵抗は異なる。外周領域を狭くすることによる配線抵抗のばらつきや、各配線の引き廻し抵抗の差を小さくするために、配線として金属の配線(以下、メタル配線と記す。)が用いられる。また、同様に、補助配線にも金属が用いられる。
また、特許文献3には、液晶パネルが第1偏光板と第2偏光板の間に配置され、液晶パネルと第1偏光板の間に(2n−1/4)波長板が設けられ、液晶パネルと第2偏光板の間に(2m−1/4)波長板が設けられた液晶表示装置が記載されている。
従来のSTN型の液晶セルと補償層とを組み合わせた液晶表示素子では、BMとしてメタルBMを設けたり、配線(補助配線も含む。)としてメタル配線を設けたりすると、外光入射時に金属表面で外光が反射してしまい、その結果、良好な表示品位が得られないという課題が生じ、良好な表示品位が得られなかった。
すなわち、メタルBMやメタル配線は金属なので反射率が高く、視認側(画像の観察者側)から外光が入射すると、その光はメタルBMやメタル配線の表面で反射する。この反射光が観察者に観察され、良好な表示品位が得られなくなってしまう。
そこで本発明は、金属部分での反射が観察されない良好な表示品位を実現できる液晶表示素子を提供することを目的とする。
本発明の態様1は、視認側に配置される第1偏光板と反視認側に配置される第2偏光板との間に、配向膜が設けられた透明基板間に液晶層を有するSTN型の液晶セルと、STN型の液晶セルで生じる表示の着色を解消するためのねじれ光学補償層とを備える液晶表示装置であって、第1偏光板とSTN型の液晶セルとの間に1/4波長板を備え、STN型の液晶セルは、金属を使用したブラックマトリクスを有し、STN型の液晶セルのツイスト角は、230〜250°であり、ねじれ光学補償層のツイスト角は、170〜190°であり、STN型の液晶セルにおける配向方向ねじれの向きと、ねじれ光学補償層における配向方向のねじれの向きとが逆向きであることを特徴とする液晶表示素子を提供する。
本発明の態様2は、態様1において、STN型の液晶セルが有する液晶層の位相差値は、780〜920nmであり、ねじれ光学補償層の位相差値は、650〜780nmであり、第1偏光板の吸収軸と1/4波長板の延伸軸とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合、θ0は40〜50°であり、STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板の吸収軸までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から1/4波長板の延伸軸までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層の視認側の配向軸までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°であり、STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板の吸収軸までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°であり、θ3<θ4である液晶表示素子を提供する。
本発明の態様3は、態様1において、STN型の液晶セルが有する液晶層の位相差値は、780〜920nmであり、ねじれ光学補償層の位相差値は、650〜780nmであり、第1偏光板の偏光軸と1/4波長板の延伸軸とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合、θ0は40〜50°であり、STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板の偏光軸までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から1/4波長板の延伸軸までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層の視認側の配向軸までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°であり、STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板の偏光軸までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°であり、θ3<θ4である液晶表示素子を提供する。
本発明の態様4は、態様1から態様3のいずれかにおいて、ねじれ光学補償層は、側鎖型液晶性高分子を含む液晶表示素子を提供する。
本発明によれば、STN型液晶セルの金属部分で外光が反射したとしても、その光が観察者に観察されないようにすることができる。液晶表示素子の画素を光透過状態にしたときであっても、STN型液晶セルの金属部分で反射した光が観察者に観察されないようにすることができる。また、良好な白色および黒色の2色表示を実現することができる。従って、良好な視認性(表示品位)を実現するうことができる。
また、側鎖型液晶性高分子を含むねじれ光学補償層を用いることにより、高温時においても良好な視認性を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、視認側とは、液晶表示素子の画像の観察者側を意味する。また、反視認側とは、液晶表示素子の背面側を意味する。
図1は、本発明の液晶表示素子を示す模式的断面図である。本発明の液晶表示素子は、図1に示すように、第1偏光板1と、位相差板2と、液晶セル3と、ねじれ光学補償層4と、第2偏光板6と、バックライト7とを備える。液晶表示素子の反視認側(背面側)から、バックライト7、第2偏光板6、ねじれ光学補償層4、液晶セル3、位相差板2、第1偏光板1の順に積層される。
第1偏光板1は、視認側(画像の観察者側)に配置される偏光板であり、第2偏光板6は、液晶表示素子の反視認側に配置される偏光板である。
位相差板2の位相差値は、位相差板2の屈折率異方性ΔnF1と位相差板2の厚さdF1との積である。そして、位相差板2の位相差値(ΔnF1・dF1)は、125〜150nmであり、特に130〜145nmであることが好ましい。位相差板の位相差値が125〜150nmであるということは、その位相差板が1/4波長板であることを意味する。従って、位相差板2は1/4波長板である。位相差板2は、第1偏光板と液晶セル3との間に配置される。
液晶セル3は、STN型の液晶セルであり、透明電極(図示せず。)が設けられた第1透明基板31と第2透明基板32との間に液晶層36を有する。第1透明基板31は、視認側に配置される透明基板であり、位相差板2に隣接する。第2透明基板32は、反視認側に配置される透明基板である。
液晶セル3はSTN型であり、液晶セル3のツイスト角は230〜250°である。すなわち、視認側における液晶分子の配向方向と、反視認側における液晶分子の配向方向とのねじれの角度は230〜250°である。
液晶セル3が有する液晶層36の位相差値は、液晶層36の屈折率異方性ΔnLCとセルギャップ(第1透明基板上の透明電極と第2透明基板上の透明電極との間に挟持される液晶層の厚さ)dLCとの積である。そして、液晶セル3が有する液晶層36の位相差値(ΔnLC・dLC)は、780〜920nmに設定される。液晶セル3が有する液晶層36の位相差値(ΔnLC・dLC)は、特に800〜900nmに設定されることが好ましい。
液晶セル3には、メタルBM(金属を用いたBM)33が配置されていてもよい。図1に示す例では、メタルBM33が液晶セルの内面(具体的には第1透明基板31の液晶側の面)に設けられた場合を例示している。例えば、メタルBM33は、マトリクス状に形成される画素間に設けられる。その場合、メタルBM33は、視認側から見た場合に格子状になる。また、例えば、メタルBM33は、画素が形成され画像を表示する表示領域の外周領域に設けられてもよい。なお、例えば、一方の透明基板に設けられる透明電極である列電極(図示せず。)と、もう一方の透明基板に設けられる透明電極である行電極(図示せず。)との交差部分が画素となる。
また、個々の透明電極から透明基板の端部(例えば、いずれか一方の透明基板の端部)まで、メタル配線が引き廻される。メタル配線は、表示領域の外周領域に設けられる。
第1透明基板31の液晶側の面には透明電極(図示せず。)が設けられ、さらにその透明電極を覆う配向膜(図示せず。)が設けられる。同様に、第2透明基板32の液晶側の面にも透明電極(図示せず。)が設けられ、さらにその透明電極を覆う配向膜(図示せず。)が設けられる。配向膜によって、液晶層36の液晶分子が230〜250°ねじった状態に配向される。
液晶層36は、旋光性物質を含有したネマチック液晶である。液晶層36の液晶分子の配向状態は、電界に応答して変化する。従って、透明電極(図示せず。)によって各透明基板31,32間の液晶に対して駆動電圧を印加するか否かによって各画素を遮光状態または光透過状態に変化させることができる。このように画素を遮光状態または光透過状態に変化させることで、黒色表示や白色表示を行う。液晶セル3における着色は、ねじれ光学補償層4および位相差板2によって解消され、良好な黒色および白色の2色表示を実現することができる。
ねじれ光学補償層4は、STN型の液晶セル3が有する複屈折に起因する着色を解消する複屈折補償層である。ねじれ光学補償層4は、ねじれ位相差板(液晶性高分子を含む位相差板であって、一方の面の液晶性高分子の配向方向ともう一方の面の液晶性高分子の配向方向とがねじれている位相差板)であることが好ましい。なお、ねじれ光学補償層4は、配向膜が設けられた透明基板間に液晶を配置した液晶セルであって、各透明基板側の液晶分子の配向方向がねじれている液晶セルであってもよい。
ねじれ光学補償層4のツイスト角は、170〜190°である。ただし、液晶セル3における配向方向のねじれの向きと、ねじれ光学補償層4における配向方向のねじれの向きとが逆向きになるようにする。すなわち、液晶セル3における配向方向のねじれの向きが時計回りであれば、ねじれ光学補償層4における配向方向のねじれの向きが反時計回りになるようにする。また、液晶セル3における配向方向のねじれの向きが反時計回りであれば、ねじれ光学補償層4における配向方向のねじれの向きが時計回りになるようにする。
ねじれ光学補償層4の位相差値は、650〜780nmである。ねじれ光学補償層4がねじれ位相差板であるとする。この場合、ねじれ位相差板の屈折率異方性をΔnF2とし、ねじれ位相差板の厚さをdF2とすれば、ΔnF2・dF2の値が650〜780nmとなるようにすればよい。また、ねじれ光学補償層4が、配向膜が設けられた透明基板間に液晶を配置した液晶セルであるとする。この場合、ねじれ光学補償層4が有する液晶の屈折率異方性をΔnF2とし、その液晶の厚さをdF2とすれば、ΔnF2・dF2の値が650〜780nmとなるようにすればよい。
また、ねじれ位相差板には、主鎖型液晶性高分子を含むねじれ位相差板と、側鎖型液晶性高分子を含むねじれ位相差板とがある。どちらのねじれ位相差板もねじれ光学補償層4とすることができる。特に、高温時における良好な視認性が要求される場合には、側鎖型液晶性高分子を含むねじれ位相差板をねじれ光学補償層4とすることが好ましい。
液晶セル3が有する液晶層36の位相差値には温度依存性がある。液晶層の位相差値の温度依存性は、液晶の転移温度Tc(Clearing Point:液晶状態から等方性液体への転移温度)によっても異なるが、Tc=105℃の液晶の液晶層であれば、温度依存性は85℃/30℃で約0.8となる。なお、「85℃/30℃で0.8」とは、85℃における位相差値(ΔnLC・dLC)を、30℃における位相差値で除算した値が約0.8であることを意味する。上記のように、液晶層36の位相差値には温度依存性があるので、ねじれ光学補償層4として、位相差値の温度依存性がある側鎖型液晶性高分子を含むねじれ位相差板を用いることによって、温度変化に伴う位相差値の変化も補償して、常温だけでなく高温時でも良好な視認性を実現することができる。なお、主鎖型液晶性高分子を含むねじれ位相差板の位相差値の温度依存性は、例えば85℃/30℃で約1となり、温度依存性はない。
バックライト7は、液晶セル3の各画素を包含する領域に向けて光を照射する。
以下、図2から図4を参照して、第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、および第2偏光板6の軸角の関係について説明する。図2から図4の各図では、いずれも視認側から見たときの各軸の関係を示している。
図2は、第1偏光板1の吸収軸と位相差板2の延伸軸との関係を示す説明図である。第1偏光板1の吸収軸11(図2(a)参照。)と、位相差板2の延伸軸21(図2(b)参照。)とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合(図2(c)参照。)、θ0は40〜50°である。θ0は45°であることが好ましい。
図3は、液晶セル3のツイスト角、および液晶セル3の配向軸と第1偏光板1の吸収軸、位相差板2の延伸軸との軸角を示す説明図である。
図3(a)は、液晶セル3のツイスト角を示している。液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131と、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132とのねじれの角度(ツイスト角)は、230〜250°である。
図3(b)は、液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸とした場合における基準軸と、第1偏光板1の吸収軸、位相差板2の延伸軸との軸角を示す。既に述べたように、図3では、視認側から見たときの各軸の関係を示している。
液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板1の吸収軸11までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、特に60〜90°であることが好ましい。
また、液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から位相差板2の延伸軸21までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、特に110〜130°であることが好ましい。
図4は、ねじれ光学補償層4のツイスト角、および液晶セル3の配向軸とねじれ光学補償層4の配向軸、第2偏光板6の吸収軸との軸角を示す説明図である。
図4(a)は、ねじれ光学補償層4のツイスト角を示している。ねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41と、ねじれ光学補償層4の反視認側の配向軸42とのねじれの角度(ツイスト角)は、170〜190°である。
図4(b)は、第2偏光板6の吸収軸61を図示している。図4(c)は、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸とした場合における基準軸と、ねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41、第2偏光板6の吸収軸61との軸角を示す。既に述べたように、図4では、視認側から見たときの各軸の関係を示している。
液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°である。
また、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板6の吸収軸61までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°である。
また、上述の角度θ3,θ4は、θ3<θ4という関係が成り立つように定められる。
θ0〜θ4の各角度が上述の範囲の値になり、θ3<θ4となるように、第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、および第2偏光板6は配置される。
次に、視認側から入射し、メタルBM33(図1参照。)やメタル配線(図示せず。)で反射する光について説明する。視認側から液晶表示素子に入射した光は、第1偏光板1を通過する。このとき、第1偏光板1は、入射した光の偏光状態を、第1偏光板1の偏光軸方向に振動する直線偏光に変化させる。直線偏光となった光は、位相差板(1/4波長板)2を通過する。このとき、位相差板2は、その光の偏光状態を直線偏光から円偏光に変化させる。
円偏光となった光は、メタルBM33やメタル配線で反射し、再び位相差板(1/4波長板)2を通過する。このとき、位相差板2は、メタルBM33やメタル配線で反射した光の偏光状態を、円偏光から直線偏光に変化させる。メタルBM33等での反射後に位相差板2を通過して直線偏光になった光の振動方向は、第1偏光板1の偏光軸と直交する方向(すなわち、第1偏光板1の吸収軸の方向)である。従って、メタルBM33やメタル配線での反射後に位相差板2を通過した光は第1偏光板1で吸収され、第1偏光板1を通過しない。その結果、メタルBM33やメタル配線で反射した光は観察者に観察されず、良好な視認性を実現することができる。液晶表示素子の画素を光透過状態にしたときであっても、視認側から入射して金属部分で反射した光は観察者に観察されないので、良好な視認性が得られる。
位相差板2を第1偏光板1と液晶セル3との間に配置することによって、上記のように、メタルBM33やメタル配線で反射した光を吸収し、反射した光が観察者に観察されないようにすることができる。ただし、従来のFSTNやDSTNの構成に単に位相差板を追加しただけの構成とすると、バックライトからの光を全て透過させてしまい、黒色表示ができなくなり、視認性が低下してしまう。本発明では、上述のような第1偏光板1と、位相差板2と、液晶セル3と、ねじれ光学補償層4と、第2偏光板6と備え、θ0〜θ4の各角度が上述の範囲の値になり、θ3<θ4となるように各部材を配置することによって、反射した光が観察されないようにすることができ、良好な白色および黒色の2色表示を実現することができる。
また、第1偏光板1の表面にAR処理(アンチリフレクション処理)を施すことにより、液晶表示素子表面での反射を防止することができ、さらなる視認性向上を行うことができる。
上記の実施の形態では、第1偏光板1の吸収軸および第2偏光板6の吸収軸を用いて各軸の関係(換言すれば、第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、第2偏光板6の配置)を定めていた。第1偏光板1の吸収軸および第2偏光板6の吸収軸を偏光軸に置き換えて、各軸の関係を上記の実施の形態と同様に定めてもよい。以下、図5から図7を参照して、第1偏光板1の偏光軸および第2偏光板6の偏光軸を用いて各軸の関係を定める場合について説明する。ただし、第1偏光板1の吸収軸および第2偏光板6の吸収軸を用いて各軸の関係を定める場合と同じ事項については説明を省略する。図5から図7の各図では、いずれも視認側から見たときの各軸の関係を示している。
図5は、第1偏光板1の偏光軸と位相差板2の延伸軸との関係を示す説明図である。第1偏光板1の偏光軸15(図5(a)参照。)と、位相差板2の延伸軸21(図5(b)参照。)とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合(図5(c)参照。)、θ0は40〜50°である。θ0は、45°であることが好ましい。
図6は、液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸とした場合における基準軸と、第1偏光板1の偏光軸、位相差板2の延伸軸との軸角を示す説明図である。
液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板1の偏光軸15までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、特に60〜90°であることが好ましい。
また、液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から位相差板2の延伸軸21までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、特に110〜130°であることが好ましい。
図7は、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸とした場合における基準軸と、ねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41、第2偏光板6の偏光軸65との軸角を示す説明図である。
液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°である。
また、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板6の偏光軸65までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°である。
上述の角度θ3,θ4は、θ3<θ4という関係が成り立つように定められる。
θ0〜θ4の各角度が上述の範囲の値になり、θ3<θ4となるように、第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、および第2偏光板6は配置される。このように各部材を配置した場合であっても、反射した光が観察されないようにすることができ、良好な白色および黒色の2色表示を実現することができる。
以下に示すように、STN型の液晶セル3を調整した。液晶層のツイスト角が240°となり、左ツイストとなるように調整した。また、液晶の転移温度Tcが105°となり、液晶層の位相差値(ΔnLC・dLC)が830nmとなるように調整した。
また、位相差板2として、位相差値(ΔnF1・dF1)が140nmである位相差板を用いた。
また、ねじれ光学補償層4として、ねじれ位相差板(株式会社ポラテクノ製のTwister(商標))を用いた。このねじれ位相差板のツイスト角は178°であり、また右ツイストである。このねじれ位相差板の転移温度Tcは105℃であり、ガラス転移温度Tgは25℃である。さらに、位相差値(ΔnF2・dF2)は、665nmである。また、温度依存性は85℃/30℃で約0.8である。このねじれ位相差板は側鎖型液晶性高分子を含んでいて、このねじれ位相差板には温度依存性がある。
また、第1偏光板1として、日東電工社製NPF−EG1425DUを用い、第2偏光板6として、株式会社ポラテクノ製SKN−18243Tを用いた。
θ0=45°、θ1=75°、θ2=120°、θ3=88°、θ4=102°となるように第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、および第2偏光板6を配置して、液晶表示素子を作成した。なお、実施例1におけるθ0〜θ4は、第1偏光板の吸収軸および第2偏光板の吸収軸を用いて定めた場合の軸角である(図2、図3、図4参照。)。
この液晶表示素子を、デューティ比を1/65として駆動したところ、電圧オフ時に黒色表示とし、電圧オン時に白色表示とするネガ表示を行うことができた。
[比較例]比較例の液晶表示素子を作成した。比較例の液晶表示素子には位相差板2を設けなかった。比較例の液晶表示素子では、以下のようにSTN型の液晶セルを調整した。液晶層のツイスト角が240°となり、左ツイストとなるように調整した。また、液晶の転移温度Tcが105°となり、液晶層の位相差値(ΔnLC・dLC)が830nmとなるように調整した。
図8は、比較例の液晶表示素子における第1偏光板1の吸収軸と液晶セル3の配向軸との関係を示す説明図である。液晶セル3の視認側の配向膜の配向軸131(図8(b)参照。)を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板1の吸収軸11(図8(a)参照。)までの反時計回りの角度をθ1とした場合(図8(c)参照。)、θ1=45°となるようにした。
図9は、比較例の液晶表示素子におけるねじれ光学補償層4のツイスト角、および液晶セル3の配向軸とねじれ光学補償層4の配向軸、第2偏光板6の吸収軸との軸角を示す説明図である。比較例では、ねじれ光学補償層4として、ねじれ位相差板(株式会社ポラテクノ製のTwister(商標))を用いた。比較例で用いたねじれ位相差板のツイスト角は240°であり、また右ツイストである(図9(a)参照。)。このねじれ位相差板の転移温度Tcは105℃であり、ガラス転移温度Tgは25℃である。さらに、位相差値(ΔnF2・dF2)は、830nmである。また、温度依存性は85℃/30℃で約0.8である。
なお、第1偏光板1および第2偏光板6は実施例1と同様のものを用いた。
図9(c)に示すように、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層4の視認側の配向軸41までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3=90°となるようにした。
また、液晶セル3の反視認側の配向膜の配向軸132を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板6の吸収軸61(図9(b)参照。)までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4=75°となるようにした。従って、比較例では、θ3>θ4となる。
実施例1の液晶表示素子と、比較例の液晶表示素子を比較したところ、実施例1の液晶表示素子では、外光入射時におけるメタル表面での反射光が観察者に観察されないようにすることができた。そして、液晶表示素子の画素を光透過状態にしたときであっても良好な視認性が得られた。具体的な数値で比較すると実施例1の反射率4.6%に対し、比較例の反射率は19.5%であった。なお、上記反射率の値には、第1偏光板表面の反射率約4%が含まれている。
以下に示すように、STN型の液晶セル3を調整した。液晶層のツイスト角が240°となり、左ツイストとなるように調整した。また、液晶の転移温度Tcが105°となり、液晶層の位相差値(ΔnLC・dLC)が830nmとなるように調整した。
また、位相差板2として、位相差値(ΔnF1・dF1)が140nmである位相差板を用いた。
また、ねじれ光学補償層4として、ねじれ位相差板(新日本石油株式会社製のLCフィルム(商標))を用いた。このねじれ位相差板のツイスト角は180°であり、また右ツイストである。このねじれ位相差板の位相差値(ΔnF2・dF2)は、670nmである。また、このねじれ位相差板は主鎖型側鎖型液晶性高分子を含んでいて、このねじれ位相差板には温度依存性がない。
また、第1偏光板1として日東電工社製NPF−EG1425DUを用い、第2偏光板6として住友化学社製SR−1862APを用いた。
θ0=45°、θ1=75°、θ2=120°、θ3=90°、θ4=105°となるように第1偏光板1、位相差板2、液晶セル3、ねじれ光学補償層4、および第2偏光板6を配置して、液晶表示素子を作成した。なお、実施例2におけるθ0〜θ4は、第1偏光板の吸収軸および第2偏光板の吸収軸を用いて定めた場合の軸角である(図2、図3、図4参照。)。
この液晶表示素子を、デューティ比を1/65として駆動したところ、電圧オフ時に黒色表示とし、電圧オン時に白色表示とするネガ表示を行うことができた。
また、実施例2の液晶表示素子と、比較例の液晶表示素子を比較したところ、実施例2の液晶表示素子では、外光入射時におけるメタル表面での反射光が観察者に観察されないようにすることができた。そして、液晶表示素子の画素を光透過状態にしたときであっても良好な視認性が得られた。液晶表示素子の反射率は4.6%と比較例に対し非常に低い値となった。
本発明は、STN型の液晶セルを含む液晶表示素子として好適に適用可能である。
1 第1偏光板
2 位相差板
3 液晶セル
4 ねじれ光学補償層
6 第2偏光板
7 バックライト
33 メタルBM
2 位相差板
3 液晶セル
4 ねじれ光学補償層
6 第2偏光板
7 バックライト
33 メタルBM
Claims (4)
- 視認側に配置される第1偏光板と反視認側に配置される第2偏光板との間に、配向膜が設けられた透明基板間に液晶層を有するSTN型の液晶セルと、STN型の液晶セルで生じる表示の着色を解消するためのねじれ光学補償層とを備える液晶表示装置であって、
第1偏光板とSTN型の液晶セルとの間に1/4波長板を備え、
STN型の液晶セルは、金属を使用したブラックマトリクスを有し、
STN型の液晶セルのツイスト角は、230〜250°であり、
ねじれ光学補償層のツイスト角は、170〜190°であり、
STN型の液晶セルにおける配向方向ねじれの向きと、ねじれ光学補償層における配向方向のねじれの向きとが逆向きである
ことを特徴とする液晶表示素子。 - STN型の液晶セルが有する液晶層の位相差値は、780〜920nmであり、
ねじれ光学補償層の位相差値は、650〜780nmであり、
第1偏光板の吸収軸と1/4波長板の延伸軸とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合、θ0は40〜50°であり、
STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板の吸収軸までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、
STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から1/4波長板の延伸軸までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、
STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層の視認側の配向軸までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°であり、
STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板の吸収軸までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°であり、
θ3<θ4である
請求項1に記載の液晶表示素子。 - STN型の液晶セルが有する液晶層の位相差値は、780〜920nmであり、
ねじれ光学補償層の位相差値は、650〜780nmであり、
第1偏光板の偏光軸と1/4波長板の延伸軸とがなす角度のうち小さい方の角度をθ0とした場合、θ0は40〜50°であり、
STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から第1偏光板の偏光軸までの反時計回りの角度をθ1とした場合、θ1は55〜95°であり、
STN型の液晶セルの視認側の配向膜の配向軸を基準軸として、視認側から見たときの基準軸から1/4波長板の延伸軸までの反時計回りの角度をθ2とした場合、θ2は105〜135°であり、
STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸からねじれ光学補償層の視認側の配向軸までの反時計回りの角度をθ3とした場合、θ3は75〜100°であり、
STN型の液晶セルの反視認側の配向膜の配向軸を基準として、視認側から見たときの基準軸から第2偏光板の偏光軸までの反時計回りの角度をθ4とした場合、θ4は90〜120°であり、
θ3<θ4である
請求項1に記載の液晶表示素子。 - ねじれ光学補償層は、側鎖型液晶性高分子を含む
請求項1、2、または3のうちのいずれか1項に記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177651A JP2008009018A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006177651A JP2008009018A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008009018A true JP2008009018A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39067319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006177651A Pending JP2008009018A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008009018A (ja) |
-
2006
- 2006-06-28 JP JP2006177651A patent/JP2008009018A/ja active Pending
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