JP2008008121A - 戸挟み検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度に優れる戸挟み検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両の乗降口を開閉するドアDの先端に装着され、内部に空洞部28を有する弾性変位可能な戸先ゴム20と、空洞部28の内圧に応じた圧力信号Pを出力する圧力センサS1と、圧力信号Pを所定の判定値と比較し、比較結果に基づいて戸挟みの有無を判定する判定制御装置50と、を備えた戸挟み検出装置である。判定制御装置50は、開放された状態にある乗降口がドアD1により閉鎖されるまでの過程で、圧力センサS1の圧力信号Pを取得する信号取得処理を行いつつ、乗降口の閉鎖に際し空洞部の圧力が安定状態となる圧力の収束時点を仮想的に決定し、戸挟み有無についての判定を、収束時点以降に取得された圧力信号に基づいて行なう。
【選択図】図6

Description

本発明は、戸挟み検出装置に関する。
ドア開閉に伴う安全性を確保するべく、戸挟み検出装置が提案されている。
ドアの開閉は周知のように、対をなす左右2つのドアが端部同士を突きあわせることで開口を閉止し、左右のドアがそれぞれ逆方向にスライドすることで乗降口を閉止する。そして、これらドアの端部にはクッション用に戸先ゴムが設けられており、閉止状態においては、両ドアに設けられた戸先ゴム同士が互いに当接するようになっている。
閉止動作中に戸挟み(人の手足や、鞄などが挟まれる)が起きると、通常の場合に比べて戸先ゴムの変形が大きくなる。そのため、戸先ゴムの変形度合いをセンサで検出してやれば、戸挟みの有無を検出出来る。下記、特許文献1によって開示された戸挟み検出装置では、前述のセンサとして圧力センサを備え、戸先ゴムの内圧を検出することとしている。
図12には、開放状態にある乗降口が、ドアによって閉止される過程において、圧力センサから出力される圧力信号の推移を示してある。2枚のドアが接近する過程では、戸先ゴム同士は離間した状態にあるので、同図に示すように、圧力信号のレベルは、低いレベルで安定している。
ドアの閉止が進んで両戸先ゴム同士が突き当たると、戸先ゴムの変形が始まって戸先ゴムの内圧が高くなる結果、圧力信号は右肩上がりに上昇してゆく。やがて、ドアが閉止位置に達すると、戸先ゴムはそれ以上は変形しなくなり、内圧も安定するので圧力信号は所定レベルで安定する。
これは、戸挟みが起きていない場合の、圧力信号の推移の一例であるが、仮に、戸挟みが起きると、ドア間に挟まれた異物分だけ戸先ゴムの変形量が大きくなる。従って、戸挟み時における圧力信号は、同図において点線で示すように、戸挟みが起きていない場合の信号レベルに比べて高くなる。
以上のことから、従来の戸挟み検出装置においては、戸挟みが起きていない場合の圧力信号の最大レベルより高いレベルに判定値Zを設定しておき、圧力センサから圧力信号が出力されると、これを随時、判定値Zと比較し、戸挟みの有無について判定を行なっていた。すなわち、図12の例であれば、t1〜t15までの各時点において判定を行なっていた。このように、信号の立ち上がり後、判定を随時行なうのは、戸挟みを早期に検出したいという要請があるためである。
特開2002−255028公報
しかしながら、ドアを開閉する機構、ドア、戸先ゴムには、それぞれ個体差(ばらつき)がある。従って、開閉の勢いもドアによって違いがあるし、戸先ゴムについても、厚み、硬度などがドアごとでそれぞれ異なる。そのため、同じ条件の下、同じようにドアを閉止させたとしても、出力される圧力信号は、ドアによって様々な推移を示し、図13に示すように、標準的な圧力信号の立ち上がり方に比べて、より急な勾配を持って立ち上がるものや、或いなだらかな勾配で立ち上がるものがある。また、急な勾配を持って立ち上がるものは、安定状態の信号レベルを一旦、行き過ぎてピークをとり、その後、減衰しつつ安定状態に移行する推移を示す傾向がある。
この場合に、立ち上がり後のt1〜t15の各時点において、それぞれ判定を行なっていると、例えば、時刻t7においては、勾配の大きさによって、判定値Z1に対する余裕に差が出来る。すなわち、急な勾配をとるものでは判定値Z1に対して余裕が僅かしかない(図13におけるA寸法部)のに対して、なだらかに立ち上がるものでは判定値Z1に対して余裕が大きく(図13におけるB寸法部)、検出感度に差ができしまう。
また、ドアによっては判定値がZ2のレベルに設定されていることもあるが、このように判定値が低めに設定されると、ピーク値Pmがそれを上回って、戸挟みが起きてないにも拘わらず、戸挟みと誤判定されてしまう恐れすらある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検出精度に優れる戸挟み検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、車両の乗降口を開閉するドアの先端に装着され、内部に空洞部を有する弾性変位可能な戸先ゴムと、前記空洞部の内圧に応じた圧力信号を出力する圧力センサと、前記圧力センサから出力される前記圧力信号を所定の判定値と比較し、比較結果に基づいて戸挟みの有無を判定する戸挟み検出手段と、を備えた戸挟み検出装置であって、前記戸挟み検出手段は、開放された状態にある前記乗降口が前記ドアにより閉鎖されるまでの過程で、前記圧力センサの圧力信号を取得する信号取得処理を行いつつ、これと並行して以下の(i)〜(iii)の処理を行なって、前記乗降口の閉鎖に際し前記空洞部の圧力が安定状態となる圧力の収束時点を仮想的に決定し、前記戸挟み有無についての判定を、収束時点以降に取得された圧力信号に基づいて行なうところに特徴を有する。
(i)前記信号取得処理により得られた所定期間ごとの圧力信号から圧力信号の変化量を算出して、これを予め定められた基準値と比較することで、圧力信号の変化の立ち上がり時点を検出する立ち上がり検出処理
(ii)前記立ち上がり時点以降から所定期間内に取得された、少なくとも2以上の前記圧力信号に基づいて、前記圧力信号の上昇勾配の大きさを検出する上昇勾配検出処理
(iii)前記上昇勾配検出処理で検出された前記圧力信号の上昇勾配の大きさを、基準となる予め定められた基準勾配の大きさと比較して勾配差を検出し、検出された勾配差の大きさに基づいて前記中空部の圧力変化が収束する前記圧力の収束時点を決定する圧力収束時点決定処理
請求項1に係る発明の実施態様として、以下の構成が望ましい。
前記戸挟み検出手段は前記上昇勾配検出処理に加えて、
前記信号取得処理により得られる所定期間ごとの圧力信号に基づいて、前記圧力信号の立ち上がり時点から前記圧力信号がピーク値をとるまでの圧力上昇時間を検出する圧力上昇時間検出処理を行ない、
前記圧力収束時点決定処理において、
前記上昇勾配検出処理で検出された前記上昇勾配の大きさと、
前記圧力上昇時間検出処理で検出された前記圧力上昇時間と、の2要素に基づいて前記圧力の収束時点を決定する構成。
このように圧力収束時間を、圧力信号の上昇勾配の大きさと、圧力上昇時間の2要素に基づいて決定すれば、圧力信号の減衰傾向を適格に把握でき、圧力収束時間を正確に求めることが出来ので、戸挟みの有無について、より信頼性の高い判定を行なうことが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記圧力信号の立ち上がりから前記収束時点までの時間を、圧力収束時間と定義した場合に、記憶手段を備え、同記憶手段に対して、複数の勾配差と各勾配差に対応した複数の圧力収束時間とが互いに関連付けてデータテーブル化された状態で記憶された構成であるとともにに、前記戸挟み検出手段は、前記圧力収束時点決定処理として、前記データテーブルに記憶された複数の圧力収束時間の中から、前記上昇勾配検出処理で検出された前記勾配差に対応する圧力収束時間を読み出して、前記圧力の収束時点を決定する処理を行なうところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、戸挟みの判定にあたって、まず、(i)〜(iii)の各処理を行って、圧力信号が安定状態となる圧力の収束時点を予想することとした。そして、安定状態になるまでの過渡期(信号のレベルが上昇している期間)にある圧力信号については判定の対象とせず、安定状態となった後の圧力信号を対象として戸挟みの有無の判定を行なうこととした。このように過渡期の圧力信号については判定の対象から除外しておけば、信号の立ち上がりの急峻差に起因する各ドア間の検出感度のばらつきを抑えることが出来る。
また、当初から判定値がやや低いレベルに設定されている場合に、ドアが勢いよく閉まるなどの理由で、圧力信号が急峻に立ち上がって一時的に判定値を超えるような変化をしたとしても、安定状態において、圧力信号が判定値を下回っていれば、戸挟みと判定されることがない。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、圧力の収束時点の決定に複雑な演算処理を行なう必要がないので、戸挟み検出手段の処理負担を軽減できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8を参照して説明する。
図1は車両10の側面図、図2は戸先ゴム20の水平断面図である。
図1に示す符号D1、D2は、車両10に設けられた乗降口を開閉するドアである。ドアD1、D2の開閉構造については、全ドア共通であるため、ここでは、図1における左側のドアD1を例にとって説明する。
ドアD1は、対をなす左右2つのドアD1a、D1bより構成されている。これら各ドアD1a、D1bの先端部には、ドアの全高に亘って戸先ゴム20a、20bが設置されている。これら両ドアの戸先ゴム20a、20bは、ドア閉止時においては、密着した状態(より具体的に言えば、先端同士が干渉してやや潰されるように弾性変形した状態で密着する)となって、ドアD1の合わせ部分を隙間無く塞ぐようになっている。
これら両ドアD1a、D1bは、ドア駆動手段61の駆動力を受けて、横スライドする構成となっている。すなわち、ドアD1aが図1の左方向にスライドし、ドアD1bが図1の右方向にスライドすることで、乗降口が開放され、逆方向にスライドすることで開放状態にある乗降口を、閉止させることが出来る。
図2を参照して戸先ゴム20について説明する。
戸先ゴム20は、ドアD1に対する取り付け部21と、戸当たり部25とを左右に連結した形状をなし、取り付け部21の中央部分には断面円形の中空部23が形成されている。一方、戸当たり部25は空洞状の空洞部28を設けて撓み可能とされるとともに、内部に規制壁26と円筒部27を設けている。規制壁26は図2における左側の内壁から先端に向けて真っ直ぐに延びているのに対し、円筒部27は規制壁26の先端部と向かい会う位置にあって、2本のアーム29A、29Bによって支持された状態にある。
そして、取り付け部21に形成される中空部23並びに、戸当たり部25に形成される円筒部27はいずれも、戸先ゴム20a、20bの全高さに亘って形成されるとともに、その内圧(中空部23の内圧、円筒部27の内圧)は、図示しないチューブを通じて、圧力センサS1に取り込まれるようになっている。
圧力センサS1は、図1にようにドアD1aの上部寄りの位置にあって、内部に二つの感圧素子と、これに対応して圧力導入ポート(図示せず)を2つ設けている。そして、一方側の圧力導入ポートには、中空部23の内圧が取り込まれるようになっており、他方側の圧力導入ポートには、円筒部27の内圧が取り込まれるようになっている。
そして、圧力センサS1に取り込まれた中空部23の内圧、並びに円筒部27の内圧は感圧素子によって圧力値に応じた信号レベルの電気信号に変換されるようになっている。圧力センサS1からは、円筒部27の内圧と中空部23の内圧の差圧に対応する電気信号(以下、圧力信号)Pが出力され、この圧力信号Pが車体10に設置される判定制御装置50に次に説明する通信部70を介して取り込まれるようになっている。
図3、図4を参照して通信部70の構成を簡単に説明し、図5を参照して判定制御装置50の電気的構成について説明する。
通信部70はドアD1に設けられた圧力センサS1から出力される圧力信号Pを、車両10側に伝送させるものであって、車両10側に設けられる一次コイル73と、ドアD1a側に設けられる2次コイル71とからなる。
図3−A、図3−Eに示すように、乗降口がドアで閉止された状態においては、ドア側の2次コイル71が車両側の一次コイル73の設置範囲内に位置して、両コイル71、73が対向した状態となる。これにより、両コイル71、73を電磁的に結合させることができ、この電磁結合を利用して、圧力センサS1から出力される圧力信号Pを、車両10側の判定制御装置50に伝送させることが出来る。一方、図3−B〜図3−Dに示すように、ドアD1を開放させてゆくと、開いてゆく途中で、ドア側の2次コイル71が車両10側の一次コイル73の設置範囲から外れるため、通信不能の状態となる。
すなわち、図4に示すように、乗降口が完全に開放される(C)時点の前後では、ドアD1と車両10間における通信が不能な状態となり、それ以外では通信可能な状態となる。
続いて、図5を参照して判定制御装置50について説明する。判定制御装置50は、CPU51、A/D変換部53、アンプ55、カウンタ57、メモリ59からなる。アンプ55は通信部70を介して伝送される圧力信号Pを増幅させるものである。A/D変換部53は増幅された圧力信号Pをディジタル値に変換するものであり、変換されたディジタル信号がCPU51に取り込まれるようになっている。
尚、CPUが、本発明の戸挟み検出手段として機能するものであり、また、メモリが本発明の記憶手段に相当するものである。
CPU51はドアD1の開閉制御、並びに戸挟みの有無について判定を行うものである。また、メモリ59には、戸挟みの有無についての判定に関する各種データが記憶されている。また、カウンタ57はCPU51の指示に従って時刻を計時する機能を果たすものである。
ここで、ドアD1の開閉制御について簡単に説明しておく。まず、ドアD1の開放指示であるが、これは、構内或いは車両に設置された外部装置(図示せず)に対する人手(車掌さんなど)の操作により行なわれる。そして、外部装置に対する操作がおこなわれると、外部装置からCPU51に対して、扉開放信号Srが出力される。すると、CPU51は、開放制御信号Soをドア駆動手段61に与えて、ドア駆動手段61を駆動させる。これにより、閉止状態にあるドアが開放方向にスライドして、乗降口が開いてゆく。
先の扉開放信号Srは、乗降口を閉止させる閉止信号としての役目も担っている。すなわち、扉開放信号Srは外部装置に対する操作がされることを条件に出力されるが、信号の出力時間が長く、図4に示すように、所定時間は出力状態が持続されるようになっている。そして、CPU51は、扉開放信号Srの入力の有無をチェックしており、信号が途絶えると、閉止制御信号Scをドア駆動手段61に与えてドア駆動手段61を駆動させる。これにより、開放状態にあったドアが閉止方向にスライドして、乗降口を閉止するようになっている。
次に、閉止→開放→閉止に至る過程においてなされる、戸挟みの有無の判定について、図6を参照して説明する。尚、初期状態では、乗降口がドアD1によって閉止された状態にあるものとする。
CPU51はステップ10、ステップ20において、ドアD1の開放指示を待ちつつ、閉止時における圧力信号Pの最大値Poを取得する処理を行なう。
具体的に言えば、ステップ10では、圧力センサS1から出力された圧力信号Pを読み取る処理が行われ、これに続く、ステップ20では、扉開放信号Srの有無についての判定がCPU51によって行なわれるが、ステップ20でNo判定されると、再び、ステップ10に戻って、圧力信号Pを取得する処理が行われる。これにより、ステップ20においてYes判定されるまでの間は、所定周期で圧力信号Pが取得され続けることとなり、そのうちの、最大値PoをCPU51はメモリ59に保存させる。
やがて、外部装置が人手により操作され、外部装置からCPU51に扉開放信号Srが出力されると、ステップ20でYES判定され、CPU51による処理が次の段階(ステップ30、ステップ40)に移行される。
ステップ30、ステップ40では、ドアが閉止から開放に向かうときの、圧力信号Pの最小値P1を取得する処理が行なわれる。
具体的に言えば、ステップ30において、圧力センサS1から出力された圧力信号Pを読み取る処理が行われ、これに続く、ステップ40で、ドア側との通信が可能な状態であるか否かについて判定する処理がCPU51によって行なわれるが、ステップ40で、Yes判定されると、再び、ステップ30に戻って、圧力信号Pを取得する処理が行われる。これにより、ステップ40においてNo判定されるまでの間は、所定周期で圧力信号Pが取得され続けることとなり、CPU51は、そのうちの最小値P1をメモリ59に保存させる。
上述のステップ30、ステップ40における処理と並行して、ドアD1は開放されてゆくが、先にも述べたように、ドアD1が開いて行く途中で、ドア側の2次コイル71が車両側の一次コイル73の設置範囲から外れるため通信不能の状態となる。その結果、ステップ40で判定処理を行ったときに、Yes判定される。
開放動作中のドアD1はやがて、全開の状態となるが、図4に示すように、扉開放信号Srの入力から所定時間が経過すると、扉開放信号Srが途絶える。すると、CPU51により、扉開放信号Srの入力が途絶えたことが検出される。
先にも述べたように、扉開放信号Srの入力が途絶えると、CPU51は閉止制御信号Scをドア駆動手段61に与えてドア駆動手段を駆動させる。これにより、開放状態にあったドアD1が閉止方向にスライド動作を始める。やがて、ドアD1a、D1bが接近してゆくと、ドア側の2次コイル71が車両側の一次コイル73の設置範囲に重なるため、通信が復旧する。
上記の要領でドアD1が開放から閉止に向かう途中段階で、ステップ50、ステップ60の処理が完了(判定Yes)し、CPU51による処理は、次の段階(ステップ70、ステップ80)に移行する。
ステップ70、ステップ80では、圧力信号Pの立ち上がりを検出する処理を行ないつつ、開放から閉止に向かう際の圧力信号Pの最小値P2を取得する処理が行なわれる。
具体的に言えば、ステップ70では、圧力センサS1から出力された圧力信号Pを読み取る処理が行われ、これに続くステップ80では、圧力信号Pの立ち上がりを検出判定する処理が行なわれるが、立ち上がりが検出されるまでの間は、ステップ80でNo判定され、再び、ステップ70に戻って、圧力信号Pを取得する処理が行われる。そのため、ステップ80においてYes判定されるまでの間は、所定周期で圧力信号Pが取得され続けることとなり、CPU51は、そのうちの最小値P2をメモリ59に保存させる。
次に、図7を参照してドア閉止に伴う圧力信号Pの一般的な推移(標準出力波形:図7において太線で示す)について説明し、その後、ステップ80の処理を説明する。
2枚のドアD1a、D1bが接近する過程では、戸先ゴム20a、20b同士は離間した状態にあるので、圧力信号Pのレベルは、低いレベルで安定している。ドアD1の閉止動作が進んで両戸先ゴム20a、20b同士が突き当たると、戸先ゴム20の変形が始まって戸先ゴム20の内圧が高くなる結果、圧力信号Pは右肩上がりに上昇してゆく。やがて、ドアが閉止位置に達すると、戸先ゴム20はそれ以上は変形しなくなり、内圧も安定するので圧力信号は所定レベルで安定する。尚、以下の説明において、太線で示された標準出力波形の上昇勾配を基準勾配Joとする。
また、図7中には、圧力信号の出力波形として、太線で示すものの他にも、他の出力波形が示されている。一方の出力波形Bは、標準出力波形に比べて勾配が緩やかとなっている。出願人の知見によれば、ドアD1の閉まる勢いが弱く又、戸先ゴム20が柔ら目である場合に、このような推移を示す傾向にある。
また、他方の出力波形Aは、標準出力波形に比べて勾配が急になっており、ピーク付近では振動現象が見られる。出願人の知見によれば、ドアD1の閉まる勢いが強く又、戸先ゴム20が固い場合に、このような推移を示す傾向にある。以下の説明では、戸挟み判定は、出力波形Aを対象に行われるものとする。
さて、ステップ80であるが、ここでは、出力波形Aの立ち上がりを検出する処理(本発明の、立ち上がり検出処理に相当する)が行なわれる。具体的な判定は、図7中のP21とP22、或いはP22、P23のように連続する2つの圧力信号Pから、信号の変化量を算出し、得られた圧力信号Pの変化量を基準値と比較する。
基準値は、戸先ゴム20に変形が起こって圧力信号Pの変化量がある程度大きくなったときに始めて、変化量の大きさが同基準値を上回るような値に設定されている。
図7の例であれば、圧力信号Pa1と圧力信号Pa2の両信号の変化量の大きさを、基準値と比較したときに、変化量の大きさが基準値を上回って、ステップ80でCPU51によりYes判定される。
ステップ80でYes判定されると、CPU51は判定値Zを算出を以下の(1)式に基づいて行い、その後、ステップ90に移行する。
判定値Z=(Po−P1)+P2+α・・・・・・・・・・・・(1)式
Poは、ステップ10で取得されたドア閉止時の圧力信号の最大値である。
P1は、ステップ30で取得された閉→開に向かうときの圧力信号の最小値である。
P2は、ステップ70で取得された開→閉に向かうときの圧力信号の最小値である。
αは、予め決められた定数である。
ステップ90では、立ち上がり時点ta1以降から所定期間内に取得された2つの圧力信号Pに基づいて、出力波形Aの上昇勾配Jaを算出する。尚、ステップ90における処理が、本発明の上昇勾配検出処理に相当する。
図7の例であれば、2つの圧力信号として、Pa1、Pa3を採用して、以下の(2)式に基づいて、上昇勾配Jaが算出される。
上昇勾配Ja=(Pa3−Pa1)/(ta3−ta1)・・・・・・・・・(2)式
Pa3は、時刻ta3における圧力信号Pの信号レベルである。
Pa1は、時刻ta1における圧力信号Pの信号レベルである。
尚、上昇勾配Jaの算出するには、例えば、Pa1と、Pa2を対象に行なってもよいが、間隔の近い2点で上昇勾配Jaを決めると、正確な値を得ることが出来ない場合があるので、この実施形態では、Pa1、Pa3を採用することとしている。
ステップ90において上昇勾配Jaの算出が行なわれると、今度は、ステップ100に移行して、圧力収束時間Taを読み出す処理が行なわれる。具体的には、次の(3)式に従って、出力波形Aの上昇勾配Jaと標準出力波形の基準勾配Joの勾配差Uを算出する処理を行なう。尚、基準勾配Joについては、予め、メモリ59に記憶されている。
勾配差Ua=上昇勾配Ja−基準勾配Jo・・・・・・・・・・・・(3)式
そして、CPU51は、勾配差Uaを算出し終えると、メモリ59から勾配差Uaに対応した圧力収束時間Taを読み出す処理を行なう。
具体的に説明すると、出力波形の上昇勾配Jと、圧力収束時間(信号の立ち上がりから、信号のレベルが安定するまでの時間)Tとの間には密接な関係がある。すなわち、標準出力波形の基準勾配Joよりも、急な勾配で立ち上がる出力波形は、ピーク付近で振動現象を起こすことが多く、それが減衰して収まるまでに時間がかかる。そのため、上昇勾配Jが急な出力波形の場合には、標準出力波形に比べて、信号のレベルが安定するまでに長い時間を要する。
一方、基準勾配Joよりも勾配Jが緩やかな出力波形の場合には、振動現象は起きないものの、圧力の上昇が遅いので安定値に達するまでに時間がかかる。そのため、上昇勾配Jが緩やかな出力波形の場合も、標準出力波形に比べて、信号のレベルが安定するまでに長い時間を要する。
すなわち、標準出力波形の基準勾配Joに対して、プラス方向或いは、マイナス方向のいずれの方向に上昇勾配Jが外れていても、信号が安定するまでの時間が長くなり、しかも、信号が安定するまでの時間は、勾配差Uの大きさに比例して長くなる傾向にある。
係る点を考慮して、本実施形態では、実際にドアD1を開閉させて計測を行い勾配差U、並びに圧力収束時間Tのデータについて取得してある。そして、取得されたデータに基づいて、図8に示すようなデータテーブルが作成され、これがメモリ59に記憶されている。
そのため、CPU51は、勾配差Uaを算出し終えると、これを、データテーブルのデータと照合することで、算出された勾配差Uaに対応した圧力収束時間Taを読み出して取得できる。
かくして、ステップ100の処理が完了すると、ステップ110に移行する。ステップ110では、CPU51の指示によりカウンタ57で時刻を計時する処理が行なわれる。カウンタ57に設定されるカウント時間は、タイムアップしたときに、丁度、圧力収束時間Taが経過して圧力の収束時点に至り、出力波形Aの信号安定期に入るような時間に設定される(図7参照)。尚、カウント時間の設定はCPU51により行なわれる。
尚、ステップ100における処理並びに、ステップ110における処理が、本発明の「圧力収束時点決定処理」に対応する処理である。そして、本発明の「収束時点以降に取得された圧力信号」とは、信号安定期に取得された圧力信号Pのことである。また、本発明の「信号取得処理」とは、図6に示すステップ10、ステップ30、ステップ70、並びに次述するステップ120の処理のことである。
そして、カウンタ57による時刻の計時が完了すると、CPU51における処理は、次の段階(ステップ120、ステップ130)に移行する。
ステップ120では、圧力信号Pが信号安定期において取得され、次のステップ130では、戸挟みについての判定処理がCPU51で実行される。すなわち、ステップ130では、ステップ120で取得された圧力信号Pの大きさと、判定値Zとを比較する処理が行なわれる。
このとき、圧力信号Pの信号レベルが判定値Zを上回っていれば、戸挟みと判定されて、エラー出力(ドアを開放させる出力)がなされる。一方、圧力信号Pの信号レベルが判定値を下回っていれば、戸挟みなしと判定されて、ステップ140に移行する。
図7では、圧力信号Pの信号レベルが判定値Zを下回っているので、ステップ130の判定でNo判定される。それ移行は、ドアD1の閉止が検出されるまで、ステップ120、ステップ130の処理が繰り返し行なわれる。やがて、ドアD1の閉止が検出されると、ステップ140でYes判定されて、全処理が完了する。
このように、本実施形態によれば、信号安定期に入った後の圧力信号Pのみを判定(ステップ130の戸挟み判定)の対象とし、それ以前の過渡期のものは判定の対象外とした。このように、過渡期にある圧力信号Pについては判定の対象から意識的に除外しておけば、仮に、出力波形Aのように、ピーク点が安定状態における圧力信号のレベルを大きく上回るような推移をして、判定値Zを一時的に超えたとしても、信号安定期において圧力信号Pが判定値Zを下回っていれば、戸挟みと判定されることがない。
また、過渡期においては、標準出力波形、出力波形A、出力波形Bの各波形間において、圧力信号Pの値に差があるものの、信号安定期は、ほとんど差がない。従って、信号安定期中に判定を行えば、いずれも波形であっても、同じような検出感度で判定を行なうことが出来る。
加えて、本実施形態では、過渡期にある圧力信号Pは、判定の対象外となっているので、従来の判定に比べて判定を行なうタイミングそのものは遅れてしまい、早期に戸挟み判定を行いたいとする要請に、反してしまうように思える。
しかしながら、本実施形態では、戸挟みの判定タイミングを遅らせてはいるものの、それは、圧力信号Pの波形(上昇勾配J)に対応して時間が定められ、一律に同じ時間だけタイミングを遅らせるものではない。従って、戸挟みの判定タイミングの遅れが、判定精度を確保するのに必要な最小限の時間に抑えられるので、上記要請に必ずしも反するものとは、ならない。
また、本実施形態では、予め、データテーブルが記憶されてあって、圧力収束時間Tの決定に複雑な演算処理を行なう必要がないので、CPU51の処理負担を軽減できる。
尚、図8には、勾配差UがUa〜Ueの5段階に分けられているが、これは、簡略化して示したものであり、圧力センサS1の分解能の限界値程度まで段階を細かく区分させて、データテーブルを作成しておくのが、好ましく、本実施形態もこれにならってデータテーブルが作成されてある。係る構成とすることで、圧力収束時間Taが正確に特定できる。
また、区分の中間の値(例えば、UaとUbの中間値)については、いずれの区分に割り当てるかが、問題となるが、このような場合には、切捨て・切り上げ、或いは四捨五入などすることで、いずれかの区分に割り当てることが出来る。また、データテーブルの構成としては、図8に示すように、一の勾配差(例えばUa)に一の圧力収束時間T(例えばTa)を対応させるようなデータ構成とする必要は必ずしもなく、ある範囲の勾配差を一の圧力収束時間Tに対応させてもよい。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図9ないし図11を参照して説明する。
実施形態1では、圧力収束時間Tを算出するのに、データテーブルを使用したが、実施形態2のものは、演算処理によって圧力収束時間Tを算出するものであり、これに伴って、CPU51によって実行される処理に、ステップ95が追加され、ステップ100の処理がステップ105に変更されている。
演算によって、圧力収束時間Tを算出する場合に問題となるのは、上昇勾配Jが急な場合に生ずる圧力信号Pの減衰振動であるが、これは振動部分のみ抜き出せば、下記の(4)式で表される(図10を参照)。
Figure 2008008121
Aは、振幅である。
ωは、角速度である。
βは、減衰係数である。
以上のことから減衰係数βを予め与えておけば(メモリ59に固定値として記憶させておく)、波の振幅A並びに、角速度ωを算出することで、振動が所望のレベルまで減衰するまでの時間、ひいては圧力収束時間Tを算出することができる。
上記思想のものに、本実施形態では、ステップ95の処理において、図11に示す圧力上昇時間Gを取得することとした。尚、圧力上昇時間Gとは、信号の立ち上がりからピークまでの時間のことである。
そして、続く、ステップ105の処理において、ステップ90において算出された上昇勾配Jと、ステップ95で算出された圧力上昇時間Gに基づいて、圧力収束時間Tを算出することとした。尚、上昇勾配Jと圧力上昇時間Gの2要素に基づいて、圧力収束時間Tを算出できるのは、以下の理由による。
すなわち、これら2要素が解れば、図11に示す行過量X1、半周期X2を知ることが出来、従って、上述した振幅A、角速度ωを算出できるからである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、上昇勾配を2つの圧力信号に基づいて算出したが、2以上であってもよい。
(2)実施形態1では、圧力収束時間Taが経過して、信号安定期に入った後、すぐに判定を行ったが、さらに余裕を持たせて、判定タイミングを遅らせてもよい。
実施形態1において、車両を側面から見た図 戸先ゴムの断面図 ドア−車両間における通信状況を説明する図(閉止) ドア−車両間における通信状況を説明する図(閉→開) ドア−車両間における通信状況を説明する図(開) ドア−車両間における通信状況を説明する図(開→閉) ドア−車両間における通信状況を説明する図(閉止) ドアの開閉と、圧力信号の関係を示す図 判定制御装置の電気的構成を示すブロック図 CPUによって実行される、戸挟み判定処理の流れを示すフローチャート図 圧力信号Pについて標準出力波形、並びにそれ以外の出力波形を示す図 データテーブルの構成を示す図 実施形態2において、CPUによって実行される、戸挟み判定処理の流れを示すフローチャート図 減衰振動部分のみを抜き出した図 出力波形の全体図 従来例を示す図 従来例を示す図
符号の説明
10…車両
20…戸先ゴム
50…判定制御装置(戸挟み検出手段)
51…CPU(戸挟み検出手段)
D1…ドア
S1…圧力センサ

Claims (2)

  1. 車両の乗降口を開閉するドアの先端に装着され、内部に空洞部を有する弾性変位可能な戸先ゴムと、
    前記空洞部の内圧に応じた圧力信号を出力する圧力センサと、
    前記圧力センサから出力される前記圧力信号を所定の判定値と比較し、比較結果に基づいて戸挟みの有無を判定する戸挟み検出手段と、を備えた戸挟み検出装置であって、
    前記戸挟み検出手段は、開放された状態にある前記乗降口が前記ドアにより閉鎖されるまでの過程で、前記圧力センサの圧力信号を取得する信号取得処理を行いつつ、
    これと並行して以下の(i)〜(iii)の処理を行なって、前記乗降口の閉鎖に際し前記空洞部の圧力が安定状態となる圧力の収束時点を仮想的に決定し、
    前記戸挟み有無についての判定を、収束時点以降に取得された圧力信号に基づいて行なうことを特徴とする戸挟み検出装置。
    (i)前記信号取得処理により得られた所定期間ごとの圧力信号から圧力信号の変化量を算出して、これを予め定められた基準値と比較することで、圧力信号の変化の立ち上がり時点を検出する立ち上がり検出処理
    (ii)前記立ち上がり時点以降から所定期間内に取得された、少なくとも2以上の前記圧力信号に基づいて、前記圧力信号の上昇勾配の大きさを検出する上昇勾配検出処理
    (iii)前記上昇勾配検出処理で検出された前記圧力信号の上昇勾配の大きさを、基準となる予め定められた基準勾配の大きさと比較して勾配差を検出し、検出された勾配差の大きさに基づいて前記中空部の圧力変化が収束する前記圧力の収束時点を決定する圧力収束時点決定処理
  2. 前記圧力信号の立ち上がりから前記収束時点までの時間を、圧力収束時間と定義した場合に、
    記憶手段を備え、同記憶手段に対して、複数の勾配差と各勾配差に対応した複数の圧力収束時間とが互いに関連付けてデータテーブル化された状態で記憶された構成であるとともに、
    前記戸挟み検出手段は、前記圧力収束時点決定処理として、
    前記データテーブルに記憶された複数の圧力収束時間の中から、前記上昇勾配検出処理で検出された前記勾配差に対応する圧力収束時間を読み出して、前記圧力の収束時点を決定する処理を行なうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の戸挟み検出装置。
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