JP2008008050A - 内装用ローラー及び内装用ローラーのセット - Google Patents

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Abstract

【課題】材質などが各種類の壁紙の貼り付け作業に際して、熟練を要することなく適度な圧力によって加圧できることから、綺麗に仕上げできる内装用ローラー、及び内装用ローラーのセットを提供する。
【解決手段】壁下地に壁紙を接着する際、接着の信頼性を高めるため、主に継ぎ目部分を押圧するために使用する内装用ローラーであって、作業者が把持する棒状の柄と、壁紙の表面を転動するローラー本体と、前記柄から前方にのびて、ローラー本体を回動可能に支持する支持部と、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具える。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁紙の貼着作業において、特に継目箇所に対するローラー押えに使用され、強く抑えて作業しても適度な圧力に自動調整される内装用ローラー、及び内装用ローラーのセットに関する。
定尺幅に切断された長尺状の壁紙を用いて広い壁下地全面に貼着する際は、並行して隣接する壁紙同士を数センチメートル程度の小幅重ねて配置するとともに、重ねた上からカッターナイフで切断することによって、隙間なく連続させた後、内装用ローラーを用いて各々の縁部を壁下地に適度な圧力で押圧することにより密着させて施工する方法が採用される。
従来の内装用ローラーは、柄の先端にローラー本体を設けた構造であって、壁紙に対する圧力は作業者の加える力によってコントロールされる。しかしながら、壁紙は、エンボス加工などの各種の凹凸模様が施されたものが多く使用され、特に発泡壁紙、ケミカル発泡壁紙などは生地自体が柔らかく発泡した壁紙、平織壁紙、綾織壁紙、朱子織壁紙、不織布壁紙などの織物壁紙、和紙壁紙、ケナフ、珪藻土などの非木材紙を原料とした特殊壁紙などを用いた場合は、強く押圧すると、その箇所に局部的な凹みを生じて、仕上後に斜めから眺めると明らかに痕跡が残って仕上がりの外観を損ねるという問題がある。
このような、各種壁紙に対して、凹みを生じない圧力に調整しながら施工するには、多くの施工例の経験を通してその感覚を憶える必要があり、所謂熟練職人でないと綺麗に仕上げることは困難である。しかしながら、昨今の労働力不足の影響を受けて、熟練工の比率が減少傾向にあることから、壁紙仕上げの施工品質が低下するという問題がある。
これらの課題に対して、壁紙の継目を、接合テープを介して超音波融着または高周波融着によって接合することにより、隙間を生じることなく一体化でき、接合部の仕上がりが良好な壁紙接合に関する提案がされている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−93824号公報
しかしながら、超音波融着または高周波融着を行なうことから、融着加工に必要な設備機械を現場に搬入して工事する必要があり、施工期間が長くなるとともに、コストが嵩み、更にはこれらの融着設備のオペレート技術を習得する必要があるなどの新たな課題が生じている。
本発明は、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具えることを基本とし、材質などが各種類の壁紙の貼り付け作業に際して、熟練を要することなく適度な圧力によって加圧できることから、綺麗に仕上げできる内装用ローラー、及び内装用ローラーのセットの提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、壁下地に壁紙を接着する際、接着の信頼性を高めるため、継ぎ目部分を押圧するために使用する内装用ローラーであって、作業者が把持する棒状の柄と、壁紙の表面を転動するローラー本体と、前記柄から前方にのびて、ローラー本体を回動可能に支持する支持部と、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具えることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記圧力調整手段は、ローラー本体と柄との間に介装されたバネ体を含んで構成され、請求項3に係る発明において、前記圧力調整手段は、前記バネ体のバネ力を増減するバネ可変手段を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、前記柄は、筒体を用いて形成されるとともに、前記バネ体はこの筒体の内部に挿入される圧縮コイルバネによって形成され、前記支持部は、後端部が筒体内に挿入されるとともに圧縮コイルバネによって前方へ向けて付勢されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前記バネ可変手段は、筒体の後端部に取り付けられて圧縮コイルバネの後端部を支持するとともに、前後方向に移動固定可能な受け部を含んで構成され、請求項6に係る発明では、前記ローラー本体が、壁紙を押圧する力の大きさを表示する圧力表示手段を、更に設けたことを特徴とする。
また請求項7に係る発明では、作業者が把持する棒状の柄と、壁紙の表面を転動するローラー本体と、前記柄から前方にのびて、ローラー本体を回動可能に支持する支持部と、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具えた内装用ローラーを、複数本組合わせた内装用ローラーのセットであって、各々の内装用ローラーの圧力調整手段は、バネ定数が異なるバネ体が用いられることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段を具えるため、作業者の熟練度、腕力、感覚などによって把持する柄に過大な押さえ力を入れて作業したとしても、圧力調整手段によって力が緩和されることから、壁紙に対する押さえ過ぎが防止される。その結果、経験が浅いため、押さえ具合が解からず、特に体力のある若い作業者においては、力が入りがちであっても、適度な範囲の押圧力にコントロールされることから、継ぎ目などで、部分的な押さえ過ぎによる痕跡を生じることなく、綺麗な仕上がりが得られる。また、微妙に力加減することなく綺麗な仕上がりが得られることから、熟練が必要でなくなり、その結果職人の高齢化、労働力不足といった不可避の社会問題を克服しつつ、高い施工品質を得ることができる。
請求項2に係る発明では、ローラー本体と柄との間に介装されたバネ体を用いて圧力調整手段を構成すると、バネのクッション作用によって壁紙に対する過度な押圧を確実に防止できることから、常に綺麗な仕上がりを確保できる。
請求項3に係る発明では、圧力調整手段にバネ体のバネ力を増減するバネ可変手段を設けると、壁紙の種類によって違う必要押圧力に対応した適度な圧力が自在に得られることから、安定した仕上がりが得られる。しかも、吸放湿性を付与するなど、特殊材料を用いた壁紙を含めて、適合した押圧力で綺麗に貼り付けできることから、壁紙の選択範囲が広がり、その結果多様化したニーズに対応して、顧客満足度を高めることができる
請求項4に係る発明では、筒体を用いた柄に、圧縮コイルバネを用い、支持部を前方へ向けて付勢するバネ体を挿入して圧力調整手段を形成すると、簡単な構成によってローラー本体の押圧力を確実に加減することができ、圧力制御精度が高いとともに、取扱い性に優れる。しかも簡単な構成を採用することから、誤動作などのトラブルが少ないため、メンテナンス性を向上することができる。
請求項5に係る発明では、筒体の後端部に取り付けられて圧縮コイルバネの後端部を支持するとともに、前後方向に移動固定可能な受け部によってバネ可変手段を構成すると、受け部を前後方向に移動することによりローラー本体の押圧力を確実に増減調整できる。しかも受け部の移動と前記押圧力とが、バネ定数によって決まる線形特性の関係をもつことから、押圧力の調整を簡単かつ精確におこなうことができる。
請求項6に係る発明では、ローラー本体が、壁紙を押圧する力の大きさを表示する圧力表示手段を、更に設けると、目視によって確かめながら、最適な圧力に力加減しながら作業できるため、作業者の日々の体調などによって力加減の感覚が変化しても、それを補正して綺麗な仕上げを行なうことができる。
請求項7に係る内装用ローラーのセットは、バネ定数が各々異なるバネ体を用いた圧力調整手段を有する内装用ローラーを複数本組み合わせて構成されることから、使用する壁紙に応じた内装用ローラーを選んで使用することにより、適合した押圧力によって綺麗な仕上がりの施工ができる。しかも、複数本の内装用ローラーの使い分けによって押圧力を選択できるため、間違えることなく最適な施工ができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1に示すように、内装用ローラー1は、作業者が把持する棒状の柄2と、ローラー本体3と、このローラー本体3を支持する支持部4と、ローラー本体3の押圧力を加減する圧力調整手段5とを具える。そして、建築物、車両、船舶などの壁仕上げ用の壁紙を、壁下地に接着する際に使用され、ローラー本体3によって、壁紙の継目部分を均一に押圧して整一に仕上げするものである。
前記柄2は、作業者がローラー本体3を転動させる際に、握って操作するものであり、150〜250mm程度の長さに形成される。本形態の柄2は、図1に示すように、筒体8を用いて形成され、しかも円筒状をなし、その外径は、例えば、15〜50mm程度、好ましくは20〜35mmに形成される。そして筒体8は、その前端部が前蓋21によって閉塞され、後端部がねじ蓋22によって開閉可能に閉塞されている。前記前蓋21には、その中央から筒体8内部に向けて支持スリーブ23がのびている。なお本明細書において、柄2に対して、ローラー本体3が配置される側を前とする。
前記筒体8は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などのプラスチック材料、又は各種木材、或いは炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼を含む鉄鋼材料、或いはアルミニウム、真鍮、銅、チタンなどの金属材料を用いて形成される。
前記ローラー本体3は、壁紙の表面を転動して加圧するものであって、前記柄2の前方で柄2の軸方向に直行方向に配される。ローラー本体3は、外径を、15〜60mm程度、好ましくは20〜40mmとし、その中心に図示されない中心孔が形成される。またローラー本体3は、前記と同様のプラスチック材料のほか、クロロプレンゴム( CR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)を含むゴム、スチレン系・オレフィン系・ウレタン系・ポリエステル系その他の熱可塑性エラストマー、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)などの弾性材を用いて形成される。弾性材を用いると、加圧力が分散されるため、より均一に押圧できる点で好ましい。
前記支持部4は、ローラー本体3の前記中心孔に挿通して、ローラー本体3を回動可能に支持する芯棒部4Aと、前記筒体8の支持スリーブ23内に挿通するとともに前後にのびる基軸部4Bと、この基軸部4Bの前端部と前記芯棒部4Aの一端部とを継ぐとともにL字状に折れ曲がる継ぎ軸部4Dとからなり、全体として略鍵状をなす。また前記基軸部4Bの後端部には、筒体8の内周部を摺動するピストン状のガイド部24が取り付けられる。そして支持部4は、前記ガイド部24の摺動とともに、筒体8に対して前後に移動可能に構成される。
前記圧力調整手段5は、本形態では、バネ体6を含んで構成され、しかも本形態のバネ体6は、圧縮コイルバネ9が用いられる。この圧縮コイルバネ9は、前記筒体8の内部に挿入される。そしてその前端部、後端部が、前記ガイド部24、前記ねじ蓋22に各々当接することによりローラー本体3と柄2との間に介装され、ローラー本体3を前方に向けて付勢している。逆にこの付勢によって、柄2を把持した作業者が与えるローラー本体3の押圧力が、圧縮コイルバネ9がバネ力に抗して圧縮されることによって加減されることから、壁紙の押え過ぎが防止できる。なお本明細書において、圧縮コイルバネ9がローラー本体3と柄2との間に介装されるとは、圧縮コイルバネ9は柄2を構成する筒体8の内部に挿入されているが、力の伝播経路としては、筒体8に加えられた作業者の押圧力が、圧縮コイルバネ9を介して支持部4からローラー本体3へと伝わることから、(力の伝播経路の意味で)介装されているとしている。
このような圧力調整手段5の働きによって、熟練不足の作業者が柄に過大な押さえ力を入れて操作したとしても、圧縮コイルバネ9によってその力の一部が吸収緩和されることから、壁紙に対する押さえ過ぎを防止できる。その結果、経験不足の為に押さえ具合が解からず、しかも体力のある若い作業者が過度な力で押えて操作しても、適度な範囲の押圧力にコントロールされるために、継ぎ目などで、部分的な押さえ過ぎによる痕跡を生じることなく、綺麗な仕上がりが得られる。逆に、微妙に力加減をしなくても、綺麗な仕上がりが得られることから、壁紙貼り作業には熟練が要求されなくなり、その結果職人の高齢化、労働力不足といった不可避の社会問題を克服して、同時に高い施工品質を得ることができる。
また本形態のように、バネ体6を用いた圧力調整手段5を採用すると、バネのクッション作用によって作業者の加える力が調整されることから、壁紙に対する過度の押圧が緩和されて壁紙に適正な加圧力が作用し、その結果作業者の熟練度、体力などに影響されることなく常に綺麗な仕上がりが得られる。
更に本形態では、前記の如くバネ体6として用いた圧縮コイルバネ9が支持部4の後端部を前方に付勢して、ローラー本体3の加圧力を調整するように構成されるため、ローラー本体3の押圧力がシンプルな構造によって確実に加減され、従って圧力のコントロール精度が高いとともに、取扱い性に優れる。しかも構造が簡単であることから、誤動作などのトラブルが少なく、メンテナンス性に優れる。
図2は他の実施形態を例示している。以下異なる内容について説明し、それ以外は図中に表れた主要構成に同じ符号を付すだけとする。本形態の内装用ローラー1において、前記筒体8のねじ蓋22は、筒体8の後端部に螺着されるとともに中央に前後方向の螺孔が設けられた蓋本体部25と、この蓋本体部25の螺孔に前後方向に螺進退可能に螺合したねじ軸26と、このねじ軸26の前端部に取り付けられるとともに圧縮コイルバネ9の後端部を受ける後ガイド部27と、ねじ軸26の後端部に設けられるとともに外周面にローレット加工が施された厚円盤状の操作部28とからなる。
しかして前記操作部28を回転することにより、ねじ軸26及びこの前端部で圧縮コイルバネ9の後端部に当接する後ガイド部27が前後に螺進退して、圧縮コイルバネ9のバネ力を増減調整できる。そのため材質など壁紙の種類によって種々異なる必要な押圧力に合せて、操作部28を回動することにより、ローラー本体3が壁紙を押圧する適度な圧力が得られるため、押え過ぎを防止して痕跡のない綺麗な仕上がりが得られる。しかも、吸放湿性を付与するなどの目的で特殊な材料を用いた壁紙などの使用を含めて、適合した押圧力に調整して綺麗に貼り付けできることから、壁紙の選択範囲が広がるため多様化した各種の要望に対応できるため、顧客満足度を高めることができる。
前記本形態では、前記蓋本体部25と、ねじ軸26と、後ガイド部27と、操作部28とにより、バネ体6のバネ力を増減するバネ可変手段7が構成される。本形態のバネ可変手段7は、筒体8の後端部に形成された後ガイド部27からなる受け部10が、圧縮コイルバネ9の後端部を支持するように構成されるため、操作部28の操作によって受け部10を前後方向に移動調整することにより、ローラー本体3の押圧力を確実に増減調整できる。しかも受け部10の移動と前記押圧力とが、圧縮コイルバネ9のバネ定数によって決まる線形特性の関係をもつことから、押圧力の調整を簡単かつ精確におこなうことができる点で好ましい。
図3は更に他の実施形態を例示している。本形態の内装用ローラー1では、前記筒体8の側面に、目盛り29が付された前後方向のスリット30が形成されるとともに、前記ガイド部24から前記スリット30を通って外にのび、前記目盛り29の値を指す指針31が形成される。使用者が柄2を握ってローラー本体3を押える力に比例して圧縮コイルバネ9が圧縮され指針31が動くことから、その押圧力が目盛り29に表記されている。しかして指針31が指す目盛り29の値を確かめながら、最適な圧力に力加減しながら作業できるため、作業者の日々の体調などによって力加減の感覚が変化しても、それを補正して綺麗な仕上げを行なうことができる。前記目盛り29、スリット30、及び指針31を含んで圧力表示手段11が構成される。
図4には内装用ローラーのセットの一実施形態が例示される。内装用ローラーのセットは、作業者が把持する棒状の柄2と、壁紙の表面を転動するローラー本体3と、前記柄2から前方にのびて、ローラー本体3を回動可能に支持する支持部4と、ローラー本体3の押圧力を加減する圧力調整手段5とを具えた前記と同様の内装用ローラーを複数本、本形態では3本の内装用ローラー1A、1B、1Cを、組み合わせて構成している。なお既述の内装用ローラー1と重複する説明は省略する。
内装用ローラーのセットを構成する内装用ローラー1A、1B、1Cは、ローラー本体3の圧力をコントロールする圧力調整手段5に用いられるバネ体6として、バネ定数の異なるものが用いられる。即ち、内装用ローラー1A、1B、1Cのバネ体6は、各々線径の異なる圧縮コイルバネ9が使用されている。そして最も線径の太い圧縮コイルバネ9を用いた内装用ローラー1Aは、ローラー本体3の押圧力が最も大きくコントロールされる。逆に最も線径の細い圧縮コイルバネ9を用いた内装用ローラー1Cは、作業者の加える力が、圧縮コイルバネ9により大幅に吸収されることから、ローラー本体3の押圧力が最も小さくコントロールされ、内装用ローラー1Bはその中間の線径の太い圧縮コイルバネ9を用いて中間の押圧力にコントロールされる。
このように本発明の内装用ローラーのセットを用いると、使用する壁紙に応じた内装用ローラーを選んで施工することにより、条件に適合した押圧力によって壁紙を押圧でき、綺麗な仕上がりが得られる。しかも、複数本の内装用ローラーの使い分けによって押圧力を選択できるため、間違えることなく最適な施工ができる。
尚、叙上の説明は本発明の実施の形態を例示したものである。従って本発明の技術的範囲はこれに何ら限定されるものではなく、前記した実施の形態の他にも、各種の変形例が含まれる。
本発明の内装用ローラーの一実施の形態を例示する斜視図である。 他の実施形態を例示する断面図である。 更に他の実施形態を例示する断面図である。 本発明の内装用ローラーのセットの一実施の形態を例示する断面図である。
符号の説明
1 内装用ローラー
2 柄
3 ローラー本体
4 支持部
5 圧力調整手段
6 バネ体
7 バネ可変手段
8 筒体
9 圧縮コイルバネ
10 受け部
11 圧力表示手段

Claims (7)

  1. 壁下地に壁紙を接着する際、接着の信頼性を高めるため、継ぎ目部分を押圧するために使用する内装用ローラーであって、
    作業者が把持する棒状の柄と、壁紙の表面を転動するローラー本体と、前記柄から前方にのびて、ローラー本体を回動可能に支持する支持部と、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具えることを特徴とする内装用ローラー。
  2. 前記圧力調整手段は、ローラー本体と柄との間に介装されたバネ体を含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の内装用ローラー。
  3. 前記圧力調整手段は、前記バネ体のバネ力を増減するバネ可変手段を有することを特徴とする請求項2記載の内装用ローラー。
  4. 前記柄は、筒体を用いて形成されるとともに、前記バネ体はこの筒体の内部に挿入される圧縮コイルバネによって形成され、
    前記支持部は、後端部が筒体内に挿入されるとともに圧縮コイルバネによって前方へ向けて付勢されることを特徴とする請求項2又は3記載の内装用ローラー。
  5. 前記バネ可変手段は、筒体の後端部に取り付けられて圧縮コイルバネの後端部を支持するとともに、前後方向に移動固定可能な受け部を含んで構成されることを特徴とする請求項4記載の内装用ローラー。
  6. 前記ローラー本体が、壁紙を押圧する力の大きさを表示する圧力表示手段を、更に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の内装用ローラー。
  7. 作業者が把持する棒状の柄と、壁紙の表面を転動するローラー本体と、前記柄から前方にのびて、ローラー本体を回動可能に支持する支持部と、ローラー本体の押圧力を加減する圧力調整手段とを具えた内装用ローラーを、複数本組合わせた内装用ローラーのセットであって、
    各々の内装用ローラーの圧力調整手段は、バネ定数が異なるバネ体が用いられることを特徴とする内装用ローラーのセット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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