JP2008007264A - カール防止部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙のカールを事前に防止することを課題とする。
【解決手段】カット紙1に対応する四角形状でかつ板状に形成されたカール防止部材9であって、給紙方向側に、カット紙1を搬送する給紙ローラがカット紙1と接触できるように形成した切欠部9aと、給紙方向の反対側に設けられ、給紙スタッカ2のリアガイド15に嵌合する係止穴9bとを備え、給紙スタッカ2に積層されたカット紙1上に載置して印刷前のカット紙1のカールを防止するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】カット紙1に対応する四角形状でかつ板状に形成されたカール防止部材9であって、給紙方向側に、カット紙1を搬送する給紙ローラがカット紙1と接触できるように形成した切欠部9aと、給紙方向の反対側に設けられ、給紙スタッカ2のリアガイド15に嵌合する係止穴9bとを備え、給紙スタッカ2に積層されたカット紙1上に載置して印刷前のカット紙1のカールを防止するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、カット紙を積層する給紙スタッカを備えたプリンタに関連する技術に関し、特にカット紙のカールを防止するカール防止部材に関するものである。
一般にカット紙を印刷するプリンタには、印刷するカット紙をセットする給紙スタッカと実際に印刷する印刷部、そして、印刷して排出したカット紙を保持しておく排出スタッカで構成されている。給紙スタッカは、多数枚の印刷を行うためにたくさんのカット紙を積層させる箱状のスタッカとなっているものがある。また、たとえば、A4やB5のように用紙サイズの異なるカット紙を複数処理できるように、複数の給紙スタッカを備えているものもある。
一般にPPC用紙などのコピー用紙や上質紙などは、給紙スタッカ内に放置しておいてもカット紙がカールしてしまうことは少ないが、感熱紙や感圧紙などのカット紙は、温度変化や湿度変化などによりカールしてしまうことがある。ときには、包装用の袋から取り出したときにカールが始まることもある。これは、カット紙の一方の面に感熱剤や感圧剤などの薬品が塗られており、線膨張係数がカット紙の表と裏で異なり、温度変化による伸び、縮みや、薬品の塗られていない面からの湿度変化による水分の吸収、発散が関係している。
図5はカット紙の側面図で、カット紙のカールの状況を示している。
感熱紙や感圧紙等のカット紙1は、紙1aの一方の面に薬品1bが塗られている。そのため、温度変化による伸び、縮みがカット紙1の平面方向、即ち矢印A方向に発生し易く、また他方の面は湿度変化によるカット紙1の厚さ方向、即ち矢印B方向の厚さ変化を受け易くなっている。
感熱紙や感圧紙等のカット紙1は、紙1aの一方の面に薬品1bが塗られている。そのため、温度変化による伸び、縮みがカット紙1の平面方向、即ち矢印A方向に発生し易く、また他方の面は湿度変化によるカット紙1の厚さ方向、即ち矢印B方向の厚さ変化を受け易くなっている。
一方、低温度環境下で高密度で印字後の用紙において印字面から急速にインクが蒸発し、蒸発後の印字面が収縮するために用紙が印字面側にカールすることを防止する技術として、印字後の用紙を積載する排紙トレイの上面にシートガイドを設け、シートガイドの自重によりカールを抑えることが開示されている(特許文献1参照)。
特開平6−191110号公報
従来技術である特許文献1は、印字後のインクの蒸発による用紙のカールを抑えることが目的であり、そのため記録装置の排紙トレイの上面にシートカバーを兼ねたシートガイドを設置するだけで、給紙トレイ(スタッカ)側には何ら対策がとられていないので、印字前の用紙のカールを防止することは不可能である。
プリンタの給紙スタッカでは、セットしたカット紙がカールした場合、カール量(カール高さ)によっては、カット紙を搬送するためのシートガイドや搬送ローラに引っかかり、ジャムになってしまうこともあった。
給紙スタッカに積層した最上位のカット紙は、空気に直接触れているため、まず、最上位のカット紙の端部が上方にカールを始める。続いて、そのすぐ下のカット紙が空気に触れて上方にカールし始め、徐々に積層されたカット紙全体がカールしていく。上位のカット紙ほど下側のカット紙に突き上げられ、最上位のカット紙は大きなカールになってしまうことがあった。
本発明は、一般あるいは専用機として使用されるカット紙を印刷する各種プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙のカールを事前に防止することを課題とする。
給紙スタッカに積層した最上位のカット紙は、空気に直接触れているため、まず、最上位のカット紙の端部が上方にカールを始める。続いて、そのすぐ下のカット紙が空気に触れて上方にカールし始め、徐々に積層されたカット紙全体がカールしていく。上位のカット紙ほど下側のカット紙に突き上げられ、最上位のカット紙は大きなカールになってしまうことがあった。
本発明は、一般あるいは専用機として使用されるカット紙を印刷する各種プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙のカールを事前に防止することを課題とする。
上記した課題を解決するため、本発明は、カット紙に対応する四角形状でかつ板状に形成され、給紙方向側に、カット紙を搬送する給紙ローラがカット紙と接触できるように形成した切欠部を備え、プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙上に載置してカット紙のカールを防止するようにしたものである。
本発明は、カット紙に対応する四角形状でかつ板状に形成され、給紙方向側に、カット紙を搬送する給紙ローラがカット紙と接触できるように形成した切欠部を備えたカール防止部材を、プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙上に載置することにより、印刷前のカット紙のカールを防止することができ、カット紙が搬送途中でジャムしてしまうことがない。
本発明は、カット紙に対応する四角形状でかつ板状に形成され、給紙方向側に、カット紙を搬送する給紙ローラがカット紙と接触できるように形成した切欠部と、カット紙の給紙方向に移動しないように給紙スタッカに係合する係止部とを備え、プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙上に載置してカット紙のカールを防止するようにしたものである。
図1は本発明のカール防止部材を装填したプリンタの例を示す簡略断面図である。
図1のプリンタの場合、その下部にカット紙1を積層して収容する給紙スタッカ2を複数搭載しており、各給紙スタッカ2の給紙方向側には給紙用のピックアップローラ(給紙ローラ)3が備えられている。
図1のプリンタの場合、その下部にカット紙1を積層して収容する給紙スタッカ2を複数搭載しており、各給紙スタッカ2の給紙方向側には給紙用のピックアップローラ(給紙ローラ)3が備えられている。
給紙スタッカ2の下方には、カット紙1を積層する板状部材のステージ4が設けられており、下段の給紙スタッカ2に示したように、ステージ4は積層したカット紙1を給紙ローラ3に付勢するように動作する。
カット紙1は搬送ライン5に沿って各搬送ローラ6により搬送され、印刷部7に送られて印刷される。印刷された後のカット紙1は排出スタッカ8に排出される。
カット紙1は搬送ライン5に沿って各搬送ローラ6により搬送され、印刷部7に送られて印刷される。印刷された後のカット紙1は排出スタッカ8に排出される。
カット紙1の上には、カール防止部材9が載置され、その重量によりカット紙1がカールするのを防止する。カール防止部材9はカット紙1の大きさに対応するサイズを有しており、四角形状でかつ板状に形成されている。四角形状は厳密な四角形まで要求されず、角を取っていても、また切欠部等があっても良い。また、板状も平板に限定されるものではなく、下面が平面であれば良い。
カール防止部材9の材質としては、プラスチック、木、金属等いかなる材質でも良いが、コストや加工のし易さ等を考えるとプラスチックが適当である。
カール防止部材9の重量でカールを防止するからといって、特に重くする必要はなく、例えばA4サイズで連量55kg程度のカット紙1であれば、プリンタのカット紙ピックアップ力にもよるが、50g〜100g程度の重量で十分であり、反りのないものが望ましい。
カール防止部材9の材質としては、プラスチック、木、金属等いかなる材質でも良いが、コストや加工のし易さ等を考えるとプラスチックが適当である。
カール防止部材9の重量でカールを防止するからといって、特に重くする必要はなく、例えばA4サイズで連量55kg程度のカット紙1であれば、プリンタのカット紙ピックアップ力にもよるが、50g〜100g程度の重量で十分であり、反りのないものが望ましい。
図2は本発明の実施例1を示す斜視図で、プリンタ本体から給紙スタッカを引き出し、カール防止部材を装填した状態を示している。
プリンタ本体10の開口部11から、給紙スタッカ2の引出部12に手を入れ、ガイド13に沿って給紙スタッカ2を引き出し、給紙スタッカ2に整列した状態でセットされたカット紙1上にカール防止部材9を載置して装填する。
給紙スタッカ2は給紙方向に対して積層されたカット紙1の側面をガイドするサイドガイド14と、カット紙1の後方を押さえるリアガイド15とを備えている。サイドガイド14は、給紙時の斜行を防止するものであり、リアガイド15は、カット紙がずれて図1の給紙ローラ3が空振りするのを防止している。また、これらのサイドガイド14やリアガイド15はカット紙1のサイズに合わせてスライド可能になっていることが多い。
プリンタ本体10の開口部11から、給紙スタッカ2の引出部12に手を入れ、ガイド13に沿って給紙スタッカ2を引き出し、給紙スタッカ2に整列した状態でセットされたカット紙1上にカール防止部材9を載置して装填する。
給紙スタッカ2は給紙方向に対して積層されたカット紙1の側面をガイドするサイドガイド14と、カット紙1の後方を押さえるリアガイド15とを備えている。サイドガイド14は、給紙時の斜行を防止するものであり、リアガイド15は、カット紙がずれて図1の給紙ローラ3が空振りするのを防止している。また、これらのサイドガイド14やリアガイド15はカット紙1のサイズに合わせてスライド可能になっていることが多い。
実施例1のカール防止部材9は、カット紙1と略同じサイズで、給紙方向に対して側面となる方向即ち短辺はカット紙1と略同じ幅であり、給紙方向即ち長辺はカット紙1よりやや大きめに形成されている。カット紙1の給紙方向側のカール防止部材9は、カット紙1の先端と略同位置の大きさとなっており、カット紙1の後方側のカール防止部材9がカット紙1よりはみ出る大きさになっている。
カール防止部材9の給紙方向側には、図1の給紙ローラ3がカット紙1と接触できるように切欠部9aが形成されている。カール防止部材9の後方側である給紙方向の反対側には、リアガイド15に嵌合する係止部の係止穴9bが形成されている。係止穴9bはリアガイド15に嵌まっているだけなので、給紙方向には規制されるが、上下方向には自由に動くことができる。
印刷をする場合、給紙ローラ3が回転し、最上位のカット紙1を繰り出すが、カール防止部材9はその係止穴9bがリアガイド15に嵌まっているのでカット紙1と一緒に連れ出されて移動することはなく、次の上位のカット紙1上に留まり、そのカット紙1のカールを防止する。このようにして最後の1枚までカット紙1のカールを防ぐことができる。
印刷をする場合、給紙ローラ3が回転し、最上位のカット紙1を繰り出すが、カール防止部材9はその係止穴9bがリアガイド15に嵌まっているのでカット紙1と一緒に連れ出されて移動することはなく、次の上位のカット紙1上に留まり、そのカット紙1のカールを防止する。このようにして最後の1枚までカット紙1のカールを防ぐことができる。
次に動作を説明すると、給紙スタッカ2をプリンタ本体10から引き出し、カット紙1を給紙スタッカ2にセットする。この後、カール防止部材9の係止穴9bをリアガイド15に嵌めるようにしてカール防止部材9を載せ、給紙スタッカ2をプリンタ本体10に押し入れる。
図1に示したように、給紙スタッカ2を押し入れると図示せぬ機構によりステージ4を持ち上げ、カット紙1を給紙ローラ6に付勢する。このステージ4を持ち上げる動作は、印刷処理を行う寸前に動作するプリンタもある。カット紙1は、カール防止部材9が載っていても切欠部9aが有るので、給紙ローラ6と接することができる。
印刷処理を行う場合、給紙ローラ6が回転し、最上位のカット紙1を繰り出す。カット紙1は搬送ライン5に沿って搬送されるが、カール防止部材9は係止穴9bがリアガイド15に引っかかっているので、カット紙1と一緒に繰り出されてしまうことはない。続いてカット紙1は印刷部7にて印刷され、排出スタッカ8に排出される。
図1に示したように、給紙スタッカ2を押し入れると図示せぬ機構によりステージ4を持ち上げ、カット紙1を給紙ローラ6に付勢する。このステージ4を持ち上げる動作は、印刷処理を行う寸前に動作するプリンタもある。カット紙1は、カール防止部材9が載っていても切欠部9aが有るので、給紙ローラ6と接することができる。
印刷処理を行う場合、給紙ローラ6が回転し、最上位のカット紙1を繰り出す。カット紙1は搬送ライン5に沿って搬送されるが、カール防止部材9は係止穴9bがリアガイド15に引っかかっているので、カット紙1と一緒に繰り出されてしまうことはない。続いてカット紙1は印刷部7にて印刷され、排出スタッカ8に排出される。
以上のように実施例1によれば、カット紙に対応する四角形状でかつ板状に形成され、給紙方向側に、カット紙を搬送する給紙ローラがカット紙と接触できるように形成した切欠部を備えたカール防止部材を、プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙上に載置することにより、印刷前のカット紙のカールを防止することができ、カット紙が搬送途中でジャムしてしまうことがない。
また、板状体に切欠部や係止穴を形成するだけなので安価に製造することができ、積層されたカット紙上に載置するだけでプリンタに設備する必要はないという利点もある。
更に、係止穴がリアガイドに嵌合するので、印刷中にカール防止部材が移動することもなく、常に最上位のカット紙をカバーして直接空気に触れるのを防ぐことができ、最後の1枚まで温湿度が変化しても自重によりカット紙のカールを防止することができる。
また、板状体に切欠部や係止穴を形成するだけなので安価に製造することができ、積層されたカット紙上に載置するだけでプリンタに設備する必要はないという利点もある。
更に、係止穴がリアガイドに嵌合するので、印刷中にカール防止部材が移動することもなく、常に最上位のカット紙をカバーして直接空気に触れるのを防ぐことができ、最後の1枚まで温湿度が変化しても自重によりカット紙のカールを防止することができる。
図3は本発明の実施例2を示す斜視図で、プリンタ本体から給紙スタッカを引き出し、カール防止部材を装填した状態を示している。
実施例2では、給紙スタッカ2に入れるカット紙1のサイズが繰り出し方向に対してフルサイズとなっており、リアガイドが給紙スタッカ2の箱構造の壁際に移動しているため実施例1のカール防止部材9では載せられない。
実施例2では、給紙スタッカ2に入れるカット紙1のサイズが繰り出し方向に対してフルサイズとなっており、リアガイドが給紙スタッカ2の箱構造の壁際に移動しているため実施例1のカール防止部材9では載せられない。
そこで、カール防止部材19には係止穴を設けず、カット紙1の後方側にあたる部分、即ち給紙方向と反対方向の両側に幅広部19cを形成している。
幅広部19cはサイドガイド14で規制するカット紙1の幅より広くなっており、サイドガイド14の端部に引っかかるようにして係止する。
なお、給紙方向側には切欠部19aが形成されているが、これは実施例1と同じである。
幅広部19cはサイドガイド14で規制するカット紙1の幅より広くなっており、サイドガイド14の端部に引っかかるようにして係止する。
なお、給紙方向側には切欠部19aが形成されているが、これは実施例1と同じである。
カール防止部材19を積層されたカット紙1の上に載せるときは、幅広部19cがサイドガイド14の給紙方向と反対方向の奥に位置するようにする。
このようにすると、最上部のカット紙1が繰り出されても幅広部19cがサイドガイド14の端部に当接して引っかかるので、カール防止部材19はカット紙1と共に連れ出されることはなく、常に最上位のカット紙1の上に位置してその重量により最後の1枚までカット紙1のカールを防止する。
このようにすると、最上部のカット紙1が繰り出されても幅広部19cがサイドガイド14の端部に当接して引っかかるので、カール防止部材19はカット紙1と共に連れ出されることはなく、常に最上位のカット紙1の上に位置してその重量により最後の1枚までカット紙1のカールを防止する。
以上のように実施例2によれば、実施例1と同等の効果を奏すると共に、カット紙のサイズが給紙方向に対してフルサイズとなっていて、リアガイドが給紙スタッカの壁際に移動している場合や、リアガイドが無い場合でも適用することができる。
図4は本発明の実施例3を示す斜視図で、プリンタ本体から給紙スタッカを引き出し、カール防止部材を装填した状態を示している。
実施例3は、給紙スタッカ2に入れるカット紙1のサイズが最大サイズであったり、給紙スタッカ2そのものの箱が用紙を規制するガイドとなっている場合の例である。
給紙スタッカ2には、サイドガイドやリアガイドは設置されてなく、給紙方向と反対方向の両側面の壁にそれぞれ給紙スタッカ2の底部までの深さを有する溝2aが形成されている。カール防止部材29の給紙方向側には実施例1、2と同様に切欠部29aが形成され、給紙方向と反対方向の両側には、スタッカ2の溝2aに係合する突出部29dが形成されている。
実施例3は、給紙スタッカ2に入れるカット紙1のサイズが最大サイズであったり、給紙スタッカ2そのものの箱が用紙を規制するガイドとなっている場合の例である。
給紙スタッカ2には、サイドガイドやリアガイドは設置されてなく、給紙方向と反対方向の両側面の壁にそれぞれ給紙スタッカ2の底部までの深さを有する溝2aが形成されている。カール防止部材29の給紙方向側には実施例1、2と同様に切欠部29aが形成され、給紙方向と反対方向の両側には、スタッカ2の溝2aに係合する突出部29dが形成されている。
カール防止部材29を積層されたカット紙1の上に載せるときは、突出部29dが給紙スタッカ2の溝2aに嵌合するようにする。
このようにすると、最上部のカット紙1が繰り出されても突出部29dが給紙スタッカ2の溝2aに嵌まっているので、カール防止部材29は上下方向には自由に移動できるが、カット紙1と一緒に連れ出されることはなく、常に最上位のカット紙1の上に留まり、自重によって最後の1枚までカット紙1のカールを防止することができる。
このようにすると、最上部のカット紙1が繰り出されても突出部29dが給紙スタッカ2の溝2aに嵌まっているので、カール防止部材29は上下方向には自由に移動できるが、カット紙1と一緒に連れ出されることはなく、常に最上位のカット紙1の上に留まり、自重によって最後の1枚までカット紙1のカールを防止することができる。
以上のように実施例3によれば、実施例1と同等の効果が得られると共に、給紙スタッカに入れるカット紙のサイズが最大サイズであったり、給紙スタッカそのものの箱がカット紙を規制するガイドとなっている場合であっても適用することができる。
1 カット紙
2 給紙スタッカ
2a 溝
3 給紙ローラ
4 ステージ
9,19,29 カール防止部材
9a,19a,29a 切欠部
9b 係止穴
10 プリンタ本体
14 サイドガイド
15 リアガイド
19c 幅広部
29d 突出部
2 給紙スタッカ
2a 溝
3 給紙ローラ
4 ステージ
9,19,29 カール防止部材
9a,19a,29a 切欠部
9b 係止穴
10 プリンタ本体
14 サイドガイド
15 リアガイド
19c 幅広部
29d 突出部
Claims (5)
- カット紙に対応する四角形状でかつ板状に形成され、給紙方向側に、前記カット紙を搬送する給紙ローラが前記カット紙と接触できるように形成した切欠部を備え、プリンタの給紙スタッカに積層されたカット紙上に載置して前記カット紙のカールを防止することを特徴とするカール防止部材。
- 前記カット紙の給紙方向に移動しないように前記給紙スタッカに係合する係止部を備えたことを特徴とする請求項1記載のカール防止部材。
- 前記係止部が、給紙方向の反対側に設けられ、前記給紙スタッカのリアガイドに嵌合する係止穴で構成されたことを特徴とする請求項2記載のカール防止部材。
- 前記係止部が、給紙方向と反対方向の両側に設けられ、前記給紙スタッカの両サイドガイドと当接する幅広部で構成されたことを特徴とする請求項2記載のカール防止部材。
- 前記係止部が、給紙方向と反対方向の両側に設けられ、前記給紙スタッカの箱の両側に形成した溝に係合する突出部で構成されたことを特徴とする請求項2記載のカール防止部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006178891A JP2008007264A (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | カール防止部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006178891A JP2008007264A (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | カール防止部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008007264A true JP2008007264A (ja) | 2008-01-17 |
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ID=39065799
Family Applications (1)
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JP2006178891A Pending JP2008007264A (ja) | 2006-06-29 | 2006-06-29 | カール防止部材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008007264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075471A2 (en) | 2007-12-25 | 2009-07-01 | Calsonic Kansei Corporation | Electric compressor |
-
2006
- 2006-06-29 JP JP2006178891A patent/JP2008007264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075471A2 (en) | 2007-12-25 | 2009-07-01 | Calsonic Kansei Corporation | Electric compressor |
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