JP2008006159A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で容易に処置部材を任意の向きに向けることができる内視鏡用処置具を提供する。
【解決手段】内視鏡用処置具2は、シース10の軸方向に沿って伸縮する流体アクチュエータ35と、リンク機構34とを備える。リンク機構34は、クリップ12および流体アクチュエータ35が取り付けられた回転部材31と、回転部材に設けられたガイド突起32と、シース10の先端部に設けられ、ガイド突起32が嵌合して移動する螺旋状のガイド溝33とで構成されている。回転スイッチ21の操作に応じて、流体アクチュエータ35に流体が注入、または流体アクチュエータ35から流体が吸引され、流体アクチュエータ35が伸縮動作する。この伸縮動作に伴って、ガイド溝33に沿ってガイド突起32が移動し、クリップ12がシース10の周方向に沿って回転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、経内視鏡的に被検体内に挿入され、被検体内での処置を行う内視鏡用処置具に関する。
電子内視鏡を利用した医療診断では、内視鏡用処置具を用いて生体組織の採取や切除などの様々な処置を行っている。内視鏡用処置具は、電子内視鏡の鉗子チャネルに挿通されるシースと、シースの先端部に設けられた処置部材と、シースの基端部に設けられた手元操作部とを備えている。
処置部材には、生検採取用カップや把持用クリップ、生理食塩水などを注入するための注射針、病変部を切除・回収するための高周波スネアなど、生体組織を掴んだり、生体組織に穿刺したりするものがある。この種の処置部材を有する内視鏡用処置具で処置を行う際には、対象となる生体組織に合わせて処置部材の向きを変える必要がある。
従来、内視鏡用処置具を用いて処置を行う際には、内視鏡、または内視鏡用処置具自体を動かしたり、回転させたり、あるいは内視鏡用処置具を鉗子チャネルに入れ直したりして、処置部材を所望の向きに向けていた。しかしながら、特に大腸や小腸のように複雑に屈曲した管路内を診断する際には、内視鏡の挿入部自体が屈曲しているので、上記のような手技を施しても、処置部材を所望の向きに向けられない場合があった。このため、診断の時間が長くなり、患者に大きな負担を掛けるおそれがあった。
そこで、上記のような面倒な手技を施すことなく、処置部材を所望の向きに向けることが可能な技術が考案されている。例えば、トルク伝達性を有するワイヤでクリップと手元操作部とを連結し、クリップを手元側から回転させる内視鏡用処置具(特許文献1参照)や、基端側の回転が先端側に伝達される回転追従構造を有するシースを用い、シース内に挿通される操作ワイヤとシースとを相対的に回転しない状態で操作部に連結した内視鏡用処置具が提案されている(特許文献2参照)。さらに、内視鏡用処置具が挿脱可能な可撓管を有し、内視鏡用処置具を相対的に回転しない状態で可撓管に連結して、可撓管を手元側から軸周り方向に回転させる内視鏡用処置具の回転機能付加アダプタが提案されている(特許文献3参照)。
また、内視鏡の挿入部先端に取り付けられるキャップの内周面に、内視鏡用処置具の軸周り方向の回転を規制する回転規制部を設けた内視鏡用フードが提案されている(特許文献4参照)。
特開平8−126648号公報 特開平10−192286号公報 特開2004−24550号公報 特開2002−112946号公報
特許文献1〜3に記載の発明では、内視鏡の挿入部が複雑に屈曲した場合は、手元側の回転運動が先端部の処置部材に伝達され難くなり、やはり処置部材を所望の向きに向けられない場合があった。また、特許文献4に記載の発明では、規制された向きには正しく処置部材を向けることができるが、任意の向きに向けることができない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で容易に処置部材を任意の向きに向けることができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、内視鏡の鉗子チャネルに挿通されるシースと、前記シースの先端部に設けられた処置部材とを有する内視鏡用処置具であって、前記シースの軸方向に沿って直動運動する直動アクチュエータと、前記直動運動を前記シースの周方向に沿った回転運動に変換し、この回転運動を前記処置部材に伝達して、前記処置部材を前記周方向に沿って回転させるリンク機構とを備えることを特徴とする。
前記直動アクチュエータを動作させるための操作手段と、前記操作手段の操作に応じて、前記直動アクチュエータの動作を制御する動作制御手段とを備えることが好ましい。
前記リンク機構は、前記処置部材および前記直動アクチュエータが取り付けられた回転部材と、前記シース、または前記回転部材のうちのいずれか一方に設けられたガイド突起と、前記シース、または前記回転部材のうちの他方に設けられ、前記ガイド突起が嵌合して移動する螺旋状のガイド溝とで構成されていることが好ましい。
前記リンク機構は、前記処置部材が±90°の範囲で回転されるように構成されていることが好ましい。
前記直動アクチュエータの非動作時に、前記処置部材を所定の位置に保持する保持部材を備えることが好ましい。
前記直動アクチュエータは、流体圧により駆動される流体アクチュエータからなることが好ましい。または、前記直動アクチュエータは、形状記憶合金からなることが好ましい。
あるいは、前記直動アクチュエータは、高分子アクチュエータからなることが好ましい。若しくは、前記直動アクチュエータは、前記シースの基端部に設けられた手元操作部の操作により、前記シースの軸方向に押し引きされる操作ワイヤであることが好ましい。
前記処置部材は、生検把持用クリップ、生検採取用カップ、注射針、または高周波スネアのうちのいずれかであることが好ましい。
本発明の内視鏡用処置具によれば、シースの軸方向に沿って直動運動する直動アクチュエータと、直動運動をシースの周方向に沿った回転運動に変換し、この回転運動を処置部材に伝達して、処置部材を周方向に沿って回転させるリンク機構とを備えるので、簡単な構成で容易に処置部材を任意の向きに向けることができる。したがって、より迅速な処置を行うことが可能となり、患者への負担を軽減させることができる。
図1において、内視鏡用処置具2は、電子内視鏡の鉗子チャネルに挿通されるシース10と、シース10の基端部に接続された手元操作部11と、シース10の先端部に設けられた処置部材としての生検把持用クリップ(以下、単にクリップという。)12とから構成される。シース10は、例えば、四フッ化エチレンなどの可撓性を有する材料からなる外皮層に、ステンレス細線などを編組してなる筒状網体が接着された構成を有する。シース10には、その軸方向に亘って操作ワイヤ13とチューブ14とが設けられている。
手元操作部11は、操作部本体15と、操作部本体15にスライド自在に支持されたスライダ16とからなる。図2にも示すように、シース10の基端部外周面には、雄ねじが形成された連結部17が設けられており、この連結部17が操作部本体15の先端部内周面に形成された雌ねじ(図示せず)に螺合されている。これにより、シース10と操作部本体15とが着脱自在に連結される。
操作部本体15には、円環状の指掛け部18、およびシース10の軸方向に平行なスリットが形成されたすり割り部19が設けられている。スライダ16は、このすり割り部19に係合しており、すり割り部19に沿って、シース10の軸方向にスライド移動する。手技を施す際には、指掛け部15に親指が掛けられ、同じ手の人指し指と中指がスライダ16に掛けられる。
図2にも示すように、スライダ16には、操作ワイヤ13の基端がねじ20により締結固定されている。このため、操作ワイヤ13は、スライダ16のスライド移動に伴って、シース10内でその軸方向に押し引き動作される。
指掛け部18には、クリップ12をシース10の周方向に沿って回転させる際に押圧操作される回転スイッチ21が設けられている。図2に示すように、回転スイッチ21には、回転スイッチ21に電力を供給するとともに、回転スイッチ21からの操作入力信号を伝達する配線22が接続されている。配線22は、操作部本体15、およびスライダ16内をスライド移動の邪魔にならないように挿通され、ねじ20と対向する位置に配されたコネクタ23に接続されている。
図2に示すように、コネクタ23には、配線22の他に、チューブ24が接続されている。チューブ24は、連結部17を介して、シース10のチューブ14に連結されている。コネクタ23には、加圧・減圧装置40(図3参照)に接続されるコード25が差し込まれる。
クリップ12は、一対の把持部材26a、26bと、リンク板27、および、これらと操作ワイヤ13の先端に設けられた連結リング28を回動自在に固定する嵌着ピン29で構成されるリンク機構30とを有する。リンク機構30は、操作ワイヤ13の押し引き動作による直動運動を回動運動に変換し、把持部材26a、26bを開閉動作させる。すなわち、スライダ16を指掛け部15側に引くと、把持部材26a、26bが閉じられ、逆にスライダ16をシース10側に押すと、把持部材26a、26bが図示するように開かれる。
クリップ12の基端部は、回転部材31の先端部に取り付けられている。回転部材31は、シース10の内径と略同じ直径を有する円柱形状を有し、シース10の先端部に嵌入されている。なお、回転部材31の軸中心には、操作ワイヤ13が挿通される穴(図示せず)が設けられている。
回転部材31の周面には、シース10の軸方向に垂直に、円柱状のガイド突起32が立設されている。ガイド突起32は、シース10の先端部に穿たれたガイド溝33に嵌合している。ガイド溝33は、シース10の周面を半周するように、螺旋状に形成されている。ガイド溝33は、後述する流体アクチュエータ35の伸縮動作に応じたガイド突起32の移動を案内する。
ガイド溝33の上縁から下縁に沿ってガイド突起32が移動することによって、回転部材31、すなわちクリップ12が、±90°の範囲でシース10の周方向に沿って回転する。なお、回転部材31、ガイド突起32、およびガイド溝33は、リンク機構34を構成している。
回転部材31の基端部には、流体アクチュエータ35の先端部が取り付けられている。流体アクチュエータ35は、伸縮自在な弾性部材(例えば、シリコンゴム、ポリウレタンゴム、ラテックスゴムなど)からなる。流体アクチュエータ35は、基端部に接続されたチューブ14から供給される流体(例えば、生理食塩水、水、空気、窒素など)の圧力によって、シース10の軸方向に伸縮する。
流体アクチュエータ35の基端部は、シース10の内周面から突設された係止部材36に当接している。係止部材36には、バネ37の一端が取り付けられている。バネ37には、流体アクチュエータ35が挿通されており、その他端は回転部材31の基端部に取り付けられている。バネ37は、シース10の先端部の方向に回転部材31を付勢する。回転部材31は、このバネ37の付勢により、流体アクチュエータ35の非動作時には、ガイド突起32がガイド溝33の上縁に当接した図示する初期位置に位置が固定される。なお、言う迄もないが、バネ37の付勢力は、流体アクチュエータ35の伸縮力よりも小さくなっている。
図3において、加圧・減圧装置40には、コネクタ23に差し込まれたコード25が接続されている。コード25には、配線22に接続される配線41と、チューブ24に接続されるチューブ42とが設けられており、配線41はコントローラ43に、チューブ42はポンプ44にそれぞれ接続されている。
コントローラ43は、配線41から入力される回転スイッチ21の操作入力信号を受けて、ドライバ45に駆動制御信号を出力する。ドライバ45は、コントローラ43からの駆動制御信号に基づいて、ポンプ44の動作を制御する。ポンプ44は、チューブ42に流体を送出するとともに、チューブ42から流体を吸引する。
ポンプ44は、ガイド突起32がガイド溝33の上縁に当接した初期位置から、ガイド溝33の下縁に当接する位置に移動するまで、流体を吸引して流体アクチュエータ35を収縮させ、ガイド突起32がガイド溝33の下縁に当接した後は、逆に流体を送出して流体アクチュエータ35を伸張させる動作を繰り返す。つまり、クリップ12は、初期位置からシース10の周方向に180°の角度で往復回転する。
次に、上記構成を有する内視鏡用処置具2の操作手順について説明する。まず、電子内視鏡の挿入部を被検体内に挿入し、挿入部の先端部に配されたCCDで得られた被検体内の画像を観察する。そして、この観察中に病変部や異物を発見した場合には、電子内視鏡の鉗子チャネルにシース10を挿通し、挿入部の先端部からシース10の先端部を突出させる。なお、このときには、スライダ16を指掛け部15側に引き、把持部材26a、26bを閉じておく。
次に、回転スイッチ21を操作して、対象となる部位に合わせてクリップ12の向きを変える。回転スイッチ21が操作されると、これに応じた操作入力信号が、配線22、配線41を伝ってコントローラ43に入力される。コントローラ43では、入力された操作入力信号に基づいた駆動制御信号が生成され、この駆動制御信号がドライバ45に出力される。そして、コントローラ43からの駆動制御信号に基づいて、ドライバ45によってポンプ44の動作が制御され、ポンプ44からチューブ42に流体が送出される。あるいは、チューブ42からポンプ44に流体が吸引される。
ポンプ44により流体が送出、あるいは吸引されると、各チューブ14、24、42を介して、流体アクチュエータ35に流体が注入、または流体アクチュエータ35から流体が回収される。これにより、流体アクチュエータ35がシース10の軸方向に伸縮される。
流体アクチュエータ35が伸縮されると、この伸縮運動に伴って、ガイド突起32がガイド溝33に沿って移動される。これにより、回転部材31、および回転部材31の先端部に取り付けられたクリップ12が、シース10の周方向に沿って回転される。例えば、図4に示すように、ガイド突起32がガイド溝33の丁度半分の位置に移動されたときには、クリップ12は初期位置から90°回転された位置にある。
上記のようにしてクリップ12の向きを所望の向きに変えた後、スライダ16を操作して把持部材26a、26bを開閉動作させ、病変部や異物などを把持して取り除く。
以上説明したように、回転スイッチ21の操作に応じて流体アクチュエータ35をシース10の軸方向に伸縮させ、流体アクチュエータ35の伸縮運動をリンク機構34によって回転運動に変換して、クリップ12をシース10の周方向に沿って回転させるようにしたので、面倒な手技を行うことなく、簡単にクリップ12を所望の向きに向けることができる。
回転部材31、ガイド突起32、およびガイド溝33といった簡単な構成を有するリンク機構34を用いているので、製造コストの上昇を最小限に抑えることができる。また、クリップ12が±90°の範囲で回転されるようにリンク機構34を構成しているので、一回の操作で確実にクリップ12の向きを所望の向きに向けることができる。
さらに、流体アクチュエータ35の非動作時に、バネ37の付勢により回転部材31を初期位置に固定するので、常に同じ位置で処置を開始することができ、クリップ12のフリー回転を防ぐことができる。
上記実施形態では、直動アクチュエータとして流体アクチュエータ35を例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、他の直動アクチュエータ、例えば、図5(A)に示す形状記憶合金50や、(B)に示す高分子アクチュエータ51を用いてもよい。形状記憶合金51は、配線52を介して供給される電力により加熱され、シース10の軸方向に伸縮する。また、高分子アクチュエータ51も同様に、配線53を介して供給される電力により、シース10の軸方向に伸縮する。なお、これらの場合、必ずしも配線52、53を設ける必要はなく、例えば、アクチュエータ自体にバッテリと駆動回路を搭載し、回転スイッチ21の操作入力信号を無線で送受信するような構成としてもよい。また、形状記憶合金50を用いた場合は、近傍に熱を冷ますための冷却機構を設けてもよい。
さらに、(C)に示すように、操作ワイヤ13とは別の操作ワイヤ54を回転部材31の基端部に接続し、操作ワイヤ54を手元操作部10で押し引き動作させることで、クリップ12をシース10の周方向に回転させる構成としてもよい。あるいは、この他にも、超音波モータなどの小型モータを用いてもよい。
上記実施形態では、処置部材としてクリップ12を例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図6(A)に示す生検採取用カップ60や、(B)に示す注射針61、または(C)に示す高周波スネア62など、他の処置部材を適用してもよい。
生検採取用カップ60は、縁に鋸状の歯が形成され、内部がくり抜かれた一対のカップ63a、63bと、クリップ12と同様に、操作ワイヤ(図示せず)の押し引き動作をカップ63a、63bの開閉動作に変換するリンク機構64とを有し、カップ63a、63bで生体組織を採取するためのものである。
注射針61は、先端が鋭利な針部65と、針部65が圧入固定され、操作ワイヤ(図示せず)の押し引き動作によりシース10内を進退するチューブ66とを有し、針部65を生体組織に穿刺して、チューブ66から供給される生理食塩水を生体組織に注入し、生体組織を隆起させるためのものである。
高周波スネア62は、操作ワイヤ(図示せず)の押し引き動作により、シース10の先端から突出されてループ状に拡開するスネアワイヤ67を有し、スネアワイヤ67を病変部に掛け回して、スネアワイヤ67に高周波電流を流すことによって病変部を切除するためのものである。
なお、上記実施形態では、回転部材31にガイド突起32を、シース10の先端部にガイド溝33をそれぞれ設けた例を挙げて説明したが、これとは逆に、回転部材31にガイド溝を、シース10の先端部内周面にガイド突起を設けてもよい。また、ガイド突起32の移動を容易ならしめるために、ガイド突起32にローラを設けたり、回転部材31の回転を扶けるために、回転部材31と係止部材36との間に軸受けを設けたりしてもよい。さらに、ガイド溝33にクランクを設け、クリップ12を段階的に回転させるようにしてもよい。
内視鏡用処置具の構成を示す概略図である。 手元操作部付近の構成を示す拡大断面図である。 加圧・減圧装置の構成を示すブロック図である。 クリップが初期位置から90°回転された状態を示す図である。 直動アクチュエータの別の実施形態を示す図であり、(A)は、形状記憶合金、(B)は、高分子アクチュエータ、(C)は、操作ワイヤを用いた例をそれぞれ示す。 処置部材の別の実施形態を示す図であり、(A)は、生検採取用カップ、(B)は、注射針、(C)は、高周波スネアを用いた例をそれぞれ示す。
符号の説明
2 内視鏡用処置具
10 シース
12 生検把持用クリップ(クリップ)
21 回転スイッチ
31 回転部材
32 ガイド突起
33 ガイド溝
34 リンク機構
35 流体アクチュエータ
37 バネ
43 コントローラ
45 ドライバ
50 形状記憶合金
51 高分子アクチュエータ
54 操作ワイヤ
60 生検採取用カップ
61 注射針
62 高周波スネア

Claims (10)

  1. 内視鏡の鉗子チャネルに挿通されるシースと、前記シースの先端部に設けられた処置部材とを有する内視鏡用処置具であって、
    前記シースの軸方向に沿って直動運動する直動アクチュエータと、
    前記直動運動を前記シースの周方向に沿った回転運動に変換し、この回転運動を前記処置部材に伝達して、前記処置部材を前記周方向に沿って回転させるリンク機構とを備えることを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 前記直動アクチュエータを動作させるための操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて、前記直動アクチュエータの動作を制御する動作制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  3. 前記リンク機構は、前記処置部材および前記直動アクチュエータが取り付けられた回転部材と、
    前記シース、または前記回転部材のうちのいずれか一方に設けられたガイド突起と、
    前記シース、または前記回転部材のうちの他方に設けられ、前記ガイド突起が嵌合して移動する螺旋状のガイド溝とで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用処置具。
  4. 前記リンク機構は、前記処置部材が±90°の範囲で回転されるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  5. 前記直動アクチュエータの非動作時に、前記処置部材を所定の位置に保持する保持部材を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  6. 前記直動アクチュエータは、流体圧により駆動される流体アクチュエータからなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  7. 前記直動アクチュエータは、形状記憶合金からなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  8. 前記直動アクチュエータは、高分子アクチュエータからなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  9. 前記直動アクチュエータは、前記シースの基端部に設けられた手元操作部の操作により、前記シースの軸方向に押し引きされる操作ワイヤであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
  10. 前記処置部材は、生検把持用クリップ、生検採取用カップ、注射針、または高周波スネアのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の内視鏡用処置具。
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