JP2008004088A - 情報処理装置および食事自己管理システム - Google Patents

情報処理装置および食事自己管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な入力により、食事管理を行うことができる情報処理装置および食事自己管理システムを提供すること。
【解決手段】食事管理を行う情報処理装置10は、使用者からの入力を受け付ける入力部13と、画像を出力する出力部14と、献立に関する献立情報、使用者の嗜好に関する嗜好情報、および、使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報、を記憶する記憶部12と、出力部14および記憶部12を制御する制御部11と、を備える。制御部11は、出力部14に複数の献立情報を出力し、嗜好情報に基づいて、複数の献立情報のうち使用者により入力された献立情報から使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報を推測し、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較して、当該比較結果に関する比較結果画像情報を出力部14に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、食事管理を行う情報処理装置および食事自己管理システムに関する。
従来より、食事管理を行う情報処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の情報処理装置は、この情報処理装置を使用する使用者が摂取すべき栄養素別エネルギー量と、上述の使用者が摂取しようとする食品の栄養素別エネルギー含有量と、をサーバから受信する。このため、上述の情報処理装置を使用する使用者は、摂取すべき栄養素別エネルギー量と、摂取しようとする食品の栄養素別エネルギー含有量と、をサーバから情報処理装置に受信させることで、栄養素別エネルギー量を正確に把握しながら摂取する食品を選択できる。
特開2002−222263号公報
ところで、上述のように、サーバは、使用者が摂取しようとする食品の栄養素別エネルギー含有量を情報処理装置に送信するため、複数の食品と、これら複数の食品にそれぞれ含まれる栄養素別エネルギー量と、を対応付けて記憶している。ところが、使用者が摂取しようとする食品や、これら食品にそれぞれ含まれる栄養素別エネルギー量をサーバが記憶していない場合には、上述の摂取しようとする食品の栄養素別エネルギー含有量を情報処理装置に送信できない。この場合、上述の情報処理装置を使用する使用者は、摂取しようとする食品の栄養素別エネルギー含有量をサーバから情報処理装置に受信させることができないので、栄養素別エネルギー量を正確に把握しながら摂取する食品を選択できない。
このため、サーバは、多種多様な食品と、これら多種多様な食品のそれぞれに含まれる栄養素別エネルギー量と、を全て記憶している必要がある。ところが、世の中には、現在非常に多くの食品があり、また将来的に新たな食品が登場することも予想される。このため、上述の多種多様な食品と、上述の多種多様な食品のそれぞれに含まれる栄養素別エネルギー量と、を全てサーバに記憶することは困難であった。
一方、上述の多種多様な食品と、上述の多種多様な食品のそれぞれに含まれる栄養素別エネルギー量と、を全てサーバに記憶できた場合には、使用者は、莫大な種類の食品の中から摂取しようとする食品を選択して入力しなくてはならない。このため、使用者にとっては、上述の多種多様な食品の中から摂取しようとする食品を選択して入力する作業がとても煩雑なものとなる。
特に、糖尿病患者といった食事管理を徹底すべき使用者は、食事管理を行うために、食事の度に上述の摂取しようとする食品を選択して入力する作業を行う必要がある。ところが、食事の度に煩雑な入力を行うのは、使用者にとって大きな負担であるため、使用者は、入力を継続できず、食事管理を徹底できない場合があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、簡易な入力により、食事管理を行うことができる情報処理装置および食事自己管理システムを提供することを目的とする。
(1) 食事管理を行う情報処理装置であって、使用者からの入力を受け付ける入力部と、画像を出力する出力部と、献立に関する献立情報、および、前記使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報を記憶する記憶部と、前記出力部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報と判定し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
(1)に記載の情報処理装置によれば、制御部で、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較して比較結果画像情報を出力部に出力した。このため、使用者は、出力部から出力される比較結果画像情報に基づく比較結果画像により、摂取した食事内容および摂取すべき食事内容を認識でき、これら認識した食事内容に基づいて、食事内容の維持や改善といった食事管理を行うことができる。
また、(1)に記載の情報処理装置によれば、出力部に出力した複数の献立情報の中から使用者が実食事内容情報を選択入力するので、出力部に出力する献立情報の種類を減少させることで、選択入力する作業を簡易化できる。
(2) (1)に記載の情報処理装置において、前記記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、前記制御部は、前記嗜好情報に基づいて、前記献立情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
ここで、食事内容に関して、好き嫌いのある人が多い。そして、一般的に、嫌いな食事内容に対して、好きな食事内容は、摂取される頻度が高い。
(2)に記載の情報処理装置によれば、制御部で、使用者の嗜好情報に基づいて、献立情報を出力部に出力した。このため、例えば、嗜好情報に基づいて、使用者が好きな食事内容に対応する献立情報を出力部に出力し、使用者が嫌いな食事内容に対応する献立情報を出力部に出力しないことで、出力部に出力する献立情報の種類を減少させることができ、選択入力する作業をさらに簡易化できる。
(3) (1)または(2)に記載の情報処理装置において、前記記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記嗜好情報に基づいて、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものから前記実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
(3)に記載の情報処理装置によれば、制御部で、使用者の嗜好情報に基づいて、出力部に出力した複数の献立情報のうち使用者により選択入力されたものから実食事内容情報を推測した。このため、出力部に出力した複数の献立情報の中に、使用者が実際に摂取した食事内容に関する情報がなくても、使用者が実際に摂取した食事内容に近い実食事内容情報を推測して、理想食事内容情報と比較できる。よって、出力部に出力する献立情報の種類をさらに減少させることで、選択入力する作業をさらに簡易化できる。
(4) 使用者に対して食事管理に関する食事管理情報を提供する情報処理装置と、医師端末と、サーバと、が互いに通信可能に接続された食事自己管理システムであって、前記情報処理装置は、前記サーバおよび前記医師端末と通信を行う通信部と、前記使用者からの入力を受け付ける入力部と、画像を出力する出力部と、前記出力部を制御する制御部と、を備え、前記医師端末は、前記情報処理装置および前記サーバと通信を行う医師端末通信部と、利用者からの入力を受け付ける医師端末入力部と、前記医師端末通信部を介して前記サーバから受信した情報に基づいて、画像を出力する医師端末出力部と、前記医師端末出力部を制御する医師端末制御部と、を備え、前記サーバは、前記情報処理装置および前記医師端末と通信を行うサーバ通信部と、献立に関する献立情報、および、前記使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報を記憶するサーバ記憶部と、前記サーバ記憶部を制御するサーバ制御部と、を備え、前記サーバ制御部は、前記サーバ通信部を介して前記献立情報を前記情報処理装置に複数送信し、前記情報処理装置に送信した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置から受信し、前記情報処理装置から受信した献立情報を前記使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報と判定し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置および前記医師端末に送信することを特徴とする食事自己管理システム。
(4)に記載の食事自己管理システムによれば、サーバのサーバ制御部で、実食事内容情報の推測や、実食事内容情報および理想食事内容情報の比較を行った。このため、情報処理装置の制御部は、上述の推測および比較を行わないので、高い演算処理能力を必要としない。
また、サーバのサーバ記憶部で、献立情報、嗜好情報、および理想食事内容情報を記憶する。このため、情報処理装置は、これらの情報を記憶しないので、これらの情報を記憶する記憶部を必要としない。
以上のように、情報処理装置は、高い演算処理能力を有する制御部や、献立情報、嗜好情報、および理想食事内容情報を記憶する記憶部を必要としない。したがって、低い演算処理能力を有する制御部を備え、上述の情報を記憶する記憶部を備えない情報処理装置であっても、使用者は、この情報処理装置を利用して、食事管理を行うことができる。すなわち、能力の低い情報処理装置であっても、食事自己管理システムに用いることができる。
また、(4)に記載の食事自己管理システムによれば、情報処理装置およびサーバに互いに通信可能に接続された医師端末に、医師端末入力部および医師端末出力部を設けた。このため、使用者から離れた場所であっても、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較した結果を認識できるとともに、使用者に食事内容の指導を行うことができる。
(5) (4)に記載の食事自己管理システムにおいて、前記サーバ記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、前記サーバ制御部は、前記嗜好情報に基づいて、前記献立情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置に送信することを特徴とする情報処理装置。
(5)に記載の食事自己管理システムによれば、上述した効果と同様の効果がある。
(6) (4)または(5)に記載の食事自己管理システムにおいて、前記サーバ記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、前記サーバ制御部は、前記献立情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置に複数送信し、前記情報処理装置に送信した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置から受信し、前記嗜好情報に基づいて、前記情報処理装置から受信した献立情報から前記実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置および前記医師端末に送信することを特徴とする食事自己管理システム。
(6)に記載の食事自己管理システムによれば、上述した効果と同様の効果がある。
(7) (1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置において、前記入力部を介して、前記使用者の行った運動の量に関する運動量情報を入力可能であることを特徴とする情報処理装置。
(7)に記載の情報処理装置によれば、入力部を介して、運動量情報を入力できる。このため、制御部やサーバ制御部は、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較する際に運動量情報を参照することで、使用者の行った運動を考慮して、理想的な食事内容と、使用者の摂取した食事内容と、を比較できる。すなわち、使用者は、摂取すべき食事内容と、摂取した食事内容と、行った運動の量と、を認識し、これら認識した情報に基づいて、食事内容の維持や改善といった食事管理を行うことができる。
(8) 糖尿病患者向けの食事管理を行う情報処理装置であって、前記糖尿病患者からの入力を受け付ける入力部と、画像を出力する出力部と、献立に関する献立情報、前記糖尿病患者の嗜好に関する嗜好情報、および、前記糖尿病患者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報、を記憶する記憶部と、前記出力部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記嗜好情報に基づいて、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記糖尿病患者により選択入力されたものから前記糖尿病患者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
(8)に記載の情報処理装置によれば、上述した効果と同様の効果がある。
本発明によれば、使用者は、情報処理装置の出力部から出力される比較結果画像情報に基づく比較結果画像により、摂取した食事内容および摂取すべき食事内容を認識でき、これら認識した食事内容に基づいて、食事内容の維持や改善といった食事管理を行うことができる。
また、本発明によれば、情報処理装置の出力部に出力した複数の献立情報の中から使用者が実食事内容情報を選択入力するので、情報処理装置の出力部に出力する献立情報の種類を減少させることで、選択入力する作業を簡易化できる。
また、本発明の具体的態様によれば、情報処理装置の制御部またはサーバのサーバ制御部で、使用者の嗜好情報に基づいて、情報処理装置の出力部に出力した複数の献立情報のうち使用者により選択入力されたものから実食事内容情報を推測した。このため、情報処理装置の出力部に出力した複数の献立情報の中に、使用者が実際に摂取した食事内容に関する情報がなくても、使用者が実際に摂取した食事内容に近い実食事内容情報を推測して、理想食事内容情報と比較できる。よって、情報処理装置の出力部に出力する献立情報の種類をさらに減少させることで、選択入力する作業をさらに簡易化できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態および変形例の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
情報処理装置10は、糖尿病患者である使用者が食事管理を行うために用いるものであり、制御部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、を備える。この情報処理装置10は、例えば、コンピュータであってよい。
制御部11は、入力部13からの入力に基づいて、記憶部12および出力部14を制御する。
入力部13は、使用者の入力を受け付ける。この入力部13は、例えば、キーボードやマウス、あるいはタッチパネル等であってよい。
出力部14は、情報処理装置10の演算処理結果等の画像を出力する。この出力部14は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等であってよい。
記憶部12は、食事管理に必要な種々の情報を記憶する。この記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、あるいはハードディスク等であってよい。
上述の記憶部12が記憶する食事管理に必要な種々の情報として、献立に関する献立情報と、使用者の嗜好に関する嗜好情報と、使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報と、がある。
まず、表1を参照して、上述の献立情報について説明する。
表1に示すように、献立情報は、主食、副食、副食調理方法、飲料、野菜摂取量、間食、食事満足度、および運動量の8つに分類される。
主食に分類される献立情報として、ご飯類に関するご飯類データと、麺類に関する麺類データと、パン類に関するパン類データと、がある。これら各データは、図2のご飯類、麺類、およびパン類に関する各画像データを含む。
副食に分類される献立情報として、牛肉に関する牛肉データと、豚肉に関する豚肉データと、鶏肉に関する鶏肉データと、魚介類に関する魚介類データと、卵に関する卵データと、豆および野菜類に関する豆・野菜類データと、がある。これら各データは、図3の牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、卵、および豆・野菜類に関する各画像データを含む。
副食調理方法に分類される献立情報として、焼く調理方法に関する焼く方法データと、炒める調理方法に関する炒める方法データと、揚げる調理方法に関する揚げる方法データと、煮る調理方法に関する煮る方法データと、蒸す調理方法に関する蒸す方法データと、生のままの調理方法に関する生のままの方法データと、がある。これら各データは、図4の焼く、炒める、揚げる、煮る、蒸す、および生のままに関する各画像データを含む。
飲料に分類される献立情報として、味噌汁に関する味噌汁データと、スープに関するスープデータと、味噌汁およびスープを除く水といった飲み物に関するその他データと、がある。これら各データは、図5の味噌汁、スープ、およびその他に関する各画像データを含む。
野菜摂取量に分類される献立情報として、十分な野菜摂取量に関する野菜量十分データと、普通の野菜摂取量に関する野菜量普通データと、不足した野菜摂取量に関する野菜量不足データと、がある。これら各データは、図6の十分、普通、および不足に関する各画像データを含む。
間食に分類される献立情報として、菓子類に関する菓子類データと、果物に関する果物データと、間食無しに関する間食無しデータと、がある。これら各データは、図7の菓子類、果物、および無しに関する各画像データを含む。
食事満足度に分類される献立情報として、食事の摂取量に満足していることに関する食事満足データと、食事の摂取量が普通であることに関する食事普通データと、食事の摂取量に不満があることに関する食事不満データと、がある。これら各データは、図8の満足、普通、および不満に関する各画像データを含む。
運動量に分類される献立情報として、たっぷり運動を行ったことに関するたっぷりの運動量データと、軽い運動を行ったことに関する軽い運動量データと、運動を行っていないことに関する運動量無しデータと、がある。これら各データは、図9のたっぷり、軽く、および無しに関する各画像データを含む。
ところで、上述の献立情報で表される献立には、それぞれ、表2に示す栄養素が含まれる。
表2に示すように、上述の献立情報で表される献立に含まれる栄養素は、大別すると、炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミンおよびミネラル、およびその他の5種類である。糖尿病患者は、これら5種類の栄養素をバランスよく摂取する必要がある。このため、糖尿病患者は、炭水化物を主に含む第1食品類および第2食品類と、たんぱく質を主に含む第3食品類および第4食品類と、脂肪を主に含む第5食品類と、ビタミンおよびミネラルを主に含む第6食品類と、その他の栄養素を含む調味料と、を所定の量ずつ摂取する必要がある。
次に、表3を参照して、上述の理想食事内容情報について説明する。
表3に示すように、理想食事内容情報とは、使用者が1日に摂取すべき各食品類の分量のことである。ここで、表3中の数値は、80キロカロリーを1単位として求めたものである。
例えば、1日に摂取すべきエネルギー量が1600キロカロリー、すなわち20単位であれば、使用者は、第1食品類を11単位、第2食品類を1単位、第3食品類を4単位、第4食品類を1.5単位、第5食品類を1単位、第6食品類を1単位、そして調味料を0.5単位摂取すればよい。
次に、表4〜12を参照して、上述の嗜好情報について説明する。
嗜好情報は、献立情報と対になるものであり、使用者が1度の食事に摂取する表2の各食品類の分量を、使用者の過去の食事内容の統計から決定されたものである。
まず、献立情報のうち主食に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
例えば、使用者がご飯類としてカレーライスを好む場合について、表4を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取するカレーライスには、ご飯150グラム、豚肩ロース肉80グラム、じゃがいも55グラム、玉ねぎ60グラム、にんじん30グラム、植物油10グラム、カレールウ18グラムが含まれるものとする。
ご飯50グラムには、1単位の第1食品類が含まれる。また、じゃがいも110グラムには、1単位の第1食品類が含まれる。したがって、使用者は、カレーライスにより、第1食品類を3.5単位摂取する。
また、豚肩ロース肉40グラムには、1単位の第3食品類が含まれる。したがって、使用者は、カレーライスにより、第3食品類を2単位摂取する。
また、にんじん300グラムには、1単位の第6食品類が含まれる。また、玉ねぎ300グラムには、1単位の第6食品類が含まれる。したがって、使用者は、カレーライスにより、第6食品類を0.3単位摂取する。
また、植物油10グラムには、1単位の第5食品類が含まれる。したがって、使用者は、カレーライスにより、第5食品類を1単位摂取する。
また、カレールウ15グラムには、1単位の調味料が含まれる。したがって、使用者は、カレーライスにより、調味料を1.2単位摂取する。
以上により、使用者がご飯類としてカレーライスを好む場合には、献立情報としてのご飯類データと対になる嗜好情報は、第1食品類が3.5単位、第3食品類が2単位、第5食品類が1単位、第6食品類が0.3単位、調味料が1.2単位となる。
また、例えば、使用者が麺類としてかけうどんを好む場合について、表5を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取するかけうどんには、うどん240グラム、めんつゆ300ミリリットルが含まれるものとする。
うどん80グラムには、1単位の第1食品類が含まれる。したがって、使用者は、かけうどんにより、第1食品類を3単位摂取する。
また、めんつゆ30ミリリットルには、1単位の調味料が含まれる。したがって、使用者は、かけうどんにより、調味料を0.1単位摂取する。
以上により、使用者が麺類としてかけうどんを好む場合には、献立情報としての麺類データと対になる嗜好情報は、第1食品類が3単位、調味料が0.1単位となる。
また、例えば、使用者がパン類としてフレンチトーストを好む場合について、表6を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取するフレンチトーストには、食パン90グラム、卵25グラム、牛乳12ミリリットル、砂糖10グラムが含まれるものとする。
食パン30グラムには、1単位の第1食品類が含まれる。したがって、使用者は、フレンチトーストにより、第1食品類を3単位摂取する。
また、卵50グラムには、1単位の第3食品類が含まれる。したがって、使用者は、フレンチトーストにより、第3食品類を0.5単位摂取する。
また、牛乳120ミリリットルには、1単位の第4食品類が含まれる。したがって、使用者は、フレンチトーストにより、第4食品類を0.1単位摂取する。
また、砂糖20グラムには、1単位の調味料が含まれる。したがって、使用者は、フレンチトーストにより、調味料を0.5単位摂取する。
以上により、使用者がパン類としてフレンチトーストを好む場合には、献立情報としてのパン類データと対になる嗜好情報は、第1食品類が3単位、第3食品類が0.5単位、第4食品類が0.1単位、調味料が0.5単位となる。
次に、献立情報のうち副食に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
例えば、使用者が牛肉として脂身の多い牛もも肉を好む場合について、表7を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取する牛もも肉には、牛もも肉のうち脂身の部分20グラム、牛もも肉のうち脂身を除く部分120グラムが含まれるものとする。
牛もも肉のうち脂身の部分10グラムには、1単位の第5食品類が含まれる。したがって、使用者は、脂身の多い牛もも肉により、第5食品類を2単位摂取する。
牛もも肉のうち脂身を除いた部分40グラムには、1単位の第3食品類が含まれる。したがって、使用者は、脂身の多い牛もも肉により、第3食品類を3単位摂取する。
以上により、使用者が牛肉として脂身の多い牛もも肉を好む場合には、献立情報としての牛肉データと対になる嗜好情報は、第3食品類が3単位、第5食品類が2単位となる。
上述の牛肉データと同様に、豚肉データ、鶏肉データ、魚介類データ、卵データ、および豆・野菜類データについても、それぞれ、対になる嗜好情報がある。
次に、献立情報のうち副食調理方法に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
表8に示すように、例えば、献立情報としての焼く方法データと対になる嗜好情報は、第5食品類が−0.2単位となる。これは、副食を焼くことにより、副食に含まれる脂が落ちて、摂取する脂肪が減少するからである。
また、例えば、献立情報としての炒める方法データと対になる嗜好情報は、第5食品類が0.2単位となる。これは、副食を炒めることにより、副食に脂が付加されて、摂取する脂肪が増加するからである。
上述の焼く方法データおよび炒める方法データと同様に、揚げる方法データ、煮る方法データ、蒸す方法データ、および生のままの方法データについても、それぞれ、対になる嗜好情報がある。
次に、献立情報のうち飲料に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
例えば、使用者が味噌汁として豆腐入りの味噌汁を好む場合について、表9を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取する豆腐入りの味噌汁には、豆腐20グラム、味噌10グラムが含まれるものとする。
豆腐100グラムには、1単位の第3食品類が含まれる。したがって、使用者は、豆腐入りの味噌汁により、第3食品類を0.2単位摂取する。
また、味噌40グラムには、1単位の調味料が含まれる。したがって、使用者は、豆腐入りの味噌汁により、調味料を0.25単位摂取する。
以上により、使用者が味噌汁として豆腐入りの味噌汁を好む場合には、献立情報としての味噌汁データと対になる嗜好情報は、第3食品類が0.2単位、調味料が0.25単位となる。
上述の味噌汁データと同様に、スープデータ、およびその他データについても、それぞれ、対になる嗜好情報がある。
次に、献立情報のうち野菜摂取量に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
例えば、使用者が十分な量の野菜を摂取する場合について、表10を参照して説明する。ここで、使用者が1度の食事で摂取する十分な量の野菜には、とうもろこし10グラム、トマト150グラム、ブロッコリー150グラム、レタス150グラムが含まれるものとする。
とうもろこし100グラムには、1単位の第1食品類が含まれる。したがって、使用者は、十分な量の野菜により、第1食品類を0.1単位摂取する。
また、トマト300グラムには、1単位の第6食品類が含まれる。また、ブロッコリー300グラムには、1単位の第6食品類が含まれる。また、レタス300グラムには、1単位の第6食品類が含まれる。したがって、使用者は、十分な量の野菜により、第6食品類を1.5単位摂取する。
以上により、使用者が十分な量の野菜を摂取する場合には、献立情報としての野菜量十分データと対になる嗜好情報は、第1食品類が0.1単位、第8食品類が1.5単位となる。
上述の野菜量十分データと同様に、野菜量普通データおよび野菜量不足データについても、それぞれ、対になる嗜好情報がある。
次に、献立情報のうち間食に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
例えば、使用者が果物としてみかんを好む場合について、表11を参照して説明する。ここで、使用者が1度に摂取するみかんは、100グラムであるものとする。
みかん200グラムには、1単位の第2食品類が含まれる。したがって、使用者は、みかんにより、第2食品類を0.5単位摂取する。
以上により、使用者が果物としてみかんを好む場合には、献立情報としての果物データと対になる嗜好情報は、第2食品類が0.5単位となる。
上述の果物データと同様に、菓子類データについても、対になる嗜好情報がある。また、献立情報としての間食無しデータと対になる嗜好情報は、各食品類が0単位である。
次に、献立情報のうち食事満足度に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
表12に示すように、例えば、献立情報としての食事満足データと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ1.1倍するものとなる。
また、例えば、献立情報としての食事普通データと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ1.0倍するものとなる。
また、例えば、献立情報としての食事不満データと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ0.9倍するものとなる。
次に、献立情報のうち運動量に分類されるものと対になる嗜好情報について説明する。
表13に示すように、例えば、献立情報としてのたっぷりの運動量データと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ0.8倍するものとなる。
また、例えば、献立情報としての軽い運動量データと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ0.9倍するものとなる。
また、例えば、献立情報としての運動量無しデータと対になる嗜好情報は、第1食品類から第6食品類および調味料の量をそれぞれ1.0倍するものとなる。
以上の情報処理装置10の動作について、図10に基づいて説明する。
ステップS20では、制御部11が、使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報について、各食品類の分量を0にリセットする。
ここで、実食事内容情報とは、表3の理想食事内容情報と対になるものであり、使用者が1日に摂取した各食品類の分量のことである。
ステップS30では、制御部11が、主食に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図11を用いて後述する。
ステップS40では、制御部11が、副食に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS50では、制御部11が、副食調理方法に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図13を用いて後述する。
ステップS60では、制御部11が、飲料に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図14を用いて後述する。
ステップS70では、制御部11が、野菜摂取量に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図15を用いて後述する。
ステップS80では、制御部11が、間食に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図16を用いて後述する。
ステップS90では、制御部11が、食事満足度に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図17を用いて後述する。
ステップS100では、制御部11が、運動量に関する実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図18を用いて後述する。
ステップS110では、制御部11が、食事内容の判定を実行することを示す画像と、食事内容の判定を実行しないことを示す画像と、をそれぞれ出力部14から出力し、入力部13からの入力に基づいて、いずれが選択入力されたかを判別する。食事内容の判定を実行することを示す画像が選択されたと判別した場合、ステップS120の処理に移り、食事内容の判定を実行しないことを示す画像が選択されたと判定した場合、ステップS30の処理に移る。
ステップS120では、制御部11が、全ての食事内容に関する実食事内容情報を推測する。具体的には、ステップS30で推測した主食に関する実食事内容情報と、ステップS40で推測した副食に関する実食事内容情報と、ステップS50で推測した副食調理方法に関する実食事内容情報と、ステップS60で推測した飲料に関する実食事内容情報と、ステップS70で推測した野菜摂取量に関する実食事内容情報と、ステップS80で推測した間食に関する実食事内容情報と、ステップS90で推測した食事満足度に関する実食事内容情報と、ステップ100で推測した運動量に関する実食事内容情報と、に基づいて、全ての食事内容に関する実食事内容情報を推測する。
ステップS100では、制御部11が、使用者の行った運動の運動量に基づいて、実食事内容情報を推測する。なお、この動作の詳細については、図17を用いて後述する。
ステップS130では、制御部11が、理想食事内容情報を記憶部12から読み出し、この理想食事内容情報と、ステップS100にて推測した全ての食事内容に関する実食事内容情報と、を比較する。
具体的には、例えば、表3に示したように、1日に摂取すべきエネルギー量が1600キロカロリー、すなわち20単位であれば、記憶部12から読み出した理想食事内容情報は、第1食品類が11単位、第2食品類が1単位、第3食品類が4単位、第4食品類が1.5単位、第5食品類が1単位、第6食品類が1単位、調味料が0.5単位である。そして、理想食事内容情報の各食品類の分量と、ステップ100で推測した実食事内容情報の各食品類の分量と、を比較する。
ステップS140では、制御部11が、ステップS130で比較した比較結果に関する比較結果画像情報を出力部14に出力する。
具体的には、例えば、ステップS130で比較した結果、実食事内容情報の第1食品類の分量が、理想食事内容情報の第1食品類の分量より多ければ、表2に示したように、栄養素のうち炭水化物の摂取量が多すぎることになる。このため、この炭水化物を主に含む穀物、いも、炭水化物の多い野菜と種実、または大豆を除く豆等を原材料とする主食の摂取量が多すぎるとの比較結果画像を制御部11が出力部14から出力させる。
また、例えば、ステップS130で比較した結果、実食事内容情報の第3食品類の分量が、理想食事内容情報の第3食品類の分量より多ければ、表2に示したように、栄養素のうちたんばく質の摂取量が多すぎることになる。このため、このたんぱく質を主に含む魚介類、肉類、卵、チーズ、または大豆等を原材料とする副食の摂取量が多すぎるとの比較結果画像を制御部11が出力部14から出力させる。
上述のステップS30では、制御部11が、図11に示す動作を行う。
具体的には、ステップS31では、制御部11が、献立情報のうち主食に分類されるご飯類データ、麺類データ、およびパン類データを記憶部12から読み出す。
ステップS32では、制御部11が、ステップS31で読み出したご飯類データ、麺類データ、およびパン類データに基づいて、図2のご飯類、麺類、およびパン類に関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS33では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、ご飯類データ、麺類データ、およびパン類データのうちいずれが選択入力されたかを判別する。
ステップS34では、制御部11が、ステップS33で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS35では、制御部11が、ステップS34で読み出した嗜好情報に基づいて、主食に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS40では、制御部11が、図12に示す動作を行う。
具体的には、ステップS41では、制御部11が、献立情報のうち副食に分類される牛肉データ、豚肉データ、鶏肉データ、魚介類データ、卵データ、および豆・野菜類データを記憶部12から読み出す。
ステップS42では、制御部11が、ステップS41で読み出した牛肉データ、豚肉データ、鶏肉データ、魚介類データ、卵データ、および豆・野菜類データに基づいて、図3の牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、卵、および豆・野菜類に関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS43では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、牛肉データ、豚肉データ、鶏肉データ、魚介類データ、卵データ、および豆・野菜類データのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS44では、制御部11が、ステップS43で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS45では、制御部11が、ステップS44で読み出した嗜好情報に基づいて、副食に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS50では、制御部11が、図13に示す動作を行う。
具体的には、ステップS51では、制御部11が、献立情報のうち副食調理方法に分類される焼く方法データ、炒める方法データ、揚げる方法データ、煮る方法データ、蒸す方法データ、および生のままの方法データを記憶部12から読み出す。
ステップS52では、制御部11が、ステップS51で読み出した焼く方法データ、炒める方法データ、揚げる方法データ、煮る方法データ、蒸す方法データ、および生のままの方法データに基づいて、図4の焼く、炒める、揚げる、煮る、蒸す、および生のままに関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS53では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、焼く方法データ、炒める方法データ、揚げる方法データ、煮る方法データ、蒸す方法データ、および生のままの方法データのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS54では、制御部11が、ステップS53で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS55では、制御部11が、ステップS54で読み出した嗜好情報に基づいて、副食調理方法に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS60では、制御部11が、図14に示す動作を行う。
具体的には、ステップS61では、制御部11が、献立情報のうち飲料に分類される味噌汁データ、スープデータ、およびその他データを記憶部12から読み出す。
ステップS62では、制御部11が、ステップS61で読み出した味噌汁データ、スープデータ、およびその他データに基づいて、図5の味噌汁、スープ、およびその他に関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS63では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、味噌汁データ、スープデータ、およびその他データのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS64では、制御部11が、ステップS63で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS65では、制御部11が、ステップS64で読み出した嗜好情報に基づいて、飲料に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS70では、制御部11が、図15に示す動作を行う。
具体的には、ステップS71では、制御部11が、献立情報のうち野菜摂取量に分類される野菜量十分データ、野菜量普通データ、および野菜量不足データを記憶部12から読み出す。
ステップS72では、制御部11が、ステップS71で読み出した野菜量十分データ、野菜量普通データ、および野菜量不足データに基づいて、図6の十分、普通、および不足に関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS73では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、野菜量十分データ、野菜量普通データ、および野菜量不足データのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS74では、制御部11が、ステップS73で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS75では、制御部11が、ステップS74で読み出した嗜好情報に基づいて、野菜摂取量に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS80では、制御部11が、図16に示す動作を行う。
具体的には、ステップS81では、制御部11が、献立情報のうち間食に分類される菓子類データ、果物データ、および間食無しデータを記憶部12から読み出す。
ステップS82では、制御部11が、ステップS81で読み出した菓子類データ、果物データ、および間食無しデータに基づいて、図7の菓子類、果物、および無しに関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS83では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、菓子類データ、果物データ、および間食無しデータのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS84では、制御部11が、ステップS83で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS85では、制御部11が、ステップS84で読み出した嗜好情報に基づいて、間食に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS90では、制御部11が、図17に示す動作を行う。
具体的には、ステップS91では、制御部11が、献立情報のうち食事満足度に分類される食事満足データ、食事普通データ、および食事不満データを記憶部12から読み出す。
ステップS92では、制御部11が、ステップS91で読み出した食事満足データ、食事普通データ、および食事不満データに基づいて、図8の満足、普通、および不満に関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS93では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、食事満足データ、食事普通データ、および食事不満データのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS94では、制御部11が、ステップS93で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS95では、制御部11が、ステップS94で読み出した嗜好情報に基づいて、食事満足度に関する実食事内容情報を推測する。
また、上述のステップS100では、制御部11が、図18に示す動作を行う。
具体的には、ステップS101では、制御部11が、献立情報のうち運動量に分類されるたっぷりの運動量データ、軽い運動量データ、および運動量無しデータを記憶部12から読み出す。
ステップS102では、制御部11が、ステップS101で読み出したたっぷりの運動量データ、軽い運動量データ、および運動量無しのデータに基づいて、図9のたっぷり、軽い、および無しに関する画像をそれぞれ出力部14から出力させる。
ステップS103では、制御部11が、入力部13からの入力に基づいて、たっぷりの運動量データ、軽い運動量データ、および運動量無しデータのうちいずれが選択入力されたか判別する。
ステップS104では、制御部11が、ステップS103で判別した献立情報に基づいて、この判別した献立情報と対になる嗜好情報を記憶部12から読み出す。
ステップS105では、制御部11が、ステップS104で読み出した嗜好情報に基づいて、運動量に関する実食事内容情報を推測する。
本実施形態に係る情報処理装置10によれば、以下の効果がある。
制御部11で、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較して比較結果画像情報を出力部14に出力した。このため、使用者は、出力部14から出力される比較結果画像情報に基づく比較結果画像により、摂取した食事内容および摂取すべき食事内容を認識でき、これら認識した食事内容に基づいて、食事内容の維持や改善といった食事管理を行うことができる。
また、出力部14に出力した複数の献立情報の中から使用者が実食事内容情報を選択入力するので、出力部14に出力する献立情報の種類を減少させることで、選択入力する作業を簡易化できる。
また、制御部11で、使用者の嗜好情報に基づいて、出力部14に出力した複数の献立情報のうち使用者により選択入力されたものから実食事内容情報を推測した。このため、出力部14に出力した複数の献立情報の中に、使用者が実際に摂取した食事内容に関する情報がなくても、使用者が実際に摂取した食事内容に近い実食事内容情報を推測して、理想食事内容情報と比較できる。よって、出力部14に出力する献立情報の種類をさらに減少させることで、選択入力する作業をさらに簡易化できる。
また、入力部13を介して、運動量情報を入力できる。このため、制御部11は、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較する際に運動量情報を参照することで、使用者の行った運動を考慮して、理想的な食事内容と、使用者の摂取した食事内容と、を比較できる。すなわち、使用者は、摂取すべき食事内容と、摂取した食事内容と、行った運動の量と、を認識し、これら認識した情報に基づいて、食事内容の維持や改善といった食事管理を行うことができる。
<第2実施形態>
図19は、本発明の第2実施形態に係る食事自己管理システム1の構成を示すブロック図である。
食事自己管理システム1では、情報処理装置10A、サーバ20、および医師端末30が互いに通信回線ネットワーク40により通信可能に接続される。
情報処理装置10Aは、記憶部の代わりに通信部15を備える点が第1実施形態の情報処理装置10と異なる。
通信部15は、通信回線ネットワーク40と接続されて通信を実現する。
サーバ20は、制御部201、記憶部202、および通信部203を備える。
記憶部202は、上述の献立情報、嗜好情報、および理想食事内容情報を記憶する。
制御部201は、記憶部202を制御する。
通信部203は、通信回線ネットワーク40と接続されて通信を実現する。
医師端末30は、制御部301、記憶部302、入力部303、出力部304、および通信部305を備える。
入力部303は、医師や栄養士からの入力を受け付ける。この入力部303は、例えば、キーボードやマウス、あるいはタッチパネル等であってよい。
出力部304は、医師端末30の演算処理結果等の画像を出力する。この出力部304は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等であってよい。
通信部305は、通信回線ネットワーク40と接続されて通信を実現する。
記憶部302は、通信部305を介して入力された情報を記憶する。
制御部301は、入力部303からの入力に基づいて、記憶部302、および出力部304を制御する。
以上の食事自己管理システム1は、以下のように動作する。
サーバ20は、制御部201により、記憶部202に記憶した複数の献立情報を情報処理装置10Aに送信する。
情報処理装置10Aは、制御部11により、サーバ20から送信された複数の献立情報に基づいて、主食や副食といった献立に関する画像をそれぞれ出力部14から出力し、入力部13からの入力に基づいて、出力部14から出力した複数の献立情報のうち選択入力されたもの判別し、判別した献立情報をサーバ20に送信する。
サーバ20は、制御部201により、情報処理装置10Aから送信された献立情報と対になる嗜好情報を記憶部202から読み出し、この読み出した嗜好情報に基づいて、実食事内容情報を推測する。そして、この推測した実食事内容情報と、記憶部202に記憶した理想食事内容情報と、を比較して、比較結果に関する比較結果画像情報を情報処理装置10Aおよび医師端末30に送信する。
情報処理装置10Aは、制御部11により、サーバ20から送信された比較結果画像情報に基づいて、比較結果画像を出力部14から出力する。また、医師端末30は、制御部301により、サーバ20から送信された比較結果画像情報に基づいて、比較結果画像を出力部304から出力する。
以上により、使用者は、情報処理装置10Aの出力部14により比較結果を認識でき、医師は、医師端末30の出力部304により比較結果を認識できる。
本実施形態に係る食事自己管理システム1によれば、以下の効果がある。
サーバ20の制御部201で、実食事内容情報の推測や、実食事内容情報および理想食事内容情報の比較を行った。このため、情報処理装置10Aの制御部11は、上述の推測および比較を行わないので、高い演算処理能力を必要としない。
また、サーバ20の記憶部202で、献立情報、嗜好情報、および理想食事内容情報を記憶した。このため、情報処理装置10Aは、これらの情報を記憶しないので、これらの情報を記憶する記憶部を必要としない。
以上のように、情報処理装置10Aは、高い演算処理能力を有する制御部や、献立情報、嗜好情報、および理想食事内容情報を記憶する記憶部を必要としない。したがって、低い演算処理能力を有する制御部11を備え、上述の情報を記憶する記憶部を備えない情報処理装置10Aであっても、使用者は、この情報処理装置10Aを利用して、食事管理を行うことができる。すなわち、能力の低い情報処理装置10Aであっても、食事自己管理システムに用いることができる。
また、情報処理装置10Aおよびサーバ20に互いに通信可能に接続された医師端末30に、入力部303および出力部304を設けた。このため、使用者から離れた場所であっても、理想食事内容情報および実食事内容情報を比較した結果を認識できるとともに、使用者に食事内容の指導を行うことができる。
<変形例>
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、使用者がご飯類としてカレーライスを好む場合の嗜好情報を表4に示したが、この嗜好情報としての各食品類の分量は、これに限らない。例えば、食事の摂取量が多い使用者であれば、嗜好情報としての各食品類の分量を表4に示した各食品類の分量より多くしてもよい。
また、主食、副食、副食調理方法、飲料、野菜摂取量、間食、食事満足度、運動量の順番に実食事内容情報を推測したが、これに限らず、例えば、逆の順番で実食事内容情報を推測してもよい。
<電子機器>
図20は、情報処理装置10を備えた情報携帯端末1000(PDA:Personal Digital Assistants)である。
この情報携帯端末1000は、入力部103および出力部104を備え、タッチペン109を用いて入力部103から入力を行うことで、使用者の食事管理に利用できる。
図21は、使用者から入力された実食事内容情報、運動量情報を含む入力情報の一覧を示す図である。これらの入力情報が、使用者から入力部13を介して入力されてよい。他の実施例として、生活習慣に関する情報(睡眠、服薬、就業等)もあわせて入力部13を介して入力され、これらの情報を考慮して、制御部11又はサーバ20が、図22から図25に示す結果情報を、出力部14に出力する態様であってもよい。
図22から図25は、比較結果画像情報を含む出力結果の一例を示す図である。図22に示すように、制御部11又はサーバ20が入力された情報に基づいて、自動的に統計処理を行い、グラフ化した画像を出力部14に出力する態様であってよい。これにより、使用者は、食傾向や、食品の摂取状況を把握することができる。このような管理を、一週間や一ヶ月といった所定期間の傾向として把握することができる。さらに、食事時間や運動時間を所定期間管理することで、食事摂取時間や運動の量を管理することが可能となる。
例えば、図22に示すように、摂取したおかずを料理ごとの割合で示した円グラフを表示したり、調理方法の割合を円グラフで示してよい。調理方法については、全ての料理の味を含む調理方法を示してもよいし、所定の料理(例えば、卵料理)の調理方法を示してもよい。
例えば、図23に示すように、主食の種類、乳製品の摂取の有無、食事時間の傾向、主菜の種類、主菜調理方法、食事の満足度を円グラフで示してよい。これは所定期間として、1ヶ月間の摂取状況の結果であってよい。
例えば、ある使用者の運動量が、図25の2つのグラフに示す傾向がみられた場合には、これらの運動量の出力結果に応じて、アドバイス情報が出力されてもよい。すなわち、図25の左のグラフの結果になった場合には、「中断が長いことがある。患者の主観ではあるがむらこそあれ運動しているようだ」と分析され、図25の右のグラフの結果になった場合には、「記録がとぎれて、脱落しそうである。どうも運動量が足りないようだ。脱落防止のためにコンサルテーションが必要」など、アドバイス情報が出力されてもよい。アドバイス情報の選択は、予め、所定のアドバイス情報と、サンプルとなるグラフ出力が関係付けられており、所定のグラフが出力された場合に、そのグラフと類似したサンプルとなるグラフを抽出して、この類似したサンプルとなるグラフに関係付けられたアドバイス情報を出力する態様であってよい。
本発明の好適な実施形態では、「生活支援から医療まで」のシステムのうち基本的にインターネット環境の下で実現可能で取り扱いの簡便な福祉看護に関するもので適用できる。この場合、特別の道具を必要としない受益者に負担のないもので、提供者が製作するソフトウェアのみであるというシステムコンセプトが背後に貫かれている。そのために、基本的にはネットワークにパソコンを接続し、システム起動と稼働による結果の享受を通して日常生活から看護に関する支援が可能である。また、医療専門家からのアドバイスや患者の情報共有については携帯電話からの入力や操作にも十分に対応できる。すなわち、遠隔地から、画像、音声の完全な情報交換が自然な形で行える。
この際、上述したPDA(データ端末)、E−mobileなどで、簡潔入力による食傾向・運動・睡眠・規則性・喫煙・飲酒など生活習慣の把握のために,入力後即座に図示された結果を参照しながら、医療者側も担当患者のデータをもとに時間と場所を問わず、自らと患者の都合に従ってアドバイスを与えることができる。したがって、生活習慣の把握だけでなく、これに基づいた医療福祉従事者の生活指導やリハビリテーション指導が遠隔地から対象者の家庭で家族と協力して行える。また、医師等による直接的な指導が、端末を介して可能なので、これを用いて、前述の生活指導や栄養指導についての効用がある。
本発明の好適な実施形態では、インターネット環境があれば、病院・自宅にかかわらず、世界中どこからでも、同じ条件で使用できる。この場合の生活管理総合システムの稼働環境は通常のインターネットのホームページなので、特別なソフトウェアのインストールが不要である態様で使用できる。従って、上記の通信端末以外にユーザは特別な装置と費用を要しない。さらに、生活管理のために詳細な生活データを用いることなく、概略分類から使用者の生活習慣を捉えようとするところにある。そのため、ユーザは日常生活を基準として、自らの食状況をはじめ運動、睡眠などの主観的生活行動を入力する。入力に用いる選択肢は「絵と文字が一体化」したアイコンで、これを次々とクリックしていくとデータの入力が終了する。使用者は細かく分類された項目から選び出す必要がないので入力時の心理的負担も少なく、1〜2分ですべての入力操作が終了し、データは自動処理され、まとまった「任意の期間」について得られる結果を即時確認することができる。
本発明の好適な実施形態では、健常者、未病者を含めた患者のケアに重点を置いた社会的ニーズに従った広範囲にわたる生活支援のためのシステムである。したがって、日常的に継続性を維持でき、簡便に利用できる本情報処理装置及びシステムは、今後の生活支援における実用性と有用性を多くの機会を捉えて広く検証、応用することが想定される。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態主食に関する画像データを示す図である。 副食に関する画像データを示す図である。 副食調理方法に関する画像データを示す図である。 飲料に関する画像データを示す図である。 野菜摂取量に関する画像データを示す図である。 間食に関する画像データを示す図である。 食事満足度に関する画像データを示す図である。 運動量に関する画像データを示す図である。 前記実施形態に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の主食に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の副食に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の副食調理方法に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の飲料に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の野菜摂取量に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の間食に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の食事満足度に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る情報処理装置の運動量に関する実食事内容情報を推測する際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る食事自己管理システムの構成を示すブロック図である。 前記情報処理装置を用いた電子機器の図である。 使用者から入力される情報の一覧を示す図である。 比較結果画像情報を含む結果の一例を示す図である。 比較結果画像情報を含む結果の一例を示す図である。 比較結果画像情報を含む結果の一例を示す図である。 結果画像情報の一例を示す図である。
符号の説明
1 食事自己管理システム
10、10A 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
15 通信部
20 サーバ
30 医師端末
40 通信回線ネットワーク

Claims (8)

  1. 食事管理を行う情報処理装置であって、
    使用者からの入力を受け付ける入力部と、
    画像を出力する出力部と、
    献立に関する献立情報、および、前記使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報を記憶する記憶部と、
    前記出力部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報と判定し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記嗜好情報に基づいて、前記献立情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
    前記記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記嗜好情報に基づいて、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものから前記実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
  4. 使用者に対して食事管理に関する食事管理情報を提供する情報処理装置と、医師端末と、サーバと、が互いに通信可能に接続された食事自己管理システムであって、
    前記情報処理装置は、前記サーバおよび前記医師端末と通信を行う通信部と、
    前記使用者からの入力を受け付ける入力部と、
    画像を出力する出力部と、
    前記出力部を制御する制御部と、を備え、
    前記医師端末は、前記情報処理装置および前記サーバと通信を行う医師端末通信部と、
    利用者からの入力を受け付ける医師端末入力部と、
    前記医師端末通信部を介して前記サーバから受信した情報に基づいて、画像を出力する医師端末出力部と、
    前記医師端末出力部を制御する医師端末制御部と、を備え、
    前記サーバは、前記情報処理装置および前記医師端末と通信を行うサーバ通信部と、
    献立に関する献立情報、および、前記使用者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報を記憶するサーバ記憶部と、
    前記サーバ記憶部を制御するサーバ制御部と、を備え、
    前記サーバ制御部は、前記サーバ通信部を介して前記献立情報を前記情報処理装置に複数送信し、前記情報処理装置に送信した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置から受信し、前記情報処理装置から受信した献立情報を前記使用者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報と判定し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置および前記医師端末に送信することを特徴とする食事自己管理システム。
  5. 請求項4に記載の食事自己管理システムにおいて、
    前記サーバ記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、
    前記サーバ制御部は、前記嗜好情報に基づいて、前記献立情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置に送信することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の食事自己管理システムにおいて、
    前記サーバ記憶部は、前記使用者の嗜好に関する嗜好情報をさらに記憶し、
    前記サーバ制御部は、前記献立情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置に複数送信し、前記情報処理装置に送信した複数の献立情報のうち前記使用者により選択入力されたものを前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置から受信し、前記嗜好情報に基づいて、前記情報処理装置から受信した献立情報から前記実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記サーバ通信部を介して前記情報処理装置および前記医師端末に送信することを特徴とする食事自己管理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記入力部を介して、前記使用者の行った運動の量に関する運動量情報を入力可能であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 糖尿病患者向けの食事管理を行う情報処理装置であって、
    前記糖尿病患者からの入力を受け付ける入力部と、
    画像を出力する出力部と、
    献立に関する献立情報、前記糖尿病患者の嗜好に関する嗜好情報、および、前記糖尿病患者の摂取すべき食事内容に関する理想食事内容情報、を記憶する記憶部と、
    前記出力部および前記記憶部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記献立情報を前記出力部に複数出力し、前記嗜好情報に基づいて、前記出力部に出力した複数の献立情報のうち前記糖尿病患者により選択入力されたものから前記糖尿病患者の摂取した食事内容に関する実食事内容情報を推測し、前記理想食事内容情報および前記実食事内容情報を比較し、当該比較した結果に関する比較結果画像情報を前記出力部に出力することを特徴とする情報処理装置。
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