JP2008002366A - 多気筒圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】近年は運転周波数の可変範囲が大きくなっているため、更なる騒音の軽減が求められている。更なる低騒音の多気筒圧縮機を得ること。
【解決手段】第1のマフラー室と第2のマフラー室へそれぞれ吐出する圧縮室の位相が異なる複数のシリンダによって構成される圧縮部を備えた多気筒圧縮機において、吐出されたガスは第1のマフラー室から一度中間仕切板を通して再び第2のマフラーに戻す。前記ガス通路内の中間仕切板内に通路面積を拡大した消音室を設けることにより更なる低騒音の多気筒圧縮機を提供できる。
【選択図】図2
【解決手段】第1のマフラー室と第2のマフラー室へそれぞれ吐出する圧縮室の位相が異なる複数のシリンダによって構成される圧縮部を備えた多気筒圧縮機において、吐出されたガスは第1のマフラー室から一度中間仕切板を通して再び第2のマフラーに戻す。前記ガス通路内の中間仕切板内に通路面積を拡大した消音室を設けることにより更なる低騒音の多気筒圧縮機を提供できる。
【選択図】図2
Description
本発明は冷凍サイクル応用機器等に用いられる多気筒圧縮機に関するものであり、特に騒音の軽減を図った圧縮機に関するものである。
従来、この種の圧縮機は上部マフラー室2と下部マフラー室3へガスがそれぞれ吐出する圧縮室の位相が180度異なる複数のシリンダ5・7によって構成される圧縮機構部を備えた多気筒圧縮機において、前記上部マフラー室2と下部マフラー室3は、ガス通路15で連通された構造になっている。
特開平7−247974号公報
しかしながら前記従来技術では、複数の圧縮室より吐出されたガスはそれぞれ上部マフラー室2と下部マフラー室3内へ吐出され、マフラー室内を通り圧縮機密閉容器内1に放出される。このマフラー室内において脈動による騒音の軽減が図られている。
近年は運転周波数の可変範囲が大きくなっていることや住宅事情等により、更なる騒音の軽減が求められている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、更なる騒音の軽減を図る多気筒圧縮機の提供を目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の圧縮機は、上部マフラー室2と下部マフラー室3へそれぞれ吐出する圧縮室の位相が180度異なる複数のシリンダ5・7によって構成される圧縮部を備えた多気筒圧縮機において、吐出されたガスは第1のマフラー室2から一度中間仕切板6を通して第2のマフラー室21に戻す。前記ガス通路内の中間仕切板6内に通路面積を拡大した消音室12を設ける。
これによって、脈動するガスの騒音を更に軽減できる。
以上のように本発明の圧縮機は、脈動による騒音を軽減でき低騒音の圧縮機を提供することができる。
第1の発明は密閉容器1内に電動機部と圧縮機部を収納し前記圧縮機部は複数の円筒状シリンダ5・7とその複数のシリンダ5・7を仕切っている中間仕切板6と前記複数の円筒状シリンダ5・7の両端面に圧縮室を構成する主軸受4と副軸受8と前記圧縮室内で公転運動するローラー10と前記ローラー10に公転運動を与える前記電動機と結合しているシャフト9と前記圧縮機部から吐出されたガスの脈動による騒音を軽減する第1のマフラー室2と下部マフラー室3と前記複数のシリンダ5・7の円筒状内周面とをさらに複数の密閉空間に仕切るベーン11とを構成要素に持つ密閉の多気筒圧縮機において、吐出されたガスは前記第1のマフラー室2から一度中間仕切板6を通して第2のマフラー室21に戻す。前記ガス通路内の中間仕切板6内に通路面積を拡大した消音室12を設けることにより、更なる脈動による騒音の低減を図ることができる。
(実施の形態1)
図1および図2、図3は、本発明第1の実施の形態における圧縮機の圧縮機構部を示すものである。
図1および図2、図3は、本発明第1の実施の形態における圧縮機の圧縮機構部を示すものである。
図1において、図2および図3と同じ機構要素に関しては同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、圧縮機構部は第1のマフラー室2、第2のマフラー室21、主軸受4、上シリンダ5、中間仕切板6、下シリンダ7、副軸受8、下部マフラー室3によって構成されている。9は圧縮機構部に動力を伝達するシャフト、10は回転圧縮を行うローリングピストン、11はシリンダ空間を低圧室と高圧室に仕切るベーンである。12は、中間仕切板6に設けられた消音室で第1のマフラー室2と第2のマフラー室21を連通するガス通路15とつながっている。
なお、これら圧縮機構部は密閉容器1によって密閉されている。
これにより、圧縮室より吐出されたガスは第1のマフラー室2を通りガス通路15を通って中間仕切板6内の消音室12を抜けて再び第2のマフラー室21に至ることにより更なる脈動による騒音を軽減することができる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、低騒音の運転が可能となるので、冷凍空調機のみでなく、除湿機等室内で使用する用途にも適用できる。
1 密閉容器
2 第1のマフラー室
21 第2のマフラー室
3 下部マフラー室
4 主軸受
5 上シリンダ
6 中間仕切板
7 下シリンダ
8 副軸受
9 シャフト
10 ローラー
11 ベーン
12 消音室
13 ステータ
14 ローター
15 ガス通路
2 第1のマフラー室
21 第2のマフラー室
3 下部マフラー室
4 主軸受
5 上シリンダ
6 中間仕切板
7 下シリンダ
8 副軸受
9 シャフト
10 ローラー
11 ベーン
12 消音室
13 ステータ
14 ローター
15 ガス通路
Claims (1)
- 密閉容器内に電動機部と圧縮機部を収納し、前記圧縮機部は複数の円筒状シリンダとその複数のシリンダを仕切っている中間仕切板と前記複数の円筒状シリンダの両端面に圧縮室を構成する主軸受と副軸受と、前記圧縮機部から吐出されたガスの脈動による騒音を軽減する第1および第2のマフラー室を有する多気筒圧縮機であって、吐出されたガスを前記第1のマフラー室から一度中間仕切板を通して第2のマフラー室に戻すガス通路を構成し、前記ガス通路の中間仕切板内に通路面積を拡大した消音室を設けた多気筒圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006173340A JP2008002366A (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | 多気筒圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006173340A JP2008002366A (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | 多気筒圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008002366A true JP2008002366A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39006953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006173340A Pending JP2008002366A (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | 多気筒圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008002366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107614881A (zh) * | 2015-10-27 | 2018-01-19 | 三菱重工制冷空调系统株式会社 | 旋转式压缩机 |
-
2006
- 2006-06-23 JP JP2006173340A patent/JP2008002366A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107614881A (zh) * | 2015-10-27 | 2018-01-19 | 三菱重工制冷空调系统株式会社 | 旋转式压缩机 |
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