JP2008001341A - 自動車車体の組立方法および車体矯正治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロントエンドモジュール構造を採用した車体に電着塗装を施すにあたり、フロントサイドメンバー8同士を矯正治具10で結合して両者間のスパンを拘束した状態の車体をオーブンを含む電着塗装工程を通過させる。矯正治具10によるフロントサイドメンバー8同士の車体前後方向での結合位置16を、矯正治具10を使用しないでオーブンを通過させた場合の熱変形に伴うフロントサイドメンバー8同士のスパン変位量xが、オーブンを通過させた場合の矯正治具10自体の熱変形量xj/2と等しくなる位置に設定してある。
【選択図】図5
Description
2…エンジンコンパートメント
4…フロントエンドモジュール
5…ラジエータコアサポート(車幅方向強度部材)
7…ランプユニット(機能部品)
8…フロントサイドメンバー
8a…先端面
10…矯正治具
11…ストラットハウジング(車体構造部材)
12…治具本体
16…結合位置
20…矯正治具
21…治具本体
23…エクステンション
30…矯正治具
31…治具本体
33…圧電素子(変位発生機構)
34…モータ(アクチュエータ,変位発生機構)
35…スクリューシャフト
36…ボールねじ(アクチュエータ,変位発生機構)
40…矯正治具
41…治具本体(連結部材)
42…クランパー(クランプ手段)
43,44…ブラケット素片
45…ヒンジピン
50…ロケート穴(位置決め穴)
51…ロケートピン(位置決め部材)
52〜56…拘束ピン(当接部材)
57…クランプブラケット
60…矯正治具
62,63…ブラケット素片
64,65…基準ピン(当接部材)
70…矯正治具
71…治具本体(連結部材)
72…ブラケット
80…矯正治具
81…治具本体(連結部材)
82…ブラケット
86…突起部
88…ワッシャー
92…ブラケット
Claims (19)
- 車幅方向強度部材である少なくともラジエータコアサポートを母体として車体前部の複数の機能部品をフロントエンドモジュールとして予めモジュール化しておき、このフロントエンドモジュールを塗装後の車体前面より装着するようにしたフロントエンドモジュール構造の自動車の車体に塗装を施すにあたり、
車体前部に車幅方向強度部材を有していない車体の左右のフロントサイドメンバー同士を矯正治具で連結してそのフロントサイドメンバー同士のなすスパンを拘束した状態でオーブンを含む塗装工程に車体を通過させるとともに、
上記矯正治具によるフロントサイドメンバー同士の車体前後方向での連結位置として、矯正治具を使用しない状態の車体をオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の熱変形に伴う左右のフロントサイドメンバー同士のスパン変位量がオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の矯正治具自体の熱変形量と等しくなる位置に設定してあることを特徴とする自動車車体の組立方法。 - 少なくとも上記フロントサイドメンバーに隣接してフロントサイドメンバーとともに車体前部を形成している一部の車体構造部材がフロントサイドメンバーとは異なる材質のものであることを特徴とする請求項1に記載の自動車車体の組立方法。
- 少なくとも上記フロントサイドメンバーとそれに隣接してフロントサイドメンバーとともに車体前部を形成している一部の車体構造部材との間に接着剤が介装されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車車体の組立方法。
- 上記矯正治具によるフロントサイドメンバー同士の車体前後方向での連結位置として、矯正治具を使用しない状態の車体をオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の熱変形に伴う左右のフロントサイドメンバー同士のスパン変位量がオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の矯正治具自体の熱変形量と等しくなる位置に設定するのに代えて、
上記矯正治具によるフロントサイドメンバー同士の車体前後方向での連結位置を任意の位置とするとともに、矯正治具を使用しない状態の車体をオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の上記任意の位置での熱変形に伴う左右のフロントサイドメンバー同士のスパン変位量がオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の矯正治具自体の熱変形量と等しくなるように矯正治具の線膨張係数を予め調整してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車車体の組立方法。 - 上記矯正治具によるフロントサイドメンバー同士の車体前後方向での連結位置をフロントサイドメンバーの先端部とすることを特徴とする請求項4に記載の自動車車体の組立方法。
- 車体が塗装工程を経た後であって且つ塗装後の車体に対しフロントエンドモジュールを組み付ける前に矯正治具を取り外すことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動車車体の組立方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の自動車車体の組立方法に用いる矯正治具であって、
フロントサイドメンバーに対して矯正治具が点接触または線接触をもって当接するように設定してあることを特徴とする車体矯正治具。 - 請求項4または5に記載の自動車車体の組立方法に用いる矯正治具であって、
線膨張係数の異なる複数の部材を長手方向で接続して複合構造としてあることを特徴とする車体矯正治具。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の自動車車体の組立方法に用いる矯正治具であって、
左右のフロントサイドメンバー同士を矯正治具で連結してそのフロントサイドメンバー同士のスパンを拘束した状態の車体をオーブンを含む塗装工程を通過させた場合の熱変形に伴う左右のサイドメンバー同士のスパン変位量のばらつきを打ち消す機能を治具自体が有していることを特徴とする車体矯正治具。 - 熱変形に伴い矯正治具の長手方向で発生する応力を打ち消すべくそれと逆方向の変位を発生する変位発生機構を内蔵していることを特徴とする請求項9に記載の車体矯正治具。
- 上記変位発生機構は、熱変形に伴い矯正治具の長手方向で発生する応力に応じた起電力を発生する圧電素子と、その圧電素子が発生する起電力をエネルギーとして矯正治具の長手方向の変位を発生するアクチュエータとを備えていることを特徴とする請求項10に記載の車体矯正治具。
- 上記アクチュエータは、圧電素子が発生する起電力をエネルギーとする電動モータと、その電動モータの回転出力に応じて螺進作用をなすボールねじから構成されていることを特徴とする請求項11に記載の車体矯正治具。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の自動車車体の組立方法に用いる矯正治具であって、
左右のフロントサイドメンバーを抱持するように個別にクランプする一対のクランプ手段と、これら一対のクランプ手段同士を連結する連結部材とをもって構成されていて、
上記クランプ手段は、フロントサイドメンバーの周囲を囲繞する枠状のクランプブラケットに、そのクランプブラケットよりも線膨張係数が大きく且つクランプ時にフロントサイドメンバーの外周面に当接することになる当接部材を装着してあることを特徴とする車体矯正治具。 - 上記当接部材はピン状のものであって、クランプブラケットに対する当接部材の軸心方向での位置が調整可能となっていることを特徴とする請求項13に記載の車体矯正治具。
- 上記クランプ手段におけるクランプブラケットは、少なくともフロントサイドメンバーよりも線膨張係数の小さな材質のものであることを特徴とする請求項13または14に記載の車体矯正治具。
- 上記クランプ手段におけるクランプブラケットには、フロントサイドメンバー側の位置決め穴に係合する位置決めピンを設けてあることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の車体矯正治具。
- 上記フロントサイドメンバーに対する当接部材の接触面が球面または円筒面となっていることを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の車体矯正治具。
- 上記当接部材は、クランプ時にフロントサイドメンバーの稜線部近傍に当接するように設定してあることを特徴とする請求項13〜17のいずれかに記載の車体矯正治具。
- 上記クランプ手段におけるクランプブラケットは、少なくとも二つのブラケット素片同士をヒンジピンをもって連結することにより開閉可能な構造としてあることを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載の車体矯正治具。
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